JPH035911A - 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 - Google Patents

磁気記録再生装置のトラッキング制御装置

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JPH035911A
JPH035911A JP1140490A JP14049089A JPH035911A JP H035911 A JPH035911 A JP H035911A JP 1140490 A JP1140490 A JP 1140490A JP 14049089 A JP14049089 A JP 14049089A JP H035911 A JPH035911 A JP H035911A
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置のトラッキング制御装置に
関するものである。
従来の技術 磁気記録再生装置(以下、単にVTRと称す)において
、記録トラック上に記録されている情報信号を再生する
時には、記録トラック上を再生ヘッドがオントラックし
て再生走査するためのトラッキング制御が必要である。
トラッキング制御の方法として実用化されているものに
は、テープの長手方向に専用のコントロールトラックを
設け、フレーム周期もしくはその整数倍の周期モコント
ロール信号を記録し、再生時にはこのコントロール信号
を利用してトラッキング制御を行う方法がある。しかし
この方法では、専用のコントロールトラックを必要とす
ること、また記録トラックの全域にわたってトラッキン
グエラー信号を得ることができないことなどの欠点があ
る。
実用化されている他の方法としては、例えば異なるアジ
マス角を有する2つのヘッドから出力される水平同期信
号の再生時間差を検出してトラッキングエラー信号を得
る方法がある。この方法は、記録トラックの全域にわた
ってトラッキングエラー信号を得ることができるため、
ヘッドを圧電素子などで構成した電気−機械変換素子(
以下、ピエゾ圧電素子と称す)上に搭載し、前記トラッ
キングエラー信号を用いてヘッドの機械位置を変化させ
れば、トラック曲がりに追従可能な制御系を構成するこ
とができる。
ここでピエゾ圧電素子を用いたヘッドアクチュエータを
第11図に示す。ヘッドアクチュエータは2枚のピエゾ
圧電素子1102が電極1101に挟まれて構成される
ものであり、ヘッドアクチュエータの端には磁気ヘッド
1103が取り付けられている。電極1101に電圧を
印加することでピエゾ圧電素子が変形し、磁気ヘラI’
1103は矢印1104で示すように変位する。
このア・ツマ叉時間差検出方式と呼ばれる方法は、特開
昭55−150129号公報に示されており、アジマス
記録におけるトラックずれと再生信号の再生時間差との
関係を利用したものである。以下、この方法の基本的な
考え方について説明する。
第12図はアジマス角の異なる2個のヘッドで記録した
磁化軌跡である。同図において1201は磁気テープで
あり、矢印1202方向に移送される。1203及び1
204は、互いにアジマス角の異なるヘッドであり、矢
印1205方向に磁気テープ1201 J:を同時に走
査する。このようなヘッド、すなわち、同時に走査しか
つ互いに異なるアジマス角を持ったヘッドを、以後ベア
ヘッドと呼ぶことにする。1208及び1207は各ヘ
ッドにおけるヘッドギャップを示している。Al。
A2.  A3.  ・・・は、Aヘッド1203と同
じアジマス角をもったヘッドで記録された磁化軌跡であ
り、Bl、  B2.  B3.  ・・・は、Bヘッ
ド1204と同じアジマス角をもったヘッドで記録され
た磁化軌跡である。A1.B1のトラック対とA2゜B
2のトラック対は、同じベアヘッドで記録されてもよく
、また、他のペアヘッドで記録されてもよい。この関係
は、回転ヘッドを内蔵した回転シリンダの回転数と内蔵
するペアヘッドの数によって決められ、機器設計時に任
意に決めることができる。各磁化軌跡上に記録される信
号、例えば、水平同期信号などの磁化パターンは、12
08及び1209で示すようにトラックの長手方向に対
