JPH0417150A - 磁気記録再生装置の互換調整装置および互換調整方法 - Google Patents

磁気記録再生装置の互換調整装置および互換調整方法

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JPH0417150A
JPH0417150A JP2119425A JP11942590A JPH0417150A JP H0417150 A JPH0417150 A JP H0417150A JP 2119425 A JP2119425 A JP 2119425A JP 11942590 A JP11942590 A JP 11942590A JP H0417150 A JPH0417150 A JP H0417150A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、VTR等に用いられているヘリカル走査方式
磁気記録再生装置の機械的な互換調整を行う互換調整装
置および互換調整方法に関するものである。
従来の技術 従来、この種の磁気記録再生装置の機械的な互換調整に
おいて、以下のような調整方法が行われていた。
第10図は従来の磁気記録再生装置の互換調整方法の説
明に供する波形図である。40はオシロスコープの画面
、41は標準テープを再生したときの磁気記録再生装置
のビデオヘッドの再生出力エンベロープである。
従来、磁気記録再生装置の機械的な互換を保証するにあ
たって、記録されているトラックの機械的な誤差が基準
フォーマットに対して一定の範囲内にある標準テープ(
図示せず)を用い、その標準テープを再生したときのエ
ンベロープ41を観察しながら機械的な互換を調整して
きた。すなわち、機械的な互換調整に用いる標準テープ
を基準フォーマットに対して機械的な誤差なく全く同一
に製作するのは非常に難しいため、標準テープを作成す
るにあたっては、標準テープの機械的な誤差の規格を決
め、標準テープの誤差がその規格内になるよう運営して
いるのが通常である。
そして、製造現場における磁気記録再生装置の機械的な
互換調整では、磁気記録再生装置のヘッド走査軌跡が調
整仕様において指示する誤差内に入るように、標準テー
プを再生したときのオシロスコープ画面40上のエンベ
ロープ41が所定の形状になるよう機械的な調整手段(
ここでは省略)により行っていた。
よって、このような標準テープを使用して磁気記録再生
装置の機械的な互換を調整したときの磁気記録再生装置
の誤差Edは以下のように表される。
Ed=Em+Ec ここで、 Em:標準テープの基準フォーマットからのずれEc:
磁気記録再生装置の調整誤差 である。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、磁気記録再生装置の
機械的な互換を調整をするにあたって、調整後の磁気記
録再生装置の機械的な互換の誤差は、調整誤差と標準テ
ープの誤差の合計となり、記録トラックが狭いいわゆる
狭トラツクの磁気記録再生装置においては、標準テープ
の誤差が無視できない値となり、異なる磁気記録再生装
置で記録した磁気テープを他の磁気記録再生装置で再生
したときの互換性を保証するのが難しいという問題点を
有していた。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、標準テー
プを用いて磁気記録再生装置の機械的な互換調整を行う
にあたり、標準テープの誤差を無関係にし、狭トラツク
の磁気記録再生装置にも使用が可能な磁気記録再生装置
の互換調整装置および互換調整方法を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の磁気記録再生装置の
互換調整装置は、磁気記録再生装置の機械的な互換基準
となる標準テープと、前記標準テープに記録された記録
トラックの基準フォーマットに対する誤差を記憶する記
憶手段と、前記標準テープを再生し、前記磁気記録再生
装置のヘッド走査軌跡の誤差を検出する誤差検出手段と
、前記記憶手段に記憶された誤差と前記誤差検出手段に
より検出された誤差との和あるいは差を演算して前記磁
気記録再生装置の基準フォーマットに対する誤差を求め
る演算手段とからなる。
作用 本発明は上記した構成により、標準テープに記録された
記録トラックの基準フォーマットからの機械的な誤差を
加味した高精度の互換調整ができ、狭トラツク記録の磁
気記録再生装置にも使用ができる互換調整装置を提供す
る。
実施例 本発明の実施例を図面をもとに説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の磁気記録再生装置の互
換調整装置の概略の構成図である。
第1図において、1はトラッキングエラー検出回路であ
