JPH0530477A - 時間軸補正回路 - Google Patents

時間軸補正回路

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JPH0530477A
JPH0530477A JP3203810A JP20381091A JPH0530477A JP H0530477 A JPH0530477 A JP H0530477A JP 3203810 A JP3203810 A JP 3203810A JP 20381091 A JP20381091 A JP 20381091A JP H0530477 A JPH0530477 A JP H0530477A
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JP
Japan
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circuit
signal
video signal
phase
input
Prior art date
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Pending
Application number
JP3203810A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Owada
満 大和田
Nobuitsu Yamashita
伸逸 山下
Akira Aida
亮 合田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0530477A publication Critical patent/JPH0530477A/ja
Priority to US08/395,296 priority patent/US5528307A/en
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTR等の早送り動作及び巻戻し動作等によ
り時間的に圧縮又は伸長された場合でも映像内容を確認
することができるようにした時間軸補正回路を提供する
こと。 【構成】 セット手段(制御回路)16により入力映像
信号中の水平同期信号毎に書き込みアドレス発生カウン
タ(N分周カウンタ)9のカウンタ値を所定値にセット
し、前記入力映像信号に追従するクロックを発生するた
めの位相同期回路3内の発振器8の発振周波数を保持手
段(スイッチング回路)15により一定値に保持するよ
うにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号記録再生装置
等における入力映像信号に含まれるジッタ(Jitter:ま
とまりのない変動)を除去する時間軸補正回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタルTBC(Time base co
rrector:タイムベースコレクタ)と呼ばれる時間軸補
正回路が公知である。
【0003】これは、例えば、入力映像信号に含まれる
ジッタに追従するクロックをクロック発生回路により発
生し、このクロックでこの入力映像信号をサンプリング
してディジタル信号化してなるデータをメモリ回路に書
き込み、再びそのデータを安定した一定のクロックでメ
モリ回路から読み出してアナログ信号に変換することに
より、ジッタを含まない入力映像信号を得ようとするも
のである。
【0004】ここで、従来の時間軸補正回路の構成を図
2に示す。
【0005】同図中、1は入力端子で、この入力端子1
からジッタを含んだ映像信号が同期信号分離回路2に入
力されると、この映像信号に含まれている水平同期信
号、垂直同期信号、及びバースト信号が同期信号分離回
路2により分離されて、水平同期信号は位相同期回路
(PLL:Phase locked loop)3に、垂直同期信号は
書き込みアドレス発生器4に、バースト信号は第1位相
比較回路5にそれぞれ入力される。
【0006】位相同期回路3は、後述する帰還クロック
と前記水平同期信号とを位相比較する第2位相比較回路
6と、応答速度を決めるためのループフィルタ7と、第
2位相比較回路6の出力に応じて発振周波数が制御され
る発振器(VCO:Voltagecontrolled oscillator:電
圧制御発振器)8と、N分周カウンタ(書き込みアドレ
ス発生カウンタ)9とを有し、水平同期信号に位相ロッ
クさせたバースト信号のM倍の周波数のクロックを発生
させる。
【0007】この位相同期回路3により発生したクロッ
クをM分周カウンタ10によりM分周した信号と、バー
スト信号との位相差(但し、バースト信号の1周期内±
180°)を第1位相比較回路5により検出し、その位
相差分だけ、クロックの周波数に見合った位相を位相シ
フト回路11によりシフトさせ、バースト信号との位相
を合わせた後、A/D変換するのに必要なバースト信号
のM倍の周波数のクロックが位相シフト回路11から出
力され、映像信号に含まれるジッタに追従したクロック
が得られる。
【0008】同時に、N分周カウンタ9のカウンタ値
は、A/D変換器12により入力映像信号をサンプリン
グしたデータの1水平同期期間内のアドレスであり、そ
の内容は書き込みアドレス発生器4に送られる。この書
