JPH077896Y2 - 除湿乾燥機排水ホース連結口付き洗濯機 - Google Patents

除湿乾燥機排水ホース連結口付き洗濯機

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JPH077896Y2
JPH077896Y2 JP1988130515U JP13051588U JPH077896Y2 JP H077896 Y2 JPH077896 Y2 JP H077896Y2 JP 1988130515 U JP1988130515 U JP 1988130515U JP 13051588 U JP13051588 U JP 13051588U JP H077896 Y2 JPH077896 Y2 JP H077896Y2
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JP
Japan
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washing machine
tubular pipe
dehumidifying
trap
water
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JP1988130515U
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JPH0251885U (ja
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俊一 岩切
輝夫 島本
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は除湿乾燥機の排水ホースを連結する連結口を設
けた洗濯機に関するものである。
従来の技術 従来の洗濯機は第6図に示すように、洗濯機本体3の上
部に上部枠体2を設け、上部枠体2は衣類投入時に開閉
を行う開閉蓋4を軸支し、その後部には、除湿乾燥機排
水ホース6を差し込む差し込み口5が設けてある。
次に、差し込み口5近傍の縦断面図を第4図に示す。差
し込み口5に差し込まれた除湿乾燥機排水ホース6から
は水滴a及び水蒸気bが流出される。差し込み口5に
は、第2筒状パイプ8が嵌着され、第2筒状パイプ8の
略中間部に設けられた第2トラップ部9には水滴aによ
り第2トラップ水10が溜められる。水蒸気bが第2トラ
ップ水10により冷却され、液化し、水滴cとなり、第2
筒状パイプ8の第2出口27から出て、洗濯機本体3の内
部に設けられた脱水受7の中脱水受カバー20を介して滴
下する。
考案が解決しようとする課題 しかし従来の構成では、除湿乾燥機排水ホース6から流
出する水蒸気bの風圧は、除湿乾燥機における乾燥容
量,モータの性能等により変化するため、水蒸気bの風
圧が強い場合、第2トラップ部9の第2トラップ水10の
水圧が水蒸気bの風圧に負けてしまい、第2のトラップ
水10は第5図の如く凹形となり、水蒸気bは水蒸気dの
如く、洗濯機本体3及び上部枠体2内に流入されてしま
う。
上部枠体2内には、種々の電装部品11あるいは洗剤自動
投入装置付洗濯機の場合には洗剤が設けられているた
め、水蒸気dが上部枠体2内に流入されれば、電装部品
及び洗剤等に水蒸気dが付着し、電装部品11の絶縁劣化
による安全性の劣下、及び洗剤自動投入装置内の洗剤凝
固により品質の低下という課題があった。
そこで、本考案は、除湿乾燥機の排水ホースから出る水
蒸気の風圧の大小にかかわらず、洗濯機内への水蒸気の
流入を防ぎ、安全性の確保及び品質の向上を実現するこ
とを目的としている。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案は、洗濯機の上部枠体
に形成した差し込み口と、トラップ部を有した第1筒状
パイプと、差し込み口と連結し、第1筒状パイプでトラ
ップされた水滴を洗濯槽内へ導く第2筒状パイプとを備
え、前記した第1筒状パイプは、上端に除湿乾燥機の排
水ホースと連結する連結口を、下端に上方向に開口する
開口部を有し、トラップ部の開口上部で、かつ、第1筒
状パイプの外周と差し込み口の内周との間に、に前記上
部枠体の外部へ通じる空気ぬき通路を形成し、この空気
ぬき通路に対向した側面でかつ連結口近傍に外方に突出
した突出部を設けこれにより嵌着された乾燥機の排水ホ
ースの連結口が設けられた洗濯機である。さらに、目的
を確実に達成するために、前記洗濯機の第1筒状パイプ
の下方に第2トラップ部を設けた第2筒状パイプを設け
ることもできる。
作用 上記構成により、除湿乾燥機の排水ホースから出る水蒸
気の風圧が強く、トラップの効果が十分に得られない場
合でも、空気抜き通路を通して水蒸気を上部枠体外部に
出すことができ、洗濯機内部へは、水蒸気の流入を防
ぎ、十分に冷却された水滴のみを入れることができるよ
うになる。
この結果、洗濯機の安全性の確保及び品質の向上を実現
することができる。
実施例 以下、本考案の実施例について、第1図,第2図を参照
して説明する。
図に示すように、洗濯機本体3の上部を構成する上部枠
体2には、衣類投入時の開閉を行う開閉蓋4を軸支し、
前方にはトップマーク1を嵌着させている。後方内部に
は、電装部品8を収納し、電装部品11の水密性を確保す
るためにパネルシート2がビス13により取付けられてい
る。14は回転翼でモータ15の回転により、ベルト16を介
し、メカユニット17により減速し、回転駆動する。18は
脱水槽兼洗濯槽で、メカユニット17にて軸支され、脱水
受7により、サスペンション19を介し、本体3に垂下支
持され、弾性的に支えられている。20は脱水受7の上面
開口部を覆う脱水受カバーである。5は上部枠体2の後
方に設けられた除湿乾燥機の排水ホース6を差し込む差
し込み口である。
第2図に差し込み口5近傍の断面を示す。差し込み口5
には第1筒状パイプ21が嵌着され、第1筒状パイプの一
端には除湿乾燥機排水ホース6へ連結する連結口26を、
他端には水蒸気及び水滴の流出する第1出口25を設けて
あり、さらに、連結口26と第1出口25の略中間部には第
1図トラップ部22を設け、第1出口25には、上部枠体2
の外部に通じる空気抜き通路24を設けてある。一方、差
し込み口5の内部には、第2筒状パイプ8が嵌差されて
いる。
次にこの実施例の構成における作用を説明する。除湿乾
燥機排水ホース6から水滴a及び水蒸気bが流出され
る。水滴aにより第1トラップ部22には第1トラップ水
23が溜められる。水蒸気bは第1トラップ水23により冷
却され、液化し、fの如く第2筒状パイプ8に流れ落
ち、一方トラップ部より発生する水蒸気は空気抜き通路
24を通りeの如く、上部枠体2外部に放出され、さら
に、水滴fは第2筒状パイプ8を通りgの如く第2出口
27より脱水受カバー20上に落下し、脱水受7の中に滴下
する。
また、除湿乾燥機排水ホース6から流出する水蒸気bの
風圧が強く、第1トラップ水23の水圧が、水蒸気bの風
圧より弱い場合、水蒸気bはeの如く空気抜き通路24を
通り、上部枠体2外部に放出され、第2筒状パイプ8に
は、冷却された水滴gのみが流れ落ちる。
さらに、第3図の如く、第2筒状パイプ8の略中間部に
第2トラップ部9を設けてもよく、この場合には、水滴
fは第2トラップ9に溜められることにより、第2トラ
ップ水を形成し、第1トラップ水23とともに2重トラッ
プ効果を得られることができる。
以上のような構成により、上部枠体2の内部に水蒸気が
侵入することがなく、電装部品11の十分な水密性を保つ
ことができる。また、自動洗剤投入器付き洗濯機におい
ても、洗剤に水蒸気が付着することがなく、品質の低下
を防ぐことができる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、除湿乾燥機の性能に関係
なく限られたスペースで除湿乾燥機排水ホースから流水
された水滴と水蒸気を完全に分離することができ、洗濯
機内部へは完全に冷却した水滴のみを入れ、洗濯機内部
への水蒸気の侵入を防ぐことができる。よって、電装部
品の絶縁劣下,洗剤自動投入器の品質低下等を未然に防
ぐことができる。
これらの効果を含め、本考案は、洗濯機自体の安全性を
高め、品質を向上させる構造であり、極めて実用的効果
を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す洗濯機の縦断面図、第
2図および第3図は同要部を示す拡大縦断面図、第4図
および第6図は従来の洗濯機を示す要部拡大断面図、第
6図は従来の洗濯機の外観図である。 2……上部枠体、3……洗濯機本体、5……差し込み
口、6……除湿乾燥機排水ホース、7……脱水受、11…
…電装部品、20……脱水受カバー、21……第1筒状パイ
プ、22……第1トラップ部、23……第1トラップ水、24
……空気抜き通路、25……第1出口、26……連結口、27
……第2出口。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯機の上部枠体に形成した差し込み口
    と、トラップ部を有した第1筒状パイプと、前記差し込
    み口と連結し、前記第1筒状パイプでトラップされた水
    滴を洗濯槽内へ導く第2筒状パイプとを備え、前記第1
    筒状パイプは、上端に除湿乾燥機の排水ホースと連結す
    る連結口を、下端に上方向に開口する開口部を有し、ト
    ラップ部の開口上部で、かつ、前記第1筒状パイプの外
    周と差し込み口の内周との間に、に前記上部枠体の外部
    へ通じる空気ぬき通路を形成し、この空気ぬき通路に対
    向した側面でかつ連結口近傍に外方に突出した突出部を
    設けこれにより嵌着された除湿乾燥機排水ホース連結口
    付き洗濯機。
  2. 【請求項2】第1筒状パイプの下方に第2トラップ部を
    設けた第2筒状パイプを有する請求項1記載の除湿乾燥
    機排水ホース連結口付き洗濯機。
JP1988130515U 1988-10-05 1988-10-05 除湿乾燥機排水ホース連結口付き洗濯機 Expired - Lifetime JPH077896Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0251885U JPH0251885U (ja) 1990-04-12
JPH077896Y2 true JPH077896Y2 (ja) 1995-03-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0233278B2 (ja) * 1984-01-30 1990-07-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd Sentakuki
JPH0659358B2 (ja) * 1984-02-08 1994-08-10 松下電器産業株式会社 洗濯機

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JPH0251885U (ja) 1990-04-12

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