り、標準テープを再生して得られた再生映像信号をもと
に、再生ヘッドのオントラック位置からのトラックずれ
データ7を出力する。8は標準テープ誤差測定装置であ
り、標準テープに記録されている記録トラックの基準フ
ォーマットからの機械的なずれを測定し、ずれ量に応じ
たデータを出力する。標準テープ誤差測定装置8の一例
としては、顕微鏡を用いた磁気記録パターン測定法があ
る。磁気記録パターン測定法とは、1トラツクの記録ト
ラックのうちの数点をサンプリングしてそのテープ位置
の機械的な高さを測定し、その測定結果より標準テープ
の基準フォーマットからのずれ量を求める方法である。
2は記憶手段であり、標準テープ誤差測定装置8で測定
した標準テープの基準フォーマットからの機械的なずれ
データ6を記憶しており、通常、読み出し専用メモリ(
ROM)とカウンタとで構成される。記憶手段2には再
生ヘッドの回転位置を検出するヘッドスイッチング信号
(H−8W)と再生映像信号に含まれる水平同期信号を
もとに作成したクロック信号(CLK)が入力され、記
録トラックに対する再生ヘッドの走査位置に応じたずれ
データ6が記憶手段2から出力される。トラッキングエ
ラー検出回路1から出力されたトラックずれデータ7と
、記憶手段2から出力された標準テープの機械的なずれ
データ6は演算回路3に入力され、演算回路3の演算結
果はディジタル−アナログ変換器(D/A)4でアナロ
グ電圧に変換され、端子5から出力される。演算回路3
は加算演算器あるいは差分演算器でなり、その使い分け
は、トラッキングエラー検出回路1から出力されるトラ
ックずれデータ7および記憶手段2から出力される標準
テープの機械的なずれデータ6のそれぞれのずれ方向に
対するデータ値の変化の方向により決まる。
また、トラッキングエラー検出回路1から出力されるト
ラックずれデータ7および記憶手段2から出力される標
準テープの機械的なずれデータ6の同一ずれ量に対応す
るデータの変化量は互いに同じである。
ここで、第2図〜第5図を用いて本発明の第1の実施例
の動作を説明する。
第2図は、標準テープに記録された記録トラック10と
基準フォーマット9との位置関係を示す平面図である。
ここで、記録トラック10が基準フォーマット9に対し
て、紙面上で右にずれればずれデータ6の値が大きくな
り、逆に左にずれればずれデータ6の値が小さくなるよ
うに、ずれ方向とずれデータ6の値が対応していれば、
第2図に示す記録トラック10と基準フォーマット9の
位置関係から得られる標準テープの基準フォーマットに
対する機械的ずれの誤差曲線は第4図の13に示すよう
になる。
第3図は、第2図に示す記録トラック10を磁気記録再
生装置の再生ヘッドが走査したときのヘッド走査軌跡を
示す平面図である。ここで、再生ヘッドの走査位置が記
録トラック10のオントラック位置に対して、紙面上で
右にずれればトラックずれデータ7の値が大きくなり、
逆に左にずれればトラックずれデータ7の値が小さくな
るように、再生ヘッドのずれ方向とトラッキングエラー
検出回路1から出力されるトラックずれデータフの値が
対応していれば、第3図に示すヘッド走査軌跡11.1
2に対するトラックずれ曲線はそれぞれ第4図の14.
15に示すようになる。すなわち、記録トラック10に
対してほぼ追従したヘッド走査軌跡11で再生ヘッドが
標準テープ上を走査するときに、トラッキングエラー検
出回路1から出力されるトラックずれデータ7を結んで
得られるトラックずれ曲線は第4図の14に示すように
なり、一方、基準フォーマット9に対してほぼ追従した
ヘッド走査軌跡12で再生ヘッドが標準テープ上を走査
するときに、トラッキングエラー検出回路1から出力さ
れるトラックずれデータ7を結んで得られるトラックず
れ曲線は第4図の15に示すようになる。
ここで示す実施例において、演算回路3は加算回路であ
る。
第5図に示す波形は、トラッキングエラー検出回路1か
ら出力されるトラックずれデータ7と、記憶手段2から
出力される標準テープのずれデータ6とを、演算回路3
で加算演算を行って得られる値を、D/A変換器4でア
ナログ電圧に変換したものであり、端子5に出力される
波形である。
第5図において、曲線16は第3図に示すヘッド走査軌
跡11で再生ヘッドが標準テープ上を走査したときの端
子5の出力波形であり、第4図に示す誤差曲線13とト
ラックずれ曲線14を加算したものである。一方、直線
17は第3図に示すヘッド走査軌跡12で再生ヘッドが
標準テープ上を走査したときの端子5の出力波形であり
、第4図に示す誤差曲線13とトラックずれ曲線15を
加算したものである。すなわち、第5図に示す曲線は、
標準テープの基準フォーマットに対する誤差と、磁気記
録再生装置の標準テープに対するトラックずれを加算し
たものであり、よって端子5に出力される電圧波形は、
