JPH09275199A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH09275199A
JPH09275199A JP8108627A JP10862796A JPH09275199A JP H09275199 A JPH09275199 A JP H09275199A JP 8108627 A JP8108627 A JP 8108627A JP 10862796 A JP10862796 A JP 10862796A JP H09275199 A JPH09275199 A JP H09275199A
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diffusion layer
forming
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JP8108627A
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Kiyoshi Nemoto
清志 根本
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な光電変換特性を持つPiN型PDと、
高周波特性を持つ縦型NPN及び縦型PNPと、最適な
特性を持つNMOS及びPMOSを同一基板上に備えた
半導体装置及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 N+ 型基板1に第1及び第2のN- 型エ
ピタキシャル層2,6を形成し、第2のN- 型エピタキ
シャル層6に浅い拡散深さのP+ 型アノード拡散層21を
形成してPiN型PDを構成し、P型埋込み層4と素子
分離用拡散層8とで各N- 型エピタキシャル層と分離し
てコレクタ領域を形成して縦型NPNを構成し、P型埋
込み層4とP型コレクタ拡散層13とでコレクタ領域を形
成して縦型PNPを構成し、P型埋込み層4と素子分離
用拡散層8とで各N- 型エピタキシャル層と分離してウ
エル領域を形成してPMOSを構成し、P型埋込み層4
とP型ウエル拡散層15とをウエル領域としてNMOSを
形成して、半導体装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、PiN型フォト
ダイオードとバイポーラトランジスタと電界効果型トラ
ンジスタとを同一基板上に備えた半導体装置及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】PN接合を有するフォトダイオードと、
その出力信号を処理する能動素子を同一基板上に構成し
た半導体装置は、従来から知られている。例えば、特開
昭56−61160号には図7に示すような構成のもの
が開示されている。フォトダイオード(以下PDと略称
する)は、P型基板101 に形成されたN- 型エピタキシ
ャル層104 とN型埋込み層102 とN型カソード拡散層10
7 とでカソードを形成し、浅く形成されたP型アノード
拡散層113 とP型アノードコンタクト拡散層110とでア
ノードを形成しており、PN接合はP型アノード拡散層
113 及びP型アノードコンタクト拡散層110 とN- 型エ
ピタキシャル層104 とで形成している。能動素子である
接合型電界効果トランジスタ(以下JFETと略称す
る)は、N-型エピタキシャル層104 をチャネル領域と
し、P型埋込み層103 ,P型ゲート拡散層109 ,N型ソ
ース・ドレイン拡散層112 により構成されている。NP
Nバイポーラトランジスタ(以下NPNと略称する)
は、N- 型エピタキシャル層104をコレクタとし、N型
埋込み層102 ,N型コレクタ拡散層106 ,P型ベース拡
散層108 ,N型エミッタ拡散層111 により構成されてい
る。そして、P型分離領域105 により素子を分離してい
る。なお、114 は絶縁膜である。
【0003】また、特開平4−151871号,特開平
4−151872号,特開平4−151873号,特開
平4−151874号には、P型基板にP- 型エピタキ
シャル層とN型エピタキシャル層を順次形成して、PD
とNPNを同一基板上に構成した半導体装置が開示され
ている。次に、特開平4−151871号に開示されて
いる半導体装置を図8に基づいて説明する。PDは、P
型基板201 上に形成したP- 型エピタキシャル層202 と
N型エピタキシャル層203 とでPN接合を形成し、N型
アノード拡散層208 でアノード取り出し領域を、P型埋
込み層204 とP型拡散層207 とでカソード取り出し領域
を形成している。NPNはP- 型エピタキシャル層202
に形成されたP型埋込み層204 上に形成され、N型エピ
タキシャル層203 をコレクタとし、N型埋込み層205 ,
N型コレクタ拡散層209 ,P型外部ベース拡散層210 ,
P型真性ベース拡散層211 ,N型エミッタ拡散層212 ,
エミッタポリシリコン213 により構成されている。そし
て、素子分離はポリシリコン206 を用いたトレンチによ
り行っている。なお、214 は絶縁膜である。
【0004】また、特開平3−145771号,特開平
1−302854号には、N型基板に2層のN型エピタ
キシャル層を順次形成して、PDとNPNを同一基板上
に構成した半導体装置が開示されている。特開平3−1
45771号に開示されている半導体装置を図9に基づ
いて説明する。図9において、PDはN型基板301 上に
形成したN- 型エピタキシャル層302 とP型アノード埋
込み層306 でPN接合を形成し、P型アノード拡散層31
1 でアノード取り出し領域を、N型拡散層309でカソー
ド取り出し領域を形成している。NPNはN- 型エピタ
キシャル層302に形成されたP型埋込み層304 上に形成
され、N型エピタキシャル層303 をコレクタとし、N型
埋込み層305 ,N型コレクタ拡散層310 ,P型外部ベー
ス拡散層312 ,P型真性ベース拡散層313 ,N型エミッ
タ拡散層314 ,エミッタポリシリコン315 により構成さ
れている。そして、素子分離はポリシリコン307 を用い
たトレンチにより行っている。なお、308 はP型拡散
層、316 は絶縁膜である。
【0005】また、上記特開平1−302854号に開
示されている半導体装置を、図10に基づいて説明する。
図10において、PDはN型基板401 上に形成された第1
