JPH078024U - 自動車用乾燥機 - Google Patents

自動車用乾燥機

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Publication number
JPH078024U
JPH078024U JP3796093U JP3796093U JPH078024U JP H078024 U JPH078024 U JP H078024U JP 3796093 U JP3796093 U JP 3796093U JP 3796093 U JP3796093 U JP 3796093U JP H078024 U JPH078024 U JP H078024U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box body
automobile
dryer
hot air
box
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3796093U
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English (en)
Inventor
豊和 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kasai Kogyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasai Kogyo Co Ltd filed Critical Kasai Kogyo Co Ltd
Priority to JP3796093U priority Critical patent/JPH078024U/ja
Publication of JPH078024U publication Critical patent/JPH078024U/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動車室内で濡れた衣服類等を乾燥させる
際、窓ガラスの曇りを防止して、走行視界を十分確保す
るとともに、短時間で衣服類等の乾燥が行なえ、かつ後
席乗員の乗降時支障を来たすことがない等使い勝手の優
れた自動車用乾燥機を提供することを目的とする。 【構成】 トランクルーム10あるいは車室内のリヤシ
ート40下部に設置されるボックス本体21と、このボ
ックス本体21に開閉可能に取付けられる開閉蓋22
と、ボックス本体21内部に熱風を供給する熱風吹き出
し口24と、ボックス本体21内部の湿気を外部に除去
する除湿機25とからなる自動車用乾燥機。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、濡れた衣服等を自動車室内、あるいはトランクルーム内で簡単か つ迅速に乾燥させることができる自動車用乾燥機に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、濡れた衣服類等を自動車室内で乾燥させるためには、図3に示すよう に、ルーフサイド1に設置されたアシストグリップ2にハンガー3を介して衣服 類4を吊り下げて、衣服類4を乾燥させているのが実状である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このように自動車室内に濡れた衣服類4をハンガー4を介して吊り下 げて、乾燥させた場合、自動車室内に水蒸気が充満し、リヤウインドー等の窓が 曇りやすく、視界が妨げられ、走行視界を有効に確保することが難しいという欠 点が指摘されている。
【0004】 更に、濡れた衣服類4を完全に乾燥させるのに時間がかかり、また、多くのス ペースをとるため、車室内が手狭になるとともに、後席乗員が乗降する際、邪魔 になったり、また後席のシートに水滴が付く等の問題点もあった。
【0005】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたもので、走行視界が十分確保さ れるとともに、濡れた衣服類の乾燥にかかる時間が短く、しかも乗降に支障がな く、かつ車室内のスペースを有効に確保できる自動車用乾燥機を提供することを 目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、トランクルームあるいは車室内に設置 される自動車用乾燥機であって、この自動車用乾燥機は、衣類等を収容するボッ クス本体と、ボックス本体に開閉自在に取付けられ、ボックス本体内部を密閉す る開閉蓋と、ヒータ装置からエアダクトを介してボックス本体に熱風を供給する 熱風吹き出し口と、操作用スイッチの操作により熱風の供給ならびに供給を停止 する開閉バルブと、ボックス本体内部の湿気を除去する除湿機とからなることを 特徴とする。
【0007】 さらに、乾燥機のボックス本体をリヤシートのシートクッション下部に設置す るとともに、跳ね上げ式のシートクッションによりボックス本体内部を密閉する ようにしたことを特徴とする。
【0008】
【作用】
以上の構成から明らかなように、開閉蓋を開放して、ボックス本体内部に濡れ た衣服類等を収納した後、開閉蓋を閉鎖して、操作用スイッチを操作することに より、ヒータ装置からダクトを介して熱風吹き出し口を通じてボックス本体内部 に熱風を吹き込み、さらに除湿機により湿気を迅速に除去することにより、衣服 類等を迅速に乾燥させることができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案による自動車用乾燥機の実施例について、添付図面を参照しなが ら詳細に説明する。
【0010】 図1はトランクルーム内に本考案による自動車用乾燥機を設置した第1実施例 を示す説明図、図2は自動車室内に自動車用乾燥機を設置した実施例を示す説明 図である。
