JPH0775059B2 - 磁気記録再生装置の調整方法 - Google Patents

磁気記録再生装置の調整方法

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JPH0775059B2
JPH0775059B2 JP27868288A JP27868288A JPH0775059B2 JP H0775059 B2 JPH0775059 B2 JP H0775059B2 JP 27868288 A JP27868288 A JP 27868288A JP 27868288 A JP27868288 A JP 27868288A JP H0775059 B2 JPH0775059 B2 JP H0775059B2
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淳 竹内
公正 柴田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はヘッド幅、高さ等を調整するヘリカル走査方式
型の磁気記録再生装置の調整方法に関するものである。
従来の技術 従来この種の磁気記録再生装置の調整方法において以下
のような確認が行われていた。
第13図〜第16図はこの従来の記録再生装置の調整方法を
示すもので第13図は複数のヘッドの位置を確認する調整
方法を示すものである。図中31は顕微鏡、32はリニアス
ケール、33,34は第1,第2のヘッドである。第13図に示
すように第1のヘッド33及び第2のヘッド34は顕微鏡31
の動きをリニアスケール32で読んで直接測定するもので
ある。
第14図は記録テープを現像して調整する方法を示すもの
でトラック幅t1の第1,第2のヘッドで磁気テープ1上に
第1の記録トラック35及び第1の記録トラックとピッチ
鑑距離t2の第2の記録トラック36を記録し、この記録し
た磁気記録テープ1を切断して、磁性流体等で現像しさ
らに顕微鏡で記録パターンを測定するものである。
第15図は第1,第2のヘッドの再生出力のエンベロープ3
7,38を用いて調整する方法を示すものである。
第1のヘッド33と第2のヘッド34に高さの差があれば第
15図に示したように第1のヘッドの再生出力37のMAX位
置39と第2のヘッドの再生出力40のMAX位置41とは異な
る。この再生出力エンベロープ37と38の差あるいは39と
40の差により第1のヘッド33と第2のヘッド34の高さ差
を判断するものである。
尚、第16図に示すのは、記録再生装置のエンベロープと
ヘッド幅の関係で、エンベロープ42が一定でも記録トラ
ック43を走査するヘッド44の位置が位置45にくることが
あった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記の従来の方法では、ヘッド高さを直接
顕微鏡で測定する場合はリアルタイムで測定できず、ヘ
ッドを回転状態で直接測定することは困難でありさらに
記録再生装置の中で顕微鏡を用いて直接測定することも
困難であり、また記録テープを現像する場合にはさらに
工数がかかっていた。一方、エンベロープで測定する時
は、測定基準がなく、包絡線の平行移動だけではその絶
対値が求めにくく、さらに第16図に示すようにエンベロ
ープが一定でも記録トラックを走査するヘッド位置がず
れ、ヘッドの幅の誤差も加わると言う問題点を有してい
た。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、マスター
テープの再生により簡便に複数のヘッドの相対高さおよ
び幅、基準ヘッドの高さを確認できる記録再生装置の調
整方法を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の記録再生装置の調整
方法は基準の記録フォーマットより微小量角度だけずら
して記録した磁気記録媒体を再生してその再生出力の最
大値の位置によって複数のヘッドの相対高さおよび幅、
基準ヘッドの高さを確認するものである。
作用 本発明は上記した方法により基準の記録フォーマットよ
り微小量角度だけずらして記録した磁気記録媒体を再生
してその再生出力の最大値がそれらを再生するヘッドの
走査位置によって時間軸がずれることにより前述の複数
のヘッドの相対高さおよび幅、基準ヘッドの高さを確認
するものである。
実施例 本発明の第1の発明の実施例を図面をもとに説明する。