基準フォーマットと磁気記録再生装置の再生ヘッドとの
機械的な互換の絶対ずれをあられす。
以上説明したように、本実施例の磁気記録再生t 装置の調整装置によると、磁気記録再生装置の機械的な
互換を保証する標準テープの基準フォーマットからの機
械的な互換のずれを記憶手段に記憶し、磁気記録再生装
置の標準テープからの機械的な互換のずれとをもとに演
算処理することによって、磁気記録再生装置の基準フォ
ーマットからの絶対誤差を求めることができ、標準テー
プの誤差に無関係に、さらに精度のよい調整が可能とな
って今後の狭トラツク化の流れの中でその実用的効果は
大きい。
また、本実施例の中で演算回路3を加算演算回路とした
が、トラッキングエラー検出回路1から出力されるトラ
ックずれデータフのずれ方向と値の変化方向が逆であれ
ば、演算回路3を差分演算回路としなければならない。
すなわち演算回路3を加算演算回路にするか、あるいは
差分演算回路にするかは、トラックずれデータ7および
標準テープのずれデータ6のそれぞれのずれ方向に対す
る値の変化によって決める必要がある。
次に、本発明の第2の実施例を第6図および第7図を用
いて説明する。
第6図は本発明の第2の実施例の磁気記録再生装置の互
換調整装置の概略の構成図である。
第6図において、第1図に示す第1の実施例の構成要素
と同じものについては同じ符号を付しである。第2の実
施例が第1の実施例と異なる点は、標準テープ誤差測定
装置8で得られた標準テープの基準フォーマットに対す
るずれデータをもとに、ずれデータの補間演算を行うた
めの補間演算装置18を新たに設けたことである。
本実施例の動作を第7図に示す標準テープのずれ曲線を
参考にして説明する。
第6図に示す磁気記録再生装置の互換調整装置において
、標準テープ誤差測定装置8では、1トラツクの記録ト
ラックにつき数点(第7図中のD1〜D10)をサンプ
リングして、そのテープ位置の機械的な高さを測定し、
標準テープの基準フォーマットに対するずれデータを求
める。補間演算装置18では、こうして得られた実測デ
ータD1〜DIOをもとに1次近似演算あるいは2次近
似演算を行ってこれらの実測データD1〜D10の補間
データ(Dll、D12.D21.D22゜・・・)を
求める。通常、補間演算装置18は計算機を用いて実現
できる。記憶手段2には実測データD1〜DIOおよび
補間データD11〜D92が記憶されている。第7図に
示す誤差曲線19は記憶手段2に記憶されているずれデ
ータ6をむすんだもので、標準テープの基準フォーマッ
トに対する機械的互換の誤差曲線を表すものであり、実
測データのみを記憶手段2に記憶させた場合の誤差曲線
20(破線)と比較してより精度の良い誤差曲線となる
ここで、トラッキングエラー検出回路1から水平同期信
号(H−87nc)周期でトラックずれデータ7が出力
される場合を考えると、記憶手段2には1トラック走査
期間に再生されるH−8yncの数だけのずれデータ6
を記憶しておき、記憶手段2のCLK入力としてH−8
yncを入力し、さらに演算回路3における演算をH−
8YnCをトリガとして行えば、第6図に示す調整装置
全体のタイミングをH−3yncで同期させることがで
き、よって精度良く磁気記録再生装置の基準フォーマッ
トからの絶対誤差を求めることができる。
以上説明したように、本実施例によれば、標準テープの
基準フォーマットからの機械的な互換のずれを求める際
に、実測データだけでなく、実測データから補間データ
を求めることで、実際の誤差曲線に近い精度の良いずれ
データを得ることができる。
また、トラッキングエラー検出回路1から出力されるト
ラックずれデータ2の出力タイミングに合わせて記憶手
段2からずれデータ6を出力させることができ、演算回
路3の演算タイミングを含めた調整装置全体の処理タイ
ミングを同期させることができ、よって精度よく磁気記
録再生装置の基準フォーマットからの絶対誤差を求める
ことができる。
次に、本発明の実施例の互換調整装置の構成要素である
トラッキングエラー検出回路の具体例を第8図および第
9図を用いて説明する。
第8図はトラッキングエラー検出回路の具体的な構成を
示すブロック図である。
第8図において、2つのヘッド21.22は互いにアジ
マス角が異なり、同時に磁気テープ上を走査する。この
ようなヘッド、すなわち、同時に走査し、かつ、互いに
異なるアジマス角を持ったヘッドは一般にペアヘッドと
呼ばれている。このペアヘッド21.22で再生された
信号はそれぞれ再生増幅器(AMP)23.24で増幅
されたのち再生信号処理回路25に入力される。再生信
号処理回路25からは各ヘッドの再生信号に含まれる水
平同期信号(H−8Ync (A))26および水平同
期信号(H−8Ync (B))27が出力される。時
間差検出回路28ではこれら2つの水平同期信号26.
27の時間差を検出し、時間差データを端子29から出
力する。
第9図(a)〜(C)に記録磁化軌跡と再生走査ヘッド
との位置関係を示す。同図において、破線で示す30,
31.32はペアヘッドであり、それB ぞれAおよびBベツドからなる。各ペアヘッドは矢印3
3方向に走査する。AI、B1はそれぞれAヘッド、B
ヘッドと同じアジマス角を有するヘッドで記録された磁
化軌跡であり、34〜39は水平同期信号の記録位置を
示す。記録磁化軌跡に対するペアヘッドの位置は、第9
図(a)では紙面上で左にずれ、第9図(b)ではオン
トラックし、第9図(C)では右にずれている。このよ
うな相対位置関係をもったヘッドで記録トラック上を走
査したときには、同じ時間に記録された信号であっても
、再生される時間が異なる。例えば第9図(a)では、
水平同期信号34がAヘッドで再生される時間は、水平
同期信号35がBヘッドで再生される時間に比べて遅く
なる。第9図(b)では、A。
Bヘッドで再生される水平同期信号の再生時間は等しく
、第9図(C)では、水平同期信号38がAヘッドで再
生される時間のほうが、水平同期信号39がBヘッドで
再生される時間よりも早くなる。
したがって、AおよびBの各ヘッドで再生される水平同
期信号の時間差を検出することにより、トラッキングエ
ラーを検出することができ、標準テープを再生して得ら
れる1トラック走査期間のトラッキングエラー波形は標
準テープに対する磁気記録再生装置のヘッド走査位置の
誤差データを表す。
以上説明したように、ペアヘッドが磁気テープ上を走査
して記録トラックに記録された映像信号を再生する磁気
記録再生装置において、磁気記録再生装置の標準テープ
からの機械的な互換のずれを求めるトラッキングエラー
検出回路として、各ヘッドで再生される再生映像信号に
含まれる水平同期信号の再生時間差を検出する時間差検
出回路を用いれば、標準テープに特別な信号を記録する
必要がなくその実用的効果は大きい。
また本実施例では、ペアヘッドの各ヘッドで再生される
再生信号に含まれる特定信号として、TV倍信号おける
水平同期信号を用いて説明したが、本発明において特定
の信号は水平同期信号に限ることはなく、例えばディジ
タル記録のVTRにおいては、各ブロックに対応して記
録されているアドレスデータや5YNC信号を用いても
同様の動作を行うことができる。
次に、本発明の第3の実施例である互換調整方法につい
て図面を参考にして説明する。
第2図から第4図を用いてすでに説明したように、第1
図に示す本発明の互換調整装置において、端子5には磁
気記録再生装置の基準フォーマットに対する絶対誤差を
あられす電圧波形が出力される。
ここで第′3図に示すように、ヘッド走査軌跡12が基
準フォーマットにほぼ一致しているときの端子5の出力
波形は、第5図に示す直線17であり、DC電圧一定の
電圧波形となる。すなわち、第1図に示す互換調整装置
を用いて機械的な互換調整を行う場合、端子5から出力
される電圧波形が1トラック走査期間において一定のD
C電圧となるようにテープ走行系の調整を行えば、磁気
記録再生装置で記録した記録トラックは基準フォーマッ
トに一致する。
以」二説明したように、本実施例の磁気記録再生装置の
調整方法によると、標準テープの基準フォーマットに対
する誤差とは無関係に、磁気記録再生装置の基準フォー
マットからの絶対誤差を求めることができ、精度の良い
調整が可能となって今後の狭トラツク化の流れの中でそ
の実用的価値は大きい。
なお、標準テープの基準フォーマットからのずれは、各
標準テープに固有な値を持っており、本発明の第1の実
施例における記憶手段のROMは各標準テープに一対一
の対応が番号等によりつけられていることは言うまでも
ない。
また、本発明の第1の実施例において、演算手段はそれ
ぞれのディジタル信号をそのまま加算演算し、そのあと
演算結果のデータをディジタル−アナログ変換器でアナ
ログ信号に変換して出力する構成を説明したが、それぞ
れのディジタル信号をまずディジタル−アナログ変換器
でアナログ信号に変換したのち増幅器を用いて加算演算
を行うことができることは言うまでもない。
発明の効果 以上説明したように本発明の磁気記録再生装置の調整方
法によると、磁気記録再生装置の機械的な互換を保証す
る標準テープに基準フォーマ・ソトからの機械的な互換
のずれを記憶手段に記憶し、磁気記録再生装置の標準テ
ープからの機械的な互換のずれの差分を取ることによっ
て、磁気記録再生装置の基準フォーマットからの絶対誤
差を求めることができ、標準テープの誤差とは無関係に
、さらに精度のよい調整が可能となって今後の狭トラツ
ク化の流れの中でその実用的効果は大きい。
また、標準テープの記録トラックの基準フォーマットか
らの機械的な互換のずれを求める際に、実測データだけ
でなく、実測データをもとに補間データを求めることで
、さらに精度の良いずれデータを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例における磁気記録再生装
置の互換調整装置の概略構成図、第2図は標準テープ上
の記録トラックと基準フォーマットの位置関係を示す平
面図、第3図は第2図に示す標準テープに対する磁気記
録再生装置のヘッド走査軌跡を示す平面図、第4図は誤
差記憶手段に記憶された標準テープの機械的互換の誤差
曲線およびトラッキングエラー検出回路の出力であるト
ラックずれ曲線の一例を示す特性図、第5図は演算回路
の出力波形を示す特性図、第6図は本発明の第2の実施
例における磁気記録再生装置の互換調整装置の概略構成
図、第7図は誤差記憶手段に記憶された標準テープの機
械的互換の誤差曲線の一例を示す特性図、第8図は本発
明の第1の実施例のトラッキングエラー検出回路の具体
例であるアジマス時間差検出回路のブロック図、第9図
は第8図に示すアジマス時間差検出回路の動作を説明す
るための補助図、第10図は従来の調整方法を説明する
オシロスコープ上のエンベロープ図である。 1・・・トラッキングエラー検出回路、  2・・・記
憶手段、  3・・・演算回路、  4・・・ディジタ
ル−アナログ変換回路、  8・・・標準テープ誤差測
定装置、9・・・基準フォーマット、  10・・・記
録トラック、1L12・・・ヘッド走査軌跡、  18
・・・補間演算装置、  21.22・・・再生ヘッド
、  25・・・再生信号処理回路、  28・・・時
間差検出回路。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 ばか1名軒肇 C)−2 !を 城 Cす 憾 + U〕 城 区 ぐっ 憾 + 練 °ト 区 城

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁気記録再生装置の機械的な互換基準となる標準
    テープと、 前記標準テープに記録された記録トラックの基準フォー
    マットに対する誤差を記憶する記憶手段と、 前記標準テープを再生し、前記磁気記録再生装置のヘッ
    ド走査軌跡の誤差を検出する誤差検出手段と、 前記記憶手段に記憶された誤差と前記誤差検出手段によ
    り検出された誤差との和あるいは差を演算して前記磁気
    記録再生装置の基準フォーマットに対する誤差を求める
    演算手段とからなる磁気記録再生装置の互換調整装置。
  2. (2)標準テープに記録された記録トラックの基準フォ
    ーマットに対する誤差を測定する誤差測定手段と、 前記誤差測定手段で測定された誤差測定データをもとに
    補間データを演算する補間データ演算手段とを設け、 記憶手段は前記誤差測定データおよび前記補間データを
    記憶する請求項1記載の磁気記録再生装置の互換調整装
    置。
  3. (3)異なるアジマス角を有する複数の磁気ヘッドが磁
    気テープ上の少なくとも2つの平行した記録トラックを
    同時に再生する磁気記録再生装置において、 誤差検出手段は、前記各磁気ヘッドで再生される各再生
    信号に含まれる特定の信号の再生時間差を得る再生時間
    差検出手段からなる請求項1記載の磁気記録再生装置の
    互換調整装置。
  4. (4)磁気記録再生装置により標準テープを再生し、演
    算手段の出力が一定となるように機械的な互換調整を行
    う磁気記録再生装置の互換調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6023672A (en) * 1996-04-17 2000-02-08 Nec Corporation Speech coder
KR100497855B1 (ko) * 1997-10-27 2005-09-16 엘지전자 주식회사 광디스크재생장치의픽업경사조절장치

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US6023672A (en) * 1996-04-17 2000-02-08 Nec Corporation Speech coder
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