JP4671981B2 - 光半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は光半導体装置に関し、特に受光素子と論理素子とが同一の基板上に形成された光半導体装置に関する。
光半導体装置には、光信号を電気信号に変換するフォトダイオード等の受光素子と、周辺回路を構成するトランジスタ素子等の能動素子並びに抵抗素子及び容量素子等の受動素子とを同一の基板上に形成した光電子集積回路(Opto-Electronic Integrated Circuit:OEIC)装置があり、光信号を電気信号へ変換する機能として各種の光センサ装置や光ディスク用の光ピックアップ装置として用いられている。
光ピックアップ装置として用いられるOEIC装置は、受光感度の向上と動作の高速化とが要望されている。また、光ピックアップ装置は、赤外光を用いるCD(Compact Disc)用、赤色光を用いるDVD(Digital Versatile Disc)用に、近年、青色光を用いるBD(Blue Digital Versatile Disc)用が加わり、1つの光ピックアップ装置で3種類の波長の異なる光源信号を検出できる装置が要望されている。すなわち、従来の赤外光及び赤色光の受光感度と高速応答とを維持しながら、さらに青色光に対する受光感度と高速応答性とを備えていることが要望されている。
以下、従来例としてフォトダイオード素子とバイポーラトランジスタ素子とがモノリシックに形成されたOEIC装置の説明をする(例えば、特許文献1を参照。)。
図6は、従来の光半導体装置を示す断面図である。同図に示すように、従来の光半導体装置では、比抵抗が150Ωcmの低不純物濃度のP型シリコン(Si)からなる半導体基板101の上に高濃度の不純物を含む半導体からなるP 型半導体層102が形成され、P 型半導体層102の上には、該P 型半導体層102よりも不純物濃度が低いP 型半導体層103が形成されている。そして、P 型半導体層103の上には、該P 型半導体層103よりも不純物濃度が高いN型半導体層104が形成されている。
型半導体層102における不純物濃度のピーク位置は、N型半導体層104の上面から約10μmに設定されている。N型半導体層104の厚さは、VPNP−Trを形成するために2μmに設定されている。
型半導体層103及びN型半導体層104には、受光素子部100とトランジスタ部200と第2のトランジスタ部220が形成されている。受光素子部100におけるN型半導体層104の最上部には、N型半導体層104よりも不純物濃度が高いN 型半導体領域106が形成されている。ここで、N 型半導体領域106の厚さは0.15μmかそれ以下である。
受光素子部100のカソードは、N 型半導体領域106の周辺部に形成されるカソードコンタクト領域107、N型多結晶半導体層108a及びカソード電極109により構成される。受光素子部100のアノードは、受光素子部100の周辺部に形成されたP 型埋め込み領域110、アノードコンタクト領域111、P型多結晶半導体層112及びアノード電極113により構成される。
これに対し、NPNバイポーラトランジスタが設けられたトランジスタ部200は、N型半導体層104の内部であって、素子分離絶縁膜105とP 型埋め込み領域110とにより受光素子部100および第2のトランジスタ部220から素子分離されて形成されている。トランジスタ部200のコレクタは、埋め込みコレクタ領域114、コレクタコンタクト領域115、N型多結晶半導体層108b及びコレクタ電極116により構成される。ベース部は、活性ベース領域117、コンタクトベース領域118、P型多結晶半導体層112及びベース電極120により構成される。エミッタ部は、エミッタ領域119、N型多結晶半導体層108c及びエミッタ電極121により構成される。
VPNP−Trが設けられた第2のトランジスタ部220では、P 型半導体層103にN型埋め込み層130が形成され、その上のN型半導体層104にはP型埋め込みコレクタ領域131が形成されている。また、N型半導体層104の厚さは、P型埋め込みコレクタ領域131を確保するために約2μmに設定している。
第2のトランジスタ部220のコレクタは、P型埋め込みコレクタ領域131、コレクタコンタクト領域132、N型多結晶半導体層108d及びコレクタ電極133により構成される。ベースは、活性ベース領域134、コンタクトベース領域135、P型多結晶半導体層112、ベース電極136により構成される。エミッタは、エミッタ領域137、N型多結晶半導体層108e及びエミッタ電極138により構成される。このように、図6に示す構成により、第2のトランジスタ部220としてVPNP−Trの形成が可能である。
以上のように構成された従来の光半導体装置の受光部の動作について、図7(a)、(b)を用いて説明する。図7(a)は、図6に示す従来の光半導体装置における縦方向の不純物濃度を示す図であり、(b)は、従来の光半導体装置における縦方向のエネルギバンドを示す図である。
まず、受光素子部100に入射した光は、N 型半導体領域106の表面に照射される。図7(a)、(b)に示すように、N 型半導体領域106とN型半導体層104とにより生成されたキャリヤは、N型半導体層104とN 型半導体領域106との濃度差によるポテンシャル勾配aにより加速されて、N 型半導体領域106からN型半導体層104のフラット領域dを濃度拡散により移動する。移動したキャリヤは、P 型半導体層103に到達する。P 型半導体層103においては、受光素子部100のカソード電極109にあらかじめ逆バイアス電圧が印加されているため、受光素子部100の周辺部に位置するP 型埋め込み領域110に囲まれたP型半導体層103からP 型半導体層102に至る領域にまで空乏層が形成されている。従って、P 型半導体層103に到達したキャリヤは、空乏層内をドリフト電流として高速に移動するので、受光素子部100は高速な応答が可能となる。
また、半導体基板101に到達した入射光は、半導体基板101にキャリヤを生成し、生成されたキャリヤは拡散により任意の方向に移動する。キャリヤの移動速度は拡散によるため遅く、且つキャリヤの一部は再結合により消滅する。再結合により消滅しなかったキャリヤは、P+ 型半導体層102の近辺にまで到達するが、P 型半導体層102と半導体基板101との不純物の濃度差によるポテンシャル障壁が存在するためキャリヤ電子はP 型半導体層102及びP 型半導体層103までは到達できずに再結合して消滅する。従って、拡散により移動するキャリヤを消滅させることができるのでより高速な応答が可能となる。
特開2006−120984号公報 特開2000−252507号公報
前述したように、光ピックアップ装置には、赤外光を用いるCD用及び赤色光を用いるDVD用に加え、青色光を用いた高密度DVD用の計3タイプがある。高密度DVDは、データ密度が大きいため高速応答性が要望されており、青色光に対する十分な受光感度と高速応答性とが望まれる。ここで、3タイプのそれぞれの光波長に対する半導体への光吸収量について説明する。半導体への光吸収量は、入射光の波長に依存し特定の波長光の吸収係数αを持つ入射光に対する入射面からの深さtに対する半導体の吸収量は、1−e−αt (但し、eは自然対数の底である。)で示される。例えば、シリコン半導体に対する光吸収量が約90%となる入射光面からの深さは、波長が780nmの赤外光で約24μmとなり、波長が650nmの赤色光で約7.7μmとなり、波長が405nmの青色光で約0.6μmとなる。また、受光特性については、光の波長に依存するフォトン数に対し効率良く電子正孔対を生成し、この電子または正孔を電流に寄与するキャリヤとして、電気的に高効率で取り出せる構造が受光感度と応答速度との向上につながる。
しかしながら、従来例の場合は、N型半導体層104の厚さを2μmとするため、図7(b)に示すように、電子に対するポテンシャル勾配が平坦なフラット領域dが支配的な構造となる。よって、該フラットな領域dを移動するキャリヤの移動距離が長くなり、P 型半導体層103とN型半導体層104とにより発生した空乏層までの到達時間が長くなる。その結果、応答速度が低下してしまうという問題が生じる。また、キャリヤの走行距離が長くなると、再結合量が増えるので受光感度が低下することにもなる。
特に前述した青色光に対しては、0.6μmで90%の光吸収となるため、表面の非空乏層領域でキャリヤが生成され、上述の現象の影響が顕著となり、応答速度の低下並びに受光感度の低下が発生する。従来の構造では、N型半導体層104を厚くするほど受光素子の感度は向上するが、トランジスタの特性は低下する。すなわち、受光素子とトランジスタの形成、特にVPNP−Trの形成において、受光感度とTr形成のためのN型半導体層104の厚みには、トレードオフの関係があり双方の特性を満たすことは、困難となっていた。
