JP2001276481A - ドラム式洗濯機及びその製造方法 - Google Patents

ドラム式洗濯機及びその製造方法

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JP2001276481A JP2000095229A JP2000095229A JP2001276481A JP 2001276481 A JP2001276481 A JP 2001276481A JP 2000095229 A JP2000095229 A JP 2000095229A JP 2000095229 A JP2000095229 A JP 2000095229A JP 2001276481 A JP2001276481 A JP 2001276481A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設置スペースを小さくすることのできるドラ
ム式洗濯機を提供する。 【解決手段】 回転可能に支持されるドラム5と、ドラ
ム5を覆って外箱1内に配される有底筒状の水槽4と、
外箱1の背面板1dに設けられるとともに水槽4内に給
水する給水用ホースを接続するための給水口41とを備
え、背面板1dに填め込まれて形成される凹部62に給
水口41を形成し、給水口41を突出させないようにす
るとともに移動時に凹部62を把手できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は回転するドラムを有
するドラム式洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】略水平な軸を中心に回転する横型のドラ
ムを備えたドラム式洗濯機は一般に、ドラムを低速で回
転する洗い工程、すすぎ工程と、高速で回転する脱水工
程から成る洗濯作業を行い、更に、乾燥工程を行うもの
が商品化されている。
【0003】従来のドラム式洗濯機は図24、図25に
示すように構成されている。図24は側面断面図であ
り、図25は正面図である。ドラム式洗濯機は底台35
上に外箱1が配され、外箱1の上部は天板36により覆
われている。外箱1の内部には、前面に開口部4aを有
する水槽4が横設されている。水槽4は懸架装置7によ
り懸架され、弾性的に支持されている。
【0004】水槽4内にはドラム5が同軸に配設され、
ドラム5の軸部5eが軸受31により回転自在に支持さ
れている。ドラム5の軸部5eにはプーリー32が取り
付けられ、ベルト33によりモータ34の回転が伝達さ
れる。これにより、ドラム5が回転駆動されるようにな
っている。
【0005】外箱1の前面は開閉扉3によって開閉可能
になっており、ドラム5内に洗濯物の出し入れができる
ようになっている。開閉扉3を閉じると、開口部4aの
周囲に設けられたゴム等のパッキン10によって開口部
4aが密閉される。ドラム5の周面には多数の小孔5a
が形成されており、水槽4とドラム5との間を洗濯液が
流出入できるようになっている。
【0006】ドラム5の内面にはバッフル5bが突設さ
れ、ドラム5の回転により洗濯物を引っかけて持上げ、
洗濯液中に落下させることにより洗浄が行われるように
なっている。また、水槽4の周面には質量の大きなバラ
ンスウェイト28が設置され、ドラム5の高速回転時の
振動を抑制するようになっている。
【0007】外箱1の背面上部には水道管に接続された
給水用ホース42が接続される給水口41が設けられ
る。給水口41には給水弁13を介して給水パイプ12
が連結されている。給水パイプ12の途中に設けた給水
弁13を開くと、水槽4の前面に設けられた給水ノズル
15から水槽4内に給水されるようになっている。ま
た、水槽4内の洗濯水を排水する排水用孔部4dが水槽
4の下部に設けられ、排水ポンプ18の駆動により排水
されるようになっている。
【0008】排水ポンプ18は排水ダクト16を介し
て、図26に示すように、外箱1の外部に配される排水
用パイプ44に連結されている。排水ポンプ18は止水
できないため、排水用パイプ44は水槽4に供給される
洗濯液の水位よりも上方まで立設され、U字型に屈曲し
て外箱1に固定される図27に示すような保持部材43
により保持されている。
【0009】これにより、漏水を防止し、下方に排水で
きるようになっている。また、長期間ドラム式洗濯機を
使用しない場合には、保持部材43から排水用パイプ4
4を取り外して内部に溜まった水を排水できるようにな
っている、ここで、排水用パイプ44は家庭用排水口の
規格に適合した直径になっている。
【0010】図25において、水槽4の側方には、水槽
4の上部と下部とを連結する乾燥用ダクト27が設けら
れている。乾燥用ダクト27の経路途中にはドラム5内
に温風を送出する乾燥ユニット24が設けられ、ドラム
5内に送出された温風によって洗濯物が乾燥されるよう
になっている。
【0011】また、外箱1の側面板1eには、図28に
示すように、運搬の際に把持する把手部48が設けら
れ、把手部48に手を挿入してドラム式洗濯機を持ち上
げて移動できるようになっている。
【0012】また、水槽4は軽量化及び低コスト化を図
るため、樹脂成形品により形成される。図24に示すよ
うに、水槽4の背面には一体に成形されるリブ4bが突
設されている。ドラム式洗濯機を運搬する際には、外箱
1の取付部1cに設けられる挿通孔(不図示)を介して
リブ4bにボルト52を締め付けて水槽4が固定され
る。これにより、揺動可能な水槽4が運搬中に他の部分
と衝突して破損することを防止している。尚、ドラム式
洗濯機を搬入して所望の場所に設置すると、ボルト52
が取り外される。この時、ボルト52が通る挿通孔は貫
通したままである。
【0013】上記構成のドラム式洗濯機は、ドラム5内
に洗剤と洗濯物を入れ、開閉扉3を閉じて「洗い工程」
を実行する。「洗い工程」では、まず、給水弁13が開
かれて給水ノズル15より水槽4内に給水され、モータ
34の駆動によりドラム5が正逆に回転する。洗濯物は
水槽4の下部で浸水し、バッフル5bに引っ掛かって上
方に運ばれて落下する。この時の衝撃により洗浄が行わ
れる。
【0014】所定の洗い時間が経過すると、続いて「す
すぎ工程」が実行される。「すすぎ工程」では、排水ポ
ンプ18の駆動によって排水用孔部4dから洗濯水が排
水される。次に、「洗い工程」と同様に、給水ノズル1
5より給水され、モータ34の駆動によりドラム5が回
転する。これにより、すすぎが行われる。尚、すすぎ工
程中に、排水後ドラム5を高速で回転させ、洗剤を遠心
力により除去するすすぎ脱水動作が行われる場合もあ
る。
【0015】所定のすすぎ時間が経過すると、続いて
「脱水工程」が実行される。「脱水工程」では、排水ポ
ンプ18の駆動によって排水用孔部4dから洗濯水が排
水される。次に、ドラム5が高速で回転し、洗濯物に含
まれる洗濯水が遠心力により排出される。
【0016】所定の脱水時間が経過すると、「乾燥工
