JP3294944B2 - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JP3294944B2
JP3294944B2 JP18034794A JP18034794A JP3294944B2 JP 3294944 B2 JP3294944 B2 JP 3294944B2 JP 18034794 A JP18034794 A JP 18034794A JP 18034794 A JP18034794 A JP 18034794A JP 3294944 B2 JP3294944 B2 JP 3294944B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号の同期再生に
おいて、サブキャリア信号に同期したクロックを再生す
る際、特に非標準映像信号が入力された場合のPLL回
路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の映像信号のカラーサブキャリア信
号を同期再生するPLL回路の構成図を図6に示す。図
6において、1は入力映像信号11のカラーバースト信
号と制御発振回路4にて発振したサブキャリア信号41
との位相差をバーストゲート信号12に応じて検出し、
誤差信号13を出力する位相比較回路、6は誤差信号1
3をバーストゲート信号12の直後で、ホールド信号6
1によって保持し、ホールド誤差信号62として出力す
るホールド回路、3はホールド誤差信号62の高域成分
を減衰させ、制御信号31を出力するLPF回路、4は
入力映像信号11のカラーバースト信号周波数付近で発
振していて、制御信号31に応じてサブキャリア信号4
1を発振させる制御発振回路である。
【0003】以上のように構成された従来のPLL回路
についてその動作を説明する。位相比較回路1では入力
された映像信号11のカラーバースト信号と制御発振回
路4にて発振したサブキャリア信号41との位相差をバ
ーストゲート信号12がハイレベルの期間に検出し、誤
差信号13を出力する。
【0004】ホールド回路6ではバースト毎に位相比較
を行った誤差信号13をホールド信号61によってバー
スト期間の直後のタイミングでホールドし、ホールド誤
差信号62を出力する。このホールド信号61は垂直等
化パルスの期間では出力されず、等化パルスの直前の位
相比較の情報を保持する。
【0005】ホールド誤差信号62はLPF回路3によ
って、高域の信号成分が減衰され、制御信号31として
制御発振回路4に入力される。制御発振回路4では入力
映像信号11のカラーバースト信号とサブキャリア信号
41との位相差に対応した制御信号31によって発振器
の発振周波数を可変することでサブキャリア信号41と
入力映像信号11のカラーバースト信号の位相差をゼロ
に収束させて行く。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、図7に示すように、レーザーディスクの
スチル信号などの非標準信号が入力されたとき、フィー
ルドによってバースト信号の連続性が大きくずれてしま
う場合ある。このとき、ホールド回路6では、位相比較
回路1での誤差信号13の情報が大きくずれたままで保
持されててしまい、次のフィールドでの位相比較動作を
開始しても、制御信号31が大きくずれ、位相差がゼロ
に収束するまでの時間が大幅にかかり、有効映像期間ま
で正確な再生クロックが得られず、システムの信号処理
において、誤動作の要因となってしまうという問題を有
していた。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、非標準映像信
号が入力され、フィールド間のバースト信号の連続性が
大きくずれた場合でも、位相差を速やかに収束させるこ
とができ、安定した信号処理のクロック供給を実現でき
るPLL回路を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のPLL回路は、一方の入力である映像信号
の水平期間毎のカラーバースト信号と、他方の入力であ
るサブキャリア信号との位相差をバーストの位置を示す
バーストゲート信号に応じて検出し、誤差信号を出力す
る位相比較回路と、前記映像信号の垂直等化パルス期間
およびその前後のNライン期間で誤差信号の値をホール
ドし、ホールド誤差信号を出力するホールド回路と、前
記ホールド回路の出力であるホールド誤差信号の高域信
号成分を減衰させた制御信号を出力するLPF回路と、
前記LPF回路の出力である制御信号に応じて発振周波
数を可変させ、サブキャリア信号を出力する制御発振回
路と、前記ホールド回路と前記LPF回路の間に挿入さ
れた平均回路とを備え、前記ホールド回路のホールド誤
差信号を、前記映像信号の垂直等化パルス期間およびそ
の前後のNライン期間で、Mフレームに渡り積分し、そ
の平均をとって平均誤差信号を出力し、前記LPF回路
に入力するようにしたことを特徴とする。
【0009】
【0010】
【作用】上記構成により、非標準映像信号が入力され、
フィールド間のバースト信号の連続性が大きくずれた場
合でも、フィールド間の誤差信号の変化を最小に抑える
ことが可能となるので、位相差を速やかに収束させるこ
とができ、安定した信号処理のクロック供給を実現でき
る。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例のPLL回路について
図面を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実
施例におけるPLL回路の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1は入力映像信号11のカラーバー
スト信号と制御発振回路4にて発振したサブキャリア信
号41との位相差をバーストゲート信号12に応じて検
出し、誤差信号13を出力する位相比較回路、2は垂直
等化パルスとその前後Nラインの期間で誤差信号13を
ホールド信号21によて保持し、ホールド誤差信号22