また、図7(b)に示すように、従来例に係る光半導体装置に設けられたP 型半導体層103において、P 型埋め込み領域110とP 型半導体層102との間に存在する高抵抗領域が存在するため、受光素子部100における周波数特性が劣化するという不具合もある。従来例においては、このシリーズ抵抗の低減を図るために、P 型埋め込み領域110の幅を比較的に大きくなるようにパターン化している。しかしながら、これでは受光素子部100の周辺領域が大きくなってしまうため、チップ面積を縮小できないという不具合を生じる。
更に、青色光の波長は、他の赤色光、赤外光に対し短波長であるために、1フォトンのエネルギー量が大きく、同一光出力量でのフォトン数が少ない。よって、生成されるキャリヤ量も少ないため受光感度が低下する。量子効率が100%(1フォトンに対し、1電子正孔対生成)とした場合、前述した各々の光波長の受光感度は、赤外光で0.63A/W、赤色光で0.52A/W、青色光で0.33A/Wとなる。故に、青色光に対するOEICの回路として、ゲイン抵抗を他の波長光用の回路よりも大きくする必要があり、結果として回路周波数特性の低下を招く。また、受光感度が低いためOEICとしてのノイズ特性が悪いという不具合も発生する。
本発明は、光半導体装置の受光素子における動作特性(受光感度及び高速応答性)を向上させることと、NPNトランジスタ及びVPNPトランジスタなどを容易に搭載可能にする光半導体装置を提供することとを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明の光半導体装置は、入射光を電流信号に変換する受光動作部と、前記電流信号を増幅する電流増幅動作部とを有する受光素子部を備えた光半導体装置であって、前記受光動作部は、第1導電型の半導体基板上に設けられた第1導電型の半導体層と、前記半導体層上に設けられた第2導電型の第1の半導体領域と、前記第1の半導体領域と絶縁分離された、前記半導体層上に設けられた第1導電型の第2の半導体領域と、前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域とを絶縁分離する第1の素子分離絶縁層とを有し、前記電流増幅動作部は、前記第2の半導体領域と、前記半導体基板内に設けられた第2導電型の第3の半導体領域と、前記第2の半導体領域と絶縁分離され、前記第3の半導体領域上に設けられた第2導電型の第4の半導体領域と、前記第2の半導体領域と前記第4の半導体領域とを絶縁分離する第2の素子分離絶縁層とを有している。
このように、光電流を発生する受光動作部と電流増幅動作部とが半導体基板上に設けられていることにより、入射光を介して受け取った信号を、十分な大きさに増幅することが可能となる。
特に、第3の半導体領域と第2の半導体領域との間に高電圧を印加することにより、電流増幅動作部がアバランシェ増幅を利用して信号を増幅することが可能となる。これにより、第2導電型の第1の半導体領域を厚くすることなく受光感度を向上させることができ、高速応答性や高周波特性も向上させることが可能となる。また、赤外光や赤色光だけでなく青色光に対する受光感度も向上させることができる。また、電子もしくはホールのどちらか一方のみを増幅することができるので、ノイズを低減することも可能となる。さらに、受光素子部を構成する半導体領域はトランジスタを作製するための工程と共通化することもできるため、受光素子部と各種トランジスタとを同一基板上に容易に集積化することができる。
また、受光素子部の受光感度を十分に高くすることができるため、同一基板上に設けられる各種トランジスタの構造が、受光素子部の特性を確保するために受ける制限を小さくすることができる。
本発明に係る光半導体装置によると、受光動作部において第1の半導体領域と半導体層とで構成する受光素子で生じたキャリヤを電流増幅動作部で増幅することができるので、青色光などの短波長の光に対しても十分な受光感度を得ることができる。また、電流増幅動作にはアバランシェ増幅を利用することができる。また、受光動作部で生じたホール/電子対のうちどちらか一方のキャリヤのみを増幅することができるので、ノイズを低減することができる。
