JPH0779154B2 - 回路内蔵受光素子 - Google Patents

回路内蔵受光素子

Info

Publication number
JPH0779154B2
JPH0779154B2 JP1059214A JP5921489A JPH0779154B2 JP H0779154 B2 JPH0779154 B2 JP H0779154B2 JP 1059214 A JP1059214 A JP 1059214A JP 5921489 A JP5921489 A JP 5921489A JP H0779154 B2 JPH0779154 B2 JP H0779154B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
type
diffusion layer
layer
resistivity
epitaxial layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1059214A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02238664A (ja
Inventor
元彦 山本
勝 久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP1059214A priority Critical patent/JPH0779154B2/ja
Publication of JPH02238664A publication Critical patent/JPH02238664A/ja
Publication of JPH0779154B2 publication Critical patent/JPH0779154B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は信号処理回路を内蔵した受光素子の光感度を増
加し、かつ応答速度を高速化する構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 回路内蔵受光素子は、光センサ,ホトカプラ等に広く用
いられている。
第7図は従来の一般的な回路内蔵受光素子の一例の断面
図である。図において、P型半導体基板1の一方の面に
成長させたN型エピタキシャル層4及4−1に、受光素
子であるホトダイオードAと信号処理回路素子であるNP
NトランジスタBとが形成され、それらはP型素子間分
離拡散層3,3…によって分離されている。前述のホトダ
イオードAは、一般にP型半導体基板1に埋込まれたN+
型埋込拡散層2の上にN型エピタキシャル層4を成長さ
せ、その表面にP+型のアノード拡散層6を形成し、さら
にN型埋込拡散層2に達するカソード用のN型補償拡散
層5等によって構成される。NPNトランジスタBは、通
常P型半導体基板1に埋込まれたN+型埋込拡散層2−1
の上にN型エピタキシャル層4−1(これはホトダイオ
ードAのN型エピタキシャル層4と同時に形成される)
を成長させ、その表面にP+型のベース拡散層6−1(こ
れはホトダイオードAのアノード拡散層6と同時に形成
される)を形成し、その一部にN+型のエミッタ拡散層7
を形成し、さらに表面からN+型埋込拡散層2−1に達す
るコレクタ用のN+型補償拡散層5−1等によって構成さ
れる。ところで、最近データ伝送の高速化,S/N比向上等
の要求から、回路内蔵受光素子の高感度化,応答速度の
高速化等が望まれている。前述の第7図のような構造に
おいては、ホトダイオードAの部分のN型エピタキシャ
ル層4と、NPNトランジスタBの部分のN型エピタキシ
ャル層4−1との厚さ,比抵抗は、同一になっているの
で、以下に述べるように高感度化,高速化が達成されな
い。
光感度を上げるには、ホトダイオードAの部分のN型エ
ピタキシャル層4の厚さを、入力信号用として使用する
光の波長に応じ、十分厚くする必要がある。しかし、N
型エピタキシャル層4の比抵抗は、NPNトランジスタB
の部分のN型エピタキシャル層4−1と同じであるた
め、数Ωcm程度であり、N型エピタキシャル層4の中
に、空乏層化しない部分がかなり厚く残ってしまい、発
生した光キャリアが拡散によりこの部分を走行する時間
が長くなり、応答速度の高速化を妨げる。また、N型エ
ピタキシャル層4の厚さを厚くすると、NPNトランジス
タBの部分のN型エピタキシャル層4−1の厚さも厚く
なり、NPNトランジスタBのコレクタ抵抗が増大し、応
答速度高速化の障害となる。
一方、回路内蔵受光素子の応答速度高速化には、ホトダ
イオードAの部分の接合容量の低減が有効であり、その
ためには、N型エピタキシャル層4を高比抵抗化するこ
とが必要である。しかし、NPNトランジスタBの部分の
N型エピタキシャル層4−1の比抵抗が高くなると、NP
NトランジスタBのコレクタ抵抗が増大し、応答速度の
高速化に関しては、反対の効果をもたらす。
以上のことから、回路内蔵受光素子の高感度化と応答速
度の高速化とを両立させるには、ホトダイオードAの部
分のN型エピタキシャル層4は高比抵抗でかつ厚く、NP