のN型エピタキシャル層402 上に設けられている第2の
N型エピタキシャル層403 とP型アノード拡散層409 の
PN接合により形成され、NPNは第1のN型エピタキ
シャル層402 に形成されたP型埋込み層404 とP型拡散
層405 により囲まれた第2のN型エピタキシャル層403
をコレクタとし、P型ベース拡散層406 ,N型コレクタ
拡散層407 ,N型エミッタ拡散層408 により構成されて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図7に示し
た従来例においては、PDはP型基板101 に形成された
- 型エピタキシャル層104 とN型埋込み層102 とN型
カソード107 とでカソードを形成しているため、P型基
板101 とN型埋込み層102 との間にPN接合が形成され
る。このため、寄生的に接合容量が形成され、PDの時
定数が劣化し周波数応答が悪くなるという問題がある。
また、N- 型エピタキシャル層104 はPDのPN接合の
N層とNPNのコレクタを兼ねている。PDの特性にと
って最適なN- 型エピタキシャル層104 の濃度は1E14
cm-3以下にであるが、NPNの特性にとって最適なN-
型エピタキシャル層104 の濃度は1E15cm-3〜1E16cm
-3であり、PD,NPN共に良好な特性にすることがで
きないという問題がある。更に、P型アノード拡散層11
3 は浅く形成されているため、N- 型エピタキシャル層
104 の表面近傍で光電変換する短波長の光に対しては感
度が高くなる。しかし、素子分離をP型分離領域105 で
行っているため、P型分離領域105 はN- 型エピタキシ
ャル層104 の膜厚分拡散させる必要がある。このため、
- 型エピタキシャル層104 の膜厚を厚く形成すること
ができず、N- 型エピタキシャル層104の深い領域で光
電変換する長波長の光に対しては感度が低くなるという
問題がある。
【0007】また、図8に示した従来例においては、P
DのPN接合はP- 型エピタキシャル層202 とN型エピ
タキシャル層203 とで形成している。またN型エピタキ
シャル層203 はNPNのコレクタを形成しているため、
NPNの特性を維持する必要があり、したがって、N型
エピタキシャル層203 は膜厚を1〜3μm,濃度を1E
15cm-3〜1E16cm-3に形成されている。一方、P- 型エ
ピタキシャル層202 の濃度は1E12cm-3〜1E14cm-3
低濃度に形成されているため、PDの空乏層は主にP-
型エピタキシャル層202 側に広がり、N型エピタキシャ
ル層203 側には広がり難い。このため、N型エピタキシ
ャル層203 内で光電変換する短波長の光に対しては感度
が低いという問題がある。また、素子分離をトレンチで
行っているため工程数が長くなり、コスト高になるとい
う問題がある。
【0008】また、図9に示した従来例においては、P
DのPN接合はN- 型エピタキシャル層302 とP型アノ
ード埋込み層306 で形成しており、N- 型エピタキシャ
ル層302 の濃度は1E12cm-3〜1E14cm-3と低濃度に形
成されているため、PDの空乏層は主にN- 型エピタキ
シャル層302 側に広がり、P型アノード埋込み層306側
には広がり難い。このため、P型アノード埋込み層306
内で光電変換する短波長の光に対しては感度が低いとい
う問題がある。また、P型アノード埋込み層306 及びP
型アノード拡散層311 とN型エピタキシャル層303 で接
合容量が形成され、PDの周波数応答が悪くなるという
問題がある。更に、素子分離をトレンチで行っているた
め工程数が長くなり、コスト高になるという問題があ
る。
【0009】また、図10に示した従来例においては、第
2のN型エピタキシャル層403 はPDのPN接合のN層
とNPNのコレクタを兼ねている。PDの特性にとって
最適な第2のN型エピタキシャル層403 の濃度は1E14
cm-3以下であるが、NPNの特性にとって最適な第2の
N型エピタキシャル層403 の濃度は1E15cm-3〜1E16
cm-3であり、PD,NPN共に良好な特性にすることが
できない。また、P型アノード拡散層409 とP型拡散層
405 の間の耐圧は、第2のN型エピタキシャル層403 の
濃度により決まるため、第2のN型エピタキシャル層40
3 の濃度バラツキにより耐圧にバラツキが生じるという
問題がある。
【0010】このように、従来は、高周波数特性を有す
るNPN型縦型バイポーラトランジスタと、周波数応答
が良好で短波長〜長波長の光に対して良好な光電変換特
性を持ったPiN型フォトダイオードを同一基板上に構
成した半導体装置は提案されておらず、更には、電界効
果トランジスタとPNP型縦型バイポーラトランジスタ
をも同一基板上に構成した半導体装置は実現されていな
い。
【0011】本発明は、従来の半導体装置における上記
問題点を解消するためになされたもので、請求項1記載
の発明は、周波数応答が良好で短波長〜長波長の光に対
して良好な光電変換特性を持ったPiN型フォトダイオ
ード(以下PiN型PDと略称する)、高周波数特性を
有し最適な特性を持ったNPN型縦型バイポーラトラン
ジスタ(以下縦型NPNと略称する)及びPNP型縦型
バイポーラトランジスタ(以下縦型PNPと略称する)
と、最適な特性を持ったN型電界効果型トランジスタ
(以下NMOSと略称する)及びP型電界効果型トラン
ジスタ(以下PMOSと略称する)を同一基板上に設け
た半導体装置を提供することを目的とする。また請求項
2記載の発明は、請求項1記載の半導体装置の製造方法
を提供することを目的とする。請求項3記載の発明は、
請求項2記載の半導体装置の製造方法において、縦型N
PNと縦型PNPの耐圧を向上させることの可能な製造
方法を提供することを目的とする。請求項4〜6記載の
各発明は、請求項2記載の半導体装置の製造方法におい
て、工程数を少なくして効率よく半導体装置を製造する
ことの可能な製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、PiN型フォトダイオード
とバイポーラトランジスタと電界効果型トランジスタを
同一基板上に備えた半導体装置において、高濃度のN型
基板上に第1及び第2の低濃度のN型エピタキシャル層
を形成し、前記第2の低濃度のN型エピタキシャル層の
表面に拡散深さの浅いP型アノード拡散層を形成してP
iN型PDを構成し、前記第1の低濃度のN型エピタキ
シャル層に形成したP型埋込み層と前記第2の低濃度の
N型エピタキシャル層より拡散形成した前記P型埋込み
層に達する第1のP型拡散層とによりP型素子分離領域
を形成して、前記第1及び第2の低濃度のN型エピタキ
シャル層と分離された、前記P型埋込み層に形成した高
濃度のN型埋込み層と前記第2の低濃度のN型エピタキ
シャル層より拡散形成した前記高濃度のN型埋込み層に
達する第1のN型拡散層とでコレクタを形成すると共
に、P型ベース拡散層及びN型エミッタ拡散層を設けて
縦型NPNを構成し、前記第1の低濃度のN型エピタキ
シャル層に形成したP型埋込み層と前記第2の低濃度の
N型エピタキシャル層より拡散形成した前記P型埋込み
層に達する第1のP型拡散層とによりP型素子分離領域
を形成して、前記第1及び第2の低濃度のN型エピタキ
シャル層と分離された、前記P型埋込み層に形成した高
濃度のN型埋込み層と前記第2の低濃度のN型エピタキ
シャル層より拡散形成した前記高濃度のN型埋込み層に
達する第2のN型拡散層とでウエルを形成すると共に、
ゲート絶縁膜,ゲート電極及びP型ソース・ドレイン拡
散層を設けてPMOSを構成し、前記第1の低濃度のN
型エピタキシャル層に形成したP型埋込み層と前記第2
の低濃度のN型エピタキシャル層より拡散形成した前記
P型埋込み層に達する第2のP型拡散層とでコレクタを
形成すると共に、N型ベース拡散層及びP型エミッタ拡
散層を設けて縦型PNPを構成し、前記第1の低濃度の
N型エピタキシャル層に形成したP型埋込み層と前記第
2の低濃度のN型エピタキシャル層より拡散形成した前
記P型埋込み層に達する第3のP型拡散層でウエルを形
成すると共に、ゲート絶縁膜,ゲート電極及びP型ソー
ス・ドレイン拡散層を設けてNMOSを構成し、前記第
1の低濃度のN型エピタキシャル層に形成した低濃度の
N型埋込み層と前記第2の低濃度のN型エピタキシャル
層より拡散形成した前記低濃度のN型埋込み層に達する
第3のN型拡散層とにより、各素子を分離するN型素子
分離領域を形成して半導体装置を構成するものである。
【0013】また、請求項2記載の発明は、PiN型フ
ォトダイオードとバイポーラトランジスタと電界効果型
トランジスタを同一基板上に形成する半導体装置の製造
方法において、高濃度のN型半導体基板に低濃度の第1
のN型半導体層を形成する工程と、前記第1のN型半導
体層の第1の素子分離領域と前記第1のN型半導体層の
PiN型PDのカソード引き出し領域とに第1のN型埋
込み層を形成する工程と、前記第1のN型半導体層の第
2の素子分離領域と、縦型NPNを形成する領域と、縦
型PNPを形成する領域と、NMOSを形成する領域
と、PMOSを形成する領域とにP型埋込み層を形成す
る工程と、前記第1のN型埋込み層のPiN型PDのカ
ソード引き出し領域と、前記P型埋込み層の縦型NPN
を形成する領域及びPMOSを形成する領域とに第2の
N型埋込み層を形成する工程と、前記第1のN型半導体
層に低濃度の第2のN型半導体層を形成する工程と、前
記第2のN型半導体層の第1の素子分離領域と、PiN
型PDのカソード引き出し領域に前記第1のN型埋込み
層と接続する第1のN型拡散層を形成する工程と、前記
第2のN型半導体層の第2の素子分離領域に前記P型埋
込み層と接続する第1のP型拡散層を形成する工程と、
前記第2のN型半導体層のPiN型PDのカソード引き
出し領域に前記第2のN型埋込み層と接続する第2のN
型拡散層を形成する工程と、前記第2のN型半導体層の
縦型NPNのコレクタ引き出し領域に前記第2のN型埋
込み層と接続する第3のN型拡散層を形成する工程と、
前記第2のN型半導体層の縦型PNPのコレクタ引き出
し領域に前記P型埋込み層と接続する第2のP型拡散層
を形成する工程と、前記第2のN型半導体層の縦型NP
Nを形成する領域に前記第2のN型埋込み層と接続する
N型コレクタ拡散層を形成する工程と、前記第2のN型
半導体層の縦型PNPを形成する領域に前記P型埋込み
層と接続するP型コレクタ拡散層を形成する工程と、前
記第2のN型半導体層のPMOSを形成する領域に前記
第2のN型埋込み層と接続するN型ウエル拡散層を形成
する工程と、前記第2のN型半導体層のNMOSを形成
する領域に前記P型埋込み層と接続するP型ウエル拡散
層を形成する工程と、前記第2のN型半導体層に選択的
に第1の絶縁膜を形成する工程と、前記P型コレクタ拡
散層にN型ベース拡散層を形成する工程と、前記第2の
N型半導体層に第2の絶縁膜を形成する工程と、NMO
SとPMOSを形成する領域に選択的にN型ポリシリコ
ンを形成しゲート電極を形成する工程と、前記N型コレ
クタ拡散層にP型ベース拡散層を形成する工程と、前記
第2のN型半導体層のPiN型PDを形成する領域に拡
散深さの浅いP型アノード拡散層を形成する工程と、前
記P型ベース拡散層にP型外部ベース拡散層とN型エミ
ッタ拡散層を形成する工程と、前記N型ベース拡散層に
N型外部ベース拡散層とP型エミッタ拡散層を形成する
工程と、前記N型ウエル拡散層にP型ソース・ドレイン
拡散層を形成する工程と、前記P型ウエル拡散層にN型
ソース・ドレイン拡散層を形成する工程とで半導体装置
を製造するものである。
【0014】このように構成した半導体装置及びその製
造方法によれば、高濃度のN型基板にi層となる低濃度
の第1のN型エピタキシャル層と低濃度の第2のN型エ
ピタキシャル層を形成し、第2のN型エピタキシャル層
に浅い拡散深さで形成されたP型アノード拡散層を形成
することによりPiN型PDを構成しているため、周波
数応答が良好で短波長から長波長の光に対して良好な光
電変換特性を持つPiN型PDを得ることができる。縦
型NPNにおいては、P型素子分離領域により第1のN
型エピタキシャル層及び第2のN型エピタキシャル層と
分離された、高濃度のN型埋込み層とこのN型埋込み層
に接続するN型コレクタ拡散層とでコレクタ領域を形成
しているため、PiN型PDのi層となる第2のN型エ
ピタキシャル層とは独立にコレクタ濃度が設定でき、高
い周波数特性を有し、最適な特性を持った縦型NPNを
得ることができる。縦型PNPにおいては、P型埋込み
層とこのP型埋込み層に接続するP型コレクタ拡散層と
でコレクタ領域を形成しており、第1のN型エピタキシ
ャル層及び第2のN型エピタキシャル層とはPN接合で
分離されているため、自由にコレクタ濃度が設定でき、
高い周波数特性を有し、最適な特性を持った縦型PNP
を得ることができる。PMOSにおいては、P型素子分
離領域により第1のN型エピタキシャル層及び第2のN
型エピタキシャル層と分離された、高濃度のN型埋込み
層とこのN型埋込み層に接続するN型ウエル拡散層とで
ウエル領域を形成しているので、PiN型PDのi層と
なる第2のN型エピタキシャル層とは独立にウエル濃度
が設定でき、最適な特性を持ったPMOSを得ることが
できる。縦型NMOSにおいては、P型埋込み層とこの
P型埋込み層に接続するP型ウエル拡散層とでウエル領
域を形成しており、第1のN- 型エピタキシャル層及び
第2のN- 型エピタキシャル層とはPN接合で分離され
ているので、自由にウエル濃度が設定でき、最適な特性
を持ったNMOSを得ることができる。またN- 型埋込
み層とこのN- 型埋込み層に接続する素子分離用N型拡
散層によりN型素子分離領域を形成しており、大きな工
程数の増加なしに安定して、それぞれの素子を分離する
ことができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2記載の半
導体装置の製造方法において、前記N型コレクタ拡散層
と前記P型コレクタ拡散層の不純物濃度を、1E16cm-3
以下に設定するものである。これにより、縦型NPNと
縦型PNPの耐圧を向上させることができる。
【0016】請求項4記載の発明は、請求項2記載の半
導体装置の製造方法において、前記第1のN型拡散層と
前記第2のN型拡散層と第3のN型拡散層を同一工程で
形成するものであり、また請求項5記載の発明は、請求
項2記載の半導体装置の製造方法において、前記第1の
N型拡散層と前記第2のN型コレクタ拡散層を同一工程
で形成し、且つ前記第2のN型拡散層と前記第3のN型
拡散層を同一工程で形成するものであり、また請求項6
記載の発明は、請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、前記第1のP型拡散層と前記第2のP型拡散層
を同一工程で形成するものである。このように、いくつ
かの工程を同時に行うことにより、工程数を少なくして
効率よく半導体装置を製造することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、実施の形態について説明す
る。図1は、本発明に係るPiN型PDと縦型NPNと
縦型PNPとNMOSとPMOSを同一基板上に構成し
た半導体装置の実施の形態を示す断面図である。図1に
おいて、1はN+ 型基板で、該N+ 型基板1に第1のN
- 型エピタキシャル層2と第2のN- 型エピタキシャル
層6が形成されている。PiN型PDのアノードは、第
2のN- 型エピタキシャル層6に浅い拡散深さで形成さ
れたP+ 型アノード拡散層21で形成され、N+ 型埋込み
層5とN型カソード引き出し拡散層9でカソード引き出
し領域を形成している。P+ 型アノード拡散層21は浅い
拡散深さで形成されており、第1のN- 型エピタキシャ
ル層2と第2のN- 型エピタキシャル層6はi層として
働き、PiN型PDの動作時には空乏化している。この
ような状態では、第2のN- 型エピタキシャル層6の表
面近傍で光電変換する短波長の光による発生キャリアか
ら第1のN- 型エピタキシャル層2の深い領域で光電変
換する長波長の光による発生キャリアまで空乏層内で発
生し、ドリフトにより移動する。このため、周波数応答
が良好になり、短波長から長波長の光に対して良好な光
電変換特性を持つPiN型PDが得られる。
【0018】縦型NPNは、P型埋込み層4と素子分離
用P型拡散層8により、第1のN-型エピタキシャル層
2及び第2のN- 型エピタキシャル層6と分離された、
+型埋込み層5とこのN+ 型埋込み層5に接続するN
型コレクタ拡散層12とでコレクタ領域を形成している。
このため、PiN型PDのi層となる第2のN- 型エピ
タキシャル層6とは独立にコレクタ濃度が設定でき、周
波数特性を高くすることができると同時に、最適な特性
を持った縦型NPNを得ることができる。また、N型コ
レクタ拡散層12の不純物濃度を1E16cm-3以下にするこ
とにより、高い耐圧を持った縦型NPNを構成すること
ができる。なお、図1において、10はN型コレクタ引き
出し拡散層、20はP型ベース領域、22はP+ 型外部ベー
ス領域、23はN+ 型エミッタ拡散層を示している。
【0019】縦型PNPは、P型埋込み層4とこのP型
埋込み層4に接続するP型コレクタ拡散層13とでコレク
タ領域を形成している。第1のN- 型エピタキシャル層
2及び第2のN- 型エピタキシャル層6とは、PN接合
で分離されている。このため、自由にコレクタ濃度が設
定でき、周波数特性を高くすることができると同時に、
最適な特性を持った縦型PNPを得ることができる。ま
た、P型コレクタ拡散層13の不純物濃度を1E16cm-3
下にすることにより、高い耐圧を持った縦型PNPを構
成することができる。なお、図1において、11はP型コ
レクタ引き出し拡散層、17はN型ベース領域、24はN+
型外部ベース領域、25はP+ 型エミッタ拡散層を示して
いる。
【0020】PMOSは、P型埋込み層4と素子分離用
P型拡散層8により、第1のN- 型エピタキシャル層2
及び第2のN- 型エピタキシャル層6と分離された、N
+ 型埋込み層5とこのN+ 型埋込み層5に接続するN型
ウエル拡散層14とでウエル領域を形成している。このた
め、PiN型PDのi層となる第2のN- 型エピタキシ
ャル層6とは独立にウエル濃度が設定でき、最適な特性
を持ったPMOSを構成することができる。なお、図1
において、18はゲート酸化膜、19はゲート電極、26はP
+ 型ソース・ドレイン拡散層を示している。
【0021】NMOSは、P型埋込み層4とこのP型埋
込み層4に接続するP型ウエル拡散層15とでウエル領域
を形成している。第1のN- 型エピタキシャル層2及び
第2のN- 型エピタキシャル層6とは、PN接合で分離
されている。このため、自由にウエル濃度が設定でき、
最適な特性を持ったNMOSを構成することができる。
なお、図1において、27はN+ 型ソース・ドレイン拡散
層である。
【0022】また、N- 型埋込み層3とこのN- 型埋込
み層3に接続する素子分離用N型拡散層7によりN型素
子分離領域を形成し、大きな工程数の増加なしに安定し
て、それぞれの素子を分離することができるようになっ
ている。なお、図1において、16はフィールド酸化膜で
ある。
【0023】次に、図1に示した実施の形態の製造方法
について説明する。まず、図2に示すように、アンチモ
ンが1E17cm-3〜1E19cm-3の高濃度にドープされたN
+ 型基板1に、リンを1E12cm-3〜1E14cm-3の低濃度
にドープした第1のN- 型エピタキシャル層2を、15μ
m以上の厚さで形成する。この第1のN- 型エピタキシ
ャル層2の膜厚は、PiN型PDに必要な光電変換特性
により決定される。例えば、長波長の光に対する感度が
必要な場合には、第1のN- 型エピタキシャル層2の膜
厚は厚くする必要があるが、短波長の光に対する感度だ
けが必要な場合には、第1のN- 型エピタキシャル層2
の膜厚はそれほど厚くする必要はなく、15μm程度でよ
い。
【0024】次に、図3に示すように、第1のN- 型エ
ピタキシャル層2に30nm〜70nmの酸化膜(図示せず)を
形成した後、N型素子分離領域とPiN型PDのカソー
ド引き出し領域に、N- 型埋込み層3を形成するため
に、リンを加速電圧100 〜180Kev,ドーズ量1E13cm
-2〜1E14cm-2でイオン注入する。その後、1000℃〜12
00℃,500 分〜1000分の拡散を行う。次に、P型素子分
離領域と、縦型NPNを形成する領域と、縦型PNPを
形成する領域と、NMOSを形成する領域と、PMOS
を形成する領域にP型埋込み層4を形成するために、ボ
ロンを加速電圧100 〜180 Kev,ドーズ量1E13cm-2
1E14cm-2でイオン注入する。その後、1000℃〜1200
℃,500 分〜1000分の拡散を行う。
【0025】次に、PiN型PDのカソード引き出し領
域と、縦型NPNを形成する領域と、PMOSを形成す
る領域にN+ 型埋込み層5を形成する。このN+ 型埋込
み層5は、800 nm〜11000 nmの厚い酸化膜又は50nm〜20
0 nmの酸化膜と100 nm〜300nmの窒化膜の積層膜をマス
ク(図示せず)として、アンチモンの固相拡散により1
E17cm-3〜1E19cm-3の高濃度に、拡散深さ3μm〜5
μmに形成される。この段階で、N- 型埋込み層3は表
面濃度1E16cm-3〜1E18cm-3,拡散深さ12μm〜14μ
mに形成され、P型埋込み層4は表面濃度1E16cm-3
1E18cm-3,拡散深さ10μm〜12μmに形成される。
【0026】次に、図4に示すように、第1のN- 型エ
ピタキシャル層2に形成した酸化膜又は酸化膜と窒化膜
の積層膜(図示せず)を除去し、リンを1E12cm-3〜1
E14cm-3の低濃度にドープした第2のN- 型エピタキシ
ャル層6を2μm〜4μmの厚さで形成する。次に、第
2のN- 型エピタキシャル層6に30nm〜70nmの酸化膜
(図示せず)を形成後、N型素子分離領域とPiN型P
Dのカソード引き出し領域に素子分離用N型拡散層7を
形成するために、リンを加速電圧100 〜180 Kev,ドー
ズ量5E11cm-2〜5E14cm-2でイオン注入する。次に、
P型素子分離領域に素子分離用P型拡散層8を形成する
ために、ボロンを加速電圧30〜80Kev,ドーズ量5E13
cm-2〜5E14cm-2でイオン注入する。次に、PiN型P
Dのカソード引き出し領域にN型カソード引き出し拡散
層9を形成するために、リンを加速電圧100 〜180 Ke
v,ドーズ量5E13cm-2〜5E14cm-2でイオン注入す
る。
【0027】次に、縦型NPNのコレクタ引き出し領域
にN型コレクタ引き出し拡散層10を形成するために、リ
ンを加速電圧100 〜180 Kev,ドーズ量5E13cm-2〜5
E14cm-2でイオン注入する。次に、縦型PNPのコレク
タ引き出し領域にP型コレクタ引き出し拡散層11を形成
するために、ボロンを加速電圧100 〜180 Kev,ドーズ
量5E13cm-2〜5E14cm-2でイオン注入する。次に、縦
型NPNを形成する領域にN型コレクタ拡散層12を形成
するために、リンを加速電圧100 〜180 Kev,ドーズ量
5E11cm-2〜5E13cm-2でイオン注入する。次に、縦型
PNPを形成する領域にP型コレクタ拡散層13を形成す
るために、ボロンを加速電圧50〜150 Kev,ドーズ量1
E11cm-2〜5E13cm-2でイオン注入する。
【0028】次に、PMOSを形成する領域にN型ウエ
ル拡散層14を形成するために、リンを加速電圧100 〜18
0 Kev,ドーズ量1E12cm-2〜5E13cm-2でイオン注入
する。次に、NMOSを形成する領域にP型ウエル拡散
層15を形成するために、ボロンを加速電圧100 〜180 K
ev,ドーズ量1E12cm-2〜5E13cm-2でイオン注入す
る。
【0029】以上の工程において、素子分離用N型拡散
層7とN型カソード引き出し拡散層9とN型コレクタ引
き出し拡散層10を形成するためイオン注入は同一工程で
行ってもよく、この場合のイオン注入は、リンを加速電
圧100 〜180 Kev,ドーズ量5E13cm-2〜5E14cm-2
行う。また、素子分離用N型拡散層7とN型コレクタ拡
散層12を形成するためのイオン注入を同一工程で行って
もよく、この場合のイオン注入は、リンを加速電圧100
〜180 Kev,ドーズ量5E11cm-2〜5E12cm-2で行う。
また、上記素子分離用N型拡散層7とN型コレクタ拡散
層12を形成するためのイオン注入と同時に、N型カソー
ド引き出し拡散層9とN型コレクタ引き出し拡散層10を
形成するためのイオン注入を同一工程で行ってもよく、
この場合のイオン注入は、リンを加速電圧100 〜180 K
ev,ドーズ量5E13cm-2〜5E14cm-2で行う。更に、素
子分離用P型拡散層8とP型コレクタ引き出し拡散層11
を形成する形成するためのイオン注入を同一工程で行っ
てもよく、この場合のイオン注入は、ボロンを加速電圧
100 〜180 Kev,ドーズ量5E13cm-2〜5E14cm-2で行
う。このように、いくつかの工程を同時に行うことによ
り、工程数、及びマスク枚数を削減でき、コストを安く
できて、効率よく製造することができる。
【0030】その後、1000℃〜1200℃,300 分〜500 分
の拡散を行う。この工程により、図5に示すように、N
- 型埋込み層3と素子分離用N型拡散層7が接続してN
型素子分離領域が形成され、P型埋込み層4と素子分離
用P型拡散層8,P型コレクタ引き出し拡散層11,P型
コレクタ拡散層13,P型ウエル拡散層15がそれぞれ接続
し、P型素子分離領域,縦型PNPのコレクタ引き出し
領域とコレクタ領域,NMOSのウエル領域がそれぞれ
形成される。また、N+ 型埋込み層5とN型カソード引
き出し拡散層9,N型コレクタ引き出し拡散層10,N型
コレクタ拡散層12,N型ウエル拡散層14がそれぞれ接続
し、PiN型PDのカソード引き出し領域,縦型NPN
のコレクタ引き出し領域とコレクタ領域,PMOSのウ
エル領域がそれぞれ形成される。ここで、N型コレクタ
拡散層12とP型コレクタ拡散層13の不純物濃度を1E16
cm-3以下に形成することにより、縦型NPNと縦型PN
Pの耐圧を高くすることができる。この場合、N型コレ
クタ拡散層12を形成するためのイオン注入は、リンを加
速電圧100 〜180 Kev,ドーズ量5E11cm-2〜5E12cm
-2で行い、P型コレクタ拡散層13を形成するためのイオ
ン注入は、ボロンを加速電圧50〜150 Kev,ドーズ量1
E11cm-2〜1E12cm-2で行う。次いで、窒化膜を用いた
選択酸化法により600 nm〜1000nmのフィールド酸化膜16
を選択的に形成する。
【0031】その後、選択酸化に使用した窒化膜(図示
せず)を除去した後、フィールド酸化膜16を形成した領
域以外の第2のN- 型エピタキシャル層6を酸化し、30
nm〜70nmの酸化膜(図示せず)を形成する。次に、図6
に示すように、縦型PNPのP型コレクタ拡散層13内に
N型ベース拡散層17を形成するために、リンを加速電圧
100 〜180 Kev,ドーズ量1E13cm-2〜1E14cm-2でイ
オン注入する。その後、900 ℃〜1000℃,10分〜60分の
拡散を行い、N型ベース拡散層17を形成する。次に、30
nm〜70nmの上記酸化膜(図示せず)を除去した後、900
℃〜1000℃で第2のN- 型エピタキシャル層6を酸化し
ゲート酸化膜18となる10nm〜40nmの酸化膜を形成した
後、リンを高濃度にドープしたN型のポリシリコンを形
成し、このポリシリコンをエッチングすることにより、
PMOS領域とNMOS領域にゲート酸化膜18とゲート
電極19を形成する。
【0032】次に、PMOSとNMOSのゲート酸化膜
18以外の10nm〜40nmの酸化膜をゲート電極19をマスクに
除去し、再度、第2のN- 型エピタキシャル層6を酸化
し10nm〜40nmの酸化膜(図示せず)を形成する。その後
は、完成図である図1に示すように、縦型NPNのN型
コレクタ拡散層12内にP型ベース拡散層20を形成するた
めに、ボロンを加速電圧20〜50Kev,ドーズ量1E13cm
-2〜1E14cm-2でイオン注入する。その後、900 ℃〜10
00℃,10分〜60分の拡散を行い、P型ベース拡散層20を
形成する。次に、PiN型PD領域に拡散深さの浅いP
+ 型アノード拡散層21を形成するために、BF2 を加速
電圧40〜80Kev,ドーズ量1E15cm-2〜5E15cm-2でイ
オン注入する。次に、同様に図1に示すように、縦型N
PNのP型ベース拡散層20内にP+ 型外部ベース拡散層
22を形成するために、BF2 を加速電圧40〜80Kev,ド
ーズ量1E15cm-2〜5E15cm-2でイオン注入する。次
に、縦型NPNのP型ベース拡散層20内にN+ 型エミッ
タ拡散層23を形成するために、ヒ素を加速電圧100 〜18
0 Kev,ドーズ量1E15cm-2〜1E16cm-2でイオン注入
する。次に、縦型PNPのN型ベース拡散層17内にN+
型外部ベース拡散層24を形成するために、ヒ素を加速電
圧100 〜180 Kev,ドーズ量1E15cm-2〜1E16cm-2
イオン注入する。次に、縦型PNPのN型ベース拡散層
17内にP+ 型エミッタ拡散層25を形成するために、BF
2 を加速電圧40〜80Kev,ドーズ量1E15cm-2〜5E15
cm-2でイオン注入する。
【0033】次に、PMOSのN型ウエル拡散層14内に
+ 型ソース・ドレイン拡散層26を形成するために、B
2 を加速電圧40〜80Kev,ドーズ量1E15cm-2〜5E
15cm-2でイオン注入する。次に、NMOSのP型ウエル
拡散層15内にN+ 型ソース・ドレイン拡散層27を形成す
るために、ヒ素を加速電圧100 〜180 Kev,ドーズ量1
E15cm-2〜1E16cm-2でイオン注入する。ここで、P+
型アノード拡散層21,P+ 型外部ベース拡散層22,P+
型エミッタ拡散層25,P+ 型ソース・ドレイン拡散層26
を形成するためのイオン注入は同一の工程で行ってもよ
く、またN+ 型エミッタ拡散層23,N+ 型外部ベース拡
散層24,N+ 型ソース・ドレイン拡散層27を形成するた
めのイオン注入も同一の工程で行ってもよい。その後、
900 ℃〜1000℃,10分〜60分の拡散を行うことにより、
+ 型アノード拡散層21,P+ 型外部ベース拡散層22,
+ 型エミッタ拡散層25,P+ 型ソース・ドレイン拡散
層26,N+ 型エミッタ拡散層23,N+ 外部ベース拡散層
24,N+ 型ソース・ドレイン拡散層27が形成される。こ
のとき、P+ 型アノード拡散層21は、表面濃度1E19cm
-3〜1E20cm-3,拡散深さ0.2 μm〜0.4 μmと浅く形
成される。
【0034】以上の各工程により、図1に示したよう
に、周波数応答が良好で短波長〜長波長の光に対して良
好な光電変換特性を持ったPiN型PDと、高周波数特
性を有し最適な特性を持った縦型NPN及び縦型PNP
と、最適な特性を持ったNMOS及びPMOSを同一基
板上に形成した半導体装置が得られる。
【0035】
【発明の効果】以上実施の形態に基づいて説明したよう
に、請求項1及び2記載の発明によれば、高濃度のN型
基板にi層となる低濃度の第1のN型エピタキシャル層
と低濃度の第2のN型エピタキシャル層を形成し、第2
のN型エピタキシャル層に浅い拡散深さで形成されたP
型アノード拡散層を設けることによりPiN型PDを構
成しているため、周波数応答が良好で短波長から長波長
の光に対して良好な光電変換特性を持つPiN型PDが
得られる。また縦型NPNにおいては、P型素子分離領
域により第1のN型エピタキシャル層及び第2のN型エ
ピタキシャル層と分離された、N+ 型埋込み層とこのN
+ 型埋込み層に接続するN型コレクタ拡散層とでコレク
タ領域を形成しているため、PiN型PDのi層となる
第2のN型エピタキシャル層とは独立にコレクタ濃度が
設定でき、高い周波数特性を有し、最適な特性を持った
縦型NPNを得ることができる。また縦型PNPにおい
ては、P型埋込み層とこのP型埋込み層に接続するP型
コレクタ拡散層でコレクタ領域を形成しており、第1の
