JPH0780143A - パチンコ玉払出器 - Google Patents

パチンコ玉払出器

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JPH0780143A
JPH0780143A JP22439293A JP22439293A JPH0780143A JP H0780143 A JPH0780143 A JP H0780143A JP 22439293 A JP22439293 A JP 22439293A JP 22439293 A JP22439293 A JP 22439293A JP H0780143 A JPH0780143 A JP H0780143A
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stopper
balls
pachinko
ball passage
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Application number
JP22439293A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Kazunari Kawashima
一成 川嶋
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Publication date
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Priority to PCT/JP1994/001377 priority patent/WO1995007120A1/ja
Priority to US08/605,225 priority patent/US5700997A/en
Priority to KR1019960701009A priority patent/KR960704605A/ko
Priority to EP94924395A priority patent/EP0753332A4/en
Priority to CA002170983A priority patent/CA2170983A1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】任意に指令される数量のパチンコ玉を正確かつ
高速に払い出すことができる小型なパチンコ玉払出器を
提供する。 【構成】外周にパチンコ玉が嵌入する凹部11が形成さ
れた歯車10を払出用の玉通路20内に望ませて回転自
在に配設し、この歯車10の軸方向に揺動して先端が歯
車10の歯に係合する第1ストッパ40と、この第1ス
トッパ40に対向配置され、やはり歯車10の軸方向に
揺動して、第1ストッパ40に対して歯車10の一歯分
より小さい回転量分だけ周方向に離れた位置において、
歯車10の歯に係合する第2ストッパ60と、払出数が
指令値に近付くまでは、第1ストッパ40及び第2スト
ッパ60の歯車10への係合を解除状態に保ち、払出数
か指令値に近付くと、第1ストッパ40あるいは第2ス
トッパ60を交互に歯車10へ係合させる制御手段90
とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機あるいは玉
貸機において、パチンコ玉の自動補充,自動賞出,自動
払出等を行なうために、所定数の玉を計数しつつ排出す
るパチンコ玉払出器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機あるいは玉貸機にお
いて、パチンコ玉の自動補充,自動賞出,自動払出等を
行なうために、所定数の玉を計数しつつ排出するパチン
コ玉払出器(いわゆるボールカウンタ)としては、実開
昭61−82678号公報に記載されたものが知られて
いる。これは、外周にパチンコ玉が1個づつ嵌入する凹
部が形成された歯輪を玉通路内に望ませて回転自在に配
設し、玉通路内に上部から供給されて自重で落下しよう
とする玉が前記凹部に係合して必ず前記歯輪の回転を伴
って落下するよう構成してなり、玉通路の下流側に配設
された光センサにより払い出されるパチンコ玉を検出し
て計数しつつ、前記歯輪の回転量を制御することにより
所定数の玉を前記玉通路内の下部から排出するようにし
たものであるが、前記歯輪の回転の制御は、この歯輪に
一つのストッパ(歯輪ストッパ)を係脱させることで行
なっていた。
【0003】すなわち、前記歯輪ストッパの係合を解除
することにより、パチンコ玉の重量に任せて歯輪を連続
的に自由回転させて次々とパチンコ玉を排出し、所定の
払出玉数が前記光センサによりカウントされたところ
で、前記歯輪ストッパを歯輪に係合させて歯輪の回転を
止めていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、計数後又は
