JP4024288B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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本発明は回転するドラムを有するドラム式洗濯機に関する。
略水平な軸を中心に回転する横型のドラムを備えたドラム式洗濯機は一般に、ドラムを低速で回転する洗い工程、すすぎ工程と、高速で回転する脱水工程から成る洗濯作業を行い、更に、乾燥工程を行うものが商品化されている。
従来のドラム式洗濯機は図24、図25に示すように構成されている。図24は側面断面図であり、図25は正面図である。ドラム式洗濯機は底台35上に外箱1が配され、外箱1の上部は天板36により覆われている。外箱1の内部には、前面に開口部4aを有する水槽4が横設されている。水槽4は懸架装置7により懸架され、弾性的に支持されている。
水槽4内にはドラム5が同軸に配設され、ドラム5の軸部5eが軸受31により回転自在に支持されている。ドラム5の軸部5eにはプーリー32が取り付けられ、ベルト33によりモータ34の回転が伝達される。これにより、ドラム5が回転駆動されるようになっている。
外箱1の前面は開閉扉3によって開閉可能になっており、ドラム5内に洗濯物の出し入れができるようになっている。開閉扉3を閉じると、開口部4aの周囲に設けられたゴム等のパッキン10によって開口部4aが密閉される。ドラム5の周面には多数の小孔5aが形成されており、水槽4とドラム5との間を洗濯液が流出入できるようになっている。
ドラム5の内面にはバッフル5bが突設され、ドラム5の回転により洗濯物を引っかけて持上げ、洗濯液中に落下させることにより洗浄が行われるようになっている。また、水槽4の周面には質量の大きなバランスウェイト28が設置され、ドラム5の高速回転時の振動を抑制するようになっている。
外箱1の背面上部には水道管に接続された給水用ホース42が接続される給水口41が設けられる。給水口41には給水弁13を介して給水パイプ12が連結されている。給水パイプ12の途中に設けた給水弁13を開くと、水槽4の前面に設けられた給水ノズル15から水槽4内に給水されるようになっている。また、水槽4内の洗濯水を排水する排水用孔部4dが水槽4の下部に設けられ、排水ポンプ18の駆動により排水されるようになっている。
排水ポンプ18は排水ダクト16を介して、図26に示すように、外箱1の外部に配される排水用ホース44に連結されている。排水ポンプ18は止水できないため、排水用ホース44は水槽4に供給される洗濯液の水位よりも上方まで立設され、U字型に屈曲して外箱1に固定される図27に示すような保持部材43により保持されている。
これにより、漏水を防止し、下方に排水できるようになっている。また、長期間ドラム式洗濯機を使用しない場合には、保持部材43から排水用ホース44を取り外して内部に溜まった水を排水できるようになっている、ここで、排水用ホース44は家庭用排水口の規格に適合した直径になっている。
図25において、水槽4の側方には、水槽4の上部と下部とを連結する乾燥用ダクト27が設けられている。乾燥用ダクト27の経路途中にはドラム5内に温風を送出する乾燥ユニット24が設けられ、ドラム5内に送出された温風によって洗濯物が乾燥されるようになっている。
また、外箱1の側面板1eには、図28に示すように、運搬の際に把持する把手部48が設けられ、把手部48に手を挿入してドラム式洗濯機を持ち上げて移動できるようになっている。
また、水槽4は軽量化及び低コスト化を図るため、樹脂成形品により形成される。図24に示すように、水槽4の背面には一体に成形されるリブ4bが突設されている。ドラム式洗濯機を運搬する際には、外箱1の取付部1cに設けられる挿通孔(不図示)を介してリブ4bにボルト52を締め付けて水槽4が固定される。これにより、揺動可能な水槽4が運搬中に他の部分と衝突して破損することを防止している。尚、ドラム式洗濯機を搬入して所望の場所に設置すると、ボルト52が取り外される。この時、ボルト52が通る挿通孔は貫通したままである。
上記構成のドラム式洗濯機は、ドラム5内に洗剤と洗濯物を入れ、開閉扉3を閉じて「洗い工程」を実行する。「洗い工程」では、まず、給水弁13が開かれて給水ノズル15より水槽4内に給水され、モータ34の駆動によりドラム5が正逆に回転する。洗濯物は水槽4の下部で浸水し、バッフル5bに引っ掛かって上方に運ばれて落下する。この時の衝撃により洗浄が行われる。
所定の洗い時間が経過すると、続いて「すすぎ工程」が実行される。「すすぎ工程」では、排水ポンプ18の駆動によって排水用孔部4dから洗濯水が排水される。次に、「洗い工程」と同様に、給水ノズル15より給水され、モータ34の駆動によりドラム5が回転する。これにより、すすぎが行われる。尚、すすぎ工程中に、排水後ドラム5を高速で回転させ、洗剤を遠心力により除去するすすぎ脱水動作が行われる場合もある。
所定のすすぎ時間が経過すると、続いて「脱水工程」が実行される。「脱水工程」では、排水ポンプ18の駆動によって排水用孔部4dから洗濯水が排水される。次に、ドラム5が高速で回転し、洗濯物に含まれる洗濯水が遠心力により排出される。
所定の脱水時間が経過すると、「乾燥工程」が実行される。「乾燥工程」では、乾燥ユニット24によりドラム5内に温風が送出される。この温風は、洗濯物に含まれる水分を吸収し、水槽4の下方から排出される。そして、乾燥用ダクト27内に設けられた冷却器(不図示)により除湿された後、再度乾燥ユニット24により水槽4内に温風が送出される。この動作が繰り返し行われて洗濯物の乾燥が行われるようになっている。
このような、ドラム式洗濯機を組み立てる際には、まず、底台35上に外箱1が取り付けられる。次に、外箱1内に上方からドラム5を内装した水槽4が入れられ、懸架装置7により懸架される。そして、水槽4の下方及び上方に排水ポンプ18や乾燥ユニット24等の部品を設置して水槽4との接続が行われる。
上記従来のドラム式洗濯機によると、ドラム式洗濯機の運搬時には、水槽4と一体に成形されるリブ4bにボルト52が螺合される。このため、運搬中に落下等の大きな衝撃がドラム式洗濯機に加わると、ボルト52を介して衝撃が伝わり、リブ4dとともに水槽4の一部が割れて破損する場合がある。これにより、再度運搬する際に水槽4を固定できない問題や水漏れが発生する問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためなされたものであり、運搬中の落下等による大きな衝撃が加わった際に水槽の破損を防止することのできるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、外箱と、前記外箱内に設けられる水槽と、前記水槽内に回転可能に配されるドラムと、を備えたドラム式洗濯機において、
前記水槽に設けられ、上方に向かって延在する板状部材と、
前記板状部材と前記外箱とを連結することにより前記水槽を前記外箱に固定可能にする固定部材と、
を備え、前記板状部材は前記水槽への衝撃を緩和するために部分的に屈曲した屈曲部を有し、
前記屈曲部は、前記固定部材の前記板状部材への取付部と前記水槽との間に設けられていることを特徴としている。
また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機において、前記固定部材の前記外箱への取付部と、前記固定部材の前記板状部材への取付部とを略平行となるようにしたことを特徴と
また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機において、前記水槽は前面側に開口、背面側に駆動機構を有し、前記板状部材は前記水槽の背面側に取り付けられたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成のドラム式洗濯機において、前記固定部材は、弾性体から成る緩衝管と、前記緩衝管に挿通されて前記板状部材と締結される螺合部材とを備えたことを特徴としている。
本発明によると、運搬中に落下等の大きな衝撃がドラム式洗濯機に加わった場合に、固定部材及び板状部材を介して衝撃が水槽に伝わる。この時、板状部材は変形しやすく、板状部材が変形することにより衝撃が緩和され水槽の破損を防止することができる。また、板状部材の一部を屈曲させることによって衝撃をより緩和できるので、水槽の破損防止効果をより向上させることができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。説明の便宜上、従来例の図24〜図28と同一の部分については同一の符号を付している。図1は実施形態のドラム式洗濯機を示す外観斜視図である。また、図2(a)、(b)はその正面図及び側面図である。
ドラム式洗濯機は、底台35上に外箱1が配され、外箱1の上面が天板36で覆われている。外箱1は化粧鋼板を板金加工して形成されている。天板36は圧縮ボード等から成り、外箱1にネジ止めされるようになっている。外箱1の内部には前面に向かって開口する水槽4が後方が下がるように傾斜して配されている。
詳細は後述するが、水槽4内には回転するドラム(不図示)が同軸に配されている。外箱1は前面が開閉扉3で開閉できるようになっている。外箱1の前面上部には操作キー37や表示部38を備えた操作パネル11が設けられている。
図3にドラム式洗濯機の側面断面図を示すと、外箱1内には前面に開口部4aを有する有底筒状の水槽4が横設されている。水槽4内には有底筒状のドラム5が配されている。水槽4にはモータケース9aを介してベアリング6が一体化されている。
ドラム5に固定される軸部5eはベアリング6に支持されて、ドラム5が回転自在になっている。軸部5eにはロータ9bが固着され、モータケース9a内にはステータ9cが固定されている。これにより、ドラム5に直結される駆動機構9が構成されている。また、駆動機構9は直流ブラシレスモータから成っており、制御部2からの制御により駆動されるようになっている。
ドラム5の周壁には小孔5aが設けられている。小孔5aは洗濯時に水槽4とドラム5との間を洗濯水が流出入できるようにしている。ドラム5の内壁面にはバッフル5bが突出して設けられ、ドラム5の回転により洗濯物を引っかけて持上げ、洗濯液中に落下させることにより洗浄が行われるようになっている。
ドラム5の前面の開口部5cの外周縁には流体バランサー5dが設けられている。流体バランサー5dは塩水等の流体が封入されており、ドラム5の回転時に該流体が移動して洗濯物及び洗濯液の片寄りによる重心移動を打消すようになっている。流体バランサー5dはドラム5の内周縁に設けてもよい。
ドラム5の回転軸心y−yは、水平方向に対して角度θだけドラム5の奥が下がるように傾斜して配されている。これにより、使用者がドラム式洗濯機の前面側に立って洗濯物を出し入れする際に、ドラム5の奥まで見通しが良くなるようになっている。
洗濯物投入口1aの周縁と開口部4aの周縁との間にはゴムや軟質樹脂等の弾性体から成るパッキン10が洗濯物を出し入れする通路を形成するように取り付けられている。開閉扉3には、ドラム5内を視認できるように透明の部材から成る窓部3aが突設されている。パッキン10は開閉扉3を閉じたときに内周縁10aが窓部3aの周縁に密着して通路を閉口する構造となっている。これにより、洗濯動作中の防水が行われるようになっている。また、パッキン10には蛇腹などが設けられ、水槽4の揺動に応じて撓みを生じて追従するようになっている。
外箱1内の上部には水道管に連通する給水パイプ12が配されている。給水パイプ12の途中に設けた給水弁13を開くと、洗剤ケース14を介してパッキン10に取り付けられた給水ノズル15から水槽4内に給水されるようになっている。
水槽4の底面より導出された排水ダクト16aには、糸屑フイルタ17aを内装した接続ケース17が接続され、排水ダクト16bを介して排水ポンプ18に連通している。これにより、水槽4からの洗濯液を外箱1の外部に排水する構成となっている。糸屑フイルタ17aは、例えば、樹脂を格子状に形成したり或いは、目の細かい繊維を袋状に形成して構成され、洗濯液中の糸屑等を集積するようになっている。糸屑フイルタ17aは接続ケース17内に着脱自在に装着され、外箱1の前面下部から取り外すことができる。
接続ケース17の上部にはエアートラップ22から導圧パイプ21を介して水位センサー23が設けられている。水位センサー23は、エアートラップ22内の圧力変化に応じて磁性体をコイル内で移動させる。その結果生じるコイルのインダクタンス変化を発振周波数の変化として検出し、水槽4内の水位を検知するようになっている。
ドラム式洗濯機の図3と異なる側面断面を図4に示すと、接続ケース17の出口側には排水ダクト16bから分岐する循環ダクト19が設けられている。循環ダクト19は水槽4の開口部4aに臨むようにパッキン10に接続されており、経路途中に循環ポンプ20を備えている。
そして、排水ポンプ18を停止して循環ポンプ20を駆動させると、水槽4、排水ダクト16a、接続ケース17、排水ダクト16b、循環ポンプ20及び循環ダクト19を通って水槽4に至る循環経路が形成される。これにより、水槽4内の洗濯液を循環経路を通して循環させ、該循環経路を通過させる間に洗濯液内の洗剤を充分溶解させるとともに、糸屑フイルター17aで糸屑等を除去する。従って、洗濯物に対する糸屑の再付着を防止することができる。
更に異なる側面断面を図5に示すと、水槽4の上方には送風ファン25とヒータ26とから構成された洗濯物を乾燥するための乾燥ユニット24が設けられている。乾燥ユニット24は水槽4の開口部4aに臨む吹出し口4bと下部に設けられた循環口4cとを連結する乾燥用ダクト27の経路途中に配されている。また、乾燥用ダクト27の経路途中には冷却器29が配されている。
ドラム式洗濯機を背面から見た斜視図を図6に示すと、排水ポンプ18(図3参照)から排水される水槽4内の洗濯水は、外箱1の背面に配される連結ホース64を介して放出される。排水ポンプ18は止水できないため、排水ポンプ18の駆動停止時に水槽4内の洗濯液が排出されることを防止するため、連結ホース64は所定高さに立設されている。
連結ホース64の部分の詳細図を図7に示すと、外箱1には排水ポンプ18に連通する継手67が取り付けられ、連結ホース64は継手67に接続されて上方に向けて立設されている。また、背面板1dには、図8に示すような接続継手65が取り付けられている。
接続継手65の一部を切欠いた保持部65cによって連結ホース64が挟まれて保持されている。連結ホース64は接続継手65の上方でU字型に屈曲され、接続継手65の第1接続部65aに嵌合して接続されている。接続継手65の第2接続部65bには、屋内や屋外の排水口に排水を導くための排水用ホース44が嵌合して取り付けられている。
排水用ホース44は、家庭用の排水口と嵌合可能なように、家庭用排水口の規格に適合した直径になっている。また、連結ホース64は排水用ホース44よりも直径が小さくなっている。このように、接続継手65によって連結ホース64と排水用ホース44とを連結することにより、異なる径のホースを接続することができる。
そして、連結ホース64の直径が小さいため、排水ポンプ18を駆動停止した際に連結ホース64に残った洗濯水の量が少なく、洗濯水が逆流しても水槽4よりも低い水位にすることができる。即ち、排水用ホース44の径が大きいので、排水ポンプ18の停止時に連結ホース64内は排水で充填されていても、排水用ホース44内には排水と空気が混在している。
このため、第2接続部65bの部分から連結ホース64内に空気が侵入し、継手67と接続継手65間の排水は逆流するが、排水用ホース44内の排水は逆流しない。その結果、脱水後の洗濯物を洗濯液の逆流により濡れることを防止することができる。また、接続継手65を外箱1の背面板1dに固定しているので外力が加わる危険が低減され、抜けや外れによる水漏れの危険を低減することができる。
接続継手65の保持部65cは図9に示すような別部材から成る保持部材66により形成してもよい。いずれの方法で連結ホース64を保持しても連結ホース64の揺動を規制して外力が加わる危険を低減できる。また、U字型に屈曲する際に接続継手65の上部の長さが短いと連結ホース64が折れ曲がって洗濯水が通らなくなってしまう。
しかし、連結ホース64の長さのばらつきにより前記U字型部分の長さが短い場合に、継手67と保持部65cまたは保持部材66との間を伸ばし、接続継手65の上部のU字型部分の長さを確保して保持部65cまたは保持部材66により保持することができる。これにより、連結ホース64の歩留りを向上させることができる。また、保持部65cを接続継手65と一体に設けることにより部品点数を削減するとともに、組立てを容易にすることができる。
図6において、背面板1dの上部右方には、凹部62が形成されている。凹部62内には、給水のために水道に接続される給水用ホース(不図示)を接続する給水口41が設けられている。凹部62部分の詳細図を図10に示すと、凹部62は、樹脂成形品等により形成される箱形部材から成り、開口部62aの周縁には鍔部62bが形成されている。そして、背面板1dに形成された孔部1gに箱形部材を填め込み、鍔部62bが背面板1dに当接して箱形部材が固定されている。
凹部62の内側には給水弁13が取り付けられ、給水弁13の取付面62cから外方に給水口41が突出している。これにより、給水口41が背面板1dよりも突出せず、給水用ホースを接続した際にドラム式洗濯機の後方に必要以上に隙間を設ける必要がなく設置スペースを小さくすることができる。また、給水口41の周部に手を掛け得るスペースを設けている。
背面板1dの左方上部には移動のために手を掛ける把手部61が形成されている。凹部62に一方の手を掛け、把手部61に他方の手を掛けることで楽な姿勢でドラム式洗濯機を運ぶことができ、一方の手を掛けるために別途把手部を設ける必要がなく部品点数を削減できる。
また、背面板1dの孔部1gの周囲には、鍔部62bの厚みよりも凹んだ段差部1hが絞り加工等により形成されている。これにより、凹部62の鍔部62bが背面板1dの表面よりも突出することなくドラム式洗濯機の後方の壁面との無駄な隙間を削減できる。
図6において、外箱1の側面板1eの上部には、ドラム式洗濯機を移動する際に手を掛けることのできる把手部48が設けられている。図11に示すように、把手部48は凹部62と同様に、樹脂成形品等により形成される箱形部材から成り、開口部48aの周縁には鍔部48bが形成されている。そして、側面板1eに形成された孔部1jに箱形部材を填め込み、鍔部48bが側面板1eに当接して箱形部材が固定されている。
側面板1eの孔部1jの周縁は、鍔部48bの厚み以上凹んだ段差部1mが絞り加工等により形成されている。これにより、ドラム式洗濯機の側方に鍔部48bを突出させず、鍔部48bが壁等に干渉して屋内に搬入できなくなることを防止することができる。このため、外箱1の幅を鍔部48bの厚み分だけ広くすることができ、容量の大きなドラム式洗濯機を得ることができる。
また、A部に示すように、段差部1mを複数の段差により形成してもよい。このようにすると、鍔部48bの厚みが大きい場合に、段差部1mを一段で形成することにより発生する側面板1eの塗装の割れや剥離を防止することができる。更に、洗濯機を持ち上げるときに洗濯機の重量がかかる把手部48の周部を増強できる。
図12、図13はそれぞれドラム式洗濯機の後部を示す側面図及び底面図である。底台35の後端には、左右の二箇所に切欠き部35aが形成され、切欠き部35aに車輪71が配されている。切欠き部35aの側部には車輪71の車軸71aを支持する軸受部35bが形成されている。車軸71aが軸受部35bに嵌入されることにより、車輪71が回転自在に支持されている。車輪71は床面との間に隙間を有するように取り付けられており、ドラム式洗濯機が設置された状態では機能しないようになっている。
図14、図15はそれぞれ底台35の前部を示す要部斜視図及び断面図である。底台35の前部には、下面から上方に凹む凹部35cが一体成形により左右の二箇所に設けられている。そして、図16に示すように、凹部35cに手を掛けて持ち上げることにより車輪71が接地される。
従って、一人が凹部35cを持ち上げ、もう一人が把手部61及び凹部62(図6参照)を支持することにより、車輪71の回転によってドラム式洗濯機を容易に移動できるようになっている。前から一人で引張って移動させることも可能である。また、底台35を傾斜させずに凹部35cに手を掛けて引張ることによりドラム式洗濯機を手前に引き出すことも可能である。
図17はドラム式洗濯機を梱包した状態を示す側面図である。ドラム式洗濯機は、梱包材53、54、55により上下を保護され、梱包ケース51で覆われて運搬される。水槽4は、引張りバネから成る懸架装置7とダンパー8により揺動可能に懸架されている。
このため、ドラム式洗濯機を運搬する際には、図19に示すように背面の複数箇所において、水槽4に取り付けられた固定具49に、外箱1の取付部1cを介してボルト52が締結される。これにより、水槽4が固定され、運搬中に他の部分と衝突して破損することが防止される。
ボルト52は図18(a)に示すように、ゴム等の弾性体から成る緩衝管52aと、樹脂等から成るスリーブ52bと、スリーブ52bに挿通したネジ52cとから構成されている。ネジ52cを締め込んで行くと、図18(b)に示すように、緩衝管52aは圧縮により凸部52dが形成され、水槽4が固定される。また、緩衝管52aは弾性体のため衝撃を緩和する。ネジ52cを緩めると、図18(a)に示すように直管状になって容易に取り外しできる。
また、固定具49は金属板等の板状の部材により形成されている。運搬中に落下等の大きな衝撃がドラム式洗濯機に加わった場合に、ボルト52及び固定具49を介して衝撃が水槽4に伝わる。この時、固定具49が板状部材から成るため変形しやすく、固定具49が変形することにより衝撃が緩和され水槽4の破損を防止することができる。また、固定具49の一部を屈曲した屈曲部49aを設けることによって衝撃をより緩和できるので、水槽4の破損防止効果をより向上させることができる。
ドラム式洗濯機が屋内等の所望の位置に設置されると、ボルト52は取り外される。ボルト52の挿通孔は緩衝管52a及びスリーブ52bとともに挿通されるので開口面積が大きい。このため、図20に示すように、ボルト52が挿通されていた挿通孔1fにはキャップ45が填められる。これにより、手指を挿通孔1fに入れて可動部分と接触することによって生じる事故が防止される。
キャップ45は、挿通孔1fと略同径の円筒部45bを有し、円筒部45bの先端に挿通孔1fよりも大きな径の爪部45aを有している。キャップ45を挿通孔1fに押し込むと、爪部45aが挿通孔1fの周縁と係合し、キャップ45を簡単に取り外しできないようになっている。これにより、キャップ45が使用者により外されたり、外力により外れたりすることがなく、事故を防止することができる。
上記構成のドラム式洗濯機は制御部2によって図21に示す運転チャートが実行され、洗濯動作が行われるようになっている。洗濯動作を同図を参照して以下に説明する。洗濯物投入口1aより洗濯物を投入して開閉扉3を閉じると、開閉扉3の窓部3aの周縁にパッキン10の内周縁10aが密着して水槽4が封止される。そして、洗剤ケース14に洗剤を入れ、操作パネル11を操作すると制御部2からの指令により「洗い工程」、「すすぎ工程」、「脱水工程」、「乾燥工程」から成る洗濯動作が開始される。
まず、「洗い工程」の給水動作では、開閉扉3がロック機構部(不図示)によりロックされるとともに給水弁13が開成する。給水弁13の開成に基づいて水道水は途中で洗剤ケース14を経由して給水ノズル15から洗剤とともに水槽4とドラム5内に流れ込む。水槽4内の水位が所定水位に達すると、水位センサー23が検知して給水弁13が閉じられる。そして、駆動機構9を駆動してドラム5を所定の洗いチャートにより回転制御し、所定時間だけ洗い動作が行われる。
ドラム5の回転は、洗い、すすぎ、脱水及び乾燥工程、或いは洗濯物の種類に応じた回転速度、更には反転時間や反転周期等を変えた回転チャートが設定されており、使用者による選択或いは自動的に選択されるようにプログラムされている。
そして、「洗い工程」が終了すると、すすぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作を交互に複数回繰返して成る「すすぎ工程」に移行する。「すすぎ工程」では、まず、排水ポンプ18が作動して、洗濯液を排水ダクト16a、16bを介して外部に排水する排水動作が行われる。
排水動作が終了すると、ドラム5は第1の脱水チャートで回転して、すすぎ脱水動作が行われる。洗濯物の洗濯液は脱水回転による遠心力でドラム5の周壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出される。該内壁を伝って水槽4内の下部に流下した洗濯液は排水ダクト16a、16bを通って外部に排水される。
このすすぎ脱水動作中に、給水弁13を開いて給水ノズル15から水槽4内に水道水を噴射してもよい。このようにすると、水道水は遠心力により洗濯物を透過して、洗濯物に残った洗剤を効率良く除去することができる。第1の脱水チャートは、ドラム5の回転を途中で休止したり、回転速度を変えたりすることにより、洗剤を多く含んだ洗濯液の脱水に適したチャートになっている。
すすぎ脱水動作が終了すると、給水動作が行われ、排水ポンプ18を停止して給水弁13を再度開く。給水弁13の開成に伴って水槽4内の水位が所定水位になると給水弁13が閉じられ、駆動機構9の駆動によりドラム5がすすぎチャートで回転し、攪拌すすぎ動作が実行される。
この攪拌すすぎ動作中に、柔軟仕上剤収納箱(図示せず)及びこれに連通するすすぎ給水経路を別途設け、このすすぎ給水経路から柔軟仕上剤とともに給水するようにしてもよい。また、洗い動作あるいは攪拌すすぎ動作中に循環ポンプ20を駆動して水槽4内の洗濯液を循環させてもよい。
以上のすすぎ脱水動作と攪拌すすぎ動作とを数回繰返して「すすぎ工程」が終了すると、プログラムが「脱水工程」に切り替わる。「脱水工程」ではまず、給水弁13を閉じるとともに排水ポンプ18を作動させて洗濯液を外部に排水する排水動作が行われる。
そして、ドラム5を第2の脱水チャートで回転させて仕上げ脱水動作が行われる。仕上げ脱水動作では、洗濯液を脱水回転による遠心力でドラム5の周壁に設けた小孔5aを通じて水槽4の内壁へ吐出させる。その後、洗濯液が水槽4の内壁を下部に流下し、排水ダクト16a、16bにより外部に排水される。
「脱水工程」が終了すると、ドラム5を乾燥チャートで回転するとともに送風ファン25及びヒータ26を駆動して「乾燥工程」を実行する。「乾燥工程」では、送風ファン25の駆動によって、ドラム5内の洗濯物の水分を吸収した空気がドラム5の小孔5a、水槽4の循環口4c、乾燥用ダクト27、送風ファン25、ヒータ26を通り、吹出し口4bよりドラム5内へ循環する。
水分を含む空気は、乾燥用ダクト27を通過中に該乾燥用ダクト27内に設けた冷却器29で冷却されることにより降温される。その結果、乾燥用ダクト27内の空気は水分の結露により除湿され、湿度の低い空気となってヒータ26に至る。
ヒータ26で加熱された空気は温風となって吹出し口4bより水槽4内に吹き込まれ、再び洗濯物と接触して水分を吸収する。再度循環口4cから乾燥用ダクト27内に吸引されて同様に冷却器29で冷却され除湿される。この動作を繰り返すことにより洗濯物の乾燥が行われる。
そして、ドラム5内の乾燥度を乾燥センサー(不図示)で検知し、所定値になると「乾燥工程」を終了する。この「乾燥工程」において除湿により凝縮された水分は、乾燥用ダクト27内を下降して循環口4cから排水ダクト16a、16bを介して外部に排水される。
以上により洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程が連続で実行され、洗濯物の洗濯及び乾燥が行われる。また、操作パネル11からの設定により洗い、すすぎ、脱水、乾燥の各工程を単独で実行することも可能である。
また、本実施形態のドラム式洗濯機は、図22に示すように、底台35上に外箱1が取り付けられ、その上に天板36が取り付けられる。底台35には開口部35aが設けられ、図23に示すように、開口部35aを介して下面から支持具81を配することにより、水槽4を支持することができる。そして、外箱1の下面は、開口されているため、支持具81により底台35上に水槽4を配置した後、水槽4を外箱1により覆って組立てが行われる。
これにより、外箱1に給水パイプ12、洗剤ケース14、乾燥ユニット24(図4参照)等の部品を別途取り付けた後、底台上35に外箱1を設置し、水槽4と該部品とを接続することができる。従って、外箱1の上方から水槽4を外箱1内に入れて水槽4を設置した後、水槽4上部の部品を取付ける従来のような困難な作業を回避し、部品取付けのための作業スペースを確保して組立工数を削減することができる。
本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す斜視図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す正面図及び側面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を示す側面断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の他の切断面の側面断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の更に他の切断面の側面断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の背面を示す斜視図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の連結パイプの取付け状態を示す図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の接続継手を示す斜視図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の保持部材を示す斜視図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の給水口部分を示す断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の把手部を示す断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の後方下部を示す側面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の後方下部を示す底面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の底台の前部を示す斜視図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の底台の前部を示す断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を持ち上げた状態を示す側面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の梱包状態を示す側面断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機のボルトによる水槽の固定状態を示す側面断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の水槽を固定した状態を示す背面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機のキャップを示す断面図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の洗濯動作を示すチャート図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機を外装部分を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態のドラム式洗濯機の組立て状態を示す図である。 従来のドラム式洗濯機を示す側面図である。 従来のドラム式洗濯機を示す正面図である。 従来のドラム式洗濯機の背面を示す要部斜視図である。 従来のドラム式洗濯機の保持部材を示す斜視図である。 従来のドラム式洗濯機の把手部を示す断面図である。
符号の説明
1 外箱
1d 背面板
1e 側面板
1h、1m 段差部
2 制御部
3 開閉扉
4 水槽
5 ドラム
9 駆動機構
10 パッキン
11 制御パネル
12 給水パイプ
13 給水弁
16、16a、16b 排水ダクト
17 接続ケース
18 排水ポンプ
20 循環ポンプ
23 水位センサー
24 乾燥ユニット
25 送風ファン
26 ヒータ
27 乾燥用ダクト
28 ウエイト
29 冷却器
35 底台
36 天板
41 給水口
44 排水用ホース
45 キャップ
48、61 把手部
49 固定具
51 梱包ケース
52 ボルト
53、54、55 梱包材
62 凹部
65 接続継手
65c 保持部
66 保持部材
71 車輪

Claims (4)

  1. 外箱と、前記外箱内に設けられる水槽と、前記水槽内に回転可能に配されるドラムと、を備えたドラム式洗濯機において、
    前記水槽に設けられ、上方に向かって延在する板状部材と、
    前記板状部材と前記外箱とを連結することにより前記水槽を前記外箱に固定可能にする固定部材と、
    を備え、前記板状部材は前記水槽への衝撃を緩和するために部分的に屈曲した屈曲部を有し、
    前記屈曲部は、前記固定部材の前記板状部材への取付部と前記水槽との間に設けられていることを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記固定部材の前記外箱への取付部と、前記固定部材の前記板状部材への取付部とを略平行となるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記水槽は前面側に開口、背面側に駆動機構を有し、前記板状部材は前記水槽の背面側に取り付けられたことを特徴とする請求項1または2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記固定部材は、弾性体から成る緩衝管と、前記緩衝管に挿通されて前記板状部材と締結される螺合部材とを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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