NトランジスタBの部分のN型エピタキシャル層4−1
は、低比抵抗でかつ薄くする必要があるが、第7図の構
造では、これらの相反する条件を満足させることは困難
である。
この相反する条件を満足させることのできる構造として
第8図のような構造(特公昭61-36713参照)が提案され
ている。すなわち、ホトダイオードAは、P型半導体基
板1に埋込まれた第1のN型埋込拡散層2、その上に成
長させた数十〜数百Ωcmの第1の高比抵抗N型エピタキ
シャル層8(これは真性半導体に近いという意味でiと
表記)、その側方にカソード電極を取出すために埋込ん
だ第2のN+型埋込拡散層9、その上に積層させた第2の
高比抵抗N型エピタキシャル層11(これも真性半導体に
近いのでiと表記)、その表面のアノード拡散層6、埋
込拡散層9と接続するカソード拡散層5等によって構成
されており、pin型のホトダイオードを構成している。
NPNトランジスタBは、P型半導体基板1に埋込まれたN
+型埋込拡散層2−1、その上に成長させた第1の高比
抵抗N型エピタキシャル層8−1(これはホトダイオー
ドAの部分の第1の高比抵抗N型エピタキシャル層8と
同時に形成される)、この層の表面に埋込まれた第2の
N+型埋込拡散層9−1(これはホトダイオードAの部分
の第2のN+型埋込拡散層9と同時に形成される)、さら
にその上に積層させた第2の高比抵抗N型エピタキシャ
ル層11−1(これはホトダイオードAの部分の第2の高
比抵抗エピタキシャル層11と同時に形成される)、その
表面から第2のN+型埋込拡散層9−1に至るウエルとな
るN型拡散層12、その表面のP+型拡散層であるベース拡
散層6−1、その表面の一部に拡散されたN+型のエミッ
タ拡散層7およびコレクタ用のN型補償拡散層5−1等
によって構成されている。
各素子間の分離は、第1の高比抵抗N型エピタキシャル
層8及び8−1に埋込まれた第1のP型分離拡散層10
と、第2の高比抵抗N型エピタキシャル層11及び11−1
の表面から第1のP型分離拡散層10に達する第2のP型
分離拡散層18とによって行われる。
第8図に示される回路内蔵受光素子は以上のような構造
であるから、ホトダイオードAの部分のエピタキシャル
層は、高比抵抗で十分厚く設定することができるため、
ホトダイオードAは高感度となり応答速度も高速とな
る。また、NPNトランジスタBの部分のコレクタ層は、
エピタキシャル層が実効的にN型拡散層12によって補償
された部分になるため、十分に低比抵抗で、かつ薄く設
定でき、信号処理回路も高速化され、その結果、高速,
高感度の回路内蔵受光素子を得ることができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、第8図の構造の回路内蔵受光素子には、
下記のような問題点がある。
(1) NPNトランジスタBの下部の第1のN+型埋込拡
散層2−1と、第1のP+型分離拡散層10,10との間に、
第1の高比抵抗N型エピタキシャル層8−1,8−1が存
在している。これは、高濃度の第1のN+型埋込拡散層2
−1と、第1のP+型分離拡散層10が接触すると、NPNト
ランジスタBの活性島領域と分離領域との間の耐圧が低
下するので、両拡散層が接触しないようにしておく必要
があるためである。第1のN+型埋込拡散層2,2−1は、
高温かつ長時間の熱処理工程を経るため、横方向への拡
がりが非常に大きい。また、第1のP+型分離拡散層10
も、第1の高比抵抗N型エピタキシャル層8,8−1を貫
いてP型半導体基板1に到達し、第2の高比抵抗N型エ
ピタキシャル層11,11−1の中途まで拡散して、第2のP
+型分離拡散層13と接する必要があるので、かなりの熱
処理を要し、やはり横方向への拡がりが大きくなる。す
なわち、第1のN+型埋込拡散層2,2−1と第1のP+型分
離拡散層10との接触を避けるためには、非常に大きな間
隔を設ける必要がある。このことは、各素子の領域の面
積の増大をもたらし、回路内蔵受光素子のチップサイズ
の増加につながる。
(2) 各素子間の分離は、第1のP+型分離拡散層10と
第2のP+型分離拡散層13とによって行われている。この
場合、両拡散層を各工程上の偏差(マスク合せ、拡散の
ばらつき、エピタキシャル成長中のパターンシフト等)
の範囲内で、確実に接触させるためには、第1のP+型分
離拡散層10及び第2のP+型分離拡散層13の幅を広めにし
ておく必要がある。このこともチップサイズの増加を招
く。
(3) 第1のP+型分離拡散層10は、相当深い拡散層に
なっているため、拡散の最深部付近は、不純物の濃度が
かなり低くなっている。また、第2の高比抵抗N型エピ
タキシャル層11,11−1を成長させる際のオートドーピ
ングにより、ホトダイオードAの第1の高比抵抗N型エ
ピタキシャル層8と第2の高比抵抗N型エピタキシャル
層11の界面付近に、P型拡散層が形成される可能性があ
るため、第1のP型分離拡散層10の不純物濃度は、あま
り高くすることはできない。これらの事情により、第2
のP+型分離拡散層13の表面電位を接地したとしても、P
型半導体基板1の電位は容易に浮き上り、寄生サイリス
タ動作によるラッチアップを起し易くなる。