して傾斜した角度、すなわち、アジマス角をもって記録
される。
第13図(a)〜(c)に、記録磁化軌跡と再生走査ヘ
ッドとの位置関係を示す。同図において、破線で示す1
301.1302.1303はベアヘッドであり、それ
ぞれA及びBへ・ノドからなる。各ペアヘッドは矢印1
304方向に走査する。A1゜BlはそれぞれA、  
Bへ・ノドで記録された磁化軌跡であり、1305から
1310で示す信号は水平同期信号の記録位置を示す。
記録磁化軌跡に対するペアヘッドの位置は、第13図(
a)では紙面上で左にずれ、第13図(b)ではオント
ラ・ツタし、第13図(C)では右にずれている。この
ような相対位置関係をもったヘッドで記録トラ・ツク上
を走査したときには、同じ時間に記録された信号であっ
ても、再生される時間が異なる。例えば第13図(a)
では、水平同期信号1305がAヘッドで再生される時
間は、水平同期信号1306がBヘッドで再生される時
間に比べて遅くなる。第13図(b)では、A、  B
ヘッドで再生される水平同期信号の再生時間は等しく、
第13図(c)では、水平同期信号1309がAヘッド
で再生される時間のほうが、水平同期信号1310がB
ヘッドで再生される時間よりも早くなる。従って、A及
びBの各ヘッドで再生される水平同期信号の時間差を調
べることにより、トラッキングエラーを検出することが
できる。
第14図にトラッキングエラー検出回路のブロック図を
示す。各ペアヘッドから出力された水平同期信号(H−
8ync(A))1403及び水平同期信号(H−8V
nc(B))1404は、それぞれ端子1401.14
02から入力される。・再生時間差検出回路1405は
、これら2つの水平同期信号1403.1404の時間
差を検出し時間差信号1406を出力する。トラッキン
グエラー演算回路1407は、再生時間差検出回路14
05から出力される時間差信号1406と端子1408
から入力されるトラッキング基準値信号1409の差が
最小となるようにピエゾ圧電素子を駆動するトラッキン
グエラー信号1411を端子1410から出力する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、ピエゾ圧電素子に搭
載された磁気ヘッドの絶対位置を検出する手段を有して
おらず、したがって磁気ヘッドの走査位置を検出するこ
とができない。さらにピエゾ圧電素子の特性のパラつき
やピエゾ圧電素子に搭載された磁気ヘッドの取り付は高
さのバラつきにより、ピエゾ圧電素子に印加した電圧と
磁気ヘッドの絶対位置との関係は1対1に対応しないた
め、ピエゾ圧電素子に印加した電圧から磁気ヘッドの走
査位置を求めることも不可能である。
すなわち、第12図に示すように、ピエゾ圧電素子に搭
載されたベアであるヘッド1203および1204が記
録トラックを再生走査する時、フィールド毎にハイ、ロ
ーのレベルが変化する基準(REF)信号と走査トラッ
クの関係は第15図(a)に示す関係が正規であるにも
かかわらず、ペアヘッド1203および1204の走査
位置を検出することができないため、基準(REF)信
号と走査トラックの関係が第15図(b)あるいは(C
)に示すようになることがあり、再生される映像信号の
出力タイミングが正規のものと異なり、よって本来の再
生映像が得られないことが起こるという問題点がある。
本発明は、記録トラックに記録されたトラック情報と映
像信号のフレームの切り換わりを示す基準(REF)信
号をもとに再生ヘッドが誤った記録トラックを走査する
ことを防止できる磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
課題を解決するための手段 本発明の磁気記録再生装置は、上記問題点を解決するた
めに、記録トラックに記録された前記記りAトラックに
対応するトラック情報を検出するトラック情報検出手段
と、前記トラック情報検出手段の検出出力と映像信号の
フィールドの切り換わりを示すフィールド切換信号をも
とに磁気ヘッドが正規に前記記録トラック走査している
かどうかを判別するトラッキング判別手段と、前記磁気
ヘッドのトラッキングずれ量を検出するトラッキングエ
