JP2627359B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents
ドラム式洗濯機Info
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- JP2627359B2 JP2627359B2 JP2319973A JP31997390A JP2627359B2 JP 2627359 B2 JP2627359 B2 JP 2627359B2 JP 2319973 A JP2319973 A JP 2319973A JP 31997390 A JP31997390 A JP 31997390A JP 2627359 B2 JP2627359 B2 JP 2627359B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ドラム式洗濯機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、フレーム内に弾性的に吊り下げ支持さ
れた外槽と、この外槽内に回転自在に設けられた横軸型
のドラムと、このドラムを洗濯時には低速で回転させ、
脱水時には高速で回転させるための駆動手段と、前記外
槽の上部近傍に配設された異常振動検知用レバーとを備
えたドラム式洗濯機が、特公昭63−35269号公報(D06F3
3/02)に示されている。
れた外槽と、この外槽内に回転自在に設けられた横軸型
のドラムと、このドラムを洗濯時には低速で回転させ、
脱水時には高速で回転させるための駆動手段と、前記外
槽の上部近傍に配設された異常振動検知用レバーとを備
えたドラム式洗濯機が、特公昭63−35269号公報(D06F3
3/02)に示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、外槽の例えば左右方向の異常振動
については検出できるが、前後方向の異常振動は検出で
きない問題がある。
については検出できるが、前後方向の異常振動は検出で
きない問題がある。
本発明は、ドラム洗濯機の改良に関し、斯かる問題点
を解消するものであり、前後方向のいかなる異常振動に
対しても異常検知用のレバーが確実に一方向変位するよ
うにし、1つのレバーでもって前後左右方向の異常振動
の検知が行えるようにしたものである。
を解消するものであり、前後方向のいかなる異常振動に
対しても異常検知用のレバーが確実に一方向変位するよ
うにし、1つのレバーでもって前後左右方向の異常振動
の検知が行えるようにしたものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明のドラム式洗濯機は、フレーム内に弾性的に吊
り下げ支持された外槽と、この外槽内に回転自在に設け
られた横軸型のドラムと、このドラムを洗濯時には低速
で回転させ、脱水時には高速で回転させるための駆動手
段と、前記外槽に配設され、左右方向に変位可能に装着
された異常振動検知用のレバーと、前記外槽に設けられ
た突出部と、この突出部に対向して前記レバーに設けら
れ、円弧状に湾曲する内面を有し、前記外槽が左右方向
に振動して前記突出部が左右方向から前記内面に衝突す
ると前記レバーを左右方向に変位させ、前記外槽が前後
方向に振動して前記突出部が前後方向から前記内面に衝
突すると前記レバーを前記内面の円弧形状で誘導して左
右方向に変位させる湾曲部と、前記レバーの変位によっ
て異常振動を検知する検知手段とを備えたものである。
り下げ支持された外槽と、この外槽内に回転自在に設け
られた横軸型のドラムと、このドラムを洗濯時には低速
で回転させ、脱水時には高速で回転させるための駆動手
段と、前記外槽に配設され、左右方向に変位可能に装着
された異常振動検知用のレバーと、前記外槽に設けられ
た突出部と、この突出部に対向して前記レバーに設けら
れ、円弧状に湾曲する内面を有し、前記外槽が左右方向
に振動して前記突出部が左右方向から前記内面に衝突す
ると前記レバーを左右方向に変位させ、前記外槽が前後
方向に振動して前記突出部が前後方向から前記内面に衝
突すると前記レバーを前記内面の円弧形状で誘導して左
右方向に変位させる湾曲部と、前記レバーの変位によっ
て異常振動を検知する検知手段とを備えたものである。
(ホ) 作用 即ち、左右方向の異常振動では、突出部が左右方向か
ら湾曲部の内面に衝突し、異常振動検知用のレバーが左
右方向に変位する。
ら湾曲部の内面に衝突し、異常振動検知用のレバーが左
右方向に変位する。
また、前後方向に異常振動が生じて、突出部が前後方
向から湾曲部の内面の、例えば前後端部に衝突しても、
レバーは湾曲部の内面の円弧形状に誘導されて、やはり
左右方向に変位する。
向から湾曲部の内面の、例えば前後端部に衝突しても、
レバーは湾曲部の内面の円弧形状に誘導されて、やはり
左右方向に変位する。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
1は板金製のフレーム、2は合成樹脂にて横軸ドラム
形状に形成された外槽、3は前記フレーム1の下部を支
持する合成樹脂製の基台、4はこの基台の底部に設けら
れた開口部5を開閉するための遮蔽板である。前記開口
部4は梱包時に前記外槽2を固定するための固定具を挿
入するためにある。
形状に形成された外槽、3は前記フレーム1の下部を支
持する合成樹脂製の基台、4はこの基台の底部に設けら
れた開口部5を開閉するための遮蔽板である。前記開口
部4は梱包時に前記外槽2を固定するための固定具を挿
入するためにある。
6…は前記外槽2を前記フレーム1の上部四隅の引掛
部A7に吊り下げ支持するための4組の上部支持体であ
る。前記引掛部A7は、第6図の通り、前記フレーム1の
