JP2017018467A - 洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗い時やすすぎ時に、洗濯液や水を洗濯物にできるだけ万遍なくかけることができて、洗いやすすぎを良好に行うことができるようにする。【解決手段】本実施形態の洗濯機は、貯水が可能な水槽と、この水槽内に回転可能に配設され内部に洗濯物が収容される回転槽と、一端部が前記水槽内に連通し他端部に吐出口を有する循環水路と、前記水槽内の水を前記循環水路を通して前記吐出口から吐出させるポンプと、前記吐出口の近傍に設けられその吐出口から吐出される水を前記回転槽内に向け拡散させる拡散体と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
例えば、水槽および回転槽の軸方向が上下方向を向く、いわゆる縦軸型の洗濯機において、洗いやすすぎを行う際に、洗濯物が水から浮いていたり、洗濯物の量が多くて洗濯物が水の上方へ突出したりする状態となることがある。この状態のまま洗いやすすぎが行われると、洗濯物が洗濯液や水に十分に濡れないまま洗いやすすぎが行われ、洗いむらやすすぎむらが発生しやすいという課題がある。
特開2011−104150号公報
そこで、洗い時やすすぎ時に、洗濯液や水を洗濯物にできるだけ万遍なくかけることができて、洗いやすすぎを良好に行うことができる洗濯機を提供する。
本実施形態の洗濯機は、貯水が可能な水槽と、この水槽内に回転可能に配設され内部に洗濯物が収容される回転槽と、一端部が前記水槽内に連通し他端部に吐出口を有する循環水路と、前記水槽内の水を前記循環水路を通して前記吐出口から吐出させるポンプと、前記吐出口の近傍に設けられその吐出口から吐出される水を前記回転槽内に向け拡散させる拡散体と、を備える。
第1実施形態にかかる洗濯機の主要部の概略構成を示す縦断面図 洗濯機全体の概略構成を示す縦断側面図 要部の概略的な横断平面図 第2実施形態を示すもので、拡散体を可動させる構成を模式的に示す斜視図 第3実施形態を示す図3相当図
以下、複数の実施形態による洗濯機を図面を参照しながら説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
第1実施形態について図1から図3を参照して説明する。まず、図2において、本実施形態の洗濯機1は、いわゆる縦軸型の洗濯機である。この洗濯機1の外箱2は、矩形の箱状をなしていて、底部に脚部3aを有する台板3が設けられ、上部にトップカバー4が装着されている。外箱2内には、水槽5が配設されている。水槽5は、中心軸線が上下方向に指向し、上面が開口した有底円筒状をなしていて、貯水が可能である。この水槽5は、吊棒6aとスプリング6bを主体とする弾性吊持機構6を介して外箱2に弾性的に吊持されている。
水槽5の上部には、水槽カバー7が装着されている。水槽カバー7には、開口部8が設けられているとともに、この開口部8を開閉する内蓋9が設けられている。内蓋9は、後部側(図2において右側)の軸部10を中心に上下方向に回動可能に設けられている。内蓋9の前部側には、開口部8の縁部に係脱可能に係合する係合部11が設けられている。
水槽5内には、回転槽12が回転可能に配設されている。この回転槽12も、中心軸線が上下方向に指向し、上面が開口した有底円筒状をなしている。この回転槽12には、周壁部に脱水用の小孔13が多数個形成され、上部に液体封入形のバランスリング14が装着されている。回転槽12内の底部には、撹拌体15が回転可能に配設されている。
水槽5の底部の下面側には、モータを主体とした駆動装置16が設けられている。この駆動装置16は、撹拌体15を単独で回転駆動する場合と、撹拌体15と回転槽12を一体で回転駆動する場合との切り替えが可能に構成されている。
前記トップカバー4には、前記内蓋9の上方に位置させて洗濯物出入口18が設けられているとともに、この洗濯物出入口18を開閉する外蓋19が設けられている。外蓋19は、二つ折り式のもので、後部側の軸部20を中心に回動可能に設けられている。この外蓋19と内蓋9を開放させることで、図示しない洗濯物を前記回転槽12内に対して出し入れ可能に収容することができる。
トップカバー4の後部には、給水装置21が設けられている。この給水装置21は、電磁弁からなる給水弁22と、給水ケース23を備えている。給水弁22はホース接続口24を有している。そのホース接続口24には、図示はしないが、一端部が水道の蛇口に接続された機外給水ホースの先端部が接続される。給水弁22の吐出口25が給水ケース23に接続されている。給水ケース23の出口には、蛇腹状の機内給水ホース26の一端部が接続されている。機内給水ホース26の他端部は、水槽カバー7に設けられた給水口27に接続されている。水槽カバー7には、給水口27の下方に位置させて水受け部28が設けられている。給水口27および水受け部28は、水槽カバー7にあって開口部8の後方に位置している。
ここで、ホース接続口24に機外給水ホースが接続された状態で、給水弁22が開放されると、水道水が給水弁22の吐出口25から給水ケース23に供給され、その水は、給水ケース23内、機内給水ホース26を通り、給水口27から水受け部28を介して回転槽12内に供給される。
また、トップカバー4の後部には、振動検知器29が設けられている。この振動検知器29は、下方に向けて突出する検知レバー29aを備えていて、この検知レバー29aの下端部が、水槽5の外側面の上部に対向するように位置している。脱水運転時などにおいて、水槽5が大きく揺れて当該水槽5が検知レバー29aに当たると、振動検知器29はこれを検知する。なお、トップカバー4の後部には、図示はしないが、水槽5内の水位を検知する水位センサも設けられている。
水槽5の底部には、図1に示すように、排水口30が設けられている。この排水口30には、排水弁31を介して排水路32が接続されているとともに、循環水路33の一端部が接続されている。循環水路33の一端部側には、循環用のポンプ34が設けられている。この場合、ポンプ34は、遠心型のポンプで、例えばインバータにより図示しないインペラの回転数の制御が可能に構成されていて、その回転数を変えることで吐出する水の流量を変えることが可能な構成となっている。
循環水路33の他端部は、水槽5の外側を通り上方に導かれていて、水槽カバー7に設けられた円筒状をなす吐出口35に接続されている。吐出口35は、循環水路33の一部を構成している。吐出口35は、水槽カバー7にあって開口部8の後方で、かつ前記給水口27の近傍に位置していて、下端部が開口している。吐出口35は、回転槽12における上面開口部の周縁部近傍に位置している。
そして、水槽カバー7には、その吐出口35の下方に位置させて、吐出口35の下端部に下方から対向するように拡散体36が設けられている。拡散体36は、水平方向に広がる板状をなしていて、図3に示すように、上から見て、基端部側が一部欠けた円形状をなしている。図3において、拡散体36の円弧状部を符号36aにて示す。拡散体36は、この場合、水槽カバー7に一体に設けられている。拡散体36の上面と吐出口35の下端部との間には、5mm〜10mm程度の隙間G(図1参照)が形成されている。この場合、拡散体36の上面の面積S2は、吐出口35の下端部の開口面積S1よりも大に設定している(S2>S1)。また、上から見て、拡散体36の円弧状部36aの中心O1と、円形をなす吐出口35の中心O2とがほぼ一致していて、拡散体36の円弧状部36aと吐出口35は同心状に配置されている。
図2において、前記トップカバー4の前部の上部には操作パネル38が設けられ、この操作パネル38の裏側には制御装置39が設けられている。操作パネル38には、図示はしないが、電源スイッチ、運転を開始させたり一時停止させたりするスタート/一時停止スイッチ、洗濯運転のコースなどを設定する操作スイッチや、設定内容や進行状態を表示する表示部が設けられている。また、洗濯機1には、図示はしないが、回転槽12内に投入された洗濯物の重量を判定するために、駆動装置16におけるモータの回転数を検知する回転センサやモータに流れる電流を検知する電流センサが設けられている。
制御装置39は、マイクロコンピュータを主体に構成されていて、操作パネル38における各種スイッチ、振動検知器29、水位センサ、回転センサ、電流センサなどの入力信号や、予め備えた制御プログラムに基づき、操作パネル38の表示部、駆動装置16、給水弁22、排水弁31、ポンプ34などを制御する機能を備えている。
上記構成において、使用者が洗濯をする場合、回転槽12内に洗濯物を入れた状態で、操作パネル38の操作スイッチを操作し、例えば洗濯の標準コースを設定したとする。そして、使用者がスタート/一時停止スイッチを操作すると、制御装置39は、制御プログラムに基づき洗濯運転を実行する。洗濯運転では、まず重量検知を行う。重量検知は、駆動装置16により撹拌体15を回転させ、その負荷量を回転センサあるいは電流センサで検出することで判定する。重量検知したら、その結果に基づき、表示部に必要な洗剤量を表示するとともに、洗い時およびすすぎ時の水位を決定する。使用者は、表示部に表示された洗剤量に基づき、必要量の洗剤を図示しない洗剤投入部に投入する。
制御装置39は、次に、給水を行う。給水は、排水弁31を閉じた状態で、給水弁22を開放させることで行う。給水弁22が開放されると、前述したように、水道水が給水ケース23、機内給水ホース26を通り、給水口27から水受け部28を介して回転槽12内に供給される。このとき、給水口27から水受け部28に供給される水は、水受け部28にて拡散される形態で回転槽12内に供給されるため、水受け部28がない場合に比べ、回転槽12内に収容された洗濯物に対して広い範囲で水が掛けられる状態となる。回転槽12内ひいては水槽5内に供給された水は、水槽5内に貯留される。
制御装置39は、水槽5内の水位を水位センサにて検知し、その検知水位が設定水位になったら、給水弁22を閉じて給水を停止させ、この後、洗い行程を行う。洗い行程では、駆動装置16により撹拌体15を回転させるとともに、ポンプ34を駆動させる。このうち、撹拌体15を回転させることで、回転槽12内に渦水流が発生し、回転槽12内の洗濯物が撹拌されて洗われる。
また、ポンプ34を駆動させることで、水槽5内の水が排水口30からポンプ34側へ吸い込まれるとともに、その吸い込まれた水が循環水路33を通り吐出口35から拡散体36側へ吐出される。吐出口35から拡散体36側へ吐出された水は、当該拡散体36に当ることにより向きを変え拡散されて、回転槽12内へ向けて散水される。
このとき、拡散体36から回転槽12内に向けて拡散される水は、拡散体36の上面に沿って放射状に広がり、拡散体36の外形である円弧状部36aに相似形となるように円形に広がり、回転槽12の内面形状である円形に沿うように散水されるため、回転槽12内の広い範囲に極力洩れのないように散水することができる。このため、回転槽12内において水(洗濯液)に濡れ難い位置に洗濯物が存していたとしても、その濡れ難い洗濯物にも良好に散水することが可能になる。
またこの場合、循環用のポンプ34は、図示しないインバータによりインペラの回転数を変えることにより、水の吐出流量を変えることが可能である。このようにポンプ34の流量を変えることに伴い、拡散体36を介して拡散される水の先端部の軌跡は、例えば図1にA1〜A4で示すように変化する。図1中、A1は流量が10[L/分]の場合、A2は流量が20[L/分]の場合、A3は流量が30[L/分]の場合、A4は流量が40[L/分]の場合を模式的に示している。図3においては、流量が10[L/分]の場合の散水範囲をB1で示し、流量が40[L/分]の場合の散水範囲をB4で示している。
このようにポンプ34の流量を変化させることで、拡散体36を介して拡散される水の速度が変わり、吐出口35の近くから遠くまで一層広い範囲に満遍なく散水することができる。特に流量が40[L/分]の場合(図1のA4、図3のB4参照)、吐出口35から遠く離れた回転槽12の内面上部付近まで届くようになるので、回転槽12の内面上部に付着した洗剤泡もその水で流すことも期待できる。
ここで、本実施形態においては、循環水路33の先端部となる吐出口35の下端部と、これと対向する拡散体36の上面との間には所定の隙間Gが確保されているので、水を拡散させて散水する構成でありながら、吐出口35から吐出される水の流量を絞る構成とはなっていない。このため、吐出口35付近は、ポンプ34の吐出流量を減らさない構成となっている。
ちなみに、本実施形態のような遠心型のポンプ34を使用する場合において、水の勢いを増すために吐出口35の先端部を絞って水を拡散させるような構成とすると、ポンプ34の吐出流量が減少してしまい、ひいては循環させる循環流量が減少してしまい、ポンプ34使用による循環散水効果が低下してしまう不具合がある。この点、本実施形態においては、上述したように吐出口35の先端部を絞らずに拡散体36により拡散させる構成とすることで、ポンプ34の吐出流量を減らさずに水を拡散させることが可能となり、循環流量を減少させないようにできる。
制御装置39は、洗い行程の設定時間が経過すると、撹拌体15の回転を停止させ、洗い行程を終了し、この後、排水弁31を開放させることで排水を行う。この排水により、水槽5内および循環水路33内の水(洗濯液)が、排水路32を通して機外へ排出される。この排水時に、制御装置39は、いわゆるエアガミなどポンプ34の駆動に支障がない程度の所定時間、槽洗浄行程を行う。槽洗浄行程では、排水時にポンプ34を駆動させることで、吐出口35から吐出される水を拡散体36により拡散させて散水することで、回転槽12の内面に付着した洗剤泡を流すことが期待できる。
制御装置39は、排水後、すすぎ行程を行う。すすぎ行程は、洗剤を使用しない以外は、前述の洗い行程と同様に行われる。すすぎ行程は、例えば2回行われる。このすすぎ行程での排水時にも、上述した槽洗浄行程を行うことで、回転槽12の内面を洗浄することが可能になる。
制御装置39は、すすぎ行程が終了すると、脱水行程を行う。脱水行程は、排水弁31を開放させた状態で、駆動装置16により、回転槽12と撹拌体15を一体に一方向へ高速回転させる。これにより、回転槽12内の洗濯物は遠心脱水される。この脱水行程の実行中に、例えば回転槽12内の洗濯物に片寄りがあり、回転槽12が大きく揺れ、これに伴い水槽5も大きく揺れることがある。水槽5が大きく揺れ、振動検知器29がこれを検知すると、制御装置39は、回転槽12の回転を停止させ、この後、洗濯物の片寄りの修正行程を行う。
この修正行程では、排水弁31を閉じた状態で、給水弁22を開放して水槽5内へ給水して所定水位まで水を貯留し、この状態で、撹拌体15を回転させるとともに、ポンプ34を駆動させる。このうち、特にポンプ34を駆動させることで、拡散体36を介して回転槽12内に張り付いた洗濯物にも水が掛かりやすくなり、張り付いた洗濯物が剥がれ易くなる。これにより、回転槽12内での洗濯物の片寄りを修正することが容易となる。
制御装置39は、この修正行程が終了したら、再度脱水行程を行う。脱水行程が終了したら、洗濯運転を終了する。
上記した実施形態においては、次のような作用効果を得ることができる。
水槽5内の水を循環水路33を通して吐出口35から吐出させるポンプ34と、吐出口35から吐出される水を回転槽12内に向けて拡散させる拡散体36を備える。これにより、洗い時やすすぎ時に、洗濯液や水を回転槽12内の洗濯物にできるだけ万遍なくかけることが可能になり、洗いやすすぎを良好に行うことができるようになる。
拡散体36は、吐出口35から吐出される水を回転槽12の内面形状に沿うようにほぼ円形状に拡散させる形状、具体的にはほぼ円形状をなしている。これにより、拡散体36により拡散させる水を、回転槽12内の洗濯物の周縁部にまで一層効率良く均一に掛けることが可能となる。
拡散体36は、回転槽12における開口部の周縁部近傍に配置している。これにより、拡散体36は、洗濯物の出し入れに邪魔にならずに、吐出口35から吐出される水を回転槽12の内面形状に沿うように拡散させることが可能になる。
ポンプ34は、循環させる水の流量を可変とした。ポンプ34の吐出流量を変化させることで、拡散体36において拡散する水の速度が変わり到達距離が変化することになり、吐出口35の近くから遠いところまで、広い範囲に水を満遍なく拡散させることが可能になる。ポンプ34の最大流量を30[L/分]以上とすることで、比較的大型の洗濯機においても、回転槽12内のほぼ全体に水を掛けることが可能となる。
水槽5内の水を排水する排水時に、ポンプ34を駆動させて吐出口35から吐出される水を拡散体36を介し回転槽12内に拡散させて散水することで当該回転槽12の内面を洗浄する行程を有する構成とした。これによれば、排水時に回転槽12の内面に付着した洗剤泡などを流して洗浄することが可能になる。
回転槽12内の洗濯物を脱水する脱水行程にあって、洗濯物の片寄りが大きくその片寄りを修正する際に、水槽5内へ給水し、ポンプ34を駆動させて吐出口35から吐出される水を拡散体36を介し回転槽12内に拡散させて散水する行程を行う構成とした。これによれば、拡散体36による散水により、回転槽12の内面に張り付いた洗濯物を剥がし易くでき、修正行程を一層良好に行うことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態について主に図4を参照して説明する。この第2実施形態においては、拡散体41を、駆動手段を構成するモータ42の回転軸42aに取着し、当該モータ42により回動させることで、吐出口35に対する角度を変えることができるように構成した。この場合、拡散体41の上面が吐出口35の下端部に対して対向するように、拡散体41をほぼ水平状態にした状態を傾斜角度0度とし、拡散体41をほぼ垂直状態にした状態を傾斜角度90度とした場合、拡散体41は0度から90度の範囲内で調整可能とする。したがって、この場合、拡散体41は可動である。
この実施形態によれば、ポンプ34の駆動時において、拡散体41の傾斜角度を変えるように動かすことで、ポンプ34から吐出される水の拡散方向を変えることが可能となり、また更にこれを前記したポンプ34の吐出流量を変化させることと交互或いは同時に行えば、両者の相乗効果により一層広い範囲に、また一層効果的に散水することが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態について、主に図5を参照して説明する。この第3実施形態においては、ほぼ円形状を有する拡散体36の円弧状部36aの半径は、第1実施形態の拡散体36と同じであるが、その円弧状部36aの中心O1と、吐出口35の中心O2の位置をずらしている。具体的には、拡散体36の円弧状部36aの中心O1を、吐出口35の中心O2よりも回転槽12の中心側にC1分ずらしていて、円弧状部36aの最先端部が回転槽12の中心O3側に一層突出した形態となっている。
この実施形態によれば、拡散体36の上面において、吐出口35と対向する位置(吐出口35の中心O2)から、円弧状部36aのうち回転槽12の中心側へ最も突出した先端部36bまでの距離L1を、第1実施形態の場合よりも上記C1分、大きくできる。これにより、ポンプ34の流量が同じ場合でも、吐出口35から吐出される水を拡散体36により、第1実施形態の場合よりも一層遠くまで拡散させることが可能となるとともに、回転槽12の内面形状に一層沿うように拡散させることが可能となる。
(その他の実施形態)
洗濯機としては、縦軸型の洗濯機に限られず、水槽および回転槽(ドラム)の中心軸線が横向き或いはやや傾斜した横向きのドラム式洗濯機にも適用できる。
以上説明したように、少なくとも一つの実施形態によれば、洗い時やすすぎ時に、洗濯液や水を洗濯物にできるだけ万遍なくかけることができて、洗いやすすぎを良好に行うことができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は洗濯機、5は水槽、7は水槽カバー、12は回転槽、30は排水口、31は排水弁、33は循環水路、34はポンプ、35は吐出口、36は拡散体、36aは円弧状部、39は制御装置(制御手段)、41は拡散体、42はモータ(駆動手段)を示す。

Claims (8)

  1. 貯水が可能な水槽と、
    この水槽内に回転可能に配設され内部に洗濯物が収容される回転槽と、
    一端部が前記水槽内に連通し他端部に吐出口を有する循環水路と、
    前記水槽内の水を前記循環水路を通して前記吐出口から吐出させるポンプと、
    前記吐出口の近傍に設けられその吐出口から吐出される水を前記回転槽内に向け拡散させる拡散体と、を備えた洗濯機。
  2. 前記拡散体は、前記吐出口から吐出される水を前記回転槽の内面形状に沿うように拡散させる形状をなしている請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記拡散体は、前記回転槽における開口部の周縁部近傍に配置されている請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 前記ポンプは、水を流す流量が可変である請求項1から3のいずれか一項記載の洗濯機。
  5. 前記ポンプの最大流量は30[L/分]以上である請求項1から4のいずれか一項記載の洗濯機。
  6. 前記拡散体は可動である請求項1から5のいずれか一項記載の洗濯機。
  7. 前記水槽内の水を排水する排水時に、前記ポンプを駆動させて前記吐出口から吐出される水を前記拡散体を介し前記回転槽内に拡散させて散水することで当該回転槽の内面を洗浄する行程を有する請求項1から6のいずれか一項記載の洗濯機。
  8. 前記回転槽内の洗濯物を脱水する脱水行程にあって、前記洗濯物の片寄りが大きくその片寄りを修正する際に、前記水槽内へ給水し、前記ポンプを駆動させて前記吐出口から吐出される水を前記拡散体を介し前記回転槽内に拡散させて散水する行程を行う請求項1から7のいずれか一項記載の洗濯機。
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