き込みアドレス発生器4は、同期信号分離回路2から得
られた垂直同期信号とN分周カウンタ9からの信号によ
り、メモリ回路13に書き込むためのアドレスを発生す
る。
【0009】上述のアドレスにA/D変換器12のデー
タを位相シフト回路11からのクロックで書き込むこと
により、メモリ回路13には時間軸に対応したデータが
書き込まれ、図示していないが安定したクロックでメモ
リ回路13に書き込まれているデータを読み出し、この
データを出力端子14から出力させて、図示しないD/
A変換器によりアナログ信号に変換することで、ジッタ
を除去した映像信号を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の時間軸補正回路では、VTR(ビデオテープレコー
ダ)の早送り動作及び巻戻し動作等により時間的に圧縮
又は伸長された映像信号が入力された場合、位相同期回
路3の位相ロックレンジ内であれば通常の再生映像を得
ることができるが、上記ロックレンジを越えた場合に
は、映像は乱れ、その内容を確認することは不可能であ
った。
【0011】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、VTR等の早送り動作及び巻戻し動作等により時間
的に圧縮又は伸長された映像信号が入力された場合で
も、映像内容を確認することができるようにした時間軸
補正回路を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め本発明の時間軸補正回路は、入力映像信号に追従する
所定周波数のクロックとメモリ回路への書き込みアドレ
スを発生する回路であって、書き込みアドレス発生カウ
ンタのカウンタ値を前記入力映像信号中の水平同期信号
毎に所定値にセットするセット手段と、前記クロックを
発生するための位相同期回路内の発振器の発振周波数を
一定の値に保持する保持手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】セット手段により入力映像信号中の水平同期信
号毎に書き込みアドレス発生カウンタのカウンタ値が所
定値にセットされ、前記入力映像信号に追従するクロッ
クを発生するための位相同期回路内の発振器の発振周波
数が保持手段により一定の値に保持される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1に基づき説明
する。
【0015】なお、本実施例において、上述した図2に
示す従来の時間軸補正回路と同一構成部分については、
図面に同一符号を付して説明する。
【0016】図1は本発明に係る時間軸補正回路のブロ
ック構成図であり、この時間軸補正回路は、図2に示す
従来の時間軸補正回路に、保持手段であるスイッチング
回路(信号選択回路)15と、セット手段である制御回
路16とを付加したものである。
【0017】スイッチング回路15は、位相同期回路3
の第2位相比較回路6とループフィルタ7との間に介装
されている。そして、第2位相比較回路6からの誤差信
号は、スイッチング回路15を介してループフィルタ7
に入力される。
【0018】スイッチング回路15は、第1,第2,第
3固定接点151,152,153と、1つの可動接点1
4とを有している。第1固定接点151は第2位相比較
回路6の出力ラインに接続され、第2及び第3固定接点
152,153は発振器8の発振周波数を上限または下限
にするための電圧DC1及びDC2の出力ラインにそれぞ
れ接続され、可動接点154はループフィルタ7の入力
ラインに接続されている。
【0019】そして、可動接点154を第1〜第3固定
接点151〜153に択一的に接続することにより、出力
信号を選択することができるようになっている。
【0020】制御回路16は同期信号分離回路2の水平
同期信号出力ラインと、スイッチング回路15の制御信
号入力ラインと、N分周カウンタ9の制御信号入力ライ
ンとにそれぞれ接続されている。VTRが早送り動作或
は巻戻し動作等により、発振器8の制御範囲である場
合、制御回路16は、その入力端子17から前記早送り
動作或は巻戻し動作等の動作モード情報信号が入力され
ることにより、スイッチング回路16の出力を電圧DC
1またはDC2に切り換える制御信号を出力すると同時
に、同期信号分離回路2から出力される水平同期信号を
基に、この水平同期信号毎にN分周カウンタ9のカウン
ト値を所定の値にセットする制御信号を出力する。
【0021】次に、上記構成による時間軸補正回路の動
作を説明する。
【0022】通常、位相同期回路3が動作して位相ロッ
クしているときは、第2位相比較回路6からの誤差信号
は、スイッチング回路15の第1固定接点151及び可
動接点154を介してループフィルタ7に入力される。
【0023】そして、VTRが早送り動作或は巻戻し動
作等により、位相同期回路3の制御範囲外である場合
は、その早送り動作或は巻戻し動作モード情報が制御回
路16に、その入力端子17から入力される。
【0024】すると、この制御回路16からスイッチン
グ回路15に制御信号が出力されることにより、第2、
第3固定接点152,153のいずれかに可動接点154
が切り換え接続され、電圧DC1またはDC2がループフ
ィルタ7を介して発振器8に出力され、これにより、こ
の発振器8が一定周波数で発振する。
【0025】なお、入力端子1からの入力映像信号が圧
縮されている場合、発振器8の発振周波数が高くなる値
に、逆に前記入力映像信号が伸長されている場合は、前
記発振周波数が低くなる値に、スイッチング回路15を
切換制御すればよい。
【0026】また、N分周カウンタ9は、通常、位相同
期回路3の位相ロック時、水平同期信号に同期したリン
グカウンタ動作を行なうため、そのカウンタ値はメモリ
回路13への書き込みアドレスを発生する書き込みアド
レス発生器4に時間的に対応して送られる。
【0027】つまり、N分周カウンタ9のカウンタ値は
1水平同期期間内のサンプリングデータのアドレスを示
すことになる。
【0028】位相ロックレンジ外の映像信号が入力端子
1から入力された場合は、1水平同期期間内のサンプリ
ングデータ数が変化してしまうものであり、N分周カウ
ンタ9のカウンタ値をそのまま書き込みアドレス発生器
4に送ると、変化したサンプリングデータ数の分だけ、
次の水平同期期間に、前または後にずれてメモリ回路1
3に書き込んでしまう。
【0029】従って、メモリ回路13から読み出されて
出力される映像信号は、水平ライン毎に位相がずれた信
号となり、モニタ上では乱れた映像となってしまう。
【0030】そこで、本発明では、位相ロックレンジ外
のとき、入力される水平同期信号毎に、N分周カウンタ
9のカウント値を制御回路16により所定値にセットま
たはリセットすることで、メモリ回路13には、1水平
同期期間内のデータ数は変化するが、水平同期信号に対
する相対的なデータの位置関係は保持される。
【0031】従って、データがメモリ回路13から安定
した信号で読み出されて、出力される映像信号は、水平
同期期間の周期が合っており、モニタ上では、横方向に
圧縮または伸長された映像として出力される。
【0032】このため、映像の内容を容易に確認するこ
とができる。
【0033】なお、上記実施例においては、スイッチン
グ回路15を位相同期回路3の第2位相比較回路6とル
ープフィルタ7との間に介装したが、これに限られるこ
となく、ループフィルタ7と発振器8との間に介装して
もよいことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上の如く本発明によれば、VTR等の
早送り動作及び巻戻し動作等により時間的に圧縮又は伸
長された場合でも、映像内容を確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る時間軸補正回路のブロ
ック構成図である。
【図2】従来の時間軸補正回路のブロック構成図であ
る。
【符号の説明】
3 位相同期回路 8 発振器(VCO) 9 N分周カウンタ(書き込みアドレス発生カウンタ) 15 スイッチング回路(保持手段) 16 制御回路(セット手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号に追従する所定周波数のク
    ロックとメモリ回路への書き込みアドレスを発生する回
    路であって、 書き込みアドレス発生カウンタのカウンタ値を前記入力
    映像信号中の水平同期信号毎に所定値にセットするセッ
    ト手段と、前記クロックを発生するための位相同期回路
    内の発振器の発振周波数を一定の値に保持する保持手段
    とを備えたことを特徴とする時間軸補正回路。
  2. 【請求項2】 前記保持手段は前記発振器の入力を所定
    値とするためのスイッチング回路からなることを特徴と
    する請求項1記載の時間軸補正回路。
JP3203810A 1991-07-18 1991-07-18 時間軸補正回路 Pending JPH0530477A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203810A JPH0530477A (ja) 1991-07-18 1991-07-18 時間軸補正回路
US08/395,296 US5528307A (en) 1991-07-18 1995-02-27 Clock generator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3203810A JPH0530477A (ja) 1991-07-18 1991-07-18 時間軸補正回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530477A true JPH0530477A (ja) 1993-02-05

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ID=16480106

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3203810A Pending JPH0530477A (ja) 1991-07-18 1991-07-18 時間軸補正回路

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JP (1) JPH0530477A (ja)

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