JPH02294178A - 時間軸誤差補正装置 - Google Patents

時間軸誤差補正装置

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JPH02294178A
JPH02294178A JP1115337A JP11533789A JPH02294178A JP H02294178 A JPH02294178 A JP H02294178A JP 1115337 A JP1115337 A JP 1115337A JP 11533789 A JP11533789 A JP 11533789A JP H02294178 A JPH02294178 A JP H02294178A
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horizontal
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Yoshimitsu Asai
祥光 浅井
Naoji Usuki
直司 臼木
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用のビデオテーブレコーダ(以下、VT
Rと称す)やビデオディスク(以下、VDと称す)等に
使用して好適な時間軸誤差補正装置に関する。
従来の技術 VTRなどの記録再生装置では、信号検出器と記録媒体
との相対的な速度変動によって時間軸変動を生じた再生
映像信号が再生される。このような時間軸変動を伴った
再生映像信号を補正する手法として時間軸誤差補正装置
(タイム・ベース・コレクタ)が用いられている。
従来から用いられている時間軸誤差補正装置の一例を第
7図に示す。本図において、入力端子1より入力された
再生輝度信号は.AD変換器( A / D)2に入力
されると共に同期分離回路6に入力され同期信号が分離
される。分離された同期信号は、等化パルス除去回路(
HHK)7で同期信号の旧縁の位相を残した水平同期信
号周期の書込パルスに変換され、書込クロック発生回路
(W−CLK)8及び書込リセット発生回路(W−RS
T)9に入力される。書込クロック発生回路8は、書込
パルスの位相で発振を開始し、次の書込パルスが来るま
でその位相を保持するものであり、書込リセット発生回
路9は、書込パルスと一定の位相関係を持つリセットパ
ルスを発生させるものである。
AD変換器2に入力された再生輝度信号は、書込クロッ
ク発生回路8からの書込クロックでサンプリングされ、
書込リセット発生回路9からの書込リセットパルスのタ
イミングでメモリ3に書き込まれる。メモリ3に書き込
まれた再生輝度信号は、基準発振器11からの基準クロ
ックで、基準クロックを分周した続出リセット発生回路
(R−R.ST)10からの読出リセットパルスのタイ
ミングでメモリ3から読み出される。読み出された再生
輝度信号は、DA変換器(D/A)4でアナログ信号に
変換され、出力端子5に時間軸補正された信号として出
力される。
発明が解決しようとする課題 以上のような従来の時間軸誤差補正装置は、時間軸変動
を再生輝度信号の同期信号の前縁の位相で検出している
が、一般に同期信号の前縁は映像信号から1μsec程
度しか離れていないため、映像信号の波形の影響を受け
やすく、正確な位相検出がしにくい。従うて、波形的に
安定でしかも映像信号からも影響を受けにくい同期信号
の後縁で位相検出を行うほうがより正確な位相検出が行
える。
以上の理由で位相検出を同期信号の後縁で行うようにし
た場合、従来の構成では等化パルス及び垂直同期信号の
期間で書込パルスが一定の周期とならないため、メモリ
制御を正確に行うことができないと共に、メモリに書き
込まれる位相タイミングが垂直同期量号の期間不規則に
なり、時間軸補正された再生輝度信号から正確な垂直同
期信号の位相検出ができなくなる。
また、他の問題として、垂直同期期間及び等化パルス期
間は、比較的ノイズに犯されやすいため、等価パルスが
消滅したり、ノイズが同期信号として検出されたりする
場合がある。従って正規の水平同期信号周期に比べ同期
信号が減ったり、又は逆に増えたりしてメモリのアドレ
ス制御を誤動作させる要因七なる。
またさらに別の問題として、再生機がVTRの場合、再
生モードすなわち通常再生か特殊再生かによって垂直同
