JPH08279993A - ディジタル信号再生装置 - Google Patents
ディジタル信号再生装置Info
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- JPH08279993A JPH08279993A JP7082256A JP8225695A JPH08279993A JP H08279993 A JPH08279993 A JP H08279993A JP 7082256 A JP7082256 A JP 7082256A JP 8225695 A JP8225695 A JP 8225695A JP H08279993 A JPH08279993 A JP H08279993A
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- JP
- Japan
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- frame
- signal
- reproducing
- track
- address
- Prior art date
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- Pending
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】記録媒体2を再生する偶数個の再生ヘッド1
a,1bを備えた再生手段1と、再生ヘッド1a,1b
の再生タイミングを識別するトラック識別信号を生成す
るトラック周期生成手段18と、再生手段1で再生され
た再生信号の復号を行う復号手段12と、トラック番号
を検出し、m番目に再生されたトラック番号と、m−1
番目に再生されたトラック番号の差を求める減算手段7
3を備えたトラック番号検出手段29と、復号手段12
で復号された一フレームの復号信号を記憶するフレーム
記憶手段9と、フレーム記憶手段9のアドレスを生成す
るアドレス生成手段16と、フレーム記憶手段9に記憶
された記憶信号を読みだして出力処理を行う出力手段1
5を設ける。 【効果】家庭用ディジタルVTRで、早送り再生、スロ
ー再生、一時停止、コマ送り等の可変速再生が可能とな
る。
a,1bを備えた再生手段1と、再生ヘッド1a,1b
の再生タイミングを識別するトラック識別信号を生成す
るトラック周期生成手段18と、再生手段1で再生され
た再生信号の復号を行う復号手段12と、トラック番号
を検出し、m番目に再生されたトラック番号と、m−1
番目に再生されたトラック番号の差を求める減算手段7
3を備えたトラック番号検出手段29と、復号手段12
で復号された一フレームの復号信号を記憶するフレーム
記憶手段9と、フレーム記憶手段9のアドレスを生成す
るアドレス生成手段16と、フレーム記憶手段9に記憶
された記憶信号を読みだして出力処理を行う出力手段1
5を設ける。 【効果】家庭用ディジタルVTRで、早送り再生、スロ
ー再生、一時停止、コマ送り等の可変速再生が可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,家庭用のディジタル映
像信号の再生装置に係り、特に、可変速再生を行うディ
ジタル信号再生装置に関する。
像信号の再生装置に係り、特に、可変速再生を行うディ
ジタル信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像信号を記録再生する装置
として、「日経エレクトロニクス」(1993.10.
11) 115頁〜122頁記載にあるような家庭用デ
ィジタルVTRがある。
として、「日経エレクトロニクス」(1993.10.
11) 115頁〜122頁記載にあるような家庭用デ
ィジタルVTRがある。
【0003】家庭用ディジタルVTRでは、テープの小
型化を図るため、記録情報量を減少させるため、画像信
号を圧縮して記録を行う。圧縮を行う際、一フレームあ
たりのデータ量を一定とし、これを10トラックに分割
して記録する。
型化を図るため、記録情報量を減少させるため、画像信
号を圧縮して記録を行う。圧縮を行う際、一フレームあ
たりのデータ量を一定とし、これを10トラックに分割
して記録する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、二
倍速再生に関して、ヘッド、ドラム回転数についての記
述はあるが、ディジタル信号処理について考慮されてい
ない。
倍速再生に関して、ヘッド、ドラム回転数についての記
述はあるが、ディジタル信号処理について考慮されてい
ない。
【0005】可変速再生時は、図5に示したように、ヘ
ッドの1回の走査につき、複数のトラックにまたがって
しまうので、正しいトラック番号を検出する必要があ
る。
ッドの1回の走査につき、複数のトラックにまたがって
しまうので、正しいトラック番号を検出する必要があ
る。
【0006】また、1回の走査で一フレームの1/5の
信号しか再生できないので、例えば、一時停止時におけ
る静止画像出力が不可能となる。
信号しか再生できないので、例えば、一時停止時におけ
る静止画像出力が不可能となる。
【0007】以上の問題は、ヘッドの数を増加させれば
解決するが、価格が増加してしまい、家庭用のVTRと
して、実現困難となる。
解決するが、価格が増加してしまい、家庭用のVTRと
して、実現困難となる。
【0008】本発明の目的は、早送り再生、スロー再
生、一時停止等の可変速再生に対応した家庭用のディジ
タル信号再生装置を提供することにある。
生、一時停止等の可変速再生に対応した家庭用のディジ
タル信号再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、フレーム構造を成すディジタル信号がn個(nは偶
数)のトラックに分散され、上記フレーム内の位置を示
すトラック番号が上記トラック内に複数個付加されて記
録されている記録媒体を再生する装置において、上記記
録媒体を再生する偶数個の再生ヘッドを備えた再生手段
と、各再生ヘッドの再生タイミングを識別するトラック
識別信号を生成するトラック周期生成手段と、上記再生
手段で再生された再生信号の復号を行う復号手段と、上
記トラック番号を検出し、m番目に再生されたトラック
番号と、(m−1)番目に再生されたトラック番号の差
を求める減算手段を備えたトラック番号検出手段と、上
記復号手段で復号された少なくとも一フレームの復号信
号を記憶するフレーム記憶手段と、上記フレーム記憶手
段のアドレスを生成するアドレス生成手段と、上記フレ
ーム記憶手段に記憶された記憶信号を読みだして出力処
理を行う出力手段を設ける。
め、フレーム構造を成すディジタル信号がn個(nは偶
数)のトラックに分散され、上記フレーム内の位置を示
すトラック番号が上記トラック内に複数個付加されて記
録されている記録媒体を再生する装置において、上記記
録媒体を再生する偶数個の再生ヘッドを備えた再生手段
と、各再生ヘッドの再生タイミングを識別するトラック
識別信号を生成するトラック周期生成手段と、上記再生
手段で再生された再生信号の復号を行う復号手段と、上
記トラック番号を検出し、m番目に再生されたトラック
番号と、(m−1)番目に再生されたトラック番号の差
を求める減算手段を備えたトラック番号検出手段と、上
記復号手段で復号された少なくとも一フレームの復号信
号を記憶するフレーム記憶手段と、上記フレーム記憶手
段のアドレスを生成するアドレス生成手段と、上記フレ
ーム記憶手段に記憶された記憶信号を読みだして出力処
理を行う出力手段を設ける。
【0010】また、上記記録媒体を所定の速度で動作さ
せる第一のモードと、上記記録媒体を上記所定の速度と
は異なる速度で動作させる第二のモードを持ち、上記第
一のモードでは上記記録媒体を所定の速度で送り、上記
第二のモードでは上記記録媒体を少なくとも一フレーム
分以上動作させるか又は停止させるサーボ手段と、上記
第一のモードでは、上記フレーム記憶手段に記憶された
記憶信号を順次読みだして出力処理を行い、上記第二の
モードでは、上記記録媒体が停止中において、上記記録
媒体が動作中に再生された一フレームの信号を繰り返し
出力する出力手段を設ければ良い。
せる第一のモードと、上記記録媒体を上記所定の速度と
は異なる速度で動作させる第二のモードを持ち、上記第
一のモードでは上記記録媒体を所定の速度で送り、上記
第二のモードでは上記記録媒体を少なくとも一フレーム
分以上動作させるか又は停止させるサーボ手段と、上記
第一のモードでは、上記フレーム記憶手段に記憶された
記憶信号を順次読みだして出力処理を行い、上記第二の
モードでは、上記記録媒体が停止中において、上記記録
媒体が動作中に再生された一フレームの信号を繰り返し
出力する出力手段を設ければ良い。
【0011】
【作用】上記の構成により、トラック番号検出手段で検
出された検出トラック番号及びトラック識別信号からフ
レーム記憶手段の記憶アドレスを生成できるので、正し
いトラック番号に対応した信号として、処理が可能とな
る。また、減算手段による差が0又は1の時のみのトラ
ック番号を基にしてアドレスを生成できるので、トラッ
ク番号の誤検出による、誤動作を防ぐことができる。
出された検出トラック番号及びトラック識別信号からフ
レーム記憶手段の記憶アドレスを生成できるので、正し
いトラック番号に対応した信号として、処理が可能とな
る。また、減算手段による差が0又は1の時のみのトラ
ック番号を基にしてアドレスを生成できるので、トラッ
ク番号の誤検出による、誤動作を防ぐことができる。
【0012】また、サーボ手段、出力手段により、一時
停止時は、一時停止に移行する直前の一フレームを繰り
返し出力し、コマ送り再生時は、一フレーム分テープを
送るごとにテープを一時停止させながら再生し、停止中
は再生した一フレームの信号を繰り返し出力することが
可能となる。更に、1/nのスロー再生時では、nフレ
ームに1回の割合で、コマ送り再生を行えばよい。
停止時は、一時停止に移行する直前の一フレームを繰り
返し出力し、コマ送り再生時は、一フレーム分テープを
送るごとにテープを一時停止させながら再生し、停止中
は再生した一フレームの信号を繰り返し出力することが
可能となる。更に、1/nのスロー再生時では、nフレ
ームに1回の割合で、コマ送り再生を行えばよい。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0014】図1は、本発明による家庭用のディジタル
VTRのブロック図を示したものである。
VTRのブロック図を示したものである。
【0015】同図において、1は回転シリンダ、1a,
1bは再生ヘッド、2は磁気テープ、3は再生アンプ、
10は映像信号出力端子、11はモード信号入力端子、
23はフレーム記憶回路9に接続するデータバスであ
る。
1bは再生ヘッド、2は磁気テープ、3は再生アンプ、
10は映像信号出力端子、11はモード信号入力端子、
23はフレーム記憶回路9に接続するデータバスであ
る。
【0016】また、図2は、磁気テープ2上の記録トラ
ックフォーマットを示したものである。30は映像エリ
ア、31は音声エリアであり、音声と映像はそれぞれ別
の領域に記録される。なお、図1では、音声処理の回路
は省略している。
ックフォーマットを示したものである。30は映像エリ
ア、31は音声エリアであり、音声と映像はそれぞれ別
の領域に記録される。なお、図1では、音声処理の回路
は省略している。
【0017】図2に示したように、磁気テープ2上に、
一フレームの映像信号を10トラックにわたって記録を
行い、アジマス角の異なる2個のヘッド1a及び1bで
交互に再生を行う。したがって、回転シリンダ1が1回
転で2トラック、5回転で一フレームとなる。同図で
は、同一のアジマス角のヘッドで記録されたトラック
を、同一の斜線を付して区別している。
一フレームの映像信号を10トラックにわたって記録を
行い、アジマス角の異なる2個のヘッド1a及び1bで
交互に再生を行う。したがって、回転シリンダ1が1回
転で2トラック、5回転で一フレームとなる。同図で
は、同一のアジマス角のヘッドで記録されたトラック
を、同一の斜線を付して区別している。
【0018】図3(a)は、音声エリア31のブロック
フォーマット、(b)は映像エリア30のブロックフォ
ーマットである。音声エリア、映像エリアとも共通のブ
ロック構造をなしており、2バイトの同期信号40又は
46、ブロックアドレス等の情報を持つID41又は4
7、77バイトの信号45又は51、8バイトの誤り訂
正用のC1パリティ43又は49の90バイトで、1ブ
ロックを構成する。音声エリアは、9ブロックの音声信
号45と、5ブロックのC2パリティ42の14ブロッ
クから成る。音声補助信号44は、標本化周波数等の情
報が記録される。映像エリアは、3ブロックの画像補助
信号50及び52,135ブロックの画像信号51,1
1ブロックのC2パリティ48の計149ブロックから
成る。映像信号51は、記録時に画像圧縮が行われてお
り、10トラック、1350ブロックで一フレームを成
す。
フォーマット、(b)は映像エリア30のブロックフォ
ーマットである。音声エリア、映像エリアとも共通のブ
ロック構造をなしており、2バイトの同期信号40又は
46、ブロックアドレス等の情報を持つID41又は4
7、77バイトの信号45又は51、8バイトの誤り訂
正用のC1パリティ43又は49の90バイトで、1ブ
ロックを構成する。音声エリアは、9ブロックの音声信
号45と、5ブロックのC2パリティ42の14ブロッ
クから成る。音声補助信号44は、標本化周波数等の情
報が記録される。映像エリアは、3ブロックの画像補助
信号50及び52,135ブロックの画像信号51,1
1ブロックのC2パリティ48の計149ブロックから
成る。映像信号51は、記録時に画像圧縮が行われてお
り、10トラック、1350ブロックで一フレームを成
す。
【0019】図4はID41又は47の内容を示したも
のであり、ID0〜2の3バイトからなる。ID0は、
補助コード55とトラック番号56からなる。トラック
番号56はフレーム内のトラックの識別用のコードであ
り、図2の各トラックの上部に記した数字の様に、2ト
ラック(回転シリンダ1が1回転)間で同一のコードが
記録されている。したがって、一フレームの間で、0〜
4までのコードが書かれ、毎フレームごとに同じコード
が繰り返される。ID1は各トラックにおけるブロック
の識別用コード、ID2はID0,ID1の誤り検出、
訂正用のパリティである。
のであり、ID0〜2の3バイトからなる。ID0は、
補助コード55とトラック番号56からなる。トラック
番号56はフレーム内のトラックの識別用のコードであ
り、図2の各トラックの上部に記した数字の様に、2ト
ラック(回転シリンダ1が1回転)間で同一のコードが
記録されている。したがって、一フレームの間で、0〜
4までのコードが書かれ、毎フレームごとに同じコード
が繰り返される。ID1は各トラックにおけるブロック
の識別用コード、ID2はID0,ID1の誤り検出、
訂正用のパリティである。
【0020】図1を用いて、通常再生動作について説明
する。
する。
【0021】図2に示したトラックフォーマットで記録
された磁気テープ2を、対向した二個のヘッドを用い
て、例えば再生ヘッド1aでトラック32,34等、再
生ヘッド1bでトラック33,35等を交互に再生し、
再生アンプ3を介して復調回路4に送られる。この時、
トラック周期生成回路18で生成されるトラック識別信
号150をサーボ回路5に送り、トラック32,34を
再生ヘッド1aで、トラック33,35を再生ヘッド1
bで走査されるように制御される。復調回路4で復調処
理、同期信号46等の検出を行い、復号処理回路で、C
1パリティ49、C2パリティ48等を用いて、映像信
号51等の誤り検出、訂正を行い、データバス23を介
してフレーム記憶回路9に記憶される。その際、トラッ
ク識別信号150により、再生ヘッド1aで再生された
信号か、再生ヘッド1bで再生された信号かを区別し、
フレーム記憶回路9の書き込みアドレスを制御する。同
時に、訂正結果のフラグ24もフレーム記憶回路9に記
憶され、また、フレームエラー検出回路131に送ら
れ、フレームでのエラー数をカウントする。フレームエ
ラー検出回路131の動作については、後述する。フレ
ーム記憶回路9は、例えば、二フレーム分の記憶容量を
持つ。
された磁気テープ2を、対向した二個のヘッドを用い
て、例えば再生ヘッド1aでトラック32,34等、再
生ヘッド1bでトラック33,35等を交互に再生し、
再生アンプ3を介して復調回路4に送られる。この時、
トラック周期生成回路18で生成されるトラック識別信
号150をサーボ回路5に送り、トラック32,34を
再生ヘッド1aで、トラック33,35を再生ヘッド1
bで走査されるように制御される。復調回路4で復調処
理、同期信号46等の検出を行い、復号処理回路で、C
1パリティ49、C2パリティ48等を用いて、映像信
号51等の誤り検出、訂正を行い、データバス23を介
してフレーム記憶回路9に記憶される。その際、トラッ
ク識別信号150により、再生ヘッド1aで再生された
信号か、再生ヘッド1bで再生された信号かを区別し、
フレーム記憶回路9の書き込みアドレスを制御する。同
時に、訂正結果のフラグ24もフレーム記憶回路9に記
憶され、また、フレームエラー検出回路131に送ら
れ、フレームでのエラー数をカウントする。フレームエ
ラー検出回路131の動作については、後述する。フレ
ーム記憶回路9は、例えば、二フレーム分の記憶容量を
持つ。
【0022】同時に、ID47はID検出回路13に送
られ、ブロック番号検出回路28でブロック番号57
が、トラック番号検出回路29でトラック番号56が検
出され、フレーム記憶回路9の記憶アドレスを制御す
る。また、トラック番号0を検出することにより、フレ
ーム周期生成回路14を制御して、フレーム周期の同期
化を図る。
られ、ブロック番号検出回路28でブロック番号57
が、トラック番号検出回路29でトラック番号56が検
出され、フレーム記憶回路9の記憶アドレスを制御す
る。また、トラック番号0を検出することにより、フレ
ーム周期生成回路14を制御して、フレーム周期の同期
化を図る。
【0023】再びフレーム記憶回路9からフラグ130
をアドレス生成回路16に、またデータ26を映像伸長
回路15に読みだし、伸長処理等が施され、映像信号出
力端子10より、映像信号が出力される。その際、フレ
ーム周期生成回路14の制御により、読みだしアドレス
のタイミングを生成する。
をアドレス生成回路16に、またデータ26を映像伸長
回路15に読みだし、伸長処理等が施され、映像信号出
力端子10より、映像信号が出力される。その際、フレ
ーム周期生成回路14の制御により、読みだしアドレス
のタイミングを生成する。
【0024】次に、可変速再生の動作について説明す
る。
る。
【0025】早送り再生時は、例えば図5のように、ヘ
ッド1aは60、ヘッド1bは61に示す様に、各トラ
ックに対して斜めに走査する。したがって、ヘッドが1
80°回転する1回の走査分の再生信号には、数トラッ
ク分の信号が含まれていることになる。この時の再生ト
ラック番号は、図5の62に示したように、一回の走査
分の信号に0〜4までのものが存在する。トラック番号
検出回路29により、これらのトラック番号を検出し、
フレーム記憶回路9の書き込みアドレスを制御する。更
にトラック識別信号150により、図5で示したトラッ
ク0a〜4aは再生ヘッド1aで再生された信号の領域
へ、またトラック0b〜4bは再生ヘッド1bで再生さ
れた信号の領域へ記録される。これにより、フレーム内
において正しいトラック番号に対応したデータとして、
映像伸長回路15で伸長処理を行うことが可能となる。
ッド1aは60、ヘッド1bは61に示す様に、各トラ
ックに対して斜めに走査する。したがって、ヘッドが1
80°回転する1回の走査分の再生信号には、数トラッ
ク分の信号が含まれていることになる。この時の再生ト
ラック番号は、図5の62に示したように、一回の走査
分の信号に0〜4までのものが存在する。トラック番号
検出回路29により、これらのトラック番号を検出し、
フレーム記憶回路9の書き込みアドレスを制御する。更
にトラック識別信号150により、図5で示したトラッ
ク0a〜4aは再生ヘッド1aで再生された信号の領域
へ、またトラック0b〜4bは再生ヘッド1bで再生さ
れた信号の領域へ記録される。これにより、フレーム内
において正しいトラック番号に対応したデータとして、
映像伸長回路15で伸長処理を行うことが可能となる。
【0026】しかし、トラック番号56を誤って検出す
ると、フレーム記憶回路9への書き込みアドレスが本来
のアドレスと異なってしまい、正しく伸長処理を行えな
くなる。そこで、トラック番号を検出する際に、パリテ
ィ58により正しいとされたコードのみにより、アドレ
ス制御を行う。しかし、パリティ58は検出能力がそれ
ほど高く無い場合が多く、誤検出される危険性が有り、
誤ったトラック番号を出力する可能性が生じる。そこ
で、連続して検出されるトラック番号の連続性を判断す
ることにより、誤検出の影響を低減できる。
ると、フレーム記憶回路9への書き込みアドレスが本来
のアドレスと異なってしまい、正しく伸長処理を行えな
くなる。そこで、トラック番号を検出する際に、パリテ
ィ58により正しいとされたコードのみにより、アドレ
ス制御を行う。しかし、パリティ58は検出能力がそれ
ほど高く無い場合が多く、誤検出される危険性が有り、
誤ったトラック番号を出力する可能性が生じる。そこ
で、連続して検出されるトラック番号の連続性を判断す
ることにより、誤検出の影響を低減できる。
【0027】図6は、ID検出回路13内のトラック番
号検出回路29の構成例を示したブロック図である。同
図において、70はID入力端子、77はトラック番号
出力端子、78はモード入力端子である。
号検出回路29の構成例を示したブロック図である。同
図において、70はID入力端子、77はトラック番号
出力端子、78はモード入力端子である。
【0028】ID入力端子70より入力したID47
は、誤り検出回路76でパリティ58を用いた誤り検出
又は訂正が行われ、誤りが無いと判断されたトラック番
号56のみを保持するように、レジスタ71、レジスタ
72を制御する。レジスタ71、レジスタ72には、誤
り無しと判断された2個のトラック番号が連続して保持
される。レジスタ71、レジスタ72に保持されたトラ
ック番号が、真に正しいならば、図5の62からわかる
ように、両者の差は、0か1かのどれかである。そこ
で、引き算回路73で、レジスタ71の値からレジスタ
72の値を減算して、その差が0又は1である場合の
み、レジスタ75にそのトラック番号を保持するように
制御する。これにより、誤り検出回路29で誤検出が生
じて、誤ったトラック番号を出力するのを防ぐことがで
