JP4100474B2 - 光半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、受光素子とトランジスタが同一基板上に混載された光半導体装置及びその製造方法に関する。
受光素子は、光信号を電気信号に変換する素子であり、様々な分野で用いられている。中でもCDやDVD等の光ディスク分野において、光ディスク上に記録されている信号を読み書きする光ピックアップ装置のキーデバイスとして重要である。近年、高性能化・高集積化の要請により、受光素子であるフォトダイオードと、バイポーラトランジスタ、抵抗、容量等の各種電子素子とを同一基板上に混載したいわゆる光電子集積回路(OEIC)がある。このOEICにおいては、高受光感度・高速・低ノイズ特性を有した受光素子と、高速・高性能のバイポーラトランジスタとの混載が要求されている。
以下、従来の光半導体装置について説明する。
図8は、従来技術における光半導体装置(OEIC)の断面図である。このOEICは、半導体基板としてシリコン基板、バイポーラトランジスタとしてバーティカルPNPトランジスタ(V−PNPトランジスタ)、受光素子としてpinフォトダイオードが同一基板上に構成されている。1は低濃度p型のシリコン基板、2はシリコン基板1上に形成されたn型エピタキシャル層、3はn型エピタキシャル層2において形成されたV−PNPトランジスタ、4はn型エピタキシャル層2において形成されたpinフォトダイオードである。
V−PNPトランジスタ3において、5は高濃度p型のエミッタ層、6はエミッタ層5の下部に形成されたn型のベース層、7はベース層8の下部に形成されたp型コレクタ層、8はコレクタ層7の下部に形成された高濃度のn型埋め込み層、9はエミッタ電極、10はベース電極、11はコレクタ電極である。エミッタ層5、ベース層6、コレクタ層7に流れる電流はそれぞれ、エミッタ電極9、ベース電極10、コレクタ電極11から外部に取り出される。
12はV−PNPトランジスタ3やフォトダイオード4等の素子間を電気的に絶縁分離する高濃度p型の分離層である。
フォトダイオード4において、13はn型エピタキシャル層2からなるカソード層、14はカソード層13上に形成された高濃度n型のカソードコンタクト層、15はカソードコンタクト層14上に形成されたカソード電極である。
16は分離層と兼用した高濃度p型のアノードコンタクト層、17はアノードコンタクト層16上に形成されたアノード電極である。アノード領域はカソード層13の下部の低濃度p型のシリコン基板1の領域であり、正孔に対してはアノードコンタクト層16を介してアノード電極17から、電子に対してはカソードコンタクト層14を介してカソード電極15から電流として外部に取り出される。18はカソードコンタクト層14の上部に形成された受光面であり、しばしば入射光の界面での反射を低減するために反射防止膜が設けられる。
以上のように構成されたOEICについて、以下にその動作を説明する。
受光面18から光が入射し、カソード層13とアノードであるシリコン基板1で吸収され、電子・正孔対が発生する。このとき、フォトダイオード4に逆バイアスを印加すると、低不純物濃度であるシリコン基板1側に空乏層が広がり、空乏層近傍で発生した電子・正孔対のうち、電子はカソードコンタクト層14に、正孔はアノードコンタクト層16に拡散とドリフトによりそれぞれ分離されて到達し、光電流が発生する。この光電流を受けて、V−PNPトランジスタ3や抵抗素子や容量素子により形成された電子回路により、増幅や信号処理されて出力され、光ディスクの記録や再生信号となる。
しかしこの構造では、V−PNPトランジスタ3の耐圧を確保するためには、通常、n型エピタキシャル層2は、2.5μm以上の膜厚が必要である。一方、フォトダイオード4における光電流は、拡散電流成分とドリフト電流成分に大きく分けられるが、拡散電流は少数キャリアの空乏層端までの拡散に支配されるため、空乏層内の電界によるドリフト電流成分に比べて応答速度が遅く、フォトダイオード4の周波数特性を低下させる要因となる。したがって、フォトダイオード4を高速化するためには、PN接合近傍を完全に空乏化させる必要があり、n型エピタキシャル層2の膜厚は薄い方が有利である。通常は1.0μm以下である。したがって、高速のV−PNPトランジスタ3と、高速のフォトダイオード4を同一基板上に集積するのは困難である。
この問題を解決する方法として、フォトダイオード部のエピタキシャル層を選択的にエッチングする技術が提案されている。
以下、図9を参照しながら、フォトダイオード部のエピタキシャル層を選択的にエッチングする従来技術の光半導体装置について説明する(特許文献1参照)。
19はフォトダイオード4のn型エピタキシャル層2を選択的にエッチングすることにより形成したエッチング領域である。この構造では、エッチング領域19の深さを変えることにより、n型エピタキシャル層2の膜厚とは独立してカソード層13の膜厚を容易に制御でき、1.0μm以下の薄膜化も可能となる。つまり、V−PNPトランジスタ3部のn型エピタキシャル層2の厚膜と、カソード層13の薄膜が同時に実現できる。カソード層13の厚みは薄い方が有利である(通常は1.0μm以下)。したがって、高速のV−PNPトランジスタ3と高速のフォトダイオード4を同一基板上に集積することが可能となる。
また、図8の従来技術において、第2の問題として、例えばシリコンに対して赤外光等が入射した場合には、吸収係数が小さいため表面から約30μm程度の深くまで光が進入する。通常、空乏層はアノード側に延びているが、その長さはせいぜい10μm以下である。したがって、赤外光が入射した場合には、空乏層外で発生したキャリアが拡散で空乏層端まで到達し電流となるため、拡散電流が発生し、遅い成分となり、高速化できないということが問題である。
この問題を解決するために、更なるOEICの高速化に対して、シリコン基板中に高濃度の埋め込み層を形成する技術が提案されている。
以下、図10を参照しながら、フォトダイオード部のエピタキシャル層を選択的にエッチングする従来技術の光半導体装置について説明する(特許文献2参照)。
20はシリコン基板1上に形成された高濃度のp型埋め込み層、21はシリコン基板1上に形成されたp型エピタキシャル層である。
この構造では、p型エピタキシャル層21は低濃度で数〜10μm程度の膜厚を選択することによって、フォトダイオード4の動作電圧で完全空乏化される。また、p型埋め込み層20をシリコン基板1に対して2桁以上高濃度で形成すると、深くまで進入する赤外光等の光によってシリコン基板1中で形成されたキャリアは、濃度差によって発生するポテンシャルバリアにより再結合し、電流成分にはならない。つまり、光電流は、アノード側のキャリア伝導においても、ドリフト電流成分が支配的になり、高速化に有利である。
特開2003−37259号公報(第4頁、第1−3図) 特開平9−219534号公報(第4−5頁、第3−5図)
しかしながら、図9の場合、エッチング領域19は数μm程度の段差が生じるため、カソードコンタクト層14やカソード電極15の形成工程が複雑になる。パターン形成に使用するレジスト膜厚はカバレッジのために厚いことが要求され、特にパターンの微細化は困難である。また、段差部に配線等が形成される場合、配線の段切れが発生しやすくなり、フォトダイオード4のパターンの自由度も制限されるという問題が起きる。
また、複数のフォトダイオード4が隣接したパターンが良く用いられるが、その場合、光を横方向にスキャンしたときの光電流特性(スキャン特性)が重要となる。しかしながら、エッチング領域19の段差部に光が当たると乱反射を生じ、フォトダイオード4内への光の入射が不安定になり、安定したスキャン特性が得られないという問題が発生する。
また、図10の場合、p型エピタキシャル層21は、赤外光に対し受光感度を向上させるためには、通常、低濃度で数〜10μm程度の膜厚が必要であるが、アノードコンタクト層16は注入等で形成するため、5μm以上深く形成することは困難である。よって、アノードコンタクト層16とp型埋め込み層20との間に低濃度であるp型エピタキシャル層21が介在することになり、フォトダイオード4のシリーズ抵抗を低減することができない。したがって、CR積に左右される周波数特性も高速化できないという問題が発生する。
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するもので、高速のトランジスタと高受光感度・高速の受光素子を同一基板上に適切に搭載した光半導体装置及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明による第1の光半導体装置は、
受光素子とバーティカルPNPトランジスタとが同一基板上に形成された光半導体装置であって、
p型の半導体基板上に膜厚1.0μm以上で、かつ低不純物濃度で形成されたp型の第1のエピタキシャル層と、
前記第1のエピタキシャル層上に膜厚1.0μm以下で、かつ前記第1のエピタキシャル層の濃度に対して1桁以上高濃度で形成されたn型の第2のエピタキシャル層と、
前記第1及び第2のエピタキシャル層において形成された前記受光素子と、
前記半導体基板及び前記第1及び第2のエピタキシャル層において形成された前記バーティカルPNPトランジスタと、
前記バーティカルPNPトランジスタの領域において形成されたn型の第1の埋め込み層及びp型の第2の埋め込み層とを備え、
前記第1の埋め込み層は前記半導体基板中に該上方から形成され、及び前記第2の埋め込み層は前記第1のエピタキシャル層中に該上方から形成される構成となっている。
この光半導体装置の特徴は、半導体基板の上に形成された第1のエピタキシャル層の導電型が半導体基板と同じであり、第1のエピタキシャル層上に形成された第2のエピタキシャル層の導電型が第1のエピタキシャル層および半導体基板の導電型とは逆の導電型となっていることである。
従来技術においては、受光素子のPN接合を半導体基板とその上のエピタキシャル層とで形成するか、半導体基板に対して同一導電型の高濃度埋め込み層を介して分離された互いに導電型を異にする第1および第2のエピタキシャル層で形成している。これに対して、本発明の上記構成においては、受光素子のPN接合を、半導体基板とは別に、互いに導電型を異にする第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層とで形成している。半導体基板と第1のエピタキシャル層との間には高濃度埋め込み層はない。
PN接合を形成する第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層との合計膜厚について、トランジスタの活性領域の深さを十分確保するに足る膜厚とし、トランジスタの高耐圧化等の高性能特性を確保する。この場合に、上位の第2のエピタキシャル層の膜厚を薄くすれば、受光素子のカソード層も薄くなり、カソード側で吸収されるキャリア量が減少する。つまり、拡散電流成分が低下し光電流はドリフト電流成分が支配的となるため、受光素子の高速応答を可能とする。
以上の相乗により、高速の受光素子と高速・高性能のトランジスタとを同一基板上に形成できる。しかも、受光素子の表面は平坦に形成され段差が生じないので、工程を簡略化でき、かつ微細化も可能となる。更に光のスキャン特性も安定化する。
上記において、前記半導体基板と前記第1及び第2のエピタキシャル層は、通常はシリコンで構成されている。
また、PN接合を形成するエピタキシャル層の膜厚については、PN接合の上位のエピタキシャル層は薄い方が好ましい。
PN接合を形成する第1のエピタキシャル層と第2のエピタキシャル層はトランジスタの活性領域の深さに関係し、両エピタキシャル層の合計膜厚が大きいほどトランジスタの高耐圧化等の高性能特性が確保される。この場合に、上位のエピタキシャル層の膜厚を薄くすれば、受光素子のカソード層も薄くなり、カソード側で吸収されるキャリア量が減少する。つまり、拡散電流成分が低下し光電流はドリフト電流成分が支配的となるため、受光素子の高速応答を可能とする。この条件を満たす上で、下位のエピタキシャル層の膜厚は1.0μm以上が好ましく、上位のエピタキシャル層の膜厚が1.0μm以下であることが好ましい。
本発明による第1の光半導体装置の製造方法は、
受光素子とバーティカルPNPトランジスタとが同一基板上に形成された光半導体装置の製造方法であって、
p型の半導体基板中にイオン注入しn型の第1の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
前記半導体基板上にp型の第1のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以上で、かつ低不純物濃度で成長する工程と、
前記第1のエピタキシャル層中にイオン注入しp型の第2の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
