JPH0775358B2 - 信号受信装置 - Google Patents
信号受信装置Info
- Publication number
- JPH0775358B2 JPH0775358B2 JP62200314A JP20031487A JPH0775358B2 JP H0775358 B2 JPH0775358 B2 JP H0775358B2 JP 62200314 A JP62200314 A JP 62200314A JP 20031487 A JP20031487 A JP 20031487A JP H0775358 B2 JPH0775358 B2 JP H0775358B2
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明はマンチェスタ符号変換を受けた信号を受信す
る受信装置に関する。
る受信装置に関する。
「従来の技術」 従来のマンチェスタ符号変換を受けた信号の受信装置の
構成は、バースト信号受信装置に適用した例として特願
昭58−68035に示されており、その基本構成は第3図の
通りである。この信号の流れは以下の如くになる。
構成は、バースト信号受信装置に適用した例として特願
昭58−68035に示されており、その基本構成は第3図の
通りである。この信号の流れは以下の如くになる。
送信装置1に入力される送信信号2とクロック信号
(fc)3は、マンチェスタ符号変換器4で符号変換さ
れ、伝送信号として伝送路5に出力される。受信装置6
では伝送路5から受信した信号はパーシャルレスポンス
変換器〔PR(1,−1):バイポーラ変換〕7で交流変換
された後に2値識別器8と2fcタイミング抽出器12に入
力される。タイミング抽出された2fcのタイミング信号
は識別器8、シフトレジスタ9、1/2分周器14に入力さ
れる。2値識別器8で識別された受信信号はシフトレジ
スタ9に入力され、その出力は符号別の遷移則違反検出
器13とAND回路10に入力される。1/2分周器14の出力はAN
D回路10、遷移則違反検出器13に入力され、さらに受信
クロック(fc)15として出力される。AND回路10の出力
は受信出力(RZ)11として出力される。
(fc)3は、マンチェスタ符号変換器4で符号変換さ
れ、伝送信号として伝送路5に出力される。受信装置6
では伝送路5から受信した信号はパーシャルレスポンス
変換器〔PR(1,−1):バイポーラ変換〕7で交流変換
された後に2値識別器8と2fcタイミング抽出器12に入
力される。タイミング抽出された2fcのタイミング信号
は識別器8、シフトレジスタ9、1/2分周器14に入力さ
れる。2値識別器8で識別された受信信号はシフトレジ
スタ9に入力され、その出力は符号別の遷移則違反検出
器13とAND回路10に入力される。1/2分周器14の出力はAN
D回路10、遷移則違反検出器13に入力され、さらに受信
クロック(fc)15として出力される。AND回路10の出力
は受信出力(RZ)11として出力される。
第3図で、マンチェスタ符号変換とパーシャルレスポン
ス変換を受けた信号の各部での関係を第4図に示す。S
は送信信号、Mはマンチェスタ符号変換(“0"入力に対
し変換出力は“10"、“1"入力に対し変換出力は“01")
後の信号、1はさらにパーシャルレスポンス変換(“a"
入力に対し“a,−a"、“0"入力に対し“0,0"の各2符号
にわたる変換:交流変換)後の信号で、Rは受信(再
生)信号である。第4図で、前の符号に依存する出力を
“X"、正の振幅出力を“+”、負の振幅出力を“−”と
して示す。さらに、2値識別器8の識別レベルが零に対
して正(+△)もしくは負(−△)にずらした場合の識
別出力と遷移則違反を示している。この遷移則違反を第
3図に示す3段のシフトレジスタ9と遷移則違反検出器
13で検出する。この遷移則違反検出信号で1/2分周器14
の位相を反転することにより同期した受信クロック
(fc)15が得られる。
ス変換を受けた信号の各部での関係を第4図に示す。S
は送信信号、Mはマンチェスタ符号変換(“0"入力に対
し変換出力は“10"、“1"入力に対し変換出力は“01")
後の信号、1はさらにパーシャルレスポンス変換(“a"
入力に対し“a,−a"、“0"入力に対し“0,0"の各2符号
にわたる変換:交流変換)後の信号で、Rは受信(再
生)信号である。第4図で、前の符号に依存する出力を
“X"、正の振幅出力を“+”、負の振幅出力を“−”と
して示す。さらに、2値識別器8の識別レベルが零に対
して正(+△)もしくは負(−△)にずらした場合の識
別出力と遷移則違反を示している。この遷移則違反を第
3図に示す3段のシフトレジスタ9と遷移則違反検出器
13で検出する。この遷移則違反検出信号で1/2分周器14
の位相を反転することにより同期した受信クロック
(fc)15が得られる。
受信クロック(fc)15で同期をとった2値識別器8の入
力アイパターンを示すと第5図の如くになる。このアイ
パターンから3値になる時刻と2値になる時刻があり、
2値になる時刻から送信信号が再生できることが第4図
からわかり、その最適な識別レベルは中心値の零であ
る。また、遷移則違反検出は3値になる時刻での識別が
必要であり、その識別レベルは零に対して正(+△)も
しくは負(−△)にずらす必要がある(第5図では+△
の場合を示す)。
力アイパターンを示すと第5図の如くになる。このアイ
パターンから3値になる時刻と2値になる時刻があり、
2値になる時刻から送信信号が再生できることが第4図
からわかり、その最適な識別レベルは中心値の零であ
る。また、遷移則違反検出は3値になる時刻での識別が
必要であり、その識別レベルは零に対して正(+△)も
しくは負(−△)にずらす必要がある(第5図では+△
の場合を示す)。
よって、1個の識別器で識別を行う従来の回路では識別
レベルが零に対して正(+△)もしくは負(−△)にず
らすことになり、送信信号を再生する時刻(アイパター
ンが2値になる時刻)で最適識別レベルにすることがで
きない。これが、受信感度の劣化を引き起こし、約3〜
6dBの感度劣化を起こす欠点があった。従来の他の回路
では、アイパターンから3値になる時刻と2値になる時
刻に対応して、それぞれに識別器を用いるものがある
が、2個の識別器を必要とする欠点があった。
レベルが零に対して正(+△)もしくは負(−△)にず
らすことになり、送信信号を再生する時刻(アイパター
ンが2値になる時刻)で最適識別レベルにすることがで
きない。これが、受信感度の劣化を引き起こし、約3〜
6dBの感度劣化を起こす欠点があった。従来の他の回路
では、アイパターンから3値になる時刻と2値になる時
刻に対応して、それぞれに識別器を用いるものがある
が、2個の識別器を必要とする欠点があった。
この発明の目的は、1個の識別器で受信感度の劣化の無
いマンチェスタ符号変換を受けた信号の受信装置を提供
することにある。
いマンチェスタ符号変換を受けた信号の受信装置を提供
することにある。
「問題点を解決するための手段」 この発明によれば、マンチェスタ符号変換を受けた信号
受信装置において、受信信号をパーシャルレスポンス変
換器で交流変換して2値識別する識別器の入力に、受信
再生したクロック信号が識別レベルとして加えられる。
このようにして1個の識別器でもって受信感度の劣化を
防ぐことができる。
受信装置において、受信信号をパーシャルレスポンス変
換器で交流変換して2値識別する識別器の入力に、受信
再生したクロック信号が識別レベルとして加えられる。
このようにして1個の識別器でもって受信感度の劣化を
防ぐことができる。
「実施例」 第1図はこの発明の実施例であり、従来技術で示した第
3図の受信装置6に位相及びレベル調整の回路16を加え
た構成である。その他の構成、番号は第3図と同じであ
る。
3図の受信装置6に位相及びレベル調整の回路16を加え
た構成である。その他の構成、番号は第3図と同じであ
る。
第1図の動作は従来技術で説明したことと同様である。
異なる点は2値識別器8において識別される受信信号の
基準値(識別レベル)が、従来は零に対して正(+△)
もしくは負(−△)にずらした固定値であったが、この
発明ではアイパターンが3値になる時刻では零に対して
正(+△)もしくは負(−△)(この例では+△)の最
適識別レベルにずらし、アイパターンが2値になる時刻
では最適識別レベルの零にする。この変化する識別基準
値(識別レベル)は1/2分周器14からの受信(再生)ク
ロック(fc)15信号が位相及びレベル調整回路16で位相
と振幅とが調整され、第2図Aに示す識別基準値信号C
とされ、これが2値識別器8の基準値(第2図Bに識別
レベルとして点線で表示している)入力端子(ref)に
入力される。これにより、2値及び3値のアイパターン
において最適の識別ができ、受信感度の劣化を避けるこ
とができる。
異なる点は2値識別器8において識別される受信信号の
基準値(識別レベル)が、従来は零に対して正(+△)
もしくは負(−△)にずらした固定値であったが、この
発明ではアイパターンが3値になる時刻では零に対して
正(+△)もしくは負(−△)(この例では+△)の最
適識別レベルにずらし、アイパターンが2値になる時刻
では最適識別レベルの零にする。この変化する識別基準
値(識別レベル)は1/2分周器14からの受信(再生)ク
ロック(fc)15信号が位相及びレベル調整回路16で位相
と振幅とが調整され、第2図Aに示す識別基準値信号C
とされ、これが2値識別器8の基準値(第2図Bに識別
レベルとして点線で表示している)入力端子(ref)に
入力される。これにより、2値及び3値のアイパターン
において最適の識別ができ、受信感度の劣化を避けるこ
とができる。
「発明の効果」 以上説明したように、この発明によれば各識別時点で最
適の識別レベルに設定できることより、マンチェスタ符
号をパーシャルレスポンス変換して識別する受信器に適
用すると受信感度劣化が無い利点がある。また、この発
明では回路として付加するものは位相及びレベル調整回
路のみでよいので廉価である。実施例では基準値入力端
子(ref)付の2値識別器を使用しているが、2入力の
加算器と2値識別器の構成でも可能である。さらに、ア
イパターンが3値になる時刻では零に対して負(−△)
の最適識別レベルにずらしても同様の効果が得られる。
適の識別レベルに設定できることより、マンチェスタ符
号をパーシャルレスポンス変換して識別する受信器に適
用すると受信感度劣化が無い利点がある。また、この発
明では回路として付加するものは位相及びレベル調整回
路のみでよいので廉価である。実施例では基準値入力端
子(ref)付の2値識別器を使用しているが、2入力の
加算器と2値識別器の構成でも可能である。さらに、ア
イパターンが3値になる時刻では零に対して負(−△)
の最適識別レベルにずらしても同様の効果が得られる。
第1図はこの発明の実施例を示すブロック図、第2図A
は識別基準値信号(識別レベル)パターン図、第2図B
は識別レベルを含んだ2値識別器入力アイパターン図、
第3図は従来のマンチェスタ符号変換を受けた信号の受
信装置を示すブロック図、第4図はマンチェスタ符号変
換とパーシャルレスポンス変換を受けた信号の各部での
関係を示す図、第5図は2値識別器入力アイパターンを
示す図である。
は識別基準値信号(識別レベル)パターン図、第2図B
は識別レベルを含んだ2値識別器入力アイパターン図、
第3図は従来のマンチェスタ符号変換を受けた信号の受
信装置を示すブロック図、第4図はマンチェスタ符号変
換とパーシャルレスポンス変換を受けた信号の各部での
関係を示す図、第5図は2値識別器入力アイパターンを
示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】マンチェスタ符号変換を受けた信号を受信
し、その信号をパーシャルレスポンス変換器で交流変換
後に、マンチェスタ符号に対応する各符号時刻毎に2値
識別器で2値識別し、その識別した符号列の遷移則違反
で同期をとり受信信号を復号し、受信情報信号と受信ク
ロック信号を出力する信号受信装置において、該2値識
別器の入力信号又は識別基準値の一方に受信クロック信
号を加えたことを特徴とする信号受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62200314A JPH0775358B2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 信号受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62200314A JPH0775358B2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 信号受信装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6442962A JPS6442962A (en) | 1989-02-15 |
JPH0775358B2 true JPH0775358B2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=16422248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62200314A Expired - Fee Related JPH0775358B2 (ja) | 1987-08-10 | 1987-08-10 | 信号受信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775358B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4896627B2 (ja) * | 2006-08-22 | 2012-03-14 | 株式会社日立プラントテクノロジー | 出入装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59257A (ja) * | 1982-06-25 | 1984-01-05 | Pioneer Electronic Corp | デイジタル変調信号読取装置 |
JPS60178752A (ja) * | 1984-02-24 | 1985-09-12 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | バ−スト信号受信装置 |
-
1987
- 1987-08-10 JP JP62200314A patent/JPH0775358B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6442962A (en) | 1989-02-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |