JPH03121096A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH03121096A
JPH03121096A JP1260761A JP26076189A JPH03121096A JP H03121096 A JPH03121096 A JP H03121096A JP 1260761 A JP1260761 A JP 1260761A JP 26076189 A JP26076189 A JP 26076189A JP H03121096 A JPH03121096 A JP H03121096A
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drum
balancer
washing machine
washing
end surface
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Kentaro Mochizuki
健太郎 望月
Sunao Nukaga
額賀 直
Shinji Yamaguchi
伸二 山口
Giichi Baba
義一 馬場
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、ドラム式の洗濯機に関する。
(ロ)従来の技術 従来例として、フレーム内に外槽を支持し、該外槽内に
横軸型の洗濯ドラムを回転自在に支持し、該洗濯ドラム
を回転させることにより、ドラム内に投入された洗濯物
を洗)1する洗濯機において、前記ドラムの前端縁と後
端縁に夫々環状のバランサを配設したものが、特公昭5
5−2998号公報(Do 6F49106)に示され
ている。
また、ドラムの一端面側に比べて他端面側を拡径したも
のが、特公昭60−45559号公報(D06F211
04)に示されている。
(ハ)発明が解決しようとする課題 前者の従来例にあっては、バランサを2個設けているの
で、製造コストが高い問題がある。また、バランサを1
個省略した場合、ドラム内の洗濯物が、バランサから近
い位置にあるか遠い位置にあるかでバランス性能が異な
り、安定したバランス効果を得ることができない問題が
ある。
また、後者の従来例は、バランサで安定したバランス効
果を得ることを示すものではなく、仮に、この従来例に
前者の従来例のようなバランサを設けたとしても、やは
りバランサと洗濯物の位置関係によって、前者と同様の
問題点がある。
本発明は、請求項1乃至10の洗濯機に関し、ドラム回
転時に良好なバランス効果を得んとするものである。
また、本発明は、請求項2乃至10の洗濯機において、
機器本体に軽量化を実現するものである。
また、本発明は、請求項4及び5の洗濯機において、奮
五(脂ドラムの強度の向上を図るものである。
また、本発明は、請求項5の洗濯機において、蓋体開放
時に洗濯物が飛び出たり、洗濯物を損傷させたりするこ
とを防止するものである。
また、本発明は、請求項4乃至6の洗濯機において、洗
浄力の向上を図るものである。
また、本発明は、請求項7及び8の洗濯機において、乾
燥効果を高めんとするものである。
また、本発明は、請求項9の洗濯機において、過剰なi
R水を防止するものである。
また、本発明は、請求項10の洗濯機において、泡の排
出を促進するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の洗濯機は、フレーム内に外槽を支持し、該外槽
内に、多数の透孔を有する横軸型の洗濯ドラムを回転自
在に支持し、該洗濯ドラムを回転させることにより、洗
濯や脱水や乾燥等の洗濯動作を行うものであって、前記
ドラムをその一端面側から他端面側・\向けて拡径する
よう構成し、更に、前記他端面側に、前記ドラムの回転
を円滑にするためのバランサを設けたものである。
また、本発明の洗濯機のバランサは、中空環状体の内部
に液体を封入した流体バランサである。
また、本発明の洗濯機は、前記ドラムの胴部を合成樹脂
