JPH0615250Y2 - 空気調和機の運転制御装置 - Google Patents

空気調和機の運転制御装置

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JPH0615250Y2
JPH0615250Y2 JP5506688U JP5506688U JPH0615250Y2 JP H0615250 Y2 JPH0615250 Y2 JP H0615250Y2 JP 5506688 U JP5506688 U JP 5506688U JP 5506688 U JP5506688 U JP 5506688U JP H0615250 Y2 JPH0615250 Y2 JP H0615250Y2
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outdoor
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compressor
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control pressure
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登 山口
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機の運転制御装置に関するものであ
る。
(従来の技術) 圧縮機、四路切換弁、室内熱交換器、膨張機構および室
外熱交換器からなる冷媒回路を備え、前記室外熱交換器
に対して2台の室外ファンを付設して構成された空気調
和機は、従来から良く知られている。このような構成の
空気調和機を暖房過負荷条件下において運転開始する場
合、圧縮機の吐出側に設置された室外制御用圧力スイッ
チのOFF作動により室外ファンのうちの一方の運転を
停止するような制御が行なわれるのが通例であった。
(考案が解決しようとする問題点) 上記の如く、室外制御用圧力スイッチのOFF作動時に
室外ファンの一方を運転停止するような制御を行う場
合、依然として圧縮機の運転が継続されているところか
ら、室内熱交換器の温度上昇が十分でないにもかかわら
ず、高圧の急上昇に起因して、保護用圧力スイッチがO
FF作動し、空気調和機が異常停止するという問題が生
じるおそれがある。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、暖房過負
荷条件下での運転開始時における異常運転停止を回避し
得るようにすることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案では、上記問題点を解決するための手段として、
図面に示すように、圧縮機1、四路切換弁2、室内熱交
換器3、膨張機構4および室外熱交換器5からなる冷媒
回路Aを備え、前記室外熱交換器5に対して2台の室外
ファン8,8を付設してなる空気調和機において、前記圧
縮機1から吐出されるガス冷媒の圧力を検知し所定圧力
以上でOFF作動する室外制御用圧力スイッチ10と、
前記室内熱交換器3の温度を検知する温度センサー11
と、暖房運転開始後における第1回目の室外制御用圧力
スイッチ10のOFF作動時に前記両室外ファン8,8の
運転を共に停止せしめるとともに、第2回目以降の室外
制御用圧力スイッチ10のOFF作動時には前記室外フ
ァン8,8のうちの1台の運転を停止せしめ如く作用する
室外ファン運転制御手段と、前記室外制御用圧力スイッ
チ10の第1回目のOFF作動後において所定時間経過
後における前記温度センサー11からの検出温度が所定
値に達した時点でサーモOFF状態となす如く作用する
圧縮機運転制御手段とを付設している。
(作用) 本考案では、上記手段によって次のような作用が得られ
る。
即ち、暖房運転開始後において高圧が上昇を開始し、室
外制御用圧力スイッチ10が第1回目のOFF作動をす
ると、2台の室外ファン8,8が共に運転停止されるとと
もに、その後は室内熱交換器3の温度を基準としてサー
モ運転制御が行なわれることとなり、暖房過負荷条件下
での運転開始時における異常停止が確実に回避されるこ
ととなるのである。なお、室外制御用圧力スイッチ10
の第2回目以降のOFF作動時には、一方の室外ファン
8のみの運転を停止する従来と同様な制御が行なわれ
る。
(実施例) 以下、添付の図面を参照して本考案の好適な実施例を説
明する。
本実施例の空気調和機は、第2図図示の如く、圧縮機
1、四路切換弁2、室内熱交換器3、膨張機構4、室外
熱交換器5およびアキュムレータ6を順次接続してなる
冷媒回路Aを備えており、前記室内熱交換器3に対して
は室内ファン7が付設される一方、前記室外熱交換器5
に対しては2台の室外ファン8,8が付設されている。そ
して、前記冷媒回路Aにおいて、四路切換弁2の切換作
動により冷媒を可逆循環せしめることによって冷房運転
(第2図実線矢印)あるいは暖房運転(第2図点線矢
印)が行なわれるようになっている。
また、前記圧縮機1の吐出管9には、該圧縮機1から吐
出されるガス冷媒の圧力を検知し所定圧力(例えば、24
kg/cm2)以上でOFF作動する室外制御用圧力スイッチ
10が付設され、また前記室内熱交換器3には、該室内
熱交換器3の温度を検知するための温度センサー11が
付設されている。
さらに、この空気調和機には、前記室外制御用圧力スイ
ッチ10および温度センサー11からの出力信号をうけ
て、前記圧縮機1および室外ファン8,8に対して運転制
御信号を出力するコントローラ12が付設されている。
前記コントローラ12は、マイクロコンピュータからな
っており、第1図図示の機能対応図に示すような機能手
段を備えている。
即ち、暖房運転開始後における第1回目の室外制御用圧
力スイッチ10のOFF作動時に前記両室外ファン8,8
の運転を共に停止せしめるとともに、第2回目以降の室
外制御用圧力スイッチ10のOFF作動時には前記室外
ファン8,8のうちの1台の運転を停止せしめる如く作用
する室外ファン運転制御手段と、前記室外制御用圧力ス
イッチ10の第1回目のOFF作動後において所定時間
(本実施例では、3分間)経過後に前記温度センサー1
1からの検出温度Tが所定値(本実施例では、58℃)に
達した時点でサーモOFF状態となす如く作用する圧縮
機運転制御手段とを備えているのである。
ついで、第3図図示のフローチャートを参照して、本考
案の実施例にかかる空気調和機の運転制御装置の作用を
説明する。
まず、メーンスイッチ(図示省略)のON作動により暖
房運転が開始されるが、その時サーモON状態(即ち、
室内温度が設定値以下の状態)であると(ステップ
)、圧縮機1および室外ファン8,8が運転開始され
る(ステップS)。なお、ステップSにおいて不定
判定された場合(即ち、サーモOFF状態の場合)、室
内温度がサーモON状態となるまで空気調和機の運転は
停止される(ステップS)。かくして暖房運転が開始
されると、圧縮機1の吐出ガス冷媒の圧力が上昇し、室
外制御用圧力スイッチ10の設定圧力(本実施例では、
24kg/cm2)に達すると、室外制御用圧力スイッチ10が
OFF作動し(ステップS)、該OFF作動信号をう
けたコントローラ12からの運転制御信号により2台の
室外ファン8,8が共に運転停止されるとともに、3分タ
イマーがカウントを開始する(ステップS)。しかし
て、3分間経過した後において室内熱交換器3の温度T
が設定温度(本実施例では、58℃)に達すると(ステッ
プSおよびS)、強制的にサーモOFF状態とさ
れ、圧縮機1の運転が停止されると同時に圧縮機1の駆
動保証用タイマー(3分タイマー)のカウントが開始さ
れる(ステップS)。前記ステップSにおいて3分
間経過する前あるいはステップSにおいて室内熱交換
器3の温度Tが設定値(即ち、58℃)に達する前におい
て、サーモOFF状態となった場合(ステップSおよ
びS10)には、室内温度がサーモON状態となるまで
空気調和機の運転は停止される(ステップS)。しか
る後、圧縮機駆動保証用タイマーがカウントアップ(即
ち、3分間経過)した後にサーモON状態に復帰すると
(ステップSおよびS12)、圧縮機1および室外フ
ァン8,8の運転が開始され、通常の暖房運転に入る(ス
テップS13)。その後、室内熱交換器3の温度Tが設
定値(即ち、58℃)以上となると(ステップS14)、
ステップSにリターンしてサーモOFF状態とされ且
つ圧縮機駆動保証用タイマーのカウントが開始される。
一方、室内熱交換器3の温度Tが設定値(即ち、58℃)
に達する前に室外制御用圧力スイッチ10がOFF作動
(暖房運転開始後2回目)した場合には(ステップS
15)、室外ファン8,8のうちの一方のみの運転が停止
され(ステップS16)、その後ステップS14にリタ
ーンして室内熱交換器3の温度Tのモニタリングが継続
される。すお、ステップS15において室外制御用圧力
スイッチ10がOFF作動されない場合には、ステップ
12にリターンしてサーモによる運転制御が継続され
る。
上記した如く、本実施例によれば、暖房運転開始後にお
いて高圧が上昇を開始し、室外制御用圧力スイッチ10
が第1回目のOFF作動をすると、2台の室外ファン8,
8が共に運転停止されるとともに、その後は室内熱交換
器3の温度Tを基準としてサーモ運転制御が行なわれる
こととなり、暖房過負荷条件下での運転開始時における
異常停止が確実に回避されることとなるのである。な
お、室外制御用圧力スイッチ10の第2回目以降のOF
F作動時には、一方の室外ファン8のみの運転を停止す
る従来と同様な制御が行なわれるのである。
本考案は、上記実施例の構成に限定されるものではな
く、考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更
可能のことは勿論である。
(考案の効果) 叙上の如く、本考案によれば、圧縮機1、四路切換弁
2、室内熱交換器3、膨張機構4および室外熱交換器5
からなる冷媒回路Aを備え、前記室外熱交換器5に対し
て2台の室外ファン8,8を付設してなる空気調和機にお
いて、前記圧縮機1から吐出されるガス冷媒の圧力を検
知し所定圧力以上でOFF作動する室外制御用圧力スイ
ッチ10と、前記室内熱交換器3の温度を検知する温度
センサー11と、暖房運転開始後における第1回目の室
外制御用圧力スイッチ10のOFF作動時に前記両室外
ファン8,8の運転を共に停止せしめるとともに、第2回
目以降の室外制御用圧力スイッチ10のOFF作動時に
は前記室外ファン8,8のうちの1台の運転を停止せしめ
如く作用する室外ファン運転制御手段と、前記室外制御
用圧力スイッチ10の第1回目のOFF作動後において
所定時間経過後における前記温度センサー11からの検
出温度が所定値に達した時点でサーモOFF状態となす
如く作用する圧縮機運転制御手段とを付設して、暖房運
転開始後において高圧が上昇を開始し、室外制御用圧力
スイッチ10が第1回目のOFF作動をした時点で、2
台の室外ファン8,8を共に運転停止されるとともに、そ
の後は室内熱交換器3の温度を基準としてサーモ運転制
御が行なわれることとなり、暖房過負荷条件下での運転
開始時における異常停止を確実に回避することができる
という実用的な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例にかかる空気調和機の運転制御
装置の機能対応図、第2図は本考案の実施例にかかる空
気調和機の冷媒回路図、第3図は本考案の実施例にかか
る空気調和機の運転制御装置の作用を説明するためのフ
ローチャートである。 1……圧縮機 2……四路切換弁 3……室内熱交換器 4……膨張機構 5……室外熱交換器 8……室外ファン 10……室外制御用圧力スイッチ 11……温度センサー 12……コントローラ A……冷媒回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮機(1)、四路切換弁(2)、室内熱交換器
    (3)、膨張機構(4)および室外熱交換器(5)からなる冷媒
    回路(A)を備え、前記室外熱交換器(5)に対して2台の室
    外ファン(8),(8)を付設してなる空気調和機において、
    前記圧縮機(1)から吐出されるガス冷媒の圧力を検知し
    所定圧力以上でOFF作動する室外制御用圧力スイッチ
    (10)と、前記室内熱交換器(3)の温度を検知する温度セ
    ンサー(11)と、暖房運転開始後における第1回目の室外
    制御用圧力スイッチ(10)のOFF作動時に前記両室外フ
    ァン(8),(8)の運転を共に停止せしめるとともに、第2
    回目以降の室外制御用圧力スイッチ(10)のOFF作動時
    には前記室外ファン(8),(8)のうちの1台の運転を停止
    せしめ如く作用する室外ファン運転制御手段と、前記室
    外制御用圧力スイッチ(10)の第1回目のOFF作動後に
    おいて所定時間経過後に前記温度センサー(11)からの検
    出温度が所定値に達した時点でサーモOFF状態となす
    如く作用する圧縮機運転制御手段とを付設したことを特
    徴とする空気調和機の運転制御装置。
JP5506688U 1988-04-22 1988-04-22 空気調和機の運転制御装置 Expired - Lifetime JPH0615250Y2 (ja)

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JPH01158042U JPH01158042U (ja) 1989-10-31
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