ラー検出手段と、前記トラッキングエラー検出手段の検
出出力と前記トラッキング判別手段の判別出力とにより
演算する演算手段と、前記演算手段の演算出力により前
記磁気ヘッドを搭載した電気−機械変換素子を駆動する
駆動手段を備えて成る。
作用 本発明は上記の構成により、前記トラック情報検出手段
から出力されるトラック情報と映像信号のフィールドの
切り換わりを示すフィールド切換信号をもとに再生ヘッ
ドが正規のトラックを走査しているかどうかを判別する
とともに、そのずれ毒を検出し、誤ったトラックを走査
している場合は、ずれ量の分だけ電気−機械変換素子の
駆動データを補正することで再生ヘッドの走査位置を速
やかに正規の記録トラックに修正することができる。
実施例 以下、本発明の第1の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であり
、第2図は本発明の第1の実施例における磁気テープ上
の記録トラックの記録パターンを示したものである。第
2図において203は磁気テープであり、矢印202の
方向に移送される。
ペアヘッド207の走査方向は矢印206で示す方向で
ある。記録トラック201はトラ、ツク情報記録部20
5と映像信号記録部204からなる。
トラック情報は各記録トラック対に対応して81〜S8
が順に記録されている。
第1図においてペアヘッド101は電気−機械変換素子
であるピエゾ圧電素子102上に搭載されている。10
3. 104はペアヘッド101で再生された信号を増
幅する再生増幅器(AMP)である。105は再生信号
処理回路であり、ペアヘッド101で再生され再生増幅
器103.104で増幅された信号に対して信号処理を
行う。再生信号処理回路105からは、ペアヘッド10
1の各ヘッドで再生した水平同期信号106 (H−3
Ync(A))、  107(H−8Ync(B))が
出力され、トラッキングエラー検出回路108に入力さ
れる。
トラッキングエラー検出回路108はすでに説明したよ
うに、これらの水平同期信号108,107の再生時間
差を検出して、ペアヘッド101のトラックずれに対応
したトラッキングエラー信号113を出力する。再生信
号lit、112は第2図に示す記録トラック201を
再生して得られるものであり、トラック情報記録部20
5に記録されているトラック情報信号と映像信号記録部
204に記録されている映像信号とが時分割多重されて
出力される。再生信号処理回路105では、時分割多重
されて出力されたトラック情報信号と映像信号とを分離
処理し、トラック情報信号は復号されトラック情報デー
タ117となり、映像信号は原信号と同じ形態に変換さ
れて端子115から出力される。
ここで、第3図および第4図を用いて再生信号処理回路
105の動作を詳しく説明する。第3図はペアヘッド1
01の内の1つのヘッドの再生信号111を示す。1ト
ラック分の再生信号304は、シンク信号が記録されて
いるシンク信号記録部303.  トラック情報信号が
記録されているトラック情報信号記録部302.映像信
号が記録されている映像信号記録部301が時分割多重
されて構成されている。第4図は第1図に示す再生信号
処理回路105の構成を示すブロック図である。
端子401から再生信号111が入力され、再生信号1
11に含まれるシンク信号をシンク検出回路403で検
…する。検出されたシンク信号をもとにゲート信号発生
回路404では、■トラックの再生信号304のうちの
トラック情報信号記録部302を再生するタイミングで
ハイレベルとなるトラック情報ゲート信号405および
映像信号記録部301を再生するタイミングでハイレベ
ルとなる映像信号ゲート信号406を発生する。トラッ
ク情報復号化回路407では、トラック情報ゲート信号
405をもとに再生信号111に含まれるトラック情報
信号のみを抜き出し、所定の信号処理を行うことで再生
トラック情報信号をトラック情報データ117として端
子402から出力する。映像信号ゲート回路408では
、映像信号ゲート信号406をもとに再生信号111に
含まれる映像信号414のみを抜き出す。同期信号検出
回路412ではこの映像信号414に含まれる水平同期
