JP7132716B2 - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP7132716B2
JP7132716B2 JP2018003394A JP2018003394A JP7132716B2 JP 7132716 B2 JP7132716 B2 JP 7132716B2 JP 2018003394 A JP2018003394 A JP 2018003394A JP 2018003394 A JP2018003394 A JP 2018003394A JP 7132716 B2 JP7132716 B2 JP 7132716B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
water
recessed portion
tank
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018003394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019122457A (ja
Inventor
啓太 丹羽
功二 久野
琢磨 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lifestyle Products and Services Corp filed Critical Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Priority to JP2018003394A priority Critical patent/JP7132716B2/ja
Publication of JP2019122457A publication Critical patent/JP2019122457A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7132716B2 publication Critical patent/JP7132716B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
近年、洗濯機の分野においては、清潔志向の高まりから、汚れを落とすだけではなく、目に見えない細菌などまできれいに洗濯したいというニーズが高まっており、例えば水槽及び回転槽の洗浄機能を備えたものが登場している。このような洗濯機として、例えば水槽の内壁に水流をかく乱する部材を設けたものがある。これによれば、洗濯運転の際に、回転槽の回転によって水槽内の水に乱れが生じ、その水の乱れによって回転槽の外壁や水槽の内壁に付着した洗剤かす等のカビの元となる物質を除去することができる。
しかしながら、洗剤かす等は、水に浮き易いことから水面付近にたまり易い。一方で、洗濯運転における水位は、洗濯物の量によって変化するため、洗濯運転ごとに変化する可能性がある。そのため、高い水位で洗濯運転が行われて、洗剤かす等がその高い水位の水面付近における回転槽の外壁や水槽の内壁に付着してしまった場合、その後、しばらくその高い水位で洗濯運転が行われないと、洗濯運転の水が、回転槽の外壁や水槽の内壁に付着した洗剤かす等まで届かないことになる。すると、回転槽の外壁や水槽の内壁に付着した洗剤かす等が除去されずに残ってしまう。そして、回転槽の外壁や水槽の内壁に付着した洗剤かす等が乾燥してこびりついてしまうと、更に除去が難くなり、衛生的でない。
特開2004-305476号公報
本発明が解決しようとする課題は、水槽の内壁や回転槽の外壁を清潔にすることができる洗濯機を提供することにある。
実施形態の洗濯機は、外箱と、前記外箱内に設けられた底部を有する円筒状の水槽と、前記水槽内部に回転可能に設けられた回転槽を備え、前記水槽に、当該水槽の内周面を当該水槽の径方向の外側へ向かって窪ませた窪み部を複数有する。前記水槽の上下方向より下側に設けられた前記窪み部の数よりも、前記水槽の上下方向の中心より上側により多くの窪み部を設ける。
第1実施形態による縦型洗濯乾燥機の概略構成を示す縦断面図 第1実施形態における外箱と水槽とを示す水平断面図 第1実施形態における水槽の概略構成を示す図 第1実施形態における窪み部の拡大水平断面図 第1実施形態における洗濯運転の制御内容を示すフローチャート 第2実施形態における水槽の概略構成を示す展開図 第3実施形態における水槽の概略構成を示す展開図 第4実施形態における水槽の概略構成を示す展開図 第4実施形態における第2上部窪み部を拡大して示す水平断面図 第4実施形態における第2上部窪み部の変形例を拡大して示す水平断面図 第4実施形態における第2上部窪み部の変形例を拡大して示す水平断面図 第5実施形態における水槽の概略構成を示す展開図
