JP2001148503A - 受光装置 - Google Patents

受光装置

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JP2001148503A JP33161399A JP33161399A JP2001148503A JP 2001148503 A JP2001148503 A JP 2001148503A JP 33161399 A JP33161399 A JP 33161399A JP 33161399 A JP33161399 A JP 33161399A JP 2001148503 A JP2001148503 A JP 2001148503A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ピックアップなどの信号処理の速度向上に
対応できるように応答速度の向上に適した受光装置とす
ると、光電流のリークが発生する。 【解決手段】 アノードとなる複数のP+型表面拡散層
6a,6b間にN+型表面拡散層8を配置して、P+型表
面拡散層6間に生成するP型チャネルを通じての光電流
のリークを抑制する。また、P+型表面拡散層6a,6
b全体をN+型表面拡散層4により囲むことにより、P+
型表面拡散層6a,6bからP+型分離層3への光電流
のリークを抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受光装置に関する
ものであり、さらに詳しくは光ディスク装置の光ピック
アップなどに好適な半導体受光装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク装置において光電変換装置と
して用いられる光ピックアップには、光検出部と増幅回
路とが組み込まれた半導体受光装置(回路内蔵受光装
置)が用いられている。光ピックアップなどにおける信
号処理の高速化に伴い、半導体受光装置の光検出部にお
ける応答速度の向上が求められている。
【0003】従来から使用されている回路内蔵受光装置
を図8および図9に例示する。ここで、図8は図9のD
D’断面を示す。この受光装置では、光検出部が、バイ
ポーラ型トランジスタなどの増幅回路が形成された図外
領域とP+型分離層103により分離されている。P型
半導体基板101上にエピタキシャル成長により形成さ
れたN-型半導体層102には、アノードとなるP+型表
面拡散層106およびカソードとなるN+型表面拡散層
104が形成されている。P+型表面拡散層106およ
びN+型表面拡散層104は、それぞれシリコン酸化膜
などからなる反射防止膜111の切り欠き部分に形成し
たアノード電極116およびカソード電極114に接続
している。カソード電極114には、電源110から逆
バイアス電圧が印加される。
【0004】カソード抵抗を低下させて応答速度を上げ
るために、P型半導体基板101とN-型半導体層10
2との界面付近に、高い不純物濃度を有する埋め込み層
(N+型埋め込み層105)を形成することが提案され
ている。応答速度の向上には、光入射に伴ってエピタキ
シャル成長膜に発生する少数キャリア(図示した装置で
は正孔)の拡散走行時間が長いことも問題となる。そこ
で、少数キャリアが電界によりドリフト走行する空乏層
107を拡げるため、エピタキシャル成長膜の比抵抗は
高く保たれている(不純物濃度が低いN-型半導体層1
02として形成される)。
【0005】P+型表面拡散層106とP+分離層103
とを一体として形成した受光装置も知られているが、応
答速度向上のためには、pn接合の容量を低く押さえて
CR時定数を抑制するほうが有利である。そこで、受光
装置を高速化する必要がある場合には、図示したよう
に、P+型分離層103はP+型表面拡散層106から離
間して形成され、アース電極113に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように光検出部を応答速度向上に適した構造へと改善す
ると、光電流がリークするという新たな問題が生じるよ
うになった。図8および図9に示した受光装置のP+
表面拡散層106からP+型分離層103にかけては、
pnp型トランジスタが寄生素子として存在している。
図10に示したように、このトランジスタのゲート電極
には、高比抵抗のN-型半導体層102からなる寄生抵
抗が介在していることになる。また、差動増幅器として
表される増幅回路に所定の電圧Vrefが印加され、アノ
ードもアース電位からVrefだけ高い電圧に保持され
る。このため、寄生素子であるトランジスタがオン状態
となる条件が整い、リーク電流100が発生していた。
【0007】また、空乏層を拡げるためにエピタキシャ
ル成長膜を高比抵抗とすると、多分割型の受光装置の場
合には、アノード間で光電流がリークするという問題も
生じていた。図11に示すように、例えば光ピックアッ
プ用受光装置は、光電流比から光学情報記録媒体に照射
されるレーザ光の光スポット位置などを割り出すため
に、受光領域が複数に分割され、分割された領域ごとに
アノードとなるP+型表面拡散層106a,106bが
形成される。このような受光装置では、エピタキシャル
成長膜の不純物濃度が低く比抵抗が高いとアノード間に
P型チャネルが形成されやすくなる。このため、P+
表面拡散層106a,106b間にリーク電流が発生し
やすい状態となる。アノード間にリーク電流120が発
生すると、光電流比の正確な検出が困難となって光ピッ
クアップ誤動作の原因となる。
【0008】図12に示すように、P型チャネル119
の主要な形成要因は、反射防止膜としてシリコン酸化膜
117とともに形成されるシリコン窒化膜118がワイ
ヤボンディング工程などチップ切断後の組み立て工程に
おいて負に帯電することである。シリコン窒化膜118
が負に帯電すると表面反転層としてP型チャネル119
が形成される。なお、図示した形態とはP型およびN型
が逆の受光装置であっても、シリコンと接するシリコン
酸化膜に生じる正の界面電荷の影響により、P -型半導
体層にN型チャネルが形成されやすくなり、上記と同
様、光ピックアップの誤動作の原因となるリーク電流が
生じやすくなる。
【0009】本発明は、上記事情に鑑み、高速化に適し
た構造を有しながらも、光電流のリークが抑制できる受
光装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の受光装置は、第1導電型の半導体基
板と、この半導体基板上に形成された第2導電型の半導
体層と、この半導体層の表面の所定領域を囲み、上記表
面から上記半導体基板に達するように形成された第1導
電型の分離層とを含み、上記半導体層の表面に、上記分
離層から離間するように上記所定領域に形成された第1
導電型の第1表面拡散層と、この第1表面拡散層を囲む
ように上記第1表面拡散層と上記分離層との間に配置さ
れ、上記半導体層よりも高濃度の不純物を有する第2導
電型の第2表面拡散層とが形成されていることを特徴と
する。
【0011】本発明の第1の受光装置では、第2表面拡
散層が第1表面拡散層と分離層との間のリーク電流を抑
制する。
【0012】また、上記目的を達成するために、本発明
の第2の受光装置は、第1導電型の半導体基板と、この
半導体基板上に形成された第2導電型の半導体層と、こ
の半導体層の表面の所定領域を囲み、上記表面から上記
半導体基板に達するように形成された第1導電型の分離
層とを含み、上記半導体層の表面に、上記分離層から離
間するように上記所定領域に形成された複数の第1導電
型の第1表面拡散層と、この複数の第1表面拡散層の間
に配置され、上記半導体層よりも高濃度の不純物を有す
る第2導電型の第2表面拡散層とが形成されていること
を特徴とする。
【0013】本発明の第2の受光装置では、第2表面拡
散層が上記複数の第1表面拡散層間のリーク電流を抑制
する。この受光装置では、複数の第1表面拡散層が、そ
れぞれ、第2表面拡散層に囲まれていることが好まし
い。第1表面拡散層間のリーク電流とともに、第1表面
拡散層と分離層との間のリーク電流を抑制できるからで
ある。
【0014】本発明の受光装置では、第2表面拡散層
が、第1表面拡散層よりも、半導体層の表面から深い位
置にまで形成されていることが好ましい。また、半導体
基板と半導体層との間に半導体層よりも高濃度の不純物
を有する第2導電型の埋め込み層が形成され、第2表面
拡散層が、上記半導体層の表面から上記埋め込み層に達
するように形成されていることがさらに好ましい。リー
ク電流をより効果的に抑制できるからである。
【0015】第2表面拡散層の形成によってリーク電流
は抑制されるものの、この第2表面拡散層またはその近
傍に光が照射されると応答速度の向上に支障が生じる場
合がある。そこで、本発明の受光装置では、第2表面拡
散層がカソード電極に接続され、このカソード電極が、
分離層および分離層に囲まれた半導体層内に形成される
空乏層から選ばれる少なくとも一方の少なくとも一部を
覆うように配置されていることが好ましい。また、カソ
ード電極が、第1表面拡散層を囲み、かつ空乏層の少な
くとも一部の上方から分離層の少なくとも一部の上方ま
でを覆うように配置されていることがさらに好ましい。
【0016】本発明の受光装置は、分離層が接地され、
第1表面拡散層がアノード電極に接続され、第2表面拡
散層がカソード電極に接続され、上記アノード電極と上
記カソード電極との間に逆バイアス電圧が印加され、上
記アノード電極を増幅手段に接続していることが好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい形態を図
面を参照しながら説明する。 (第1の実施形態)図1(図2のAA’断面図)および
図2に示すように、本実施形態では、P型半導体基板1
上にエピタキシャル成長により形成されたN-型半導体
層2の表面に、N-型半導体層とは逆導電型のP+型表面
拡散層6と、N-型半導体層と同導電型であって不純物
濃度がより高いN+型表面拡散層4とが形成されてい
る。本実施形態の受光装置では、従来とは異なり、P+
型分離層3により囲まれた受光領域において、N+型表
面拡散層4がP+型表面拡散層6を囲むように配置され
ている。
【0018】本実施形態の受光装置でも、従来から提案
されているように、P+型表面拡散層6はアノード電極
16を介して増幅回路へと接続されている。また、P+
型分離層3はP+型表面拡散層から離間して形成され、
アース電極13に接続されて接地されている。また、空
乏層7を広げるために、N-型半導体層2は高比抵抗
(例えば5〜100Ωcm)のエピタキシャル成長膜と
されている。しかし、本実施形態の受光装置では、上記
のようにN+型表面拡散層4を配置することにより、寄
生素子であるトランジスタのベース電極の不純物濃度が
高く保持されてこの部分でのエネルギー障壁が高くなっ
ているため、P+型表面拡散層6からP+型分離層3への
光電流のリークが効果的に防止されている。なお、N+
型表面拡散層4が接続しているカソード電圧14には電
源10から逆バイアス電圧が印加される。
【0019】特に制限されないが、N+型表面拡散層4
の不純物濃度は、平均の抵抗率で換算して0.005〜
0.01Ωcm程度が好ましい。平均の抵抗率が高すぎ
るとシリーズ抵抗が大きくなり、応答速度を低下させ
る。
【0020】また、N+型表面拡散層4は、P+型表面拡
散層6の下方においてP型半導体基板1とN-型半導体
層2との間に形成されたN+型埋め込み層5に達する深
さにまで形成されている。このように本実施形態の受光
装置では、応答速度向上のため、P+型表面拡散層6お
よびその周囲の空乏層7の下方および側方をN+型領域
で囲むことにより、カソード抵抗を低減させている。
【0021】なお、本実施形態の受光装置は、従来から
適宜実施されてきたように、半導体基板への不純物のイ
オン注入、半導体膜のエピタキシャル成長、熱処理によ
る不純物の拡散、熱酸化によるシリコン基板の表面酸化
などの諸工程により製造できる。また、図示を省略する
が、上記半導体層の上方には、反射防止膜に加え、遮光
膜、表面保護膜などが必要に応じて形成される。さら
に、分離層により隔てられた隣接領域には、バイポーラ
型トランジスタなどの増幅回路や演算回路が適宜形成さ
れる。
【0022】(第2の実施形態)図3(図4のBB’断
面図)および図4に示すように、本実施形態では、N-
型半導体層2の表面に、複数のP+型表面拡散層6a〜
6dとN+型表面拡散層4,8とが形成されている。N+
型表面拡散層は、P+型表面拡散層6a〜6dを囲む層
4と、P+型表面拡散層6a〜6d間に配置された層8
とから構成されている。本実施形態では、従来とは異な
り、P+型表面拡散層6a〜6dの各々をN+型表面拡散
層4,8が囲むように配置されている。
【0023】本実施形態の受光装置でも、従来から提案
されているように、光電流比から情報を得るべく、複数
のP+型表面拡散層6a〜6dが個々にアノード電極1
6a〜16dを介して別の増幅回路へと接続されてい
る。また、空乏層7を広げるために、N-型半導体層2
は高比抵抗(例えば5〜100Ωcm)のエピタキシャ
ル成長膜とされている。しかし、上記のようにN+型表
面拡散層8を配置することにより、本実施形態の受光装
置では、P+型表面拡散層6a〜6d間における光電流
のリークが効果的に防止されている。ここでも、N+
表面拡散層4,8の平均抵抗率は、第1の実施形態で説
明した理由から、0.005〜0.01Ωcm程度が好
ましい。
【0024】なお、ここでは、複数のP+型表面拡散層
6a〜6dが全体としてN+型表面拡散層4に囲まれた
形態について説明した。この形態によれば、第1の実施
形態と同様、P+型表面拡散層6a〜6dからP+型分離
層3へのリーク電流も抑制できる。しかし、これに限る
ことなく、図5に示したように、カソードとなるN+
表面拡散層を除いては、P+型表面拡散層6a〜6d間
にのみN+型表面拡散層8を配置してもP+型表面拡散層
間のリーク電流は抑制できる。また、ここでは、4つの
+型表面拡散層6a〜6dを田の字状に区分けした形
態について説明したが、P+型表面拡散層の個数および
配列の方法に特に制限はない。
【0025】複数のP+型表面拡散層の間に形成される
+型表面拡散層8は、N-型半導体層2の深くにまで形
成し過ぎると、空乏層の拡がりが制限されて応答速度が
低下することがある。このため、N+型表面拡散層8
は、隣接するP+型表面拡散層の深さの1〜2倍程度の
深さにまで形成することが好ましい。
【0026】(第3の実施形態)図6(図7のCC’断
面図)および図7に示すように、本実施形態の受光装置
では、図3および図4を参照して第2の実施形態で説明
した受光装置のカソード電極がさらに広い領域に形成さ
れている。この受光装置では、受光領域において、カソ
ード電極15が空乏層7およびP+型分離層3の一部を
覆うように形成されている。カソード電極15は、他の
電極と同様、Alなどの金属により形成されるため、遮
光層として機能する。
【0027】N+型表面拡散層4はリーク電流の防止に
は有効であるが、この領域に光が照射されると拡散電流
の影響によって応答速度の向上に支障を来すおそれがあ
る。また、N+型表面拡散層4近傍に存在する空乏化し
ていないN-型半導体層2に光が照射されると、相対的
に長い少数キャリアの拡散走行時間の影響によって光電
流比の検出精度などに影響が及ぶおそれもある。そこ
で、本実施形態では、カソード電極15をP+型表面拡
散層6を囲むように配置し、さらにカソード電極15の
内側端部を空乏層7の上方に置き、カソード電極15の
外側端部をP+型分離層3の上方に置くことにより、P+
型表面拡散層の外周に配置されたN+型表面拡散層4お
よびこの近傍をカソード電極により覆うこととした。本
実施形態では、拡張されたカソード電極15により、P
+型表面拡散層6a〜6dを1つずつ含む各区画とこの
区画の境界に配置したN+型表面拡散層8とを除いた領
域が遮光されている。
【0028】本実施形態の受光装置では、図7からも明
らかなように、受光領域内において少なくとも一部の電
極を積層する必要が生じる。電極の積層は、カソード電
極15を第1層(下層)とし、アノード電極16や、必
要に応じて積層されるアース電極13は第2層(上層)
とすることが好ましい。カソード電極15を下層とする
ほうが、カソード電極15とN-型半導体層2の表面と
の隙間から漏れ込む不要光を遮蔽しやすいからである。
なお、図示は省略したが、各電極間には、従来から実施
されてきたように層間絶縁膜が形成される。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高速化に適した構造を有しながらも、光電流のリークが
抑制できる受光装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の受光装置の一形態の断面図(図2に
示す受光装置のAA’断面図)である。
【図2】 本発明の受光装置の一形態の平面図である。
【図3】 本発明の受光装置の別の一形態を示す断面図
(図4に示す受光装置のBB’断面図)である。
【図4】 本発明の受光装置の別の一形態を示す平面図
である。
【図5】 本発明の受光装置のまた別の一形態を示す断
面図である。
【図6】 本発明の受光装置のさらに別の一形態を示す
断面図(図7に示す受光装置のCC’断面図)である。
【図7】 本発明の受光装置のさらに別の一形態を示す
平面図である。
【図8】 従来の受光装置の一例を示す断面図(図9に
示す受光装置のDD’断面図)である。
【図9】 従来の受光装置の一例を示す平面図である。
【図10】 従来の受光装置の等価回路を示す回路図で
ある。
【図11】 従来の受光装置のまた別の一例を示す断面
図である。
【図12】 図11の受光装置の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 P型半導体基板 2 N-型半導体層 3 P+型分離層 4 N+型表面拡散層 5 N+型埋め込み層 6 P+型表面拡散層 7 空乏層 11 反射防止膜 13 アース電極 14 カソード電極 16 アノード電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA05 AA10 AB02 AB10 BA02 CA03 DA32 DD10 FC09 GB15 5F049 MB03 NA03 NA05 NA17 NB08 QA14 QA15 RA03 SZ01 UA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板と、前記半導体
    基板上に形成された第2導電型の半導体層と、前記半導
    体層の表面の所定領域を囲み、前記表面から前記半導体
    基板に達するように形成された第1導電型の分離層とを
    含む受光装置であって、 前記半導体層の表面に、前記分離層から離間するように
    前記所定領域に形成された第1導電型の第1表面拡散層
    と、この第1表面拡散層を囲むように前記第1表面拡散
    層と前記分離層との間に配置され、前記半導体層よりも
    高濃度の不純物を有する第2導電型の第2表面拡散層と
    が形成されていることを特徴とする受光装置。
  2. 【請求項2】 第1導電型の半導体基板と、前記半導体
    基板上に形成された第2導電型の半導体層と、前記半導
    体層の表面の所定領域を囲み、前記表面から前記半導体
    基板に達するように形成された第1導電型の分離層とを
    含む受光装置であって、 前記半導体層の表面に、前記分離層から離間するように
    前記所定領域に形成された複数の第1導電型の第1表面
    拡散層と、この複数の第1表面拡散層の間に配置され、
    前記半導体層よりも高濃度の不純物を有する第2導電型
    の第2表面拡散層とが形成されていることを特徴とする
    受光装置。
  3. 【請求項3】 複数の第1表面拡散層が、それぞれ、第
    2表面拡散層に囲まれている請求項2に記載の受光装
    置。
  4. 【請求項4】 第2表面拡散層が、第1表面拡散層より
    も、半導体層の表面から深い位置にまで形成されている
    請求項1〜3のいずれかに記載の受光装置。
  5. 【請求項5】 半導体基板と半導体層との間に前記半導
    体層よりも高濃度の不純物を有する第2導電型の埋め込
    み層が形成され、第2表面拡散層が、前記半導体層の表
    面から前記埋め込み層に達するように形成されている請
    求項4に記載の受光装置。
  6. 【請求項6】 第2表面拡散層がカソード電極に接続さ
    れ、前記カソード電極が、分離層および分離層に囲まれ
    た半導体層内に形成される空乏層から選ばれる少なくと
    も一方の少なくとも一部を覆うように配置されている請
    求項1〜5のいずれかに記載の受光装置。
  7. 【請求項7】 カソード電極が、第1表面拡散層を囲
    み、かつ空乏層の少なくとも一部の上方から分離層の少
    なくとも一部の上方までを覆うように配置されている請
    求項6に記載の受光装置。
  8. 【請求項8】 分離層が接地され、第1表面拡散層がア
    ノード電極に接続され、第2表面拡散層がカソード電極
    に接続され、前記アノード電極と前記カソード電極との
    間に逆バイアス電圧が印加され、前記アノード電極を増
    幅手段に接続した請求項1〜7のいずれかに記載の受光
    装置。
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