JPH0777518B2 - モ−タ・サ−ボ回路 - Google Patents

モ−タ・サ−ボ回路

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JPH0777518B2
JPH0777518B2 JP61203224A JP20322486A JPH0777518B2 JP H0777518 B2 JPH0777518 B2 JP H0777518B2 JP 61203224 A JP61203224 A JP 61203224A JP 20322486 A JP20322486 A JP 20322486A JP H0777518 B2 JPH0777518 B2 JP H0777518B2
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雅彦 小箱
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株式会社ピーエフユー
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  • Control Of Electric Motors In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 この発明は、指示された設定速度とモータの速度との差
異を比較的長い周期で比較し、この比較結果でROMから
制御用の出力データを読み出し、中間の制御タイミング
ではROMから補間データを出力して、モータの速度を制
御することにより、MPUの負荷を軽減している。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、モータを指示された設定速度に制御するモー
タ・サーボ回路に関するものである。
〔従来の技術〕 従来、モータを指示された設定速度に制御するモータ・
サーボ回路として、例えば第7図に示すようなものがあ
る。この第7図に示す回路は、MPU11が、通知された制
御信号に対応するように、ドライバー部12を制御して所
定の電圧あるいは電流をモータ13に供給し、このモータ
13に連結されたエンコーダ14からの回転速度に基づい
て、当該モータの速度を所定値になるように、MPU11が
所定周期毎に制御していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
一般に第7図に示すようなモータ・サーボ回路の速度制
御特性は、モータ13の速度立ち下がり特性、立ち下がり
特性が負荷の大小などにより影響を受け、第9図(1)
あるいは(3)に示すようにオーバーシュートしたり、
あるいは迅速に指示された設定速度に追従し得ないとい
う問題があった。このため第8図(イ)に示すようなサ
ンプリング周期T1でエンコーダ14からのモータ速度を検
出してドライバー部12を駆動してモータ13の速度を制御
していたものを、第8図(ロ)に示すような短いサンプ
リング周期T2でもって制御を行うと、MPU11の負担が増
してしまい、他の制御例えばプリンタの印字制御などに
支障が生じるという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、前記問題点を解決するためMPUの負担を増加
させることなく、モータに対する速度指示を細かく出せ
るようにするもので、そのため、ROMを用いた補間手段
を設けている。具体的には,指示された設定速度とモー
タの速度とを一定周期毎に比較して両者の差異を判定す
る速度判定回路と,上記一定周期よりも短い所定の周期
毎のモータ制御用の補間された出力データを保持し,速
度判定回路によって判定された結果をアドレスの上位ビ
ット部分として入力すると共に,上記補間された出力デ
ータを上記一定周期よりも短い所定の周期で読み出し同
時に順次フィードバックする態様でアドレスの下位ビッ
ト部分として入力し,次の補間された出力データを読み
出すように構成したROM部と,このROM部から上記一定の
周期よりも短い所定の周期で読み出された補間された出
力データに基づいて,モータの速度を制御するドライバ
ー部とを備え,このドライバー部によって,モータを指
示された設定速度に追従制御するようにしたものであ
る。
第1図は本発明の原理構成図を示す。図中速度判定回路
1は、指示された設定速度信号と、エンコーダ4−1に
よって検出されたモータ4のモータ速度信号とを比較し
て差異を判定するものである。
ROM部2は、速度判定回路1によって判定された判定結
果と、当該ROM部2から読み出された出力データとをア
ドレスとして所定の出力データを読み出すものである。
この所定の出力データは、後述するように予め格納して
おく。
ドライバー部3は、ROM部2から読み出された出力デー
タに基づいて、モータ4に電圧を印加あるいは電流を供
給してモータ速度を制御するものである。
〔作用〕
第1図に示す本発明の構成において、モータ設定速度を
設定速度信号として速度判定回路1に通知すると、この
速度判定回路1は、この設定速度信号と、エンコーダ4
−1によって検出されたモータ4のモータ速度信号との
差異を判定し、この差異結果をアドレスとしてROM部2
に供給する。このアドレスの供給を受けたROM部2は、
当該ROM部2から読み出した出力データをドライバー部
3に供給すると共に、この出力データをROM部2の次の
アドレスとして順次供給する。このようにして一連の出
力データの読みだしが所定のサンプリング周期で自動的
に行われる。
ドライバー部3は、供給を受けた出力データに対応した
電圧、電流、あるいは所定の幅をもったパルス電圧など
をモータ4に供給して当該モータ4を駆動制御する。こ
れにより、モータ4は、ROM部2から読み出された出力
データに基づいて、負荷の変動などに随時対応してきめ
細かくかつ迅速に速度制御される。
〔実施例〕
次に、第2図ないし第5図を用いて本発明の1実施例の
構成および動作を詳細に説明する。
第2図において、コンパレータ1−1は、速度判定回路
1を構成するものであって、指示された設定速度信号
と、エンコーダ4−1およびカウンタ4−2を用いて検
出されたモータ4の回転速度信号とを比較して差異を出
力するものである。この差異の結果は、アドレス信号例
えば図示のアドレスA8ないしANとしてROM2−1に入力さ
れる。
ROM2−1およびラッチ2−2は、ROM部2を構成するも
のであって、コンパレータ1−1によって判定された結
果をアドレスA8ないしANとし、更に、当該ROM部2−1
から読み出されてラッチ2−2に格納された出力データ
をアドレスA0ないしA7として、後述するようにして所定
の出力データを読み出すものである。
D/A(ディジタル/アナログ変換器)3−1、トランジ
スタTR1、TR2は、DCモータ4を駆動制御するものであ
る。
第3図を用いて速度判定回路1(コンパレータ1−1)
の動作を説明する。この第3図は出力結果を2ビットの
アドレスA8およびA9(N=9)として出力する場合を示
す。図中VSは設定速度、VDはDCモータ4の回転速度を表
す。
ここで、図中の状態VD<VS×0.8の場合には、アドレス
(A8A9)の値を(00)と表す。これは、ROMの内容すな
わち出力データの値を10%増すことを意味している。
またVS×0.8<VD<VSの場合には、アドレス(A8A9)の
値を(01)と表す。これは、ROMの内容を5%増すこと
を意味している。
またVD=VSの場合には、アドレス(A8A9)の値を(10)
と表す。これは、現状のまま維持することを意味してい
る。
さらにVS<VDの場合には、アドレス(A8A9)の値を(1
1)と表す。これは、ROMに格納されている内容を順次例
えば3%減らすことを意味している。
次に、第4図および第5図を用いて具体的な動作を詳細
に説明する。第4図ないしは、第5図ないしの
ステップに対応するものであって、DCモータ4が設定速
度に制御される様子を模式的に描いたものである。そし
て第5図はROM2−1から読み出される出力データの概要
を表したものである。
まず、第2図の設定速度信号としてVSなる値がコンパレ
ータ1−1に通知され、かつDCモータ4の回転速度VD
領域(d)(第3図領域(d))に存在するとする。こ
の場合には、コンパレータ1−1から第3図に示すよう
に、上位ビットであるアドレス(A8A9)に対して、アド
レス(00)がROM2−1のアドレスA8ないしAN(N=9)
として入力される。更に、ラッチ2−2から下位ビット
であるアドレス(A0ないしA7)に対して、例えば第5図
に示すようにアドレス(3A)がROM2−1のアドレスA0
いしA7に入力される。
これにより、第5図に示すアドレス“003A"から出力
データ“40"が読みだされてラッチ2−2に格納され
る。このラッチ2−2に格納された出力データ“40"
は、ドライバー部3によってDCモータ4に電圧などを印
加すると共に、既述したように、ROM2−1のアドレスA0
ないしA7にフィードバックされる。
以下同様にして、所定のサンプリング周期毎に、図中
ないしに示すように、順次ROM2−1から読み出された
出力データがドライバー部3に供給されると共に、ROM2
−1のアドレスとして供給される。
DCモータ4の回転速度VDが、領域(c)(第3図領域
(c))に入った場合には、コンパレータ1−1から第
3図に示すように、上位ビットであるアドレス(A8A9
に対して、アドレス(01)がROM2−1のアドレスA8ない
しAN(N=9)に入力される。
更に、ラッチ2−2から下位ビットであるアドレス(A0
ないしA7)に対して、アドレス(8D)がROM2−1のアド
レスA0ないしA7に入力される。
これにより、第5図に示すアドレス“018D"から出力
データ“95"が読みだされてラッチ2−2に格納され
る。
このラッチ2−2に格納された出力データ“95"は、ド
ライバー部3によってDCモータ4に電圧などを印加する
と共に、既述したように、ROM2−1のアドレスA0ないし
A7にフィードバックされる。
以下同様に、所定のサンプリング周期毎に、図中ない
しに示すように、順次ROM2−1から読み出された出力
データがドライバー部3に供給されると共に、ROM2−1
のアドレスとして供給される。
DCモータ4の回転速度VDが、領域(a)(第3図領域
(a))に入った場合には、コンパレータ1−1から第
3図に示すように、上位ビットであるアドレス(A8A9
に対して、アドレス(11)がROM2−1のアドレスA8ない
しAN(N=9)に入力される。
更に、ラッチ2−2から下位ビットであるアドレス(A0
ないしA7)に対して、アドレス(CA)がROM2−1のアド
レスA0ないしA7に入力される。
これにより、第5図に示すアドレス“11CA"から出力
データ“C3"が読みだされてラッチ2−2に格納され
る。
このラッチ2−2に格納された出力データ“C3"は、ド
ライバー部3によってDCモータ4に電圧などを印加する
と共に、既述したように、ROM2−1のアドレスA0ないし
A7にフィードバックされる。
DCモータ4の回転速度VDが、設定速度VSに等しくなった
場合(第3図の領域(b))には、コンパレータ1−1
から第3図に示すように、上位ビットであるアドレス
(A8A9)に対して、アドレス(10)がROM2−1のアドレ
スA8ないしAN(N=9)に入力される。
更に、ラッチ2−2から下位ビットであるアドレス(A0
ないしA7)に対して、アドレス(C3)がROM2−1のアド
レスA0ないしA7に入力される。
これにより、第5図に示すアドレス“10C3"から出力
データ“C3"が読みだされてラッチ2−2に格納され
る。このラッチ2−2に格納された出力データ“C3"
は、ドライバー部3によってDCモータ4に電圧などを印
加すると共に、既述したように、ROM2−1のアドレスA0
ないしA7にフィードバックされる。
これにより、所定の設定速度VSに速度制御されたことと
なる。
以上のように、指示された設定速度VSに対する検出され
た現在のモータの回転速度VDがいずれの領域例えば領域
(a)ないし(d)に存在するかによって最適な速度制
御特性をもつ出力データを読み出す構成を採用すること
により、迅速かつきめ細かい速度制御を行うことが可能
となる。
第6図は本発明の他の実施例構成図を示す。これは、ラ
ッチ2−4からの出力データに対応したパルス幅の電圧
をDCモータ4に供給して速度制御を行うものである。簡
単に説明すると、ラッチ2−4からの出力データは、SF
T(パラレル・シリアル変換器)5、アンプAおよびト
ランジスタTR3によって所定のパルス幅の電圧に変換さ
れる。この変換されたパルス電圧は、DCモータ4に印加
される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、指示された設定
速度とモータの速度との差異を一定周期で比較し、この
比較結果をアドレスとしてROMから出力データを読み出
すが、さらにその中間でも、所定の周期毎に出力データ
をアドレスとしてROMから循環的に出力データを出力し
てモータを駆動制御するようにしているため、プロセッ
サなどが比較的長い周期でモータの設定速度の指示を与
えてもモータに供給する電力をきめ細かく制御して迅速
に所定の速度に制御することができる。これにより、プ
ロセッサなどの負担が軽減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理構成図、第2図は本発明の1実施
例構成図、第3図は速度判定回路の動作特性説明図、第
4図は本発明の制御特性説明図、第5図はROM部の内容
とアクセス動作説明図、第6図は本発明の他の実施例構
成図、第7図は従来回路例、第8図は従来回路の動作タ
イミング説明図、第9図は従来回路の制御特性説明図で
ある。 図中、1は速度判定回路、2はROM部、3はドライバー
部、4はモータ、4−1はエンコーダを表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】指示された設定速度にモータを制御するモ
    ータ・サーボ回路において, 指示された設定速度とモータの速度とを一定周期毎に比
    較して両者の差異を判定する速度判定回路(1)と, 上記一定周期よりも短い所定の周期毎のモータ制御用の
    補間された出力データを保持し,速度判定回路(1)に
    よって判定された結果をアドレスの上位ビット部分とし
    て入力すると共に,上記補間された出力データを上記一
    定周期よりも短い所定の周期で読み出し同時に順次フィ
    ードバックする態様でアドレスの下位ビット部分として
    入力し,次の補間された出力データを読み出すように構
    成したROM部(2)と, このROM部(2)から上記一定の周期よりも短い所定の
    周期で読み出された補間された出力データに基づいて,
    モータの速度を制御するドライバー部(3)とを備え, このドライバー部(3)によって,モータを指示された
    設定速度に追従制御するよう構成したことを特徴とする
    モータ・サーボ回路。
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JPS596782A (ja) * 1982-07-01 1984-01-13 Hitachi Ltd 電動機のデイジタル速度制御装置
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