以下、複数の実形態について図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態で実質的に同一の要素には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態による縦型洗濯乾燥機について、図1~図5を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る洗濯機10の縦断側面図である。洗濯機10は、外箱11、トップカバー12、水槽13、回転槽14、モータ15、注水装置16、排水装置17、及び制御装置18を備えている。外箱11は、例えばステンレス鋼板等によって矩形の中空箱状に形成されており、洗濯機10の外郭を構成している。
トップカバー12は、外箱11の上部に設けられている。トップカバー12は、洗濯物出入口121と蓋122とを備えている。蓋122は、洗濯物出入口121を開閉可能に設けられている。ユーザは、蓋122を開いた状態で洗濯物出入口121を通して洗濯物を回転槽14内に投入し、回転槽14から取り出す。
水槽13は、上方が開口した有底円筒状に形成されており、内部に水を貯留することができる。回転槽14は、洗濯物を収容可能な有底円筒状に形成されており、水槽13の内部に回転可能に設けられている。回転槽14は、洗濯物を洗う洗い工程、及び洗濯物をすすぐすすぎ工程における洗濯槽として機能する。また、回転槽14は、洗濯物を脱水する脱水工程における脱水槽としても機能する。
モータ15は、水槽13の下部の中央部にあって水槽13の底面外側に設けられている。モータ15は、回転槽14に接続されており、回転槽14を正方向及び逆方向に回転させる。
注水装置16は、例えば水道などの外部の水源から供給される水を、水槽13内に注水するための装置である。注水装置16は、外箱11及びトップカバー12内にあって、例えば、水槽13の左右一方寄りの上部に設けられている。注水装置16は、注水弁161、注水ケース162、及び注水ホース163を備えている。注水弁161は、電磁駆動式の開閉弁であり、図示しない水道などの外部の水源に接続されている。注水弁161は、外部の水源から、注水装置16を介して水槽13内に至る注水経路を開閉する。
排水装置17は、水槽13内に貯留された水を、洗濯機10の機外へ排出するための装置である。排水装置17は、排水弁171と排水管172とを含んで構成されている。排水管172は、水槽13の底部に設けられており、水槽13の内部と外部とを接続している。排水弁171は、電磁駆動式の開閉弁である。排水弁171は、排水管172の途中部分に設けられており、水槽13と外部とを接続する排水経路を開閉する。
水槽13は、図2及び図3に示すように、複数の窪み部30を有している。窪み部30は、水槽13の内周面を水槽13の径方向の外側に向かって窪ませて形成されている。本実施形態では、図3に示すように、複数の窪み部30のうち水槽13の上下方向の中心Hよりも下方に設けられた窪み部30を、下部窪み部31と称する。また、複数の窪み部30のうち水槽13の上下方向の中心Hよりも上方に設けられた窪み部30を、上部窪み部32と称する。なお、下部窪み部31及び上部窪み部32を総称する場合は、単に窪み部30と称する。本実施形態の場合、下部窪み部31の数より、上部窪み部32の数のほうが多い。この場合、下部窪み部31が2つに対し、上部窪み部32が4つある。
外箱11、水槽13、及び窪み部30の位置関係を図2に示す。図2は、洗濯機10を水平面で切断した場合の外箱11及び水槽13を示している。各窪み部30は、外箱11の角部C側へ向かって突出するように形成されている。この場合、角部Cは、外箱11を平面視した場合における矩形状の4つの各頂点部分を意味する。すなわち、各窪み部30は、外箱11の角部Cと水槽13の径方向の中心Pとを結んだ線L1上に設けられている。換言すれば、各窪み部30は、外箱11の対向する角部Cを結ぶ対角線L1上に設けられている。
なお、本実施形態では、窪み部30において、水槽13の径方向の外側へ最も突出している部分、つまり、図4に示すように水槽13の平面視において、窪み部30の全体のうち水槽13の中心Pから最も遠い部分を最深部301とする。本実施形態の場合、各窪み部30において、最深部301はL1上に設けられている。なお、この窪み部30の最深部301は、必ずしも線L1上に位置している必要はない。すなわち、窪み部30の少なくとも一部が、線L1上に位置していれば良い。また、窪み部30は、注水ホース162の出口の下など、汚れやすい部分の近くに配置されていても良い。
本実施形態の場合、図3に示すように、下部窪み部31の上下方向の長さH1は、水槽13の底部から中心Hまでの長さHaの2分の1程度である。下部窪み部31の上端311から中心Hまでの距離G1は、下部窪み部31の下端312から水槽13の底面までの距離G2より短く設定されている。
また、上部窪み部32の上下方向の長さH2は、中心Hから水槽13の上端までの長さHaの4分の3程度である。上部窪み部32の上端321は、洗濯工程における設定可能な最高水位の高さより高く、回転槽14の上端以下に位置している。また、この場合、中心Hから上部窪み部32の下端322までの長さG1は、下部窪み部31の上端311から中心Hまでの距離G1に等しい。
