JPH0743816B2 - 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 - Google Patents
磁気記録再生装置のトラッキング制御装置Info
- Publication number
- JPH0743816B2 JPH0743816B2 JP1140490A JP14049089A JPH0743816B2 JP H0743816 B2 JPH0743816 B2 JP H0743816B2 JP 1140490 A JP1140490 A JP 1140490A JP 14049089 A JP14049089 A JP 14049089A JP H0743816 B2 JPH0743816 B2 JP H0743816B2
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- data
- magnetic head
- displacement amount
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- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、磁気記録再生装置のトラッキング制御装置に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 磁気記録再生装置(以下、単にVTRと称す)において、
記録トラック上に記録されている情報信号を再生すると
きには、記録トラック上を再生ヘッドがオントラックし
て再生走査するためのトラッキング制御が必要である。
記録トラック上に記録されている情報信号を再生すると
きには、記録トラック上を再生ヘッドがオントラックし
て再生走査するためのトラッキング制御が必要である。
トラッキング制御の方法として実用化されているものに
は、テープの長手方向に専用のコントロールトラックを
設け、フレーム周期もしくはその整数倍の周期でコント
ロール信号を記録し、再生時にはこのコントロール信号
を利用してトラッキング制御を行う方法がある。しかし
この方法では、専用のコントロールトラックを必要とす
ること、また記録トラックの全域にわたってトラッキン
グエラー信号を得ることができないことなどの欠点があ
る。
は、テープの長手方向に専用のコントロールトラックを
設け、フレーム周期もしくはその整数倍の周期でコント
ロール信号を記録し、再生時にはこのコントロール信号
を利用してトラッキング制御を行う方法がある。しかし
この方法では、専用のコントロールトラックを必要とす
ること、また記録トラックの全域にわたってトラッキン
グエラー信号を得ることができないことなどの欠点があ
る。
実用化されている他の方法としては、例えば異なるアジ
マス角を有する2つのヘッドから出力される水平同期信
号の再生時間差を検出してトラッキングエラー信号を得
る方法がある。この方法は、記録トラックの全域にわた
ってトラッキングエラー信号を得ることができるため、
ヘッドを圧電素子などで構成した電気−機械変換素子
(以下、ピエゾ圧電素子と称す)上に搭載し、前記トラ
ッキングエラー信号を用いてヘッドの機械位置を変化さ
せれば、トラック曲がりに追従可能な制御系を構成する
ことができる。
マス角を有する2つのヘッドから出力される水平同期信
号の再生時間差を検出してトラッキングエラー信号を得
る方法がある。この方法は、記録トラックの全域にわた
ってトラッキングエラー信号を得ることができるため、
ヘッドを圧電素子などで構成した電気−機械変換素子
(以下、ピエゾ圧電素子と称す)上に搭載し、前記トラ
ッキングエラー信号を用いてヘッドの機械位置を変化さ
せれば、トラック曲がりに追従可能な制御系を構成する
ことができる。
ここでピエゾ圧電素子を用いたヘッドアクチュエータを
第11図に示す。ヘッドアクチュエータは2枚のピエゾ圧
電素子1102が電極1101に挟まれて構成されるものであ
り、ヘッドアクチュエータの端には磁気ヘッド1103が取
り付けられている。電極1101に電圧を印加することでピ
エゾ圧電素子が変形し、磁気ヘッド1103は矢印1104で示
すように変位する。
第11図に示す。ヘッドアクチュエータは2枚のピエゾ圧
電素子1102が電極1101に挟まれて構成されるものであ
り、ヘッドアクチュエータの端には磁気ヘッド1103が取
り付けられている。電極1101に電圧を印加することでピ
エゾ圧電素子が変形し、磁気ヘッド1103は矢印1104で示
すように変位する。
このアジマス時間差検出方式と呼ばれる方法は、特開昭
55−150129号公報に示されており、アジマス記録におけ
るトラックずれと再生信号の再生時間差との関係を利用
したものである。以下、この方法の基本的な考え方につ
いて説明する。
55−150129号公報に示されており、アジマス記録におけ
るトラックずれと再生信号の再生時間差との関係を利用
したものである。以下、この方法の基本的な考え方につ
いて説明する。
第12図はアジマス角の異なる2個のヘッドで記録した磁
化軌跡である。同図において1201は磁気テープであり、
矢印1202方向に移送される。1203および1204は、互いに
アジマス角の異なるヘッドであり、矢印1205方向に磁気
テープ1201上を同時に走査する。このようなヘッド、す
なわち、同時に走査しかつ互いに異なるアジマス角を持
ったヘッドを、以後ペアヘッドと呼ぶことにする。1206
および1207は各ヘッドにおけるヘッドギャップを示して
いる。A1,A2,A3,…は、Aヘッド1203と同じアジマス角
を持ったヘッドで記録された磁化軌跡であり、B1,B2,B
3,…は、Bヘッド1204と同じくアジマス角を持ったヘッ
ドで記録された磁化軌跡である。A1,B1のトラック対とA
2,B2のトラック対は、同じペアヘッドで記録されてもよ
く、また、他のペアヘッドで記録されてもよい。この関
係は、回転ヘッドを内蔵した回転シリンダの回転数と内
蔵するペアヘッドの数によって決められ、機器設計時に
任意に決めることができる。各磁化軌跡上に記録される
信号、例えば、水平同期信号などの磁化パターンは、12
08および1209で示すようにトラックの長手方向に対して
傾斜した角度、すなわち、アジマス角を持って記録され
る。
化軌跡である。同図において1201は磁気テープであり、
矢印1202方向に移送される。1203および1204は、互いに
アジマス角の異なるヘッドであり、矢印1205方向に磁気
テープ1201上を同時に走査する。このようなヘッド、す
なわち、同時に走査しかつ互いに異なるアジマス角を持
ったヘッドを、以後ペアヘッドと呼ぶことにする。1206
および1207は各ヘッドにおけるヘッドギャップを示して
いる。A1,A2,A3,…は、Aヘッド1203と同じアジマス角
を持ったヘッドで記録された磁化軌跡であり、B1,B2,B
3,…は、Bヘッド1204と同じくアジマス角を持ったヘッ
ドで記録された磁化軌跡である。A1,B1のトラック対とA
2,B2のトラック対は、同じペアヘッドで記録されてもよ
く、また、他のペアヘッドで記録されてもよい。この関
係は、回転ヘッドを内蔵した回転シリンダの回転数と内
蔵するペアヘッドの数によって決められ、機器設計時に
任意に決めることができる。各磁化軌跡上に記録される
信号、例えば、水平同期信号などの磁化パターンは、12
08および1209で示すようにトラックの長手方向に対して
傾斜した角度、すなわち、アジマス角を持って記録され
る。
第13図(a)〜(c)に、記録磁化軌跡と再生走査ヘッ
ドとの位置関係を示す。同時において、破線で示す130
1,1302,1303はペアヘッドであり、それぞれAおよびB
ヘッドからなる。各ペアヘッドは矢印1304方向に走査す
る。A1,B1はそれぞれA,Bヘッドで記録された磁化軌跡で
あり、1305から1310で示す信号は水平同期信号の記録位
置を示す。記録磁化軌跡に対するペアヘッドの位置は、
第13図(a)では紙面上で左にずれ、第13図(b)では
オントラックし、第13図(c)では右にずれている。こ
のような相対位置関係を持ったヘッドで記録トラック上
を走査したときには、同じ時間に記録された信号であっ
ても、再生される時間が異なる。例えば第13図(a)で
は、水平同期信号1305がAヘッドで再生される時間は、
水平同期信号1306がBヘッドで再生される時間に比べて
遅くなる。第13図(b)では、A,Bヘッドで再生される
水平同期信号の再生時間は等しく、第13図(c)では、
水平同期信号1309がAヘッドで再生される時間のほう
が、水平同期信号1310がBヘッドで再生される時間より
も早くなる。従って、AおよびBの各ヘッド再生される
水平同期信号の時間差を調べることにより、トラッキン
グエラーを検出することができる。
ドとの位置関係を示す。同時において、破線で示す130
1,1302,1303はペアヘッドであり、それぞれAおよびB
ヘッドからなる。各ペアヘッドは矢印1304方向に走査す
る。A1,B1はそれぞれA,Bヘッドで記録された磁化軌跡で
あり、1305から1310で示す信号は水平同期信号の記録位
置を示す。記録磁化軌跡に対するペアヘッドの位置は、
第13図(a)では紙面上で左にずれ、第13図(b)では
オントラックし、第13図(c)では右にずれている。こ
のような相対位置関係を持ったヘッドで記録トラック上
を走査したときには、同じ時間に記録された信号であっ
ても、再生される時間が異なる。例えば第13図(a)で
は、水平同期信号1305がAヘッドで再生される時間は、
水平同期信号1306がBヘッドで再生される時間に比べて
遅くなる。第13図(b)では、A,Bヘッドで再生される
水平同期信号の再生時間は等しく、第13図(c)では、
水平同期信号1309がAヘッドで再生される時間のほう
が、水平同期信号1310がBヘッドで再生される時間より
も早くなる。従って、AおよびBの各ヘッド再生される
水平同期信号の時間差を調べることにより、トラッキン
グエラーを検出することができる。
第14図にトラッキングエラー検出回路のブロック図を示
す。各ペアヘッドから出力された水平同期信号(H−Sy
nc(A))1403および水平同期信号(H−Sync(B))
1404は、それぞれ端子1401,1402から入力される。再生
時間差検出回路1405は、これら2つの水平同期信号140
3,1404の時間差を検出し時間差信号1406を出力する。ト
ラッキングエラー演算回路1407は、再生時間差検出回路
1405から出力される時間差信号1406と端子1408から入力
されるトラッキング基準値信号1409の差が最小となるよ
うにピエゾ圧電素子を駆動するトラッキングエラー信号
1411を端子1410から出力する。
す。各ペアヘッドから出力された水平同期信号(H−Sy
nc(A))1403および水平同期信号(H−Sync(B))
1404は、それぞれ端子1401,1402から入力される。再生
時間差検出回路1405は、これら2つの水平同期信号140
3,1404の時間差を検出し時間差信号1406を出力する。ト
ラッキングエラー演算回路1407は、再生時間差検出回路
1405から出力される時間差信号1406と端子1408から入力
されるトラッキング基準値信号1409の差が最小となるよ
うにピエゾ圧電素子を駆動するトラッキングエラー信号
1411を端子1410から出力する。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記従来の構成では、ピエゾ圧電素子に搭
載された磁気ヘッドの絶対位置を検出する手段を有して
おらず、従って磁気ヘッドの走査位置を検出することが
できない。さらにピエゾ圧電素子の特性のバラつきやピ
エゾ圧電素子に搭載された磁気ヘッドの取り付け高さの
バラつきにより、ピエゾ圧電素子に印加した電圧と磁気
ヘッドの絶対位置との関係は1対1に対応しないため、
ピエゾ圧電素子に印加した電圧から磁気ヘッドの走査位
置を求めることも不可能である。
載された磁気ヘッドの絶対位置を検出する手段を有して
おらず、従って磁気ヘッドの走査位置を検出することが
できない。さらにピエゾ圧電素子の特性のバラつきやピ
エゾ圧電素子に搭載された磁気ヘッドの取り付け高さの
バラつきにより、ピエゾ圧電素子に印加した電圧と磁気
ヘッドの絶対位置との関係は1対1に対応しないため、
ピエゾ圧電素子に印加した電圧から磁気ヘッドの走査位
置を求めることも不可能である。
すなわち、第12図に示すように、ピエゾ圧電素子に搭載
されたペアであるヘッド1203および1204が記録トラック
を再生走査するとき、フィールド毎にハイ,ローのレベ
ルが変化する基準(REF)信号と走査トラックの関係は
第15図(a)に示す関係が正規であるにもかかわらず、
ペアヘッド1203および1204の走査位置を検出することが
できないため、基準(REF)信号と走査トラックの関係
が第15図(b)あるいは(c)に示すようになることが
あり、再生される映像信号の出力タイミングが正規のも
のと異なり、よって本来の再生映像が得られないことが
起こるという問題点がある。
されたペアであるヘッド1203および1204が記録トラック
を再生走査するとき、フィールド毎にハイ,ローのレベ
ルが変化する基準(REF)信号と走査トラックの関係は
第15図(a)に示す関係が正規であるにもかかわらず、
ペアヘッド1203および1204の走査位置を検出することが
できないため、基準(REF)信号と走査トラックの関係
が第15図(b)あるいは(c)に示すようになることが
あり、再生される映像信号の出力タイミングが正規のも
のと異なり、よって本来の再生映像が得られないことが
起こるという問題点がある。
本発明は、記録トラックに記録されたトラック情報と映
像信号のフレームの切り換わりを示す基準(REF)信号
をもとに再生ヘッドが誤った記録トラックを走査するこ
とを防止できる磁気記録再生装置を提供することを目的
とする。
像信号のフレームの切り換わりを示す基準(REF)信号
をもとに再生ヘッドが誤った記録トラックを走査するこ
とを防止できる磁気記録再生装置を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明は、回転ドラム上の18
0゜対向する位置にそれぞれ第1の電気−機械変換素子
に搭載された第1の磁気ヘッドと第2の電気−機械変換
素子に搭載された第2の磁気ヘッドを有し、 各記録トラック毎に、予め決められた順序で符号化され
て記録された所定の複数個の異なるトラック情報を再生
して、トラック情報データとして出力するトラック情報
検出手段と、 奇数フィールドの映像信号処理タイミングおよび偶数フ
ィールドの映像信号処理タイミングの切り換わりを示す
フィールド切換信号を出力するフィールド切換信号発生
手段と、 前記回転ドラムから出力される回転検出信号をもとに作
成されトラック走査の切り換わりを示すH−SW信号をも
とに各トラック走査毎に前記トラック情報検出手段から
出力される前記トラック情報データを記憶する第1の記
憶手段を含み、前記第1の記憶手段に記憶されている1
トラック前に走査した記録トラックのトラック情報デー
タと前記トラック情報検出手段から出力される現在走査
中の記録トラックのトラック情報データの組合せをもと
に前記第1の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第1の比較データおよ
び前記第2の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第2の比較データを演
算するトラッキング判別手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第1の比較
データを入力し、前記第1の比較データに対応して前記
第1の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第1の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第1の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第1の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第1の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第1の駆動データを出力する第1の駆動デ
ータ演算手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第2の比較
データを入力し、前記第2の比較データに対応して前記
第2の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第2の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第2の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第2の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第2の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第2の駆動データを出力する第2の駆動デ
ータ演算手段と、 前記第1の駆動データ演算手段から出力される前記第1
の駆動データに対応した変位量で前記第1の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第1の
駆動手段と、 前記第2の駆動データ演算手段から出力される前記第2
の駆動データに対応した変位量で前記第2の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第2の
駆動手段とを備えて成る。
0゜対向する位置にそれぞれ第1の電気−機械変換素子
に搭載された第1の磁気ヘッドと第2の電気−機械変換
素子に搭載された第2の磁気ヘッドを有し、 各記録トラック毎に、予め決められた順序で符号化され
て記録された所定の複数個の異なるトラック情報を再生
して、トラック情報データとして出力するトラック情報
検出手段と、 奇数フィールドの映像信号処理タイミングおよび偶数フ
ィールドの映像信号処理タイミングの切り換わりを示す
フィールド切換信号を出力するフィールド切換信号発生
手段と、 前記回転ドラムから出力される回転検出信号をもとに作
成されトラック走査の切り換わりを示すH−SW信号をも
とに各トラック走査毎に前記トラック情報検出手段から
出力される前記トラック情報データを記憶する第1の記
憶手段を含み、前記第1の記憶手段に記憶されている1
トラック前に走査した記録トラックのトラック情報デー
タと前記トラック情報検出手段から出力される現在走査
中の記録トラックのトラック情報データの組合せをもと
に前記第1の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第1の比較データおよ
び前記第2の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第2の比較データを演
算するトラッキング判別手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第1の比較
データを入力し、前記第1の比較データに対応して前記
第1の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第1の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第1の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第1の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第1の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第1の駆動データを出力する第1の駆動デ
ータ演算手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第2の比較
データを入力し、前記第2の比較データに対応して前記
第2の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第2の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第2の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第2の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第2の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第2の駆動データを出力する第2の駆動デ
ータ演算手段と、 前記第1の駆動データ演算手段から出力される前記第1
の駆動データに対応した変位量で前記第1の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第1の
駆動手段と、 前記第2の駆動データ演算手段から出力される前記第2
の駆動データに対応した変位量で前記第2の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第2の
駆動手段とを備えて成る。
さらに本発明は、上記構成に加えて、前記第1および第
2の磁気ヘッドが走査している記録トラックのオントラ
ック位置に対する、前記磁気ヘッドの走査位置のずれ量
を検出して、前記ずれ量に対応したトラッキングエラー
データを出力するトラッキングエラー検出手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第1の比較
データおよび前記トラッキングエラー検出手段の出力で
ある前記トラッキングエラーデータを入力し、前記第1
の比較データに対応して前記第1の磁気ヘッドをヘッド
走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数倍
の変位量で前記第1の磁気ヘッドの走査位置が変化する
ように、前記第1の磁気ヘッドを搭載した前記第1の電
気−機械変換素子の第1の変位量を演算するとともに、
前記トラッキングエラーデータに対応して前記第1の磁
気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向にトラック
ピッチ以下の変位量で前記第1の磁気ヘッドの走査位置
が変化するように、前記第1の磁気ヘッドを搭載した前
記第1の電気−機械変換素子の第2の変位量を演算し、
前記第1の変位量と前記第2の変位量を加算演算して前
記第1の電気−機械変換素子の変位量を制御するための
第1の駆動データを出力する第1の駆動データ演算手段
と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第2の比較
データおよび前記トラッキングエラー検出手段の出力で
ある前記トラッキングエラーデータを入力し、前記第2
の比較データに対応して前記第2の磁気ヘッドをヘッド
走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数倍
の変位量で前記第2の磁気ヘッドの走査位置が変化する
ように、前記第2の磁気ヘッドを搭載した前記第2の電
気−機械変換素子の第3の変位量を演算するとともに、
前記トラッキングエラーデータに対応して前記第2の磁
気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向にトラック
ピッチ以下の変位量で前記第2の磁気ヘッドの走査位置
が変化するように、前記第2の磁気ヘッドを搭載した前
記第2の電気−機械変換素子の第4の変位量を演算し、
前記第3の変位量と前記第4の変位量を加算演算して前
記第2の電気−機械変換素子の変位量を制御するための
第2の駆動データを出力する第2の駆動データ演算手段
とを備えて成る。
2の磁気ヘッドが走査している記録トラックのオントラ
ック位置に対する、前記磁気ヘッドの走査位置のずれ量
を検出して、前記ずれ量に対応したトラッキングエラー
データを出力するトラッキングエラー検出手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第1の比較
データおよび前記トラッキングエラー検出手段の出力で
ある前記トラッキングエラーデータを入力し、前記第1
の比較データに対応して前記第1の磁気ヘッドをヘッド
走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数倍
の変位量で前記第1の磁気ヘッドの走査位置が変化する
ように、前記第1の磁気ヘッドを搭載した前記第1の電
気−機械変換素子の第1の変位量を演算するとともに、
前記トラッキングエラーデータに対応して前記第1の磁
気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向にトラック
ピッチ以下の変位量で前記第1の磁気ヘッドの走査位置
が変化するように、前記第1の磁気ヘッドを搭載した前
記第1の電気−機械変換素子の第2の変位量を演算し、
前記第1の変位量と前記第2の変位量を加算演算して前
記第1の電気−機械変換素子の変位量を制御するための
第1の駆動データを出力する第1の駆動データ演算手段
と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第2の比較
データおよび前記トラッキングエラー検出手段の出力で
ある前記トラッキングエラーデータを入力し、前記第2
の比較データに対応して前記第2の磁気ヘッドをヘッド
走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数倍
の変位量で前記第2の磁気ヘッドの走査位置が変化する
ように、前記第2の磁気ヘッドを搭載した前記第2の電
気−機械変換素子の第3の変位量を演算するとともに、
前記トラッキングエラーデータに対応して前記第2の磁
気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向にトラック
ピッチ以下の変位量で前記第2の磁気ヘッドの走査位置
が変化するように、前記第2の磁気ヘッドを搭載した前
記第2の電気−機械変換素子の第4の変位量を演算し、
前記第3の変位量と前記第4の変位量を加算演算して前
記第2の電気−機械変換素子の変位量を制御するための
第2の駆動データを出力する第2の駆動データ演算手段
とを備えて成る。
作用 本発明は上記の構成により、フィールド毎の映像信号処
理の切り換わりを示すフィールド切換信号によって決ま
る所定のタイミングで、第1の記憶手段に記憶されてい
る1トラック前に走査した記録トラックのトラック情報
データとトラック情報検出手段から出力される現在走査
中の記録トラックのトラック情報データの組合せをもと
に第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドが正規の記
録トラックを走査しているかどうかを検出し、かつ正規
の記録トラックを走査していないことを検出した場合に
は、トラックピッチの整数倍の単位でずれ量を検出し、
該ずれ量に対応した変位量で第1の電気−機械変換素子
および第2の電気−機械変換素子を駆動することで、第
1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドの走査位置を速
やかに補正することができ、よってフィールド毎の映像
信号処理に対応して磁気ヘッドが正規の記録トラックを
走査するトラッキング制御系を実現することができる。
理の切り換わりを示すフィールド切換信号によって決ま
る所定のタイミングで、第1の記憶手段に記憶されてい
る1トラック前に走査した記録トラックのトラック情報
データとトラック情報検出手段から出力される現在走査
中の記録トラックのトラック情報データの組合せをもと
に第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドが正規の記
録トラックを走査しているかどうかを検出し、かつ正規
の記録トラックを走査していないことを検出した場合に
は、トラックピッチの整数倍の単位でずれ量を検出し、
該ずれ量に対応した変位量で第1の電気−機械変換素子
および第2の電気−機械変換素子を駆動することで、第
1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドの走査位置を速
やかに補正することができ、よってフィールド毎の映像
信号処理に対応して磁気ヘッドが正規の記録トラックを
走査するトラッキング制御系を実現することができる。
さらに本発明は上記の構成により、トラッキングエラー
検出手段から出力されるトラッキングエラーデータに対
応して電気−機械変換素子の変位量を制御することで、
磁気ヘッドが1トラック走査中、常にオントラック位置
を走査するトラック曲がり追従制御を実現でき、よって
フィールド毎の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正
規の記録トラックを走査するとともに、トラック曲がり
に追従するトラッキング制御系を実現することができ
る。
検出手段から出力されるトラッキングエラーデータに対
応して電気−機械変換素子の変位量を制御することで、
磁気ヘッドが1トラック走査中、常にオントラック位置
を走査するトラック曲がり追従制御を実現でき、よって
フィールド毎の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正
規の記録トラックを走査するとともに、トラック曲がり
に追従するトラッキング制御系を実現することができ
る。
実施例 以下、本発明の第1の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
り、第2図は本発明の第1の実施例における磁気テープ
上の記録トラックの記録パターンを示したものである。
第2図において203は磁気テープであり、矢印202の方向
に移送される。ペアヘッド207の走査方向は矢印206で示
す方向である。前記トラック201はトラック情報記録部2
05と映像信号記録部204からなる。トラック情報は各記
録トラック対に対応してS1〜S6が順に記録されている。
り、第2図は本発明の第1の実施例における磁気テープ
上の記録トラックの記録パターンを示したものである。
第2図において203は磁気テープであり、矢印202の方向
に移送される。ペアヘッド207の走査方向は矢印206で示
す方向である。前記トラック201はトラック情報記録部2
05と映像信号記録部204からなる。トラック情報は各記
録トラック対に対応してS1〜S6が順に記録されている。
第1図においてペアヘッド101は電気−機械変換素子で
あるピエゾ圧電素子102に搭載されている。また、ペア
ヘッド119はピエゾ圧電素子120に搭載されている。ペア
ヘッド101とペアヘッド119は回転ドラム(図示せず)の
180゜対向する位置に配される。121,122はH−SW信号に
よってペアヘッド101あるいはペアヘッド119の出力信号
を切り換えて再生増幅器103,104に入力するスイッチ回
路である。103,104はペアヘッド101で再生された信号を
増幅する再生増幅器(AMP)である。105は再生信号処理
回路であり、ペアヘッド101およびペアヘッド119で再生
され再生増幅器103,104で増幅された信号に対して信号
処理を行う。再生信号処理回路105からは、ペアヘッド1
01およびペアヘッド119の各ヘッドで再生した水平同期
信号106(H−Sync(A)),107(H−Sync(B))が
出力され、トラッキングエラー検出回路108に入力され
る。トラッキングエラー検出回路108はすでに説明した
ように、これらの水平同期信号106,107の再生時間差を
検出して、ペアヘッド101およびペアヘッド119のトラッ
クずれに対応してトラッキングエラー信号113を出力す
る。再生信号111,112は第2図に示す記録トラック201を
再生して得られるものであり、トラック情報記録部205
に記録されているトラック情報信号と映像信号記録部20
4に記録されている映像信号とが時間割多重されて出力
される。再生信号処理回路105では、時分割多重されて
出力されたトラック情報信号と映像信号とを分離処理
し、トラック情報信号は復号されトラック情報データ11
7となり、映像信号は原信号と同じ形態に変換されて端
子115から出力される。
あるピエゾ圧電素子102に搭載されている。また、ペア
ヘッド119はピエゾ圧電素子120に搭載されている。ペア
ヘッド101とペアヘッド119は回転ドラム(図示せず)の
180゜対向する位置に配される。121,122はH−SW信号に
よってペアヘッド101あるいはペアヘッド119の出力信号
を切り換えて再生増幅器103,104に入力するスイッチ回
路である。103,104はペアヘッド101で再生された信号を
増幅する再生増幅器(AMP)である。105は再生信号処理
回路であり、ペアヘッド101およびペアヘッド119で再生
され再生増幅器103,104で増幅された信号に対して信号
処理を行う。再生信号処理回路105からは、ペアヘッド1
01およびペアヘッド119の各ヘッドで再生した水平同期
信号106(H−Sync(A)),107(H−Sync(B))が
出力され、トラッキングエラー検出回路108に入力され
る。トラッキングエラー検出回路108はすでに説明した
ように、これらの水平同期信号106,107の再生時間差を
検出して、ペアヘッド101およびペアヘッド119のトラッ
クずれに対応してトラッキングエラー信号113を出力す
る。再生信号111,112は第2図に示す記録トラック201を
再生して得られるものであり、トラック情報記録部205
に記録されているトラック情報信号と映像信号記録部20
4に記録されている映像信号とが時間割多重されて出力
される。再生信号処理回路105では、時分割多重されて
出力されたトラック情報信号と映像信号とを分離処理
し、トラック情報信号は復号されトラック情報データ11
7となり、映像信号は原信号と同じ形態に変換されて端
子115から出力される。
ここで、第3図および第4図を用いて再生信号処理回路
105の動作を詳しく説明する。第3図はペアヘッド101お
よびペアヘッド119の内の1つのヘッド再生信号111を示
す。1トラック分の再生信号304は、シンク信号が記録
されているシンク信号記録部303、トラック情報信号が
記録されているトラック情報信号記録部302、映像信号
が記録されている映像信号記録部301が時分割多重され
て構成されている。第4図は第1図に示す再生信号処理
回路105の構成を示すブロック図である。端子401から再
生信号111が入力され、再生信号111に含まれるシンク信
号をシンク検出回路403で検出する。検出されたシンク
信号をもとにゲート信号発生回路404では、1トラック
の再生信号304のうちのトラック情報信号記録部302を再
生するタイミングでハイレベルとなるトラック情報ゲー
ト信号405および映像信号記録部301を再生するタイミン
グでハイレベルとなる映像信号ゲート信号406を発生す
る。トラック情報復号化回路407では、トラック情報ゲ
ート信号405をもとに再生信号111に含まれるトラック情
報信号のみを抜き出し、所定の信号処理を行うことで再
生トラック情報信号をトラック情報データ117として端
子402から出力する。映像信号ゲート回路408では、映像
信号ゲート信号406をもとに再生信号111に含まれる映像
信号414のみを抜き出す。同期信号検出力回路412ではこ
の映像信号414に含まれる水平同期信号106を検出して端
子411から出力する。映像信号処理回路413は、映像信号
ゲート回路408の出力である映像信号414とペアヘッド10
1およびペアヘッド119のもう一方のヘッド出力に対して
同様の処理を行って得られ、端子409から入力された映
像信号415とをもとに、端子410から入力されるREF信号
を基準としてフィールド単位で所定の信号処理を行い、
再生映像信号414,415を原信号と同じ形態に変換して端
子115から出力する。
105の動作を詳しく説明する。第3図はペアヘッド101お
よびペアヘッド119の内の1つのヘッド再生信号111を示
す。1トラック分の再生信号304は、シンク信号が記録
されているシンク信号記録部303、トラック情報信号が
記録されているトラック情報信号記録部302、映像信号
が記録されている映像信号記録部301が時分割多重され
て構成されている。第4図は第1図に示す再生信号処理
回路105の構成を示すブロック図である。端子401から再
生信号111が入力され、再生信号111に含まれるシンク信
号をシンク検出回路403で検出する。検出されたシンク
信号をもとにゲート信号発生回路404では、1トラック
の再生信号304のうちのトラック情報信号記録部302を再
生するタイミングでハイレベルとなるトラック情報ゲー
ト信号405および映像信号記録部301を再生するタイミン
グでハイレベルとなる映像信号ゲート信号406を発生す
る。トラック情報復号化回路407では、トラック情報ゲ
ート信号405をもとに再生信号111に含まれるトラック情
報信号のみを抜き出し、所定の信号処理を行うことで再
生トラック情報信号をトラック情報データ117として端
子402から出力する。映像信号ゲート回路408では、映像
信号ゲート信号406をもとに再生信号111に含まれる映像
信号414のみを抜き出す。同期信号検出力回路412ではこ
の映像信号414に含まれる水平同期信号106を検出して端
子411から出力する。映像信号処理回路413は、映像信号
ゲート回路408の出力である映像信号414とペアヘッド10
1およびペアヘッド119のもう一方のヘッド出力に対して
同様の処理を行って得られ、端子409から入力された映
像信号415とをもとに、端子410から入力されるREF信号
を基準としてフィールド単位で所定の信号処理を行い、
再生映像信号414,415を原信号と同じ形態に変換して端
子115から出力する。
トラッキング判別回路118は、トラック情報データ117の
値とREF信号発生回路116から出力されフィールド毎にハ
イ,ローのレベルが変化するREF信号とをもとに、ペア
ヘッド101が正規のトラックを走査しているかどうかを
検出し、正規のトラックを走査していない場合にはピエ
ゾ圧電素子102,120の駆動データを修正し、正規のトラ
ックを走査するようにピエゾ駆動データ演算回路109,12
3に補正データを出力する。
値とREF信号発生回路116から出力されフィールド毎にハ
イ,ローのレベルが変化するREF信号とをもとに、ペア
ヘッド101が正規のトラックを走査しているかどうかを
検出し、正規のトラックを走査していない場合にはピエ
ゾ圧電素子102,120の駆動データを修正し、正規のトラ
ックを走査するようにピエゾ駆動データ演算回路109,12
3に補正データを出力する。
ここで、第5図,第6図,表1を用いてトラッキング判
別回路118の動作を説明する。第5図は回転ドラム505の
構成を示すものである。回転ドラム505の180度対向する
位置にペアヘッド(A)501とペアヘッド(B)502が配
され、かつペアヘッド(A)501はピエゾ圧電素子503に
搭載され、ペアヘッド(B)502はピエゾ圧電素子504に
搭載されている。第6図は、トラッキング判別回路118
の構成の一例を示すブロック図である。端子601にはト
ラック情報データ117が入力される。トラック情報デー
タ117はラッチ回路606および演算回路604に入力され
る。端子602には、後述するREF信号を位相基準信号とし
て位相制御された回転ドラムから出力される回転検出信
号をもとに作成され、トラック走査の切り換わりを示す
H−SW信号が入力される。ラッチ回路606の出力は1ト
ラック走査毎に変化し、その出力データ605は1トラッ
ク前のトラック情報データを意味する。端子603には映
像信号のフィールドの切り換わりを表わす基準(REF)
信号が入力される。演算回路604はREF信号がローレベル
の所定のタイミングにおいてラッチ回路606の出力605と
トラック情報データ117および基準(REF)信号をもとに
演算を行い、例えば表1に示すような演算結果を出力す
る。このとき、ペアヘッド(A)501およびペアヘッド
(B)502が正規のトラック(ペアヘッド(A)はA21-1
B21-1トラック、ペアヘッド(B)はA21B21トラック:
第2図参照:i=1以上の整数)を走査している場合には
出力は0となり、その他の場合にはピエゾ圧電素子50
3、ピエゾ圧電素子504のそれぞれの変位量を変化させる
べく変化量に対応したデータが出力される。表1におい
てAはピエゾ圧電素子503の変化量を示し、Bはピエゾ
圧電素子504の変化量を示す。また表中+aはヘッドの
走査位置を例えばトラックA2からトラックA3に移動させ
る方向と量を意味し、−aはヘッドの走査位置を例えば
トラックA2からトラックA1に移動させる方向と量を意味
する。また表1に示したものは、ピエゾ圧電素子503,50
4の変位量およびペアヘッド(A)501、ペアヘッド
(B)502の取り付け精度をもとに、ペアヘッドの誤ト
ラッキング量(修正できるトラックのずれ)を+4トラ
ックから−4トラックの範囲としたものであり、トラッ
ク情報データがS1〜S6までとなっているときの演算回路
604の演算結果の一例を示している。表1を用いて説明
すると例えば、1トラック前のトラック情報データ(出
力605)がS3のとき、リアルのトラック情報データ(出
力117)がS4ならペアヘッド(A),(B)とも正規の
トラックを走査していることになるので演算回路604の
出力はそれぞれに対して0となり、1トラック前のトラ
ック情報データがS3でリアルのトラック情報データもS3
ならペアヘッド(B)を正規のトラックを走査するよう
トラックB3からトラックB4に+aだけ移動させる。ま
た、1トラック前のトラック情報データがS2でリアルの
トラック情報データもS2なら、ペアヘッド(B)はその
ままとし、ペアヘッド(A)をトラック2からトラック
1に−aだけ移動させるデータを出力する。誤トラッキ
ングの量がさらに大きくなるときにはトラック情報デー
タの数を増やすことで対応でき、基準(REF)信号との
関係からトラック情報のデータ数Tは偶数個なければな
らず、誤トラッキングの量G(トラック)に対してトラ
ック情報のデータ数Tは T≧G+2(T:偶数) であればよい(ペアヘッドの場合)。
別回路118の動作を説明する。第5図は回転ドラム505の
構成を示すものである。回転ドラム505の180度対向する
位置にペアヘッド(A)501とペアヘッド(B)502が配
され、かつペアヘッド(A)501はピエゾ圧電素子503に
搭載され、ペアヘッド(B)502はピエゾ圧電素子504に
搭載されている。第6図は、トラッキング判別回路118
の構成の一例を示すブロック図である。端子601にはト
ラック情報データ117が入力される。トラック情報デー
タ117はラッチ回路606および演算回路604に入力され
る。端子602には、後述するREF信号を位相基準信号とし
て位相制御された回転ドラムから出力される回転検出信
号をもとに作成され、トラック走査の切り換わりを示す
H−SW信号が入力される。ラッチ回路606の出力は1ト
ラック走査毎に変化し、その出力データ605は1トラッ
ク前のトラック情報データを意味する。端子603には映
像信号のフィールドの切り換わりを表わす基準(REF)
信号が入力される。演算回路604はREF信号がローレベル
の所定のタイミングにおいてラッチ回路606の出力605と
トラック情報データ117および基準(REF)信号をもとに
演算を行い、例えば表1に示すような演算結果を出力す
る。このとき、ペアヘッド(A)501およびペアヘッド
(B)502が正規のトラック(ペアヘッド(A)はA21-1
B21-1トラック、ペアヘッド(B)はA21B21トラック:
第2図参照:i=1以上の整数)を走査している場合には
出力は0となり、その他の場合にはピエゾ圧電素子50
3、ピエゾ圧電素子504のそれぞれの変位量を変化させる
べく変化量に対応したデータが出力される。表1におい
てAはピエゾ圧電素子503の変化量を示し、Bはピエゾ
圧電素子504の変化量を示す。また表中+aはヘッドの
走査位置を例えばトラックA2からトラックA3に移動させ
る方向と量を意味し、−aはヘッドの走査位置を例えば
トラックA2からトラックA1に移動させる方向と量を意味
する。また表1に示したものは、ピエゾ圧電素子503,50
4の変位量およびペアヘッド(A)501、ペアヘッド
(B)502の取り付け精度をもとに、ペアヘッドの誤ト
ラッキング量(修正できるトラックのずれ)を+4トラ
ックから−4トラックの範囲としたものであり、トラッ
ク情報データがS1〜S6までとなっているときの演算回路
604の演算結果の一例を示している。表1を用いて説明
すると例えば、1トラック前のトラック情報データ(出
力605)がS3のとき、リアルのトラック情報データ(出
力117)がS4ならペアヘッド(A),(B)とも正規の
トラックを走査していることになるので演算回路604の
出力はそれぞれに対して0となり、1トラック前のトラ
ック情報データがS3でリアルのトラック情報データもS3
ならペアヘッド(B)を正規のトラックを走査するよう
トラックB3からトラックB4に+aだけ移動させる。ま
た、1トラック前のトラック情報データがS2でリアルの
トラック情報データもS2なら、ペアヘッド(B)はその
ままとし、ペアヘッド(A)をトラック2からトラック
1に−aだけ移動させるデータを出力する。誤トラッキ
ングの量がさらに大きくなるときにはトラック情報デー
タの数を増やすことで対応でき、基準(REF)信号との
関係からトラック情報のデータ数Tは偶数個なければな
らず、誤トラッキングの量G(トラック)に対してトラ
ック情報のデータ数Tは T≧G+2(T:偶数) であればよい(ペアヘッドの場合)。
ただし、シングルヘッドの場合には T≧2×G+2 となる。
このようにして得られた演算結果データは端子607から
出力される。
出力される。
ピエゾ駆動データ演算回路109では、トラッキング判別
回路118の出力データAに対応してペアヘッド101をヘッ
ド走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数
倍の変位量で走査位置が変化するように、ペアヘッド10
1を搭載したピエゾ圧電素子102の第1の変位量を演算す
るとともに、トラッキングエラーデータ113に対応して
ペアヘッド101をヘッド走査方向に対して垂直方向にト
ラックピッチ以下の変位量で走査位置が変化するよう
に、ペアヘッド101を搭載したピエゾ圧電素子102の第2
の変位量を演算し、第1の変位量および第2の変位量を
加算演算してピエゾ圧電素子102の変位量を制御するた
めのピエゾ駆動信号114を出力する。
回路118の出力データAに対応してペアヘッド101をヘッ
ド走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数
倍の変位量で走査位置が変化するように、ペアヘッド10
1を搭載したピエゾ圧電素子102の第1の変位量を演算す
るとともに、トラッキングエラーデータ113に対応して
ペアヘッド101をヘッド走査方向に対して垂直方向にト
ラックピッチ以下の変位量で走査位置が変化するよう
に、ペアヘッド101を搭載したピエゾ圧電素子102の第2
の変位量を演算し、第1の変位量および第2の変位量を
加算演算してピエゾ圧電素子102の変位量を制御するた
めのピエゾ駆動信号114を出力する。
同様に、ピエゾ駆動データ演算回路123では、トラッキ
ング判別回路118の出力データBに対応してペアヘッド1
19をヘッド走査方向に対して垂直方向にトラックピッチ
の略整数倍の変位量で走査位置が変化するように、ペア
ヘッド119を搭載したピエゾ圧電素子120の第3の変位量
を演算するとともに、トラッキングエラーデータ113に
対応してペアヘッド119をヘッド走査方向に対して垂直
方向にトラックピッチ以下の変位量で走査位置が変化す
るように、ペアヘッド119を搭載したピエゾ圧電素子120
の第4の変位量を演算し、第3の変位量および第4の変
位量を加算演算してピエゾ圧電素子120の変位量を制御
するためのピエゾ駆動信号125を出力する。
ング判別回路118の出力データBに対応してペアヘッド1
19をヘッド走査方向に対して垂直方向にトラックピッチ
の略整数倍の変位量で走査位置が変化するように、ペア
ヘッド119を搭載したピエゾ圧電素子120の第3の変位量
を演算するとともに、トラッキングエラーデータ113に
対応してペアヘッド119をヘッド走査方向に対して垂直
方向にトラックピッチ以下の変位量で走査位置が変化す
るように、ペアヘッド119を搭載したピエゾ圧電素子120
の第4の変位量を演算し、第3の変位量および第4の変
位量を加算演算してピエゾ圧電素子120の変位量を制御
するためのピエゾ駆動信号125を出力する。
ピエゾ駆動回路110ではピエゾ駆動信号114に応じた直流
電圧をピエゾ圧電素子102に印加し、ピエゾ圧電素子102
の変位量は印加された直流電圧の値に対応する。
電圧をピエゾ圧電素子102に印加し、ピエゾ圧電素子102
の変位量は印加された直流電圧の値に対応する。
同様に、ピエゾ駆動回路124ではピエゾ駆動信号125に応
じた直流電圧をピエゾ圧電素子120に印加し、ピエゾ圧
電素子120の変位量は印加された直流電圧の値に対応す
る。
じた直流電圧をピエゾ圧電素子120に印加し、ピエゾ圧
電素子120の変位量は印加された直流電圧の値に対応す
る。
本実施例では上記の構成により、フィールド毎の映像信
号処理の切り換わりを示すフィールド切換信号によって
決まる所定のタイミングで、第1の記憶手段に記憶され
ている1トラック前に走査した記憶トラックのトラック
情報データとトラック情報検出手段から出力される現在
走査中の記録トラックのトラック情報データの組合せを
もとに第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドが正規
の記録トラックを走査しているかどうかを検出し、かつ
正規の記録トラックを走査していないことを検出した場
合には、トラックピッチの整数倍の単位でずれ量を検出
し、該ずれ量に対応した変位量で第1の電気−機械変換
素子および第2の電気−機械変換素子を駆動すること
で、第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドの走査位
置を速やかに補正することができ、よってフィールド毎
の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正規の記録トラ
ックを走査するトラッキング制御系を実現することがで
きる。
号処理の切り換わりを示すフィールド切換信号によって
決まる所定のタイミングで、第1の記憶手段に記憶され
ている1トラック前に走査した記憶トラックのトラック
情報データとトラック情報検出手段から出力される現在
走査中の記録トラックのトラック情報データの組合せを
もとに第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドが正規
の記録トラックを走査しているかどうかを検出し、かつ
正規の記録トラックを走査していないことを検出した場
合には、トラックピッチの整数倍の単位でずれ量を検出
し、該ずれ量に対応した変位量で第1の電気−機械変換
素子および第2の電気−機械変換素子を駆動すること
で、第1の磁気ヘッドおよび第2の磁気ヘッドの走査位
置を速やかに補正することができ、よってフィールド毎
の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正規の記録トラ
ックを走査するトラッキング制御系を実現することがで
きる。
さらに本発明は上記の構成により、トラッキングエラー
検出手段から出力されるトラッキングエラーデータに対
応して電気−機械変換素子の変位量を制御することで、
磁気ヘッドが1トラック走査中、常にオントラック位置
を走査するトラック曲がり追従制御を実現でき、よって
フィールド毎の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正
規の記録トラックを走査するとともに、トラック曲がり
に追従するトラッキング制御系を実現することができ
る。
検出手段から出力されるトラッキングエラーデータに対
応して電気−機械変換素子の変位量を制御することで、
磁気ヘッドが1トラック走査中、常にオントラック位置
を走査するトラック曲がり追従制御を実現でき、よって
フィールド毎の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正
規の記録トラックを走査するとともに、トラック曲がり