第1図,第2図は本発明の第1の発明の第1の実施例に
おける概略図,エンベロープ図である。図中1は磁気テ
ープ等の磁気記録媒体、2は微小に傾斜して記録された
記録トラック、3はヘッドの走査トラックである。
第1図によると微小に傾斜して記録された記録トラック
2をヘッドの走査トラック3で走査すると前記微小に傾
斜して記録された記録トラック2とヘッドの走査トラッ
ク3の重なり幅が順次変化してヘッドの出力が変化す
る。
4は第1のヘッドのエンベロープ、5は第2のヘッドの
エンベロープ、tは各エンベロープ間の時間ずれであ
る。
第2図において、時間ずれt1はエンベロープ4,5の最大
位置の時間ずれtを見ている。ここでヘッドと磁気記録
媒体1の相対速度をVt、微小角度ずれ量をdA、ヘッド間
の相対高さずれをdPとすると次の(1)式が成立する。
dP=Vt*t*sin(dA) ……(1) この原理を示すのが第3図で、6は第1のヘッドの軌跡
の中心、7は第2のヘッドの軌跡の中心、8は微小に傾
斜して記録された記録トラック2の中心である。
これによると微小に傾斜して記録された記録トラック2
の中心8と第1のヘッドの軌跡の中心6と第2のヘッド
の軌跡の中心7の重なる位置は時間ずれtだけずれるこ
とになり、第1のヘッドのエンベロープ4と第2のヘッ
ドのエンベロープ5の最大位置がずれることになり
(1)式によって簡単に計算できる。
第4図は本発明の第1の発明の実施例におけるブロック
図である。
微小に傾斜して記録された記録トラックを持つ磁気記録
媒体1は第1,第2のヘッド、ヘッドアンプ(H.A.)を有
するVTR装置9で再生され、そのヘッド再生出力をヘッ
ド出力検出手段10によって検出するのである。ここでは
ヘッド出力検出手段10としては通常のオシロスコープを
用いる。
第5図は本発明の第1の発明の第2の実施例における概
略図である。図中11は微小に傾斜して記録された記録ト
ラック2と対となる記録トラック、12はヘッドの走査ト
ラック3と対になるヘッドの走査トラックである。
このように複数の対となるヘッドを有する場合にはエン
ベロープは第6図のようになる。すなわち第1のヘッド
と対になる第3のヘッドのエンベロープ13とエンベロー
プ4との時間ずれはt1となり、第2のヘッドと対になる
第4のヘッドのエンベロープ14とエンベロープ14とエン
ベロープ5との時間ずれはt+t2となる。
原理は第1の発明の第1の実施例と同様で計算で簡単に
算出できる。
第7図は第2の発明の一実施例における概略図である、
15は基準位置におけるヘッドの絶対高さ点である。磁気
記録媒体1に微小に傾斜して記録されたトラック16をヘ
ッドの走査トラック17で走査すると記録トラック16と走
査トラック17の重なり幅が順次変化してヘッドの出力が
変化する。この時第1のヘッドの絶対高さが合っている
とエンベロープ18が最大になる位置は基準位置における
ヘッドの絶対高さ点15に一致する。この時のエンベロー
プの形状を第8図に示す。19は第1のヘッドの絶対高さ
がすれているときのエンベロープ、t3は絶対高さがすれ
ているときの時間ずれ量である。
第8図においても前述の計算式を用いて簡単に絶対高さ
ずれが計算できる。
第9図は第8図のエンベロープの出てくる過程を示すも
のである。20は微小に傾斜して記録された記録トラック
16の中心、21は第1のヘッドの絶対高さが合っている時
の第1のヘッドの軌跡の中心、22は第1のヘッドの絶対
高さが合っていない時の第1のヘッドの軌跡の中心であ
る。
これによると時間ずれt3は容易に前述の計算式に結び付
く。ここで言うヘッドの絶対高さとはいわゆるX値にも
当てはめることができる。
第10図は第3の発明の一実施例における概略図である。
23は微小に傾斜しかつヘッドの幅のばらつきの最小幅で
記録された記録トラック、24はヘッド、25はヘッド24の
軌跡である。
このように微小に傾斜しかつヘッドの幅のばらつきの最
小値で記録された記録トラック23の上を記録トラック23
より幅の広いヘッド24で走査するとエンベロープに平坦
部が目視できる。これを示すのが第11図で、第1のヘッ
ドのエンベロープ26の中央部分には第1のヘッドのエン
ベロープの平坦部27が形成されており、第2のヘッドの
エンベロープ28の中央部分には第2のヘッドのエンベロ
ープの平坦部29が形成されている。
第12図はエンベロープに平坦部が観測できる様子を示す
概略図で、dWは29はヘッド幅と微小に傾斜しかつヘッド