上端に4ケ所設けられており、長円の引掛孔7aと真円の
引掛孔7bを交互に配列することにより構成されている。
そして、前記鉤部6aは、第7図の通り、前記長円の引掛
孔7aから挿入され、長円と真円の各引掛孔7a,7bとの間
に、鳥居型のプラスチック製保護部材9を介して引っ掛
けられる。この時、前記長円と真円の各引っ掛け孔7a,7
bは交互に複数設けてあるので、前記鉤部6aは、前記フ
レーム1の前後方向にその引掛位置を変えることができ
る。従って、洗濯機の設置場所が水平でなく、洗濯機を
傾けざるを得ない場合であっても、この引掛位置を変え
ることで、外槽2がフレーム1に衝突しにくいように調
整できる。
部A7に吊り下げ支持するための4組の上部支持体であ
る。前記引掛部A7は、第6図の通り、前記フレーム1の
上端に4ケ所設けられており、長円の引掛孔7aと真円の
引掛孔7bを交互に配列することにより構成されている。
そして、前記鉤部6aは、第7図の通り、前記長円の引掛
孔7aから挿入され、長円と真円の各引掛孔7a,7bとの間
に、鳥居型のプラスチック製保護部材9を介して引っ掛
けられる。この時、前記長円と真円の各引っ掛け孔7a,7
bは交互に複数設けてあるので、前記鉤部6aは、前記フ
レーム1の前後方向にその引掛位置を変えることができ
る。従って、洗濯機の設置場所が水平でなく、洗濯機を
傾けざるを得ない場合であっても、この引掛位置を変え
ることで、外槽2がフレーム1に衝突しにくいように調
整できる。
また、微調整で済む場合には、わざわざ前記鉤部6aを
長円の引掛孔7aから外さなくても、前記鉤部6aを180度
回転させることにより、反対側の真円の引掛孔7aに引っ
掛けることができる。
長円の引掛孔7aから外さなくても、前記鉤部6aを180度
回転させることにより、反対側の真円の引掛孔7aに引っ
掛けることができる。
一方、前記外槽2に形成された引掛部B8も上下方向に
引掛孔8a,8bを有しているので、状況に応じていずれか
1つを選択できる。
引掛孔8a,8bを有しているので、状況に応じていずれか
1つを選択できる。
10…は前記外槽2の下部と前記基台3との間に配設さ
れた下部支持体、11は前記外槽2の上部を上方に角筒状
に突出させることにより一体形成された筒体であり、こ
れにより前記外槽2上部に衣類投入口B12が形成されて
いる。13は前記フレーム1の上端に固定された合成樹脂
製の上面板であり、その中央部に凹所14が形成されて、
ここに衣類投入口A15が開設されている。16は前記衣類
投入口A15を開閉するために、前記凹所14の後縁に枢支
された上蓋であり、前記凹所14とほぼ同じ上面積を有す
ると共に、その上面が前記上面板13とほぼ面一になるよ
うに、前記凹所14内に収容されている。17は前記上蓋16
の開放を阻止するための上蓋ロック装置、18…は前記上
面板13に配設されたキーボードであり、洗濯プログラム
の選択キーや、プログラムを一時的に停止させるための
一時停止キーや、前記上蓋ロック装置17を解除するため
の上蓋開放キー等が配列されている。
れた下部支持体、11は前記外槽2の上部を上方に角筒状
に突出させることにより一体形成された筒体であり、こ
れにより前記外槽2上部に衣類投入口B12が形成されて
いる。13は前記フレーム1の上端に固定された合成樹脂
製の上面板であり、その中央部に凹所14が形成されて、
ここに衣類投入口A15が開設されている。16は前記衣類
投入口A15を開閉するために、前記凹所14の後縁に枢支
された上蓋であり、前記凹所14とほぼ同じ上面積を有す
ると共に、その上面が前記上面板13とほぼ面一になるよ
うに、前記凹所14内に収容されている。17は前記上蓋16
の開放を阻止するための上蓋ロック装置、18…は前記上
面板13に配設されたキーボードであり、洗濯プログラム
の選択キーや、プログラムを一時的に停止させるための
一時停止キーや、前記上蓋ロック装置17を解除するため
の上蓋開放キー等が配列されている。
19は蛇腹状のゴムパッキンであり、これにより前記衣
類投入口A15と投入口B12とが水密的に接続されている。
類投入口A15と投入口B12とが水密的に接続されている。
ここで、前記衣類投入口A15、ゴムパッキン19及び衣
類投入口B12の各取り付け構造を第8図乃至第10図に基
づいて説明する。
類投入口B12の各取り付け構造を第8図乃至第10図に基
づいて説明する。
前記ゴムパッキン19の両端部には、夫々180度の折返
部19a,19bが形成されている。また、この折返部19a,19b
は比較的厚肉に形成されている。20は前記投入口B12の
上端にネジ止めされた固定部材であり、下向きの環状凹
溝A21を有している。そして、この凹溝A21内の前記ゴム
パッキン19の下端の折返部19aを嵌合した状態で、固定
部材20を前記筒部11の上端に固定すると、ゴムパッキン
19の下端が固定部材20と筒部11の上端との間で挟持固定
される。22は前記投入口A15の口縁を1段低くすること
により形成された段部、23はこの段部22の内縁に形成さ
れた上向きの環状凹溝Bであり、前記ゴムパッキン19の
上端の折返部19aが嵌合される。24は前記段部22にネジ
止めされた押さえ枠体であり、前記折返部19aを上方か
ら押さえるためのものである。この押さえ枠体24には、
前記段部22にネジ止めされる水平面24aと、前記段部22
と共同して上向きの環状溝25を構成する垂直面24bと、
この垂直面24bの上端に連続して前記ゴムパッキン19の
上部を覆う円弧面24cとを有している。26は前記環状溝2
5内に嵌合されて、前記枠体24の固定用ネジ27…を覆い
隠す発泡ゴムである。
部19a,19bが形成されている。また、この折返部19a,19b