(4) ホトダイオードAに入射した光のうち、P型半
導体基板1中にまで進入した光により発生した光キャリ
アが、NPNトランジスタBの部分の活性島領域に到達し
て生じる寄生回路電流が大きい。
(5) 信号処理回路の構成上、P型半導体基板1をコ
レクタとしたPNPトランジスタ(サブストレート・PNPト
ランジスタ)を構成したい場合があるが、第8図のよう
な構造では、特性の安定したサブストレートPNPトラン
ジスタを形成するのは不可能である。サブストレート・
PNPトランジスタのベース層となるN型島領域に高比抵
抗層(i層)と低比抵抗層とが混在するためである。
(6) 第1のP+型分離拡散層10は、第1の高比抵抗N
型エピタキシャル層8,8−1の表面から拡散する。この
ため、第2の高比抵抗N型エピタキシャル層11,11−1
の成長時に、第1の高比抵抗エピタキシャル層8の表面
に、第1のP+型分離拡散層10が露出しているので、オー
トドーピングが発生し、ホトダイオードAの部分の第1
の高比抵抗N型エピタキシャル層8と第2の高比抵抗N
型エピタキシャル層11との間にP型拡散層が形成され、
ホトダイオードの特性に悪影響を与える。
(7) NPNトランジスタBの部分の活性島領域に、第
1の高比抵抗N型エピタキシャル層8−1および第2の
高比抵抗N型エピタキシャル層11−1が存在しているの
で、P型分離拡散層10,13と活性島領域との間の空乏層
領域が広くなり、生成再結合成分によるリーク電流が大
きくなる。
本発明は上記のような問題点を解決することを目的とす
るものである。
(課題を解決するための手段) P型半導体基板の表面に成長させた第1の高比抵抗N型
エピタキシャル層と第2の高比抵抗N型エピタキシャル
層に形成された信号処理回路部と受光素子部とよりな
り、信号処理回路部は予めP型半導体基板に埋込んだP
型埋込拡散層により第1の高比抵抗N型エピタキシャル
層が補償されており、受光素子部との分離は前記の補償
されたP型埋込拡散層と第2の高比抵抗N型エピタキシ
ャル層表面から前記のP型埋込拡散層に達するP型分離
拡散層とによって行われ、信号処理回路部の第2の高比
抵抗N型エピタキシャル層はN型拡散層によって補償さ
れ、この高比抵抗N型エピタキシャル層が補償されたN
型拡散層の側面はP型分離拡散層に接し、高比抵抗N型
エピタキシャル層が補償されたN型拡散層の底面は必要
により第1の高比抵抗N型エピタキシャル層が補償され
たP型埋込拡散層に接するようにした。
(作用) 本発明は以上のような構造であるから、信号処理回路部
には高比抵抗N型エピタキシャル層(i層)が残存しな
くなるから、信号処理回路素子の活性島領域の大幅な縮
小が可能となりチップサイズが縮小できる。また、信号
処理回路部における素子間分離拡散層の抵抗を、第8図
の構造に比べて低減することができるため、ラッチアッ
プ耐性が向上する。P型埋込拡散層の導入により寄生光
電流の低減が可能となる。さらに特性の安定したサブス
トレート・PNPトランジスタを内蔵することが可能にな
る。ホトダイオード部の高比抵抗N型エピタキシャル層
へのP型不純物のオートドープを防止し、活性島領域と
素子間分離領域との間のリーク電流が低減される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例の断面図であり、第2図乃至
第5図は、その各工程の断面図である。
まず、第2図に示されるように、P型半導体基板1の表
面の受光素子であるホトダイオード形成予定領域に、第
1のN型埋込拡散層2を、信号処理回路素子例えばNPN
トランジスタ形成予定領域にはP型埋込拡散層14を形成
する。
次に、第3図に示すように、表面の全面に例えば100Ωc
m程度の第1の高比抵抗N型エピタキシャル層8を成長
させる。このとき、P型埋込拡散層14と第1のN型埋込
拡散層2は、いずれも第1の高比抵抗N型エピタキシャ
ル層8中に拡散する。その後、NPNトランジスタの予定
領域およびホトダイオードのカソード電極引出領域に第
2のN型埋込拡散層9および9−1を形成する。
次に、第4図に示すように、例えば100Ωcm程度の第2
の高比抵抗N型エピタキシャル層11を全面に成長させ
る。NPNトランジスタの予定領域には、例えば1Ωcm程
度の比抵抗になるように、適当な不純物濃度の深いN型
拡散層12を形成する。このとき、第2のN型埋込拡散層
9,9−1は、第2の高比抵抗N型エピタキシャル層11中
にある程度拡散する。
次に、第5図に示すように、N型拡散層12の周辺に、表
面からP型埋込拡散層14に達するP型分離拡散層13,13
…と、表面から第2のN型埋込拡散層9−1の表面の一
部及び、第2のN型埋込拡散層9に達するN型補償拡散
層5,5を拡散する。このとき、第1のN型埋込拡散層
2、第2のN型埋込拡散層9,9−1、P型埋込拡散層14
は、それぞれ上下にある程度拡散し、N型拡散層12にあ
る程度下方に拡散するため、信号処理回路部分には、高
比抵抗エピタキシャル層(i層)は残存しない構造とな
る。
この後、ホトダイオード予定領域の第2の高比抵抗N型
エピタキシャル層11の表面の一部にアノード拡散層6、