きる。
は、誤り検出回路76でパリティ58を用いた誤り検出
又は訂正が行われ、誤りが無いと判断されたトラック番
号56のみを保持するように、レジスタ71、レジスタ
72を制御する。レジスタ71、レジスタ72には、誤
り無しと判断された2個のトラック番号が連続して保持
される。レジスタ71、レジスタ72に保持されたトラ
ック番号が、真に正しいならば、図5の62からわかる
ように、両者の差は、0か1かのどれかである。そこ
で、引き算回路73で、レジスタ71の値からレジスタ
72の値を減算して、その差が0又は1である場合の
み、レジスタ75にそのトラック番号を保持するように
制御する。これにより、誤り検出回路29で誤検出が生
じて、誤ったトラック番号を出力するのを防ぐことがで
きる。
【0029】一方、通常再生時は、一トラック内ですべ
て同一のトラック番号が記録されているので、引き算回
路73での減算結果が0の時のみを正しいと判断するよ
うに、モード入力端子78より制御される。
て同一のトラック番号が記録されているので、引き算回
路73での減算結果が0の時のみを正しいと判断するよ
うに、モード入力端子78より制御される。
【0030】以上では、記憶回路は9のフレーム記憶回
路一個で構成された場合で説明したが、フレーム記憶回
路9のアクセスが複雑になる欠点を持つ。そこで、図7
で示したように、トラック記憶回路7を設け、復号処理
回路12で行う誤り検出、訂正までは、このトラック記
憶回路7で行い、その後フレーム記憶回路9に記憶し
て、伸長処理を行う構成も考えられる。この場合、回路
規模を低減するため、トラック記憶回路7は、一トラッ
ク分(又は二トラック分)程度の記憶容量とする。
路一個で構成された場合で説明したが、フレーム記憶回
路9のアクセスが複雑になる欠点を持つ。そこで、図7
で示したように、トラック記憶回路7を設け、復号処理
回路12で行う誤り検出、訂正までは、このトラック記
憶回路7で行い、その後フレーム記憶回路9に記憶し
て、伸長処理を行う構成も考えられる。この場合、回路
規模を低減するため、トラック記憶回路7は、一トラッ
ク分(又は二トラック分)程度の記憶容量とする。
【0031】図7の構成では、ブロック番号検出回路2
8で検出されたブロック番号57は、復号処理回路12
に送られ、トラック記憶回路7への書き込みアドレスが
制御される。また、トラック番号検出回路29で検出さ
れたトラック番号56は、一度復号処理回路12に送ら
れ、映像信号51等と共通にトラック記憶回路7に記憶
される。C2パリティ48を用いた誤り検出、訂正後、
トラック記憶回路7よりフレーム記憶回路9に送られる
が、同時にトラック番号56も送られ、書き込みアドレ
スが制御される。
8で検出されたブロック番号57は、復号処理回路12
に送られ、トラック記憶回路7への書き込みアドレスが
制御される。また、トラック番号検出回路29で検出さ
れたトラック番号56は、一度復号処理回路12に送ら
れ、映像信号51等と共通にトラック記憶回路7に記憶
される。C2パリティ48を用いた誤り検出、訂正後、
トラック記憶回路7よりフレーム記憶回路9に送られる
が、同時にトラック番号56も送られ、書き込みアドレ
スが制御される。
【0032】図7の構成でも、本発明を同様に用いるこ
とができる。
とができる。
【0033】また、映像伸長回路15のフレーム周期
は、トラック番号検出回路29で検出されたトラック番
号56をもとに、フレーム周期生成回路14によって制
御されるが、図5の早送り再生時では、1回の走査区間
(180°)で、0〜4のトラック番号のすべてが検出
されるので、この検出トラック番号を基準としてフレー
ム周期を生成することは不可能となる。そこで、フレー
ム周期生成回路14は、可変速再生時に、トラック番号
検出回路の出力によらず、一定の周期で動作する必要が
ある。
は、トラック番号検出回路29で検出されたトラック番
号56をもとに、フレーム周期生成回路14によって制
御されるが、図5の早送り再生時では、1回の走査区間
(180°)で、0〜4のトラック番号のすべてが検出
されるので、この検出トラック番号を基準としてフレー
ム周期を生成することは不可能となる。そこで、フレー
ム周期生成回路14は、可変速再生時に、トラック番号
検出回路の出力によらず、一定の周期で動作する必要が
ある。
【0034】図8はフレーム周期生成回路14の構成例
を示したものであり、80は復号処理回路が生成するト
ラック周期信号100を入力するトラック周期入力端
子、81はモード入力端子、82はフレーム周期出力端
子、83はトラック番号入力端子である。また、85は
トラック周期信号100により、トラックごとにカウン
トアップし、一フレームで一周期するカウンタである。
を示したものであり、80は復号処理回路が生成するト
ラック周期信号100を入力するトラック周期入力端
子、81はモード入力端子、82はフレーム周期出力端
子、83はトラック番号入力端子である。また、85は
トラック周期信号100により、トラックごとにカウン
トアップし、一フレームで一周期するカウンタである。
【0035】図9のタイミングチャートを用いて、図8
の回路動作を説明する。
の回路動作を説明する。
【0036】通常再生時は、モード入力端子81より通
常モードを示す信号を入力することにより、トラック番
号入力端子83から入力されるトラック番号を57を、
トラックカウンタ85にロードする。デコーダ86は、
例えば、トラックカウンタ85が0であることをデコー
ドし、フレームの先頭を検出する事により、フレーム同
期信号18を出力する。一方、可変速再生では、モード
信号入力端子より、可変速再生モードであることを示す
信号を入力することにより、トラックカウンタ57のロ
ードを禁止する。これにより、トラックカウンタ85
は、トラック番号57とは無関係にカウントアップする
ことになるので、一定のフレーム周期を生成できる。
常モードを示す信号を入力することにより、トラック番
号入力端子83から入力されるトラック番号を57を、
トラックカウンタ85にロードする。デコーダ86は、
例えば、トラックカウンタ85が0であることをデコー
ドし、フレームの先頭を検出する事により、フレーム同
期信号18を出力する。一方、可変速再生では、モード
信号入力端子より、可変速再生モードであることを示す
信号を入力することにより、トラックカウンタ57のロ
ードを禁止する。これにより、トラックカウンタ85
は、トラック番号57とは無関係にカウントアップする
ことになるので、一定のフレーム周期を生成できる。
【0037】また、復号処理回路12で誤り訂正が不可
能で、誤りデータが含まれた状態で、映像伸長回路での
伸長処理を行うと、正しく処理することができず、正し
い映像を得られない。伸長処理は、図3(b)に示した
ブロック単位で伸長処理が施されるので、図10に示し
たように、復号処理回路12で誤り訂正が不可能とされ
たデータを含むブロック全体を一フレーム前のデータに
置き換えることにより、容易に出力映像の劣化を防止で
きる。更に、一フレーム間の訂正不能なブロックの数
が、所定の数を越したとき、フレーム全体のデータを一
フレーム前の訂正可能なデータに置き換えることによ
り、映像の劣化を防止でき、長時間の再生不良時におい
て、同一静止画面を連続出力する、フリーズ処理等も極
めて容易に実現できる。
能で、誤りデータが含まれた状態で、映像伸長回路での
伸長処理を行うと、正しく処理することができず、正し
い映像を得られない。伸長処理は、図3(b)に示した
ブロック単位で伸長処理が施されるので、図10に示し
たように、復号処理回路12で誤り訂正が不可能とされ
たデータを含むブロック全体を一フレーム前のデータに
置き換えることにより、容易に出力映像の劣化を防止で
きる。更に、一フレーム間の訂正不能なブロックの数
が、所定の数を越したとき、フレーム全体のデータを一
フレーム前の訂正可能なデータに置き換えることによ
り、映像の劣化を防止でき、長時間の再生不良時におい
て、同一静止画面を連続出力する、フリーズ処理等も極
めて容易に実現できる。
【0038】図11は、訂正不能データ処理を行うため
の、フレームエラー検出回路140と、アドレス生成回
路16の構成例を示したブロック図である。同図におい
て、110は訂正結果を示すフラグを入力するフラグ入
力端子、111はフレーム記憶回路から読みだされたフ
ラグを入力するリードフラグ入力端子、122はアドレ
ス出力端子、123はモード入力端子である。
の、フレームエラー検出回路140と、アドレス生成回
路16の構成例を示したブロック図である。同図におい
て、110は訂正結果を示すフラグを入力するフラグ入
力端子、111はフレーム記憶回路から読みだされたフ
ラグを入力するリードフラグ入力端子、122はアドレ
ス出力端子、123はモード入力端子である。
【0039】リードフラグ入力端子111より、復号処
理の結果であるフラグを入力し、フラグ検出回路111
により訂正不能データであるかどうかを判断する。フラ
グカウンタ112により、訂正不能データがあると判断
されたブロックの数を、各フレームごとにカウントし、
デコーダ113により、所定の数よりエラー数が多くな
った場合、フレームエラー検出信号131をアドレス生
成回路16に出力する。
理の結果であるフラグを入力し、フラグ検出回路111
により訂正不能データであるかどうかを判断する。フラ
グカウンタ112により、訂正不能データがあると判断
されたブロックの数を、各フレームごとにカウントし、
デコーダ113により、所定の数よりエラー数が多くな
った場合、フレームエラー検出信号131をアドレス生
成回路16に出力する。
【0040】アドレス生成回路16では、フレーム記憶
回路9より読みだされたリードフラグ130をリードフ
ラグ入力端子より入力すると、ブロックタイミング生成
回路114により、エラーが含まれる1ブロックの読み
だしタイミングに対応する期間分だけ、アドレス反転信
号132を出力し、変換回路120により、上位アドレ
ス生成回路119で生成された上位アドレスを、一フレ
ーム前のアドレスに変換する。例えば、フレーム記憶回
路9の記憶容量が、二フレーム分とすると、図10の最
上位アドレス133に示したように、最上位アドレスの
極性を反転させれば良い。
回路9より読みだされたリードフラグ130をリードフ
ラグ入力端子より入力すると、ブロックタイミング生成
回路114により、エラーが含まれる1ブロックの読み
だしタイミングに対応する期間分だけ、アドレス反転信
号132を出力し、変換回路120により、上位アドレ
ス生成回路119で生成された上位アドレスを、一フレ
ーム前のアドレスに変換する。例えば、フレーム記憶回
路9の記憶容量が、二フレーム分とすると、図10の最
上位アドレス133に示したように、最上位アドレスの
極性を反転させれば良い。
【0041】また、フラグ検出回路111よりフレーム
エラー検出信号131が入力された場合、上位アドレス
生成回路119の動作を一フレーム間停止させることに
より、エラーが多い一フレーム間のデータ(フレーム
4)を、一フレーム前のデータ(フレーム3)におきか
えて出力できる。次のフレーム5が正常に再生された場
合、上位アドレス生成回路119が再び動作を開始する
ので、フレーム5を出力することができる。
エラー検出信号131が入力された場合、上位アドレス
生成回路119の動作を一フレーム間停止させることに
より、エラーが多い一フレーム間のデータ(フレーム
4)を、一フレーム前のデータ(フレーム3)におきか
えて出力できる。次のフレーム5が正常に再生された場
合、上位アドレス生成回路119が再び動作を開始する
ので、フレーム5を出力することができる。
【0042】以上により、復号処理回路12で誤り訂正
が不可能とされた場合でも、容易に画像劣化を防止でき
る。
が不可能とされた場合でも、容易に画像劣化を防止でき
る。
【0043】ところで、一般に可変速再生時では、通常
再生時よりエラーが多くなる。そこで、モード信号21
が、可変速再生モードである場合、上記所定の数を大き
く設定することにより、両モードについて、最適な映像
を得ることが可能となる。
再生時よりエラーが多くなる。そこで、モード信号21
が、可変速再生モードである場合、上記所定の数を大き
く設定することにより、両モードについて、最適な映像
を得ることが可能となる。
【0044】また、一時停止では、磁気テープ2を完全
に停止させてしまうと、1個のヘッドが常に同一のトラ
ックのみを走査するので、二トラック分しか再生できな
くなり、一フレームのデータを得ることができず、静止
画像を出力することが不可能となる。そこで、図12に
示したように、一時停止命令信号21により、磁気テー
プ2が停止する直前のフレーム1のデータを、停止期間
中繰り返りし出力することにより、正常な静止画像を得
ることができる。
に停止させてしまうと、1個のヘッドが常に同一のトラ
ックのみを走査するので、二トラック分しか再生できな
くなり、一フレームのデータを得ることができず、静止
画像を出力することが不可能となる。そこで、図12に
示したように、一時停止命令信号21により、磁気テー
プ2が停止する直前のフレーム1のデータを、停止期間
中繰り返りし出力することにより、正常な静止画像を得
ることができる。
【0045】この一時停止処理を実現するために、図1
1において、モード入力端子123より一時停止命令信
号21を入力すると、上位アドレス生成回路119の動
作を停止させる。これにより、フレーム1のデータを、
停止期間中繰り返し出力することができる。一時停止期
間が終了すると、再び上位アドレス生成回路119を動
作させると、正常に再生映像が得られる。
1において、モード入力端子123より一時停止命令信
号21を入力すると、上位アドレス生成回路119の動
作を停止させる。これにより、フレーム1のデータを、
停止期間中繰り返し出力することができる。一時停止期
間が終了すると、再び上位アドレス生成回路119を動
作させると、正常に再生映像が得られる。
【0046】また、一フレームずつ静止させながら再生
を行うコマ送り再生時も、完全にテープを静止させてし
まうと、一フレームのデータを得ることができない。そ
こで、図13に示したように、コマ送り再生時は、サー
ボ回路5により、10トラック分磁気テープ2を送るご
とにテープを止め、再生した一フレームのデータを、一
時停止動作と同様にして繰り返し出力する。この場合、
図10のタイミング生成回路124がコマ送り命令21
を入力すると、静止命令140を上位アドレス生成回路
119に出力することにより、テープ停止期間中に、テ
ープ動作時に再生された信号を繰り返し出力することが
可能となる。
を行うコマ送り再生時も、完全にテープを静止させてし
まうと、一フレームのデータを得ることができない。そ
こで、図13に示したように、コマ送り再生時は、サー
ボ回路5により、10トラック分磁気テープ2を送るご
とにテープを止め、再生した一フレームのデータを、一
時停止動作と同様にして繰り返し出力する。この場合、
図10のタイミング生成回路124がコマ送り命令21
を入力すると、静止命令140を上位アドレス生成回路
119に出力することにより、テープ停止期間中に、テ
ープ動作時に再生された信号を繰り返し出力することが
可能となる。
【0047】尚、図13に示したように、正確に10ト
