JP3113272B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP3113272B2
JP3113272B2 JP02332190A JP33219090A JP3113272B2 JP 3113272 B2 JP3113272 B2 JP 3113272B2 JP 02332190 A JP02332190 A JP 02332190A JP 33219090 A JP33219090 A JP 33219090A JP 3113272 B2 JP3113272 B2 JP 3113272B2
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寛 大杉
好則 藤森
悦朗 広瀬
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は洗濯機、さらに詳細には、洗濯機の外枠構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一般に、洗濯機の外枠は、その後面に開放部を
設け、この開放部を裏蓋で被うようにしている。そし
て、洗濯機内部機器のメンテナンスや修理に際しては、
前記裏蓋を開け、外枠開放部より作業をおこなうように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、日本の住宅事情では、ランドリールー
ムのスペースが少なく、洗濯機を一度据付けてしまうと
なかなか移動させることが難しく、また最近の家庭で
は、洗濯機の下に防水パンを設けることが多く、このよ
うな場合、洗濯機のメンテナンスや修理に際しては、益
々洗濯機を移動させることが困難になる。
【0004】 本発明の目的は、洗濯機内部機器のメンテナンスや修
理に際し、洗濯機を移動させたり、方向を変えることな
く、狭い据付場所でも作業をおこなうことができ、特
に、メンテナンスや修理に際し、外枠の開口部を覆う蓋
体の取付けを容易におこなうことができ、作業を楽にし
た洗濯機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的は、外枠と、前記外枠に内置される外槽と、
前記外槽に回転自在に内置される洗濯槽と、前記洗濯槽
に回転自在に配置される撹拌翼と、前記外槽の下方に設
けられ前記洗濯槽および前記撹拌翼を回転駆動する駆動
手段と、前記外槽下部に設けられた排水バルブと、前記
外枠を支持するベース部と、前記外枠は前面に開口部を
有し、両側が折り曲げられた折り曲げ辺部を有するフロ
ントカバーを前記開口部に設置する洗濯機において、前
記フロントカバーの折り曲げ辺部が取り付けられる前記
外枠の左右両辺部は内側に窪んでおり、前記左右両辺部
間の長さは、前記フロントカバーの左右の前記折り曲げ
辺部間の長さよりも短く形成され、前記左右両辺部には
前記折り曲げ辺部の端辺部を差し込み保持する略U字形
の保持部を有し、前記フロントカバーの下部は内側に窪
んだ段差部を有し、前記フロントカバーの前記折り曲げ
辺部を前記保持部で保持し、前記段差部を前記外枠とネ
ジ止めする構成とすることによって達成される。
【0006】 前記構成によれば、洗濯機内部機器のメンテナンスや
修理に際しては、洗濯機外枠前面開放部を被っているフ
ロントカバーを外すだけで、直ちに前記外枠前面開放部
を介し、洗濯機内部に位置する回動機構、モータ等を取
り扱うことができ、折り曲げ辺部の端辺部を差し込み保
持する保持部を備えることにより、フロントカバーを洗
濯機にネジ止めして取り付ける際に、フロントカバーの
折り曲げ辺部を保持部で保持した状態で段差部とベース
とをネジ止めすることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、図示実施例にもとづいて説明する
と、図1は本発明の要部である外枠1に対するフロント
カバー82の分解斜視図、図2は図1の組立状態を示す斜
視図、図3は図2のA−A断面図、図4は図2のB−B
断面図、図5は図2のC−C断面図、図6は図2を右側
面から見た状態の内部構造説明図、図7は図2を背面か
ら見た状態の内部構造説明図、図8は図6と異なる部位
を右側面から見た内部構造説明図である。
【0008】 図6〜図8において、鋼板製で箱形の外枠1内には、
吊棒2および防振ばね3によって回動ベース4が防振支
持されている。回動ベース4は、外槽6に可回転的に取
り付けられている。回動ビーム5は、回動ベース4と同
様、その一端が外槽6に可回転的に取り付けられてお
り、回動ビーム5の他端は、後述する回動モータ機構に
取り付けられている。外槽6内には、横断面形状がほぼ
円形でしかも、洗い槽、脱水槽、乾燥用ドラムを兼ねる