信号106を検出して端子411から出力する。映像信
号処理回路413は、映像信号ゲート回路408の出力
である映像信号414とペアヘッド101のもう一方の
ヘッド出力に対して同様の処理を行って得られ、端子4
09から入力された映像信号415とをもとに、端子4
10から入力されるREF信号を基準としてフィールド
単位で所定の信号処理を行い、再生映像信号414゜4
15を原信号と同じ形態に変換して端子115から出力
する。
トラッキング判別回路118は、トラック情報データ1
17の値とREF信号発生回路116から出力されフィ
ールド毎にハイ、ローのレベルが変化するREF信号と
をもとに、ペアへラド101が正規のトラックを走査し
ているかどうかを検出し、正規のトラックを走査してい
ない場合にはピエゾ圧電素子102の駆動データを修正
し、正規のトラックを走査するようにピエゾ駆動データ
演算回路109に補正データを出力する。
ここで、第5図、第6図、第7図を用いてトラッキング
判別回路118の動作を説明する。第5図は回転ドラム
505の構成を示すものである・回転ドラム505の1
80度対向する位置にペアヘッド(A)501とペアへ
、ド(B )502が配され、かつペアヘッド(A)5
01はピエゾ圧電素子503に搭載され、ペアヘッド(
B )502はピエゾ圧電素子504に搭載されている
。第8図は、トラッキング判別回路118の構成の一例
を示すブロック図である。端子801にはトラック情報
データ117が入力される。トラック情報データ117
はラッチ回路606および演算回路604に入力される
。端子802にはヘッド回転に対応したH−3W信号が
入力される。ラッチ回路606の出力は1トラツク走査
毎に変化し、その出力データ605は1トラツク前のト
ラック情報データを意味する。端子603には映像信号
のフィールドの切り換わりを表わす基準(REF)信号
が入力される。演算回路804はラッチ回路606の出
力805とトラック情報データ117および基準(RE
 F )信号をもとに演算を行い、例えば表1に示すよ
うな演算結果を出力する。このとき、ペアヘッド(A)
501およびペアヘッド(B )502が正規のトラッ
ク(ペア”ラド(A)はA2+−IB21−1 トラン
ク、ペアヘッド(B)はA2+82+トラック:第2図
参照: 121以上の整数)を走査している場合には出
力は0となり、そのほかの場合にはピエゾ圧電素子50
3.ピエゾ圧電素子504のそれぞれの変位量を変化さ
せるべく変化量に対応したデータが出力される。表1に
おいてAはピエゾ圧電素子503の変化量を示し、Bは
ピエゾ圧電素子504の変化量を示す。また表中+aは
ヘッドの走査位置を例えばトラックA2からトラックA
3に移動させる方向と1を意味し、−aはヘッドの走査
位置を例えばトラックA2からトラックAtに移動させ
る方向と量を意味する。また表1に示したものは、ピエ
ゾ圧電素子503.504の変位14およびペアヘッド
(A)501.  ペアヘッド(B)502の取り付は
精度をもとに、ペアヘッドの誤トラツキングff1(修
正できるトラックのすれ)を+4トラツクから一4トラ
ックの範囲としたものであり、トラック情報データが8
1〜S6までとなっているときの演算回路604の演算
結果の1例を示している。表1を用いて説明すると例え
ば、■トラック前のトラック情報データ(出力605)
が83のとき、リアルのトラック情報データ(出力11
7)が84ならペアヘッド(A)、(B)とも正規のト
ラックを走査していることになるので演算回路604の
出力はそれぞれに対してOとなり、1トラツク前のトラ
ック情報データが83でリアルのトラック情報データも
S3ならペアヘッド(B)を正規のトラックを走査する
ようトラックB3からトラックB4に+aだけ移動させ
る。また、1トラツク前のトラック情報データが82で
リアルのトラック情報データもS2なら、ペアヘッド(
B)はそのままとし、ペアヘッド(A)をトラック2か
らトラック1に−aだけ一移動させるデータを出力する
。誤トラツキングの量がさらに大きくなるときにはトラ
ック情報データの数を増やすことで対応でき、基準(R
EF)信号との関係からトラック情報のデータ数Tは偶