また、本実施形態の場合、下部窪み部31と上部窪み部32とは、上下方向の長さを除き、平面視において同一の形状に形成されている。このため、以下では、下部窪み部31と上部窪み部32との平面視の形状について、窪み部30として説明する。窪み部30は、図4に示すように、水槽13の円周部から径方向の外側に向かって飛び出した部分が二等辺三角形のような形状に形成されている。
以下の説明では、平面視において、窪み部30のうち、最深部301と水槽13の径方向の中心Pとを結ぶ線を基準線L2とし、最深部301と窪み部30の境界部Bとを結ぶ線を角度線L3とする。なお、本実施形態の場合、基準線L2は、上述した線L1と等しい。なお、境界部B1は、水槽13において円筒形状から窪み部30の形状に変化する境界部分である。
ここで、図4に示すように、最深部301に対して水槽13の周方向の両側に設定される2つの角度線L3と、基準線L2とのなす2つの角度を、それぞれ角度D1とする。この場合、各角度D1は、それぞれ45度に設定されている。なお、窪み部30の形状や角度D1は、上述した構成に限られず、同様の効果を得られるものであれば良い。また、境界部B1に接する水槽13の円周部の接線を接線T1とする。そして、接線T1と角度線L3との成す角度をそれぞれ接続角E1とする。
制御装置18はトップカバー12の前方裏側に設けられており、モータ15や注水弁161、排水弁171などを制御することで、図5に示すように、洗濯工程、すすぎ工程、脱水工程、及び乾燥工程の一連の工程を行う。また、本実施形態において、制御装置18は、すすぎ工程と脱水工程との間に槽洗浄工程を行う。なお、槽洗浄工程のタイミングや回数は、上述したものに限られず、例えば槽洗浄工程を洗い工程の後に行っても良い。
しかしながら、一連の工程に乾燥工程が含まれる場合には、乾燥工程の前に槽洗浄工程を行うことが好ましい。これは、次のような理由によるものである。すなわち、水槽13や回転槽14に付着した汚れが乾燥工程によって乾燥されると、その汚れは、水槽13や回転槽14により強固に付着して剥がれ難くなってしまう。そこで、本実施形態では、乾燥工程の前に槽洗浄工程を行う。これにより、水槽13や回転槽14に付着した汚れが乾燥工程によって乾燥して、水槽13や回転槽14により強固に付着して剥がれ難くなってしまうことを抑制することができる。その結果、本実施形態によれば、水槽13や回転槽14に付着した汚れがまだ湿っている状態つまり汚れが落ちやすい状態で槽洗浄工程を実行するため、槽洗浄工程の効果をより効率良く発揮させることができる。
槽洗浄工程において、制御装置18は、水槽13内にすすぎ水等の水をためた状態で回転槽14を回転させる。これにより、水槽13内の水がかき回わされる。なお、本実施形態においては、槽洗浄工程でかき回される水つまり槽洗浄工程時に水槽13内に貯留されている水を、洗浄用水と称する。なお、洗浄用水は、例えばすすぎ工程で使用されるすすぎ水や洗濯工程で使用される洗濯水であっても良いし、例えば水道水に槽洗浄工程用の洗剤やオゾン、除菌剤等の機能性物質を溶解させた水であっても良い。
水槽13内に洗浄用水を貯留した状態で回転槽14が回転することで、水槽13の内壁に沿って回転槽14の回転方向と同じ向きに回転する回転水流が生じる。このとき、回転槽14及び回転水流の回転方向は、洗濯機10を上面から見て反時計回りとしている。この回転水流によって、水槽13の内壁や回転槽14の外壁などが洗浄される。
槽洗浄工程における回転槽14の回転速度は、洗濯工程時の最大回転速度以上であり、脱水工程時の最大回転速度以下に設定されている。槽洗浄工程における回転水流には遠心力が作用している。遠心力が作用した回転水流は、水槽13の内壁に押し付けられ、水槽13の内壁に沿って持ち上げられる。これにより、槽洗浄工程開始前の水面すなわち回転槽14の回転していないときの水面より高い部分に、洗浄用水を届かせることが可能でとなる。回転槽14の回転速度が増大するほど、洗浄用水が到達する高さも高くなる。したがって、槽洗浄工程時に洗浄用水が到達する高さつまり洗浄用水を持ち上げる高さは、回転槽14の回転速度を調整することによって、洗濯運転時に設定可能な最高水位以上の高さにすることも可能である。
ここで、回転槽14の回転によって持ち上げられた洗浄用水は、水槽13の上部に行くにつれて持ち上げられる水量が少なくなり、最終的に、水槽13の内壁に沿って回転する水膜となる。この場合、水膜となった洗浄用水は、高い位置になるほど持ち上げられる水量が少なくなって薄い水膜になる。ここで、水槽13と回転槽14との間には隙間がある。この場合、洗浄用水の水膜がこの水槽13と回転槽14との隙間よりも薄くなると、回転槽14の外壁に洗浄用水が当たり難くなる。したがって、洗浄用水の水膜が薄くなりやすい水槽13の上部では、水槽13の上部付近の回転槽14の外壁に洗浄用水が当たる機会が少なくなり易い。
これに対し、本願の洗濯機10は、窪み部30を備えている。これによれば、窪み部30は、槽洗浄工程時の回転水流を、水槽内周に沿っていた状態から回転槽14の外壁にぶつかるよう水流の向きを変え、洗浄用水を回転槽14の外壁にぶつけることができる。これにより、回転水流だけでは洗浄用水が当たる機会の少ない回転槽14の上部付近の外壁に対して、効果的に洗浄用水を当てることができ、その結果、回転槽14の外壁に付着した洗剤かすなどを効果的に洗浄することができる。
また、本実施形態において、窪み部30における下部窪み部31と上部窪み部32との構成は、下部窪み部31が2つ、上部窪み部32が4つである。すなわち、本実施形態では、上部窪み部32のほうが下部窪み部31に比べて数が多い。そのため、上部窪み部32で回転水流の向きが変わる機会が多くなる。そのため、回転槽14の上部の外壁、特に水槽13の中心Hより高い部分において、水槽13の中心Hより下方にある回転槽14の外壁に比べ、集中的に洗浄することができる。
ここで、近年の洗濯機は、コンパクト化と大容量化を両立させるために、外箱のサイズを抑えつつ、水槽及び回転槽のサイズを大きくする傾向にあるため、水槽と外箱との隙間が小さくなり易い。この場合、水槽13から径方向の外側へ突出する窪み部30を水槽13に設けると、水槽13が例えば脱水工程等の振動で揺れた場合に、窪み部30が外箱11に接触し易くなるという問題がある。この場合、窪み部30が外箱11に接触することを防ぐためには、水槽13と外箱11との隙間を大きくする、つまり、水槽13を小さくするか、又は外箱11を大きくすることが考えられる。しかしながら、水槽13を小さくするか、又は外箱11を大きくすることは、コンパクト化や大容量化といったユーザニーズに反する。
これに対し、本実施形態において、各窪み部30は、外箱11の角部Cと水槽13の径方向の中心Pとを結んだ線L1上に設けられている。これにより、水槽13を小さくし又は外箱11を大きくすることなく、各窪み部30と外箱11との距離を極力大きく確保することで、水槽13が振動した場合であっても窪み部30が外箱11に接触することを抑制することができる。その結果、洗濯機10は、コンパクト化及び大容量化に反することなく、窪み部30を備えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について図6を参照しながら説明する。本実施形態の洗濯機の構成は、窪み部30以外、第1実施形態と同様とする。水槽13は、図6に示すように複数の窪み部30を有している。本実施形態では、複数の窪み部30のうち水槽13の中心Hより上方に設けられた窪み部30を上部窪み部32と称し、水槽13の中心Hを上下方向にまたぐように設けられている窪み部30を長窪み部33と称する。長窪み部33は、第1実施形態の下部窪み部31と当該下部窪み部31の上側に設けられた上部窪み部32と兼用する構成である。
本実施形態において、水槽13は、上部窪み部32を2つ、長窪み部33を2つ有する。したがって、中心Hより上側に設けられている窪み部30は、上部窪み部32の2つと、長窪み部33の中心Hより上側の部分の2つとで、合計4つとなる。また、中心Hより下側に設けられている窪み部30は、長窪み部33の中心Hより下側の部分の2つである。よって、水槽13に設けられている複数の窪み部30のうち、中心Hより下側にある窪み部30の数は、中心Hより上側にある窪み部30の数より少ない。
上部窪み部32及び長窪み部33において、水槽13の円周部から径方向に飛び出した部分の形状は、第1実施形態の窪み部30と同様である。また、上部窪み部32の上下方向の長さも、第1実施形態と同様とする。
長窪み部33の上下方向の長さH3は、水槽13の底部から水槽13の上端までの長さ2×Haの4分の3程度である。長窪み部33は、水槽13の上側寄りに設けられている。この場合、長窪み部33の上端331から水槽13の上端までの長さG3は、長窪み部33の下端332から水槽13の底面までの距離G2より短い。また、長窪み部33の上端331は、洗濯工程で設定可能な最高水位より高く、回転槽14の上端以下である。以上説明した実施形態においても第1実施形態と同様の効果を有する。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について図7を参照しながら説明する。本実施形態の洗濯機の構成は、窪み部30以外、第1実施形態と同様とする。水槽13は、図7に示すように上部窪み部32を備えている。すなわち、本実施形態の窪み部30は、上部窪み部32のみで構成されており、下部窪み部31は含んでいない。すなわち、水槽13には、上部窪み部32のみ設けられている。上部窪み部32の水槽13の円周部から飛び足した部分の形状、及び上部窪み部32の配置や上下方向の長さは、第1実施形態と同様とする。
制御装置18は、図5に示すように、洗濯工程を終了すると、すすぎ工程を開始する。すすぎ工程では、まず水槽13に貯まっている水を排水する。その後、回転槽14を回転させ、洗濯物を脱水する。この洗濯工程に利用した水を排水した後に行われる脱水を中間脱水と称する。本実施形態は、この中間脱水を行う場合により効果を発揮する。
