JPH0514864A - クロツク発生回路 - Google Patents

クロツク発生回路

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JPH0514864A
JPH0514864A JP3189187A JP18918791A JPH0514864A JP H0514864 A JPH0514864 A JP H0514864A JP 3189187 A JP3189187 A JP 3189187A JP 18918791 A JP18918791 A JP 18918791A JP H0514864 A JPH0514864 A JP H0514864A
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Shingo Ikeda
信吾 池田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、入力映像信号に含まれるジッ
タに追従するクロックを得ることができるクロック発生
回路を提供すること。 【構成】 第1の位相比較手段(第1の位相比較回路)
22により、基準クロックと目的のクロックに応じたク
ロックとを位相比較し、第2の位相比較手段(第2の位
相比較回路)4により、入力映像信号中の同期信号とバ
ースト信号とを位相比較し、これら第1、第2の位相比
較手段22,4の出力を加算手段(加算器)23により
加算し、該加算手段23の出力に応じた周波数で発振手
段(電圧制御発振器)25が発振するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号記録再生装置
等における入力映像信号に含まれるジッタに追従する所
定周波数のクロックを発生するクロック発生回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、上述したような入力映像信号に含
まれるジッタ(Jitter:まとまりのない変動)を除去
するディバイスとしては、ディジタルTBC(Time ba
secollector:タイム・ベース・コレクタ)と呼ばれる
時間軸補正回路が公知である。
【0003】これは、例えば、入力映像信号に含まれる
ジッタに追従するクロックをクロック発生回路により発
生し、このクロックで前記入力映像信号をサンプリング
してディジタル信号化してなるデータをメモリに書き込
み、再びそのデータを、1水平同期期間のジッタを考慮
してなる安定した一定のクロックでメモリから読み出し
てアナログ信号に変換することにより、ジッタを含まな
い入力映像信号を得ようとするものである。
【0004】ここで、従来のディジタルTBCの回路構
成を図2に示す。
【0005】入力端子1から入力するジッタを含む映像
信号は、図3に示すように、水平同期信号及びバースト
信号を含んでいる。この入力端子1からジッタを含んだ
映像信号が入力されると、この映像信号に含まれている
水平同期信号及びバースト信号が同期信号分離回路2に
より分離されて、水平同期信号は位相同期回路(PL
L:Phase lock loop)3に入力され、且つバースト信
号は位相比較回路4に入力される。
【0006】位相同期回路3は、同期信号分離回路2で
分離された水平同期信号に位相ロックさせたバースト信
号と同一周波数のクロックを発生させる。位相比較回路
4は位相同期回路3の出力と同期信号分離回路2からの
バースト信号とを位相比較することによりベロシティー
エラーを検出する。
【0007】位相比較回路4の出力は、レベル変換回路
5に入力されて、その出力レベルが調整された後、位相
シフト回路6に入力される。この位相シフト回路6は、
レベル変換回路5を介して位相比較回路4から供給され
る位相差信号に従い、位相同期回路3の出力クロックを
位相シフトする。これにより、バースト信号と同位相及
び同一周波数のクロックが得られる。
【0008】位相シフト回路6の出力は、周波数逓倍回
路7に入力されて、N倍周波数の信号に変換される。
【0009】これによりA/D変換回路8で入力端子1
から入力する映像信号をサンプリングしてメモリ回路9
へデータを書き込む。ここで図4を用いてジッタ除去の
様子を説明する。図4(a)中、曲線(イ)は、図2の
入力端子1から入力する映像信号のジッタを示す。
【0010】この映像信号のジッタは図2の入力端子
1、同期信号分離回路2、位相同期回路3、位相比較回
路4、レベル変換回路5、位相シフト回路6、周波数逓
倍回路7、A/D変換回路8、及びメモリ回路9により
構成される回路でバースト信号毎に除去されるため、バ
ースト信号のところではジッタは0となり時間の経過と
共に1水平同期期間内にも映像信号の位相は変化し、ジ