で成型すると共に、少なくとも前記ドラムの他端面を別
部品で構成し、更に、前記胴部の周面に前記一端面側か
ら他端面側l\の型抜き勾配を設けることにより前記他
端面側を拡径したことものである。
また、本発明の洗濯機は、前記ドラムの内周面を凹凸面
としたものである。
また、本発明の洗濯機は、前記ドラムの周面に衣類の投
入口を設けると共に、この投入口を開閉する蓋体を設け
、前記蓋体の裏面側に凹凸面を形成した物である。
また、本発明の洗濯機は、前記バランサの内周面が前記
ドラムの内部に位置するよう設けるど共に、前記バラン
サの内周面に凹部を形成したものである。
また、本発明の洗濯機は、前記バランサの内周面が前記
ドラムの内部に位置するよう設けると共に、前記ドラム
の他端面側に乾燥風の導入部を設け、更に、前記バラン
サの内周面に、外方がら内方へ向かう程拡径する傾斜面
を形成したものである。
また、本発明の洗濯機は、前記ドラムのいずれかの端面
に乾燥風の導入部を設けたものである。
また、本発明の洗濯機は、前記外槽に設けた洗濯水の温
水口を、前記ドラムの他端面と対向する位置に配したも
のである。
また、本発明の洗濯機は、前記外槽に設けた洗濯水の溢
水口を、前記ドラムの一端面と対向する位置に配したも
のである。
(ホ)作用 即ち、ドラム内の洗濯物は、ドラム周面の傾斜により、
バランサの近傍に移動するよう指向されて、バランサの
バランス効果が最大限に発揮される。
また、バランサを流体バランサとすることで、バランサ
自身の重量が軽くなる。
また、ドラムの周面を傾斜させるために、ドラムの成型
時の型抜き勾配を利用する。
また、ドラムの内周面及び蓋体の裏面に凹凸面を形成す
ることにより、ドラムが変形しにくくなる上に、凹凸面
で洗濯物が擦られる。
また、蓋体の裏面に凹凸面を形成することにより、蓋体
の裏面に洗濯物が付着しにくい。
また、バランサの内周面に四部を形成することで、この
凹部で洗濯物が擦られ、その上、この凹部がバランサ内
の流体の移動を制限する抵抗体の役割を果たす。
また1、ドラムの他端面に設けた導入部から導入された
乾燥風は、バランサの内周面のラッパ形状に指向されて
、ドラム内全体に広げられる。
また、ドラムの内面が、導入部がら離れるにつれて収縮
するよう傾斜しているので、導入部から導入された乾燥
風は、この傾斜に誘導されて、ドラム中央部に収束し、
即ち、ドラム内にこもりがちになって、ドラム内の昇温
効果が高くなる。
また、ドラムの内面が、導入部から離れるにつれて拡径
するよう傾斜しているので、導入部から導入された乾燥
風が、この傾斜に従って、ドラムの一方のコーナ一部か
ら他方のコーナ一部へいきわたり易い。
また、ドラムを溢水口に向けて下降傾斜させることで、
洗濯時にドラムが回転した際に、この傾斜のために外槽
内において溢水口と反対側の水位が高くなり、溢水口か
ら洗濯水が)誓出しにくい。
また逆に、ドラムを溢水口と反対の方向に向けて下降傾
斜させることで、洗濯時にドラムが回転した際に、この
傾斜のために外槽内において溢水口側の水位が高くなり
、溢水口から泡が排出されやすい。
(へ)実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図において、1は板金製のフレーム、2
は合成樹脂にて横軸ドラム形状に形成された外槽、3は
前記外W!2の下面に形成された水平支持面、4は該支
持面3に固定された鉄製の取り付は板である。
5・・・は前記外W12を前記フレーム1の上部四隅か
ら弾性的に吊り下げ支持するための上部支持体、6・・
・は前記外槽2の取り付は板4と前記フレーム1の底部
1a四隅との間に配設された下部支持体、7は前記外槽
2の上部を上方に角筒状に突出させることにより一体形
成された筒体であり、これにより前記外槽2上部に衣類
投入口B8が形成されている。9は前記フレーム】の上
端に固定された合成樹脂製の上面板であり、前線部に電
子部品等を収容する操作部9aが、後縁部に給水装置等
を収容する収容部9bが夫々膨出形成され、中央部には
