JP2022052140A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】異常発泡や異音を抑制できる洗濯乾燥機を提供する。【解決手段】洗濯乾燥機1は、洗濯水、すすぎ水を溜める外槽5と、外槽5内に回転自在に設けられる内槽とを有し、外槽5の周方向に凹部5oを有し、内槽の回転方向の下流側に位置する凹部5oの壁面5osは、外槽5の内面に滑らかに接続されている。【選択図】図3

Description

本発明は、洗濯乾燥機に関する。
従来、衣類等の洗濯から乾燥までを行う洗濯乾燥機がある。
縦型の洗濯乾燥機は、洗濯脱水機能として、洗濯水を溜める外槽と、外槽内で回転する内槽と、内槽内の底部で回転する回転翼と、内槽または回転翼を回転駆動する駆動機構とを備えている。縦型の洗濯乾燥機は、乾燥機能として、外槽内の空気を外槽底部から吸い出して、ダクトを通過させることで、冷却除湿し、除湿した空気を加熱してダクトから内槽上部内に吹き込む乾燥空気循環系を備えている。
上述の洗濯乾燥機は、外槽と乾燥に用いる乾燥ダクトとは別体に構成されている。
外槽は、脱水工程時に内槽が高速回転すると、内槽内の洗濯物の偏りにより、内槽とともに振れ回る。そこで、外槽と乾燥ダクトとの間、乾燥ダクトと外枠との間には、余裕スペースが設けられている。
そのため、風路の断面積が限られるために風量が制限され、乾燥性能の向上のネックとなっている。
特願2013-255632号公報
そこで、乾燥性能アップと信頼性向上のため、外槽と乾燥ダクトを一体化した構成をとっている。これにより、風路を大きく確保して高い乾燥性能を実現しつつ、一体化で接続部が削減され、水漏れリスクに対する高い信頼性を確保している。
しかし、乾燥ダクトと外槽を一体化して部品を成形する際、構造として、外槽上部に固定蓋を取り付ける関係から、外槽内面に凹部ができてしまう。乾燥ダクト一体化時にできる外槽内面の凹部は抵抗としての影響が大きい。
例えば、外槽内の円筒面に凹凸があると、内槽回転時に洗濯水やすすぎ水の抵抗となって、周期的な異音や異常発泡につながる。異常発泡は排水が困難となる。
異常発泡や異音は構造的な解決ができない場合、バスケットの回転数を下げる等の性能ダウンに繋がるおそれがある。
本発明は上記実状に鑑み創案されたものであり、異常発泡や異音を抑制できる洗濯乾燥機の提供を目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の洗濯乾燥機は、洗濯水、すすぎ水を溜める外槽と、前記外槽内に回転自在に設けられる内槽とを有し、前記外槽の周方向に凹部を有し、前記内槽の回転方向の下流側に位置する前記凹部の壁面は、前記外槽の内面に滑らかに接続されている。
本発明によれば、異常発泡や異音を抑制できる洗濯乾燥機を提供することができる。
実施形態の洗濯乾燥機を示す外観斜視図。 実施形態の洗濯乾燥機の筐体、外蓋体の内部に収容される外槽、内槽を左斜め上から見た斜視図。 実施形態の洗濯乾燥機の筐体、外蓋体の内部に収容される外槽、外槽上カバー、外槽開閉蓋を一部切り欠いた左斜め上から見た斜視図。 外槽を斜め左上から見た斜視図。 図2の上面図。 図3のI方向矢視拡大図。 比較例の洗濯工程から脱水工程に移行する際の外槽と乾燥ダクトとの境界の凹部領域での洗剤液の流れを示す図。 実施形態の洗濯乾燥機の洗濯工程から脱水工程に移行する際の外槽と乾燥ダクトとの境界の凹部領域での洗剤液の流れを示す図。 変形例1の外槽と乾燥ダクトとの境界の凹部領域を示す横断面図。 変形例2の外槽と乾燥ダクトとの境界の凹部領域を示す横断面図。 変形例3の外槽と乾燥ダクトとの境界の凹部領域を示す横断面図。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の洗濯乾燥機1を示す外観斜視図である。
実施形態の洗濯乾燥機1は、側面板2aと下ベース2bとトップカバー3とで筐体1kが形成されている。
トップカバー3は、中央部に衣類等の洗濯物出入れ口3aを有している。トップカバー3には、洗濯物出入れ口3aを開閉するための外蓋体4が設けられている。
トップカバー3の洗濯物出入れ口3aは、基部ヒンジh1によりトップカバー3に回転自在に取り付けた外蓋体4によって、開閉自在である。
