JP2792941B2 - 洗濯脱水乾燥機 - Google Patents

洗濯脱水乾燥機

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JP2792941B2
JP2792941B2 JP1252837A JP25283789A JP2792941B2 JP 2792941 B2 JP2792941 B2 JP 2792941B2 JP 1252837 A JP1252837 A JP 1252837A JP 25283789 A JP25283789 A JP 25283789A JP 2792941 B2 JP2792941 B2 JP 2792941B2
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健太郎 望月
直 額賀
伸二 山口
義一 馬場
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  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、ドラム式の洗濯脱水乾燥機に関する。
(ロ) 従来の技術 従来例として、フレーム内に外槽を支持し、該外槽内
に横軸型の洗濯兼乾燥ドラムを回転自在に支持し、該洗
濯ドラムを回転させることにより、ドラム内に投入され
た洗濯物を洗濯すると共に、前記ドラムの一端面中央部
から乾燥風を導入し、被乾燥物と熱交換とを行わせた
後、ドラム周面に設けた透孔から排気することにより乾
燥を行うものが、実公昭61−38548号公報(D06F25/04)
に示されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、乾燥風がドラムの一端面中央部か
らドラム内に導入されるので、ドラムの中心部の風力が
強く、ドラムの内周面近傍の風力は弱い(特に、乾燥風
の導入部寄りに位置する洗濯物に対しては、死角となっ
ている)。従って、この内周面近傍に位置する被乾燥物
の乾燥率が悪く、ドラム内で乾燥むらが発生することが
あった。
また、乾燥風をドラムの一端面側全面から導入するこ
とも考えられるが、乾燥風路が大きくなって、機器本体
が大型化する問題がある。
本発明は、斯かる問題点に鑑み、、洗濯脱水乾燥機に
おいて、機器本体を大型化することなく、乾燥むらの発
生を抑制するものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、フレーム内に横軸型のドラムを回転自在に
支持したものであって、前記ドラムを、少なくとも一端
側が開放する胴部と、この胴部の前記一端側に設けられ
た環状のバランサと、前記バランサの外端面に止着され
た端板とで構成し、前記ドラムに多数の排気用透孔を設
けると共に、前記端板の中央部に乾燥風の導入口を設
け、前記バランサの内周面は、前記端板側の径を前記導
入口の径とほぼ等しくすると共に、前記ドラムの外方か
ら内方へ向けて拡径するよう傾斜させたものである。
(ホ) 作用 即ち、バランサの内周面を外方から内方へ向けて拡径
させる所謂ラッパ形状とすることにより、導入口から導
入された乾燥風は、このラッパ形状に沿ってドラム周面
域にも広がる。
(ヘ) 実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。
第1図乃至第4図において、1は板金製のフレーム、
2は合成樹脂にて横軸ドラム形状に形成された外槽、3
は前記外槽2の下面に形成された水平支持面、4は該支
持面3に固定された鉄製の取り付け板である。
5…は前記外槽2を前記フレーム1の上部四隅から弾
性的に吊り下げ支持するための上部支持体、6…は前記
外槽2の取り付け板4と前記フレーム1の底部1a四隅と
の間に配設された下部支持体、7は前記外槽2の上部を
上方に角筒状に突出させることにより一体形成された筒
体であり、これにより前記外槽2上部に衣類投入口B8が
形成されている。9は前記フレーム1の上端に固定され
た合成樹脂製の上面板であり、前縁部に電子部品等を収
容する操作部9aが、後縁部に給水装置等を収容する収容
部9bが夫々膨出形成され、中央部には長方形の衣類投入
口A10が開設されている。11…は前記操作部9aの上面に
配設された各種操作キーである。12は蛇腹状のゴムパッ
キンであり、これにより前記衣類投入口A10と投入口B8
とが接続されている。13は前記衣類投入口A10を開閉す
る安全カバー、14はこの安全カバー13の上面を開閉する
上蓋である。
さて、前記外槽2は第5図及び第6図の如く、その後
面壁2aのみ別体に形成され、この後面壁2aは前記外槽2
の後面開口から後述する洗濯ドラムを収納した後に止着
される。15は前記後面壁2aの中央部に内方へ一体に突出
形成された円筒部、16は前記後面壁2aの外面に一体形成
された送風ダクトAであり、上部中央から前記円筒部15
に亘って形成され、前記円筒部15を覆っている壁面16a
は、該円筒部15に近接されて、ここにドラム後部軸受け