は比較的厚肉に形成されている。20は前記投入口B12の
上端にネジ止めされた固定部材であり、下向きの環状凹
溝A21を有している。そして、この凹溝A21内の前記ゴム
パッキン19の下端の折返部19aを嵌合した状態で、固定
部材20を前記筒部11の上端に固定すると、ゴムパッキン
19の下端が固定部材20と筒部11の上端との間で挟持固定
される。22は前記投入口A15の口縁を1段低くすること
により形成された段部、23はこの段部22の内縁に形成さ
れた上向きの環状凹溝Bであり、前記ゴムパッキン19の
上端の折返部19aが嵌合される。24は前記段部22にネジ
止めされた押さえ枠体であり、前記折返部19aを上方か
ら押さえるためのものである。この押さえ枠体24には、
前記段部22にネジ止めされる水平面24aと、前記段部22
と共同して上向きの環状溝25を構成する垂直面24bと、
この垂直面24bの上端に連続して前記ゴムパッキン19の
上部を覆う円弧面24cとを有している。26は前記環状溝2
5内に嵌合されて、前記枠体24の固定用ネジ27…を覆い
隠す発泡ゴムである。
さて、前記外槽2はその前面壁2aのみ別体に形成さ
れ、この前面壁2aは前記外槽2の前面開口から後述する
ドラムを収納した後に止着される。28は前記前面壁2aの
中央部に形成された導出開口、29は前記前面壁2aの外面
に形成された送風ダクトであり、前記導出開口28を取り
囲むように涙滴状に形成され、且つ、第4図の通り、そ
の導入口部29aが左上方45度の方向へ延出している。ま
た、この送風ダクト29は、前記壁2aから涙滴状の壁を立
設し、これに金属製の耐熱カバーを被せることにより構
成してもよい。
れ、この前面壁2aは前記外槽2の前面開口から後述する
ドラムを収納した後に止着される。28は前記前面壁2aの
中央部に形成された導出開口、29は前記前面壁2aの外面
に形成された送風ダクトであり、前記導出開口28を取り
囲むように涙滴状に形成され、且つ、第4図の通り、そ
の導入口部29aが左上方45度の方向へ延出している。ま
た、この送風ダクト29は、前記壁2aから涙滴状の壁を立
設し、これに金属製の耐熱カバーを被せることにより構
成してもよい。
30はこの送風ダクト29における前記導出開口28と対向
する壁面29bに形成された凹部、31はこの凹部30内に固
定されたドラム前部軸受けであり、凹部30内に収容され
ているために、前記壁面29bとほぼ面一である。32は前
記送風ダクト29内に配設されたシーズヒータAである。
このシーズヒータA32は、1本のヒータ管をU字状に折
曲形成し、それを3本重ね合わせて1組としたものであ
って、その基部32aを前記送風ダクト29の最下部に固定
し、更に、U字状の端部を、前記導入口部29aに向けて
指向させている。従って、前記ヒータA32は、前記ドラ
ム前部軸受け31を取り囲み、且つ前記導出開口28に近接
対向している。33〜35は前記ヒータA32を前記壁面29bに
固定するための固定金具Aであり、片面が開放する円筒
形状を成し、閉塞端部が前記乾燥ダクト29内に位置する
ように、前記壁面29bの外側から嵌合固定され、この閉
塞端部にヒータA32が固定される。36は前記固定金具A34
に、その開放端部から挿入固定された負特性サーミスタ
A、37は前記固定金具A35に、その開放端部から挿入固
定された負特性サーミスタB、38は前記前面壁2aの内面
に、前記導出開口28を取り囲むように形成された環状溝
A、39は前記前面壁2aの1/2の高さ位置に開設された溢
水口、40は前記前面壁2aに一体形成され、前記溢水口39
からの溢水を導出するための溢水室、41,41は異常発泡
を検出するために該溢水室40内に配設された一対の電
極、42は前記溢水室40の最下部と外槽2とを連通させる
小孔で、この溢水室40内に残った水を前記外槽2内に排
出させるためのものである。この小孔42は、1辺が7mm
以下の正方形状とすることにより、前記外槽2内で発生
した泡が、その小孔42から前記溢水室40内に侵入しにく
いようにしている。43は前記前面壁2aの内面における前
記溢水口39の下縁に沿って突出形成された遮蔽リブA、
44は同じく前記小孔42の周囲に、この小孔42を取り囲む
ように突出形成された遮蔽リブBである。45は前記前面
壁2aの下部に一体形成されたエアートラップであり、前
記上面板13の裏面側に固定された水位センサー(後述す
る)に圧力ホース46を介して接続されている。47は前記
前面壁2aの溢水レベルよりも上方の位置に一体に形成さ
れた循環ダクトであり、循環口48を介して前記外槽2内
と連通している。49は前記循環ダクト47に配設された送
風ファン、50は前記送風ファン49の送風出口と前記送風
ダクト29の導入口部29aとを接続する接続管、51は前記
送風ダクト29の導入口部29a近傍に設けられた、前記接
続管50からの風が前記ヒータA32に直接当るように指向
させる整流リブである。即ち、この実施例では、乾燥風
の吸い込み口である前記循環口48と吹き出し口である前
記導出開口28とを同一平面上に設け、乾燥風路を前記外
槽2の片側面に集約したので、機器本体の前後方向の寸
法を小さくし、機器のコンパクト化を図っている。
する壁面29bに形成された凹部、31はこの凹部30内に固
定されたドラム前部軸受けであり、凹部30内に収容され
ているために、前記壁面29bとほぼ面一である。32は前
記送風ダクト29内に配設されたシーズヒータAである。
このシーズヒータA32は、1本のヒータ管をU字状に折
曲形成し、それを3本重ね合わせて1組としたものであ
って、その基部32aを前記送風ダクト29の最下部に固定
し、更に、U字状の端部を、前記導入口部29aに向けて
指向させている。従って、前記ヒータA32は、前記ドラ