N型エピタキシャル層及び第2のN型エピタキシャル層
とはPN接合で分離されているため、自由にコレクタ濃
度が設定でき、高い周波数特性を有し、最適な特性を持
った縦型PNPを得ることができる。またPMOSにお
いては、P型素子分離領域により第1のN型エピタキシ
ャル層及び第2のN型エピタキシャル層と分離された、
+ 型埋込み層とこのN+ 型埋込み層に接続するN型ウ
エル拡散層とでウエル領域を形成しているため、PiN
型PDのi層となる第2のN型エピタキシャル層とは独
立にウエル濃度が設定でき、最適な特性を持ったPMO
Sを得ることができる。またNMOSにおいては、P型
埋込み層とこのP型埋込み層に接続するP型ウエル拡散
層とでウエル領域を形成しており、第1のN- 型エピタ
キシャル層及び第2のN- 型エピタキシャル層とはPN
接合で分離されているため、自由にウエル濃度が設定で
き、最適な特性を持ったNMOSを得ることができる。
またN- 型埋込み層とこのN- 型埋込み層に接続する素
子分離用N型拡散層によりN型素子分離領域を形成して
おり、大きな工程数の増加なしに安定して、それぞれの
素子を分離することができる。
【0036】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の半導体装置の製造方法において、縦型NPNのコレ
クタを形成するN型コレクタ拡散層と縦型PNPのコレ
クタを形成するP型コレクタ拡散層の不純物濃度を1E
16cm-3以下にしているので、縦型NPNと縦型PNPの
耐圧を向上させることができる。また、請求項4記載の
発明によれば、請求項2記載の半導体装置の製造方法に
おいて、N型素子分離領域を形成するための素子分離用
N型拡散層とPiN型PDのカソード引き出し領域を形
成するためのN型カソード引き出し拡散層と縦型NPN
のコレクタ引き出し領域を形成するためのN型コレクタ
引き出し拡散層を同一工程で形成するようにしており、
また請求項5記載の発明によれば、請求項2記載の半導
体装置の製造方法において、N型素子分離領域を形成す
るための素子分離用N型拡散層と縦型NPNのコレクタ
を形成するためのN型コレクタ拡散層を同一工程で形成
し、PiN型PDのカソード引き出し領域を形成するた
めのN型カソード引き出し拡散層と縦型NPNのコレク
タ引き出し領域を形成するためのN型コレクタ引き出し
拡散層を同一工程で形成するようにしており、また請求
項6記載の発明によれば、請求項2記載の半導体装置の
製造方法において、P型素子分離領域を形成するための
素子分離用P型拡散層と縦型PNPのコレクタ引き出し
領域を形成するためのP型コレクタ引き出し拡散層を同
一工程で形成するようにしており、以上のように、いく
つかの工程を同時に行うことにより、工程数を少なくし
て効率よく半導体装置を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体装置の実施の形態を示す断
面図である。
【図2】本発明に係る半導体装置の製造方法の実施の形
態を説明するための製造工程を示す図である。
【図3】図2に示した製造工程に続く製造工程を示す図
である。
【図4】図3に示した製造工程に続く製造工程を示す図
である。
【図5】図4に示した製造工程に続く製造工程を示す図
である。
【図6】図5に示した製造工程に続く製造工程を示す図
である。
【図7】従来の半導体装置の構成例を示す断面図であ
る。
【図8】従来の半導体装置の他の構成例を示す断面図で
ある。
【図9】従来の半導体装置の更に他の構成例を示す断面
図である。
【図10】従来の半導体装置の更に他の構成例を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 N+ 型基板 2 第1のN- 型エピタキシャル層 3 N- 型埋込み層 4 P型埋込み層 5 N+ 型埋込み層 6 第2のN- 型エピタキシャル層 7 素子分離用N型拡散層 8 素子分離用P型拡散層 9 N型カソード引き出し拡散層 10 N型コレクタ引き出し拡散層 11 P型コレクタ引き出し拡散層 12 N型コレクタ拡散層 13 P型コレクタ拡散層 14 N型ウエル拡散層 15 P型ウエル拡散層 16 フィールド酸化膜 17 N型ベース拡散層 18 ゲート酸化膜 19 ゲート電極 20 P型ベース拡散層 21 P+ 型アノード拡散層 22 P+ 型外部ベース拡散層 23 N+ 型エミッタ拡散層 24 N+ 型外部ベース拡散層 25 P+ 型エミッタ拡散層 26 P+ 型ソース・ドレイン拡散層 27 N+ 型ソース・ドレイン拡散層

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PiN型フォトダイオードとバイポーラ
    トランジスタと電界効果型トランジスタを同一基板上に
    備えた半導体装置において、高濃度のN型基板上に第1
    及び第2の低濃度のN型エピタキシャル層を形成し、前
    記第2の低濃度のN型エピタキシャル層の表面に拡散深
    さの浅いP型アノード拡散層を形成してPiN型フォト
    ダイオードを構成し、前記第1の低濃度のN型エピタキ
    シャル層に形成したP型埋込み層と前記第2の低濃度の
    N型エピタキシャル層より拡散形成した前記P型埋込み
    層に達する第1のP型拡散層とによりP型素子分離領域
    を形成して、前記第1及び第2の低濃度のN型エピタキ
    シャル層と分離された、前記P型埋込み層に形成した高
    濃度のN型埋込み層と前記第2の低濃度のN型エピタキ
    シャル層より拡散形成した前記高濃度のN型埋込み層に
    達する第1のN型拡散層とでコレクタを形成すると共
    に、P型ベース拡散層及びN型エミッタ拡散層を設けて
    NPN型縦型バイポーラトランジスタを構成し、前記第
    1の低濃度のN型エピタキシャル層に形成したP型埋込
    み層と前記第2の低濃度のN型エピタキシャル層より拡
    散形成した前記P型埋込み層に達する第1のP型拡散層
    とによりP型素子分離領域を形成して、前記第1及び第
    2の低濃度のN型エピタキシャル層と分離された、前記
    P型埋込み層に形成した高濃度のN型埋込み層と前記第
    2の低濃度のN型エピタキシャル層より拡散形成した前
    記高濃度のN型埋込み層に達する第2のN型拡散層とで
    ウエルを形成すると共に、ゲート絶縁膜,ゲート電極及