程」が実行される。「乾燥工程」では、乾燥ユニット2
4によりドラム5内に温風が送出される。この温風は、
洗濯物に含まれる水分を吸収し、水槽4の下方から排出
される。そして、乾燥用ダクト27内に設けられた冷却
器(不図示)により除湿された後、再度乾燥ユニット2
4により水槽4内に温風が送出される。この動作が繰り
返し行われて洗濯物の乾燥が行われるようになってい
る。
【0017】このような、ドラム式洗濯機を組み立てる
際には、まず、底台35上に外箱1が取り付けられる。
次に、外箱1内に上方からドラム5を内装した水槽4が
入れられ、懸架装置7により懸架される。そして、水槽
4の下方及び上方に排水ポンプ18や乾燥ユニット24
等の部品を設置して水槽4との接続が行われる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のドラム式洗
濯機によると、給水用ホース42が接続される給水口4
1が外箱1の背壁を成す背面板1dから突出しているた
めに、ドラム式洗濯機を後方の壁等に対して広い隙間を
空けて設置する必要がある。このため設置スペースが大
きくなる問題があった。
【0019】また、排水ポンプ18は止水できないため
に排水ポンプ18を停止した際に、立設された排水用ホ
ース44に溜まった洗濯水が水槽4内に逆流し、脱水後
の洗濯物を濡らす問題があった。
【0020】また、例えばドラム式洗濯機の後方や下方
の掃除をする際にドラム式洗濯機を移動させるには持ち
上げて運ぶ必要があり、重量が大きいため簡単に移動さ
せることができない問題があった。
【0021】また、図28に示すように、外箱1の側面
板1eに設けられる把手部48の開口端には箱形の把手
部48を填め込んで固定するための鍔部48aが形成さ
れている。鍔部48aは側面板1eに対して突出するた
め、鍔部48aが壁等に干渉して屋内に搬入できない場
合がある。このため、外箱1の幅を狭くする必要があ
り、外形に対して容量が小さくなっていた。
【0022】また、ドラム式洗濯機の運搬時には、水槽
4と一体に成形されるリブ4bにボルト52が螺合され
る。このため、運搬中に落下等の大きな衝撃がドラム式
洗濯機に加わると、ボルト52を介して衝撃が伝わり、
リブ4dとともに水槽4の一部が割れて破損する場合が
ある。これにより、再度運搬する際に水槽4を固定でき
ない問題や水漏れが発生する問題がある。
【0023】また、運搬時の水槽固定用のボルト52が
挿通される挿通孔は貫通したままであるので、使用者等
が挿通孔から手指を入れて外箱1の内部の可動部分に接
触して怪我をするおそれがあった。
【0024】また、ドラム式洗濯機を組み立てる際に、
外箱1内に上方から水槽4を入れ手その後水槽4の上部
に接続される部品を取り付けるため、部品を取り付ける
作業スペースが狭く、部品の取付けが困難で組立工数が
かかる問題があった。
【0025】本発明は、上記課題を解決するためなされ
たものであり、設置スペースを小さくすることのできる
ドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
【0026】また本発明は、排水ポンプ停止時の洗濯液
の逆流によって脱水後の洗濯物が濡れるのを防止するこ
とのできるドラム式洗濯機を提供することを目的とす
る。
【0027】また本発明は、簡単に移動させることので
きるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
【0028】また本発明は、外箱の幅を広くして容量を
大きくすることのできるドラム式洗濯機を提供すること
を目的とする。
【0029】また本発明は、運搬中の落下等による大き
な衝撃が加わった際に水槽の破損を防止することのでき
るドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
【0030】また本発明は、運搬時に水槽を固定するボ
ルトの挿通孔を塞ぐとともに簡単に取り外せないキャッ
プを設けたドラム式洗濯機を提供することを目的とす
る。
【0031】また本発明は、組立工数を削減することの
できるドラム式洗濯機の製造方法を提供することを目的
とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、回転可能に支持されるドラムと、前記ドラ
ムを覆って外箱内に配される有底筒状の水槽と、前記外
箱の背面板に形成されるとともに前記水槽内に給水する
給水用ホースを接続するための給水口とを備えたドラム
式洗濯機において、前記背面板に設けられた凹部に前記
給水口を形成したことを特徴としている。この構成によ
ると、背面板から突出することなく給水口が形成され
る。
【0033】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記凹部は、前記背面板に形成された孔部
に、開口部を後方に向けて填め込まれる箱形部材から成
ることを特徴としている。この構成によると、樹脂等か
ら成る箱形部材が背面板の孔部に填め込まれて凹部が形
成される。
【0034】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記凹部を前記背面板の左右方向の一方に偏
った位置に配し、前記凹部と略左右対称な位置にドラム
式洗濯機の移動時に手を掛けることのできる把手部を設
けたことを特徴としている。この構成によると、凹部と
把手部とに両手を掛けてドラム式洗濯機を移動すること
ができる。
【0035】また本発明は、外箱内に回転可能に支持さ
れるドラムを有し、前記外箱を移動させる際に把持する
ための把手部を前記外箱の壁面を形成する壁面板に凹設
したドラム式洗濯機において、前記把手部は、開口部の
周縁から外側に突出した鍔部を有する箱形部材を、前記
壁面板に設けられた孔部に填め込んで形成され、前記壁
面板の表面に対して前記鍔部の厚み以上凹んだ段差部を
前記孔部の周囲に設けたことを特徴としている。
【0036】この構成によると、樹脂等から成る箱形部
材が壁面板の孔部に填め込まれて把手部が形成され、箱
状部材の鍔部は壁面板の表面よりも突出しないようにな
っている。そして、把手部に手を入れてドラム式洗濯機
の持ち運びが行われる。
【0037】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記段差部は複数の段差から成ることを特徴
としている。
【0038】また本発明は、回転可能に支持されるドラ
ムと、前記ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を
覆って外装を形成する外箱と、前記水槽内の洗濯水を排
水する排水ポンプと、前記排水ポンプに連通して前記外
箱の外側に立設される連結ホースとを備えたドラム式洗
濯機において、排水口に排水を導くために前記連結ホー
スに接続される排水用ホースの直径よりも、前記連結ホ
ースの直径を小さくしたことを特徴としている。
【0039】この構成によると、排水ポンプの駆動によ
り水槽内の洗濯水は連結ホース及び排水用ホースを通っ
て排水口に排水される。排水ポンプが駆動停止される
と、立設された連結ホース内に残った洗濯水のみ逆流
し、排水用ホース内の洗濯液は排水される。
【0040】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記外箱に固定されるとともに、前記連結ホ
ースと前記排水用ホースとを接続する接続継手を備えた
ことを特徴としている。
【0041】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記連結ホース及び前記排水用ホースを立設
して一方を屈曲し、屈曲した方の中間部分を前記接続継
手により保持したことを特徴としている。この構成によ
ると、例えば、連結ホースは上方に向けて立設して屈曲
された後、接続継手を介して下方に向かう排水用ホース
に接続される。連結ホースは屈曲前に該接続継手によっ
て保持され、揺動が規制される。
【0042】また本発明は、回転可能に支持されるドラ
ムと、前記ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を
覆って底台上に設置される外箱とを備えたドラム式洗濯
機において、前記底台の傾斜により接地される車輪を前
記底台の後方に設けたことを特徴としている。この構成
によると、ドラム式洗濯機の前方を持ち上げて底台が傾
斜すると、車輪が接地され、車輪の回転により容易に移
動可能となる。
【0043】また本発明は、回転可能に支持されるドラ
ムと、前記ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を
覆って底台上に設置される外箱とを備えたドラム式洗濯
機において、前記底台の下面前部に人の手を掛けること
のできる凹部を設けたことを特徴としている。この構成
によると、例えばドラム式洗濯機を前方に引き出す際
に、凹部に手を掛けることにより容易に引き出すことが
できる。
【0044】また本発明は、回転可能に支持されるドラ
ムと、前記ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を
覆って外装を成す外箱とを備えたドラム式洗濯機におい
て、ドラム式洗濯機の輸送時に前記水槽を固定するボル
トが挿通される挿通孔を前記外箱に形成し、端面に前記
挿通孔と係合する爪部を有するキャップにより前記挿通
孔を塞いだことを特徴としている。この構成によると、
挿通孔に押し込まれたキャップは、爪部が外箱の内面か
ら挿通孔の周縁と係合して容易に抜けなくなる。
【0045】また本発明は、回転可能に支持されるドラ
ムと、前記ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を
覆って外装を形成する外箱とを備えたドラム式洗濯機に
おいて、前記水槽に板状部材を取り付け、ドラム式洗濯
機の輸送時に前記水槽を固定するためのボルトを前記板
状部材と螺合したことを特徴としている。この構成によ
ると、外箱を介して板状部材にボルトを螺合することに
より水槽が固定される。
【0046】また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機
において、前記板状部材を部分的に屈曲したことを特徴
としている。
【0047】また本発明は、回転可能に支持されるドラ
ムと、前記ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を
覆って底台上に設置される外箱とを備えたドラム式洗濯
機の製造方法において、前記底台上に前記水槽を配置し
た後、上方から前記外箱を前記底台上に設置して前記水
槽を前記外箱に取り付けたことを特徴としている。
【0048】この構成によると、底台上に水槽が配置さ
れた後、上方から例えば内側上部に部品が取り付けたら
れた外箱が水槽にかぶせられて底台上に設置される。そ
して、各部品と水槽とが接続される。
【0049】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図24〜図
28と同一の部分については同一の符号を付している。
図1は実施形態のドラム式洗濯機を示す外観斜視図であ
る。また、図2(a)、(b)はその正面図及び側面図
である。
【0050】ドラム式洗濯機は、底台35上に外箱1が
配され、外箱1の上面が天板36で覆われている。外箱
1は化粧鋼板を板金加工して形成されている。天板36
は圧縮ボード等から成り、外箱1にネジ止めされるよう
になっている。外箱1の内部には前面に向かって開口す
る水槽4が後方が下がるように傾斜して配されている。
【0051】詳細は後述するが、水槽4内には回転する
ドラム(不図示)が同軸に配されている。外箱1は前面
が開閉扉3で開閉できるようになっている。外箱1の前
面上部には操作キー37や表示部38を備えた操作パネ
ル11が設けられている。
【0052】図3にドラム式洗濯機の側面断面図を示す
と、外箱1内には前面に開口部4aを有する有底筒状の
水槽4が横設されている。水槽4内には有底筒状のドラ
ム5が配されている。水槽4にはモータケース9aを介
してベアリング6が一体化されている。
【0053】ドラム5に固定される軸部5eはベアリン
グ6に支持されて、ドラム5が回転自在になっている。
軸部5eにはロータ9bが固着され、モータケース9a
内にはステータ9cが固定されている。これにより、ド
ラム5に直結される駆動機構9が構成されている。ま
た、駆動機構9は直流ブラシレスモータから成ってお
り、制御部2からの制御により駆動されるようになって
いる。
【0054】ドラム5の周壁には小孔5aが設けられて
いる。小孔5aは洗濯時に水槽4とドラム5との間を洗
濯水が流出入できるようにしている。ドラム5の内壁面
にはバッフル5bが突出して設けられ、ドラム5の回転
により洗濯物を引っかけて持上げ、洗濯液中に落下させ
ることにより洗浄が行われるようになっている。
【0055】ドラム5の前面の開口部5cの外周縁には
流体バランサー5dが設けられている。流体バランサー
5dは塩水等の流体が封入されており、ドラム5の回転
時に該流体が移動して洗濯物及び洗濯液の片寄りによる
重心移動を打消すようになっている。流体バランサー5
dはドラム5の内周縁に設けてもよい。
【0056】ドラム5の回転軸心y−yは、水平方向に
対して角度θだけドラム5の奥が下がるように傾斜して
配されている。これにより、使用者がドラム式洗濯機の
前面側に立って洗濯物を出し入れする際に、ドラム5の
奥まで見通しが良くなるようになっている。
【0057】洗濯物投入口1aの周縁と開口部4aの周
縁との間にはゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキ
ン10が洗濯物を出し入れする通路を形成するように取
り付けられている。開閉扉3には、ドラム5内を視認で
きるように透明の部材から成る窓部3aが突設されてい
る。パッキン10は開閉扉3を閉じたときに内周縁10
aが窓部3aの周縁に密着して通路を閉口する構造とな
っている。これにより、洗濯動作中の防水が行われるよ
うになっている。また、パッキン10には蛇腹などが設
けられ、水槽4の揺動に応じて撓みを生じて追従するよ
うになっている。
【0058】外箱1内の上部には水道管に連通する給水
パイプ12が配されている。給水パイプ12の途中に設
けた給水弁13を開くと、洗剤ケース14を介してドア
パッキン10に取り付けられた給水ノズル15から水槽
4内に給水されるようになっている。
【0059】水槽4の底面より導出された排水ダクト1
6aには、糸屑フイルタ17aを内装した接続ケース1
7が接続され、排水ダクト16bを介して排水ポンプ1
8に連通している。これにより、水槽4からの洗濯液を
外箱1の外部に排水する構成となっている。糸屑フイル
タ17aは、例えば、樹脂を格子状に形成したり或い
は、目の細かい繊維を袋状に形成して構成され、洗濯液
中の糸屑等を集積するようになっている。糸屑フイルタ
17aは接続ケース17内に着脱自在に装着され、外箱
1の前面下部から取り外すことができる。
【0060】接続ケース17の上部にはエアートラップ
22から導圧パイプ21を介して水位センサー23が設
けられている。水位センサー23は、エアートラップ2
2内の圧力変化に応じて磁性体をコイル内で移動させ
る。その結果生じるコイルのインダクタンス変化を発振
周波数の変化として検出し、水槽4内の水位を検知する
ようになっている。
【0061】ドラム式洗濯機の図3と異なる側面断面を
図4に示すと、接続ケース17の出口側には排水ダクト
16bから分岐する循環ダクト19が設けられている。
循環ダクト19は水槽4の開口部4aに臨むようにパッ
キン10に接続されており、経路途中に循環ポンプ20
を備えている。
【0062】そして、排水ポンプ18を停止して循環ポ
ンプ20を駆動させると、水槽4、排水ダクト16a、
接続ケース17、排水ダクト16b、循環ポンプ20及
び循環ダクト19を通って水槽4に至る循環経路が形成
される。これにより、水槽4内の洗濯液を循環経路を通
して循環させ、該循環経路を通過させる間に洗濯液内の
洗剤を充分溶解させるとともに、糸屑フイルター17a
で糸屑等を除去する。従って、洗濯物に対する糸屑の再
付着を防止することができる。
【0063】更に異なる側面断面を図5に示すと、水槽
4の上方には送風ファン25とヒータ26とから構成さ
れた洗濯物を乾燥するための乾燥ユニット24が設けら
れている。乾燥ユニット24は水槽4の開口部4aに臨
む吹出し口4bと下部に設けられた循環口4cとを連結
する乾燥用ダクト27の経路途中に配されている。ま
た、乾燥用ダクト27の経路途中には冷却器29が配さ
れている。
【0064】ドラム式洗濯機を背面から見た斜視図を図
6に示すと、排水ポンプ18(図3参照)から排水され
る水槽4内の洗濯水は、外箱1の背面に配される連結ホ
ース64を介して放出される。排水ポンプ18は止水で
きないため、排水ポンプ18の駆動停止時に水槽4内の
洗濯液が排出されることを防止するため、連結パイプ6
4は所定高さに立設されている。
【0065】連結ホース64の部分の詳細図を図7に示
すと、外箱1には排水ポンプ18に連通する継手67が
取り付けられ、連結ホース64は継手67に接続されて
上方に向けて立設されている。また、背面板1dには、
図8に示すような接続継手65が取り付けられている。
【0066】接続継手65の一部を切欠いた保持部65
cによって連結ホース64が挟まれて保持されている。
連結ホース64は接続継手65の上方でU字型に屈曲さ
れ、接続継手65の第1接続部65aに嵌合して接続さ
れている。接続継手65の第2接続部65bには、屋内
や屋外の排水口に排水を導くための排水用ホース44が
嵌合して取り付けられている。
【0067】排水用ホース44は、家庭用の排水口と嵌
合可能なように、家庭用排水口の規格に適合した直径に
なっている。また、連結ホース64は排水用ホース44
よりも直径が小さくなっている。このように、接続継手
65によって連結ホース64と排水用ホース44とを連
結することにより、異なる径のホースを接続することが
できる。
【0068】そして、連結ホース64の直径が小さいた
め、排水ポンプ18を駆動停止した際に連結ホース64
に残った洗濯水の量が少なく、洗濯水が逆流しても水槽
4よりも低い水位にすることができる。即ち、排水用ホ
ース44の径が大きいので、排水ポンプ18の停止時に
連結ホース64内は排水で充填されていても、排水用ホ
ース44内には排水と空気が混在している。
【0069】このため、第2接続部65bの部分から連
結ホース64内に空気が侵入し、継手67と接続継手6
5間の排水は逆流するが、排水用ホース44内の排水は
逆流しない。その結果、脱水後の洗濯物を洗濯液の逆流
により濡れることを防止することができる。また、接続
継手65を外箱1の背面板1dに固定しているので外力
が加わる危険が低減され、抜けや外れによる水漏れの危
険を低減することができる。
【0070】接続継手65の保持部65cは図9に示す
ような別部材から成る保持部材66により形成してもよ
い。いずれの方法で連結ホース64を保持しても連結ホ
ース64の揺動を規制して外力が加わる危険を低減でき
る。また、U字型に屈曲する際に接続継手65の上部の
長さが短いと連結ホース64が折れ曲がって洗濯水が通
らなくなってしまう。
【0071】しかし、連結ホース64の長さのばらつき
により前記U字型部分の長さが短い場合に、継手67と
保持部65cまたは保持部材66との間を伸ばし、接続
継手65の上部のU字型部分の長さを確保して保持部6
5cまたは保持部材66により保持することができる。
これにより、連結ホース64の歩留りを向上させること
ができる。また、保持部65cを接続継手65と一体に
設けることにより部品点数を削減するとともに、組立て
を容易にすることができる。
【0072】図6において、背面板1dの上部右方に
は、凹部62が形成されている。凹部62内には、給水
のために水道に接続される給水用ホース(不図示)を接
続する給水口41が設けられている。凹部62部分の詳
細図を図10に示すと、凹部62は、樹脂成形品等によ
り形成される箱形部材から成り、開口部62aの周縁に
は鍔部62bが形成されている。そして、背面板1dに
形成された孔部1gに箱形部材を填め込み、鍔部62b
が背面板1dに当接して箱形部材が固定されている。
【0073】凹部62の内側には給水弁13が取り付け
られ、給水弁13の取付面62aから外方に給水口41
が突出している。これにより、給水口41が背面板1d
よりも突出せず、給水用ホースを接続した際にドラム式
洗濯機の後方に必要以上に隙間を設ける必要がなく設置
スペースを小さくすることができる。また、給水口41