バスケット7が設けられている。バスケット7の上端に
は、バランスリング8が、超音波溶着等の手段により取
り付けられている。バスケット7の内側壁には、バスケ
ット7を傾けて乾燥をおこなう場合に布をかき上げる縦
リブ状のリフター7aが複数個設けられており、また多数
の縦溝7bが設けられている。縦溝7bには、多数の脱水孔
7cが設けられている。バスケット7の内底中央には、パ
ルセータ9を回転自在に装着する凹部7dが設けられてい
る。外槽6の上端には、外槽6とバスケット7との間に
洗濯物が落下するのを防止するために槽カバー10を固定
する。外槽6の外底部には、排水バルブ11が取り付けら
れている。
【0009】 回転駆動装置12は、鋼板製のベース13に取り付けられ
ている。ベース13は、ほぼ箱形に形成されており、ねじ
等の手段により外槽7に固定されている。
【0010】 内部排水ホース15の一端は、排水バルブ11に接続さ
れ、他端は、外枠1の下部に設けたベース16上に開放さ
れている。ベース16は、その下部に複数個の足16a、外
枠1の保持部16b、水受部16c、および排水口部16dを有
する。水受部16cは、中央に向けて傾斜させた構成と
し、排水ホース15から放出された水は、前記排水口部16
dから排出される。なお、排水口部16dからの水は、外部
排水ホース20を介して外部に排出される。水受部16cの
外周には、水が溢水しないようにリブ16eが設けられて
いる。
【0011】 洗い・脱水用モータ17、乾燥用モータ18、洗濯用減速
装置19、乾燥用減速装置14は、外槽6の底部にベース13
を介して取り付けられている。
【0012】 回動モータ21の出力軸には、回動アーム22が取り付け
られており、回動アーム22には、回動ビーム5の一端が
可回転的に取り付けられている。外槽6には、軸ベース
23が、ねじ等の手段により設けられており、軸ベース23
の一部を延出してビーム受け24が形成されている。回動
ビーム5の他端は、ビーム受け24の係止部25に可回転的
に支持されている。外槽軸26は、軸ベース23に取り付け
られており、また外槽軸26は、回動ベース4の軸受部27
で可回転的に支持されている。スイッチレバー40は、外
槽軸26に一体的に設けられており、またスイッチレバー
40は、マイクロスイッチ(H)41、マイクロスイッチ
(V)42に係合するように取り付けられている。
【0013】 ダクト44は、乾燥工程中に熱風を循環するためのもの
であり、その一端は、外槽6の排気部6bに、他端は、送
風機45の吸気口45aに気密的に接続されている。ダクト4
4の中央内径部44aは、外槽6に一体的に設けられた溢水
すすぎ用の溢水口46の上端部47よりH寸法だけ高くし
て、洗濯水が送風機45の内部に侵入しないよう構成され
ている。
【0014】 ダクト44の内部には、ノズル50が設置されており、ホ
ース49を介して導入された水がダクト44内に噴霧され
る。すなわち、乾燥工程中、衣類からの湿気を含んだ空
気が循環するのを防止すべく、バスケット7内の熱風を
ダクト44内に導びき、このダクト44内を通過する熱風に
水を噴射して、当該熱風中の湿気を凝縮捕集する。送風
ガイド52の一端は、送風機45の排気側に取り付けられ、
他端は、加熱ユニット51に接続されている。さらに、加
熱ユニット51は、槽内排気口53を有している。
【0015】 以上の構成において、洗い−すすぎ−脱水の洗濯工程
は、外槽6、バスケット7を直立させた状態でおこな
う。なお、この位置検出は、スイッチレバー40がマイク
ロスイッチ(V)42と係合することによりおこなわれ
る。
【0016】 次に、乾燥工程に入るが、この乾燥工程に際しては、
通常のドラム式乾燥機と同じように、バスケット7をほ
ぼ水平の位置まで傾斜させる。すなわち、この動作は、
回動モータ21により回動アーム22を回転させ、いわゆる
リンク機構の一要素をなす回動ビーム5を移動させるこ
とによりおこなわれる。なお、回動角度の検出は、スイ
ッチレバー40がマイクロスイッチ(H)41と係合するこ
とによりおこなわれ、所定の乾燥工程が実施されると、
前記と逆の動作で外槽6、バスケット7が直立の位置ま
で戻される。
【0017】 しかして、外枠1の上部には、図1および図2に示す
ように、中央に衣類投入口を有しかつ、一端を軸支して
開閉自在に動作する蓋81を配設したトップカバー80が固
定されている。
【0018】 また、外枠1の前方側面には、開放部85を有し、この
開放部85を介し、内部に位置する回動機構、モータ等の
メンテナンスや修理がおこなわれる。 なお、前記開放部85の前面は、図1に示すように、断
面形状が略凹形のフロントカバー82によって被われてい
る。
【0019】 すなわち、フロントカバー82は、図3に示すように、