期信号及び等化パルス信号の期間で必要とされる水平同
期信号周期の書込パルスが異なる。つまり、通常再生の
場合は、同期信号をすげ替えたり、外部同期をさせたり
するため正確な垂直同期の位相検出が必要であり、また
特殊再生の場合は、再生輝度信号の垂直同期信号近傍が
疑似垂直同期信号等にすげ替えられているため安定した
水平同期信号周期の信号が必要となる。
本発明は、上記従来例の有する種々の課題を解決した時
間軸誤差補正装置を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段 上記従来の課題を解決するために、本発明の時間軸誤差
補正装置は、再生輝度信号より同期信号を分離する同期
分離手段と、前記同期信号の後縁を基準にして第1の水
平周期パルス列を作成する後縁パルス列発生手段と、前
記同期信号の前縁を基準にして第2の水平周期パルス列
を作成する前縁パルス列発生手段と、垂直同期信号及び
その前後の等化パルス信号を含む期間では前記第1の水
平周期パルス列から前記第2の水平周期パルス列に切り
替えて書き込みパルスを出力する切替手段と、前記書込
パルスに位相同期する書込クロックを発生させる書込ク
ロック発生手段と、前記書込クロックに従って前記書込
パルスのタイミングで前記再生輝度信号をメモリに書き
込む書込手段と、前記メモリから基準のタイミングの基
準クロックに従って前記再生輝度信号を読み出す読出手
段とを備えたものである。
また本発明は、前縁パルス列発生手段に代えて、PLL
回路により同期信号中の水平同期信号に位相同期した第
2の水平同期パルス列を作成する位相同期パルス列発生
手段を用いてなるものである。
本発明はまた、PLL回路により同期信号中の水平同期
信号に位相同期した第3の水平周期パルス列を作成する
位相同期パルス列発生手段を付設し、切替手段は、垂直
同期信号及びその前後の等価パルス信号を含む期間では
再生輝度信号がビデオテーブレコーダからの通常再生で
得られる信号である場合は第1の水平周期パルス列から
第2の水平周期パルス列に切り替え、また前記再生輝度
信号がビデオテープレコーダからの特殊再生で得られる
信号である場合は前記第1の水平周期パルス列から前記
第3の水平周期パルス列に切り替えて書込パルスを出力
する構成としたものである。
作用 上記の構成により、本発明は、書込リセット発生回路の
基準となる水平同期信号周期のパルス列が、垂直同期信
号及びその前後の等化パルス信号を含む期間においても
、他の水平同期信号期間と同様に水平同期信号周期でし
かも各パルスの後縁,前縁ともほぼ同じ位相タイミング
である水平周期パルス列を得ることができるものである
また、書込リセット発生回路の基準となる水平同期信号
周期のパルス列が、垂直同期信号及びその前後の等化パ
ルス信号を含む期間では水平同期信号を基準としたPL
L回路で作成した信号出力を用いるため、ノイズに犯さ
れた場合においても確実に水平同期信号周期の信号を出
力でき、安定した位相タイミングの水平周期パルス列を
得ることができるものである。
また、書込リセット発生回路の基準となる水平同期信号
周期のパルス列が、垂直同期信号及びその前後の等化パ
ルス信号を含む期間では、通常再生時は同期信号期間の
水平同期信号とほぼ同じ位相タイミングである水平周期
パルス列となるもので、特殊再生時はPLL回路で作成
した信号出力を用いるため確実に水平同期信号周期で安
定した位相タイミングである水平周期パルス列となるも
のである。
実施例 本発明の第1の実施例を第1図を参照しながら説明する
。同図において第7図と同一回路については同一符号を
付してあり説明は省略する。
入力端子1より入力された再生輝度信号は,AD変換器
(A/D)2及び同期分離回路6に入力される。AD変
換器2では書込クロック発生回路(W−CLK)1Bか
らの書込クロックにより再生輝度信号をサンプリングし
、ディジタルデータ(デジタル映像信号)に変換する。
このディジタルデー夕は、書込リセット発生回路(W−
RST)17からの書込リセットパルス及び書込クロッ
クのタイミングでメモリ3に書き込まれる。メモリ3に
書き込まれたディジタルデー夕は、基準発振器1lから
の基準クロックで、続出リセット発生回路(R−RST
)1Bからの続出リセットパルスのタイミングで読み出