すなわち、中間脱水の開始前には、水槽13の底面付近に水が残っていることがある。この水槽13の底面付近に残った水を残り水と称する。残り水は、洗濯工程に利用した洗濯水の残りであるため、洗剤成分を多く含んでいる。中間脱水が開始されると回転槽14が回転する。水槽13に残り水がある状態で回転槽14が回転すると、槽洗浄工程と同様に回転水流が発生する。このとき、残り水も下部窪み部31によって水流の向きを変えられ、水流の乱れが生じる。残り水は洗剤成分を多く含んでいるので、水流の乱れにより泡が発生しやすい。泡が多量に発生すると、回転槽14の抵抗となり、スムーズな中間脱水を行うことができない。
しかしながら、本実施形態によれば、窪み部30を上部窪み部32のみで構成することで、水槽13の底面付近において、窪み部30による回転水流の向きが変化し難くなる。そして、水槽13の底面付近で窪み部30による回転水流の向きの変化がし難くなることで、中間脱水をする際に、窪み部30によって水流が乱れることで発生する泡が抑制される。その結果、中間脱水をスムーズに行うことができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態による縦型洗濯乾燥機について、図8及び図9を参照しながら説明する。図8に示すように、水槽13は、2つの下部窪み部31と、2つの第1上部窪み部32と、2つの第2上部窪み部51と、を有している。すなわち、本実施形態において、水槽13は、第1実施形態で説明した4つの上部窪み部32のうち2つを、第2上部窪み部51としている。この場合、上部窪み部32を、第1上部窪み部32と称する。そして、この場合、2つの第1上部窪み部32と、2つの第2上部窪み部51とは、平面視における形状が異なっている。
具体的には、第2上部窪み部51の水槽13の円周部から飛び出した部分の形状は、図9に示すように、飛び出した部分の片端が短く、もう片端は長くなっている。以下の説明では、第2上部窪み部51の飛び出した部分のうち短い方を、短壁部511と称し、第2上部窪み部51の飛び出した部分のうち長い方を、長壁部512と称する。また、図9に示すように水槽13の平面視において、窪み部51の全体のうち水槽13の中心Pから最も遠い部分を最深部513とする。
また、水槽13における円筒形状から短壁部511に変化す境界部分を境界部B2とし、水槽13における円筒形状から長壁部512に変化する境界部分を境界部B3とする。また、最深部513と境界部B3とを結ぶ線を角度線L4とし、最深部513と境界部B3とを結ぶ線を角度線L5とする。また、基準線L2と角度線L4との成す角度を角度D2とし、基準線L2と角度線L5との成す角度を角度D3とする。そして、境界部B3に接する水槽13の円周部の接線を接線T2とする。
本実施形態の場合、第2上部窪み部51において、基準線L2と角度線L4との成す角度D2は、45度より小さい。一方、第2上部窪み部51において、角度線L5と基準線L2との成す角度D3は45度より大きい。このため、第2上部窪み部51によって向きを変えられた水流は、下部窪み部31及び第1上部窪み部32によって向きを変えられた水流と向きが異なる。この場合、第2上部窪み部51によって向きを変えられた水流は、下部窪み部31及び第1上部窪み部32によって変えられた水流に比べて、平面視において回転槽14の中心P側へ向かう方向となる。すなわち、この場合、第2上部窪み部51によって向きを変えられた水流は、下部窪み部31及び第1上部窪み部32によって変えられた水流に比べて、回転槽14の外周壁の接線方向に対してより直角方向になる。
また、基準線L2と角度線L5とが成す角度D3は、45度より大きい。ここで、接線T2と角度線L4とがなす角度を接続角E2とする。この場合、接続角E2が小さいほど、水槽13の円周部と窪み部30が直線的に滑らかに接続していることになる。ここで、上記第1実施形態において、図4に示すように、境界部Bに接する水槽13の円周部の接線を接線T1とする。そして、第1実施形態の窪み部30において、接線T1と角度線L3との成す角度を接続角E1とする。この場合、接続角E2は、角度D1が45度の場合の接続角E1すなわち図4に示す接続角E1より小さい。
ここで、槽洗浄工程における回転水流の向きを図9の矢印Yとする。この場合、第2上部窪み部51は、短壁部511と、短壁部511より回転水流Yの流れの方向に対する長さが長い長壁部512と、を有している。短壁部511は、回転水流Yに対して基準線L2を基準とした場合の下流側に設けられており、長壁部512は、回転水流Yに対して基準線L2を基準とした場合の下流側に設けられている。
そして、短壁部511の角度D2は、45度より小さい値に設定されている。これによれば、水槽13の円筒形状の内周壁に沿って回転する回転水流Yの向きを、短壁部511によって、回転槽14の回転中心P側へ大きく変化させることができる。これにより、回転槽14の外周壁に対して直角方向に水を当てることができる。これにより、回転槽14の外周壁に当った水の力が周囲に拡散し難くなり、その結果、回転槽14の外周壁に対して強い力で水をぶつけることができて、回転槽14の外周壁を効率良く洗浄することができる。