数個なければならず、誤トラッキングのff1G()ラ
ック)に対してトラック情報のデータ数Tは T≧G+2   (T:偶数) であればよい(ベアヘッドの場合)。
ただし、シングルヘッドの場合には T≧2XG+2 となる。
このようにして得られた演算結果データは端子607か
ら出力される。
ピエゾ駆動データ演算回路109では、トラッキングエ
ラー信号113をもとにピエゾ圧電素子102を駆動す
るためのデータを演算し、ピエゾ駆動信号114をピエ
ゾ駆動回路110に出力するとともに、誤トラツキング
が発生した場合すなわちトラッキング判別回路118の
出力が0でないときには、磁気ヘッドのトラックずれ量
に対応したトラッキング判別回路118の出力によりピ
エゾ圧電素子102の駆動データを修正し、正規のトラ
ックを走査するような処理を行う。ピエゾ駆動回路11
Oではピエゾ駆動信号114に応じた直流電圧をピエゾ
圧電素子102に印加し、ピエゾ圧電素子の変位量は印
加された直流電圧の値に対応する。
本実施例では上記の構成により、各記録トラックに記録
されているトラック情報データを用いることで再生ヘッ
ドが正規のトラックを走査しているかどうかを判別する
ことができ、正規のトラックを走査していない場合には
、本来走査すべき記録トラックのトラック情報と再生ト
ラック情報の差を求め、差の値に対応した量だけピエゾ
圧電素子の駆動電圧を変化させることで、正規のトラッ
クに再生ヘッドを移動修正することができる。
以下、本発明の第2の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。
第7図は、本発明の第2の実施例である磁気テープ上に
記録された記録トラックの記録パターンを示したもので
ある。706は磁気テープで矢印705の方向に移送さ
れる。ベアヘッド707の走査方向は矢印704で示す
方向である。ここでベアヘッド707は第5図に示すベ
アヘッド(A)501と同様であリビエゾ圧電素子50
3に搭載されている。本実施例では、3つの記録トラッ
クで1フィールドの映像信号を記録するセグメント記録
になっており、第7図においてトラックAI。
Bl、A2.B2.A3.B3の6トラツクでNlフィ
ールドを記録しており、トラックA4゜B4.A5.B
5.AS、Beの6トラソクでN2フィールドを記録し
ている。記録トラック701はセグメントデータ記録部
702と映像信号記録部703よりなる。セグメントデ
ータはセグメント1〜6に対応して各トラック対に81
〜S6が順に記録されている。
この場合フィールドの切り換わりを表わすREFI信号
とトラックの切り換わりを表わすREF2信号とセグメ
ントデータの関係は第8図に示すようになる。
第9図にトラッキング判別回路118の第2の実施例の
ブロック図を示す。端子901にはトラック(セグメン
ト)情報データ117が入力される。トラック(セグメ
ント)情報データ117はラッチ回路905および演算
回路907に入力される。端子902にはヘッド回転に
対応したH−8W信号が入力される。ラッチ回路905
の出力は1トラツク毎に変化し、出力データ906は1
トラツク前のトラック(セグメント)情報データを、α
味する。端子903には映像信号のフィールドの切り換
わりを表わすREFI信号が入力され、かつ端子904
にはトラックの切り換わりを表わすREF2信号が入力
される。演算回路907はラッチ回路905の出力90
6とトラ・ツク(セグメント)情報データ117および
REFl信号。
REF’2信号をもとに演算を行い、例えば表2に示す
ような演算結果を端子908より出力する。
このとき、演算回路907は表中■で示すタイミングで
演算を行う。第1の実施例と同様にペアヘッド(A)5
01およびペアヘッドCB )502が正規のトラック
を走査している場合には出力は0となり、そのほかの場
合にはピエゾ圧電素子503あるいはピエゾ圧電素子5
04の変位量を変化させるべく変化量に対応したデータ
が出力される。表2においてAはピエゾ圧電素子503
の変化量を示し、Bはピエゾ圧電素子504の変化量を
示す。
また表中+aはヘッドの走査位置を例えばトラックA2