前記第1のエピタキシャル層上にn型の第2のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以下で、かつ前記第1のエピタキシャル層の濃度に対して1桁以上高濃度で成長する工程と、
前記第2のエピタキシャル層において前記受光素子を形成する工程と、
前記第1及び第2のエピタキシャル層において前記バーティカルPNPトランジスタを形成する工程とを含み、
前記バーティカルPNPトランジスタの領域において前記第1の埋め込み層及び前記第2の埋め込み層が形成されるものである。
この製造方法によれば、半導体基板の上に半導体基板と同じ導電型の第1のエピタキシャル層が形成され、さらにその上に異なる導電型の第2のエピタキシャル層が形成され、その上で受光素子およびトランジスタが形成された光半導体装置が得られる。したがって、高速の受光素子と高速・高性能のトランジスタとを有し、受光素子の表面が平坦で、光のスキャン特性も安定化した上記の第1の光半導体装置の製造を効果的に進めることができる。
本発明による第2の光半導体装置の製造方法は、
受光素子とバーティカルPNPトランジスタとが同一基板上に形成された光半導体装置の製造方法であって、
p型の半導体基板中に、p型のドーパントを高エネルギー注入し高濃度埋め込み層を形成する工程と、
前記半導体基板中にイオン注入しn型の第1の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
前記半導体基板上にp型の第1のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以上で、かつ低不純物濃度で成長する工程と、
前記第1のエピタキシャル層中にイオン注入しp型の第2の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
前記第1のエピタキシャル層上にn型の第2のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以下で、かつ前記第1のエピタキシャル層の濃度に対して1桁以上高濃度で成長する工程と、
前記第2のエピタキシャル層において前記受光素子を形成する工程と、
前記第1及び第2のエピタキシャル層において前記バーティカルPNPトランジスタを形成する工程とを含み、
前記バーティカルPNPトランジスタの領域において前記第1の埋め込み層及び前記第2の埋め込み層が形成されるものである。
上記の第2の製造方法では半導体基板と同じ導電型の埋め込み層を形成するのにドーパントの高エネルギー注入で行い、埋め込み層を半導体基板中に形成する。これに対して第3の製造方法では、特に高エネルギーは必要でなく、通常の注入で半導体基板上に埋め込み層を形成する。
この第2の製造方法によれば、半導体基板中に半導体基板と同じ導電型の高濃度埋め込み層が埋め込み形成された上で、半導体基板の上に半導体基板と同じ導電型の第1のエピタキシャル層が形成され、さらにその上に異なる導電型の第2のエピタキシャル層が形成され、その上で受光素子およびトランジスタが形成された光半導体装置が得られる。したがって、高速の受光素子と高速・高性能のトランジスタとを有し、受光素子の表面が平坦で、光のスキャン特性も安定化し、さらには、特に赤外光に対する受光感度が高い上記の第2の光半導体装置の製造を効果的に進めることができる。
本発明における光半導体装置または光半導体装置の製造方法によれば、トランジスタ部のエピタキシャル層の膜厚を厚く、受光素子部の膜厚を薄く同時に実現し、高速のトランジスタと高速の受光素子を同一基板上に集積化できる。また、半導体表面を段差のない平坦な表面とし、工程の簡略化とさらなる微細化を進めることができる。更に光のスキャン特性も安定化できる。また、高エネルギー条件での注入により高濃度のアノードコンタクト埋め込み層を形成するので、受光素子のシリーズ抵抗を低減して高速化が可能となる。層分離用の埋め込み層を形成するときは、赤外光に対して高速応答・高受光感度を両立することができる。
以下、本発明にかかわる光半導体装置(OEIC)の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(光半導体装置の実施の形態1)
図1は、本発明における光半導体装置の実施の形態1の構成を示す断面図である。図1において、1は低濃度p型のシリコン基板、22はシリコン基板1上に形成された低濃度のp型の第1のエピタキシャル層、23はp型の第1のエピタキシャル層22上に形成されたn型の第2のエピタキシャル層である。
3はV−PNPトランジスタ、4はフォトダイオード、5はエミッタ層、6はベース層、7はコレクタ層、8はn型埋め込み層、9はエミッタ電極、10はベース電極、11はコレクタ電極である。12は分離層、13はカソード層、14はカソードコンタクト層、15はカソード電極である。16はアノードコンタクト層、17はアノード電極、18は受光面であり、これらは従来の構成と同じである。
以上のように構成された本実施形態の光半導体装置について、以下にその動作を説明する。
基本的な動作は、図8での説明と同様である。受光面18より光が入射すると、カソード層13とアノードである低濃度p型の第1のエピタキシャル層22及びシリコン基板1で吸収され、電子・正孔対が発生し、電子はカソードコンタクト層14に、正孔はアノードコンタクト層16に拡散とドリフトに分離されて到達し、光電流が発生する。例えば、n型の第2のエピタキシャル層23の濃度をp型の第1のエピタキシャル層22に対して1桁以上高濃度にすると、カソード層13とp型の第1のエピタキシャル層22の界面、すなわちPN接合付近において、空乏層はp型の第1のエピタキシャル層22側に延び、カソード層13側にはほとんど延びない。ここで、n型の第2のエピタキシャル層23を薄くする(例えば1.0μm以下)とカソード層13も薄くなり、カソード側で吸収されるキャリア量が減少する。つまり、拡散電流成分が低下し光電流はドリフト電流成分が支配的となるため、フォトダイオード4の高速応答が可能となる。
一方、本実施形態では、p型の第1のエピタキシャル層22上とn型の第2のエピタキシャル層23の膜厚は独立で決定できるため、p型の第1のエピタキシャル層22の膜厚を厚くすることにより(例えば1.5μm以上)、V−PNPトランジスタ3の活性領域の深さ(例えば1.5μm以上)を十分確保することができるため、高耐圧化等の高性能特性の実現が容易となる。
以上の結果、高速のフォトダイオード4と高速・高性能のV−PNPトランジスタ3とを同一基板上に形成することが可能となる。つまり、各素子の特性向上を最大限に発揮するような構造が可能となり、OEICとして特性向上が図れる。
また、フォトダイオード4の表面に段差が生じないので、段差がある場合に比べて工程を簡略化でき、かつ微細化も可能となる。更に光のスキャン特性も安定化することができる。
(光半導体装置の参考例1
図2は、本発明における光半導体装置の参考例1の構成を示す断面図である。図2において、24はシリコン基板1中に注入等で形成された高濃度であるp型埋め込み層、25はシリコン基板1上に形成されたp型の第1のエピタキシャル層、26はp型の第1のエピタキシャル層25上に形成されたp型の第2のエピタキシャル層である。27はp型の第2のエピタキシャル層26上に形成されたn型の第3のエピタキシャル層である。28はp型の第1のエピタキシャル層25中に選択的に形成された高濃度p型であるアノードコンタクト埋め込み層、29はフォトダイオード4のp型の第1のエピタキシャル層25とp型の第2のエピタキシャル層26で形成されるアノード領域である。
参考例1では、アノード領域29は通常、フォトダイオード4の動作電圧で十分空乏化されるように、低濃度で形成する。また、p型埋め込み層24はシリコン基板1よりも2桁以上高濃度にし、シリコン基板1中で形成されたキャリアは、濃度差によって発生するポテンシャルバリアにより再結合され、拡散電流成分を低減し高速化を図っている。また、アノードコンタクト埋め込み層28は、フォトダイオード4の抵抗成分を低減するために、アノードコンタクト層16とp型埋め込み層24に接続する。赤外光に対して高受光感度を獲得するためには、アノード領域29の膜厚は数〜10μm程度必要である。ここで、p型の第2のエピタキシャル層26の膜厚を数μmとすることにより、p型の第1のエピタキシャル層25の膜厚は5μm以下で形成でき、高エネルギー条件で注入することにより、アノードコンタクト埋め込み層28をp型の第1のエピタキシャル層25の表面から2μmの位置にピーク濃度がくるように形成することができ、p型埋め込み層24に接続することが可能となる。
この構造によれば、光吸収によって空乏層で発生した正孔は、p型埋め込み層24からアノードコンタクト埋め込み層28、アノードコンタクト層16を経由して、アノード電極17から取り出される。それぞれ層は高濃度に設定されているため、抵抗成分は小さくなり、フォトダイオード4の高速化が可能となる。
(光半導体装置の製造方法の実施の形態1)
図3は本発明における光半導体装置の製造方法の実施の形態1の各工程を示す断面図である。30は低濃度p型のシリコン基板、31は分離層用のp型埋め込み層、32はトランジスタ領域用のn型埋め込み層、33はp型の第1のエピタキシャル層、34はコレクタ層用のp型埋め込み層、35はトランジスタ領域用のn型埋め込み層、36はn型の第2のエピタキシャル層である。
まず、シリコン基板30中に分離層用のp型埋め込み層31とトランジスタ領域用のn型埋め込み層32をイオン注入等により選択的に形成する(図3(a))。
次に、シリコン基板30上にp型の第1のエピタキシャル層33を成長する(図3(b))。
次いで、p型の第1のエピタキシャル層33中にコレクタ層用のp型埋め込み層34とトランジスタ領域用のn型埋め込み層35をイオン注入等により選択的に形成する(図3(c))。
更に、p型の第1のエピタキシャル層33上にn型の第2のエピタキシャル層36を成長する(図3(d))。
最後にn型の第2のエピタキシャル層36において、V−PNPトランジスタ3とフォトダイオード4を形成する(図3(e))。
(光半導体装置の製造方法の実施の形態2)
図4は本発明における光半導体装置の製造方法の実施の形態2の各工程を示す断面図である。37は層分離用のp型埋め込み層である。
まず、シリコン基板30中に高エネルギー条件を用いたイオン注入により、層分離用のp型埋め込み層37を形成する(図4(a))。このときp型埋め込み層37のピーク濃度の位置はシリコン基板30の表面から数μm深い位置に選択的に形成する。
次に、シリコン基板30中に分離層用のp型埋め込み層31とトランジスタ領域用のn型埋め込み層32をイオン注入等により選択的に形成する(図4(b))。
更に、シリコン基板30上にp型の第1のエピタキシャル層33を成長する(図4(c))。
次いで、p型の第1のエピタキシャル層33中にコレクタ層用のp型埋め込み層34とトランジスタ領域用のn型埋め込み層35をイオン注入等により選択的に形成する(図4(d))。
更に、p型の第1のエピタキシャル層33上にn型の第2のエピタキシャル層36を成長する(図4(e))。最後にn型の第2のエピタキシャル層36において、V−PNPトランジスタ3とフォトダイオード4を形成する(図4(f))。
(光半導体装置の製造方法の参考例3
図5は本発明における光半導体装置の製造方法の参考例3の各工程を示す断面図である。
まず、シリコン基板30中にイオン注入等より、層分離用のp型埋め込み層37を形成する(図5(a))。
次に、シリコン基板30上にp型の第1のエピタキシャル層33を成長する(図5(b))。
次に、p型の第1のエピタキシャル層33中に高エネルギー条件を用いたイオン注入により、分離層用のp型埋め込み層31とトランジスタ領域用のn型埋め込み層32を、ピーク濃度の位置はシリコン基板30の表面から数μm深い位置になるように選択的に形成する(図5(c))。
次いで、p型の第1のエピタキシャル層33中にコレクタ層用のp型埋め込み層34とトランジスタ領域用のn型埋め込み層35をイオン注入等により選択的に形成する(図5(d))。
更に、p型の第1のエピタキシャル層33上にn型の第2のエピタキシャル層36を成長する(図5(e))。
最後にn型の第2のエピタキシャル層36において、V−PNPトランジスタ3とフォトダイオード4を形成する(図5(f))。
(光半導体装置の製造方法の参考例1
図6は本発明における光半導体装置の製造方法の参考例1の各工程を示す断面図である。38はp型の第1のエピタキシャル層、39はp型の第2のエピタキシャル層、40はn型の第3のエピタキシャル層である。