される。そして.DA変換器CD /A )4でアナロ
グ信号に変換し、出力端子5に時間軸補正された再生輝
度信号を出力させる。続出リセットパルスは続出リセッ
ト発生回路18で基準クロックを分周して得られる基準
水平同期信号パルス列を用いる。
一方、同期分離回路6に入力された再生輝度信号は、同
期信号を分離して出力する。出力された同期信号は、切
替回路13及び垂直同期分離回路14に入力されると共
に等化パルス除去回路(H}{K)7に入力され、等化
パルスを除去した水平同期信号パルス列に変換される。
変換された水平同期信号パルス列は、位相調整器12で
タイミングを調整され切替回路13に入力される。また
、切替回路13には、前記垂直同期分離回路141!分
離された垂直同期信号より切替タイミング調整器(SW
P)15で調整された切替タイミングパルスが入力され
る。切替回路13より出力されたパルス信号は、書込ク
ロック発生回路16及び書込リセット発生回路l7に入
力される。
以下に、本実施例の具体的動作について第1図及び第2
図を参照しながら説明する。但し、第2図の波形図は、
第1図の各回路の出力波形を示したもので、同一符号を
付している。
入力端子1より入力された再生輝度信号は、AD変換器
2で書込クロックに従ってサンプリングされると共に、
同期分離回路6で同期信号を分離される。同期分離回路
6で分離された同期信号Aは、切替回路13及び垂直同
期分離回路14に入力されると共に等化パルス除去回路
7に入力され、等化パルスを除去された水平同期信号周
期のパルス列Bに変換される。変換されたパルス列Bは
、位相調整器12で前記同期信号Aの水平同期信号の後
縁の位相にほぼ一致するように調整されたパルス列Cに
変換され切替回路13に入力される。また同期信号Aは
、垂直同期分離回路14で垂直同期信号Dを分離され切
替タイミング調整器15に入力される。切替タイミング
調整器15では、垂直同期信号Dより垂直同期信号及び
その前後の等化パルス信号を含んだ垂直同期周期の切替
タイミングパルスEを作成し、切替回路13に入力して
いる。切替回路13から出力される信号は、切替タイミ
ングパルスEのハイレベル期間は位相調整器12からの
パルス列Cが、それ以外のロウレベル期間は同期分離回
路6からの同期信号Aがパルス信号Fとして出力される
ことになる。
従って、出力されるパルス信号Fは、垂直同期信号付近
においても、その後縁の位相がほぼ正規の水平同期信号
周期のものと同じものとなってぃる。このパルス信号F
は、書込クロック発生回路16に入力され、パルス信号
Fの後縁の位相に位相同期する書込クロックを発生させ
る。また、パルス信号Fは、書込リセット発生回路17
にも入力され、このパルス信号Fの後縁に位相同期した
リセットパルスを出力させる。AD変換器2でサンプリ
ングされたディジタルデー夕は、書込リセット発生回路
17からの書込リセットパルスのタイミングで、書込ク
ロック発生回路16からの書込クロックによりメモリ3
に書き込まれる。メモリ3に書き込まれたディジタルデ
ー夕は、基準発振器11からの固定の基準クロックに従
って、この基準クロツクを読出リセット発生回路18で
分周した読出リセットパルスのタイミングでメモリ3よ
り読み出され、DA変換器4でアナログ信号に変換され
、出力端子5に時間軸補正された再生輝度信号として出
力されることになる。
以上説明したように、同期分離した同期信号の垂直同期
信号及びその前後の等化パルス信号を含んだ期間、等化
パルス除去した同期信号の位相調整したパルスに切り替
えて書込クロック発生回路及び書込リセット発生回路に
入力することにより、時間軸変動を同期信号の後縁で検
出しても水平同期信号周期は変化せず確実にメモリ制御
を行えると共に、メモリに書き込まれる位相タイミング
が、垂直同期信号期間でもほとんど変化しないため、時
間軸補正された再生輝度信号においても確実に垂直同期
信号を検出することができるものである。
本実施例において、VTRから再生される輝度信号の場
合、切替タイミング調整器15に入力される垂直同期信
号Dの代わりに、VTRのヘッド切替信号を入力し、そ
のヘッド切替信号の両縁を基準に切替タイミング調整器
15で切替タイミングパルスEを作成する構成にしても
本実施例とほぼ同等の効果が得られる。
次に、本発明の第2の実施例を第3図を参照しながら説