NPNトランジスタ予定領域のN型拡散層12の表面の一部
にベース拡散層6−1、さらにその一部にエミッタ拡散
層7等を形成すると、第1図に示される回路内蔵受光素
子が完成する。
(発明の効果) 本発明の構造によれば次のような効果がある。
(1) 信号処理回路部の活性島領域の面積を小さくす
ることができる。また、信号処理回路部では、P型埋込
拡散層14とP型分離拡散層13との間の、マスク合せ等に
よる横方向の工程中の偏差を考慮する必要がないためP
型分離拡散層13の幅を狭くすることができる。これらに
よってチップサイズの大幅な縮小が可能となる。この効
果は信号処理回路の集積度が上がるに伴なって顕著とな
る。
(2) P型埋込拡散層14とP型分離拡散層13との接触
部分における不純物濃度を、P型半導体基板1と同程度
となるように、拡散条件を設定すれば、ラッチアップ耐
性は第7図の構造のものと同程度にすることができる。
(3) P型半導体基板1まで進入した光による寄生光
電流の影響は、そこで発生した光キャリア(電子)か
ら、活性島領域とP型埋込拡散層14とのPN接合までの距
離が遠くなることと、さらにP型埋込拡散層14内でのラ
イフタイムが短いこと、およびP型埋込拡散層14内のP
型不純物分布に従って形成される内蔵電界により、光キ
ャリアが押し戻される効果によって大幅に改善される。
(4) サブストレート・PNPトランジスタを形成する
場合は、第6図のような構造にすることができる。すな
わち、第1図におけるNPNトランジスタの場合のベース
拡散層6−1が第6図ではエミッタ6−2となり、第1
図における活性島領域補償用のN型拡散層12が第6図で
はベース12−1となり、第1図におけるP型埋込拡散層
14およびP型分離拡散層13が第6図ではコレクタ13−1,
14−1となる。この構造では、エース層となるN型島領
域に特性不安定の要因となる高比抵抗層(i層)が残ら
ないため、特性の安定したサブストレート・PNPトラン
ジスタを形成することができる。
(5) 第4図に示される本発明の製造工程において、
第2の高比抵抗N型エピタキシャル層11を成長させると
きに、P型埋込拡散層14が第1の高比抵抗N型エピタキ
シャル層8の表面に出ないようにしておけば、P型不純
物のホトダイオード部の第2の高比抵抗N型エピタキシ
ャル層11へのオートドープは防止できる。
(6) 信号処理回路部の活性島領域補償用のN型拡散
層12とP型分離拡散層13とを接触させ、さらにP型埋込
拡散層14を信号処理回路部の下方全面に設けることによ
り、活性島領域に高比抵抗N型エピタキシャル層(i
層)がそのまま残らない構造にされているから、P型分
離拡散層部分と活性島領域との間のリーク電流は減少す
る。
(7) 前述した実施例において、第2の高比抵抗N型
エピタキシャル層成長時のP型不純物のオートドープが
問題にならないレベルであれば、P型分離拡散層13を第
2高比抵抗N型エピタキシャル層の上下から拡散する構
造にすることによって、信号処理回路部の素子の活性島
領域の面積はさらに縮小できる。
以上のように集積度の向上した、高感度、高速、高品質
で用途の広い回路内蔵受光素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の略断面図、第2図,第3
図,第4図及び第5図は第1図の構造を得るまでの各工
程の略断面図であり、第6図はサブストレート・PNPト
ランジスタに本発明を実施した一例の略断面図、第7図
及び第8図は従来の例の略断面図である。 1……P型半導体基板、2……第1のN型埋込拡散層、
3……P型素子間分離拡散層、4……N型エピタキシャ
ル層、5……N型補償拡散層、6……アノード拡散層、
6−1……ベース拡散層、7……エミッタ拡散層、8…
…第1の高比抵抗N型エピタキシャル層、9,9−1……
第2のN型埋込拡散層、10……P型素子間分離拡散層、
11……第2の高比抵抗N型エピタキシャル層、12……N
型拡散層、13……P型分離拡散層、14……P型埋込拡散
層、A……ホトダイオード、B……NPNトランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の導電型の半導体基板の表面に成長さ
    せた第2の導電型の複数の高比抵抗エピタキシャル層を
    有し、該複数の高比抵抗エピタキシャル層に設けた受光
    素子部と信号処理回路部とよりなり、信号処理回路部は
    予め前記の半導体基板に埋込んだ第1の導電型の拡散層
    により下方の高比抵抗エピタキシャル層を第1の導電型
    とするように補償されており、受光素子部との分離は前
    記の補償された拡散層と上方の高比抵抗エピタキシャル
    層の表面から前記の拡散層に達する第1の導電型の分離
    拡散層とによって行われ、かつ上方の高比抵抗エピタキ
    シャル層は第2の導電型の拡散層によって補償され低比
    抵抗とされていることを特徴とする回路内蔵受光素子。
JP1059214A 1989-03-10 1989-03-10 回路内蔵受光素子 Expired - Fee Related JPH0779154B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1059214A JPH0779154B2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 回路内蔵受光素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1059214A JPH0779154B2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 回路内蔵受光素子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02238664A JPH02238664A (ja) 1990-09-20
JPH0779154B2 true JPH0779154B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=13106916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1059214A Expired - Fee Related JPH0779154B2 (ja) 1989-03-10 1989-03-10 回路内蔵受光素子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0779154B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2824710B2 (ja) * 1992-01-07 1998-11-18 シャープ株式会社 回路内蔵受光素子の製造方法
JP2793085B2 (ja) * 1992-06-25 1998-09-03 三洋電機株式会社 光半導体装置とその製造方法
US5889315A (en) * 1994-08-18 1999-03-30 National Semiconductor Corporation Semiconductor structure having two levels of buried regions
DE10241156A1 (de) * 2002-09-05 2004-03-18 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Herstellen einer integrierten pin-Diode und zugehörige Schaltungsanordnung
JP2004349715A (ja) * 2004-06-21 2004-12-09 Sony Corp イメージセンサ
DE102004063997B4 (de) * 2004-06-30 2010-02-11 Infineon Technologies Ag Verfahren zum Herstellen einer integrierten Schaltungsanordnung

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02238664A (ja) 1990-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4831430A (en) Optical semiconductor device and method of manufacturing the same
JP2800827B2 (ja) 光半導体装置およびその製造方法
JPH0779154B2 (ja) 回路内蔵受光素子
JPS6136713B2 (ja)
JPH04271172A (ja) 光半導体装置
JPH0513800A (ja) 半導体装置
JP3592115B2 (ja) 回路内蔵型受光素子
JP2501556B2 (ja) 光センサおよびその製造方法
JP3510500B2 (ja) 半導体受光装置の製造方法
JP2957837B2 (ja) 受光素子および回路内蔵受光素子
JPH088345B2 (ja) 回路内蔵受光素子
JP2001148503A (ja) 受光装置
JPH10233525A (ja) アバランシェフォトダイオード
JPH04242980A (ja) 受光素子
JP3544567B2 (ja) 回路内蔵受光素子
JPH02260657A (ja) 回路内蔵受光素子の製造方法
JPH0541535A (ja) 半導体装置
JP2670634B2 (ja) 回路内蔵受光素子
JPH02196463A (ja) 回路内蔵受光素子
JP2839413B2 (ja) 回路内蔵受光素子
JP3553715B2 (ja) 光半導体装置
JPH04114469A (ja) 回路内蔵受光素子
JP2957834B2 (ja) 回路内蔵受光素子
JPH02142181A (ja) 回路内蔵受光素子
JPH04258179A (ja) 回路内蔵受光素子の製法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees