JPH07336649A - 時間軸変動補正装置 - Google Patents

時間軸変動補正装置

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JPH07336649A
JPH07336649A JP6130436A JP13043694A JPH07336649A JP H07336649 A JPH07336649 A JP H07336649A JP 6130436 A JP6130436 A JP 6130436A JP 13043694 A JP13043694 A JP 13043694A JP H07336649 A JPH07336649 A JP H07336649A
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JP
Japan
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signal
time
circuit
axis fluctuation
time axis
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Application number
JP6130436A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Otani
清 大谷
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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  • Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1水平期間間隔のみの時間軸変動補正を行う
既存の回路を利用して残留時間軸変動補正が簡単な回路
構成により達成できるようにする。 【構成】 時間軸変動信号作成回路6により入力映像信
号の1水平期間の時間軸変動量に応じて直流電圧レベル
が変化する時間軸変動信号を作成し、ベロシティーエラ
ー信号作成手段によりその時間軸変動信号の前後の1水
平期間の変化からベロシティーエラー信号を得る。そし
て、時間軸合わせ手段10,11により時間軸が揃えら
れた時間軸変動信号とベロシティーエラー信号とを加算
手段16により加算し、位相変調回路17によりその加
算信号で1水平期間間隔のみの時間軸変動が行われた映
像信号を逆相に位相変調して残留時間軸変動補正を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時間軸変動を伴った映
像信号の時間軸変動補正を行う時間軸変動補正装置に関
し、特に、映像信号の1水平期間間隔の時間軸変動補正
では補正しきれない残留時間軸変動の補正を行う時間軸
変動補正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオディスクやビデオテープ等の映像
信号記録媒体から読み出されたRF信号を復調して得ら
れる映像信号には、ディスクの場合はディスクの偏心や
回転ムラに起因して、また、テープの場合はビデオヘッ
ドの回転ムラ等に起因して時間軸変動(タイムベースエ
ラー)が伴ってしまう。その為、映像信号記録媒体の再
生装置においては、前記時間軸変動を補正する時間軸変
動補正装置が設けられている。
【0003】この時間軸変動補正装置としては、入力映
像信号中のカラーバースト信号、あるいは水平同期信号
に同期したクロックパルスで入力映像信号をA/D変換
器によりデジタルの映像データに変換してメモリに一旦
記憶した後、安定な基準クロックパルスにより前記メモ
リから映像データを読み出し、その映像データをD/A
変換器によりアナログの映像信号に戻すことにより映像
信号の水平期間間隔の時間軸変動を補正するものが広く
知られている。
【0004】また、時間軸変動補正装置としては、前述
した水平期間間隔の主たる時間軸変動補正の他に、その
補正では補正しきれない1水平期間(1H)内の位相変
動、いわゆるベロシティーエラーの補正を行うベロシテ
ィーエラー補正手段を備えたものが知られている。
【0005】このようなベロシティーエラー補正手段を
備える時間軸変動補正装置は、例えば特開平4−357
794号公報に示されている。この公報に示される時間
軸変動補正装置は、時間軸変動を伴った映像信号をその
時間軸変動に応じたクロックパルスによりA/D変換器
でデジタルの映像データに変換してメモリに書き込むよ
うにすると共に、該メモリに書き込まれた映像データを
ベロシティーエラーに基づいて基準クロックを位相変調
したクロックパルスにより読み出すようにして1H間隔
の時間軸変動補正及びベロシティーエラー補正を行うも
のである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
公報の時間軸変動補正装置は、ベロシティーエラー量を
求める為にデジタル信号を用いて演算処理し、基準クロ
ックを位相変調するので、回路規模が大となり、専用の
IC(集積回路)等の開発を行わなければ実現が困難で
あった。
【0007】また、時間軸変動補正としては、基準クロ
ックにより読み出しを行うメモリを使用して1H間隔の
時間軸補正のみを行うことも多いが、このような1H間
隔のみの時間軸変動補正用の既存のICを使用して製造
コストの上昇を抑えてベロシティーエラー等の残留時間
軸変動の補正をも達成する場合には前述の時間軸変動補
正装置を採用することが出来なかった。
【0008】本発明は、前述の欠点に鑑み、1H間隔の
みの時間軸補正を行う既存の回路を利用してその回路で
補正しきれない残留時間軸変動補正が簡単な回路構成に
より達成することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力映像信号
の1水平期間の時間軸変動量に応じて直流電圧レベルが
変化する時間軸変動信号を作成する時間軸変動信号作成
回路と、該時間軸変動信号作成回路から出力される時間
軸変動信号の前後の1水平期間の変化から入力映像信号
の1水平期間内に変化した位相変動量を示すベロシティ
ーエラー信号を作成するベロシティーエラー信号作成手
段と、前記時間軸変動信号作成回路から出力される時間
軸変動信号と前記ベロシティーエラー信号作成手段から
出力されるベロシティーエラー信号との時間軸を揃える
時間軸合わせ手段と、該時間軸合わせ手段により時間軸
が揃えられた時間軸変動信号とベロシティーエラー信号
とを加算する加算手段と、前記時間軸変動補正手段から
出力される映像信号を該加算手段から出力される加算信
号にて逆相に位相変調する位相変調回路とを備えて構成
される。
【0010】また、前記ベロシティーエラー信号作成手
段は、前記時間軸変動信号作成回路から出力される時間
軸変動信号を1水平期間間隔でサンプル・ホールドする
第1サンプル・ホールド回路と、該第1サンプル・ホー
ルド回路によりホールドされる時間軸変動信号と1水平
期間ずれている時間軸変動信号を1水平期間間隔でサン
プル・ホールドする第2サンプル・ホールド回路と、前
記第1サンプル・ホールド回路及び前記第2サンプル・
ホールド回路によりそれぞれホールドされる各時間軸変
動信号の電圧レベル差に応じた差信号を発生する差信号
発生回路と、該差信号発生回路から出力される差信号を
1水平期間間隔で積分する積分回路とから構成され、前
記第1サンプル・ホールド回路及び/または前記第2サ
ンプル・ホールド回路を前記時間軸合わせ手段として利
用し、前記積分回路から出力されるベロシティーエラー
信号と時間軸が揃った時間軸変動信号を得るようにして
構成される。
【0011】
【作用】入力映像信号の前後の1水平期間の時間軸変動
量に応じて電圧値が変化する時間軸変動信号を作成し、
その時間軸変動信号の差分に応じた差信号を積分するこ
とによりベロシティーエラー信号を得る。そして、時間
軸が揃えられた時間軸変動信号とベロシティーエラー信
号とを加算し、映像信号の1水平期間内に残留する時間
軸変動に対応する残留時間軸変動信号を作成し、その残
留時間軸変動信号により1水平期間間隔のみの時間軸変
動が行われた映像信号を逆相に位相変調して入力映像信
号の時間軸変動補正を行う。
【0012】また、時間軸変動信号とベロシティーエラ
ー信号と時間軸を揃える為に、ベロシティーエラー信号
作成回路を構成する構成回路から得られる時間軸変動信
号を用いることにより特別に時間軸合わせ手段を必要と
しないようにしている。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す回路ブロック
図で、1はビデオディスクから読み出されたRF信号を
復調して得られる映像信号が入力される入力端子、2は
該入力端子1に入力されるアナログの映像信号をデジタ
ルの映像データに変換するA/D変換器、3は映像デー
タが一旦記憶され、映像信号の1水平期間(1H)間隔
の時間軸変動を吸収させるタイムベースコレクタ(TB
C)用のTBCメモリ、4は該TBCメモリ3から読み
出された映像データを1H分遅延させる為のディレイメ
モリ、5は該ディレイメモリ4から読み出された映像デ
ータをアナログの映像信号に戻すD/A変換器、6は前
記入力端子1に入力される映像信号の1H間隔の時間軸
変動量を直流電圧レベルの変化として検出し、その変動
量に応じた直流電圧レベルの時間軸変動信号を発生する
時間軸変動信号作成回路、7は該時間軸変動信号作成回
路6から発生される時間軸変動信号の変化に応じて発振
周波数が可変する発振器により構成され、前記A/D変
換器2による変換タイミングを設定するクロックパルス
を発生するA/Dクロック発生回路、8は水晶発振精度
の基準クロックパルスを発生する基準クロック発生回
路、9は前記A/Dクロック発生回路7からのクロック
パルスに同期させて前記TBCメモリ3の書き込みを制
御すると共に、前記基準クロック発生回路8からの基準
クロックパルスに同期させて前記TBCメモリ3の読み
出しを制御するメモリ制御回路、10は前記時間軸変動
信号作成回路6からの時間軸変動信号の直流電圧レベル
を所定のタイミングで1H間保持する第1サンプル・ホ
ールド回路(第1S/H回路)、11は該第1S/H回
路10により保持される時間軸変動信号を所定のタイミ
ングで1H間保持する第2サンプル・ホールド回路(第
2S/H回路)、12はTBCメモリ3から読み出され
た映像データの水平同期信号を検出する水平同期検出回
路、13は該水平同期検出回路12により検出される水
平同期信号を基準にして前記第1S/H回路10及び前
記第2S/H回路11のサンプルタイミングを設定する
タイミングパルスを作成するタイミングパルス作成回
路、14は前記第1S/H回路10及び前記第2S/H
回路11によりそれぞれ保持されている時間軸が異なる
時間軸変動信号の差分に応じた差信号を発生する差信号
発生回路、15は該差信号発生回路14から出力される
差信号を前記第2S/H回路11のサンプルタイミング
間隔で積分し、ベロシティーエラー信号を得る積分回
路、16は該積分回路15から出力されるベロシティエ
ラー信号と前記第2S/H回路11から出力される時間
軸変動信号とを加算する加算回路、17は該加算回路1
6から出力される加算信号によりD/A変換器5から出
力される映像信号を逆相に位相変調する位相変調回路で
ある。
【0014】次に、このように構成される時間軸変動補
正装置について、図2に示す図1の各回路における各種
波形を示す波形図を用いて動作説明を行う。入力端子1
に図2の波形(a)(図形化している)に示す映像信号
が入力されると、その映像信号はA/Dクロック発生回
路7から発生されるクロックパルスに同期してA/D変
換器2によりデジタルの映像データに変換され、その映
像データはメモリ制御回路9に書き込み及び読み出しが
制御されてTBCメモリ3に一旦書き込まれた後に読み
出される。
【0015】ここで、前記A/Dクロック発生回路7
は、映像信号中のカラーバースト信号を利用して時間軸
変動信号作成回路6により作成される時間軸変動信号の
変化に応じて発振周波数が変化されるクロックパルスを
発生し、そのクロックパルスによりA/D変換器2によ
る変換タイミング及びTBCメモリ3の書き込みタイミ
ングが設定される。その為、前記TBCメモリ3の書き
込みタイミングは、入力端子1に入力される時間軸変動
を伴った映像信号に1H間隔で同期されている。
【0016】一方、前記TBCメモリ3の読み出しタイ
ミングは、基準クロック発生回路8から発生される基準
クロックパルスに同期されているので、映像信号の1H
間隔の時間軸変動は、前記TBCメモリ3により吸収さ
れる。
【0017】TBCメモリ3から読み出された映像デー
タは、ディレイメモリ4により1H分遅延され、その
後、D/A変換器5によりアナログの映像信号に変換さ
れて位相変調回路17に入力される。この場合、前記位
相変調回路17に入力される映像信号は、波形(b)に
示す如く、入力映像信号(波形(a))から1H間隔の
時間軸変動分を除去されていると共に、TBCメモリ3
及びディレイメモリ4による格納時間分を遅延したもの
となる。
【0018】尚、前記ディレイメモリ4の書き込み及び
読み出しと前記D/A変換器5の変換動作は、基準クロ
ック発生回路8からの基準クロックパルスに同期されて
行われる。
【0019】また、入力端子1に図2の波形(a)に示
す映像信号が入力されると、その映像信号は時間軸変動
信号作成回路6に入力され、その入力された映像信号が
1H間隔で有する時間軸変動量に応じて直流電圧レベル
が変化する時間軸変動信号が図2の波形(c)に示す如
く、前記時間軸変動信号作成回路6により作成される。
【0020】前記時間軸変動信号は、第1S/H回路1
0に入力され、該第1S/H回路10によりタイミング
パルス作成回路13から発生される第1の所定タイミン
グの第1パルスに同期して1H期間保持される。更に、
該第1S/H回路10により保持された時間軸変動信号
は、第2S/H回路11によりタイミングパルス作成回
路13から発生される第2の所定タイミングの第2パル
スに同期して1H期間保持される。
【0021】ここで、前記タイミングパルス作成回路1
3は、水平同期検出回路12により検出される水平同期
信号の発生タイミングを基準にして第1パルスを作成
し、その第1パルスを元にして第2パルスを作成してお
り、第1パルスは波形(d)に示す如く、メモリ3によ
り1H期間間隔の時間軸変動が補正された波形(b)に
示す映像信号の水平同期信号の発生タイミングに一致さ
れ、第2パルスは波形(e)に示す如く、前記第1パル
スよりパルス幅分早く立上がるタイミングに設定されて
いる。その為、第1S/H回路10からは波形(f)の
如きタイミングの時間軸変動信号が発生され、第2S/
H回路11からは波形(g)の如きタイミングの時間軸
変動信号が発生される。
【0022】前記第1及び第2S/H回路10及び11
により発生される時間軸が異なる各時間軸変動信号は、
それぞれ差信号発生回路14に供給され、該差信号発生
回路14は、波形(h)の如く、それらの出力の電圧レ
ベルの差分を差信号として発生する。この差信号は、D
/A変換器5から出力される映像信号(波形(b))と
時間的な一致が図られ、第2パルスのパルス幅分を除い
て1H期間間隔の時間軸変動量に応じた直流電圧レベル
となる。
【0023】前記差信号は、積分回路15により積分さ
れ、波形(i)の如く、1H期間内の時間軸変動信号
(ベロシティーエラー信号)に変換されて加算回路16
に供給される。
【0024】一方、前記加算回路16には、第2S/H
回路11により発生される時間軸変動信号が供給され、
該加算回路16はこの時間軸変動信号と前記積分回路1
5からのベロシティーエラー信号とを加算する。前記第
2S/H回路11により発生される時間軸変動信号は、
1H期間間隔の時間軸変動に対応し、かつ前記ベロシテ
ィーエラー信号と時間軸が一致するので、前記加算回路
16から出力される加算信号は1H期間内の時間軸変動
(ベロシティーエラー)に1H期間前の映像信号に残留
する1H期間間隔の時間軸変動が加味された残留時間軸
変動に対応した波形(j)の如き残留時間軸変動信号と
なる。そして、この残留時間軸変動信号が位相変調回路
17に供給され、該位相変調回路17によりD/A変換
器5から出力される映像信号(波形(b))は前記残留
時間軸変動信号にて逆相に位置変調され、残留時間軸変
動の補正が行われる。
【0025】したがって、出力端子18からは、入力端
子1に入力される映像信号が1H期間間隔の時間軸変動
の補正が行われ、かつその補正では補正しきれない残留
時間軸変動の補正が行われて導出される。
【0026】ところで、図1の第1S/H回路10、第
2S/H回路11、タイミングパルス作成回路13、差
信号発生回路14及び積分回路15は、ベロシティーエ
ラー信号を作成するベロシティーエラー信号作成手段を
作成し、前記タイミングパルス作成回路13を除く各回
路は、例えば図3に示す如く汎用のOPアンプを用いて
構成することが出来る。
【0027】図3において、第1OPアンプ20、コン
デンサ21、第1スイッチ22及び帰還抵抗23,24
は第1S/H回路10を構成し、第2OPアンプ25、
コンデンサ26及び第2スイッチ27は第2S/H回路
11を構成している。また、第3OPアンプ28及び抵
抗29,30,31,32は差信号発生回路14を構成
し、第4OPアンプ33、抵抗34、コンデンサ35及
び第3スイッチ36は積分回路15を構成している。そ
して、前記第1スイッチ22は、タイミングパルス作成
回路13により作成される第1パルスにより閉成され、
前記第2スイッチ27及び前記第3スイッチ36はタイ
ミングパルス作成回路13により作成される第2パルス
により閉成されるように成されている。
【0028】また、図1の加算回路16は、図3に示す
如く、第2OPアンプ25及び第4OPアンプ33の出
力端子間に接続された抵抗37及び38と、該抵抗37
及び38の接続点に接続された可変抵抗39とから構成
されている。前記第2OPアンプ25から出力される時
間軸変動信号と前記第4OPアンプ33から出力される
ベロシティーエラー信号とは、抵抗37及び38を介し
て加算され、その加算信号が可変抵抗39を介して時間
軸変動補正が良好に行われるレベルに調整されて位相変
調回路17に供給されることになる。
【0029】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明に依れば、入力
映像信号の前後の1水平期間の時間軸変動量に応じて電
圧値が変化する時間軸変動信号の差分に応じた差信号を
積分することによりベロシティーエラー信号を得、その
ベロシティーエラー信号を時間軸が揃った時間軸変動信
号と加算した加算信号により1水平期間間隔のみの時間
軸変動補正が行われた映像信号を逆相に位相変調するよ
うにしているので、1水平期間間隔のみの時間軸変動補
正が行われた映像信号の残留時間軸変動補正をアナログ
信号による信号処理で行うことができ、汎用性が高く、
1水平期間間隔のみの時間軸変動補正を行う既存の回路
を利用して残留時間軸変動補正を行うことができる。
【0030】また、本発明に依れば、時間軸変動信号と
ベロシティーエラー信号と時間軸を揃える為に、ベロシ
ティーエラー信号作成手段を構成する構成回路から得ら
れる時間軸変動信号を用いているので、特別に時間軸合
わせ手段を必要とせず、簡単な回路構成により残留時間
軸変動補正を達成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す回路ブロック図であ
る。
【図2】図1の各回路における各種波形を示す波形図で
ある。
【図3】図1の主要回路の具体例を示す回路図である。
【符号の説明】
2 A/D変換器 3 TBCメモリ 4 ディレイメモリ 5 D/A変換器 6 時間軸変動信号作成回路 10 第1S/H回路 11 第2S/H回路 14 差信号発生回路 15 積分回路 16 加算回路 17 位相変調回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力映像信号の1水平期間間隔の時間軸
    変動を補正する時間軸変動補正手段を備える構成の時間
    軸変動補正装置において、入力映像信号の1水平期間の
    時間軸変動量に応じて直流電圧レベルが変化する時間軸
    変動信号を作成する時間軸変動信号作成回路と、該時間
    軸変動信号作成回路から出力される時間軸変動信号の前
    後の1水平期間の変化から入力映像信号の1水平期間内
    に変化した位相変動量を示すベロシティーエラー信号を
    作成するベロシティーエラー信号作成手段と、前記時間
    軸変動信号作成回路から出力される時間軸変動信号と前
    記ベロシティーエラー信号作成手段から出力されるベロ
    シティーエラー信号との時間軸を揃える時間軸合わせ手
    段と、該時間軸合わせ手段により時間軸が揃えられた時
    間軸変動信号とベロシティーエラー信号とを加算する加
    算手段と、前記時間軸変動補正手段から出力される映像
    信号を該加算手段から出力される加算信号にて逆相に位
    相変調する位相変調回路とを備えたことを特徴とする時
    間軸変動補正装置。
  2. 【請求項2】 前記ベロシティーエラー信号作成手段
    は、前記時間軸変動信号作成回路から出力される時間軸
    変動信号を1水平期間間隔でサンプル・ホールドする第
    1サンプル・ホールド回路と、該第1サンプル・ホール
    ド回路によりホールドされる時間軸変動信号と1水平期
    間ずれている時間軸変動信号を1水平期間間隔でサンプ
    ル・ホールドする第2サンプル・ホールド回路と、前記
    第1サンプル・ホールド回路及び前記第2サンプル・ホ
    ールド回路によりそれぞれホールドされる各時間軸変動
    信号の電圧レベル差に応じた差信号を発生する差信号発
    生回路と、該差信号発生回路から出力される差信号を1
    水平期間間隔で積分する積分回路とから構成され、前記
    第1サンプル・ホールド回路及び/または前記第2サン
    プル・ホールド回路を前記時間軸合わせ手段として利用
    し、前記積分回路から出力されるベロシティーエラー信
    号と時間軸が揃った時間軸変動信号を得るようにしたこ
    とを特徴とする請求項1記載の時間軸変動補正装置。
JP6130436A 1994-06-13 1994-06-13 時間軸変動補正装置 Pending JPH07336649A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110581701A (zh) * 2018-06-07 2019-12-17 爱思开海力士有限公司 非对称脉冲宽度比较器电路及包括其的时钟相位校正电路

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CN110581701A (zh) * 2018-06-07 2019-12-17 爱思开海力士有限公司 非对称脉冲宽度比较器电路及包括其的时钟相位校正电路
CN110581701B (zh) * 2018-06-07 2023-04-14 爱思开海力士有限公司 非对称脉冲宽度比较器电路及包括其的时钟相位校正电路

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