明する。同図において第1図と同一回路については同一
符号を付してあり説明は省略する。
入力端子1より入力された再生輝度信号は.AD変換器
(A/D)2及び同期分離回路6に入力される。AD変
換器2では第1の実施例と同様に、書込クロック発生回
路27からの書込クロックにより再生輝度信号をサンプ
リングし、書込リセット発生回路28からの書込リセッ
トパルス及び書込クロックのタイミングでメモリ3に書
き込まれる。メモリ3に書き込まれたディジタルデー夕
は、基準発振器l1からの基準クロックで読み出し、リ
セット発生回路29からの読出リセットパルスのタイミ
ングで読み出される。そして、DA変換器4にて基準ク
ロックでアナログ信号に変換し、出力端子5から時間軸
補正された再生輝度信号を出力している。
一方、前記同期分離回路6に入力された再生輝度信号は
、同期信号を分離され切替回路24に入力されると共に
等化パルス除去回路7に入力される。等化パルス除去回
路7で等化パルスを除去した水平同期信号パルス列は、
位相比較器(PC)19,ローバスフィルタ(LPF)
20.  可変発振器(VCO)2 1.  分周器2
2からなるPLL回路に入力され、この水平同期信号パ
ルス列に周波数同期した分周パルス列を位相調整器23
に入力する。分周パルス列は、位相調整器23において
同期信号の水平同期信号の後縁の位相にほぼ一.致する
ように位相調整された後切替回路24に入力される。ま
た、切替回路24には、他の入力端子25より入力され
た切替基準信号より切替タイミング調整器26で調整さ
れた切替タイミングパルスが入力される。切替回路24
より出力されたパルス信号は、書込クロック発生回路2
7及び書込リセット発生回路28に入力される。
以下に、本実施例の具体的動作について第3図,第4図
を参照しながら説明する。但し、第4図の波形図は、第
3図の各回路の出力波形を示したもので同一符号を付し
ている。
同期分離回路6で分離された同期信号Gは、切替回路2
4に入力されると共に等化パルス除去回路7に入力され
、等化パルス除去された水平同期信号周期のパルス列H
に変換される。変換されたパルス列Hは、位相比較器1
8に入力され分周器22からの分周パルス列工と位相比
較される。位相比較器19からの位相差電位は、ローバ
スフィルタ20を通り可変発振器21・に加えられ、可
変発振器21を発振させる。この可変発振器21b)ら
のクロックを分周器22に帰還することによって、分周
器22から出力される分周パルス列工は同期信号Gの水
平同期信号にロックしたものとなっている。この分周パ
ルス列Iを位相調整器23に入力し、同期信号Gの水平
同期信号の後縁の位相にほぼ一致するように位相調整し
たパルス列Jを切替回路24に入力する。また、他の入
力端子25には、切替基準信号としてヘッド切替パルス
Kが入力されている。切替タイミング調整器26におい
て、ヘッド切替パルスKの立ち上り及び立ち下りの両縁
より垂直同期信号及びその前後の等化パルス信号を含ん
だ垂直同期周期の切替タイミングパルスLを作成し、切
替回路24に入力している。切替回路24から出力され
る信号は、この切替タイミングパルスLのハイレベル期
間は位相調整器23からの出力パルス列Jを、また、そ
れ以外のロウレベル期間は同期分離回路θからの同期信
号Gを出力するよう切り替えられたパルス信号Mが出力
される。従って、出力されるパルス信号Mは、垂直同期
信号付近においても、その後縁の位相がほぼ正規の水平
同期信号周期のものと同じものとなっている。このパル
ス信号Mは、第1の実施例と同様に、書込クロック発生
回路27に入力されパルス信号Mの後縁の位相に瞬時に
位相同期する書込クロックを発生させる。また、パルス
信号Mは、書込リセット発生回路28にも入力され、こ
のパルス信号Mの後縁に位相同期したリセットパルスを
出力させる。AD変換器2でサンプリングされたディジ
タルデー夕は、書込リセット発生回路28からの書込リ
セットパルスのタイミングで、書込クロック発生回路2
7からの書込クロックでメモリ3に書き込まれる。メモ
リ3に書き込まれたディジタルデー夕は、基準発振器1
1からの固定の基準クロックに従って、この基準クロッ
クを続出リセット発生回路29で分周した読出リセット
パルスのタイミングでメモリ3より読み出し、DA変換
