JPH0769489A - 用紙送り装置 - Google Patents

用紙送り装置

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JPH0769489A
JPH0769489A JP22023193A JP22023193A JPH0769489A JP H0769489 A JPH0769489 A JP H0769489A JP 22023193 A JP22023193 A JP 22023193A JP 22023193 A JP22023193 A JP 22023193A JP H0769489 A JPH0769489 A JP H0769489A
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air
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sheet
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JP22023193A
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Futoshi Hatano
太 波多野
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
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Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の重量に応じてエアーノズルの風量を適
正に制御することで用紙の重送及びミスフィードを防止
する。 【構成】 複数枚の原稿を積載する原稿台11と、この
原稿台11に積載された原稿の内、最下位の原稿を吸引
して像形成手段Pへの搬送を順次行なう吸引ベルト12
と、原稿台11上の最下位原稿の先端に向けて下流側か
らエアーを吹き付けるエアーノズル13とを有する原稿
送り装置において、原稿台11上の積載原稿の重量を検
出するための原稿サイズセンサ2及び操作部1等からな
る重量検出手段と、この原稿の重量に応じてエアーノズ
ル13の風量を制御する制御部3とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、用紙台に積載された複
数枚の用紙の内、最下位用紙の先端に向けて下流側から
エアーを吹き付けて他の用紙から分離しつつ、この最下
位用紙を吸引して下流への搬送を順次行なう用紙送り装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、特開昭61−291339号公報
に記載されているように、エアーノズルによって用紙台
上に積載されている原稿等の用紙にエアーを吹き付ける
とともに、吸引機構付きの搬送ベルトで最下位の用紙を
吸引することにより、最下位以外の用紙を浮揚させて最
下位の用紙のみ分離し、この最下位の用紙のみが上記搬
送ベルトによって搬送されることで、用紙の重送を防止
した用紙送り装置が知られている。
【0003】ところで、上記エアーノズルから吹き出さ
れるエアーの風量に比して用紙の枚数が過大となる場合
には、風量が不足して最下位以外の用紙を浮揚させるこ
とができず、この結果、最下位の用紙が適正に分離され
ず、用紙の重送を発生させる虞れがある。一方、エアー
ノズルから吹き出されるエアーの風量に比して用紙の枚
数が少な過ぎる場合には、風量が多過ぎることになって
最下位の用紙までも浮揚して搬送ベルトによって最下位
の用紙を搬送することができず、この結果、ミスフィー
ドが発生する。
【0004】このため、上記特開昭61−291339
号公報記載の用紙送り装置では、上記用紙台に載置され
ている原稿の高さを検出し、この原稿の高さに応じてエ
アーノズルからのエアーを段階的に切り換えて適正な風
量に制御するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、用紙には種
々のサイズがあるため、用紙台上の用紙の高さが等しく
ても、用紙のサイズによって積載用紙の重量が異なる。
従って、上述した特開昭61−291339号公報記載
の用紙送り装置のように、用紙の高さによってエアーノ
ズルの風量を制御したのでは、用紙の重量に比してエア
ーノズルの風量が不足し、用紙の重送が発生したり、ま
た、用紙の重量に比してエアーノズルの風量が多過ぎ、
ミスフィードが発生するといった問題が生じる。
【0006】本発明は、上記問題を解決するもので、用
紙の重量に応じてエアーノズルの風量を適正に制御する
ことで用紙の重送及びミスフィードを防止する用紙送り
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数枚の用紙を積載する用紙台
と、この用紙台に積載された用紙の内、最下位の用紙を
吸引して下流への搬送を順次行なう吸引搬送手段と、上
記用紙台上の最下位用紙の先端に向けて下流側からエア
ーを吹き付けるエアー吹付手段とを有する用紙送り装置
において、上記用紙台上の積載用紙の重量を検出する重
量検出手段と、この重量検出手段の検出結果に応じて上
記エアー吹付手段の風量を制御する制御手段とを備えた
ものである。
【0008】また、請求項2の発明は、重量検出手段
は、積載用紙のサイズと枚数とから重量を求めるように
した。
【0009】
【作用】上記請求項1記載の用紙送り装置によれば、用
紙台上の複数枚の積載用紙の重量が検出され、この積載
用紙の重量に応じて用紙台上の最下位用紙の先端に向け
て吹き付けられるエアーの風量が制御されることによ
り、最下位以外の用紙が適正に浮揚されて最下位用紙が
他の用紙から適正に分離され、最下位用紙が吸引されて
下流へ順次搬送される。
【0010】上記請求項2記載の用紙送り装置によれ
ば、積載用紙のサイズと枚数とから用紙台上の積載用紙
の重量が求められることにより、用紙の重量が間接的に
検出される。
【0011】
【実施例】図2は、本発明に係る用紙送り装置が備えら
れた画像形成装置の一実施例を示す全体構成図である。
同図に示す画像形成装置は、本体上面にコンタクトガラ
スK及び原稿の反転が可能な自動原稿送り装置(RAD
F)10を有し、本体内部に光学系L、像形成手段P、
再送手段G及び用紙搬送手段Hを備えるとともに、その
側部に給紙手段Qを備えている。
【0012】上記RADF10は、原稿台11、吸引ベ
ルト12、エアーノズル13、搬送ローラ14,15、
反転ローラ16、搬送ベルト17、排出ローラ対18及
び排紙トレイ19等からなり、片面原稿の複写の場合、
原稿台11上に積載された複数枚の原稿の内、最下位の
原稿が、吸引ベルト12による吸引とエアーノズル13
からのエアーとによって最下位以外の原稿から分離さ
れ、吸引ベルト12、搬送ローラ14,15、反転ロー
ラ16及び搬送ベルト17によってコンタクトガラスK
上に搬送される。このコンタクトガラスK上の原稿は、
光学系Lによって走査(スキャン)された後、搬送ベル
ト17及び排出ローラ対18によって排紙トレイ19へ
排出される。一方、両面原稿の複写の場合には、上記原
稿は、上述した片面原稿の複写の場合と同様の動作によ
って、その表(おもて)面が光学系Lによって走査され
た後、搬送ベルト17によってガイド20を介して反転
ローラ16へ再搬送されて反転され、原稿の裏面がコン
タクトガラスKに対面するように搬送され、この状態で
光学系Lによって走査された後、排紙トレイ19へ排出
される。なお、上記吸引ベルト12及びエアーノズル1
3の詳細な構成については後述する。
【0013】光学系Lは、ハロゲンランプ42、反射板
43及びミラー44を備えた第1の移動枠体41と、ミ
ラー52,53を備えた第2の移動枠体51と、レンズ
部61と、固定ミラー62,63,64とから構成され
ている。そして、光学系Lは、複写動作が開始される
と、ハロゲンランプ42を発光させるとともに、コンタ
クトガラスK上の原稿を走査すべく、移動体41,51
を走査方向(図2のA方向)にそれぞれの所定速度で移
動させる。上記ハロゲンランプ42からの光は、コンタ
クトガラスK上の原稿に照射され、原稿で反射してミラ
ー44,52,53を経由してレンズ部61に導かれて
感光体ドラム21を露光する。
【0014】像形成手段Pは、感光体ドラム21及びこ
の感光体ドラム21の周辺に設けられた帯電部22、現
像部23、転写部24、分離部25、クリーニング部2
6及び除電部27等からなり、感光体ドラム21の周面
は、帯電部22により所定電位に帯電され、上記露光に
よって原稿の静電潜像が形成され、この静電潜像は、現
像部23で帯電トナーが付着されることにより顕像化さ
れる。このトナー像は、給紙手段Qから搬送された転写
紙に転写される。
【0015】給紙手段Qは、手差し部28、複数の給紙
部29、給紙ローラ対群30及び搬送ローラ対群31等
からなり、給紙ローラ対群30及び搬送ローラ対群31
によって手差し部28あるいは給紙部29から搬送ロー
ラ対32へ転写紙が給送される。また、用紙搬送手段H
として、搬送方向上流側から順に搬送ローラ対33、レ
ジストローラ対34、搬送ベルト35、定着装置36、
搬出ローラ対37、切換ガイド38、排紙ローラ対39
及び排紙トレイ40等が配設され、搬送ローラ対32,
33及びレジストローラ対34によって給紙手段Qから
感光体ドラム21へ転写紙が給送され、転写部24の位
置を通過する際に感光体ドラム21上のトナー像が転写
される。
【0016】そして、転写紙の片面のみに複写する場合
には、トナー像が転写された転写紙は、分離部26によ
り感光体ドラム21から分離され、搬送ベルト35によ
り定着装置36に搬送されて定着が行われた後、搬出ロ
ーラ対37、排紙ローラ対39によって排紙トレイ40
に排出される。また、転写紙の両面へ複写する場合に
は、切換ガイド38が再送手段G側へ切り換えられ、定
着後の転写紙は、切換ガイド38を介して再送手段Gへ
搬送される。
【0017】再送手段Gは、搬送方向上流側から順に搬
送ローラ対45〜48、反転ローラ49、用紙台50、
吸引ベルト54、エアーノズル55及び搬送ローラ対5
6〜58等が配設され、転写紙は、搬送ローラ対45〜
48によって反転ローラ49へ搬送され、反転ローラ4
9によって裏面を下向きにして、後述する操作部1の操
作内容等に応じた枚数だけ用紙台50に一旦載置され
る。そして、転写紙の裏面への複写動作が開始される
と、用紙台50に積載された複数枚の転写紙は、その最
下位の転写紙が吸引ベルト54の吸引とエアーノズル5
5からのエアーとによって最下位の転写紙のみ分離さ
れ、この最下位の転写紙が吸引ベルト54及び搬送ロー
ラ対56〜58によって感光体ドラム21へ給送され、
転写部25の位置を通過する際に感光体ドラム21上の
トナー像が転写紙の裏面へ転写される。このトナー像が
転写された転写紙は、分離部26により感光体ドラム2
1から分離され、搬送ベルト35により定着装置36に
搬送されて定着が行われ、排出側へ戻された切換ガイド
38を介して搬出ローラ対37を通過した後、排紙ロー
ラ対39へ導かれ、排紙トレイ40に排出される。
【0018】続いて、上記吸引ベルト12及びエアーノ
ズル13の詳細な構成について図3及び図4を用いて説
明する。なお、本実施例では、再送手段Gの吸引ベルト
54及びエアーノズル55は吸引ベルト12及びエアー
ノズル13とほぼ同様の構成のものが採用されている。
【0019】原稿台11には、上記吸引ベルト12によ
って搬送される原稿Sを揃えるべく、マニュアル操作で
原稿Sの搬送方向にスライド可能であって、原稿Sの後
端を揃える用紙後端揃え111及びマニュアル操作で原
稿Sの幅方向にスライド可能であって、原稿Sの両側端
を揃える用紙側端揃え112,113がそれぞれ配設さ
れている。
【0020】用紙台50については、原稿台11の用紙
後端揃え111及び用紙側端揃え112,113に相当
するものが、自動的に転写紙サイズに応じた位置にスラ
イド移動されるようになっている。なお、上記用紙台5
0の用紙側端揃え112,113に相当するものは、転
写紙の左(右)位置を基準とする場合、特に、転写紙の
一端側のみ用紙揃えの基準とする場合には、その基準側
の用紙側端揃えのみ往復動し、他方を固定するようにし
てもよい。また、用紙台50の傾斜を前下がりにし、且
つ、転写紙の前端を揃える用紙前端揃えを立設し、再給
送時に用紙前端揃えを退避させるようにしてもよい。
【0021】原稿台11の幅方向には、上記吸引ベルト
12として4本の吸引ベルト121〜124が並列配設
され、これらの吸引ベルト121〜124は駆動ローラ
125と従動ローラ126とに掛け渡されている。各吸
引ベルト121〜124にはそれぞれ複数個の小孔12
0が、例えば規則的に穿設されている。また、駆動ロー
ラ125と従動ローラ126との間には中空の吸引部1
27が配設されている。この吸引部127の上面であっ
て各吸引ベルト121〜124に対向する位置には、吸
引ベルト121〜124の幅より狭幅のエアー吸引孔1
27aが複数個穿設されている。
【0022】吸引部127の側方にはファンを有するエ
アー吸引部128が接続され、このエアー吸引部128
のエアー排出側にダクト129が連通されてエアーノズ
ル13に接続されている。エアーノズル13は原稿台1