数カウント前にタイミングを合わせて歯輪ストッパーを
係合させるが、玉のスピードのばらつきやストッパー用
ソレノイドの動作遅れ(ごみや経時変化による)で正確
な玉数の排出が難しかった。
【0005】すなわち、所定の払出数が検出されてから
前記歯輪ストッパが歯輪に係合するまでに歯輪が1歯
(1凹部)以上回転してしまい、パチンコ玉が余分に払
い出されてしまうことがあった。
【0006】なお、上記以外のボールカウンタとして
は、例えば100個,400個,25個というように定
まった排出用のボールカウンタが用意されていて、どん
な玉数でも自由に排出するということはできなかった。
この場合、10切(10歯)の歯輪に対して5切り毎に
ストッパーを設けておけば歯車が2回半したときに停止
すれば25個、10回転で停止すれば100個、40回
転で停止すれば400個というように5個単位での制御
はできるが、パチンコ機の賞球のように11個出し、1
3個出し、等のように端数の払出をすることはできな
い。
【0007】そこで出願人は、特願平4−110364
号により、任意に指令される数量のパチンコ玉を正確か
つ高速に払い出すことができる優れたパチンコ玉払出器
を提案した。これは、一歯以内の範囲で停止位置のずれ
た歯車(歯輪)のストッパー機構を二つ設け、払出数が
指令値に近付いた時点で、これらストッパー機構を交互
に機能させて歯車を一歯づつ回転させ、パチンコ玉を一
個づつ正確に払い出すというものである。
【0008】ところが、上記特願平4−110364号
により提案したパチンコ玉払出器は、駆動手段も含めて
ストッパー機構を二つ設けるものであるので、通常のス
トッパー機構の構成では大型化が避けられず、必ずしも
パチンコ機等における省スペース化に有利なものではな
かった。
【0009】具体的にいうと、例えば上記出願の実施例
に例示されたパチンコ玉払出器の構成は、各ストッパ機
構のストッパ(第1ストッパ,第2ストッパ)が歯車の
軸に直角な平面に沿って揺動して歯車の歯に横から係合
するものであり、作動時において各ストッパ機構のソレ
ノイド又はバネが歯車の回転力(パチンコ玉の重さ、あ
るいは歯車自体の慣性力)を受け持つ構成であった。こ
のため、各ストッパ機構のソレノイド又はバネとして、
強力なものが必要となり、結果として特にソレノイドが
両方とも大型なものとなっていた。
【0010】本発明は、このような従来の事情に鑑みて
なされたもので、任意に指令される数量のパチンコ玉を
正確かつ高速に払い出すことができるパチンコ玉払出器
であって、小型化が可能なパチンコ玉払出器を提供する
ことを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、外周にパチンコ玉が
1個づつ嵌入する凹部(11)が形成された歯車(1
0)を玉通路(20)内に望ませて回転自在に配設し、
玉通路内に上部から供給されて自重で落下しようとする
玉が前記凹部(11)に係合して前記歯車(10)の回
転を伴って落下するよう構成してなり、前記歯車(1
0)の回転を制御することにより所定数の玉を前記玉通
路(20)内の下部から排出するようにしたパチンコ玉
払出器において、先端の突起が前記歯車(10)の歯に
係合する係合位置と前記歯車(10)の歯に係合しない
退避位置とに移動自在となるよう、前記歯車(10)の
近傍に前記歯車(10)の軸方向に揺動自在に配設され
た第1ストッパ(40)と、この第1ストッパ(40)
を揺動させる第1駆動手段(50)と、先端の突起が、
前記第1ストッパ(40)の突起に対して前記歯車(1
0)の一歯分より小さい回転量分だけ周方向に離れた位
置において、前記歯車(10)の歯に係合する係合位置
と前記歯車(10)の歯に係合しない退避位置とに移動
自在となるよう、前記第1ストッパ(40)に隣接させ
て前記歯車(10)の軸方向に揺動自在に配設された第
2ストッパ(60)と、この第2ストッパ(60)を揺
動させる第2駆動手段(70)と、前記玉通路(20)
内の下部から排出されるパチンコ玉を検出する払出検出
手段(80)と、前記第1駆動手段(50)及び第2駆
動手段(70)の動作を制御することにより、前記払出
検出手段(80)に基づく払出数が指令値に近付くまで
は、前記第1ストッパ(40)及び第2ストッパ(6
0)の前記歯車(10)への係合を解除状態に保ち、前
記払出数が指令値に近付くと、前記払出数が指令値に一
致するまで、前記第1ストッパ(40)あるいは第2ス
トッパ(60)を交互に前記歯車(10)へ係合させる
制御手段(90)と、を設けたことを特徴とするパチン
コ玉払出器に存する。
【0012】
【作用】本発明のパチンコ玉払出器では、パチンコ玉の
排出は払出検出手段(80)により検出され、この検出
に基づく払出数が指令値に近付くまでは、第1駆動手段
(50)及び第2駆動手段(70)が制御手段(90)
により制御されて、前記第1ストッパ(40)及び第2
ストッパ(60)の歯車(10)への係合が解除状態に