の周部に手を掛け得るスペースを設けている。
【0074】背面板1dの左方上部には移動のために手
を掛ける把手部61が形成されている。凹部62に一方
の手を掛け、把手部61に他方の手を掛けることで楽な
姿勢でドラム式洗濯機を運ぶことができ、一方の手を掛
けるために別途把手部を設ける必要がなく部品点数を削
減できる。
【0075】また、背面板1dの孔部1gの周囲には、
鍔部62bの厚みよりも凹んだ段差部1hが絞り加工等
により形成されている。これにより、凹部62の鍔部6
2bが背面板1dの表面よりも突出することなくドラム
式洗濯機の後方の壁面との無駄な隙間を削減できる。
【0076】図6において、外箱1の側面板1eの上部
には、ドラム式洗濯機を移動する際に手を掛けることの
できる把手部48が設けられている。図11に示すよう
に、把手部48は凹部62と同様に、樹脂成形品等によ
り形成される箱形部材から成り、開口部48aの周縁に
は鍔部48bが形成されている。そして、側面板1eに
形成された孔部1jに箱形部材を填め込み、鍔部48b
が側面板1eに当接して箱形部材が固定されている。
【0077】側面板1eの孔部1jの周縁は、鍔部48
bの厚み以上凹んだ段差部1mが絞り加工等により形成
されている。これにより、ドラム式洗濯機の側方に鍔部
48aを突出させず、鍔部48aが壁等に干渉して屋内
に搬入できなくなることを防止することができる。この
ため、外箱1の幅を鍔部48aの厚み分だけ広くするこ
とができ、容量の大きなドラム式洗濯機を得ることがで
きる。
【0078】また、A部に示すように、段差部1mを複
数の段差により形成してもよい。このようにすると、鍔
部48bの厚みが大きい場合に、段差部1mを一段で形
成することにより発生する側面板1eの塗装の割れや剥
離を防止することができる。更に、洗濯機を持ち上げる
ときに洗濯機の重量がかかる把手部48の周部を増強で
きる。
【0079】図12、図13はそれぞれドラム式洗濯機
の後部を示す側面図及び底面図である。底台35の後端
には、左右の二箇所に切欠き部35aが形成され、切欠
き部35aに車輪71が配されている。切欠き部35a
の側部には車輪71の車軸71aを支持する軸受部35
bが形成されている。車軸71aが軸受部35bに嵌入
されることにより、車輪71が回転自在に支持されてい
る。車輪71は床面との間に隙間を有するように取り付
けられており、ドラム式洗濯機が設置された状態では機
能しないようになっている。
【0080】図14、図15はそれぞれ底台35の前部
を示す要部斜視図及び断面図である。底台35の前部に
は、下面から上方に凹む凹部35cが一体成形により左
右の二箇所に設けられている。そして、図16に示すよ
うに、凹部35cに手を掛けて持ち上げることにより車
輪71が接地される。
【0081】従って、一人が凹部35cを持ち上げ、も
う一人が把手部61及び凹部62(図6参照)を支持す
ることにより、車輪71の回転によってドラム式洗濯機
を容易に移動できるようになっている。前から一人で引
張って移動させることも可能である。また、底台35を
傾斜させずに凹部35cに手を掛けて引張ることにより
ドラム式洗濯機を手前に引き出すことも可能である。
【0082】図17はドラム式洗濯機を梱包した状態を
示す側面図である。ドラム式洗濯機は、梱包材53、5
4、55により上下を保護され、梱包ケース51で覆わ
れて運搬される。水槽4は、引張りバネから成る懸架装
置7とダンパー8により揺動可能に懸架されている。
【0083】このため、ドラム式洗濯機を運搬する際に
は、図19に示すように背面の複数箇所において、水槽
4に取り付けられた固定具49に、外箱1の取付部1c
を介してボルト52が締結される。これにより、水槽4
が固定され、運搬中に他の部分と衝突して破損すること
が防止される。
【0084】ボルト52は図18(a)に示すように、
ゴム等の弾性体から成る緩衝管52aと、樹脂等から成
るスリーブ52bと、スリーブ52bに挿通したネジ5
2cとから構成されている。ネジ52cを締め込んで行
くと、図18(b)に示すように、緩衝管52aは圧縮
により凸部52dが形成され、水槽4が固定される。ま
た、緩衝管52aは弾性体のため衝撃を緩和する。ネジ
52cを緩めると、図18(b)に示すように直管状に
なって容易に取り外しできる。
【0085】また、固定具49は金属板等の板状の部材
により形成されている。運搬中に落下等の大きな衝撃が
ドラム式洗濯機に加わった場合に、ボルト52及び固定
具49を介して衝撃が水槽4に伝わる。この時、固定具
49が板状部材から成るため変形しやすく、固定具49
が変形することにより衝撃が緩和され水槽4の破損を防
止することができる。また、固定具49の一部を屈曲し
た屈曲部49aを設けることによって衝撃をより緩和で
きるので、水槽4の破損防止効果をより向上させること
ができる。
【0086】ドラム式洗濯機が屋内等の所望の位置に設
置されると、ボルト52は取り外される。ボルト52の
挿通孔は緩衝管52a及びスリーブ52bとともに挿通
されるので開口面積が大きい。このため、図20に示す
ように、ボルト52が挿通されていた挿通孔1fにはキ
ャップ45が填められる。これにより、手指を挿通孔1
fに入れて可動部分と接触することによって生じる事故
が防止される。
【0087】キャップ45は、挿通孔1fと略同径の円
筒部45bを有し、円筒部45bの先端に挿通孔1fよ
りも大きな径の爪部45aを有している。キャップ45
を挿通孔1fに押し込むと、爪部45aが挿通孔1fの
周縁と係合し、キャップ45を簡単に取り外しできない
ようになっている。これにより、キャップ45が使用者
により外されたり、外力により外れたりすることがな
く、事故を防止することができる。
【0088】上記構成のドラム式洗濯機は制御部2によ
って図21に示す運転チャートが実行され、洗濯動作が
行われるようになっている。洗濯動作を同図を参照して
以下に説明する。洗濯物投入口4aより洗濯物を投入し
て開閉扉3を閉じると、開閉扉3の窓部3aの周縁にパ
ッキン10の内周縁10aが密着して水槽4が封止され
る。そして、洗剤ケース14に洗剤を入れ、操作パネル
11を操作すると制御部2からの指令により「洗い工
程」、「すすぎ工程」、「脱水工程」、「乾燥工程」か
ら成る洗濯動作が開始される。
【0089】まず、「洗い工程」の給水動作では、開閉
扉3がロック機構部41によりロックされるとともに給
水弁13が開成する。給水弁13の開成に基づいて水道
水は途中で洗剤ケース14を経由して給水ノズル15か
ら洗剤とともに水槽4とドラム5内に流れ込む。水槽4
内の水位が所定水位に達すると、水位センサー23が検
知して給水弁13が閉じられる。そして、駆動機構9を
駆動してドラム5を所定の洗いチャートにより回転制御
し、所定時間だけ洗い動作が行われる。
【0090】ドラム5の回転は、洗い、すすぎ、脱水及
び乾燥工程、或いは洗濯物の種類に応じた回転速度、更
には反転時間や反転周期等を変えた回転チャートが設定
されており、使用者による選択或いは自動的に選択され
るようにプログラムされている。
【0091】そして、「洗い工程」が終了すると、すす
ぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作を交互に複数回繰返して成
る「すすぎ工程」に移行する。「すすぎ工程」では、ま
ず、排水ポンプ18が作動して、洗濯液を排水ダクト1
6a、16bを介して外部に排水する排水動作が行われ
る。
【0092】排水動作が終了すると、ドラム5は第1の
脱水チャートで回転して、すすぎ脱水動作が行われる。
洗濯物の洗濯液は脱水回転による遠心力でドラム5の周
壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出され
る。該内壁を伝って水槽4内の下部に流下した洗濯液は
排水ダクト16a、16bを通って外部に排水される。
【0093】このすすぎ脱水動作中に、給水弁13を開
いて給水ノズル15から水槽4内に水道水を噴射しても
よい。このようにすると、水道水は遠心力により洗濯物
を透過して、洗濯物に残った洗剤を効率良く除去するこ
とができる。第1の脱水チャートは、ドラム5の回転を
途中で休止したり、回転速度を変えたりすることによ
り、洗剤を多く含んだ洗濯液の脱水に適したチャートに
なっている。
【0094】すすぎ脱水動作が終了すると、給水動作が
行われ、排水ポンプ18を停止して給水弁13を再度開
く。給水弁13の開成に伴って水槽4内の水位が所定水
位になると給水弁13が閉じられ、駆動機構9の駆動に
よりドラム5がすすぎチャートで回転し、攪拌すすぎ動
作が実行される。
【0095】この攪拌すすぎ動作中に、柔軟仕上剤収納
箱(図示せず)及びこれに連通するすすぎ給水経路を別
途設け、このすすぎ給水経路から柔軟仕上剤とともに給
水するようにしてもよい。また、洗い動作あるいは攪拌
すすぎ動作中に循環ポンプ20を駆動して水槽4内の洗
濯液を循環させてもよい。
【0096】以上のすすぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作と
を数回繰返して「すすぎ工程」が終了すると、プログラ
ムが「脱水工程」に切り替わる。「脱水工程」ではま
ず、給水弁13を閉じるとともに排水ポンプ18を作動
させて洗濯液を外部に排水する排水動作が行われる。
【0097】そして、ドラム5を第2の脱水チャートで
回転させて仕上げ脱水動作が行われる。仕上げ脱水動作
では、洗濯液を脱水回転による遠心力でドラム5の周壁
に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出させる。
その後、洗濯液が水槽4の内壁を下部に流下し、排水ダ
クト16a、16bにより外部に排水される。
【0098】「脱水工程」が終了すると、ドラム5を乾
燥チャートで回転するとともに送風ファン25及びヒー
タ26を駆動して「乾燥工程」を実行する。「乾燥工
程」では、送風ファン25の駆動によって、ドラム5内
の洗濯物の水分を吸収した空気がドラム5の小孔5a、
水槽4の循環口4c、乾燥用ダクト27、送風ファン2
5、ヒータ26を通り、吹出し口4bよりドラム5内へ
循環する。
【0099】水分を含む空気は、乾燥用ダクト27を通
過中に該乾燥用ダクト27内に設けた冷却器29で冷却
されることにより降温される。その結果、乾燥用ダクト
27内の空気は水分の結露により除湿され、湿度の低い
空気となってヒータ26に至る。
【0100】ヒータ26で加熱された空気は温風となっ
て吹出し口4bより水槽4内に吹き込まれ、再び洗濯物
と接触して水分を吸収する。再度循環口4aから乾燥用
ダクト27内に吸引されて同様に冷却器29で冷却され
除湿される。この動作を繰り返すことにより洗濯物の乾
燥が行われる。
【0101】そして、ドラム5内の乾燥度を乾燥センサ
ー(不図示)で検知し、所定値になると「乾燥工程」を
終了する。この「乾燥工程」において除湿により凝縮さ
れた水分は、乾燥用ダクト27内を下降して循環口4c
から排水ダクト16a、16bを介して外部に排水され
る。
【0102】以上により洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各
工程が連続で実行され、洗濯物の洗濯及び乾燥が行われ
る。また、操作パネル11からの設定により洗い、すす
ぎ、脱水、乾燥の各工程を単独で実行することも可能で
ある。
【0103】また、本実施形態のドラム式洗濯機は、図
22に示すように、底台35上に外箱1が取り付けら
れ、その上に天板36が取り付けられる。底台35には
開口部35aが設けられ、図23に示すように、開口部
35aを介して下面から支持具81を配することによ
り、水槽4を支持することができる。そして、外箱1の
下面は、開口されているため、支持具81により底台3
5上に水槽4を配置した後、水槽4を外箱1により覆っ
て組立てが行われる。
【0104】これにより、外箱1に給水管12、洗剤ケ
ース14、乾燥ユニット24(図4参照)等の部品を別
途取り付けた後、底台上35に外箱1を設置し、水槽4
と該部品とを接続することができる。従って、外箱1の
上方から水槽4を外箱1内に入れて水槽4を設置した
後、水槽4上部の部品を取付ける従来のような困難な作
業を回避し、部品取付けのための作業スペースを確保し
て組立工数を削減することができる。
【0105】
【発明の効果】本発明によると、外箱の背面板に設けら
れる凹部に給水口を設けることにより、給水口が背面板
よりも突出せず、給水用ホースを接続した際にドラム式
洗濯機の後方に必要以上に隙間を設ける必要がなく設置
スペースを小さくすることができる。また、背面板に形
成される孔部に樹脂等の箱形部材を填め込んで凹部を形
成することにより、簡単に凹部を形成することができ
る。更に、凹部と略対称な位置に把手部を設けることに
より、凹部に一方の手を掛け、把手部に他方の手を掛け
ることで楽な姿勢でドラム式洗濯機を運ぶことができ、
一方の手を掛けるための把手部を別途設ける必要がなく
部品点数を削減できる。
【0106】また、本発明によると、壁面板に形成され
る孔部に樹脂等の箱形部材を填め込んで把手部を形成す
ることができる。そして、把持部の周縁に設けられた鍔
部の厚み以上凹んだ段差部を孔部の周囲に絞り加工等に
より形成することで、ドラム式洗濯機の周面から鍔部を
突出させず、鍔部が壁等に干渉して屋内に搬入できなく
なくなることを防止することができる。このため、外箱
の幅を広くすることができ容量の大きなドラム式洗濯機
を得ることができる。また、鍔部の厚みが大きい場合
に、段差部を複数の段差により形成するので、段差部を
一段で形成した場合に発生する壁面板の塗装の割れや剥
離を防止するとともに、重量のかかる把持部を増強する
ことができる。
【0107】本発明によると、排水用ホースの直径より
も連結ホースの直径が小さいため、排水ポンプを駆動停
止した際に洗濯水が逆流しても水槽よりも低い水位にす
ることができる。その結果、脱水後の洗濯物を洗濯液の
逆流により濡れることを防止することができる。また、
接続継手を外箱に固定しているので外力が加わる危険性
が低く、抜けや外れによる水漏れの危険を低減すること
ができる。
【0108】また、本発明によると、連結ホースの長さ
が短くても連結ホースを引張って中間を保持することに
より接続継手の上部の長さを確保し、折曲を防止できる
ので、連結ホースの歩留りを向上させることができる。
また、保持部分を接続継手と一体に設けることにより歩
品点数を削減するとともに、組立てを容易にすることが
できる。
【0109】また、本発明によると、底台の後方に車輪
を設けているので、底台を傾斜させることにより車輪が
接地され、簡単にドラム式洗濯機を移動させることがで
きる。
【0110】また、本発明によると、底台の前部に下面
から上方に凹む凹部を形成しているので凹部に手を掛け
て簡単にドラム式洗濯機を手前に引き出すことが可能と
なる。これにより、ドラム式洗濯機の後方や下部の掃除
等を容易に行うことができる。
【0111】また、本発明によると、キャップを挿通孔
に押し込むことにより、爪部が挿通孔の周縁と係合し、
キャップを簡単に取り外しできないようになる。これに
より、キャップが使用者により外されたり、外力により
外れたりすることがなく、挿通孔から手指を入れて可動
部分と接触することによる事故を防止することができ
る。
【0112】また、本発明によると、運搬中に落下等の
大きな衝撃がドラム式洗濯機に加わわった場合に、ボル
ト及び金属板等の板状部材を介して衝撃が水槽に伝わ
る。この時、板状部材は変形しやすく、板状部材が変形
することにより衝撃が緩和され水槽の破損を防止するこ
とができる。また、板状部材の一部を屈曲させることに
よって衝撃をより緩和できるので、水槽の破損防止効果
をより向上させることができる。
【0113】また、本発明によると、底台上に水槽を配
置した後、上方から外箱を底台上に設置するので、外箱
に給水管、洗剤ケース、乾燥ユニット等の部品を別途取
り付けた後、底台上に外箱を設置し、水槽と該部品とを
接続することができる。従って、外箱の上方から水槽を
外箱内に入れて水槽を設置して水槽上部の部品を取付け
る従来のような困難な作業を回避し、部品取付けのため
の作業スペースを確保して組立工数を削減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す
斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す
正面図及び側面図である。
【図3】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す
側面断面図である。
【図4】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の他の
切断面の側面断面図である。
【図5】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の更に
他の切断面の側面断面図である。
【図6】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の背面
を示す斜視図である。
【図7】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の連結
パイプの取付け状態を示す図である。
【図8】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の接続
継手を示す斜視図である。
【図9】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の保持
部材を示す斜視図である。
【図10】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の給水
口部分を示す断面図である。
【図11】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の把手
部を示す断面図である。
【図12】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の後方
下部を示す側面図である。
【図13】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の後方
下部を示す底面図である。
【図14】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の底台
の前部を示す斜視図である。
【図15】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の底台
の前部を示す断面図である。
【図16】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を持ち
上げた状態を示す側面図である。
【図17】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の梱包
状態を示す側面断面図である。
【図18】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機のボル
トによる水槽の固定状態を示す側面断面図である。
【図19】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の水槽
を固定した状態を示す背面図である。
【図20】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機のキャ
ップを示す断面図である。
【図21】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の洗濯
動作を示すチャート図である。
【図22】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を外装
部分を示す分解斜視図である。
【図23】 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の組立
て状態を示す図である。
【図24】 従来のドラム式洗濯機を示す側面図であ
る。
【図25】 従来のドラム式洗濯機を示す正面図であ
る。
【図26】 従来のドラム式洗濯機の背面を示す要部斜
視図である。
【図27】 従来のドラム式洗濯機の保持部材を示す斜
視図である。
【図28】 従来のドラム式洗濯機の把手部を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 外箱 1d 背面板 1e 側面板 1h、1m 段差部 2 制御部 3 開閉扉 4 水槽 5 ドラム 9 駆動機構 10 パッキン 11 制御パネル 12 給水パイプ 13 給水弁 16、16a、16b 排水ダクト 17 接続ケース 18 排水ポンプ 20 循環ポンプ 23 水位センサー 24 乾燥ユニット 25 送風ファン 26 ヒータ 27 乾燥用ダクト 28 ウエイト 29 冷却器 35 底台 36 天板 41 給水口 44 排水用ホース 45 キャップ 48、61 把手部 49 固定具 51 梱包ケース 52 ボルト 53、54、55 梱包材 62 凹部 65 接続継手65 65a 保持部 66 保持部材 71 車輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 裕一 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 AA03 AA06 AA16 BA01 BB05 BB06 BB18 CA02 CB07 DA01 FA03 FA07 FA27 FA29 FA37 FC01 FC02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持されるドラムと、前記ド
    ラムを覆って外箱内に配される有底筒状の水槽と、前記
    外箱の背面板に形成されるとともに前記水槽内に給水す
    る給水用ホースを接続するための給水口とを備えたドラ
    ム式洗濯機において、前記背面板に設けられた凹部に前
    記給水口を形成したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 【請求項2】 前記凹部は、前記背面板に形成された孔
    部に、開口部を後方に向けて填め込まれる箱形部材から
    成ることを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯
    機。
  3. 【請求項3】 前記凹部を前記背面板の左右方向の一方
    に偏った位置に配し、前記凹部と略左右対称な位置にド
    ラム式洗濯機の移動時に手を掛けることのできる把手部
    を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載のドラム式洗濯機。
  4. 【請求項4】 外箱内に回転可能に支持されるドラムを
    有し、前記外箱を移動させる際に把持するための把手部
    を前記外箱の壁面を形成する壁面板に凹設したドラム式
    洗濯機において、前記把手部は、開口部の周縁から外側
    に突出した鍔部を有する箱形部材を、前記壁面板に設け
    られた孔部に填め込んで形成され、前記壁面板の表面に
    対して前記鍔部の厚み以上凹んだ段差部を前記孔部の周
    囲に設けたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  5. 【請求項5】 前記段差部は複数の段差から成ることを
    特徴とする請求項4に記載のドラム式洗濯機。
  6. 【請求項6】 回転可能に支持されるドラムと、前記ド
    ラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を覆って外装を
    形成する外箱と、前記水槽内の洗濯水を排水する排水ポ
    ンプと、前記排水ポンプに連通して前記外箱の外側に立
    設される連結ホースとを備えたドラム式洗濯機におい
    て、排水口に排水を導くために前記連結ホースに接続さ
    れる排水用ホースの直径よりも、前記連結ホースの直径
    を小さくしたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  7. 【請求項7】 前記外箱に固定されるとともに、前記連
    結ホースと前記排水用ホースとを接続する接続継手を備
    えたことを特徴とする請求項6に記載のドラム式洗濯
    機。
  8. 【請求項8】 前記連結ホース及び前記排水用ホースを
    立設して一方を屈曲し、屈曲した方の中間部分を前記接
    続継手により保持したことを特徴とする請求項7に記載
    のドラム式洗濯機。
  9. 【請求項9】 回転可能に支持されるドラムと、前記ド
    ラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を覆って底台上
    に設置される外箱とを備えたドラム式洗濯機において、
    前記底台の傾斜により接地される車輪を前記底台の後方
    に設けたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  10. 【請求項10】 回転可能に支持されるドラムと、前記
    ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を覆って底台
    上に設置される外箱とを備えたドラム式洗濯機におい
    て、前記底台の下面前部に人の手を掛けることのできる
    凹部を設けたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  11. 【請求項11】 回転可能に支持されるドラムと、前記
    ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を覆って外装
    を成す外箱とを備えたドラム式洗濯機において、ドラム
    式洗濯機の輸送時に前記水槽を固定するボルトが挿通さ
    れる挿通孔を前記外箱に形成し、端面に前記挿通孔と係
    合する爪部を有するキャップにより前記挿通孔を塞いだ
    ことを特徴とするドラム式洗濯機。
  12. 【請求項12】 回転可能に支持されるドラムと、前記
    ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を覆って外装
    を形成する外箱とを備えたドラム式洗濯機において、前
    記水槽に板状部材を取り付け、ドラム式洗濯機の輸送時
    に前記水槽を固定するためのボルトを前記板状部材と螺
    合したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  13. 【請求項13】 前記板状部材を部分的に屈曲したこと
    を特徴とする請求項12に記載のドラム式洗濯機。
  14. 【請求項14】 回転可能に支持されるドラムと、前記
    ドラムを覆う有底筒状の水槽と、前記水槽を覆って底台
    上に設置される外箱とを備えたドラム式洗濯機の製造方
    法において、前記底台上に前記水槽を配置した後、上方
    から前記外箱を前記底台上に設置して前記水槽を前記外
    箱に取り付けたことを特徴とするドラム式洗濯機の製造
    方法。
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