として出力するホールド回路、3はホールド誤差信号2
2の高域成分を減衰させた制御信号31Aを出力するL
PF回路、4は入力映像信号11のカラーバースト信号
周波数付近で発振していて、制御信号31Aに応じてサ
ブキャリア信号41を発振させる制御発振回路である。
【0012】以上のように構成されたPLL回路につい
て図2を用いて動作を説明する。フィールド間のバース
ト信号の連続性が大きくずれた非標準の映像信号11が
入力された場合、従来では、位相比較回路1の誤差信号
13を垂直等化パルス期間のみホールドゲート信号61
によりホールドしても、等化パルスの前後においてバー
ストの連続性が失われてしまう場合が発生するので、正
しい位相誤差の情報がホールド回路2によって保持する
ことができず、次のフィールドの先頭での位相比較動作
は、位相差が大幅にずれた位相から比較が開始され、制
御信号31は大きく振動してしまう。
【0013】本実施例ではホールドゲート信号21を予
め等化パルスの前後のNラインの期間にまで拡張してい
るので、等化パルスの前後でバースト連続性が失われた
映像信号が入力された場合でも、ホールド回路2におけ
るホールド誤差信号22が、正常なときに保持されてい
るので、次のフィールドでも、制御信号31Aは大きく
振動することなく迅速に収束することができる。
【0014】次に本発明の他の実施例におけるPLL回
路について説明する。図3は第2の実施例におけるPL
L回路の構成を示すブロック図である。第1の実施例と
の違いはホールド回路2の後段に平均回路5を設けた点
であり、その他は同一である。
【0015】図4は平均回路5の詳細な構成を示すブロ
ック図である。図4において、501はホールド誤差信
号22をフレームラッチ信号51により順次M段保持す
るラッチ手段、502はラッチ手段501の出力を加算
する加算手段、503は加算手段502の出力を1/M
する除算手段、504はホールド誤差信号22をa側の
入力とし、除算手段503の出力をb側の入力とし、フ
レームラッチ信号51によりどちらか一方の入力を出力
する選択手段である。
【0016】ホールド回路2でのホールド期間をフィー
ルド毎とせず、図5に示すように、Mフレームに渡りホ
ールド誤差信号22をラッチ手段501で保持し、加算
手段502と除算手段503により平均を取ったフレー
ム平均データ52が選択手段504でフレームラッチ信
号51によって選択され、LPF回路3へ入力されるの
で、バースト信号の連続性が失われた非標準信号に対し
ても、さらに安定な位相比較を行うことができる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、一方の入
力である映像信号の水平期間毎のカラーバースト信号
と、他方の入力であるサブキャリア信号との位相差をバ
ーストの位置を示すバーストゲート信号に応じて検出
し、誤差信号を出力する位相比較回路と、前記映像信号
の垂直等化パルス期間およびその前後のNライン期間で
誤差信号の値をホールドし、ホールド誤差信号を出力す
るホールド回路と、前記ホールド回路の出力であるホー
ルド誤差信号の高域信号成分を減衰させた制御信号を出
力するLPF回路と、前記LPF回路の出力である制御
信号に応じて発振周波数を可変させ、サブキャリア信号
を出力する制御発振回路とを設けたので、非標準映像信
号が入力され、フィールド間のバースト信号の連続性が
大きくずれた場合でも、位相差を速やかに収束させるこ
とができ、安定した信号処理のクロック供給を実現でき
る。
【0018】また、上記構成において、ホールド回路の
ホールド誤差信号を、映像信号の垂直等化パルス期間お
よびその前後のNライン期間でMフレームに渡り積分
し、その平均をとって平均誤差信号を出力する平均回路
をホールド回路の後段に設けたので、さらに位相差を速
やかに収束させることができ、より安定した信号処理の
クロックを供給できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のPLL回路における構
成を示すブロック図
【図2】本発明の第1の実施例のPLL回路におけるタ
イミング関係を説明する波形図
【図3】本発明の第2の実施例のPLL回路における全
体を示すブロック図
【図4】本発明の第2の実施例のPLL回路における平
均回路の詳細構成を示すブロック図
【図5】本発明の第2の実施例のPLL回路におけるタ
イミング関係を説明する波形図
【図6】従来のPLL回路における全体を示すブロック
【図7】従来のPLL回路におけるタイミング関係を説
明する波形図
【符号の説明】
1 位相比較回路 2 ホールド回路 3 LPF回路 4 制御発振回路 5 平均回路 501 ラッチ手段 502 加算手段 503 除算手段 504 選択手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の入力である映像信号の水平期間毎の
    カラーバースト信号と、他方の入力であるサブキャリア
    信号との位相差をバーストの位置を示すバーストゲート
    信号に応じて検出し、誤差信号を出力する位相比較回路
    と、 前記映像信号の垂直等化パルス期間およびその前後のN
    ライン期間で誤差信号の値をホールドし、ホールド誤差
    信号を出力するホールド回路と、 前記ホールド回路の出力であるホールド誤差信号の高域
    信号成分を減衰させた制御信号を出力するLPF回路
    と、 前記LPF回路の出力である制御信号に応じて発振周波
    数を可変させ、サブキャリア信号を出力する制御発振回
    路と、 前記ホールド回路と前記LPF回路の間に挿入された平
    均回路とを備え、前記 ホールド回路のホールド誤差信号
    を、前記映像信号の垂直等化パルス期間およびその前後
    のNライン期間で、Mフレームに渡り積分し、その平均
    をとって平均誤差信号を出力し、前記LPF回路に入力
    するようにしたPLL回路。
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