(第1の実施形態)
本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置における受光素子部の一例を示す断面図である。本実施形態の受光素子部50は、入射光を電気信号に変換する受光動作部54と、受光動作部54で生じた信号を例えばアバランシェ増幅により増幅する電流増幅動作部52とを有している。なお、アノード電極12およびP型半導体領域5は受光動作部54と電流増幅動作部52の両方に属している。
図1に示すように、例えば比抵抗が100Ωcm〜200Ωcm程度の低不純物濃度のP型シリコン(Si)よりなるP 型半導体基板1の内部には、例えば、厚さが2μmで不純物濃度が約1x1018cm−3の高濃度の半導体層よりなるN型半導体領域3がイオン注入により選択的に形成されている。P 型半導体基板1の上には、厚さが2μmで不純物濃度がP型半導体基板1よりも高い例えば約1x1016cm−3のP型半導体層2がエピタキシャル成長により形成されている。
このように形成されたエピタキシャル基板の主面(回路形成面)は、受光素子部50、第1のトランジスタ部60及び第2のトランジスタ部70に区画されている(図4参照)。受光素子部50、第1のトランジスタ部60及び第2のトランジスタ部70のそれぞれは、局所的にトレンチ加工した、酸化シリコン(SiO )よりなる素子分離絶縁層7によって区画されている。また、素子分離絶縁層7は、アノード電極12とカソード電極13との間の下方、および第1のトランジスタ部60との境界では、P型半導体層2の厚みよりも深くまで形成されている。カソード電極11とアノード電極12との間の下方に設けられた素子分離絶縁層8はP型半導体層2の厚みよりも浅く形成されている(すなわち、素子分離絶縁層8の底面はP型半導体層2の底面よりも浅い位置にある)。また、P型半導体層2の各電極を除く領域上には、パッシべーション膜として例えば酸化シリコン等からなる保護絶縁膜23が形成されている。
本実施形態の特徴として、受光動作部54に含まれるP型半導体層2上には、例えば厚さが0.2μmで、不純物のピーク位置がP型半導体層2の上面から0.1μmの深さ位置にあり、不純物濃度が約1x1018cm−3のN型半導体領域6が選択的に形成されている。N型半導体領域6はP型半導体層2上に設けられていてもよい。N型半導体領域6の側上には、N型の高濃度不純物が導入された多結晶半導体層9が選択的に形成され、多結晶半導体層9からの不純物拡散によりカソードコンタクト層10が形成されている。また、多結晶半導体層9の上にはカソード電極11が形成されている。
素子分離絶縁層7の周辺部には、不純物のピーク位置がP型半導体層2の上面から例えば0.2μmの深さで、厚さが0.4μmで不純物濃度が約1x1018cm−3のP型半導体領域5がイオン注入により選択的に形成されている。P型半導体領域5の上にアノード電極12が形成されている。また、電流増幅動作部52におけるP 型半導体基板1内にはN型半導体領域3が形成されている。
受光素子部50のP型半導体領域5の外側には、素子分離絶縁層7で囲まれたN型半導体領域4がN型半導体領域3に接するように形成されている。N型半導体領域4の上にはアバランシェ増幅用のカソード電極13が形成されている。なお、カソード電極11、13、アノード電極12はいずれもリング状である。また、半導体領域5は素子分離絶縁層8を挟んでN型半導体領域6およびカソードコンタクト層10を囲むように設けられ、N型半導体領域4は素子分離絶縁膜7を挟んでP型半導体領域5を囲むように設けられている。これにより動作時の電界集中が緩和され、縦方向の電界分布が支配的となるようなレイアウト設計となっている。
以上の拡散層、分離層の形成により、受光動作部54と電流増幅動作部52とが並んだ状態で受光素子部50が構成される。受光動作部54と電流増幅動作部52とが並んで設けられていること、受光動作部54における空乏層形成のためのpnジャンクションがP型半導体層2とN型半導体領域6とで形成されていることが従来の光半導体装置と大きく異なる点である。
ここで、本実施形態の受光素子の増幅作用の原理を説明する。図5(b)は、本実施形態に係る受光素子部の受光動作部(フォトダイオード部)、電流増幅動作部(アバランシェ動作部)の電位ポテンシャル分布図である。
まず、受光動作部54のフォトダイオードに照射された光によって、受光領域の空乏層で電子正孔対が生成される。図5(b)左図に示す空乏層内の電位ポテンシャル勾配に従って、電子はN型半導体領域6側へ、正孔はP型半導体基板1側へ電界に従い移動する。電子は、そのままカソード電極11へ吸い上げられる。正孔は、P型半導体基板1へ移動した後、P型半導体領域5により形成される内部電位差により、P型半導体領域5側へ移動する。この状態下で、P型半導体領域5とN型半導体領域3の間でアバランシェ降伏近傍の電圧をN型半導体領域4を介してN型半導体領域3に印加することにより、P型半導体領域5の下に形成されたP型半導体層2とP 型半導体基板1とN型半導体領域3が図5(b)右図に示すように急峻な電位ポテンシャル構造を形成することとなり、高電界による正孔移動が発生し、アバランシェ作用による新たな電子正孔対が生成する。この現象が繰り返される事により、光により生成された電子正孔対よりも大きな電子正孔対が生成され電流増幅作用が起こる。この結果、受光感度は増幅率が支配的となり、前述した量子効率100%の光波長に依存した受光感度よりも大きい受光感度を得ることができる。よって、トランジスタ特性を向上するためにP型半導体層2を薄く設定し、受光動作部54で生じる光電流が小さくなった場合でも、増幅作用により受光感度を高く設定できるため、上述のトレードオフの関係は、緩和される。なお、アバランシェ増幅させるためにはカソード電極13とアノード電極12との間に例えば15V程度の比較的高電圧を印加する必要がある。なお、図5(a)は、比較のために示した従来の光半導体装置における電位ポテンシャル分布図である。
また、本実施形態の受光素子部50では、空乏層で生じた電子はカソード電極11へ流れ、正孔はアノード電極12へ流れる。従って、アバランシェ増幅の引き金となるのは正孔のみであるため、ノイズ特性を大幅に改善することができる。
本実施形態の受光素子部50を備えた光半導体装置によれば、P型半導体層2を薄くできるので、赤色光、赤外光だけでなく、P型半導体層2のうち浅い領域で電子正孔対を生じさせる青色光に対する受光感度を向上させることができる。そのため、各色用の受光素子部を形成することなく、1つの受光素子部50で異なる波長の光を信号に変換することが可能となる。なお、フォトダイオードの上(N型半導体領域6の上)には反射防止膜(図示せず)が形成されるが、この反射防止膜を青色光用に設定すれば、受光動作部54に入射する青色光の量の減衰を防げるので、好ましい。
なお、受光素子部50を構成する半導体層および半導体領域に含まれる不純物濃度は、以上で例示した値に限られない。ただし、動作時に空乏層を形成させるため、P型半導体層2に含まれる不純物の濃度は、P 型半導体基板1以上であって、且つN型半導体領域6に含まれる不純物の濃度より低いことが好ましい。また、電流増幅動作部において抵抗を低減するため、N型半導体領域3に含まれる不純物の濃度はP 型半導体基板1に含まれる不純物の濃度より高いことが好ましく、N型半導体領域4に含まれる不純物の濃度はN型半導体領域3に含まれる不純物の濃度よりも高いことが好ましい。また、アノード電極12との接触抵抗を低減するため、P型半導体領域5に含まれる不純物の濃度は、P 型半導体基板1に含まれる不純物の濃度より高いことが好ましい。
なお、本実施形態の受光素子部50における各部に含まれる不純物の導電型を逆にしても動作させることができる。この場合には、受光動作部54で生成した正孔/電子対のうち電子のみがアバランシェ増幅を起こすように設計することができる。
また、P 型半導体基板1の材料としてはシリコンが最も好ましく用いられるが、SiGeや化合物半導体など、他の半導体であっても用いることは可能である。
なお、本実施形態の受光素子部50は、公知の製造技術を用いて作製される。すなわち、P 型半導体基板1内にN型不純物イオンを注入してN型半導体領域3を形成する。次に、P 型半導体基板1上にCVD法などにより、厚さ2μm程度のP型半導体層2をエピタキシャル成長させる。次いで、P型半導体領域5、N型半導体領域4、およびN型半導体領域6を順次イオン注入により形成する。次に、公知のSTI形成技術により素子分離絶縁層7、8を形成する。その後、P型半導体層2の一部上に高濃度のN型不純物を含むポリシリコンからなり、厚さ0.2μm程度の多結晶半導体層9を形成する。次いで、熱処理を行うことにより、多結晶半導体層9からP型半導体層2へと不純物が拡散し、N型不純物を含むカソードコンタクト層10を形成する。その後、各電極を形成し、保護絶縁膜23を形成する。以上の工程により、本実施形態の受光素子部を形成することができる。
(第2の実施形態)
図2は、本発明の第2の実施形態に係る光半導体装置における受光素子部の一例を示す断面図である。本実施形態の受光素子部は、第1の実施形態の受光素子部の構成に、受光動作部のP 型半導体基板1とP型半導体層2の間にP型半導体領域14を形成したものである。
図1に示す第1の実施形態に係る光半導体装置では、受光動作部54の空乏層が半導体基板まで到達するため、長波長の光に対し発生したキャリヤがP 型半導体基板1でも光電流として寄与するため、光電流量のばらつきが大きくなる可能性がある。これに対し、本実施形態の光半導体装置では、P型半導体領域14を形成することにより、図5(c)に示すように、P 型半導体基板1に対し電位が高い内部電界を発生させることが可能となる。よって、P型半導体領域14は非空乏層領域となり、ここでのキャリアの移動は拡散が支配的となる。そのため、P 型半導体基板1側で生成されたキャリヤは大部分が再結合し、受光動作部54に流入することが無くなり、光電流を安定にすることが可能となる。従って、本実施形態の受光素子部50では、光電流量のばらつきが抑えられている。
(第3の実施形態)
図3は、本発明の第3の実施形態に係る光半導体装置における受光素子部を示す断面図である。
本実施形態の受光素子部50では、N型半導体領域3が電流増幅動作部だけでなく受光動作部にも設けられている。このように、N型半導体領域3がP型半導体領域14の下方にまでを広がっていることにより、受光動作部とP 型半導体基板1とを完全に接合分離することが可能となり、P- 型半導体基板1側で生成されたキャリヤの影響を無くす事が可能となる。なお、本実施形態の受光素子部50の受光動作部および電流増幅動作部における電位ポテンシャルを図5(d)に示す。
なお、P型半導体領域14が設けられない第1の実施形態の受光素子部(図1参照)において、N型半導体領域3の形状を本実施形態の受光素子部と同じにしてもよい。
(第4の実施形態)
図4は、本発明の第4の実施形態に係る光半導体装置(OEIC装置)を示す断面図である。第1〜第3の実施形態として説明した受光素子部は、バイポーラトランジスタやMOSトランジスタなどと同一基板上に集積化することが可能であり、互いに共通の工程により形成することが可能である。図4では、第3の実施形態に係る受光素子を用いる例を示す。
型半導体基板1上には、受光素子部50の他に、NPNバイポーラトランジスタ及びVPNPトランジスタが設けられた第1のトランジスタ部60と、CMOSトランジスタが設けられた第2のトランジスタ部70とが形成されている。受光素子部50、第1のトランジスタ部60、第2のトランジスタ部70とは互いにP 型半導体基板1あるいはN型半導体領域3にまで達する素子分離絶縁層7によって区画されている。
以下、第1のトランジスタ部60及び第2のトランジスタ部70の構成を説明する。
第1のトランジスタ部60は、N型コレクタ部とP型ベース部とN型エミッタ部とを有するバイポーラトランジスタNPN―Trと、P型コレクタ部とN型ベース部とP型エミッタ部とを有するバイポーラトランジスタVPNP−Trとを含んでいる。
NPN−TrのN型コレクタ部は、P 型半導体層中にN型不純物を拡散し形成したN型コレクタ領域64と、コレクタコンタクトとしてのN型半導体領域3及びN型半導体領域66と、N型半導体領域66の上に形成されたコレクタ電極18とで構成されている。P型ベース部は、P型半導体により構成される活性ベース層15と、P+型半導体のベースコンタクト領域16と、ベースコンタクト領域16の上に形成されたベース電極19とで構成されている。N型エミッタ部は、活性ベース層15の上に形成されたN型不純物を含むエミッタ領域17と、エミッタ領域17上に形成され、高濃度のN型不純物が導入された多結晶半導体層9bと、多結晶半導体層9bの上に形成されたN型エミッタ電極とで構成されている。