からトラックA3まで変化させる方向と量を意味し、−
aはヘッドの走査位置を例えばトラックA2からトラッ
クA1まで変化させる方向と量を意味する。また表2に
示したものは、ピエゾ圧電素子503,504の変位量
およびペアヘッド(A)501.  ペアヘッド(B 
)502の取り付は精度をもとに、ペアヘッドの誤トラ
ツキング量(修正できるトラックのずれ)を+4トラツ
クから一4トラックの範囲としたもので、トラック情報
データが81〜S6までとなっているときの演算回路9
07の演算結果の1例を示している。その意味すること
は表1と同様であり、表中X印は誤トラツキング量の範
囲外にあって修正できないことを意味する。
衣 2 本実施例では上記の構成により、■フィールドの映像信
号が複数の記録トラックに分割されて記録されるセグメ
ント記録の各記録トラックに記録されているセグメント
データを用いることで再生ヘッドが正規のトラックを走
査しているかどうかを検出することができ、かつ正規の
トラックを走査していない場合には、本来走査すべき記
録トラックのトラック情報と再生トラック情報の差を求
め、差の値に対応した量だけピエゾ圧電素子の駆動電圧
を変化させることで、正規のトラックに再生ヘッドを移
動修正することができる。
以下、本発明の第3の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第10図は、本発明の第3の実施例によるディジタル記
録の磁気記録再生装置によって磁気テープ上に記録され
た記録トラックの記録パターンを示したものである。1
001は磁気テープで矢印1002の方向に移送される
。磁気ヘッドの走査方向は矢印1003で示す方向であ
る。磁気記録再生装置に入力された映像信号はディジタ
ル信号に変換され、1つの記録トラック1004につき
n個のブロック1005に分割されて記録されている。
各ブロックは同期信号(SYNC)記録部100B、I
Dデータ記録部1007およびディジタル信号に変換さ
れた映像データ記録部1008からなる。IDデータは
各ブロック毎に変化し、かつトラックA1〜B3のトラ
ック毎に異なる値となっている。
このように記録された記録トラックを再生する場合、本
実施例におけるIDデータは第1.第2の実施例におけ
るトラック情報データであり、第1図中の再生信号処理
回路105によりIDデータを検出し、その値をトラッ
キング判別回路118に入力し演算を行うことによりペ
アヘッドが正規のトラックを走査しているかどうかを検
出できることは明かである。
発明の効果 以上の説明で明らかなように本発明によれば、記録トラ
ックに対応するトラック情報とフィールド切換信号をも
とに磁気ヘッドが正規の記録トラツクを走査しているか
どうかを判別するトラッキング判別手段と、その磁気ヘ
ッドのトラックずれ量を検出するトラッキングエラー検
出手段と、前記トラッキング判別手段及びトラッキング
エラー検出手段の出力から演算して、その出力で磁気ヘ
ッドの搭載されている電気−機械素子を駆動する演算手
段および駆動手段を設けたことにより、磁気ヘッドが正
規のトラックを走査していない場合に、本来走査すべき
トラックと実際に走査しているトラックとの距離を求め
、その量に応じて電気−機械素子(ピエゾ圧電素子)の
駆動電圧を変化させることで、正規のトラックにすみや
かに再生ヘッドを移動することができるという効果を有
する。したがって、磁気ヘッドは常に正規の記録トラッ
クを再生して安定した再生映像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は本発明の第1の実施例の磁気記録再生装置によって
記録された記録トラックのパターン図、第3図は第2図
に示した記録トラックの詳細なパターン図、第4図は第
1図中の再生信号処理回路の詳細なブロック図、第5図
は回転ドラムの構成を示す平面図、第6図は第1図中の
トラッキング判別回路の詳細なブロック図、第7図は本
発明の第2の実施例の磁気記録再生装置によって記録さ
れた記録トラックのパターン図、第8図(a )〜(C
)は本発明の第2の実施例の磁気記録再生装置の動作を
説明するためのタイミング図、第9図は本発明の第2の
実施例の磁気記録再生装置におけるトラッキング判別回
路の詳細なブロック図、第10図は本発明の第3の実施
例の磁気記録再生装置によって記録された記録トラック
のパターン図、第11図はへラドアクチュエータの構成
を示す平面図、第12図は従来の磁気記録再生装置によ
って記録された記録トラックのパターン図、第13図(
a)〜(C)は磁気ヘッドと記録トラックの位置を示す
正面図、第14図はアジマス時間差検出方式によるトラ
ッキングエラー検出回路のブロック図、第15図(a)
〜(C)は従来の磁気記録再生装置の動作を説明するた
めのタイミング図である。 101・・・ペアヘッド、  102・・・ピエゾ圧電
素子、  105・・・再生信号処理回路、tos、i
o7・・・水平同期信号、  108・・・トラッキン
グエラー検出回路、  109・・・ピエゾ駆動データ
演算回路、  110・・・ピエゾ駆動回路、117・
・・トラック情報データ、  118・・・トラッキン
グ判別回路、  403・・・ンンク検出回路、404
・・・ゲート信号発生回路、  407・・・トラック
情報復号化回路、  408・・・映像信号ゲート回路
、  412・・・同期信号検出回路、  413・・
・映像信号処理回路、  606・・・ラッチ回路、6
04・・・演算回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録トラックに記録された前記記録トラックに対
    応するトラック情報を検出するトラック情報検出手段と
    、 映像信号のフィールドの切り換わりを示すフィールド切
    換信号を出力するフィールド切換信号発生手段と、 前記トラック情報検出手段の検出出力と前記フィールド
    切換信号をもとに磁気ヘッドが正規の前記記録トラック
    を走査しているかどうかを判別するトラッキング判別手
    段と、 前記磁気ヘッドのトラックずれ量を検出するトラッキン
    グエラー検出手段と、 前記トラッキングエラー検出手段の検出出力と前記トラ
    ッキング判別手段の判別出力とにより演算を行う演算手
    段と、 前記演算手段の演算出力により前記磁気ヘッドを搭載し
    た電気−機械変換素子を駆動する駆動手段を備えたこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  2. (2)1フィールドの映像信号が複数の記録トラックに
    記録されるセグメント記録方式の磁気記録再生装置であ
    って、 記録トラックに記録されたセグメント情報を検出するセ
    グメント情報検出手段と、 映像信号のフィールドの切換を示すフィールド切換信号
    を出力するフィールド切換信号発生手段と、 前記記録トラックの走査の切り換わりを示すトラック切
    換信号を出力するトラック切換信号発生手段と、 前記セグメント情報検出手段の検出出力と前記フィール
    ド切換信号と前記トラック切換信号とをもとに磁気ヘッ
    ドが正規に前記記録トラックを走査しているかどうかを
    判別するトラッキング判別手段と、 前記磁気ヘッドのトラックずれ量を検出するトラッキン
    グエラー検出手段と、 前記トラッキングエラー検出手段の検出出力と前記トラ
    ッキング判別手段の判別出力とにより演算を行う演算手
    段と、 前記演算手段の演算出力により前記磁気ヘッドを搭載し
    た電気−機械変換素子を駆動する駆動手段を備えたこと
    を特徴とする磁気記録再生装置。
  3. (3)トラック情報は各記録トラックの複数領域に記録
    されて成る請求項1または請求項2記載の磁気記録再生
    装置。
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EP90303814A EP0392789B1 (en) 1989-04-10 1990-04-09 Tracking control device for a magnetic recording and reproducing apparatus

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