の幅のばらつきの最小値で記録された記録トラックとの
幅の差である。
エンベロープ26,28の平坦部27,29の時間量をtpとすると dW=Vt*tp*sin(dA) で示され容易にヘッド幅誤差が算出し得る。
本実施例においては微小に傾斜しかつヘッドの幅のばら
つきの最小値で記録された記録トラック23としたがばら
つきの範囲外の幅の明確なヘッドで記録された記録トラ
ックを用いても良いことは言うまでもない。
発明の効果 以上のように本発明第1〜第3の発明は基準の記録フォ
ーマットより微小角度だけずらして記録した磁気記録媒
体を再生してその再生出力の最大値の位置によって複数
のヘッドの相対高さおよび幅、基準ヘッドの高さを確認
することにより、マスターテープ再生により簡便かつリ
アルタイムに複数のヘッドの相対高さおよび幅、基準ヘ
ッドの高さを確認できる記録再生装置の調整方法を提供
することができ、その実用的効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の発明の第1の実施例における概
略図、第2図は同エンベロープ図、第3図は原理図、第
4図は同ブロック図、第5図は本発明の第1の発明の第
2の実施例における概略図、第6図は同エンベロープ
図、第7図は本発明の第2の発明の一実施例における概
略図、第8図は同エンベロープ図、第9図は本発明の第
2の発明の一実施例における原理図、第10図は本発明の
第3の発明の一実施例における概略図、第11図は同エン
ベロープ図、第12図は本発明の第3の発明の実施例にお
ける原理図、第13〜第15図は従来例を示す概略図、第16
図は記録再生装置のエンベロープとヘッド幅の関係を示
す概略図である。 1……磁気記録媒体、2……記録トラック、3……走査
トラック、4……第1のヘッドのエンベロープ、5……
第2のヘッドのエンベロープ、10……ヘッド出力検出手
段、29……ヘッド幅の差、27,29……平坦部、t……時
間ずれ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転する複数のヘッドを有するヘリカル走
    査方式型の磁気記録装置と回転する複数のヘッドの相対
    的な高さ誤差を検出する誤差検出手段とからなり、前記
    誤差検出手段を磁気記録媒体に記録する基準の記録フォ
    ーマットより微小角度だけずらして信号を記録した磁気
    記録媒体と前記磁気記録装置の前記複数のヘッドの再生
    出力を検出する第2検出手段より構成し、前記複数のベ
    ッドの相対的な高さ誤差の検出を前記磁気記録媒体を再
    生するときの前記複数のヘッドの再生出力の検出手段に
    表示された最大値の位置の相対位置の時間ずれにより行
    うことを特徴とした磁気記録再生装置の調整方法。
  2. 【請求項2】回転する複数のヘッドを有するヘリカル走
    査方式型の磁気記録装置と回転する複数のヘッドの絶対
    的な高さ誤差を検出する誤差検出手段とからなり、前記
    誤差検出手段を磁気記録媒体に記録する基準の記録フォ
    ーマットより微小量角度だけずらして記録した磁気記録
    媒体と前記複数のヘッドの再生出力を検出して表示する
    検出手段より構成し、前記複数のヘッドの絶対的な高さ
    誤差の検出を前記磁気記録媒体を再生するときの前記複
    数のヘッドの基準になるヘッドの再生出力を検出手段で
    検出され、表示された最大値の位置の前記基準となるヘ
    ッドの再生出力時間内での相対位置の時間ずれにより行
    うことを特徴とする磁気記録再生装置の調整方法。
  3. 【請求項3】回転する複数のヘッドを有するヘリカル走
    査方式型の磁気記録装置と回転する複数のヘッドの幅誤
    差を検出する幅誤差検出手段とからなり、前記幅誤差検
    出手段を磁気記録媒体に記録する基準の記録フォーマッ
    トより微小量角度だけずらしかつヘッドの幅をばらつき
    の最大値あるいは最小値として記録した磁気記録媒体と
    前記前記複数のヘッドの再生出力を検出し表示する検出
    手段より構成し、前記複数のヘッドの幅誤差の検出を、
    前記磁気記録媒体を再生するときの前記検出手段に表示
    された最大値の時間幅により行うことを特徴とする磁気
    記録再生装置の調整方法。
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