PNP−TrのP型コレクタ部は、コレクタコンタクトとなるP型半導体領域21と、P型半導体領域21の上に形成され、素子分離絶縁層7に囲まれたP型半導体領域22と、P型半導体領域22の上に形成されたP型コレクタ電極26とで構成されている。N型ベース部は、N型半導体領域68上に形成されたN型活性ベース領域73と、N型活性ベース領域73に接し、N型半導体領域68上に形成されたN型コンタクトベース領域24と、ベース電極28とで構成されている。P型エミッタ部は、N型活性ベース領域73上に形成されたP型エミッタ領域25と、P型エミッタ領域25上に形成された多結晶半導体層9cと、多結晶半導体層9c上に形成されたエミッタ電極27とで構成されている。
本発明の受光素子部50によれば、アバランシェ増幅作用により受光特性の向上が図れるため、受光素子特性に束縛されないトランジスタの形成が可能となる。
次に、第2のトランジスタ部70は、Nチャネル型およびPチャネル型のMOSトランジスタを含んでいる。各々のMOSトランジスタ同士は、素子分離絶縁層7により分離されている。各々の拡散層は、P型半導体層2の上に形成されており、N型ソース領域32、N型ドレイン領域31およびゲート電極となるN型多結晶半導体層34がNチャネル型MOSトランジスタを構成している。
また、P型ソース領域30、P型ドレイン領域29、およびゲート電極となるP型多結晶半導体層33がPチャネル型MOSトランジスタを構成している。
本発明の受光素子部50を用いれば、MOSトランジスタについても受光素子部50の受光感度に束縛されない設計が可能となる。
以上説明したように、本実施形態の光半導体装置では、高速応答性と3タイプの光源波長に対して高い受光感度を有する受光素子、NPN−Tr、VPNP−Tr及びNチャネル型、Pチャネル型MOSトランジスタなどを1つのチップに混載することを実現できる。
本発明の光半導体装置は、複数の波長の光信号が低出力である場合でも検出することができ、複数種の光を用いたDVDなどの光検出装置として有用である。
本発明の第1の実施形態に係る光半導体装置における受光素子部の一例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態に係る光半導体装置における受光素子部の一例を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態に係る光半導体装置における受光素子部を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る光半導体装置(OEIC装置)を示す断面図である。 (a)は、従来の光半導体装置における電位ポテンシャルを示す分布図であり、(b)〜(d)は、第1〜第3の実施形態に係る光半導体装置の受光素子部における電位ポテンシャルを示す分布図である。 従来の光半導体装置を示す断面図である。 図6に示す従来の光半導体装置における縦方向の不純物濃度を示す図である。
符号の説明
1 P型半導体基板
2 P型半導体層
3 N型半導体領域
4 N型半導体領域
5 P型半導体領域
6 N型半導体領域
7、8 素子分離絶縁層
9、9b、9c 多結晶半導体層
10 カソードコンタクト層
11、13 カソード電極
12 アノード電極
14 P型半導体領域
15 活性ベース層
16 ベースコンタクト領域
17 エミッタ領域
18 コレクタ電極
19 ベース電極
21 P型半導体領域
22 P型半導体領域
23 保護絶縁膜
24 N型コンタクトベース領域
25 P型エミッタ領域
26 P型コレクタ電極
27 エミッタ電極
28 ベース電極
29 P型ドレイン領域
30 P型ソース領域
31 N型ドレイン領域
32 N型ソース領域
33 P型多結晶半導体層
34 N型多結晶半導体層
50 受光素子部
52 電流増幅動作部
54 受光動作部
60 第1のトランジスタ部
64 N型コレクタ領域
66 N型半導体領域
68 N型半導体領域
70 第2のトランジスタ部
73 N型活性ベース領域

Claims (14)

  1. 入射光を電流信号に変換する受光動作部と、前記電流信号を増幅する電流増幅動作部とを有する受光素子部を備えた光半導体装置であって、
    前記受光動作部は、
    第1導電型の半導体基板上に設けられた第1導電型の半導体層と、
    前記半導体層上に設けられた第2導電型の第1の半導体領域と、
    前記第1の半導体領域と絶縁分離された、前記半導体層上に設けられた第1導電型の第2の半導体領域と、