に追従するトラッキング制御系を実現することができ
る。
以下、本発明の第2の実施例について、図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第7図は、本発明の第2の実施例である磁気テープ上に
記録された記録トラックの記録パターンを示したもので
ある。706は磁気テープで矢印705の方向に移送される。
ペアヘッド707の走査方向は矢印704で示す方向である。
ここでペアヘッド707は第5図に示すペアヘッド(A)5
01と同様でありピエゾ圧電素子503に搭載されている。
本実施例では、3つの記録トラックで1フィールドの映
像信号を記録するセグメント記録になっており、第7図
においてトラックA1,B1,A2,B2,A3,B3の6トラックでN1
フィールドを記録しており、トラックA4,B4,A5,B5,A6,B
6の6トラックでN2フィールドを記録している。記録ト
ラック701はセグメントデータ記録部702と映像信号記録
部703よりなる。セグメントデータはセグメント1〜6
に対応して各トラック対にS1〜S6が順に記録されてい
る。
記録された記録トラックの記録パターンを示したもので
ある。706は磁気テープで矢印705の方向に移送される。
ペアヘッド707の走査方向は矢印704で示す方向である。
ここでペアヘッド707は第5図に示すペアヘッド(A)5
01と同様でありピエゾ圧電素子503に搭載されている。
本実施例では、3つの記録トラックで1フィールドの映
像信号を記録するセグメント記録になっており、第7図
においてトラックA1,B1,A2,B2,A3,B3の6トラックでN1
フィールドを記録しており、トラックA4,B4,A5,B5,A6,B
6の6トラックでN2フィールドを記録している。記録ト
ラック701はセグメントデータ記録部702と映像信号記録
部703よりなる。セグメントデータはセグメント1〜6
に対応して各トラック対にS1〜S6が順に記録されてい
る。
この場合、セグメント単位での正規の信号処理のタイミ
ングを、フィールドの切り換わりを表わすREF1信号とセ
グメントの切り換わりを表わすREF2信号とセグメントデ
ータの関係でタイミングチャートにすると、第8図に示
すようになる。
ングを、フィールドの切り換わりを表わすREF1信号とセ
グメントの切り換わりを表わすREF2信号とセグメントデ
ータの関係でタイミングチャートにすると、第8図に示
すようになる。
第9図にトラッキング判別回路118の第2の実施例のブ
ロック図を示す。端子901にはトラック(セグメント)
情報データ117が入力される。トラック(セグメント)
情報データ117はラッチ回路905および演算回路907に入
力される。端子902には、REF1信号を位相基準信号とし
て位相制御された回転ドラムから出力される回転検出信
号をもとに作成され、トラック走査の切り換わりを示す
H−SW信号が入力される。ラッチ回路905の出力は1ト
ラック毎に変化し、出力データ906は1トラック前のト
ラック(セグメント)情報データを意味する。端子903
には映像信号のフィールドの切り換わりを表わすREF1信
号が入力され、かつ端子904にはセグメント処理の切り
換わりを表わすREF2信号が入力される。演算回路907は
ラッチ回路905の出力906とトラック(セグメント)情報
データ117およびREF1信号、REF2信号をもとに演算を行
い、例えば表2に示すような演算結果を端子908より出
力する。このとき、演算回路907は表中で示すタイミ
ングで演算を行う。第1の実施例と同様にペアヘッド
(A)501およびペアヘッド(B)502が正規のトラック
を走査している場合には出力は0となり、その他の場合
にはピエゾ圧電素子503あるいはピエゾ圧電素子504の変
位量を変化させるべく変化量に対応したデータが出力さ
れる。表2においてAはピエゾ圧電素子503の変化量を
示し、Bはピエゾ圧電素子504の変化量を示す。また表
中+aはヘッドの走査位置を例えばトラックA2からトラ
ックA3まで変化させる方向と量を意味し、−aはヘッド
の走査位置を例えばトラックA2からトラックA1まで変化
させる方向と量を意味する。また表2に示したものは、
ピエゾ圧電素子503,504の変位量およびペアヘッド
(A)501、ペアヘッド(B)502の取り付け精度をもと
に、ペアヘッドの誤トラッキング量(修正できるトラッ
クのずれ)を+4トラックから−4トラックの範囲とし
たもので、トラック情報データがS1〜S6までとなってい
るときの演算回路907の演算結果の一例を示している。
その意味することは表1と同様であり、表中×印は誤ト
ラッキング量の範囲外にあって修正できないことを意味
する。
ロック図を示す。端子901にはトラック(セグメント)
情報データ117が入力される。トラック(セグメント)
情報データ117はラッチ回路905および演算回路907に入
力される。端子902には、REF1信号を位相基準信号とし
て位相制御された回転ドラムから出力される回転検出信
号をもとに作成され、トラック走査の切り換わりを示す
H−SW信号が入力される。ラッチ回路905の出力は1ト
ラック毎に変化し、出力データ906は1トラック前のト
ラック(セグメント)情報データを意味する。端子903
には映像信号のフィールドの切り換わりを表わすREF1信
号が入力され、かつ端子904にはセグメント処理の切り
換わりを表わすREF2信号が入力される。演算回路907は
ラッチ回路905の出力906とトラック(セグメント)情報
データ117およびREF1信号、REF2信号をもとに演算を行
い、例えば表2に示すような演算結果を端子908より出
力する。このとき、演算回路907は表中で示すタイミ
ングで演算を行う。第1の実施例と同様にペアヘッド
(A)501およびペアヘッド(B)502が正規のトラック
を走査している場合には出力は0となり、その他の場合
にはピエゾ圧電素子503あるいはピエゾ圧電素子504の変
位量を変化させるべく変化量に対応したデータが出力さ
れる。表2においてAはピエゾ圧電素子503の変化量を
示し、Bはピエゾ圧電素子504の変化量を示す。また表
中+aはヘッドの走査位置を例えばトラックA2からトラ
ックA3まで変化させる方向と量を意味し、−aはヘッド
の走査位置を例えばトラックA2からトラックA1まで変化
させる方向と量を意味する。また表2に示したものは、
ピエゾ圧電素子503,504の変位量およびペアヘッド
(A)501、ペアヘッド(B)502の取り付け精度をもと
に、ペアヘッドの誤トラッキング量(修正できるトラッ
クのずれ)を+4トラックから−4トラックの範囲とし
たもので、トラック情報データがS1〜S6までとなってい
るときの演算回路907の演算結果の一例を示している。
その意味することは表1と同様であり、表中×印は誤ト
ラッキング量の範囲外にあって修正できないことを意味
する。
本実施例では上記の構成により、1フィールドの映像信
号が複数の記録トラックに分割されて記録されるセグメ
ント記録の各記録トラックに記録されているセグメント
データを用いることで再生ヘッドが正規のトラックを走
査しているかどうかを検出することができ、かつ正規の
トラックを走査していない場合には、本来走査すべき記
録トラックのトラック情報と再生トラック情報の差を求
め、差の値に対応した量だけピエゾ圧電素子の駆動電圧
を変化させることで、正規のトラックに再生ヘッドを移
動修正することができる。
号が複数の記録トラックに分割されて記録されるセグメ
ント記録の各記録トラックに記録されているセグメント
データを用いることで再生ヘッドが正規のトラックを走
査しているかどうかを検出することができ、かつ正規の
トラックを走査していない場合には、本来走査すべき記
録トラックのトラック情報と再生トラック情報の差を求
め、差の値に対応した量だけピエゾ圧電素子の駆動電圧
を変化させることで、正規のトラックに再生ヘッドを移
動修正することができる。
以下、本発明の第3の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
ら説明する。
第10図は、本発明の第3の実施例によるディジタル記録
の磁気記録再生装置によって磁気テープ上に記録された
記録トラックの記録パターンを示したものである。1001
は磁気テープで矢印1002の方向に移送される。磁気ヘッ
ドの走査方向は矢印1003で示す方向である。磁気記録再
生装置に入力された映像信号はディジタル信号に変換さ
れ、1つの記録トラック1004につきn個のブロック1005
に分割されて記録されている。各ブロックは同期信号
(SYNC)記録部1006、IDデータ記録部1007およびディジ
タル信号に変換された映像データ記録部1008からなる。
IDデータは各ブロック毎に変化し、かつトラックA1〜B3
のトラック毎に異なる値となっている。
の磁気記録再生装置によって磁気テープ上に記録された
記録トラックの記録パターンを示したものである。1001
は磁気テープで矢印1002の方向に移送される。磁気ヘッ
ドの走査方向は矢印1003で示す方向である。磁気記録再
生装置に入力された映像信号はディジタル信号に変換さ
れ、1つの記録トラック1004につきn個のブロック1005
に分割されて記録されている。各ブロックは同期信号
(SYNC)記録部1006、IDデータ記録部1007およびディジ
タル信号に変換された映像データ記録部1008からなる。
IDデータは各ブロック毎に変化し、かつトラックA1〜B3
のトラック毎に異なる値となっている。
このように記録された記録トラックを再生する場合、本
実施例におけるIDデータは第1,第2の実施例におけるト
ラック情報データであり、第1図中の再生信号処理回路
105によりIDデータを検出し、その値をトラッキング判
別回路118に入力し演算を行うことによりペアヘッドが
正規のトラックを走査しているかどうかを検出できるこ
とは明らかである。
実施例におけるIDデータは第1,第2の実施例におけるト
ラック情報データであり、第1図中の再生信号処理回路
105によりIDデータを検出し、その値をトラッキング判
別回路118に入力し演算を行うことによりペアヘッドが
正規のトラックを走査しているかどうかを検出できるこ
とは明らかである。
発明の効果 以上説明したように本発明によれば、トラック情報検出
手段から出力されるトラック情報とフィールド毎の映像
信号処理の切り換わりを示すフィールド切換信号をもと
に、再生ヘッドが正規の記録トラックを走査しているか
どうかを検出し、かつ正規の記録トラックを走査してい
ないことを検出した場合には、トラックピッチの整数倍
の単位でずれ量を検出し、該ずれ量に対応した変位量で