ム前部軸受け31を取り囲み、且つ前記導出開口28に近接
対向している。33〜35は前記ヒータA32を前記壁面29bに
固定するための固定金具Aであり、片面が開放する円筒
形状を成し、閉塞端部が前記乾燥ダクト29内に位置する
ように、前記壁面29bの外側から嵌合固定され、この閉
塞端部にヒータA32が固定される。36は前記固定金具A34
に、その開放端部から挿入固定された負特性サーミスタ
A、37は前記固定金具A35に、その開放端部から挿入固
定された負特性サーミスタB、38は前記前面壁2aの内面
に、前記導出開口28を取り囲むように形成された環状溝
A、39は前記前面壁2aの1/2の高さ位置に開設された溢
水口、40は前記前面壁2aに一体形成され、前記溢水口39
からの溢水を導出するための溢水室、41,41は異常発泡
を検出するために該溢水室40内に配設された一対の電
極、42は前記溢水室40の最下部と外槽2とを連通させる
小孔で、この溢水室40内に残った水を前記外槽2内に排
出させるためのものである。この小孔42は、1辺が7mm
以下の正方形状とすることにより、前記外槽2内で発生
した泡が、その小孔42から前記溢水室40内に侵入しにく
いようにしている。43は前記前面壁2aの内面における前
記溢水口39の下縁に沿って突出形成された遮蔽リブA、
44は同じく前記小孔42の周囲に、この小孔42を取り囲む
ように突出形成された遮蔽リブBである。45は前記前面
壁2aの下部に一体形成されたエアートラップであり、前
記上面板13の裏面側に固定された水位センサー(後述す
る)に圧力ホース46を介して接続されている。47は前記
前面壁2aの溢水レベルよりも上方の位置に一体に形成さ
れた循環ダクトであり、循環口48を介して前記外槽2内
と連通している。49は前記循環ダクト47に配設された送
風ファン、50は前記送風ファン49の送風出口と前記送風
ダクト29の導入口部29aとを接続する接続管、51は前記
送風ダクト29の導入口部29a近傍に設けられた、前記接
続管50からの風が前記ヒータA32に直接当るように指向
させる整流リブである。即ち、この実施例では、乾燥風
の吸い込み口である前記循環口48と吹き出し口である前
記導出開口28とを同一平面上に設け、乾燥風路を前記外
槽2の片側面に集約したので、機器本体の前後方向の寸
法を小さくし、機器のコンパクト化を図っている。
52は前記外槽2の底部に設けられた排水口部、53はこ
の排水口部52からの排水を機外に導出するための排水ホ
ースであり、この排水ホース53には前記溢水室40の底部
が溢水ホース54を介して接続されている。55は前記排水
口部52を開閉するための排水電動弁であり、周知の如
く、排水モータ56の回転力でワイヤーを巻き取ることに
より弁を開放し、モータの回転力を断つことにより、弁
が図示しないスプリングの付勢で閉塞状態に復帰する。
の排水口部52からの排水を機外に導出するための排水ホ
ースであり、この排水ホース53には前記溢水室40の底部
が溢水ホース54を介して接続されている。55は前記排水
口部52を開閉するための排水電動弁であり、周知の如
く、排水モータ56の回転力でワイヤーを巻き取ることに
より弁を開放し、モータの回転力を断つことにより、弁
が図示しないスプリングの付勢で閉塞状態に復帰する。
57は前記フレーム1の後方上部に固定された二連式の
給水電磁弁装置であり、一方の給水弁A57aは仕上げ剤投
入容器58に接続されている。また、この仕上げ剤投入容
器58は、蛇腹ホース59を介して前記筒体11に形成された
接続口部60に接続されている。即ち、前記給水弁A57aか
らの水は、前記仕上げ剤投入容器58を介して前記外槽2
内に供給されるので、前記仕上げ剤投入容器58内に貯留
されている柔軟剤等の仕上げ剤が、水と共に外槽2内に
投入される。また、前記仕上げ剤投入容器58内には、図
示しないが、投入された仕上げ剤をバイパスするための
水路を有しており、適宜切り替え手段により切り替えら
れて、前記給水弁A57aからの水を、仕上げ剤を回避して
前記外槽2内に供給することもできる。
給水電磁弁装置であり、一方の給水弁A57aは仕上げ剤投
入容器58に接続されている。また、この仕上げ剤投入容
器58は、蛇腹ホース59を介して前記筒体11に形成された
接続口部60に接続されている。即ち、前記給水弁A57aか
らの水は、前記仕上げ剤投入容器58を介して前記外槽2
内に供給されるので、前記仕上げ剤投入容器58内に貯留
されている柔軟剤等の仕上げ剤が、水と共に外槽2内に
投入される。また、前記仕上げ剤投入容器58内には、図
示しないが、投入された仕上げ剤をバイパスするための
水路を有しており、適宜切り替え手段により切り替えら
れて、前記給水弁A57aからの水を、仕上げ剤を回避して
前記外槽2内に供給することもできる。
61は前記給水弁A57aからの水の一部を前記乾燥ダクト
29内に導入すべく、前記給水弁A57aと乾燥ダクト29との
間に接続された分岐ホースAであり、このホースA61か
らの水により、前記ヒータA32を冷却し、火災事故を未
然に防止している。尚、給水中は、前記ヒータA32に通
電されることは絶対にないので、ヒータA32の通電中に
水をかけてしまうことはない。
29内に導入すべく、前記給水弁A57aと乾燥ダクト29との
間に接続された分岐ホースAであり、このホースA61か
らの水により、前記ヒータA32を冷却し、火災事故を未
然に防止している。尚、給水中は、前記ヒータA32に通
電されることは絶対にないので、ヒータA32の通電中に
水をかけてしまうことはない。
62は同じく前記給水弁A57aからの水の一部を前記溢水
室40内に上方から導入すべく、前記給水弁A57aと溢水室