また、長壁部512の角度D3は、45度より大きい値に設定されている。この場合、角度D3が大きくなるほど、接続角E2は小さくなる。そして、接続角E2が小さくなると、境界部B3における変化度合つまり曲率が小さくなり、水槽13の円筒形状から長壁部512にかけて連続して直線的に接続されようになる。
本実施形態の場合、長壁部512の角度D3が45度より大きい値に設定されているため、接続角E2は、第1実施形態の図4に示す接続角E1よりも小さい。したがって、窪み部51の境界部B3における変化度合つまり曲率は、第1実施形態の図4に示す窪み部30の境界部Bにおける変化度合よりも小さい。したがって、本実施形態によれば、窪み部51内にスムーズに洗浄用水つまり回転水流を呼び込むことができる。
すなわち、本実施形態によれば、回転水流を窪み部51内に呼び込む際に、その回転水流が境界部B1に当って勢いが弱まることを回避できる。これにより、回転水流の勢いを弱めることなく短壁部511で向きを変えて、その向きを変えた回転水流を回転槽14の外周壁に効率良く当てることができる。その結果、回転槽14の外壁を更に効果的に洗浄することができる。
また、第2上部窪み部51の水槽13の円周部から飛び出した形状は、図10及び図11のような形状としても良い。図10に示す第2上部窪み部51において、水槽13の円周部から飛び出した形状は、全体として台形のような形状で、台形の斜辺は、片端が短く、もう片端が長い。図11に示す第2上部窪み部51において、水槽13の円周部から飛び出した形状は、半円と直線を組み合わせたような形状である。
図11の第2上部窪み部51において、基準線L2に対して回転水流方向Yの下流側は、円弧形状に形成されている。また、図11の第2上部窪み部51において、基準線L2に対して回転水流方向Yの下流側は、直線と円弧の組み合わせの形状に形成されている。第2上部窪み部51の水槽13から飛び出した部分の形状の角度D4、D5は、図10、図11に示すように、45度より小さい。
また、図8に示すように、第2上部窪み部51の上下方向の長さは、水槽13の中心Hから水槽13の上端までの距離の2分の1程度の長さで、第1上部窪み部32と比べて短い。第2上部窪み部51の上端514は、第1上部窪み部32の上端321と同様の高さに配置されている。第2上部窪み部51は、第1上部窪み部32と比べて上下方向の長さが短い。
ここで、例えば洗濯運転で設定可能な最高水位で洗濯運転が行われて、洗剤かす等がその最高水位の水面付近における回転槽の外壁や水槽の内壁に付着してしまった場合、その後、しばらくその最高水位で洗濯運転が行われないと、洗濯運転の水が、回転槽の外壁や水槽の内壁に付着した洗剤かす等まで届かないことになる。すると、回転槽の外壁や水槽の内壁に付着した洗剤かす等が除去されずに残ってしまう。このように、洗濯運転で設定可能な最高水位付近に付着した洗剤かすなどは、洗濯運転で除去される機会が少ないことが考えられるため、槽洗浄工程においてしっかり洗浄する必要がある。
そこで、本実施形態では、図9~図11に示すように、第2上部窪み部51の水槽の円周部から飛び出した部分の形状を、第1上部窪み部32に比べて回転槽14の外壁を強力に洗浄できる形状とする。これによれば、回転槽14の洗濯運転で設定可能な最高水位付近に付着した洗剤かす等を強力に洗浄することができ、洗剤かす等の洗い残しを減らすことができる。
(第5実施形態)
第5実施形態による縦型洗濯乾燥機について、図12を参照しながら説明する。本実施形態の洗濯機の構成は窪み部30以外、第1実施形態と同様とする。図12に水槽13の円周部の展開図を示す。
本実施形態において、窪み部30は、2つの下部窪み部31と、4つの上部窪み部52と、を含んで構成されている。上部窪み部52の平面視における形状は、上記第4実施形態の第2上部窪み部51と同様である。また、上部窪み部52の上下方向の長さ及び配置は、上記第1実施形態等の上部窪み部32と同様である。
この場合、図9に示すように、上部窪み部52において、基準線L2と角度線L4との成す角度D2は45度より小さい。一方、図4に示すように、下部窪み部31において、基準線L2と角度線L3との成す角D1は45度である。したがって、下部窪み部31は、槽洗浄工程時の回転水流の向きを回転槽14の外壁に向かって変える際に、上部窪み部52よりも水流の向きを回転槽14の外壁に沿うように変えることができる。そして、下部窪み部31によって向きが変わった水流は、回転槽14の外壁に沿うように回転槽14の外壁にぶつかる。したがって、下部窪み部31は、上部窪み部52よりも、回転槽14の周方向について広い範囲に水流をぶつけることができる