長方形の衣類投入口AIOが開設されている。11・・
・は前記操作部9aの上面に配設された各種操作キーで
ある。12は蛇腹状のゴムパツキンであり、これにより
前記衣類投入口AIOと投入口B8とが水密的に接続さ
れている。13は前記衣類投入口AIOを開閉する安全
カバー、14はこの安全カバー13の上面を開閉する」
−蓋、15はこの上蓋14の開閉に節動感を与えるため
に、該上蓋14の基部に取着されたねe +)コイルバ
ネである。
さて、第5図及び第6図において、前記外槽2はその後
面壁2aのみ別体に形成され、この後面壁2aは前記外
槽2の後面開口から後述するドラムを収納した後に止着
される。16は前記後面壁2aの中央部に内方へ向けて
一体に突出形成された円筒部、17は前記後面壁2aの
外面に一体形成された送風ダクトAであり、上部中央か
ら前記円筒部16に亘って形成され、前記円筒部17を
覆っている壁面18は、該円筒部16に近接されて、こ
こにドラム後部軸受け19が固定されている。また、前
記送風ダクトA17の上部には、ヒータケーシング20
が形成されて、ここに乾燥ヒータA21が内設されてい
る。22は該ヒータA21を取り囲む鉄板であり、はこ
り等が発火しても樹脂材に燃え移らないようにするため
のものである。
23は前記後面壁2aの1/2の高さ位置に開設された
溢水口、24は前記後面壁2aに一体形成され、前記溢
水口23からの溢水を導出するための溢水室、25.2
5は異常発泡を検出するために該溢水室24内に配設さ
れた一対の電掻、26は前記後面壁2a下部に一体形成
されたエアートラップであり、前記収容部9b内に配設
された水位センサー27に圧力ホース28を介して接続
されている。29は前記後面壁2aの溢水レベルよりも
上方の位置に一体に形成された循環風路であり、循環口
30を介して前記外槽2内と連通している。31は前記
循環風路29に配設された送風ファンで、前記循環風路
29には、図示しないが前記送風ファン31の吸気口が
設けられている。32は前記循環風路29と前記送風ダ
クトA17とを接続する接続管である。
33は前記外槽2の底部に設けられた排水口部、34は
この排水口部33からの排水を機外に導出するための排
水ホースであり、この排水ホース34には前記溢水室2
4の底部が溢水ホース35を介して接続されている。3
6は前記排水口部33を開閉する排水電動弁であり、周
知の如く、排水モータ37の回転力でワイヤーを巻き取
ることにより弁を開放し、モータの回転力を断つことに
より、弁が図示しないスプリングの付勢で閉塞状態に復
帰する。
38は前記収容部9bに内設された二連式の給水を磁弁
装置であり、一方の給水弁A38aは給水ホースA 3
9を介して前記筒体7に形成された接続口部40に接続
され、他方の給水弁B58bは給水ホースB41を介し
て前記外槽2の上部に接続されている。即ち、前記給水
ホースB41から放出された給水は、前記外槽2の内周
面を伝って落下し、前記排水口部33に至る。
42は前記外槽2の内底部に配設されたシーズヒータB
、43は前記外PII2の前面壁2bの中心部に固定さ
れたドラム後部軸受けである。
さて、44は前記外PfI2内に回転自在に支持された
合成四脂裂の横軸型洗濯兼脱水兼乾燥ドラムであり、第
7図の如く後面開放型胴部45と、前記胴部45の後面
側に装着された流体バランサ46と、該バランサ46の
後面側に固定された後面板47とで構成されている。ま
た、前記胴部45は、その成型時に1.5度の型抜き勾
配が設けられて、前面側から後面に向けて次第に拡径さ
れている。
48.49,50は前記胴部45の内周面に沿って12
0度毎に膨出形成された断面三角状のバッフル、51・
・・は前記胴部・15の周囲に多数穿設された透孔、5
2・・・は前記胴部45の内周面に沿って一体に多数立
設された横リブAである。前記横リブA52は前記バッ
フルの上面にも形成されている。
前記バランサ46は中空環状体に所定量の塩水を封入し
たもので、内部には後面側から内方へ向けて30度毎に
抵抗板53・・・が立設されている。そして、この抵抗