40との間に接続された分岐ホースBであり、このホース
B62からの水により、前記溢水室40内の電極41、41が洗
浄される。
室40内に上方から導入すべく、前記給水弁A57aと溢水室
40との間に接続された分岐ホースBであり、このホース
B62からの水により、前記溢水室40内の電極41、41が洗
浄される。
また、他方の給水弁B57bは給水ホースB63を介して前
記外槽2の周壁に接続されている。そして、前記外槽2
内には、この給水ホースB63からの水を受けるパイプ64
が設けられており、このパイプ64を介して、前記給水ホ
ースB63からの水を、第3図矢印Qの如く、外槽2の内
周面に膜状に伝い落とす。
記外槽2の周壁に接続されている。そして、前記外槽2
内には、この給水ホースB63からの水を受けるパイプ64
が設けられており、このパイプ64を介して、前記給水ホ
ースB63からの水を、第3図矢印Qの如く、外槽2の内
周面に膜状に伝い落とす。
65は前記外槽2の内底部に配設されたシーズヒータ
B、66はこのヒータB65を固定するための固定金具Bで
あり、前記固定金具A33〜35と同形状のもので、この固
定金具B66内にも負特性サーミスタC67が配設されてい
る。68は前記外槽2の後面壁の中心部に固定されたドラ
ム後部軸受けである。
B、66はこのヒータB65を固定するための固定金具Bで
あり、前記固定金具A33〜35と同形状のもので、この固
定金具B66内にも負特性サーミスタC67が配設されてい
る。68は前記外槽2の後面壁の中心部に固定されたドラ
ム後部軸受けである。
さて、69は前記外槽2内に回転自在に支持された合成
樹脂製のドラムであり、前面開放型胴部70と、前記胴部
70の前面側に装着された流体バランサ71と、該バランサ
71の前面側に固定された端板72とで構成されている。
樹脂製のドラムであり、前面開放型胴部70と、前記胴部
70の前面側に装着された流体バランサ71と、該バランサ
71の前面側に固定された端板72とで構成されている。
73…は前記胴部43の内周面に沿って130度毎に膨出形
成された断面三角状のバッフル、74…は前記胴部70の周
囲に多数穿設された透孔、75…は前記胴部70の内周面に
沿って一体に多数立設された横リブAである。
成された断面三角状のバッフル、74…は前記胴部70の周
囲に多数穿設された透孔、75…は前記胴部70の内周面に
沿って一体に多数立設された横リブAである。
前記端板72の中央部には、前記導入開口28に対向され
る吸入口部76が形成され、この吸入口部76の中心部に支
軸77が固定されている。
る吸入口部76が形成され、この吸入口部76の中心部に支
軸77が固定されている。
78は前記胴部71の後面板の中心部に固定された十字状
の補強用アングル、79はこのアングル78の中心部に固定
された支軸、80は前記端板72に前記吸入口部76を取り囲
むように形成された環状溝Bであり、前記外槽2の環状
溝A38に対し遊嵌され、これにより、前記導出開口28と
吸入口部76との間にラビリンス効果によるシール構造が
形成されている。
の補強用アングル、79はこのアングル78の中心部に固定
された支軸、80は前記端板72に前記吸入口部76を取り囲
むように形成された環状溝Bであり、前記外槽2の環状
溝A38に対し遊嵌され、これにより、前記導出開口28と
吸入口部76との間にラビリンス効果によるシール構造が
形成されている。
そして、乾燥時には乾燥風が、前記送風ファン49−接
続管50−送風ダクト29−吸入口部76−ドラム69内−循環
口48−循環ダクト47−送風ファン49−…と循環する。ま
た、この乾燥時には、前記給水弁B57bが駆動されて、前
記外槽2の周壁から前記排水口部52にかけて、水が膜状
に流れており、この水膜に熱交換後の乾燥風が触れるこ
とにより、冷却され、除湿される。
続管50−送風ダクト29−吸入口部76−ドラム69内−循環
口48−循環ダクト47−送風ファン49−…と循環する。ま
た、この乾燥時には、前記給水弁B57bが駆動されて、前
記外槽2の周壁から前記排水口部52にかけて、水が膜状
に流れており、この水膜に熱交換後の乾燥風が触れるこ
とにより、冷却され、除湿される。
81は前記ドラム69の周面に形成された衣類投入口Cで
あり、第3図の如く、この投入口C81の中心線上に前記
アングル78の腕が一致するように形成されている。82は
この投入口C81を開閉すべく、前記ドラム69の周面に沿
ってスライド可能に設けられた合成樹脂製蓋体、83はこ
の蓋体82の一側縁部と前記投入口C81の口縁との間に形
成された係脱機構、84、85は前記蓋体82の上面中央部に
一体に凹設された貯留部で、予め洗剤を貯留しておく所
である。
あり、第3図の如く、この投入口C81の中心線上に前記
アングル78の腕が一致するように形成されている。82は
この投入口C81を開閉すべく、前記ドラム69の周面に沿
ってスライド可能に設けられた合成樹脂製蓋体、83はこ
の蓋体82の一側縁部と前記投入口C81の口縁との間に形
成された係脱機構、84、85は前記蓋体82の上面中央部に
一体に凹設された貯留部で、予め洗剤を貯留しておく所
である。
そして、前記ドラム69は、その支軸77,79でもって、
前記ドラム前部軸受け31及びドラム後部軸受け68に回転
自在に支持される。更に、前記支軸79は、前記外槽2の
後面壁から突出されて、ここに駆動プーリ86が固定され
ている。87は前記外槽2の外底部に固定された三相誘導
モータであり、前記駆動プーリ86に対し、小プーリ88及
びベルト89を介して連結されている。そして、前記誘導
モータ87は後述するがインバータによって駆動されて、
洗濯、乾燥時には低速で回転され、脱水時には高速で回
転される。