また、上部窪み部52と下部窪み部31とは、水流の向きや水流をぶつける範囲のほかに、水流の量が異なるという特徴がある。洗濯機10は、槽洗浄工程において、洗浄用水を回転槽14によって回転させることで槽洗浄を行う。このとき、洗浄用水には遠心力が作用する。洗浄用水は水槽13の内壁に押し付けられ、水槽13の内壁に沿って持ち上げられる。持ち上げられる洗浄用水の水量は、水槽13の上部にいくほど少なくなり、逆に水槽13の下部では多くなる。そのため、下部窪み部31が向きを変える水流の量は、第3上部窪み部52が向きを変える水量より多くなる。よって、下部窪み部31は、上部窪み部52によって向きを変えられる水流より多量の水流を回転槽14の外壁の円周方向に広い範囲にぶつけることで洗剤かすなどを洗浄できる。また、下部窪み部31は、上部窪み部52によって向きを変えられる水流より多量の水流を回転槽14の円周方向の広い範囲にぶつけることで、回転槽14の外壁への洗剤かすなどの再付着を防ぐことができる。
以上説明したように、上部窪み部52の水槽13の円周部から飛び出した部分の形状と下部窪み部31の水槽13の円周部から飛び出した部分の形状が異なることで、上部窪み部52、下部窪み部31に別々の役割を持たせることができる。
以上説明したすくなくともひとつの実施形態の洗濯機においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれる内容と同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
図面中10は、洗濯機、11は外箱、12はトップカバー、121は洗濯物出入口、122は蓋、13は水槽、14は回転槽、15はモータ、16は注水装置、161は注水弁、162は注水ケース、163は注水ホース、17は排水装置、171は排水弁、172は排水管、18は制御装置、30は窪み部、301は窪み部最深部、31は下部窪み部、311は下部窪み部上端、312は下部窪み部下端、32は上部窪み部、321は上部窪み部上端、322は上部窪み部上端、33は長窪み部、331は、長窪み部上端、332は長窪み部下端、51は第2上部窪み部、511は短壁部、512は長壁部、513は第2上部窪み部の最深部、514は第2上部窪み部上端、52は上部窪み部を示す。

Claims (7)

  1. 外箱と、
    前記外箱内に設けられた底部を有する円筒状の水槽と、
    前記水槽内部に回転可能に設けられた回転槽と、
    を備え、
    前記水槽は、当該水槽の内周面を当該水槽の径方向の外側へ向かって窪ませて形成した複数の窪み部を有し、
    前記水槽の上下方向の中心より下側に設けられた前記窪み部の数よりも、前記水槽の上下方向の中心より上側に設けられた前記窪み部の数の方が多い、
    洗濯機。
  2. 外箱と、
    前記外箱内に設けられた底部を有する円筒状の水槽と、
    前記水槽内部に回転可能に設けられた回転槽と、
    を備え、
    前記水槽は、当該水槽の内周面を当該水槽の径方向の外側へ向かって窪ませて形成した複数の窪み部を有し、
    前記複数の窪み部は、前記水槽の上下方向の中心より上側に設けられた窪み部と、前記水槽の上下方向の中心をまたぐように設けられた窪み部と、を有する、
    洗濯機。
  3. 前記外箱は矩形の容器状に形成されており、
    前記窪み部は、前記外箱の角部と前記水槽の中心とを結ぶ線上に設けられている、
    請求項1または2に記載の洗濯機。
  4. 前記窪み部として、少なくとも2種類の形状の異なる窪み部を備えている、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の洗濯機。
  5. 前記窪み部として、少なくとも2種類の形状の異なる窪み部を備え、
    前記水槽の上下方向の中心より上側の前記窪み部と、前記水槽の上下方向の中心より下側の前記窪み部とは、形状が異なっている、
    請求項に記載の洗濯機。
  6. 平面視において、前記窪み部のうち前記水槽の径方向外側に最も深い最深部と前記水槽の径方向の中心とを結ぶ線を基準線とし、前記最深部と前記窪み部の境界部とを結ぶ線を角度線とした場合において、
    前記最深部に対して前記水槽の周方向の両側に設定される2つの前記角度線のうち、少なくとも一方の前記角度線と前記基準線との成す角度が45度以内に設定されている、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の洗濯機。
  7. 前記最深部に対して前記水槽の周方向の両側に設定される2つの前記角度線のうち、他方の前記角度線と前記基準線との成す角度が45度以上に設定されている、
    請求項6に記載の洗濯機。
JP2018003394A 2018-01-12 2018-01-12 洗濯機 Active JP7132716B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018003394A JP7132716B2 (ja) 2018-01-12 2018-01-12 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018003394A JP7132716B2 (ja) 2018-01-12 2018-01-12 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019122457A JP2019122457A (ja) 2019-07-25
JP7132716B2 true JP7132716B2 (ja) 2022-09-07

Family

ID=67397270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018003394A Active JP7132716B2 (ja) 2018-01-12 2018-01-12 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7132716B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7335215B2 (ja) 2020-09-23 2023-08-29 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 洗濯乾燥機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014087380A (ja) 2012-10-29 2014-05-15 Hitachi Appliances Inc 洗濯機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2553663B2 (ja) * 1988-09-19 1996-11-13 松下電器産業株式会社 脱水洗濯機
JP2943205B2 (ja) * 1990-01-31 1999-08-30 松下電器産業株式会社 全自動洗濯機
JPH05154287A (ja) * 1991-12-09 1993-06-22 Toshiba Corp 脱水兼用洗濯機
KR20100095932A (ko) * 2009-02-23 2010-09-01 엘지전자 주식회사 세탁물 처리기기

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014087380A (ja) 2012-10-29 2014-05-15 Hitachi Appliances Inc 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019122457A (ja) 2019-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5497903B2 (ja) 洗濯物処理装置
WO2018163616A1 (ja) 洗濯機
US5950459A (en) Electric washing machine including washing tank and agitator which rotate in opposite directions
JP7132716B2 (ja) 洗濯機
JP2007014678A (ja) ドラム式洗濯機
JP2007050059A (ja) 洗濯機パルセータ及びこれを備える洗濯機
US11078615B2 (en) Lifter and washing machine having the same
US6241781B1 (en) Washing machine
JP5383878B2 (ja) 洗濯機
JP2016067694A (ja) 洗濯機
JP5686614B2 (ja) 洗濯機
TWI676722B (zh) 洗衣機
JP2008161352A (ja) 洗濯機
JP5982651B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP2019146912A (ja) 洗濯機
JP3340828B2 (ja) 脱水兼用洗濯機
JP6909757B2 (ja) 散水装置及びそれを用いた洗濯機
JP2017018467A (ja) 洗濯機
JP6967363B2 (ja) 洗濯機
JP2015085080A (ja) 洗濯機
WO2017144019A1 (zh) 清洗机
JP2015205109A (ja) ドラム式洗濯機
JP6060369B2 (ja) 洗濯機
WO2023066274A1 (zh) 滚筒洗衣机
KR20180136139A (ko) 벽걸이형 드럼 세탁기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210812

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220419

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220802

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7132716

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150