トップカバー3の前側に配置される操作表示パネル4a3には、電源をオン・オフするための押しボタン式の電源スイッチs1と、一時停止スイッチs2と、洗濯モード選択スイッチs3と洗濯モード選択表示p1が実装されている。
外蓋体4は、合成樹脂で形成されている。外蓋体4は、後蓋部4bと前蓋部4aとを有している。
後蓋部4bは、基部ヒンジh1に回転自在(図の矢印α11、α12方向)に設けられ、洗濯物出入れ口3aを開閉自在としている。前蓋部4aは、後蓋部4bの前縁に中間ヒンジh2によって屈伸自在に連結されている。
外蓋体4は、電動または手動で、洗濯物出入れ口3aの開閉動作が行われる。
図1に示す外蓋体4の前蓋部4aには、外蓋体4を手動開閉する際にユーザが指先を挿し入れるように前蓋部4aの後端部を凹ませて形成される取っ手部4a2と、該取っ手部4a2の開口を塞ぐようにネジリバネ等で回転可能に弾性支持される取っ手蓋部4a1とが設けられている。
操作表示パネル4a3は、外蓋体4の前蓋部4aの前面に配置されている。操作表示パネル4a3の電源スイッチs1、一時停止スイッチs2、洗濯モード選択スイッチs3と、洗濯モードが表示され選択するための洗濯モード選択表示p1、洗濯乾燥機1の動作状態を表示する表示パネルPとが、パネル制御回路基板(図示せず)に接続されている。パネル制御回路基板は、図示しない主制御基板、電力用制御基板等にバスラインで接続されている。
給水ユニット7は、外槽5に給水を行う。
給水ユニット7は、上部の上面カバー3の奥側に設けられている。給水ユニット7は、給水ホース接続口7aからの水道水や吸水ホース接続口7bからの風呂水を注水ホース(図示せず)を介して、外槽5内に注水する。
<外蓋体4の開閉>
外蓋体4は、前蓋部4aと後蓋部4bとを有する折り畳み式の開閉蓋である。
外蓋体4は、後蓋部4bを、基部ヒンジh1を支点にして起伏動作(図2の矢印α11、α12参照)を行わせる。そして、外蓋体4は、前蓋部4aを中間ヒンジh2廻りに従動させて、前蓋部4a、後蓋部4bを折り畳んだ開状態と、前蓋部4a、後蓋部4bを広げて平坦にした閉状態との開閉動作が行われる。
ユーザが外蓋体4を手動で開閉動作する際には、ユーザが取っ手蓋部4a1を指先で押圧することによって、取っ手蓋部4a1が後退転動して指先を取っ手部4a2内に挿入して取っ手部4a2をつかみ、外蓋体4の前蓋部4aを上げ下げすることで、外蓋体4の開閉が行われる。
図2に、実施形態の洗濯乾燥機1の筐体1k、外蓋体4の内部に収容される外槽5、内槽6を左斜め上から見た斜視図を示す。なお、図2では、図3に示す外槽上カバー9、外槽開閉蓋16を省略して示している。
洗濯乾燥機1の筐体1k内には、洗濯水を溜める外槽5が洗濯乾燥機1内の中心部に縦向きに配置されている。外槽5は、合成樹脂を用いて、上部に開口5aを持つ縦長の有底円筒形状に形成されている。
外槽5内には、衣類等の洗濯物が投入され、洗濯、すすぎ、脱水、乾燥が行われる内槽6が回転自在に同心的に設けられている。
また、内槽6の底部中央には、回転翼30が設けられている。
<内槽6>
外槽5内に配置される内槽6は、洗濯兼脱水槽である。内槽6は、ステンレス鋼板を用いて軸方向に長い有底円筒形状に形成されている。
内槽6の周壁には、通水および通風のための小穴(図示せず)が形成されている。内槽6の上縁部に、高速回転の脱水工程時に洗濯物の偏りと反対方向に流体が移動して洗濯物の偏りによる振動を抑制する流体バランサー6bを備えている。
内槽6は、洗濯物の脱水工程において高速回転して、洗濯物に含まれる水分を遠心力により洗濯物から分離して脱水孔の小穴(図示せず)より排出する遠心脱水が行なわれる。
乾燥工程においては、内槽6は、洗濯物が乾燥風に当たるように解きほぐす緩やかな回転を行う。
内槽6内の内底面部の中央には、洗濯物を上下動、攪拌等して洗濯、すすぎ等を行う回転翼30が回転自在に設けられている。回転翼30は、駆動装置10(図3参照)によって回転駆動され、正転/逆転を繰り返して洗濯、すすぎ等を行う。また、乾燥運転でも回転翼30は、正転/逆転を繰り返して乾燥が行なわれる。図3に、実施形態の洗濯乾燥機1の筐体1k、外蓋体4の内部に収容される 外槽5、外槽上カバー9、外槽開閉蓋16を一部切り欠いた左斜め上から見た斜視図を示す。図3では、下記の内槽6、回転翼30は省略し、図示していない。