前記ドラム前部軸受け31及びドラム後部軸受け68に回転
自在に支持される。更に、前記支軸79は、前記外槽2の
後面壁から突出されて、ここに駆動プーリ86が固定され
ている。87は前記外槽2の外底部に固定された三相誘導
モータであり、前記駆動プーリ86に対し、小プーリ88及
びベルト89を介して連結されている。そして、前記誘導
モータ87は後述するがインバータによって駆動されて、
洗濯、乾燥時には低速で回転され、脱水時には高速で回
転される。
90は前記ドラム69が回転しないように固定するための
ドラムロック装置であり、以下の通り構成されている。
ドラムロック装置であり、以下の通り構成されている。
即ち、91は前記小プーリ88に一体形成された歯車、9
2,92はその一端側に前記歯車91に係止する爪93が形成さ
れた係止レバーであり、その中央部が枢支されていると
共に、前記一端側は、バネ94により、前記歯車91との係
止状態を解除する方向に回動付勢されている。95は前記
係止レバー92の他端側に、連結線96及びスプリング97を
介して連結されたトルクモータであり、前記連結線96を
巻き取ることにより、前記係止レバー92を、前記バネ94
の付勢力に抗して回動して、前記爪93を歯車91に係止さ
せる。爪93が係止すると、前記歯車91が回転しなくなる
から、この歯車91に連動する前記ドラム69がロックされ
る。
2,92はその一端側に前記歯車91に係止する爪93が形成さ
れた係止レバーであり、その中央部が枢支されていると
共に、前記一端側は、バネ94により、前記歯車91との係
止状態を解除する方向に回動付勢されている。95は前記
係止レバー92の他端側に、連結線96及びスプリング97を
介して連結されたトルクモータであり、前記連結線96を
巻き取ることにより、前記係止レバー92を、前記バネ94
の付勢力に抗して回動して、前記爪93を歯車91に係止さ
せる。爪93が係止すると、前記歯車91が回転しなくなる
から、この歯車91に連動する前記ドラム69がロックされ
る。
また、前記トルクモータ95をOFFすると、前記バネ94
の付勢力で、爪93が歯車91から外れて、ドラム69のロッ
クが解除される。
の付勢力で、爪93が歯車91から外れて、ドラム69のロッ
クが解除される。
96は前記駆動プーリ86に取着された磁石、97は前記外
槽2における前記磁石96と最も近接対向する位置に配設
されたリードスイッチであり、前記駆動プーリ86の回転
に伴い、前記磁石96が近接した時に閉成し、離間すれば
開成する。即ち、前記リードスイッチ97が1回開閉すれ
ば、前記ドラム69が1回転したことになる。また、予め
この磁石96とリードスイッチ97とが近接した状態で、前
記投入口C81と投入口B12とが合致するように設定されて
いる。
槽2における前記磁石96と最も近接対向する位置に配設
されたリードスイッチであり、前記駆動プーリ86の回転
に伴い、前記磁石96が近接した時に閉成し、離間すれば
開成する。即ち、前記リードスイッチ97が1回開閉すれ
ば、前記ドラム69が1回転したことになる。また、予め
この磁石96とリードスイッチ97とが近接した状態で、前
記投入口C81と投入口B12とが合致するように設定されて
いる。
98は前記外槽2の上部側方に側方へ突出するように形
成された突出部、99は異常振動検知レバーであり、第12
図及び第13図の通り、一端側に円弧状に折曲された湾曲
部100を有している。前記レバー99は前記突出部98を前
記湾曲部100内に位置させ、且つ突出部98と反対の方向
に回動するように、その中央部が、前記上面板13に固定
された固定レバー101に枢支されている。また、前記レ
バー99の他端側は、検知手段である異常振動検知用マイ
クロスイッチ102の作動部に対向し、定常的には、バネ1
03によって、この他端側で前記スイッチ102をONするよ
うに付勢されている。
成された突出部、99は異常振動検知レバーであり、第12
図及び第13図の通り、一端側に円弧状に折曲された湾曲
部100を有している。前記レバー99は前記突出部98を前
記湾曲部100内に位置させ、且つ突出部98と反対の方向
に回動するように、その中央部が、前記上面板13に固定
された固定レバー101に枢支されている。また、前記レ
バー99の他端側は、検知手段である異常振動検知用マイ
クロスイッチ102の作動部に対向し、定常的には、バネ1
03によって、この他端側で前記スイッチ102をONするよ
うに付勢されている。
そして、前記外槽2が過度に揺動して、前記突出部98
が前記湾曲部100に衝突すると、第13図の通り、前記レ
バー99はばね103の付勢力に抗して回動し、前記スイッ
チ102をOFFさせる。この時、前記外槽2は左右だけでな
く前後方向にも揺動し、突出部98が湾曲部100の内面に
おける側方寄りに衝突することがあるが、このときもレ
バー99は、前記湾曲部100の円弧形状に従って円滑に案
内されて左右方向に回動する。
が前記湾曲部100に衝突すると、第13図の通り、前記レ
バー99はばね103の付勢力に抗して回動し、前記スイッ
チ102をOFFさせる。この時、前記外槽2は左右だけでな
く前後方向にも揺動し、突出部98が湾曲部100の内面に
おける側方寄りに衝突することがあるが、このときもレ
バー99は、前記湾曲部100の円弧形状に従って円滑に案
内されて左右方向に回動する。
次に、本実施例の洗濯・脱水・乾燥機の制御機構を第
14図及び第15図に基づいて説明する。
14図及び第15図に基づいて説明する。
104は制御の中心となるマイクロコンピュータ(例え
ば三洋電機株式会社製LC6523型、以下マイコンと称す)
であり、その構成は周知の如く、CPU105(central proc
essing unit)、RAM106(random access memory)、ROM
107(read only memory)、タイマー108、システムバス
109及び入出力装置110,111から構成される。
ば三洋電機株式会社製LC6523型、以下マイコンと称す)
であり、その構成は周知の如く、CPU105(central proc
essing unit)、RAM106(random access memory)、ROM
107(read only memory)、タイマー108、システムバス
109及び入出力装置110,111から構成される。
前記CPU105は、制御部112と演算部113とから構成さ
れ、前記制御部112は、命令の取り出し及び実行を行
い、前記演算部113は、命令の実行段階において、制御
部112からの制御信号によって入力機器やメモリから与
えられるデータに対し、二進加算、論理演算、増減、比
較等の演算処理を行う。前記RAM106は、機器に関するデ
ータを記憶するためのものであり、前記ROM107は、予め
機器を動かすための手段や判断のための条件の設定、各
種情報の処理をするためのルール等を読み込ませておく
ものである。
れ、前記制御部112は、命令の取り出し及び実行を行
い、前記演算部113は、命令の実行段階において、制御
部112からの制御信号によって入力機器やメモリから与
えられるデータに対し、二進加算、論理演算、増減、比
較等の演算処理を行う。前記RAM106は、機器に関するデ
ータを記憶するためのものであり、前記ROM107は、予め
機器を動かすための手段や判断のための条件の設定、各
種情報の処理をするためのルール等を読み込ませておく
ものである。
そして、前記マイコン104には、前記一時停止キー等
の各種操作キー群から構成される入力キー回路114、前
記水位センサー115、前記異常振動検知用マイクロスイ
ッチ102、前記リードスイッチ97、前記電極41,41を利用
した異常発泡検知回路116、第1〜第3温度検知回路11
7、118、119等からの信号が入力され、マイコン104は、
これらの情報に基づいて前記モータ87の回転用インバー
タ回路120、前記給水電磁弁A57a、前記給水電磁弁B57
b、前記排水弁用モータ56、前記送風ファン49、前記乾
燥ヒータA32、前記ヒータB65、ブザー鳴動回路121、各
種発光ダイオード(LED)群から構成される表示装置12
2、前記上蓋ロック装置17、前記ドラムロック装置90に
駆動信号を夫々送出する。123は前記各負荷を駆動する
ドライバ回路である。
の各種操作キー群から構成される入力キー回路114、前
記水位センサー115、前記異常振動検知用マイクロスイ
ッチ102、前記リードスイッチ97、前記電極41,41を利用
した異常発泡検知回路116、第1〜第3温度検知回路11
7、118、119等からの信号が入力され、マイコン104は、
これらの情報に基づいて前記モータ87の回転用インバー
タ回路120、前記給水電磁弁A57a、前記給水電磁弁B57
b、前記排水弁用モータ56、前記送風ファン49、前記乾
燥ヒータA32、前記ヒータB65、ブザー鳴動回路121、各
種発光ダイオード(LED)群から構成される表示装置12
2、前記上蓋ロック装置17、前記ドラムロック装置90に
駆動信号を夫々送出する。123は前記各負荷を駆動する
ドライバ回路である。
前記インバータ回路120は、従来周知の構成であるの
で、説明を省略するが、直流電圧を所定周期のパルスに
変換し、モータ87に印加するものである。モータ87の回
転数は、印加される電圧の周波数に比例するから、前記
マイコン104は、このインバータ回路120の周波数を変化
させることにより、前記モータ87の回転数を自由に変え
ることができる。
で、説明を省略するが、直流電圧を所定周期のパルスに
変換し、モータ87に印加するものである。モータ87の回
転数は、印加される電圧の周波数に比例するから、前記
マイコン104は、このインバータ回路120の周波数を変化
させることにより、前記モータ87の回転数を自由に変え
ることができる。
而して、本実施例の洗濯機は、前記マイコン104の制
御の下に、洗い−中間脱水−第1すすぎ−中間脱水−第
2すすぎ−最終脱水−乾燥の各工程を順次実行する。
御の下に、洗い−中間脱水−第1すすぎ−中間脱水−第
2すすぎ−最終脱水−乾燥の各工程を順次実行する。
そして、洗濯工程時には、前記モータ87により、前記
ドラム69が低速(約50r.p.m)で繰り返し反転され、ド
ラム69内の洗濯物が前記バッフルにかき上げられては上
方から下方へ落下する所謂たたき洗いが行われると同時
に、前記横リブA75…により擦り洗われる。更に、この
間、洗濯水が前記ヒータB65により加熱されて、洗浄効
率の向上が図られている。
ドラム69が低速(約50r.p.m)で繰り返し反転され、ド
ラム69内の洗濯物が前記バッフルにかき上げられては上
方から下方へ落下する所謂たたき洗いが行われると同時
に、前記横リブA75…により擦り洗われる。更に、この
間、洗濯水が前記ヒータB65により加熱されて、洗浄効
率の向上が図られている。
また、脱水工程時には、前記モータ87により、前記ド
ラム69が高速(約800r.p.m)で一方向回転されて、ドラ
ム69内の洗濯物が遠心力で脱水される。
ラム69が高速(約800r.p.m)で一方向回転されて、ドラ
ム69内の洗濯物が遠心力で脱水される。
そして、この脱水工程中、前記スイッチ102が作動し
た場合には、一旦脱水を中断し、給水−ドラムの低速反
転からなるアンバランス解消制御を実行し、脱水を再開
する。
た場合には、一旦脱水を中断し、給水−ドラムの低速反
転からなるアンバランス解消制御を実行し、脱水を再開
する。