ラック分、テープ2を動作させることが困難な場合は、
10トラック分以上20トラック分以下だけテープ2を
動かし、完全に再生された一フレームを出力すればよ
い。次のフレーム再生では、10トラック程度テープを
戻し、再び10トラック分以上20トラック分以下だけ
テープ2を動作させればよい。さらに其の場合、補助コ
ード55に記録されているフレームアドレスを検出し、
確実に連続フレームが出力されるように、制御を行うこ
とが可能となる。つまり、同一フレームの重複出力、フ
レーム飛ばし等が生じた場合、もう一度テープを戻した
り、進めたりしてから、再び再生を行えば良い。
ラック分、テープ2を動作させることが困難な場合は、
10トラック分以上20トラック分以下だけテープ2を
動かし、完全に再生された一フレームを出力すればよ
い。次のフレーム再生では、10トラック程度テープを
戻し、再び10トラック分以上20トラック分以下だけ
テープ2を動作させればよい。さらに其の場合、補助コ
ード55に記録されているフレームアドレスを検出し、
確実に連続フレームが出力されるように、制御を行うこ
とが可能となる。つまり、同一フレームの重複出力、フ
レーム飛ばし等が生じた場合、もう一度テープを戻した
り、進めたりしてから、再び再生を行えば良い。
【0048】更に、通常再生よりテープ速度を遅くして
再生するスロー再生時には、再生可能領域と、再生不可
能領域ができ、一フレーム分のデータを完全に出力でき
るとは限らない。そこで、図14に示したように、上で
説明したコマ送り処理を早く行うことにより、完全なス
ロー再生画像を得ることができる。図14は、1/3倍
速の動作を表したものであり、3フレームに一回の割合
でコマ送り処理を行う。これにより、特別な動作モード
を設けることなく、コマ送り処理と同様の処理で、スロ
ー再生を行うことが可能となる。一般に、1/n倍速の
スロー再生は、nフレームに一回の割合で上記コマ送り
処理を行えば良い。
再生するスロー再生時には、再生可能領域と、再生不可
能領域ができ、一フレーム分のデータを完全に出力でき
るとは限らない。そこで、図14に示したように、上で
説明したコマ送り処理を早く行うことにより、完全なス
ロー再生画像を得ることができる。図14は、1/3倍
速の動作を表したものであり、3フレームに一回の割合
でコマ送り処理を行う。これにより、特別な動作モード
を設けることなく、コマ送り処理と同様の処理で、スロ
ー再生を行うことが可能となる。一般に、1/n倍速の
スロー再生は、nフレームに一回の割合で上記コマ送り
処理を行えば良い。
【0049】正確に、10トラック分だけテープ2を動
作させることが困難な場合は、図15に示したように、
10トラック分以上動かし、完全に再生された一フレー
ムを出力すればよい。同図は、テープ2を戻さずに順方
向送りのみの場合であるが、コマ送り処理の度にテープ
2を10トラック分程度戻してから再生を行えば、図1
4に示した様に、連続したフレームを周期的に出力する
ことが可能となる。また、20トラック分以上動いたと
きは、例えば、最初に再生されたフレーム、または最後
に再生されたフレームを出力すれば良い。又は、復号処
理回路12で検出されたエラー数の少ない方のフレーム
を選択して出力しても良い。
作させることが困難な場合は、図15に示したように、
10トラック分以上動かし、完全に再生された一フレー
ムを出力すればよい。同図は、テープ2を戻さずに順方
向送りのみの場合であるが、コマ送り処理の度にテープ
2を10トラック分程度戻してから再生を行えば、図1
4に示した様に、連続したフレームを周期的に出力する
ことが可能となる。また、20トラック分以上動いたと
きは、例えば、最初に再生されたフレーム、または最後
に再生されたフレームを出力すれば良い。又は、復号処
理回路12で検出されたエラー数の少ない方のフレーム
を選択して出力しても良い。
【0050】尚、上記の説明では、映像信号としてNT
SCの場合を例にあげたが、これとは別にPAL方式、
高精細映像の場合でも、同様に本発明を応用できる。P
AL方式等では12トラック/一フレーム、高精細映像
では20トラック/一フレーム、あるいは24トラック
/一フレームとなる。
SCの場合を例にあげたが、これとは別にPAL方式、
高精細映像の場合でも、同様に本発明を応用できる。P
AL方式等では12トラック/一フレーム、高精細映像
では20トラック/一フレーム、あるいは24トラック
/一フレームとなる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、家庭用ディジタルVT
Rにおいて、早送り再生、スロー再生、一時停止、コマ
送り等の可変速再生が可能となる。
Rにおいて、早送り再生、スロー再生、一時停止、コマ
送り等の可変速再生が可能となる。
【図1】本発明によるディジタル信号再生装置の一実施
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図2】ディジタル信号再生装置のトラックフォーマッ
トを示す説明図。
トを示す説明図。
【図3】ディジタル信号再生装置のブロックフォーマッ
トを示す説明図。
トを示す説明図。
【図4】ディジタル信号再生装置のIDフォーマットを
示す説明図。
示す説明図。
【図5】本発明に係るディジタル信号再生装置の可変速
再生時の走査軌跡を示す説明図。
再生時の走査軌跡を示す説明図。
【図6】ディジタル信号再生装置のID検出回路の構成
例を示すブロック図。
例を示すブロック図。
【図7】本発明によるディジタル信号再生装置の他の実
施例を示すブロック図。
施例を示すブロック図。
【図8】ディジタル信号再生装置のフレーム周期生成回
路の構成例を示すブロック図。
路の構成例を示すブロック図。
【図9】ディジタル信号再生装置の再生タイミングを示
すタイミングチャート。
すタイミングチャート。
【図10】ディジタル信号再生装置の訂正不能時におけ
る再生タイミングを示すタイミングチャート。
る再生タイミングを示すタイミングチャート。
【図11】ディジタル信号再生装置のアドレス生成回路
とフレームエラー検出回路の構成例を示すブロック図。
とフレームエラー検出回路の構成例を示すブロック図。
【図12】ディジタル信号再生装置の一時停止時におけ
る再生タイミングを示すタイミングチャート。
る再生タイミングを示すタイミングチャート。
【図13】ディジタル信号再生装置のコマ送り再生時に
おける再生タイミングを示すタイミングチャート。
おける再生タイミングを示すタイミングチャート。
【図14】ディジタル信号再生装置のスロー再生時にお
ける再生タイミングを示すタイミングチャート。
ける再生タイミングを示すタイミングチャート。
【図15】ディジタル信号再生装置のスロー再生時にお
ける再生タイミングを示すタイミングチャート。
ける再生タイミングを示すタイミングチャート。
1…回転シリンダ、 2…磁気テープ、 5…サーボ回路、 7…トラック記憶回路、 9…フレーム記憶回路、 12…復号処理回路、 13…ID処理回路、 14…フレーム周期生成回路、 15…映像伸長回路、 16…アドレス生成回路、 18…トラック周期生成回路、 20…フレーム同期信号、 21…モード信号、 23…トラック識別信号、 28…ブロック番号検出回路、 29…トラック番号検出回路、 56…トラック番号、 140…最上位アドレス、 140…フレームエラー検出回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 20/12 103 9295−5D G11B 20/12 103 27/28 27/28 A H04N 5/92 H04N 5/92 H G11B 27/28 A