<外槽上カバー9>
図3に示すように、内槽6が収容された外槽5の上側開口端には、外槽5と内槽6の間の間隙を覆うべく、内側衣類投入口9aを備えた外槽上カバー9が取り付けられている。
外槽上カバー9の内側衣類投入口9aは、外槽開閉蓋7bによって開閉自在に覆われる。外槽開閉蓋16は外槽上カバー9の前部左右に一対設けれるヒンジ9hに軸支されている。外槽開閉蓋16は、手前に取っ手10tが設けられている。
外槽開閉蓋16は、利用者が取っ手10tを把持して、外槽上カバー9のヒンジ9hを支点として開動作(図2の矢印α21)および閉動作(図2の矢印α22)が行われる。
<外槽5と乾燥ダクト12>
外槽5は、筐体1kの上端四隅部に設けた隅板に係止し垂下させた4本の吊り部材(図示せず)で支持部5sが支持されている。
吊り部材は、ばね等の弾性材と空気など流体の粘性による減衰機構を有する防振機構を備えている。この防振機構を介して、外槽5が、防振支持されて脱水運転起動時等の振れ回り運動が抑制されている。
外槽5は、軸方向に長い有底円筒形状に形成されている。外槽5の底部には排水兼排気口5b(図5参照)が設けられている。
図3に示すように、外槽5の底部の外側には、鋼板製の取り付けベース18を介して駆動装置10が取り付けられている。駆動装置10は、内槽6または回転翼30を駆動する。
駆動装置10は、外槽5の底面の外方中央に配置されている。駆動装置10は、モータ10aと、内槽6または回転翼8bとの接続を切り換えるクラッチ機構10bとを有している。
駆動装置10の回転軸10cは、外槽5を貫通し、内槽6および回転翼30と結合されている。クラッチ機構10bは、モータ10aの回転動力を洗濯兼脱水槽8または回転翼30に伝達する機能を有する。
図3に示す外槽5の後側底面に設けられた落込部15は、その下方の下部連通管(図示せず)と連通している。下部連通管は、排水弁(図示せず)を介して、洗濯水排水路(図示せず)と連通するように接続されている。
図4に、外槽5を斜め左上から見た斜視図を示す。図5に、図2の上面図を示す。なお、図5では、内槽6を省略して示している。
乾燥工程に用いられる乾燥ダクト12は、外槽5の背面(後部)に一体に鉛直方向に設置されている。乾燥ダクト12の下部は、図示しない蛇腹管を介して、外槽5の落込部15と接続されている。
乾燥ダクト12内には、水冷除湿機構(図示せず)が内蔵されている。前記の給水ユニット7は、水冷除湿機構に冷却水(例えば給水される水道水)を供給する。冷却水は乾燥ダクト12の壁面(ステンレス製等の金属プレート)を伝わって流下して落込部15に入り、下部連通管、洗濯水排水路を通って機外へ排出される。
図2、図5に示すように、乾燥ダクト12は略三角形の横断面を有している。
図2に示す乾燥ダクト12の上部にある出口12oには、図3、図4に示すように、開口13oを有するパッキン13が取り付けられる。
パッキン13の開口13oは、図示しない蛇腹管を介してファン(図示せず)と接続されている。ファンの出口はヒータと接続されている。ヒータの出口は、乾燥ダクト、ゴム製の蛇腹管を介して、外槽上カバー9に固定されている。この循環流路により、内槽6の内部に乾燥用の温風が吹き込まれる。
図6に、図3のI方向矢視拡大図を示す。
外槽上カバー9の下部周縁部には、外槽上カバー9を外槽5の上部に取り付けるためのカバー凹部9oが凹んだ形状に形成されている。
パッキン13の下部周縁部には、パッキン13を乾燥ダクト12の上部に取り付けるために、パッキン凹部13aが凹んだ形状に形成されている。
外槽5の上部には、外槽凸部5tが外槽5の後部の上縁部が周状に上方に突出する形状で形成されている。外槽5の外槽凸部5tには、外槽上カバー9のカバー凹部9oが嵌合される。
外槽5に一体形成される乾燥ダクト12の上縁部には、ダクト凸部12tが周状に上方に突出する形状で形成されている。乾燥ダクト12のダクト凸部12tには、パッキン13のパッキン凹部13aが嵌合される
外槽5の上部の外槽凸部5tに外槽上カバー9のカバー凹部9oを嵌合することで、外槽5の上部に外槽上カバー9が固定される。
また、乾燥ダクト12の上部のダクト凸部12tにパッキン13のパッキン凹部13aを嵌合することで、乾燥ダクト12の上部にパッキン13が固定されている(図3参照)。
図6に示す外槽5と乾燥ダクト12との間の領域Rには、外槽凸部5tとダクト凸部12tとを形成するスペースが必要になる。そこで、外槽凸部5tとダクト凸部12tとを形成する領域Rの外槽5の肉厚を厚くして外槽5と乾燥ダクト12とを一体成型する場合、厚肉の箇所(図6の領域R)と薄肉の箇所(図6の領域R以外の箇所)が形成されるため、一体成型品に歪みを生じてしまう。
そこで、本実施形態では、図6に示すように、外槽5と乾燥ダクト12とを同じ肉厚にして一体成型すれば、一体成型品に歪みを生じることなく成形することができる。
しかしながら、図6、図3に示すように、外槽5における乾燥ダクト12の境界部分に乾燥ダクト12側(後方)に凹む凹部領域5oが鉛直方向に形成される。凹部領域5oは、外槽5と乾燥ダクト12との境界箇所に形成される。つまり、「境界部分」が「凹部領域5o」である。
図7に、比較例の洗濯工程から脱水工程に移行する際の外槽105と乾燥ダクト112との境界の凹部領域105oでの洗剤液の流れを示す。
脱水工程時に、内槽106の回転(図7の矢印α300)によって飛散した洗剤液が外槽105の内面の凹部領域105oの壁面105o1に衝突する(図7の矢印α301)。これは、洗剤液の発泡の原因となる。洗剤液が発泡すると排水が困難になる。
図8に、実施形態の洗濯乾燥機1の洗濯工程から脱水工程に移行する際の外槽5と乾燥ダクト12との境界の凹部領域5oでの洗剤液の流れを示す。
実施形態の洗濯乾燥機1では、凹部領域5oの内槽6の回転方向(図8の矢印α30)の下流側に、内槽6の回転中心を中心とする周面に対して傾きをもつ斜面形状(斜面部5o3、凸曲面5o4)を設ける。つまり、外槽5の内面5n側の乾燥ダクト12に、斜面形状(斜面部5o3、凸曲面5o4)を設ける。
具体的には、外槽5の凹部領域5oの下流壁5osを凹部5oの周壁5o2から斜面部5o3と曲率をもつ凸曲面5o4とを有する斜面形状で外槽5の内面5nに滑らかに接続している。
滑らかな面の斜面部5o3と凸曲面5o4とを内槽6の回転方向の下流側に設けることで、内槽6の回転(図8の矢印α30)による洗剤液が滑らかに流れる(図8の矢印α31)。そのため、洗剤液が下流壁5osに当たる衝撃が緩和され、発泡抑制を図ることができる。
なお、凹部領域5oの下流壁5osの壁面は、外槽5の内面5nに対しての傾斜平面または曲率を有する曲面の少なくとも何れかの面で形成することができる。
<変形例1>
図9Aに、変形例1の外槽5と乾燥ダクト12との境界の凹部領域5oの横断面図を示す。
変形例1では、斜面部5oaを内槽6の回転方向(図9Aの矢印α30)の下流側に設ける。
外槽5の凹部領域5oの下流壁5osを凹部5oの周壁5o2から斜面部5oaで外槽5の内面5nに滑らかに接続している。
<変形例2>
図9Bに、変形例2の外槽5と乾燥ダクト12との境界の凹部領域5oの横断面図を示す。
変形例2では、第1曲面部5ob、第2曲面部5ocを内槽6の回転方向(図9Bの矢印α30)の下流側に設ける。
外槽5の凹部領域5oの下流壁5osを凹部5oの周壁5o2から凹状の曲率をもつの第1曲面部5obと凸状の曲率をもつ第2曲面部5ocとを有する斜面形状で外槽5の内面5nに滑らかに接続している。
<変形例3>
図10に、変形例3の外槽5と乾燥ダクト12との境界の凹部領域5oの横断面図を示す。
変形例3では、斜面形状5odを内槽6の回転方向(図10の矢印α30)の下流側に設け、上流側に斜面形状5oeを設けている。
外槽5の凹部領域5oの下流壁5osを凹部5oの周壁5o2から斜面形状5odで外槽5の内面5nに滑らかに接続している。
外槽5の凹部領域5oの上流壁5ouを凹部5oの周壁5o2から斜面形状5oeで外槽5の内面5nに滑らかに接続している。
凹部領域5oの下流壁5os、上流壁5ouの各壁面は、外槽5の内面5nに対しての傾斜平面または曲率を有する曲面の少なくとも何れかの面で形成されている。
変形例3によれば、内槽6が時計廻り(図10の矢印α30)に回転しても、内槽6が反時計廻り(図10の矢印α31)に回転しても、内槽6の回転(図10の矢印α30、α31)による洗剤液が下流壁5osや上流壁5ouに当たる衝撃を緩和し、発泡抑制を図ることができる。
なお、外槽5の凹部領域5oの下流壁5os(実施形態、変形例1、2、3)、上流壁5ou(変形例3)は、外槽5の内面5nに対して45度未満の傾斜を有する傾斜平面または外槽5の内面5nに対して45度未満の曲率を有する曲面をもって外槽5の内面5nに接続されていることが好ましい。
上記実施形態、変形例1、2、3の構成によれば、外槽5と乾燥ダクト12とを一体成形するので、部品点数を削減できる。また、乾燥ダクト12の断面積が従来に比べ拡大し、乾燥性能を向上できる。
また、外槽5と乾燥ダクト12との部品一体化による異音、泡立ちを凹部領域5oの下流壁5osや上流壁5ouを傾斜面や曲率をもつ曲面で接続することで抑制できる。
したがって、外槽5と乾燥ダクト12との部品一体化によって生じる性能悪化を抑制しつつ、乾燥性能アップ、信頼性向上を実現した洗濯乾燥機1が得られる。
<<その他の実施形態>>
1.前記実施形態、変形例1、2、3で様々な構成を説明したが、これらの構成を適宜選択して組み合わせて構成してもよい。
2.前記実施形態では、外槽5と乾燥ダクト12とを一体に成型する場合を説明したが、外槽5と乾燥ダクト12以外の構成要素を一体に成型する構成としてもよい。
3.前記実施形態、変形例1、2、3で説明した構成は具体的構成の一例を示しており、特許請求の範囲内において、様々な具体的形態が可能である。
1 洗濯乾燥機
5 外槽
5n 外槽の内面
5o 凹部領域(凹部)
5o3 斜面部(傾斜平面)
5o4 凸曲面(曲率を有する曲面、凹部の壁面)
5oa 斜面部(傾斜平面)
5ob 第1曲面部(曲率を有する曲面、凹部の壁面)
5oc 第2曲面部(曲率を有する曲面、凹部の壁面)
5od 斜面形状(第1壁面、傾斜平面)
5oe 斜面形状(第2壁面、傾斜平面)
5os 下流壁(下流側に位置する凹部の壁面)
6 内槽
12 乾燥ダクト

Claims (6)

  1. 洗濯水、すすぎ水を溜める外槽と、
    前記外槽内に回転自在に設けられる内槽とを有し、
    前記外槽の周方向に凹部を有し、
    前記内槽の回転方向の下流側に位置する前記凹部の壁面は、前記外槽の内面に滑らかに接続されている
    ことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    前記外槽の内部に乾燥空気をおくるための乾燥ダクトを備え、
    前記乾燥ダクトと前記外槽とは、一体に形成されている
    ことを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    前記凹部の壁面は、前記外槽の周方向に対しての傾斜平面または曲率を有する曲面の少なくとも何れかの面で形成されている
    ことを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項1に記載の洗濯乾燥機において、
    前記凹部の壁面は、前記外槽の内面に対して45度未満の傾斜を有する傾斜平面または前記外槽の内面に対して45度未満の曲率を有する曲面をもって前記外槽の内面に接続されている
    ことを特徴とする洗濯乾燥機。
  5. 洗濯水、すすぎ水を溜める外槽と、
    前記外槽内に回転自在に設けられる内槽とを有し、
    前記外槽の周方向に凹部を有し、
    前記内槽の回転方向の一方側に位置する前記凹部の第1壁面は、前記外槽の内面に滑らかに接続する壁面で接続されており、
    前記内槽の回転方向の他方側に位置する前記凹部の第2壁面は、前記外槽の内面に滑らかに接続する壁面で接続されている
    ことを特徴とする洗濯乾燥機。
  6. 請求項5に記載の洗濯乾燥機において、
    前記凹部の第1壁面は、前記外槽の周方向に対しての傾斜平面または曲率を有する曲面の少なくとも何れかの面で形成されており、
    前記凹部の第2壁面は、前記外槽の周方向に対しての傾斜平面または曲率を有する曲面の少なくとも何れかの面で形成されている
    ことを特徴とする洗濯乾燥機。
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