維持される。このため、払出数が指令値に近付くまで
は、歯車(10)はパチンコ玉の重量により連続的に高
速回転し、次々とパチンコ玉が高速に排出される。
【0013】その後、前記払出数か指令値に近付くと、
制御手段(90)により、前記払出数が指令値に一致す
るまで、前記第1ストッパ(40)あるいは第2ストッ
パ(60)が交互に前記歯車に係合する動作が行なわれ
る。すると、第2ストッパ(60)は第1ストッパ(4
0)の歯車(10)への係合が外れる度に、凹部(1
1)の一部分に相当する歯車(10)の回転を許して歯
車(10)に係合し、また同様の関係から、第2ストッ
パの歯車(10)への係合が外れるときには、凹部(1
1)の残りの部分に相当する歯車(10)の回転を許し
て第1ストッパ(40)が歯車(10)に係合する。こ
のため、この動作が1周期行なわれる度に、結果として
歯車(10)は1凹部分回転することになり、1個のパ
チンコ玉が排出される。
【0014】そして、払出数が指令値に一致すると、制
御手段(90)の制御により、この動作は停止され(す
なわち、第1ストッパが歯車に係合した状態で停止さ
れ)歯車(10)の回転(パチンコ玉の排出)は停止さ
せられる。したがって、本発明のパチンコ玉払出器であ
ると、高速かつ正確な払出が可能となる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を説
明する。本実施例のパチンコ玉払出器は、図1,2に示
すように、外周にパチンコ玉が1個づつ嵌入する凹部1
1が形成された歯車10を玉通路20内に望ませて回転
自在に配設し、玉通路20内に上部から供給されて自重
で落下しようとする玉が前記凹部11に係合して前記歯
車10の回転を伴って落下するよう構成してなり、前記
歯車10の回転を制御することにより所定数の玉を前記
玉通路20内の下部から排出するようにしたものであ
る。
【0016】そして、歯車10の回転を制御するための
構成要素として、第1ストッパ40、第1駆動手段5
0、第2ストッパ60、第2駆動手段70、通過検知セ
ンサ80(払出検出手段)、及び制御手段90を有す
る。
【0017】歯車10は、この場合10個の凹部11が
外周に連続的に形成されたもので、図1において紙面に
直交する軸12に支持されて自転自在となっている。歯
車10の側方には、両端が交互にこの歯車10の外周に
当接するガバナ13が揺動自在に設けられ、歯車10の
回転中にこのガバナ13が接触して回転の抵抗になるこ
とによって、歯車10の過度な高速回転が防止されるよ
うになっている。
【0018】第1ストッパ40は、図1において歯車1
0の手前左斜め下側近傍に配され、軸12と直角な方向
に配された軸41を介して、その基端側がベース板42
に連結されたもので、軸12の方向(図1において紙面
に直交する方向)に揺動自在となっている。この第1ス
トッパ40の先端内面側には、全体の揺動に伴って歯車
10の歯に係合する係合位置と歯車10の歯に係合しな
い退避位置とに移動する突起43が形成されている。
【0019】なお、ベース板42は、図示省略した支持
ケース等に固定支持された部材で、この場合図2に示す
ように、第1ストッパ40の手前(図2においては右
側)に軸12と直角な方向に配された基板部と、この基
板部の下端から歯車10側に直角に延びる突出部からな
るL字状の形状をしており、突出部の先端に軸41が取
付けられている。
【0020】また、この第1ストッパ40先端の突起4
3の歯車10への係合位置は、第1ストッパ40が歯車
10に係合したとき、図1に示す如く歯車10の歯(山
部)がちょうど軸12の真横に位置するように設定され
ている。
【0021】第1駆動手段50は、第1ソレノイド51
と第1スプリング52とよりなる。第1ソレノイド51
は、小型のもので、この場合第1ストッパ40の裏側に
対向させてベース板42の基板部に取付けられている。
この第1ソレノイド51は、励磁されることにより第1
ストッパ40を可動子として直接吸引し、第1ストッパ
40を歯車10から外す方向に揺動させる。第1スプリ
ング52は、一端が第1ストッパ40の基端に取り付け
られ、他端がベース板42に取り付けられた引っ張りば
ねで、第1ストッパ40を図2において反時計回り方
向、すなわち歯車10に係合させる方向に付勢してい
る。
【0022】第2ストッパ60は、図1において歯車1
0の向う側に第1ストッパ40に対向するように配置さ
れ、軸12と直角な方向に配された軸61を介して、そ
の基端側がベース板62に連結されたもので、軸12の
方向(図1において紙面に直交する方向)に揺動自在と
なっている。この第2ストッパ60の先端内面側には、
全体の揺動に伴って歯車10の歯に係合する係合位置と
歯車10の歯に係合しない退避位置とに移動する突起6
3が形成されている。
【0023】なお、ベース板62は、ベース板42と対
向させるようにして図示省略した支持ケース等に固定支
持された部材で、図2に示すように、ベース板42と同
様な形状をしており、突出部の先端に軸61が取付けら
れている。
【0024】また、第2ストッパ60の先端は、突起6
3が第1ストッパ40の突起43に対して歯車10の一
歯の約1/2の回転量分だけ周方向に離れた位置におい
て歯車10に係合するよう、図1に示すように第1スト
ッパ40の先端よりも若干長くなっている。
【0025】第2駆動手段70は、この場合第2ソレノ
イド71と第2スプリング72とよりなる。第2ソレノ
イド71は、小型で吸引力の小さいもので、この場合第
2ストッパ60の裏側に対向させてベース板62の基板
部に取付けられている。この第2ソレノイド71は、励
磁されることにより第2ストッパ60を可動子として直
接吸引し、第2ストッパ60を歯車10から外す方向に
揺動させる。第2スプリング72は、一端が第2ストッ
パ60の基端に取り付けられ、他端がベース板62に取
り付けられた引っ張りばねで、第2ストッパ60を図2
において時計回り方向、すなわち歯車10に係合させる
方向に付勢している。
【0026】通過検知センサ80は、例えば発光素子と
受光素子(光電スイッチ)よりなり、玉通路20の出口
側を通過するパチンコ玉がこれら素子間の光を遮ること
により受光素子の出力が変化し、これによってパチンコ
玉の通過を制御手段90に知らせるものである。
【0027】制御手段90は、図1に示す払出器本体を
制御するコントローラであり、この場合図3に示すよう
に、計数回路91、比較回路92、第1駆動回路93、
第2駆動回路94よりなり、後述する図4のフローチャ
ートの如く動作するものである。
【0028】すなわち、計数回路91は、通過検知セン
サ80の出力に基づいて玉通路20の下部から払い出さ
れるパチンコ玉の数を累積して、この払出数を表わす信
号を比較回路92に出力する回路である。
【0029】比較回路92は、外部から入力される払出
数の設定値(指令値)と計数回路91から入力される払
出数の計数値とを比較して、指令値と計数値の差が3に
なるまでは、第1ソレノイド51及び第2ソレノイド7
1の両者の作動を指令し、指令値と計数値の差が3に達
した時点以降は、計数値が指令値に一致するまで、第1
ソレノイド51と第2ソレノイド71を交互に作動させ
る指令を出力するものである。
【0030】第1駆動回路93及び第2駆動回路94
は、上記比較回路92の指令に従って、実際に第1ソレ
ノイド51あるいは第2ソレノイド71にそれぞれ励磁
電圧を印加する回路である。
【0031】次に作用を説明する。本払出器の制御手段
90に払出指令が入力されておらず、第1駆動回路93
及び第2駆動回路94から励磁電圧が印加されていない
ときには、図2に実線で示す如く、第1スプリング52
及び第2スプリング72の復元力により第1ストッパ4
0及び第2ストッパ60の先端の突起43,63の両者
が係合位置にあって、例えば突起43が歯車10に係合
し、歯車10の回転が止められて玉通路20の上部に供
給されたパチンコ玉Pは落下(すなわち払い出し)を阻
止された状態に維持される。
【0032】今、パチンコ玉の払い出しが指令されて制
御手段90の比較回路92に払い出し玉数の設定数(指
令値)が入力され記憶されると、制御手段90では主に
比較回路92が中心的に動作して図4のフローチャート
に示す処理が行なわれる。
【0033】すなわち、まず設定数が3より大であるこ
とが判断された上で(ステップS1)、計数回路91に
おける払出数の計数値と設定値の差が3になるまで第1
ソレノイド51及び第2ソレノイド71の両者が駆動さ
れる(ステップS2,S5)。すると、図2に鎖線で示
すように第1ストッパ40及び第2ストッパ60が外側
に揺動して歯車10から外れ、第1ストッパ40も第2
ストッパ60も歯車10に係合しない状態となる。この
ため、歯車10は自由状態となって、パチンコ玉Pの重
さで連続的に回転し、パチンコ玉Pが次々と玉通路20
の下部から払い出される。
【0034】なお、この際払い出されるパチンコ玉Pの
数量は通過検知センサ80の検出信号に基づき計数回路
91により計数されるが、通過検知センサ80から検出
信号が入力されないときには、パチンコ玉の詰まりある
いは供給不良等の不具合が起きているので、アラームが
出される(ステップS3,S4)。
【0035】つぎに、払出数の計数値と設定値の差が3
になると(ステップS5)、いったん第1ソレノイド5
1及び第2ソレノイド71の励磁が止められた後(ステ
ップS6)、第1ソレノイド51と第2ソレノイド71
が交互に励磁される(ステップS7〜S10)。
【0036】すると、第1ストッパ40と第2ストッパ
60が交互に歯車10に係合する動作が行なわれること
になり、第2ストッパ60は第1ストッパ40の歯車1
0への係合が外れる度に、凹部11半分に相当する歯車
10の回転を許して歯車10に係合し、また同様の関係
から、第2ストッパ60の歯車10への係合が外れると
きには、凹部11半分に相当する歯車10の回転を許し
て第1ストッパ40が歯車10に係合する。このため、
この交互動作が1周期行なわれる度に、結果として歯車
10は凹部11のひとつ分回転することになり、1個の
パチンコ玉が排出される。
【0037】そして、払出数が指令値に一致すると(ス
テップS11)、比較回路92が第1ソレノイド51と
第2ソレノイド71の励磁の停止を指令し、もとの停止
状態に戻る。なお、払い出し指令が入力された時点にお
いて、設定数が3以下であるときには、その時点から上
記交互動作が行なわれる(ステップS1)。
【0038】このように、上記パチンコ玉払出器によれ
ば、払出数が指令値に近付くまでは、パチンコ玉を連続
的に排出すべく歯車10がパチンコ玉の重量に任せて連
続的に回転し、払出数が指令値に近付くと、歯車10の
回転が間欠回転に切換えられて、パチンコ玉を1個づつ
払い出すから、歯車10の回転の停止が遅れてパチンコ
玉を余分に払い出す可能性はなく、指令どおりの正確な
玉数を払い出すことができるとともに、ほとんどのパチ
ンコ玉は歯車10の高速回転で排出されるので、全体と
して払出速度も高速にすることができる。
【0039】しかも、第1駆動手段50あるいは第2駆
動手段70を構成する第1スプリング41,第2スプリ
ング52としてはばね定数の小さなものを使用し、第1
ソレノイド51,第2ソレノイド71としては小型なも
のを使用することができるようになり、払出器を格段に
小型化することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明にかかるパチンコ玉払出器によれ
ば、1種類の払出器で一度に任意の玉数を正確かつ高速
に払い出すことができるようになるので、これをパチン
コ島の各部に使用すれば、各部の玉払出動作の正確さの
向上及び高速化に貢献することができ、また払出器の機
種を統一してパチンコ島のコスト低減を図ることができ
るとともに、二つのストッパの駆動手段を小型化して、
パチンコ機等における省スペース化にも大きく貢献でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるパチンコ玉払出器の本
体を示す正面図である。
【図2】本発明の一実施例であるパチンコ玉払出器の本
体を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例であるパチンコ玉払出器の制
御手段を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施例であるパチンコ玉払出器の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…歯車 11…凹部 20…玉通路 40…第1ストッパ 50…第1駆動手段 60…第2ストッパ 70…第2駆動手段 80…払出検出手段 90…制御手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周にパチンコ玉が1個づつ嵌入する凹部
    が形成された歯車を玉通路内に望ませて回転自在に配設
    し、玉通路内に上部から供給されて自重で落下しようと
    する玉が前記凹部に係合して前記歯車の回転を伴って落
    下するよう構成してなり、前記歯車の回転を制御するこ
    とにより所定数の玉を前記玉通路内の下部から排出する
    ようにしたパチンコ玉払出器であって、 先端の突起が前記歯車の歯に係合する係合位置と前記歯
    車の歯に係合しない退避位置とに移動自在となるよう、
    前記歯車の近傍に前記歯車の軸方向に揺動自在に配設さ
    れた第1ストッパと、 この第1ストッパを揺動させる第1駆動手段と、 先端の突起が、前記第1ストッパの突起に対して前記歯
    車の一歯分より小さい回転量分だけ周方向に離れた位置
    において、前記歯車の歯に係合する係合位置と前記歯車
    の歯に係合しない退避位置とに移動自在となるよう、前
    記第1ストッパに隣接させて前記歯車の軸方向に揺動自
    在に配設された第2ストッパと、 この第2ストッパを揺動させる第2駆動手段と、 前記玉通路内の下部から排出されるパチンコ玉を検出す
    る払出検出手段と、 前記第1駆動手段及び第2駆動手段の動作を制御するこ
    とにより、前記払出検出手段に基づく払出数が指令値に
    近付くまでは、前記第1ストッパ及び第2ストッパの前
    記歯車への係合を解除状態に保ち、前記払出数が指令値
    に近付くと、前記払出数が指令値に一致するまで、前記
    第1ストッパあるいは第2ストッパを交互に前記歯車へ
    係合させる制御手段と、 を設けたことを特徴とするパチンコ玉払出器。
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