器4より前記基準クロックで読み出すことにより、出力
端子5に時間軸補正された再生輝度信号が出力されるこ
とになる。
以上説明したように、同期分離した同期信号の垂直同期
信号及びその前後の等化パルス信号を含んだ期間では等
化パルス除去した水平同期信号に周波数同期するように
構成したPLL回路からの水平周期のパルス列を位相調
整したパルス列に切り替えて書込クロック発生回路及び
書込リセット発生回路に入力することにより、垂直同期
信号近傍が多少ノイズで犯されていても水平同期信号周
期で確実にメモリを制御することができ、メモリのアド
レス制御を誤動作させることがない。特に、入力信号が
VTRの特殊再生信号等の場合には,本発明は大変有効
である。
さらに、本発明の第3の実施例を第5図を参照しながら
説明する。同図において、第3図と同一回路については
同一符号を付してあり説明は省略する。
同期分離回路6に入力された再生輝同信号は、同期信号
を分離され出力される。出力された同期信号は、切替回
路24に入力されると共に等化パルス除去回路7に入力
される。等化パルス除去回路で等化パルスを除去した水
平同期信号パルス列は、位相比較器19,ローバスフィ
゛ルタ20,可変発振器21,分周器22からなるPL
L回路に入力されると共に第1の位相調整器30に入力
される。第1の位相調整器30で位相調整された出力パ
ルス列はスイッチ回路31に入力される。また、PLL
回路の分周器22から出力された分周パルス列は第2の
位相調整器23で位相調整された後、スイッチ回路31
に入力される。スイッチ回路3lは、制御信号用の入力
端子32からの制御信号でスイッチされ切替回路24に
入力される。
以下に、本実施例の具体的動作について第5図,第6図
を参照しながら説明する。但し、第6図の波形図は、第
5図の各回路の出力波形を示したもので同一符号を付し
ている。
同期分離回路6で分離された同期信号Nは、切替回路2
4に入力されると共に等化パルス除去回路7に入力され
、等化パルス除去された水平同期信号周期のパルス列O
に変換される。変換されたパルス列0は、第1の位相調
整器30で同期信号Nの水平同期信号の後縁の位相にほ
ぼ一致するパルス列Pに調整されスイッチ回路31に入
力される。また、等化パルス除去回路7からの出力パル
ス列Oは、位相比較器19に入力され分周器22からの
分周パルス列Qと位相比較される。位相比較器19から
の位相差電位は、ローパスフィルタ20を通り可変発振
器21に加えられ可変発振器21を発振させる。この可
変発振器21からのクロックを分周器22に帰還するこ
とによって分周器22から出力される分周パルス列Qは
、前記同期信号Nの水平同期信号周期にロックしたもの
となっている。この分周パルス列Qを第2の位相調整器
2′3に入力し、前記同期信号Nの水平同期信号の後縁
の位相にほぼ一致するように位相調節したパルス列Rを
スイッチ回路31に入力する。スイッチ回路31には、
入力端子32からVTRの再生モードを示す11御信号
が入力されており、通常再生時においては第1の位相調
整器30からの出力パルス列Pを、特殊再生時において
は第2の位相調整器23からの出力パルス列Rを選択し
切替回路24に入力するよう制御されている。また、他
の入力端子25には、切替基準信号としてヘッド切替パ
ルスSが入力されている。切替タイミング調整器26に
おいて、ヘッド切替パルスSの立ち上り及び立ち下りの
両縁より垂直同期信号及びその前後の等化パルス信号を
含んだ切替タイミングパルスTを作成し、切替回路24
に入力している。切替回路24から出力される信号は、
この切替タイミングパルスTのハイレベル期間はスイッ
チ回路31からの出力パルス列PまたはRを、また、そ
れ以外のロウレベル期間は前記同期分離回路6からの同
期信号Nを出力するよう切り替えられたパルス信号Uが
出力される。
以上説明したように、同期分離した同期信号の垂直同期
信号及び前後の等化パルス信号を含んだ期間ではVTR
の再生モードが通常再生の場合は、等化パルス除去した
同期信号の位相調整したパルス列に切り替えることによ
り、時間軸変動を同期信号の後縁で検出しても確実にメ
モリ制御が行えると共に、メモリに書き込まれる位相タ
イミングが垂直同期信号期間においてもほとんど変化し
ないため時間軸補正され再生された再生輝度信号におい