Claims (16)
- 【請求項1】フレーム構造を成すディジタル信号がn個
(nは偶数)のトラックに分散され、上記フレーム内で
の上記各トラックの位置を示すトラック番号が上記トラ
ック内に複数個付加されて記録されている記録媒体を再
生する可変速対応ディジタル信号再生装置において、上
記記録媒体を再生する偶数個の再生ヘッドを備えた再生
手段と、上記各再生ヘッドの再生タイミングを示すトラ
ック識別信号を生成するトラック周期生成手段と、上記
再生手段で再生された再生信号の復号を行う復号手段
と、上記トラック番号を検出するトラック番号検出手段
と、上記復号手段で復号された少なくとも一フレームの
復号信号を記憶するフレーム記憶手段と、上記フレーム
記憶手段のアドレスを生成するアドレス生成手段と、上
記フレーム記憶手段に記憶された記憶信号を読みだして
出力処理を行う出力手段からなり、上記アドレス生成手
段は、上記トラック番号検出手段で検出された検出トラ
ック番号及び上記トラック識別信号から上記フレーム記
憶手段の記憶アドレスを生成することを特徴とするディ
ジタル信号再生装置。 - 【請求項2】請求項1において、上記記録媒体を所定の
速度で動作させる第一のモードと、上記記録媒体を上記
所定の速度とは異なる速度で動作させる第二のモードを
持ち、上記トラック番号検出手段は、m番目(mは自然
数)に再生された上記トラック番号と、(m−1)番目
に再生された上記トラック番号との差を求める減算手段
を備え、上記第一のモードでは上記アドレス生成手段は
少なくとも上記減算手段による減算結果が0であるとき
のみ上記検出トラック番号を基に上記フレーム記憶手段
の記憶アドレスを生成し、上記第二のモードでは上記ア
ドレス生成手段は上記減算手段による減算結果が0また
は1であるとき上記検出トラック番号を基に上記フレー
ム記憶手段の記憶アドレスを生成するディジタル信号再
生装置。 - 【請求項3】請求項1において、上記復号手段は上記再
生手段で再生された少なくとも一トラックの再生信号を
一時記憶するトラック記憶手段を備え、上記トラック記
憶手段は上記トラック番号検出手段で検出された上記検
出トラック番号を記憶し、上記アドレス生成手段は上記
トラック記憶手段に記憶された記憶トラック番号及び上
記トラック識別信号を基に上記フレーム記憶手段の記憶
アドレスを生成するディジタル信号再生装置。 - 【請求項4】請求項2または3において、上記第一のモ
ードでは上記減算手段による減算結果が0であるときの
みの上記検出トラック番号を上記トラック記憶手段に記
憶し、上記第二のモードでは上記減算手段による減算結
果が0又は1であるときの上記検出トラック番号を上記
トラック記憶手段に記憶するディジタル信号再生装置。 - 【請求項5】フレーム構造を成すディジタル信号がn個
(nは偶数)のトラックに分散され、上記フレーム内で
の各トラックの位置を示すトラック番号が上記トラック
内に複数個付加されて記録されている記録媒体を再生す
る可変速対応ディジタル信号再生装置において、上記記
録媒体を所定の速度で動作させる第一のモードと、上記
記録媒体を上記所定の速度とは異なる速度で動作させる
第二のモードを持ち、上記記録媒体を再生する偶数個の
再生ヘッドを備えた再生手段と、上記各再生ヘッドの再
生タイミングを示すトラック識別信号を生成するトラッ
ク周期生成手段と、上記再生手段で再生された再生信号
の復号を行う復号手段と、上記トラック番号を検出する
トラック番号検出手段と、上記復号手段で復号された少
なくとも一フレームの復号信号を記憶するフレーム記憶
手段と、上記フレーム記憶手段のアドレスを生成するア
ドレス生成手段と、上記フレームの再生周期を示すフレ
ーム同期信号を生成するフレーム周期生成回路と、上記
フレーム同期信号に同期して上記フレーム記憶手段に記
憶された記憶信号を読みだして出力処理を行う出力手段
からなり、上記フレーム周期生成手段は、上記第一のモ
ードでは上記トラック番号検出手段で検出された検出ト
ラック番号及び上気トラック識別信号に同期して上記フ
レーム同期信号を生成し、上記第二のモードでは上記ト
ラック番号検出手段で検出された検出トラック番号とは
無関係に上記フレーム同期信号を生成することを特徴と
するディジタル信号再生装置。 - 【請求項6】フレーム構造を成すディジタル信号がn個
(nは偶数)のトラックに分散されて記録されている記
録媒体を再生するディジタル信号再生装置において、上
記記録媒体を所定の速度で動作させる第一のモードと、
上記記録媒体を停止させて同一フレームの信号を連続し
て出力する第二のモードを持ち、上記記録媒体を再生す
る偶数個の再生ヘッドを備えた再生手段と、上記各再生
ヘッドの再生タイミングを示すトラック識別信号を生成
するトラック周期生成手段と、上記トラック識別信号に
したがって上記記録媒体の動作を制御し、上記第一のモ
ードでは上記記録媒体を所定の速度で送り、上記第二の
モードでは上記記録媒体を停止させるサーボ手段と、上
記再生手段で再生された再生信号の復号を行う復号手段
と、上記復号手段で復号された少なくとも一フレームの
復号信号を記憶するフレーム記憶手段と、上記フレーム
記憶手段のアドレスを生成するアドレス生成手段と、上
記フレーム記憶手段に記憶された記憶信号を読みだして
出力処理を行う出力手段からなり、上記出力手段は、上
記第二のモードにおいては上記第一のモードより上記第
二のモードに移行する前に再生された一フレームの信号
を繰返し出力することを特徴とするディジタル信号再生
装置。 - 【請求項7】請求項6において、上記アドレス生成手段
は、上記フレーム記憶手段の各フレーム内でのアドレス
を示す下位アドレスを生成する下位アドレス生成手段
と、上記フレーム記憶手段のフレームを示す上位アドレ
スを生成する上位アドレス生成手段からなり、上記第二
のモードでは、上記上位アドレス生成手段の動作を停止
させるディジタル信号再生装置。 - 【請求項8】フレーム構造を成すディジタル信号がn個
(nは偶数)のトラックに分散されて記録されている記
録媒体を再生する可変速対応ディジタル信号再生装置に
おいて、毎フレームの信号を連続再生する第一のモード
と、一フレームずつ再生する第二のモードを持ち、上記
記録媒体を再生する偶数個の再生ヘッドを備えた再生手
段と、上記各再生ヘッドの再生タイミングを示すトラッ
ク識別信号を生成するトラック周期生成手段と、上記ト
ラック識別信号にしたがって上記記録媒体の動作を制御
し、上記第一のモードでは連続的に上記記録媒体を動作
させ、上記第二のモードでは一フレーム分の再生につき
上記記録媒体を少なくともnトラック分以上動作させた
後一時停止させるサーボ手段と、上記再生手段で再生さ
れた再生信号の復号を行う復号手段と、上記復号手段で
復号された少なくとも一フレームの復号信号を記憶する
フレーム記憶手段と、上記フレーム記憶手段のアドレス
を生成するアドレス生成手段と、上記フレーム記憶手段
に記憶された記憶信号を読みだして出力処理を行う出力
手段からなり、上記第二のモードでは上記出力手段は、
上記記録媒体が一時停止中に、上記サーボ手段により上
記記録媒体が動作している間に再生された信号の一フレ
ームの信号を繰り返し出力することを特徴とするディジ
タル信号再生装置。 - 【請求項9】請求項8において、上記アドレス生成手段
は、上記フレーム記憶手段の各フレーム内でのアドレス
を示す下位アドレスを生成する下位アドレス生成手段
と、上記フレーム記憶手段のフレームを示す上位アドレ
スを生成する上位アドレス生成手段からなり、上記第二
のモードでは、上記サーボ手段が上記記録媒体を停止さ
せているとき、上記上位アドレス生成手段の動作を停止