ッタ量が変化する。この1水平同期期間内の位相誤差は
ベロシティーエラーと呼ばれる。図4(b)は、そのベ
ロシティーエラー量を示すグラフである(ここではベロ
シティーエラーを直線近似して示している)。図4
(a)、図4(b)中、t1,t2,t3,t4,t5は、
図2の位相比較回路4で検出された位相誤差である。
【0011】このベロシティーエラーを除去するために
図2のメモリ回路9に書き込んだデータをD/A変換回
路10でアナログデータに変換する際に、クロックをベ
ロシティーエラー分位相シフトさせる。
【0012】以下、図2に基づいてその動作を説明す
る。
【0013】図2中、11は位相比較回路4の出力をア
ナログデータからディジタルデータに変換する第2A/
D変換回路であり、タイミング信号発生回路12により
1水平同期期間毎にディジタルデータに変換して第2メ
モリ回路13へ書き込む。
【0014】この第2メモリ回路13に書き込まれたデ
ータは、クロック入力端子14から入力されたバースト
信号と同じ周波数の基準クロックが入力する第2タイミ
ング信号発生回路15から、1水平同期期間毎に発生す
るタイミング信号によって読み出されて、第2D/A変
換回路16でアナログ信号に変換される。
【0015】この第2D/A変換回路16から出力され
たデータを基に図4(b)に示すような鋸歯状のベロシ
ティーエラー補正波形信号を波形信号発生回路17によ
り発生する。この波形信号発生回路17の方式にはいろ
いろなものが考えられるが、ここでは直線近似による波
形を図3(b)に示している。即ち、波形信号発生回路
17では、第2D/A変換回路16より出力された電圧
Vに対して、1水平同期期間に0〜Vに直線的に変化す
るランプ波を発生する。
【0016】波形信号発生回路17により発生したベロ
シティーエラー補正波形信号は、第2レベル変換回路1
8でレベル調整された後、第2位相シフト回路19へ出
力される。そのベロシティーエラー補正波形信号に従っ
て第2位相シフト回路19では、クロック入力端子14
から入力された基準クロックを位相シフトさせて、第2
周波数逓倍回路20へ送り、n倍周波数の信号に変換し
て第1メモリ回路9からの読み出しクロック及び第1D
/A変換回路10の変換クロックとして使用する。この
第2D/A変換回路10からの出力はクロック出力端子
21から得られる。
【0017】ここで、第2メモリ回路13からのデータ
の読み出しタイミングは、第2メモリ回路13からのデ
ータの読み出しタイミングより1水平同期期間先行して
いなければならない。これは、波形信号発生回路17か
らベロシティーエラー補正波形信号を発生する場合に、
その1水平同期期間の最後のベロシティーエラー値が必
要となるからである。
【0018】以上のようにして入力映像信号に含まれる
ジッタを除去することができる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例で
は、第2位相シフト回路19と位相比較回路4の入出力
特性が異なるので、その相違を吸収するために第2レベ
ル変換回路18が必要になる。
【0020】従って、第2位相シフト回路19から出力
されるクロックによって除去されるベロシティーエラー
と、位相比較回路4で実際に検出されたベロシティーエ
ラーとの間には、第2レベル変換回路18の変換精度に
依存する誤差が存在する。
【0021】特に、第2位相シフト回路19及び位相比
較回路4の入出力特性が直線的でない場合、第2レベル
変換回路18の回路構成は非常に複雑になり、レベル変
換精度も低くなってしまう。また、従来例では、第2位
相シフト回路19及び第2周波数逓倍回路20の回路構
成が複雑であるという問題点もある。
【0022】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、簡単な構成で、入力映像信号に含まれるジッタに追
従するクロックを得ることができるクロック発生回路を
提供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め本発明のクロック発生回路は、入力映像信号に追従す
る所定周波数のクロックを発生する回路であって、安定
した基準クロックと目的のクロックに応じたクロックと
を位相比較する第1の位相比較手段と、前記入力映像信
号に含まれる同期信号とバースト信号とを位相比較する
第2の位相比較手段と、前記第1及び第2の位相比較手
段の出力を加算する加算手段と、該加算手段の出力に応
じた周波数で発振する発振手段とからなることを特徴と
するものである。
【0024】
【作用】第1の位相比較手段及び発振手段はPLL回路
を構成し、従って、第2の位相比較手段の出力がゼロの
状態で位相シフトされるベロシティーエラーはゼロにな
り、このPLL回路の出力は基準入力クロックに位相同
期したクロックになるが、第2の位相比較手段の出力に
応じたベロシティーエラー分、位相シフトされて、最終
的に入力映像信号のジッタに追従するようになる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づき説明
する。
【0026】図1は、本発明に係るクロック発生回路を
備えた時間軸補正回路のブロック構成図であり、この時
間軸補正回路は、破線で囲んだ部分以外は図2に示す従
来例と同じであるため、図面に同一符号を付してその説
明を省略する。
【0027】図1中、22は位相比較回路(第1の位相
比較手段)で、クロック入力端子14から入力する安定
した基準クロックと、目的のクロックとを位相比較する
第1の位相比較回路(第1の位相比較手段)である。
【0028】この第1の位相比較回路22と、ベロシテ
ィーエラーを検出する第2の位相比較回路(第2の位相
比較手段)4は、互いに同じ内部構成で、しかも、同じ
入出力特性を持った回路である。23は第1の位相比較
回路22の出力と、ベロシティーエラー電圧値、即ち、
第2の位相比較回路4の出力とを加算する加算器(加算
手段)、24は低域で十分なゲインを持つ、応答速度を
決めるためのループフィルタ、25は発振手段である電
圧制御発振器(VCO:Voltage ControlledOscillato
r)、26は電圧制御発振器25の出力クロックをN分
周して第1の位相比較回路22の一方の入力に供給する
分周回路である。
【0029】なお、第1、第2の位相比較回路22,4
は、互いにほぼ同一の入出力特性が得られれば、互いに
異なる回路構成でもよく、また、互いに入出力特性が異
なっても略同一の入出力特性になるように調整可能なも
のであればよい。
【0030】次に、図1の破線で囲んだ部分の動作を説
明する。第1の位相比較回路22、ループフィルタ2
4、電圧制御発振器25、及び分周回路26からなるル
ープは、PLL回路Aを構成しており、加算器23の出
力がゼロのときにクロック出力端子25a(即ち、電圧
制御発振器25の出力)に所定周波数の目的クロックが
得られるように調整しておく。
【0031】ここで、加算器23への、ベロシティーエ
ラー電圧の入力電圧がV1であると、PLL回路Aで
は、第1の位相比較回路22の出力電圧が−V1になる
ように位相ロックする。
【0032】これは、第1の位相比較回路22が、ベロ
シティーエラー検出のための第2の位相比較回路4と同
じ入出力特性である場合、この第2の位相比較回路4の
2つの入力の位相差が、検出されたベロシティーエラー
と絶対値が同じで、正負の符号が異なるだけであること
を示している。即ち、ベロシティーエラーが0〜φの直
線近似で求められたとき、PLL回路Aの出力クロック
に対する分周回路26の出力クロックの位相差は、0〜
−φに直線的に変化する。即ち、クロック出力端子21
には、ベロシティーエラーに追従するクロックが得られ
る。
【0033】なお、図1におけるその他の動作は、図2
に示す従来例と同一であるから、その説明を省略する。
【0034】
【発明の効果】上述した如く本発明によれば、非常に簡
単な構成で、映像信号の含まれるジッタに追従するクロ
ックを得ることができる。また、回路製造の際の調整要
素も少なくて済み、簡単に高精度を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るクロック発生回路を備
えた時間軸補正回路のブロック構成図である。
【図2】従来例のクロック発生回路を備えた時間軸補正
回路のブロック構成図である。
【図3】映像信号の波形図である。
【図4】ベロシティーエラーの様子を示す図である。
【符号の説明】
4 位相比較回路(第2の位相比較手段) 22 位相比較回路(第1の位相比較手段) 23 加算器(加算手段) 25 電圧制御発振器(発振手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力映像信号に追従する所定周波数のク
    ロックを発生する回路であって、安定した基準クロック
    と目的のクロックに応じたクロックとを位相比較する第
    1の位相比較手段と、前記入力映像信号に含まれる同期
    信号とバースト信号とを位相比較する第2の位相比較手
    段と、前記第1及び第2の位相比較手段の出力を加算す
    る加算手段と、該加算手段の出力に応じた周波数で発振
    する発振手段とからなることを特徴とするクロック発生
    回路。
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