電気−機械変換素子を駆動することで、磁気ヘッドの走
査位置を速やかに補正することができ、よってフィール
ド毎の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正規の記録
トラックを走査するトラッキング制御系を実現すること
ができ、安定した再生画像を得ることができる。
手段から出力されるトラック情報とフィールド毎の映像
信号処理の切り換わりを示すフィールド切換信号をもと
に、再生ヘッドが正規の記録トラックを走査しているか
どうかを検出し、かつ正規の記録トラックを走査してい
ないことを検出した場合には、トラックピッチの整数倍
の単位でずれ量を検出し、該ずれ量に対応した変位量で
電気−機械変換素子を駆動することで、磁気ヘッドの走
査位置を速やかに補正することができ、よってフィール
ド毎の映像信号処理に対応して磁気ヘッドが正規の記録
トラックを走査するトラッキング制御系を実現すること
ができ、安定した再生画像を得ることができる。
さらに本発明によれば、トラッキングエラー検出手段か
ら出力されるトラッキングエラーデータに対応して電気
−機械変換素子の変位量を制御することで、磁気ヘッド
が1トラック走査中、常にオントラック位置を走査する
トラック曲がり追従制御を実現できるとともに、トラッ
ク情報検出手段から出力されるトラック情報とフィール
ド毎の映像信号処理の切り換わりを示すフィールド切換
信号をもとに磁気ヘッドが正規の記録トラックを走査し
ているかどうかを検出し、かつ正規の記録トラックを走
査していないことを検出した場合には、トラックピッチ
の整数倍の単位でずれ量を検出し、該ずれ量に対応した
変位量で電気−機械変換素子を駆動することで、磁気ヘ
ッドの走査位置を速やかに補正することができ、よって
磁気ヘッドが正規の記録トラックが走査するとともに、
トラック曲がりに追従するトラッキング制御系を実現す
ることができるという効果を奏し、その実用的効果は大
きい。
ら出力されるトラッキングエラーデータに対応して電気
−機械変換素子の変位量を制御することで、磁気ヘッド
が1トラック走査中、常にオントラック位置を走査する
トラック曲がり追従制御を実現できるとともに、トラッ
ク情報検出手段から出力されるトラック情報とフィール
ド毎の映像信号処理の切り換わりを示すフィールド切換
信号をもとに磁気ヘッドが正規の記録トラックを走査し
ているかどうかを検出し、かつ正規の記録トラックを走
査していないことを検出した場合には、トラックピッチ
の整数倍の単位でずれ量を検出し、該ずれ量に対応した
変位量で電気−機械変換素子を駆動することで、磁気ヘ
ッドの走査位置を速やかに補正することができ、よって
磁気ヘッドが正規の記録トラックが走査するとともに、
トラック曲がりに追従するトラッキング制御系を実現す
ることができるという効果を奏し、その実用的効果は大
きい。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図、第2
図は本発明の第1の実施例の磁気記録再生装置によって
記録された記録トラックのパターン図、第3図は第2図
に示した記録トラックの詳細なパターン図、第4図は第
1図中の再生信号処理回路の詳細なブロック図、第5図
は回転ドラムの構成を示す平面図、第6図は第1図中の
トラッキング判別回路の詳細なブロック図、第7図は本
発明の第2の実施例の磁気記録再生装置によって記録さ
れた記録トラックのパターン図、第8図(a)〜(c)
は本発明の第2の実施例の磁気記録再生装置の動作を説
明するためのタイミング図、第9図は本発明の第2の実
施例の磁気記録再生装置におけるトラッキング判別回路
の詳細なブロック図、第10図は本発明の第3の実施例の
磁気記録再生装置によって記録された記録トラックのパ
ターン図、第11図はヘッドアクチュエータの構成を示す
平面図、第12図は従来の磁気記録再生装置によって記録
された記録トラックのパターン図、第13図(a)〜
(c)は磁気ヘッドと記録トラックの位置を示す正面
図、第14図はアジマス時間差検出方式によるトラッキン
グエラー検出回路のブロック図、第15図(a)〜(c)
は従来の磁気記録再生装置の動作を説明するためのタイ
ミング図である。 101……ペアヘッド、102……ピエゾ圧電素子、105……
再生信号処理回路、106,107……水平同期信号、108……
トラッキングエラー検出回路、109……ピエゾ駆動デー
タ演算回路、110……ピエゾ駆動回路、117……トラック
情報データ、118……トラッキング判別回路、403……シ
ング検出回路、404……ゲート信号発生回路、407……ト
ラック情報復号化回路、408……映像信号ゲート回路、4
12……同期信号検出回路、413……映像信号処理回路、6
06……ラッチ回路、604……演算回路。
図は本発明の第1の実施例の磁気記録再生装置によって
記録された記録トラックのパターン図、第3図は第2図
に示した記録トラックの詳細なパターン図、第4図は第
1図中の再生信号処理回路の詳細なブロック図、第5図
は回転ドラムの構成を示す平面図、第6図は第1図中の
トラッキング判別回路の詳細なブロック図、第7図は本
発明の第2の実施例の磁気記録再生装置によって記録さ
れた記録トラックのパターン図、第8図(a)〜(c)
は本発明の第2の実施例の磁気記録再生装置の動作を説
明するためのタイミング図、第9図は本発明の第2の実
施例の磁気記録再生装置におけるトラッキング判別回路
の詳細なブロック図、第10図は本発明の第3の実施例の
磁気記録再生装置によって記録された記録トラックのパ
ターン図、第11図はヘッドアクチュエータの構成を示す
平面図、第12図は従来の磁気記録再生装置によって記録
された記録トラックのパターン図、第13図(a)〜
(c)は磁気ヘッドと記録トラックの位置を示す正面
図、第14図はアジマス時間差検出方式によるトラッキン
グエラー検出回路のブロック図、第15図(a)〜(c)
は従来の磁気記録再生装置の動作を説明するためのタイ
ミング図である。 101……ペアヘッド、102……ピエゾ圧電素子、105……
再生信号処理回路、106,107……水平同期信号、108……
トラッキングエラー検出回路、109……ピエゾ駆動デー
タ演算回路、110……ピエゾ駆動回路、117……トラック
情報データ、118……トラッキング判別回路、403……シ
ング検出回路、404……ゲート信号発生回路、407……ト
ラック情報復号化回路、408……映像信号ゲート回路、4
12……同期信号検出回路、413……映像信号処理回路、6
06……ラッチ回路、604……演算回路。
Claims (3)
- 【請求項1】回転ドラム上の180゜対向する位置にそれ
ぞれ第1の電気−機械変換素子に搭載された第1の磁気
ヘッドと第2の電気−機械変換素子に搭載された第2の
磁気ヘッドを有し、 各記録トラック毎に、予め決められた順序で符号化され
て記録された所定の複数個の異なるトラック情報を再生
して、トラック情報データとして出力するトラック情報
検出手段と、 奇数フィールドの映像信号処理タイミングおよび偶数フ
ィールドの映像信号処理タイミングの切り換わりを示す
フィールド切換信号を出力するフィールド切換信号発生
手段と、 前記回転ドラムから出力される回転検出信号をもとに作
成されトラック走査の切り換わりを示すH−SW信号をも
とに各トラック走査毎に前記トラック情報検出手段から
出力される前記トラック情報データを記憶する第1の記
憶手段を含み、前記第1の記憶手段に記憶されている1
トラック前に走査した記録トラックのトラック情報デー
タと前記トラック情報検出手段から出力される現在走査
中の記録トラックのトラック情報データの組合せをもと
に前記第1の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第1の比較データおよ
び前記第2の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第2の比較データを演
算するトラッキング判別手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第1の比較
データを入力し、前記第1の比較データに対応して前記
第1の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第1の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第1の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第1の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第1の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第1の駆動データを出力する第1の駆動デ
ータ演算手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第2の比較
データを入力し、前記第2の比較データに対応して前記
第2の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第2の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第2の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第2の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第2の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第2の駆動データを出力する第2の駆動デ
ータ演算手段と、 前記第1の駆動データ演算手段から出力される前記第1
の駆動データに対応した変位量で前記第1の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第1の
駆動手段と、 前記第2の駆動データ演算手段から出力される前記第2
の駆動データに対応した変位量で前記第2の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第2の
駆動手段とを備えて成ることを特徴とする磁気記録再生
装置のトラッキング制御装置。 - 【請求項2】回転ドラム上の180゜対向する位置にそれ
ぞれ第1の電気−機械変換素子に搭載された第1の磁気
ヘッドと第2の電気−機械変換素子に搭載された第2の
磁気ヘッドを有し、 各記録トラック毎に、予め決められた順序で符号化され
て記録された所定の複数個の異なるトラック情報を再生
して、トラック情報データとして出力するトラック情報
検出手段と、 奇数フィールドの映像信号処理タイミングおよび偶数フ
ィールドの映像信号処理タイミングの切り換わりを示す
フィールド切換信号を出力するフィールド切換信号発生
手段と、 前記回転ドラムから出力される回転検出信号をもとに作
成されトラック走査の切り換わりを示すH−SW信号をも
とに各トラック走査毎に前記トラック情報検出手段から
出力される前記トラック情報データを記憶する第1の記
憶手段を含み、前記第1の記憶手段に記憶されている1
トラック前に走査した記録トラックのトラック情報デー
タと前記トラック情報検出手段から出力される現在走査
中の記録トラックのトラック情報データの組合せをもと
に前記第1の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第1の比較データおよ
び前記第2の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第2の比較データを演
算するトラッキング判別手段と、 前記第1および第2の磁気ヘッドが走査している記録ト
ラックのオントラック位置に対する、前記磁気ヘッドの
走査位置のずれ量を検出して、前記ずれ量に対応したト
ラッキングエラーデータを出力するトラッキングエラー
検出手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第1の比較
データおよび前記トラッキングエラー検出手段の出力で
ある前記トラッキングエラーデータを入力し、前記第1
の比較データに対応して前記第1の磁気ヘッドをヘッド
走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数倍
の変位量で前記第1の磁気ヘッドの走査位置が変化する
ように、前記第1の磁気ヘッドを搭載した前記第1の電
気−機械変換素子の第1の変位量を演算するとともに、
前記トラッキングエラーデータに対応して前記第1の磁
気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向にトラック
ピッチ以下の変位量で前記第1の磁気ヘッドの走査位置
が変化するように、前記第1の磁気ヘッドを搭載した前
記第1の電気−機械変換素子の第2の変位量を演算し、
前記第1の変位量と前記第2の変位量を加算演算して前
記第1の電気−機械変換素子の変位量を制御するための
第1の駆動データを出力する第1の駆動データ演算手段
と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第2の比較
データおよび前記トラッキングエラー検出手段の出力で
ある前記トラッキングエラーデータを入力し、前記第2
の比較データに対応して前記第2の磁気ヘッドをヘッド
走査方向に対して垂直方向にトラックピッチの略整数倍
の変位量で前記第2の磁気ヘッドの走査位置が変化する
ように、前記第2の磁気ヘッドを搭載した前記第2の電
気−機械変換素子の第3の変位量を演算するとともに、
前記トラッキングエラーデータに対応して前記第2の磁
気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向にトラック
ピッチ以下の変位量で前記第2の磁気ヘッドの走査位置
が変化するように、前記第2の磁気ヘッドを搭載した前
記第2の電気−機械変換素子の第4の変位量を演算し、
前記第3の変位量と前記第4の変位量を加算演算して前
記第2の電気−機械変換素子の変位量を制御するための
第2の駆動データを出力する第2の駆動データ演算手段
と、 前記第1の駆動データ演算手段から出力される前記第1
の駆動データに対応した変位量で前記第1の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第1の
駆動手段と、 前記第2の駆動データ演算手段から出力される前記第2
の駆動データに対応した変位量で前記第2の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第2の
駆動手段とを備えて成ることを特徴とする磁気記録再生
装置のトラッキング制御装置。 - 【請求項3】回転ドラム上の180゜対向する位置にそれ
ぞれ第1の電気−機械変換素子に搭載された第1の磁気
ヘッドと第2の電気−機械変換素子に搭載された第2の
磁気ヘッドを有し、 1フィールドの映像信号が複数の記録トラックに記録さ
れるセグメント記録方式の磁気記録再生装置において、 各記録トラック毎に、予め決められた順序で符号化され
て記録されるとともにセグメントに対応して異なるトラ
ック情報を再生して、トラック情報データとして出力す
るトラック情報検出手段と、 奇数フィールドの映像信号処理タイミングおよび偶数フ
ィールドの映像信号処理タイミングの切り換わりを示す
フィールド切換信号およびセグメントの切り換わりを示
すセグメント切換信号を出力するフィールド切換信号発
生手段と、 前記回転ドラムから出力される回転検出信号をもとに作
成されトラック走査の切り換わりを示すH−SW信号をも
とに各トラック走査毎に前記トラック情報検出手段から
出力される前記トラック情報データを記憶する第1の記
憶手段を含み、前記フィールド切換信号および前記セグ
メント切換信号をもとに設定された特定のセグメント処
理タイミングで前記第1の記憶手段に記憶されている1
トラック前に走査した記録トラックのトラック情報デー
タと前記トラック情報検出手段から出力される現在走査
中の記録トラックのトラック情報データの組合せをもと
に前記第1の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第1の比較データおよ
び前記第2の磁気ヘッドの走査すべき記録トラックと走
査記録トラックのずれに対応した第2の比較データを演
算するトラッキング判別手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第1の比較
データを入力し、前記第1の比較データに対応して前記
第1の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第1の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第1の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第1の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第1の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第1の駆動データを出力する第1の駆動デ
ータ演算手段と、 前記トラッキング判別手段の出力である前記第2の比較
データを入力し、前記第2の比較データに対応して前記
第2の磁気ヘッドをヘッド走査方向に対して垂直方向に
トラックピッチの略整数倍の変位量で前記第2の磁気ヘ
ッドの走査位置が変化するように、前記第2の磁気ヘッ
ドを搭載した前記第2の電気−機械変換素子の変位量を
演算して、前記第2の電気−機械変換素子の変位量を制
御するための第2の駆動データを出力する第2の駆動デ
ータ演算手段と、 前記第1の駆動データ演算手段から出力される前記第1
の駆動データに対応した変位量で前記第1の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第1の
駆動手段と、 前記第2の駆動データ演算手段から出力される前記第2
の駆動データに対応した変位量で前記第2の電気−機械
変換素子を変位させるための駆動電圧を発生する第2の
駆動手段とを備えて成ることを特徴とする磁気記録再生
装置のトラッキング制御装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140490A JPH0743816B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 |
US07/504,831 US5210663A (en) | 1989-04-10 | 1990-04-05 | Tracking control device and magnetic recording and reproducing apparatus using the device |
DE69022464T DE69022464T2 (de) | 1989-04-10 | 1990-04-09 | Steuergerät zur Spurverfolgung für ein magnetisches Aufzeichnungs- und Wiedergabegerät. |
EP90303814A EP0392789B1 (en) | 1989-04-10 | 1990-04-09 | Tracking control device for a magnetic recording and reproducing apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1140490A JPH0743816B2 (ja) | 1989-06-01 | 1989-06-01 | 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH035911A JPH035911A (ja) | 1991-01-11 |
JPH0743816B2 true JPH0743816B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=15269831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1140490A Expired - Lifetime JPH0743816B2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-06-01 | 磁気記録再生装置のトラッキング制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743816B2 (ja) |
-
1989
- 1989-06-01 JP JP1140490A patent/JPH0743816B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH035911A (ja) | 1991-01-11 |
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