させるディジタル信号再生装置。 - 【請求項10】請求項8または請求項9において、上記
サーボ手段は、上記第二のモードにおいて、上記記録媒
体を動作させた後かまたは上記記録媒体を動作させる前
に、上記記録媒体を数トラック逆方向に戻すディジタル
信号再生装置。 - 【請求項11】フレーム構造を成すディジタル信号がn
個(nは偶数)のトラックに分散されて記録されている
記録媒体を再生するディジタル信号再生装置において、
毎フレームの信号を第一の速度で出力する第一のモード
と、毎フレームの信号を上記第一の速度の1/k(kは
自然数)で出力する第二のモードを持ち、上記記録媒体
を再生する偶数個の再生ヘッドを備えた再生手段と、上
記各再生ヘッドの再生タイミングを示すトラック識別信
号を生成するトラック周期生成手段と、上記トラック識
別信号にしたがって上記記録媒体の動作を制御し、上記
第一のモードでは第一の送り速度で上記記録媒体を動作
させ、上記第二のモードでは少なくとも一フレーム分以
上上記第一の送り速度で上記記録媒体を動作させた後
(k−1)フレーム以下の再生時間分上記記録媒体を停
止させるサーボ手段と、上記再生手段で再生された再生
信号の復号を行う復号手段と、上記復号手段で復号され
た少なくとも一フレームの復号信号を記憶するフレーム
記憶手段と、上記フレーム記憶手段のアドレスを生成す
るアドレス生成手段と、上記フレーム記憶手段に記憶さ
れた記憶信号を読みだして出力処理を行う出力手段から
なり、上記第二のモードでは上記出力手段は、上記記録
媒体が停止中に、上記サーボ手段により上記記録媒体が
動作している間に再生された一フレームの信号を繰り返
し出力することを特徴とするディジタル信号再生装置。 - 【請求項12】請求項11において、上記サーボ手段
は、上記第二のモードにおいて、上記記録媒体を動作さ
せた後かまたは上記記録媒体を動作させる前に、上記記
録媒体を数トラック逆方向に戻すディジタル信号再生装
置。 - 【請求項13】複数ブロックによりフレーム構造を成す
ディジタル信号がn個(nは偶数)のトラックに分散さ
れ、上記ブロックの先頭を識別するブロック同期信号が
付加されて記録されている記録媒体を再生するディジタ
ル信号再生装置において、上記記録媒体を再生する偶数
個の再生ヘッドを備えた再生手段と、上記ブロック同期
信号を検出するブロック同期検出手段と、上記再生手段
で再生された再生信号の誤り検出、訂正を行う復号手段
と、上記復号手段で復号された少なくとも一フレームの
復号信号を上記ブロック同期検出手段で検出された前記
ブロック単位に記憶するフレーム記憶手段と、上記フレ
ーム記憶手段のアドレスを生成するアドレス生成手段
と、上記フレーム記憶手段に記憶された記憶信号を読み
だして出力処理を行う出力手段からなり、上記アドレス
生成手段は、上記復号手段で誤り訂正が不可能と判断さ
れた信号を含む1ブロックの信号を、少なくとも一フレ
ーム以上前に再生された誤り訂正済み又は誤りが無いと
判断された同一ブロックの信号に置き換えて出力するこ
とを特徴とするディジタル信号再生装置。 - 【請求項14】請求項13において、フレームごとに上
記復号で誤り訂正が不可能と判断された信号を含むブロ
ックの数をカウントするフレームエラー検出手段を備
え、上記アドレス生成手段は、上記フレームエラー検出
手段でカウントされたブロックの数が所定のしきい値よ
り少ないときは上記復号手段で誤り訂正が不可能と判断
された信号を含む1ブロックの信号を少なくとも一フレ
ーム以上前に再生された誤り訂正済み又は誤りが無いと
判断された同一ブロックの信号に置き換えて出力し、上
記フレームエラー検出手段でカウントされたブロックの
数が上記しきい値より多いときは一フレームの信号を少
なくとも一フレーム以上前に再生された上記フレームエ
ラー検出手段でカウントされたブロックの数が所定の数
より少ないと判断されたフレームの信号に置き換えて出
力するディジタル信号再生装置。 - 【請求項15】請求項14において、上記記録媒体を所
定の速度で動作させる第一のモードと、上記記録媒体を
上記所定の速度とは異なる速度で動作させる第二のモー
ドを持ち、上記第二のモードにおける上記所定のしきい
値を、上記第一のモードにおけるしきい値と異なるディ
ジタル信号再生装置。 - 【請求項16】請求項14または15において、上記ア
ドレス生成手段は、上記フレーム記憶手段の各フレーム
内での読みだしアドレスを示す下位アドレスを生成する
下位アドレス生成手段と、上記フレーム記憶手段の読み
だしフレームアドレスを示す上位アドレスを生成する上
位アドレス生成手段と、上位アドレスの値を一フレーム
前の値に変換する変換手段からなり、上記フレームエラ
ー検出手段でカウントされたブロックの数が所定のしき
い値より少ないときは復号手段で誤り訂正が不可能と判
断された信号を含む1ブロックの読みだしタイミングで
上記変換手段により上記フレーム記憶回路の読みだしア
ドレスを一フレーム前のアドレスに変換させ、上記フレ
ームエラー検出手段でカウントされたブロックの数が上
記しきい値より多いときは上記上位アドレス生成手段を
停止させるディジタル信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082256A JPH08279993A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | ディジタル信号再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7082256A JPH08279993A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | ディジタル信号再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08279993A true JPH08279993A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13769376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7082256A Pending JPH08279993A (ja) | 1995-04-07 | 1995-04-07 | ディジタル信号再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08279993A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296339A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Sony Corp | 再生処理装置、および再生処理方法、並びにプログラム |
-
1995
- 1995-04-07 JP JP7082256A patent/JPH08279993A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009296339A (ja) * | 2008-06-05 | 2009-12-17 | Sony Corp | 再生処理装置、および再生処理方法、並びにプログラム |
JP4591549B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2010-12-01 | ソニー株式会社 | 再生処理装置、および再生処理方法、並びにプログラム |
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