板53・・・と前記バランサ46の内周面との間隔は、
5闘以下で且つ外周側が内周側よりも小さく設定されて
いる。54・・は前記バランサ46の内周面に沿って形
成された四部であり、この凹部54・・・も抵抗板の役
割を果たす。55は前記バランサ46の中心角約150
度の円弧部分を縮径することにより、前記バランサ46
の周面に形成された凹所Aである。
前記後面板47の中央部には、前記円筒部16内に挿入
される吸入口部58が突出形成され、この吸入口部58
の中心部に支軸59が固定されている。また、前記吸入
口部58にはフィルターを兼用したファン60が一体に
形成されている。61は前記胴部45の前面板45aの
中心部に固定された支軸である。即ち、乾燥時には乾燥
風が、前記送風ファン31−接続管32−ヒータA21
−送風ダクトA17−11&入ロ部58−ドラム44内
−透孔51−循環口3〇−循環風路29−送風フアン3
1−・・・と循環する。また、この乾燥時には、前記給
水弁B58bが駆動されて、前記外槽2の内周面を伝う
ように給水されており、この給水により乾燥風が冷却さ
れて除湿される。
62は前記胴部45における中心角約150度の円弧部
分を縮径することにより形成された凹所B、63はこの
凹所B62の底部に開設された長方形状の衣類投入口C
164,65は前記凹所B62の底部の前後縁に形成さ
れたスライド溝で、一方64は別体のスライドカバー6
6を取り付けることにより構成されている。
67は前記投入口C63の一側縁に上方へ向けて突出形
成された被係止爪、68は前記投入口C63の他側縁に
上方へ向けて突出形成された当接Jブである。
69は前記投入口C63を開閉するための合成樹脂性蓋
体であり、前記スライド溝64.65内に支持されるこ
とにより、前記凹所BO2内でスライドする。即ち、前
記蓋体69は前記凹所BO2内に収容されて、前記ドラ
ム44の周面とほぼ面一であるので、ドラム44の周面
がほぼ円形となって、ドラム44としてのバランス効果
が良く、しかも、蓋体69で洗剤液をかき混ぜてしまう
度合いが小さく、発泡を促進しない。
70は前記蓋体69の一例縁部に沿って−・体形成され
た凹所で、該−側縁部の少なくとも1/2以上の長さを
有する。71は該凹所70内に枢支された手掛は部であ
り、一端側に前記被係止爪67に係止する係止爪72、
他端側に手掛は四部73が形成され、常時はばね74に
より前記係止2爪72の係止する方向に付勢されている
。75は前記蓋体69の他側縁部に下方へ向けて突出形
成された規制リブ、76は前記蓋体69の上面中央部に
一体に凹設された貯留部で、予め洗剤、漂白剤、柔軟仕
上げ剤等の洗濯処理剤を貯留しておく所である。77・
・・は前記蓋体69の裏面−面に一体に形成された横リ
ブBであり、形状及び突出方向は前記横リブA52と同
様に構成されている。
そして、前記バランサ46を前記胴部45に嵌合し、前
記バッフル48.49.50の端面に当接したところで
前記胴部45の後端にネジ止めした後、前記後面板47
を前記バランサ46の後面側に当てがって、ネジボス7
8・・・にネジ止めすることによりドラム44を完成さ
せる。この時、前記バランサ46の凹所A55が胴部4
5の凹所B62に嵌合するので、バランサ46の位置決
めとなると共に、回り止めになる。
更に、前記ドラム44は、その支軸59.61でもって
、前記ドラム後部軸受け19及びドラム前部軸受け43
に回動自在に支持される。また、前記支軸61は、前記
外槽2の前面壁2bから突出されて、ここに駆動ブー1
179が固定されている。
さて、80は前記取り付は板4に取り付は金具A81を
介して固定された洗濯モータ、82は前記取り付は板4
に取り付は金具B83を介して固定された脱水モータで
あり、そのモータ軸にブレーキドラム84が固定されて
いる。そして、前記洗濯モータ80と脱水モータ82が
、前記脱水モータ82と駆動プーリ79が夫々プーリ、
ベルトを介して連結されている。85は前記取り付は金
具B83にその基端部が枢支されたブレーキレバーであ
り、ブレーキシュー86を有し、上蓋14開放時は図示
しないスプリングの付勢により、前記ブレーキシュー8
6がブレーキドラム84に圧接している。87は一端が
前記ブレーキレバー85に接続され、他端が前記ねじり
コイルバネ15に接続されたワイヤー 88は前記ワイ
ヤー87のガイド兼保護チューブである。そして、前記
上蓋11を閉塞した時には、前記ねじりコイルバネ15
の接続部15aが上方へ変位してワイヤー87を引っ張
り、前記ブレーキレバー85を回動させて、前記ブレー
キシュー86をブレーキドラム8.1から離間させる。
また、前記上M14を開放すると、前記ねじりコイルバ
ネ15の接続部15aが下方へ変位してワイヤー87を
弛めるので、前記ブレーキシュー86がブレーキドラム
84に圧接して、前記脱水モータ82に制動ノコを与え
る。
而して、前記蓋体69を開放するには、前記手掛は凹部
73を押し下げて前記係止爪72と被係止爪67との係
止状態を解除し、そのまま蓋体69を開放方向にスライ
ドさせる。
また、蓋体69を閉塞するには、蓋体69を閉塞方向へ
スライドさせることにより、前記係止爪72が被係止爪
67の傾斜面に沿って押し上げられて、この被係止爪6
7に自動的に係止する。
斯かる構成において、洗濯工程時には、前記洗濯モータ
80により、前記ドラム44が低速で繰り返し反転され
て、ドラム44内の洗濯物が前記バッフルにかき上げら
れて上方から下方へ落下する所謂たたき洗いが行われる
と同時に、前記横リブA52・・・、横リブB77・・
・により擦り洗われる。また、脱水工程時には、前記脱
水モータ82により、前記ドラム44が高速で一方向回
転されて、ドラム44内の洗濯物が遠心力で脱水される
。また、乾燥工程時には、前記洗濯モータ80により、
前記ドラム44が低速で繰り返し反転されると共に、前
記送風ダクトA17、吸入口部58からドラム44内に
乾燥風が導入されて、ドラム44内の洗濯物と熱交換が
行われる。
尚、本実施例では、洗濯・乾燥時の低速回転用と脱水時
の高速回転用に夫々個別のモータを採用しているが、こ
れら2モータに代えて、周波数を変えることにより回転
数が変化する所謂インバータモータを採用することによ
り、モータが1つになり、更なる軽量化を実現できる。
また、前記ドラム44はテーパー状に滑らかに拡径して
いるが、特に限定するものではなく、階段状に拡径させ
てもよい。
そして、いずれの工程においても、前記ドラム44内に
設けた前記横リブA52・・・及び横リブB77・・・
により、ドラム44の内周壁に付着する洗濯物は剥がれ
やすく、ドラム44の−E部に付着した洗濯物は、すぐ
に剥がれて下方に落下する。
また、前記胴部45は、後面即ちバランサ46の方に向
けて下降傾斜しているので、この傾斜に従ってドラム4
4内の洗濯物がバランサ46の近傍に移動しやすく、バ
ランサ46によるバランス効果がより有効に発揮される
。第9図はこのことを実験により立証したものであり、
前記胴部45の傾斜勾配が急である程、洗濯物がバラン
サ46の近傍に位置しやすくなって、脱水時の振動の度
合いが小さいことが分かる。
ここで、前述していない効果及び他の実施例を説明する
(1)乾燥風は前記吸入口部58からドラム44内に導
入されるので、ドラム44の後面側コーナ一部に位置す
る洗濯物に対しては死角となって、乾燥風が直接あたり
にくいが、前記胴部45を傾斜させたので、−旦ドラム
44の前面中央部に当って跳ね返った風が、傾斜に従っ
て前記コーナ一部まで誘導されて、ここの洗濯物を乾燥
させる。
(2)更に、第2図において、吸入口部58から導入さ
れた乾燥風は、ドラム44の傾斜に誘導されて、ドラム
44中央部に収束し、即ち、ドラム44内にこもりがち
になる。従って、ドラム44内の昇温効果が高く、乾燥
性能に優れている。
(3)洗濯時にドラム44が回転した時、ドラム44が
後方へ下降傾斜している故に、洗濯水位が前記外槽2の
前面側の方が高くなる。従って、前記溢水口2」から洗
濯水が渣出しにくく、洗濯水量の低下を防止できる。
(4)乾燥風はドラム44の吸入口部58からドラム内
に導入されるので、ドラムの中心部の風力が強く、ドラ
ムの内周面近傍の風力は弱い。従って、この内周面近傍
に位置する被乾燥物の乾燥率が悪く、ドラム内で乾燥む
らが発生することがある。そこで、第10図において、
前記バランサ44の外面側の内径を前記吸入口部58の
径とほぼ等しくし、バランサ46の内周面44aを、内
方へ向けて次第に拡径するよう傾斜させている。
即ち、バランサ44の内周面44aを外方から内方へ向
けて拡径させる所謂ラッパ形状とすることにより、吸入
口部58から導入された乾燥風は、このラッパ形状に沿
ってドラム周面域にも広がる。
(5)第11図は前記ドラム44のバランサ46と反対
側の端面に、前記吸入口部58を設けたものである。
即ち、前記ドラム44は前記溢水口23と反対の方向に
向けて下降傾斜しているので、洗濯時にドラムが回転し
た際に、この傾斜のために外槽内において溢水口側の水
位が高くなり、溢水口23から泡が排出されやすい。
(6)第11図において、吸入口部58から導入された
乾燥風は、ドラム44の傾斜に従って外方へ広がり、ド
ラム44内の隅々までいきわたるので、乾燥性能に優れ
ている。
下表は、第2図の実施例(実施例A)、第11図の実施
例(実施例B)及びドラムに傾斜を設けていないもの(
従来例)においての夫々の乾燥効率を実験により測定し
たものである。
尚、前記乾燥効率は、次式により算出した。
乾燥効率D=(W−に/Q)×lOO[%]W:乾燥に
よる蒸発水量[Kg]  (乾燥前の被乾燥物の重量−
乾燥後の被乾燥物の重量)K:水の蒸発潜熱(586)
  [Kcal/Kg]Q:機器の総消費電力量rKW
h] x 860 [Kcal/KWhl 上式から、乾燥性能に優れたものは、少ない電力消費で
効率的に乾燥できるので、乾燥効率りの値は大きくなる
上表から明らかな通り、前記(2)、(6)で述べた理
由により、前記ドラム44に傾斜を設け、ドラム44の
周面に透孔51を設けることにより、傾斜を設けないも
のに比べて、乾燥効率が優れていることが分かる。
尚、前記ドラム44の傾斜勾配は45度を上限として大
きいほど乾燥効率は高い。
(ト)発明の効果 本発明の洗濯機にあっては、ドラム内の洗濯物は、ドラ
ム周面の傾斜により、バランサの方向に移動するよう指
向されて、バランサのバランス効果が最大限に発揮され
るので、バランス効果が良好である。
しかも、ドラムの拡径している部分にバランサを設けて
いるので、このバランサによりドラムが変形しにくい。
また、本発明の請求項2乃至10の洗濯機にあっては、
ドラムを合成樹脂材で形成したり、バランサを流体バラ
ンサとしたりすることにより、機器本体の軽量化を実現
できる。
また、本発明の請求項4乃至6の洗濯機にあっては、ド
ラムの内周面や蓋体の裏面やバランサの内周面に凹凸面
を形成することにより、凹凸面で洗濯物が擦られて、洗
浄力が向上する。
また、本発明の請求項4及び5の洗濯機にあっては、ド
ラムの内周面や蓋体の裏面に凹凸面を形成したので、ド
ラムを樹脂にしたことによる強度に低下を補強できる。
また、本発明の請求項5の洗濯機にあっては、蓋体の裏
面に洗濯物が付着しにくいので、蓋体開放時に洗濯物が
飛び出すことが無く、また、ドラムとの間に洗濯物を噛
み込むことによる洗濯物の損傷を防止できる。
また、本発明の請求項7及び8の洗濯機にあつては、ド
ラムを傾斜させたので、乾燥効率を向上させることがで
きる。
また、本発明の請求項9の洗濯機にあっては、凝水口か
ら洗濯水が溢出しにくいので、洗濯中の水位の低下を抑
制し、洗浄効果の低下を防止することができる。
の また、本発明の請求項10洗濯機にあっては、△ 溢水口から泡が排出されやすいので、泡によってドラム
回転動作が阻害されたり、すすぎ液が汚染されたりする
ことを軽減できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗濯機の斜視図、第2図は同じく側断