まず、シリコン基板30中にイオン注入等より、層分離用のp型埋め込み層37を形成する(図6(a))。次に、シリコン基板30上にp型の第1のエピタキシャル層38を成長する(図6(b))。次に、p型の第1のエピタキシャル層38中にイオン注入等により、分離層用のp型埋め込み層31とトランジスタ領域用のn型埋め込み層32を選択的に形成する(図6(c))。更に、p型の第1のエピタキシャル層38上にp型の第2のエピタキシャル層39を成長する(図6(d))。次いで、p型の第2のエピタキシャル層39中にコレクタ層用のp型埋め込み層34とトランジスタ領域用のn型埋め込み層35をイオン注入等により選択的に形成する(図6(e))。更に、p型の第2のエピタキシャル層39上にn型の第3のエピタキシャル層40を成長する(図6(f))。最後にn型の第3のエピタキシャル層40において、V−PNPトランジスタ3とフォトダイオード4を形成する(図6(g))。
(光半導体装置の製造方法の参考例2
図7は本発明における光半導体装置の製造方法の参考例2の各工程を示す断面図である。41は高濃度p型のアノードコンタクト埋め込み層である。
まず、シリコン基板30中にイオン注入等より、層分離用のp型埋め込み層37を形成する(図7(a))。
次に、シリコン基板30上にp型の第1のエピタキシャル層38を成長する(図7(b))。
次に、p型の第1のエピタキシャル層38中に高エネルギー条件を用いたイオン注入により、アノードコンタクト埋め込み層41を形成する。アノードコンタクト埋め込み層41のピーク濃度の位置はシリコン基板30の表面から数μm深い位置になるように選択的に形成する。
更に、分離層用のp型埋め込み層31とトランジスタ領域用のn型埋め込み層32を選択的に形成する(図7(c))。
更に、p型の第1のエピタキシャル層38上にp型の第2のエピタキシャル層39を成長する(図7(d))。
次いで、p型の第2のエピタキシャル層39中にコレクタ層用のp型埋め込み層34とトランジスタ領域用のn型埋め込み層35をイオン注入等により選択的に形成する(図7(e))。
更に、p型の第2のエピタキシャル層39上にn型の第3のエピタキシャル層40を成長する(図7(f))。
最後にn型の第3のエピタキシャル層40において、V−PNPトランジスタ3とフォトダイオード4を形成する(図7(g))。
なお、上記の実施の形態の説明においては、シリコン基板を用いたが、必ずしもシリコン基板に限定されるものではなく、例えば長波長域で広く用いられているゲルマニウム基板や、化合物半導体であってもよい。
また、上記の説明では、受光素子としてpinフォトダイオードを用いたが、通常のpn型フォトダイオード、アバランシェフォトダイオード、フォトトランジスタについても適用可能であることは言うまでもない。また、トランジスタとしてV−PNPトランジスタを用いたが。NPNトランジスタ、MOSトランジスタについても適用可能であることは言うまでもない。
[産業上の利用可能性]
本発明の光半導体装置または光半導体装置の製造方法は、高速・高性能のトランジスタと高速・高受光感度の受光素子を同一基板上に集積したいわゆるOEIC(光電子集積回路)等に有用である。
本発明における光半導体装置の実施の形態1の構成を示す断面図 本発明における光半導体装置の参考例1の構成を示す断面図 本発明における光半導体装置の製造方法の実施の形態1の各工程を示す断面図 本発明における光半導体装置の製造方法の実施の形態2の各工程を示す断面図 本発明における光半導体装置の製造方法の参考例3の各工程を示す断面図 本発明における光半導体装置の製造方法の参考例1の各工程を示す断面図 本発明における光半導体装置の製造方法の参考例2の各工程を示す断面図 従来技術における光半導体装置の構成を示す断面図 別の従来技術における光半導体装置の構成を示す断面図 さらに別の従来技術における光半導体装置の構成を示す断面図
符号の説明
1 シリコン基板
2 n型エピタキシャル層
3 V−PNPトランジスタ
4 フォトダイオード(受光素子)
5 エミッタ層
6 ベース層
7 コレクタ層
8 n型埋め込み層
9 エミッタ電極
10 ベース電極
11 コレクタ電極
12 分離層
13 カソード層
14 カソードコンタクト層
15 カソード電極
16 アノードコンタクト層
17 アノード電極
18 受光面
19 エッチング領域
20 p型埋め込み層
21 p型エピタキシャル層
22 p型の第1のエピタキシャル層
23 n型の第2のエピタキシャル層
24 p型埋め込み層
25 p型の第1のエピタキシャル層
26 p型の第2のエピタキシャル層
27 n型の第3のエピタキシャル層
28 アノードコンタクト埋め込み層
29 アノード領域
30 シリコン基板
31 分離層用のp型埋め込み層