17が固定されている。また、前記送風ダクトA16の上部
には、ヒータケーシング18が形成されて、ここにシーズ
ヒータA19が内設されている。20は該ヒータA19を取り囲
む鉄板であり、ほこり等が発火しても樹脂材に燃え移ら
ないようにするためのものである。
21は前記後面壁2aの1/2の高さ位置に開設された溢水
口、22は前記後面壁2aに一体に膨出形成され、前記溢水
口21からの溢水を導出するための溢水室、23、23は該溢
水室22内に配設された一対の電極で、前記外槽2内に発
生する過度の発泡を検知するためのものである。24は前
記後面壁2a下部に一体に膨出形成されたエアートラップ
であり、前記収容部9b内に配設された水位センサー25に
圧力ホース26を介して接続されている。27は前記後面壁
2aの溢水レベルよりも上方の位置に一体に膨出形成され
た循環風路であり、循環口28を介して前記外槽2内と連
通している。29は前記循環風路27に配設された送風ファ
ン装置で図示しないが吸気口を有している。30は前記循
環風路27(送風ファン装置29)と前記送風ダクトA16と
を接続する接続管である。
このように、前記溢水室22、循環風路27、エアートラ
ップ24を前記外槽2の後面側に集約することで、外槽2
の軸方向の寸法が小さくなり、機器本体を小型化でき
る。
また、前記溢水口21と循環口28とは、できるだけ離間
するように配置することにより、前記溢水口22内に残存
している泡等が、前記送風ファン装置29の吸引力で前記
外槽2内に逆戻りするような事態を抑制している。
31は前記外槽2の底部に設けられた排水口部、32はこ
の排水口部31からの排水を機外に導出するための排水ホ
ースであり、この排水ホース32には前記溢水室22の底部
が溢水ホース33を介して接続されている。34は前記排水
口部31を開閉する排水電動弁であり、周知の如く、排水
モータ35の回転力でワイヤーを巻き取ることにより弁を
開放し、モータの回転力を断つことにより、弁が図示し
ないスプリングの付勢力で閉塞状態に復帰する。
36は前記収容部9bに内設された二連式の給水電磁弁装
置であり、一方の給水弁A36aは給水ホースA37を介して
前記筒体7に形成された接続口部38に接続され、他方の
給水弁B36bは給水ホースB39を介して前記外槽2の上部
前コーナー部に接続されている。即ち、前記給水ホース
B39から放出された給水は、前記外槽2の前面壁2b内面
を伝って落下し、前記排水口部31に至る。
40は前記外槽2の内底部に配設されたシーズヒータ
B、41は前記外槽2の前面壁2bの中心部に固定されたド
ラム後部軸受けである。
さて、42は前記外槽2内に回転自在に支持された合成
樹脂製の横軸型洗濯兼脱水兼乾燥ドラムであり、第7図
の如く、後面開放型胴部43と、前記胴部43の後面側に装
着された環状の流体バランサ44と、該バランサ44の後面
側に固定された後面板45とで構成されている。
46…は前記胴部43の内周面に沿って120度毎に膨出形
成されたバッフル、47…は前記胴部43の周囲に多数穿設
された透孔A、48は前記胴部43の前面43aに多数穿設さ
れた透孔Bで、中心部近傍のものが粗に、周縁部近傍の
ものが密になるように配列されている。49…は前記胴部
43の内周面に沿って一体に多数立設された横リブAであ
る。前記横リブA49は前記バッフル46の上面にも形成さ
れている。
前記後面板45の中央部には、前記円筒部15内に挿入さ
れる吸入口部50が突出形成され、この吸入口部50の中心
部に支軸51が固定されている。前記吸入口部50にはフィ
ルターを兼用した軸流ファン52が一体に形成されてい
る。53は前記胴部43の前面43aの中心部に固定された支
軸である。
また、前記バランサ44の内周面44aは、その外面側の
径を前記吸入口部50の径とほぼ等しく、内方へ向けて次
第に拡径するよう傾斜している。
而して、前記バランサ44を前記胴部43に嵌合し、前記
バッフル46…の端面に当接したところで前記胴部43の後
端にネジ止めした後、前記後面板45を前記バランサ44の
後面側に当てがってネジ止めすることによりドラム42を
完成させる。
54は前記胴部43の周面に沿って長く開設された長方形
状の衣類投入口Cであり、その大きさは、前記衣類投入
口B8とほぼ同等に設定されている。55、56は前記投入口
C54の前後縁に形成されたスライド溝で、一方56は別体
のスライドカバー57を取り付けることにより構成されて
いる。58は前記投入口C54の一側縁に上方へ向けて突出
形成された被係止爪、59は前記投入口Cの他側縁に上方
へ向けて突出形成された当接リブである。
60は前記投入口C54を開閉するための合成樹脂性蓋体
であり、前記スライド溝55、56内に摺動自在に支持され
ている。61は前記蓋体60の一側縁部に沿って一体形成さ
れた凹所、62は該凹所61内に枢支された手掛け部であ
り、一端側に前記被係止爪58に係止する係止爪63、他端
側に手掛け凹部64が形成され、常時はばね65により前記
係止爪63の係止する方向に付勢されている。66は前記蓋
体60の他側縁部に下方へ向けて突出形成された規制リ
ブ、67は前記蓋体60の上面中央部に一体に凹設された貯
留部で、予め洗剤、漂白剤、柔軟仕上げ剤等の洗濯処理
剤を貯留しておく所である。
そして、前記ドラム42は、その支軸51、53でもって、
前記ドラム後部軸受け17及びドラム前部軸受け41に回動
自在に支持される。この時同時に、前記支軸53は、前記
外槽2の前面壁2bから突出されて、ここに駆動プーリ68
が固定されている。
さて、69は前記取り付け板4に取り付け金具A70を介
して固定された洗濯モータ、71は前記取り付け板4に取
り付け金具B72を介して固定された脱水モータであり、
前記洗濯モータ69と脱水モータ71が、前記脱水モータ71
と駆動プーリ68が夫々プーリ、ベルトを介して連結され
ている。
斯かる構成において、洗濯工程時には、前記洗濯モー
タ69により、前記ドラム42が低速で繰り返し反転され
て、ドラム42内の洗濯物が上方から下方へ落下する所謂
たたき洗いが行われると同時に、前記横リブA49…によ
り擦り洗われる。この洗濯工程中に発生した泡は、前記
溢水口21から溢水室22へ排出され、発泡が過度になると
前記溢水室22内の電極23、23により検出されて所定の消
泡動作が行われる。
また、脱水工程時には、前記脱水モータ71により、前
記ドラム42が高速で一方向回転されて、ドラム42内の洗
濯物が遠心力で脱水される。
また、乾燥工程時には、前記洗濯モータ69により、前
記ドラム42が低速で繰り返し反転されると共に、前記送
風ファン装置29の力で前記送風ダクトA16、吸入口部50
からドラム42内に、前記ヒータA19で加熱された乾燥風
が導入されて、ドラム42内の洗濯物と熱交換が行われ
る。この時、前記吸入口部50から導入された乾燥風は、
前記バランサ44の内周面44aの傾斜に従って、ドラム42
中心部はもとより、ドラム42の周面域にまで広がる。そ
して、熱交換後の風は、前記透孔A47…、及び透孔B48…
からドラム42外に排出されるが、この際、前記透孔B48
…をその中心部のものが粗になるよう配列したので、風
は周縁部の透孔B…から出ていきやすく、ドラム42の中
心部に向けて導入された風の内の大半が、ドラム42の内
周面に在る被乾燥物を通過して排出されることになる。
尚、乾燥工程中は、前記給水ホースB39から前記外槽
2の前面壁2bを伝い落ちるよう給水されており、ドラム
42外に排出された風は、ここで除湿されて、再び前記循
環口28から循環ダクト27内に吸入される。
また、いずれの工程においても、前記流体バランサ44
は、前記ドラム42の回転が円滑に行われるよう、洗濯物
とのバランスを取る。
(ト) 発明の効果 本発明の洗濯脱水乾燥機の構成によれば、バランサの
内周面を外方から内方へ向けて拡径させる所謂ラッパ形
状とすることにより、導入口から導入された乾燥風を、
このラッパ形状に沿ってドラム周面域にも広げることが
できるので、ドラム内における乾燥むらの発生を抑制で
きる。
また、バランサの内周面を利用して、乾燥風を誘導す
るようにしたので、別途乾燥風の誘導部材を設ける必要
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の洗濯脱水乾燥機の斜視図、第2図は同
じく側断面図、第3図は同じく縦断面図、第4図は同じ
く要部断面せる背面図、第5図は外槽の斜視図、第6図
は同じく後面壁の斜視図、第7図はドラムの分解斜視図
である。 1……フレーム、42……ドラム43……胴部、44……バラ
ンサ、44a……内周面、45……後面板(端板)、47……
透孔A、48……透孔B、50……吸入口部(導入口)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬場 義一 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭56−91794(JP,A) 特開 昭53−51671(JP,A) 実開 昭61−205482(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) D06F 25/00 D06F 58/02 - 58/04 D06F 37/22

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレーム内に横軸型のドラムを回転自在に
    支持したものであって、前記ドラムを、少なくとも一端
    側が開放する胴部と、この胴部の前記一端側に設けられ
    た環状のバランサと、前記バランサの外端面に止着され
    た端板とで構成し、前記ドラムに多数の排気用透孔を設
    けると共に、前記端板の中央部に乾燥風の導入口を設
    け、前記バランサの内周面は、前記端板側の径を前記導
    入口の径とほぼ等しくすると共に、前記ドラムの外方か
    ら内方へ向けて拡径するよう傾斜させたことを特徴とす
    る洗濯脱水乾燥機。
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