面図、第3図は同じく縦断面図、第4図は同じく要部断
面せる背面図、第5図はドラムの分解斜視図、第5図は
外槽の斜視図、第6図は外槽の後面壁の斜視図、第7図
はドラムの分解斜視図、第8図は胴部の分解斜視図、第
9図は脱水時の振動特性図、第10図及び第11図は夫
々異なる実施例における第2図相当図である。 1・・フレーム、2・・外槽、23・・溢水口、44・
− 体バランサ、 (凹凸面)、 (導入部)、 ドラム、45・・胴部、46・・流 51・・透孔、52・・横リブA 54・・凹部、58・・吸入口部 77・・横リブB(凹凸面)。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フレーム内に外槽を支持し、該外槽内に、多数の
    透孔を有する横軸型の洗濯ドラムを回転自在に支持し、
    該洗濯ドラムを回転させることにより、洗濯や脱水や乾
    燥等の洗濯動作を行うものであって、前記ドラムをその
    一端面側から他端面側へ向けて拡径するよう構成し、更
    に、前記他端面側に、前記ドラムの回転を円滑にするた
    めのバランサを設けたことを特徴とする洗濯機。
  2. (2)前記バランサは、中空環状体の内部に液体を封入
    した流体バランサであることを特徴とした請求項1に記
    載の洗濯機。
  3. (3)前記ドラムの胴部を合成樹脂で成型すると共に、
    少なくとも前記ドラムの他端面を別部品で構成し、更に
    、前記胴部の周面に前記一端面側から他端面側への型抜
    き勾配を設けることにより前記他端面側を拡径したこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の洗濯機。
  4. (4)前記ドラムの内周面に凹凸面を形成したことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗濯機。
  5. (5)前記ドラムの周面に衣類の投入口を設けると共に
    、この投入口を開閉する蓋体を設け、前記蓋体の裏面側
    に凹凸面を形成したことを特徴とする請求項1乃至4の
    いずれかに記載の洗濯機。
  6. (6)前記バランサの内周面が前記ドラムの内部に位置
    するよう設けると共に、前記バランサの内周面に凹部を
    形成したことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに
    記載の洗濯機。
  7. (7)前記バランサの内周面が前記ドラムの内部に位置
    するよう設けると共に、前記ドラムの他端面側に乾燥風
    の導入部を設け、更に、前記バランサの内周面に、外方
    から内方へ向かう程拡径する傾斜面を形成したことを特
    徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の洗濯機。
  8. (8)前記ドラムのいずれかの端面に乾燥風の導入部を
    設けたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記
    載の洗濯機。
  9. (9)前記外槽に設けた洗濯水の溢水口を、前記ドラム
    の他端面と対向する位置に配したことを特徴とする請求
    項1乃至8のいずれかに記載の洗濯機。
  10. (10)前記外槽に設けた洗濯水の溢水口を、前記ドラ
    ムの一端面と対向する位置に配したことを特徴とする請
    求項1乃至8のいずれかに記載の洗濯機。
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JP2006347357A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Central Motor Co Ltd 自動車シート搬送搭載装置及び自動車シート搬送搭載システム
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