JPH0772642B2 - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH0772642B2
JPH0772642B2 JP60032187A JP3218785A JPH0772642B2 JP H0772642 B2 JPH0772642 B2 JP H0772642B2 JP 60032187 A JP60032187 A JP 60032187A JP 3218785 A JP3218785 A JP 3218785A JP H0772642 B2 JPH0772642 B2 JP H0772642B2
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JP
Japan
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compressor
temperature
indoor
time
indoor blower
Prior art date
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JP60032187A
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JPS61191822A (ja
Inventor
秀夫 小方
剛夫 萩本
Original Assignee
松下冷機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被空調空間の温度と湿度を制御する空気調和
機の制御装置に関するものである。
従来の技術 一般的に空気調和機は、第4図に示す如く室温を検知す
る温度センサにより設定された温度に従って圧縮機をO
N,OFFし温度制御を行っている。この場合、設定温度に
よる圧縮機ON時(T2)の温度とOFF時(T1)の温度とは
所定のディファレンシャルD(温度差)をもってON,OFF
が頻繁に行なわれないようにすることは周知の事実であ
る。
ところが、該ディファレンシャルDの存在により負荷状
況によっては、圧縮機の停止(OFF)から運転再開(O
N)までの運転中断時間が長くなり、冷房運転を行って
いる時、いったん蒸発器にて除湿した湿気をこの中断時
間中に再び被空調空間に循環させて湿度を高め、不快感
をもたらすものであった。
かかる欠点を防止する技術として冷房運転時に於いて、
圧縮機の停止時間がある一定時間TMに達すると、ディフ
ァレンシャルをDからd(d≪D)に変える等の手段に
より強制的に圧縮機を始動させることにより、長時間に
わたる圧縮機停止状態のため、一旦除湿した湿気が被空
調空間に戻るのを防止したものが知られている。
発明が解決しようとする問題点 ところで、圧縮機が運転を始めると潤滑油が冷媒と共に
冷凍回路に送り出され、一定時間運転を継続しないと送
り出された潤滑油が圧縮機に戻って来ない。そこで、圧
縮機の保護という観点から一般的に第5図に示す如く圧
縮機が運転を開始すると所定時間TN運転を継続する機能
を設けている。従って、上記のような制御方式では、圧
縮機の停止時間がある一定時間TMに達すると強制的に圧
縮機を始動させ、室内送風機の風量は設定風量のままで
所定時間TN圧縮機の運転を継続させるため、強風の場合
は被空調空間の温度が冷えすぎるという問題点を有して
いた。
本発明は上記問題点に鑑み、長時間圧縮機が停止するこ
とに伴って除湿した湿気が被空調空間へ戻ることを防止
でき、しかも、被空調空間の冷えすぎを低減することを
目的とする。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の空気調和機は、圧
縮機、室内コイル、室外コイル、減圧器等より成る冷凍
回路と、前記室内コイルに通風する強弱切換運転可能な
室内送風機と、室内温度を検出する温度センサと、前記
圧縮機および前記室内送風機とを制御するタイマを有す
る制御器とを備え、定常運転においては前記室内送風機
を強風運転させ、所定温度域で前記圧縮機を運転,停止
させる空気調和機において、前記制御器は、前記タイマ
が前記圧縮機の運転停止からカウントしこの圧縮機運転
停止時間が一定時間になり、しかも前記温度センサによ
り検出された室温が前記圧縮機の運転停止温度以上で前
記圧縮機の運転開始温度以下のとき、前記圧縮機を強制
運転するとともに前記室内送風機を弱風運転に切り換
え、かつ前記室内送風機の弱風運転時間が、前記圧縮機
が運転し前記圧縮機から冷媒とともに冷凍回路に送り出
された潤滑油が前記圧縮機に戻っているまでの時間とな
るように前記タイマによりカウントし、前記弱風運転時
間が終了すると定常運転に切り換えるものである。
作用 本発明は上記した構成によって、冷房運転時に圧縮機の
運転停止時間が一定時間になり、しかも室温が圧縮機の
運転停止温度以上でかつ運転開始温度以下であっても、
圧縮機の運転を強制的に開始することにより、一旦除湿
した湿気が被空調空間に戻るのを防止するとともに、こ
の圧縮機の強制運転開始後、冷媒とともに冷凍回路に送
り出された潤滑油が圧縮機に戻ってくるまでの時間室内
送風機を弱風運転することにより、室温が圧縮機の運転
停止温度以下になった場合でも、被空調空間の冷えすぎ
を低減できるものである。
実 施 例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。第3図は本発明の一実施例に於ける空気調和機
の冷凍システム図を示す。1は室内側ユニットで、2は
室外側ユニットである。3は圧縮機、4は室外コイル、
5は減圧器、6は室内コイルで、これらを環状に連接し
て冷凍回路を構成している。7は室内送風機で、被空調
空間の空気を循環させ、前記室内コイル6で熱交換させ
る。8は室外送風機で、外気と前記室外コイル4とを熱
交換させる。
第1図は本発明の一実施例に於ける回路ブロック図は示
す。9はマイクロコンピュータ等で構成した制御器で、
入力データを記憶するRAM10と、機器を制御する手順プ
ログラムを格納するROM11と、タイマ12とから構成され
ている。13は被空調空間の温度を検知し温度データを制
御器9の入力端子I0に入力する温度センサ、14はドライ
バ及びリレーからなり、制御器9の出力信号により負荷
である圧縮機3や室内送風機7を駆動する負荷駆動手段
で、制御器9の出力端子O0は負荷駆動手段14を介し圧縮
機に、また、出力端子O1,O2はそれぞれ負荷駆動手段14
を介し室内送風機7の強風及び弱風タップに接続してい
る。
以下のように構成された空気調和機の制御装置の動作に
ついて第2図を参照しながら説明する。運転開始時、温
度スンサ13により検出される室温が設定温度よりも高い
時は、圧縮機3は運転状態で、室温が設定温度以下にな
る時間T1まで継続し、室温を設定温度に冷房するととも
に湿気を取り除く。T1以降圧縮機3は停止し、停止時間
をタイマ12にてカウントし、一定時間TM後のT2の時点に
て室温が圧縮機3のOFFする温度(即ち設定温度)以上
であれば圧縮機3がONする温度に達していなくとも、即
ち設定温度よりディファレンシャルD高い温度に達して
いなくとも強制的に圧縮機3の運転を開始させ、一旦除
湿した湿気が被空調空間に戻るのを防止する。そして、
圧縮機3の運転時間をタイマ12にてカウントし、一定時
間TN即ち、圧縮機3の運転により冷媒と共に冷凍回路に
送り出された潤滑油が圧縮機3に戻ってくる迄の時間、
圧縮機3の運転を継続し、その間、室内送風機7の風量
を弱風に切換えることによって極端な温度の冷えすぎを
防止する。一定時間TN経過した時点T3で室温が設定温度
に達していない時、圧縮機3の運転は室温が設定温度に
達する時点T4まで継続するが、室内送風機7の風量はT3
時点以降弱風から元の設定風量の強風に切換える。そう
することによって、弱風で長時間運転する場合発生する
室内コイル6の凍結を防止する。
発明の効果 以上のように本発明は、圧縮機の長時間の停止に伴って
一旦除湿した湿気が被空調空間へ戻ることを防止し、圧
縮機が運転を開始して冷媒とともに冷凍回路に送り出さ
れた潤滑油が圧縮機に戻ってくるまでの時間、圧縮機の
運転を継続させ、その間だけ室内送風機の風量を弱風に
切り換えることにより、被空調空間の冷えすぎを低減で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の空気調和機の制御装置のブ
ロック図、第2図は同装置の動作を示すタイムチャート
図、第3図は同空気調和機の冷凍回路図、第4図,第5
図は従来の空気調和機の制御装置の動作を示すタイムチ
ャート図である。 3……圧縮機、4……室外コイル、5……減圧器、6…
…室内コイル、7……室内送風機、9……制御器、13…
…温度センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機、室内コイル、室外コイル、減圧器
    等より成る冷凍回路と、 前記室内コイルに通風する強弱切換運転可能な室内送風
    機と、 室内温度を検出する温度センサと、 前記圧縮機および前記室内送風機とを制御するタイマを
    有する制御器とを備え、 定常運転においては前記室内送風機を強風運転させ、所
    定温度域で前記圧縮機を運転,停止させる空気調和機に
    おいて、 前記制御器は、前記タイマが前記圧縮機の運転停止から
    カウントしこの圧縮機運転停止時間が一定時間になり、
    しかも前記温度センサにより検出された室温が前記圧縮
    機の運転停止温度以上で前記圧縮機の運転開始温度以下
    のとき、前記圧縮機を強制運転するとともに前記室内送
    風機を弱風運転に切り換え、 かつ前記室内送風機の弱風運転時間が、前記圧縮機が運
    転し前記圧縮機から冷媒とともに冷凍回路に送り出され
    た潤滑油が前記圧縮機に戻ってくるまでの時間となるよ
    うに前記タイマによりカウントし、前記弱風運転時間が
    終了すると定常運転に切り換えることを特徴とした空気
    調和機。
JP60032187A 1985-02-20 1985-02-20 空気調和機 Expired - Lifetime JPH0772642B2 (ja)

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JPS61191822A JPS61191822A (ja) 1986-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07117303B2 (ja) * 1989-03-01 1995-12-18 ホシザキ電機株式会社 冷凍装置
US5319942A (en) * 1993-06-30 1994-06-14 Whirlpool Corporation Automatic control for an air conditioner

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS581340B2 (ja) * 1978-08-01 1983-01-11 ダイキン工業株式会社 空気調和機
JPS59122838A (ja) * 1982-12-28 1984-07-16 Sharp Corp 空気調和機

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