32 トランジスタ領域用のn型埋め込み層
33 p型の第1のエピタキシャル層
34 コレクタ層用のp型埋め込み層
35 トランジスタ領域用のn型埋め込み層
36 n型の第2のエピタキシャル層
37 層分離用のp型埋め込み層
38 p型の第1のエピタキシャル層
39 p型の第2のエピタキシャル層
40 n型の第3のエピタキシャル層
41 アノードコンタクト埋め込み層

Claims (4)

  1. 受光素子とバーティカルPNPトランジスタとが同一基板上に形成された光半導体装置であって、
    p型の半導体基板上に膜厚1.0μm以上で、かつ低不純物濃度で形成されたp型の第1のエピタキシャル層と、
    前記第1のエピタキシャル層上に膜厚1.0μm以下で、かつ前記第1のエピタキシャル層の濃度に対して1桁以上高濃度で形成されたn型の第2のエピタキシャル層と、
    前記第1及び第2のエピタキシャル層において形成された前記受光素子と、
    前記半導体基板及び前記第1及び第2のエピタキシャル層において形成された前記バーティカルPNPトランジスタと、
    前記バーティカルPNPトランジスタの領域において形成されたn型の第1の埋め込み層及びp型の第2の埋め込み層とを備え、
    前記第1の埋め込み層は前記半導体基板中に該上方から形成され、及び前記第2の埋め込み層は前記第1のエピタキシャル層中に該上方から形成される光半導体装置。
  2. 前記半導体基板と前記第1及び第2のエピタキシャル層がシリコンで構成されている請求項1に記載の光半導体装置。
  3. 受光素子とバーティカルPNPトランジスタとが同一基板上に形成された光半導体装置の製造方法であって、
    p型の半導体基板中にイオン注入しn型の第1の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
    前記半導体基板上にp型の第1のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以上で、かつ低不純物濃度で成長する工程と、
    前記第1のエピタキシャル層中にイオン注入しp型の第2の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
    前記第1のエピタキシャル層上にn型の第2のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以下で、かつ前記第1のエピタキシャル層の濃度に対して1桁以上高濃度で成長する工程と、
    前記第2のエピタキシャル層において前記受光素子を形成する工程と、
    前記第1及び第2のエピタキシャル層において前記バーティカルPNPトランジスタを形成する工程とを含み、
    前記バーティカルPNPトランジスタの領域において前記第1の埋め込み層及び前記第2の埋め込み層が形成される光半導体装置の製造方法。
  4. 受光素子とバーティカルPNPトランジスタとが同一基板上に形成された光半導体装置の製造方法であって、
    p型の半導体基板中に、p型のドーパントを高エネルギー注入し高濃度埋め込み層を形成する工程と、
    前記半導体基板中にイオン注入しn型の第1の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
    前記半導体基板上にp型の第1のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以上で、かつ低不純物濃度で成長する工程と、
    前記第1のエピタキシャル層中にイオン注入しp型の第2の埋め込み層を選択的に形成する工程と、
    前記第1のエピタキシャル層上にn型の第2のエピタキシャル層を膜厚1.0μm以下で、かつ前記第1のエピタキシャル層の濃度に対して1桁以上高濃度で成長する工程と、
    前記第2のエピタキシャル層において前記受光素子を形成する工程と、
    前記第1及び第2のエピタキシャル層において前記バーティカルPNPトランジスタを形成する工程とを含み、
    前記バーティカルPNPトランジスタの領域において前記第1の埋め込み層及び前記第2の埋め込み層が形成される光半導体装置の製造方法。
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