    前記第1の半導体領域と前記第2の半導体領域とを絶縁分離する第1の素子分離絶縁層とを有し、
    前記電流増幅動作部は、
    前記第2の半導体領域と、
    前記半導体基板内に設けられた第2導電型の第3の半導体領域と、
    前記第2の半導体領域と絶縁分離され、前記第3の半導体領域上に設けられた第2導電型の第4の半導体領域と、
    前記第2の半導体領域と前記第4の半導体領域とを絶縁分離する第2の素子分離絶縁層とを有している光半導体装置。
  2. 前記第1の素子分離絶縁層の底面は、前記半導体層の底面よりも浅いことを特徴とする請求項1に記載の光半導体装置。
  3. 前記第2の素子分離絶縁層は、前記第3の半導体領域に接していることを特徴とする請求項1または2に記載の光半導体装置。
  4. 前記第3の半導体領域は、前記電流増幅動作部から前記受光動作部に亘って設けられていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  5. 前記受光動作部は、前記半導体基板の上で且つ前記半導体層の下であって、平面的に見た場合に前記第1の素子分離絶縁層に囲まれた領域に設けられた第1導電型の第5の半導体領域をさらに有していることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  6. 前記第3の半導体領域は、前記第4の半導体領域の下から前記第5の半導体領域の下方に亘って設けられていることを特徴とする請求項5に記載の光半導体装置。
  7. 前記半導体層に含まれる不純物の濃度は前記半導体基板に含まれる不純物の濃度以下であり、
    前記第1の半導体領域に含まれる不純物の濃度は、前記半導体層に含まれる不純物の濃度より高いことを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  8. 前記第3の半導体領域に含まれる不純物の濃度は前記半導体基板に含まれる不純物の濃度よりも高く、
    前記第4の半導体領域に含まれる不純物の濃度は前記第3の半導体領域に含まれる不純物の濃度よりも高いことを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  9. 前記第2の半導体領域に含まれる不純物の濃度は、前記半導体基板に含まれる不純物の濃度より高いことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  10. 前記第3の半導体領域に含まれる不純物の濃度は、前記半導体基板に含まれる不純物の濃度よりも高いことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  11. 前記電流増幅動作部では、前記半導体層を挟んで駆動時に前記第3の半導体領域と前記第2の半導体領域との間に電圧を印加することにより前記電流信号をアバランシェ増幅させることを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  12. 前記受光動作部で生じる前記電流信号はホールおよび電子を含み、
    前記電流増幅動作部では、前記受光動作部で生じた前記電流信号のうち電子もしくはホールのどちらか一方のみを増幅することを特徴とする請求項11に記載の光半導体装置。
  13. 前記第2の半導体領域は、前記第1の素子分離絶縁層を挟んで前記第1の半導体領域を囲むように設けられており、
    前記第4の半導体領域は、前記第2の素子分離絶縁層を挟んで前記第2の半導体領域を囲むように設けられていることを特徴とする請求項1〜12のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
  14. 前記半導体基板上に設けられ、バイポーラトランジスタを有する第1のトランジスタ部と、
    前記半導体基板上に設けられ、MOSトランジスタを有する第2のトランジスタ部とをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜13のうちいずれか1つに記載の光半導体装置。
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