その上部を、トップカバー80と外枠1間の隙間に差し込
み、また図4に示すように、その下部を、ネジ83を介し
てベース16に固定している。さらに、フロントカバー82
の側面は、図5に示すように、外枠1に設けた略U字形
の保持部84に挟み込まれている。
【0020】 これをさらに詳述すると、フロントカバー82を外枠1
に組み込むには、まず、フロントカバー82の側面を、外
枠1の保持部84に挾み込み、このまま上方に持ち上げ、
次に、フロントカバー82の上部を、トップカバー80と外
枠1間の隙間に差し込むと同時に、フロントカバー82の
下部を、外枠1にネジ止めするものであって、フロント
カバー82を外枠1から取り外す場合は、前記と逆の動作
をおこなえばよい。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、洗濯機内部機器のメンテナンスや修
理に際しては、洗濯機外枠前面開放部を被っているフロ
ントカバーを外すだけで、直ちに前記外枠前面開放部を
介し、洗濯機内部に位置する回動機構、モータ等を取り
扱うことができ、折り曲げ辺部の端辺部を差し込み保持
する保持部を備えることにより、フロントカバーを洗濯
機にネジ止めして取り付ける際に、フロントカバーの折
り曲げ辺部を保持部で保持した状態で段差部とベースと
をネジ止めすることができ、フロントカバーを両手で抑
える必要が無いため取り付け易く、作業を楽にすること
ができる。また、外枠の左右両辺部間の長さは、フロン
トカバーの左右の折り曲げ辺部間の長さよりも短く形成
されることで、フロントカバーを外枠に嵌め易くするこ
とができ、さらに外枠の左右両辺部には折り曲げ辺部の
端辺部を差し込み保持する略U字形の保持部を有するこ
とで、フロントカバーを外枠に容易に嵌め込み保持する
ことが容易となり、また取り外し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】 外枠1に対するフロントカバー82の分解斜視図である。
【図2】 図1の組立状態を示す斜視図である。
【図3】 図2のA−A断面図である。
【図4】 図2のB−B断面図である。
【図5】 図2のC−C断面図である。
【図6】 図2を右側面から見た状態の内部構造説明図である。
【図7】 図2を背面から見た状態の内部構造説明図である。
【図8】 図6と異なる部位を右側面から見た内部構造説明図であ
る。
【符号の説明】
1……洗濯乾燥機外枠、16……ベース、82……フロント
カバー、83……ネジ、84……保持部、85……開放部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−9267(JP,A) 特開 平2−241488(JP,A) 特開 平1−232997(JP,A) 実開 昭62−132368(JP,U) 実公 昭49−4057(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06F 1/00 - 51/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外枠と、前記外枠に内置される外槽と、前
    記外槽に回転自在に内置される洗濯槽と、前記洗濯槽に
    回転自在に配置される撹拌翼と、前記外槽の下方に設け
    られ前記洗濯槽および前記撹拌翼を回転駆動する駆動手
    段と、前記外槽下部に設けられた排水バルブと、前記外
    枠を支持するベース部と、前記外枠は前面に開口部を有
    し、両側が折り曲げられた折り曲げ辺部を有するフロン
    トカバーを前記開口部に設置する洗濯機において、 前記フロントカバーの折り曲げ辺部が取り付けられる前
    記外枠の左右両辺部は内側に窪んでおり、前記左右両辺
    部間の長さは、前記フロントカバーの左右の前記折り曲
    げ辺部間の長さよりも短く形成され、 前記左右両辺部には前記折り曲げ辺部の端辺部を差し込
    み保持する略U字形の保持部を有し、前記フロントカバ
    ーの下部は内側に窪んだ段差部を有し、 前記フロントカバーの前記折り曲げ辺部を前記保持部で
    保持し、前記段差部を前記外枠とネジ止めしたことを特
    徴とする洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2987031B2 (ja) * 1993-09-02 1999-12-06 株式会社日立製作所 洗濯機
JP3437275B2 (ja) * 1994-08-18 2003-08-18 三菱電機株式会社 洗濯機

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