(ト) 発明の効果 本発明のドラム式洗濯機の構成にあっては、1本の検
知レバーでもって、外槽の前後左右の異常振動を検知す
ることができるので、低コストで且つ信頼性の高いもの
である。
知レバーでもって、外槽の前後左右の異常振動を検知す
ることができるので、低コストで且つ信頼性の高いもの
である。
第1図は本発明のドラム式洗濯機の概略斜視図、第2図
は同じく側断面図、第3図は同じく縦断面図、第4図
(イ)は同じく要部断面せる正面図、同図(ロ)は同図
(イ)中A−A断面図、第5図は同じく要部断面せる背
面図、第6図(イ)はフレームの平面図、同図(ロ)は
同じく引掛部Aの拡大図、第7図は鉤部と保護部材との
係止関係を示す説明図、第8図は外槽、パッキン及び上
面板の相互の取り付け関係を示す斜視図、第9図は同じ
くA部拡大図、第10図は同じく分解斜視図、第11図は外
槽の前面壁の裏面図、第12図及び第13図は異常振動検知
レバーの構造及び作動状態を示す斜視図、第14図は制御
機構のブロック回路図、第15図はマイコンのブロック構
成図である。 1……フレーム、2……外槽、69……ドラム、87……モ
ータ、98……突出部、99……検知レバー、100……湾曲
部、104……マイクロコンピュータ、120……インバータ
回路(87,104,120:駆動回路)。
は同じく側断面図、第3図は同じく縦断面図、第4図
(イ)は同じく要部断面せる正面図、同図(ロ)は同図
(イ)中A−A断面図、第5図は同じく要部断面せる背
面図、第6図(イ)はフレームの平面図、同図(ロ)は
同じく引掛部Aの拡大図、第7図は鉤部と保護部材との
係止関係を示す説明図、第8図は外槽、パッキン及び上
面板の相互の取り付け関係を示す斜視図、第9図は同じ
くA部拡大図、第10図は同じく分解斜視図、第11図は外
槽の前面壁の裏面図、第12図及び第13図は異常振動検知
レバーの構造及び作動状態を示す斜視図、第14図は制御
機構のブロック回路図、第15図はマイコンのブロック構
成図である。 1……フレーム、2……外槽、69……ドラム、87……モ
ータ、98……突出部、99……検知レバー、100……湾曲
部、104……マイクロコンピュータ、120……インバータ
回路(87,104,120:駆動回路)。
Claims (1)
- 【請求項1】フレーム内に弾性的に吊り下げ支持された
外槽と、この外槽内に回転自在に設けられた横軸型のド
ラムと、このドラムを洗濯時には低速で回転させ、脱水
時には高速で回転させるための駆動手段と、前記外槽に
配設され、左右方向に変位可能に装着された異常振動検
知用のレバーと、前記外槽に設けられた突出部と、この
突出部に対向して前記レバーに設けられ、円弧状に湾曲
する内面を有し、前記外槽が左右方向に振動して前記突
出部が左右方向から前記内面に衝突すると前記レバーを
左右方向に変位させ、前記外槽が前後方向に振動して前
記突出部が前後方向から前記内面に衝突すると前記レバ
ーを前記内面の円弧形状で誘導して左右方向に変位させ
る湾曲部と、前記レバーの変位によって異常振動を検知
する検知手段とを備えたことを特徴とするドラム式洗濯
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319973A JP2627359B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ドラム式洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2319973A JP2627359B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ドラム式洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04187186A JPH04187186A (ja) | 1992-07-03 |
JP2627359B2 true JP2627359B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=18116324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2319973A Expired - Fee Related JP2627359B2 (ja) | 1990-11-21 | 1990-11-21 | ドラム式洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2627359B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4682881B2 (ja) * | 2006-03-08 | 2011-05-11 | パナソニック株式会社 | 洗濯機 |
US8516860B2 (en) * | 2007-06-07 | 2013-08-27 | Aktiebolaget Electrolux | Washing machine and dryer |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2525179Y2 (ja) * | 1990-10-16 | 1997-02-05 | 松下電器産業株式会社 | 全自動洗濯機 |
-
1990
- 1990-11-21 JP JP2319973A patent/JP2627359B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04187186A (ja) | 1992-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |