JPH0778340A - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JPH0778340A
JPH0778340A JP22292993A JP22292993A JPH0778340A JP H0778340 A JPH0778340 A JP H0778340A JP 22292993 A JP22292993 A JP 22292993A JP 22292993 A JP22292993 A JP 22292993A JP H0778340 A JPH0778340 A JP H0778340A
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JP
Japan
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edge detection
output
signal
delay
rising edge
Prior art date
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Pending
Application number
JP22292993A
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English (en)
Inventor
Sadanari Fujimoto
定也 藤本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH0778340A publication Critical patent/JPH0778340A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、情報記録媒体から読み出された再
生信号の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出す
ることで、記録情報を再生する情報再生装置において、
再生時にそれぞれ独立に検出された再生信号の立ち上が
りエッジ検出信号と立ち下がりエッジ検出信号の位相差
を検出し、両者の位相差が一定となるように帰還制御系
を構成して、記録時に発生した両者の位相差を補正する
ことにより、安定な情報再生動作が行えるようにするこ
とを目的とする。 【構成】 独立に検出された再生信号の立ち上がりエッ
ジ検出信号と立ち下がりエッジ検出信号の位相差を、積
分器あるいは位相差検出カウンタを用いて検出して帰還
し、この出力が一定となるように、どちらか一方あるい
は両方のエッジ検出信号を任意に遅延させ、立ち上がり
エッジ検出信号と立ち下がりエッジ検出信号の位相関係
を常に一定とすることができる帰還回路構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録媒体へ情報を記録
・再生するための情報記録・再生装置において、情報記
録媒体に記録された記録情報を再生する情報再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の光情報記録・再生装置において
は、図6に示すような変調信号に対応して光強度変調さ
れた半導体レーザ出力光の収束光を、光記録媒体に照射
することにより記録が行われる。光記録媒体では、この
光強度に応じて反射率の異なる領域が形成され、これが
記録マークとなる。この記録マークのエッジ(再生信号
の立上りエッジ及び立下りエッジ)を検出し、情報信号
を読み出す情報再生装置の回路構成を図5に示す。記録
媒体から再生された再生信号は、立上りエッジ検出回路
501及び立下りエッジ検出回路502に入力される。
図6に示すように立上りエッジ検出回路501では再生
信号の立上りエッジを検出してパルスを発生しエッジ検
出信号とし、立下りエッジ検出回路502では再生信号
の立下りエッジを検出してパルスを発生しエッジ検出信
号とする。上記2つのエッジ検出信号は独立にそれぞれ
PLL回路503とPLL回路504に入力され、これ
らパルス信号に同期した同期クロックを生成し、これら
同期クロックのタイミングで立上りエッジ信号はメモリ
505に、立下りエッジ信号はメモリ506に再生デー
タとして一旦格納される。その後、立上り再生データ
は、リファレンスクロック508に同期してメモリ50
5から読み出され、メモリ507へ格納される。同様
に、立下り再生データもメモリ507へ格納される。格
納は、立上り再生データと立下り再生データを合成する
形で行われる。最後に、合成された立上り再生データと
立下り再生データをリファレンスクロック508により
メモリ507から読み出し、復調器509に入力して復
調を行う。これらすべてのメモリの制御は、コントロー
ラ510が行う。
【0003】ここで、2系統のPLL回路503,50
4を必要とするのは以下の理由による。図6に示すよう
に、デューティー50の信号を記録した場合、実際に形
成される記録マークは、記録光量の変動や、周囲の温度
変動のために理想的な記録マークとならない。よって、
立上りエッジと立下りエッジを同時に検出して再生しよ
うとすると、両者間に位相シフトが存在するため復調後
の出力は、デューティー50の元の記録信号とは異なっ
たものになり正確な再生が行えない。よってこの従来例
では、このような問題点を解決するために、2系統のP
LL回路503,504を使用し、立上りエッジと立下
りエッジをそれぞれ独立に検出しメモリ505,506
に格納する方法を採っているのである。言い換えると、
位相シフトが無ければPLL回路は、1系統のみでよ
く、例えば、特開平4−162263号公報,特開平3
−83268号公報に開示されている。
【0004】しかしながらこの従来例のような構成で
は、PLL回路を2系統必要とすること、メモリのコン
トローラが必要になり、制御も複雑になるという問題点
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、再生
信号の立上りエッジと立下りエッジをそれぞれ独立に検
出し、別系統のPLL回路を用いてデータを再生する回
路構成では、PLL回路を2系統必要とするため回路量
が増加し、また、メモリのコントローラが必要になり制
御も複雑になるという問題点があった。
【0006】本発明は、記録時に立上りエッジと立下り
エッジの間に位相シフトが生じても、再生時にそれを予
め補正し、1系統のPLL回路のみでかつ、メモリやメ
モリの制御を必要としない回路構成とすることを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、記録された情
報信号を再生する際に、情報再生信号の立上りエッジと
立下りエッジ間の位相シフトを検出して、これを帰還し
て予め位相シフト分を補正し、立上りエッジと立下りエ
ッジ間の位相関係を一定にするための構成を持った情報
再生装置である。
【0008】
【作用】本発明によれば、記録時に、記録光量の変動
や、周囲の温度変動のために立上りエッジと立下りエッ
ジ間に位相シフトが生じても、再生時にこれを補正する
ことが可能となり、安定な再生動作が行える。
【0009】
【実施例】まず、本発明の第1の実施例について図1,
図2を用いて説明する。図1には本実施例の回路構成を
示し、図2には動作のタイミングチャートを示す。再生
信号は、立上り検出回路101と立下り検出回路103
に入力される。立上り検出回路101では、再生信号の
立上りエッジを検出し検出パルスを発生し、立下り検出
回路103は、再生信号の立下りエッジを検出し検出パ
ルスを発生する。立上りエッジ検出パルスは、遅延回路
102に入力されΔT0だけ遅延され、立下りエッジ検
出パルスの方は、遅延回路104に入力されΔT1,Δ
T2,…,ΔTnの遅延量を持ったn種類の遅延信号と
なる。これらの遅延信号は、セレクタ105に入力さ
れ、これらの中から1つの信号がセレクトされた後、加
算器108に送られ、遅延回路102の出力である立上
りエッジ検出パルスと加算される。加算器108の出力
は、加算器108の出力パルスに同期して反転するフリ
ップフロップ109に送られる。よって、フリップフロ
ップ109の出力は、加算器108の2つの入力の位相
差を反映していることになる。この位相差量を積分器1
10で積分してアナログ信号に変換し、ゲインアンプ1
11に送る。ゲインアンプ111出力は、ローパスフィ
ルター107を通ってA/D変換器106に入力され
る。このA/D変換器106の出力データに従って、前
記セレクタ105は、n種類の遅延信号の中から1つの
信号を選択することになる。
【0010】以上、この構成は帰還制御系となっており
クローズ状態では、立上りエッジ検出パルスと立下りエ
ッジ検出パルスの位相関係を反映する積分器110の出
力が、ゲインアンプ111の正転端子の入力電圧Vmと
等しくなるように動作するため、Vmを適当な電圧に設
定することにより立上りエッジ検出パルスと立下りエッ
ジ検出パルスの所望の位相関係を得ることができる。言
い換えると、Vmをフリップフロップ109の出力がデ
ューティー50の信号になるように、前記セレクタ10
5からの遅延信号を変化させることにより調整すること
が可能である。この状態で、加算器108出力をPLL
回路112と復調器113に送る。そして、PLL回路
112は加算器108出力によりクロックを生成し、こ
のクロックで復調器113は復調することにより、正常
な復調データが得られることになる。
【0011】なお、前記遅延回路102による立上りエ
ッジ検出パルスの遅延量ΔT0は、遅延回路104によ
る最大遅延量ΔTnのほぼ1/2になるように設定する
のが良い。
【0012】次に、第2の実施例について図3,図4を
用いて説明する。図3には本実施例の回路構成を示し、
図4には動作のタイミングチャートを示す。再生信号
は、立上り検出回路301と立下り検出回路303に入
力される。立上り検出回路301では、再生信号の立上
りエッジを検出し検出パルスを発生し、立下り検出回路
303は、再生信号の立下りエッジを検出し検出パルス
を発生する。立上りエッジ検出パルスは、遅延回路30
2に入力されΔT0だけ遅延され、立下りエッジ検出パ
ルスの方は、遅延回路304に入力されΔT1,ΔT
2,…,ΔTnの遅延量を持ったn種類の遅延信号とな
る。これらの遅延信号は、セレクタ305に入力され、
これらの信号の中から1つの信号がセレクトされ、加算
器308に送られた後、遅延回路302の出力である立
上りエッジ検出パルスと加算される。加算器308の出
力は、加算器308の出力パルスに同期して反転するフ
リップフロップ309に送られる。よってフリップフロ
ップ309の出力は、加算器308の2つの入力の位相
差を反映していることになる。ここで、フリップフロッ
プ309の出力のHレベルの長さをカウンタ311でカ
ウントした値と、Lレベルの長さをカウンタ312でカ
ウントした値を、引算器313で引き算することにより
位相差量を求める。その後、この結果をD/A変換器3
14でD/Aすることにより、加算器308の2つの入
力の位相差を反映したアナログ量を得、ゲインアンプ3
15に送る。ゲインアンプ315出力は、ローパスフィ
ルター307を通って、A/D変換器306に入力され
る。このA/D変換器306の出力データに従って、前
記セレクタ305は、n種類の遅延信号の中から1つの
信号を選択することになる。
【0013】以上、この構成は帰還制御系となっており
クローズ状態では、立上りエッジ検出パルスと立下りエ
ッジ検出パルスの位相関係を反映するD/A変換器31
4の出力が、ゲインアンプ315の正転端子の入力電圧
Vmと等しくなるように動作するため、Vmを適当な電
圧に設定することにより立上りエッジ検出パルスと立下
りエッジ検出パルスの所望の位相関係を得ることができ
る。言い換えると、フリップフロップ309の出力がデ
ューティー50の信号になるように調整することが可能
である。この状態で、加算器308出力をPLL回路3
10と復調器316に送り、加算器308出力によりP
LL回路310でクロックを生成し、このクロックで復
調することにより、正常な復調データが得られることに
なる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、記録時
に、記録光量の変動や、周囲の温度変動のために立上り
エッジと立下りエッジの間に位相シフトが生じても、再
生時にそれを予め補正できる。また、1系統のPLL回
路のみでかつ、メモリの制御を必要としない回路構成で
安定な再生動作が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1の実施例の情報再生装置の
回路構成を示す図。
【図2】 本発明に係る第1の実施例の動作を説明する
ための図。
【図3】 本発明に係る第2の実施例の情報再生装置の
回路構成を示す図。
【図4】 本発明に係る第2の実施例の動作を説明する
ための図。
【図5】 従来例の情報再生装置の回路構成を示す図。
【図6】 従来例の情報再生装置の動作を説明するため
の図。
【符号の説明】
101…立上り検出回路 102,104…遅延回路 103…立下り検出回路 105…セレクタ 106…A/D変換器 107…LPF 108…加算器 109…フリップフロップ 110…積分器 111…ゲインアンプ 112…PLL回路 113…復調器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体から読み出された再生信号
    の立ち上がりエッジと立ち下がりエッジを検出すること
    で、記録情報を再生する情報再生装置において、 前記再生信号の立ち上がり及び立ち下がりを検出するエ
    ッジ検出手段と、 前記立ち上がりエッジ検出信号と立ち下がりエッジ検出
    信号のどちらか一方あるいは両方を独立に遅延させる遅
    延手段と、 この遅延手段により遅延された立ち上がりエッジ検出信
    号と立ち下がりエッジ検出信号の位相差を検出する手段
    と、 この手段による位相差の量を一定とするように遅延量を
    制御する手段と、 この手段による一定の位相差で、前記記録情報を再生す
    る再生手段とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記位相差を検出する手段は、前記遅延
    された立ち上がりエッジ検出信号と立ち下がりエッジ検
    出信号に同期して反転するフリップフロップと、 該フリップフロップの出力を積分する積分器とからなる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記位相差を検出する手段は、前記遅延
    された立ち上がりエッジ検出信号と立ち下がりエッジ検
    出信号に同期して反転するフリップフロップと、 該フリップフロップの出力のHレベルの区間長をカウン
    トする第1のカウンタと、 Lレベルの区間長をカウントする第2のカウンタと、 前記第1のカウンタ及び第2のカウンタの出力の差をと
    る引算器とからなることを特徴とする請求項1記載の情
    報再生装置。
JP22292993A 1993-09-08 1993-09-08 情報再生装置 Pending JPH0778340A (ja)

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JP22292993A JPH0778340A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 情報再生装置

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JP22292993A JPH0778340A (ja) 1993-09-08 1993-09-08 情報再生装置

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JPH0778340A true JPH0778340A (ja) 1995-03-20

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ID=16790082

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