ても確実に垂直同期信号を検出することができるもので
、VTRの再生モードが特殊害生の場合は、等化パルス
除去した同期信号に周波数同期するように構成したPL
L回路からの水平同期パルスを位相調整したパルスに切
り替えることにより、垂直同期信号近傍が疑似垂直同期
信号に変換されていても水平同期信号周期で確実にメモ
リ制御することができ、メモリのアドレス制御を誤動作
させることがないよう構成されたものである。
発明の効果 以上のように本発明における時間軸誤差補正装置は、時
間軸変動成分を同期信号の後縁で検出した場合でも、そ
の垂直同期信号及びその前後の等化パルス信号期間にお
いても、水平同期信号周期でしかもほぼ位相タイミング
のあった水平同期信号パルスを得ることができ、メモリ
制御を誤動作させることなく、時間軸補正された再生輝
度信号からも確実な垂直同期検出が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における時間軸誤差補正
回路のブロック図、第2図は同実施例の各部の出力波形
図、第3図は本発明の第2の実施例における時間軸誤差
補正回路のブロック図、第4図は同実施例の各部の出力
波形図、第5図は本発明の第3の実施例における時間軸
誤差補正回路のブロック図、第6図は同実施例の各部の
出力波形図、第7図は従来の時間軸誤差補正装置の一例
を示すブロック図である。 2・・・AD変換器、  3・・・メモリ、  4・・
・DA変換器、  6・・・同期分離回路、  7・・
・等化パルス除去回路、  11・・・基準発振器、 
 12・・・位相調整器、  13・・・切替回路、 
 14・・・垂直同期分離回路、  15・・・切替タ
イミング調整器、  16・・・書込クロック発生回路
、  17・・・書込リセット発生回路、  18・・
・続出リセット発生回路。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 ほか1名区 む 工 図 d 」 r ト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)再生輝度信号より同期信号を分離する同期分離手
    段と、 前記同期信号の後縁を基準にして第1の水平周期パルス
    列を作成する後縁パルス列発生手段と、前記同期信号の
    前縁を基準にして第2の水平周期パルス列を作成する前
    縁パルス列発生手段と、垂直同期信号及びその前後の等
    化パルス信号を含む期間では前記第1の水平周期パルス
    列から前記第2の水平周期パルス列に切り替えて書込パ
    ルスを出力する切替手段と、 前記書込パルスに位相同期する書込クロックを発生させ
    る書込クロック発生手段と、 前記書込クロックに従って前記書込パルスのタイミング
    で前記再生輝度信号をメモリに書き込む書込手段と、 前記メモリから基準のタイミングの基準クロックに従っ
    て前記再生輝度信号を読み出す読出手段とを具備した時
    間軸誤差補正装置。
  2. (2)前縁パルス列発生手段に代えて、PLL回路によ
    り同期信号中の水平同期信号に位相同期した第2の水平
    同期パルス列を作成する位相同期パルス列発生手段を用
    いてなる請求項1記載の時間軸誤差補正装置。
  3. (3)PLL回路により同期信号中の水平同期信号に位
    相同期した第3の水平周期パルス列を作成する位相同期
    パルス列発生手段を付設し、 切替手段は、垂直同期信号及びその前後の等価パルス信
    号を含む期間では再生輝度信号がビデオテープレコーダ
    からの通常再生で得られる信号である場合は第1の水平
    周期パルス列から第2の水平周期パルス列に切り替え、
    また前記再生輝度信号がビデオテープレコーダからの特
    殊再生で得られる信号である場合は前記第1の水平周期
    パルス列から前記第3の水平周期パルス列に切り替えて
    書込パルスを出力する構成とした請求項1記載の時間軸
    誤差補正装置。
JP1115337A 1989-05-09 1989-05-09 時間軸誤差補正装置 Expired - Fee Related JPH082100B2 (ja)

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