【0011】 まず、図1において、トランクルーム10内にはスペアタイヤ11を収容する スペアタイヤ収容ボックス12が設置されており、その上部に、自動車用乾燥機 20が設置されている。
【0012】 この乾燥機20は、ポリプロピレン樹脂等を成形してなるボックス本体21と 、このボックス本体21内部を密閉するように開閉蓋22がヒンジ部23を介し て回動自在に取付けられている。
【0013】 尚、ポリプロピレン樹脂を材質とした場合、ヒンジ部23に薄肉ヒンジを使用 すれば、開閉蓋22をボックス本体21と一体化構造とすることができる。
【0014】 さらに、このボックス本体21内に熱風を供給するための熱風吹き出し口24 が複数箇所に設置されているとともに、ボックス本体21の内部の湿気を外部に 除去する除湿機25がボックス本体21の下面に設置されている。
【0015】 さらに詳しくは、熱風吹き出し口24は、図1中拡大して示すような複数のル ーバ24aを設けたグリル形状に設定されており、この熱風吹き出し口24は、 エアダクト30に接続しており、このエアダクト30には開閉バルブ31と操作 スイッチ32が設置されており、操作用スイッチ32の操作により開閉バルブ3 1が切替わり、エアダクト30を通じて熱風吹き出し口24に熱風を供給するか 、その供給を停止するかの選択が行なわれる。
【0016】 なお、符号33はリヤシート側に熱風を吹き付けるリヤシート側吹き出し口を 示す。
【0017】 本考案による自動車用乾燥機20は、以上のように構成されているため、濡れ た衣服類等をボックス本体21内部に収納した後、開閉蓋22を閉鎖し、操作用 スイッチ32を操作して、図示しないヒータ装置からの熱風をエアダクト30を 介して、熱風吹き出し口24からボックス本体21内部に吹き付ければ、濡れた 衣服類等を簡単かつ短時間に乾燥させることができる。
【0018】 さらに、従来の方法に比べ、車室内で衣服類の乾燥を行なうのではないため、 湿気で窓ガラス等が曇ることがなく、走行視界が十分確保され、しかも、乗降に 支障を来たすことがなく、また、リヤシート側に水滴が付かないなど、使い勝手 に優れている。
【0019】 次いで、図2は本考案による自動車用乾燥機20の第2実施例を示すもので、 本実施例では、自動車用乾燥機20をリヤシート40のシートクッション41下 部に設置したことが特徴である。
【0020】 この実施例では、シートクッション41が後方に跳ね上げ可能な構成になって いることが条件であり、このシートクッション41をボックス本体21を密閉す る蓋体として使用することが特徴である。
【0021】 したがって、本実施例にあっても、濡れた衣服類等を乾燥させるには、リヤシ ート40のシートクッション41を後方に跳ね上げ、ボックス本体21内部に収 納した後、シートクッション41を元位置に戻し、ボックス本体21内部を密閉 した状態で、操作用スイッチ32を操作して、ボックス本体21内部に熱風吹き 出し口24を通じて熱風を供給することにより、簡単かつ迅速に濡れた衣服類等 を乾燥させることができる。
【0022】 そして、このようにリヤシート40のシートクッション41下部に設置した実 施例においては、第1実施例と同様の作用効果を備えると同時に、リヤシート4 0のヒータ装置としても使用できるとともに、トランクルーム10内が狭くなら ず、トランクルーム10の有効利用が図れるとともに、運転席から手が届く等さ らに使い勝手が向上するという付随的な作用効果を有する。
【0023】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案による自動車用乾燥機は、以下に記載する格別の作 用効果を有する。
【0024】 (1)本考案による自動車用乾燥機は、ボックス本体とボックス本体を密閉する 開閉蓋をトランクルーム内あるいは車室内のリヤシート下部に設置するというも のであるから、車室内全体を暖めて、衣服類等を乾燥させる従来例に比べ、窓ガ ラス等が曇ることがなく、衣服類等の乾燥に際し、走行視界を十分確保すること ができるという効果を有する。
【0025】 (2)ボックス本体内部に衣服類を収納した後、ボックス本体を密閉し、熱風を 吹き付け、ボックス本体内部の湿気を除湿機により迅速に外部に排除するという 構成であるため、短時間で衣服類等の乾燥を行なうことができるという効果を有 する。
【0026】 (3)従来のように、車室内のアシストグリップにハンガーを介して濡れた衣服 類を吊り下げるのではなく、トランクルームの所定箇所あるいはリヤシートのシ ートクッション下部という所定スペースに乾燥機を設置するという構成であるた め、車室内のスペース利用に優れるとともに、後席乗員の乗降に支障を来たすこ とがなく、しかも、リヤシートに水滴が付着するという不具合も有効に解決する ことができるという効果を有する。
【0027】 (4)請求項2記載の自動車用乾燥機では、跳ね上げ式のシートクッション下部 に自動車用乾燥機を設置するという構成であるため、シートクッションのヒータ 装置としても使用可能であるとともに、トランクルーム内が手狭とならず、トラ ンクルーム内のスペース効率に優れ、しかも運転席から手が届くなど、使い勝手 に優れるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による自動車用乾燥機の第1実施例の構
成を示す説明図。
【図2】本考案による自動車用乾燥機の第2実施例の構
成を示す説明図。
【図3】濡れた衣服類を自動車室内で乾燥させる従来方
法を示す説明図。
【符号の説明】
10 トランクルーム 20 自動車用乾燥機 21 ボックス本体 22 開閉蓋 24 熱風吹き出し口 25 除湿機 30 エアダクト 31 開閉バルブ 32 操作用スイッチ 40 リヤシート 41 シートクッション

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランクルーム(10)あるいは車室内
    に設置される自動車用乾燥機(20)であって、この自
    動車用乾燥機(20)は、衣類等を収容するボックス本
    体(21)と、ボックス本体(21)に開閉自在に取付
    けられ、ボックス本体(21)内部を密閉する開閉蓋
    (22)と、ヒータ装置からエアダクト(30)を介し
    てボックス本体(21)に熱風を供給する熱風吹き出し
    口(24)と、操作用スイッチ(32)の操作により熱
    風の供給ならびに供給を停止する開閉バルブ(31)
    と、ボックス本体(21)内部の湿気を除去する除湿機
    (25)とからなることを特徴とする自動車用乾燥機。
  2. 【請求項2】 乾燥機(20)のボックス本体(21)
    をリヤシート(40)のシートクッション(41)下部
    に設置するとともに、跳ね上げ式シートクッション(4
    1)によりボックス本体(21)内部を密閉するように
    したことを特徴とする請求項1記載の自動車用乾燥機。
JP3796093U 1993-07-12 1993-07-12 自動車用乾燥機 Withdrawn JPH078024U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3796093U JPH078024U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 自動車用乾燥機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3796093U JPH078024U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 自動車用乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH078024U true JPH078024U (ja) 1995-02-03

Family

ID=12512133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3796093U Withdrawn JPH078024U (ja) 1993-07-12 1993-07-12 自動車用乾燥機

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101355039B1 (ko) * 2012-04-09 2014-01-27 송중식 차량용 신발 건조장치
KR101875761B1 (ko) * 2016-11-10 2018-07-06 주식회사 서연이화 차량용 신발 건조 장치
DE102022106536A1 (de) 2022-03-21 2023-09-21 Audi Aktiengesellschaft Kraftfahrzeug und Nachrüstset für ein Kraftfahrzeug

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KR101355039B1 (ko) * 2012-04-09 2014-01-27 송중식 차량용 신발 건조장치
KR101875761B1 (ko) * 2016-11-10 2018-07-06 주식회사 서연이화 차량용 신발 건조 장치
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Effective date: 19971106