    びP型ソース・ドレイン拡散層を設けてP型電界効果型
    トランジスタを構成し、前記第1の低濃度のN型エピタ
    キシャル層に形成したP型埋込み層と前記第2の低濃度
    のN型エピタキシャル層より拡散形成した前記P型埋込
    み層に達する第2のP型拡散層とでコレクタを形成する
    と共に、N型ベース拡散層及びP型エミッタ拡散層を設
    けてPNP型縦型バイポーラトランジスタを構成し、前
    記第1の低濃度のN型エピタキシャル層に形成したP型
    埋込み層と前記第2の低濃度のN型エピタキシャル層よ
    り拡散形成した前記P型埋込み層に達する第3のP型拡
    散層でウエルを形成すると共に、ゲート絶縁膜,ゲート
    電極及びP型ソース・ドレイン拡散層を設けてN型電界
    効果型トランジスタを構成し、前記第1の低濃度のN型
    エピタキシャル層に形成した低濃度のN型埋込み層と前
    記第2の低濃度のN型エピタキシャル層より拡散形成し
    た前記低濃度のN型埋込み層に達する第3のN型拡散層
    とにより、各素子を分離するN型素子分離領域を構成し
    ていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 PiN型フォトダイオードとバイポーラ
    トランジスタと電界効果型トランジスタを同一基板上に
    形成する半導体装置の製造方法において、高濃度のN型
    半導体基板に低濃度の第1のN型半導体層を形成する工
    程と、前記第1のN型半導体層の第1の素子分離領域と
    前記第1のN型半導体層のPiN型フォトダイオードの
    カソード引き出し領域とに第1のN型埋込み層を形成す
    る工程と、前記第1のN型半導体層の第2の素子分離領
    域と、NPN型縦型バイポーラトランジスタを形成する
    領域と、PNP型縦型バイポーラトランジスタを形成す
    る領域と、N型電界効果型トランジスタを形成する領域
    と、P型電界効果型トランジスタを形成する領域とにP
    型埋込み層を形成する工程と、前記第1のN型埋込み層
    のPiN型フォトダイオードのカソード引き出し領域
    と、前記P型埋込み層のNPN型縦型バイポーラトラン
    ジスタを形成する領域及びP型電界効果型トランジスタ
    を形成する領域とに第2のN型埋込み層を形成する工程
    と、前記第1のN型半導体層に低濃度の第2のN型半導
    体層を形成する工程と、前記第2のN型半導体層の第1
    の素子分離領域と、PiN型フォトダイオードのカソー
    ド引き出し領域に前記第1のN型埋込み層と接続する第
    1のN型拡散層を形成する工程と、前記第2のN型半導
    体層の第2の素子分離領域に前記P型埋込み層と接続す
    る第1のP型拡散層を形成する工程と、前記第2のN型
    半導体層のPiN型フォトダイオードのカソード引き出
    し領域に前記第2のN型埋込み層と接続する第2のN型
    拡散層を形成する工程と、前記第2のN型半導体層のN
    PN型縦型バイポーラトランジスタのコレクタ引き出し
    領域に前記第2のN型埋込み層と接続する第3のN型拡
    散層を形成する工程と、前記第2のN型半導体層のPN
    P型縦型バイポーラトランジスタのコレクタ引き出し領
    域に前記P型埋込み層と接続する第2のP型拡散層を形
    成する工程と、前記第2のN型半導体層のNPN型縦型
    バイポーラトランジスタを形成する領域に前記第2のN
    型埋込み層と接続するN型コレクタ拡散層を形成する工
    程と、前記第2のN型半導体層のPNP型縦型バイポー
    ラトランジスタを形成する領域に前記P型埋込み層と接
    続するP型コレクタ拡散層を形成する工程と、前記第2
    のN型半導体層のP型電界効果型トランジスタを形成す
    る領域に前記第2のN型埋込み層と接続するN型ウエル
    拡散層を形成する工程と、前記第2のN型半導体層のN
    型電界効果型トランジスタを形成する領域に前記P型埋
    込み層と接続するP型ウエル拡散層を形成する工程と、
    前記第2のN型半導体層に選択的に第1の絶縁膜を形成
    する工程と、前記P型コレクタ拡散層にN型ベース拡散
    層を形成する工程と、前記第2のN型半導体層に第2の
    絶縁膜を形成する工程と、N型電界効果型トランジスタ
    とP型電界効果型トランジスタを形成する領域に選択的
    にN型ポリシリコンを形成しゲート電極を形成する工程
    と、前記N型コレクタ拡散層にP型ベース拡散層を形成
    する工程と、前記第2のN型半導体層のPiN型フォト
    ダイオードを形成する領域に拡散深さの浅いP型アノー
    ド拡散層を形成する工程と、前記P型ベース拡散層にP
    型外部ベース拡散層とN型エミッタ拡散層を形成する工
    程と、前記N型ベース拡散層にN型外部ベース拡散層と
    P型エミッタ拡散層を形成する工程と、前記N型ウエル
    拡散層にP型ソース・ドレイン拡散層を形成する工程
    と、前記P型ウエル拡散層にN型ソース・ドレイン拡散
    層を形成する工程とを備えていることを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記N型コレクタ拡散層と前記P型コレ
    クタ拡散層の不純物濃度は、1E16cm-3以下であること
    を特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記第1のN型拡散層と前記第2のN型
    拡散層と前記第3のN型拡散層を同一工程で形成するこ
    とを特徴とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のN型拡散層と前記N型コレク
    タ拡散層を同一工程で形成し、前記第2のN型拡散層と
    前記第3のN型拡散層を同一工程で形成することを特徴
    とする請求項2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1のP型拡散層と前記第2のP型
    拡散層を同一工程で形成することを特徴とする請求項2
    記載の半導体装置の製造方法。
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