1に対して原稿搬送方向の下流側に配設されており、こ
のエアーノズル13の原稿台11の幅方向には、複数の
エアー吹出口131が配設されている。各エアー吹出口
131は、吸引ベルト121〜124の駆動ローラ12
5側に向いており、ダクト129を介して送られてきた
エアーを吹き出すようになっている。
【0023】また、吸引ベルト121〜124の上面
は、原稿台11の原稿載置面に対して段差を有し、吸引
部127のエアー吸引孔127a及び吸引ベルト121
〜124の小孔120を介して原稿台11上の最下位の
原稿S1を吸引したとき、最下位の原稿Sと最下位から
2枚目の原稿S2との間に隙間を生じさせ、この隙間に
エアーノズル13からのエアーが容易に入り込めるよう
にしている。そして、エアーノズル13からのエアーの
風圧によって最下位より2枚目以降の原稿Sが浮揚し、
最下位の原稿S1が最下位以外の原稿Sと確実に分離さ
れ、最下位の原稿S1のみ吸引ベルト121〜124に
よって搬送される。
【0024】図1は、本発明に係る画像形成装置の制御
系を構成するブロック図である。この制御系は、画像形
成装置の上面適所に設けられた操作部1、用紙後端揃え
111及び用紙側端揃え112,113のスライド位置
から原稿のサイズを検出する原稿サイズセンサ2及びマ
イクロコンピュータ、原稿のサイズに対応した重量や各
種データを記憶するメモリ3a及び原稿の枚数をカウン
トすべく原稿の枚数(カウント値)がセットされるカウ
ンタ3b等を有する制御部3を備えている。操作部1
は、複写動作の開始を指示するスタートキー1a、原稿
の枚数を指示する原稿枚数指示キー1b、複写部数を指
示する複写部数指示キー1c及び転写紙のサイズを指示
する転写紙サイズ指示キー1d等の各種キースイッチを
備えるとともに、キースイッチの操作内容等を表示する
表示部1e等を備えている。
【0025】原稿サイズセンサ2は、用紙後端揃え11
1、用紙側端揃え112,113にそれぞれ配設され、
用紙後端揃え111(用紙側端揃え112,113)と
連動して摺動する摺動接点を有し、この摺動接点の位置
に応じて抵抗値が変化するポテンショメータあるいは用
紙後端揃え111(用紙側端揃え112,113)の位
置を光学的に検出するフォトセンサ等によって構成され
ている。
【0026】制御部3は、操作部1の操作内容等に応じ
て画像形成装置の各部の動作を統括的に制御するもので
ある。また、制御部3は、原稿サイズセンサ2の検出に
よって得られた原稿のサイズから当該サイズの原稿の1
枚当たりの重量をメモリ3aから読み出し、この1枚当
たりの重量と、原稿枚数指示キー1bによって指示され
た原稿の枚数とを積算することで原稿台11に積載され
た原稿Sの重量を求めるようになっている。そして、制
御部3は、この原稿Sの重量に応じた風量のエアーがエ
アーノズル13から吹き出されるようにエアー吸引部1
28の回転速度を制御する。
【0027】また、制御部3は、複写動作によって原稿
台11上の原稿Sが搬出され、その枚数が減少する毎に
積載原稿Sの重量を求め直し、すなわち原稿台11上の
原稿Sが1枚搬出される毎にその積載原稿Sの重量から
原稿の1枚分の重量を減算し、あるいは原稿台11上の
原稿Sが所定枚数搬出される毎にその積載原稿Sの重量
から所定枚数分の重量を減算し、その低下に応じてエア
ーノズル13から吹き出されるエアーの風量を調整すべ
く、エアー吸引部128のファン駆動モータ128aを
制御するようになっている。
【0028】次に、上記制御系の動作について図5のフ
ローチャートを用いて説明する。先ず、RADF10の
原稿台11に複数枚の原稿Sが載置され、用紙後端揃え
111及び用紙側端揃え112,113がマニュアル操
作されて原稿Sの後端及び両側端が揃えられ、更に原稿
枚数指示キー1bによって原稿Sの枚数が指示された
後、スタートキー1aがオンされると(ステップS1で
YES)、原稿サイズセンサ2の検出によって得られた
A3サイズ,B4サイズ,A4サイズ,B5サイズ等の
原稿Sのサイズと、枚数指示キー1bによって指示され
た原稿Sの枚数(カウント値)とから原稿台11上の積
載原稿Sの重量が得られる(ステップS2)。
【0029】この積載原稿Sの重量からエアー吸引部1
28の制御量(回転速度)が設定され、このエアー吸引
部128の制御量に応じてエアー吸引部128のファン
駆動モータ128aが駆動され、吸引ベルト12が駆動
され(ステップS3〜ステップS5)、これによって最
下位の原稿S1が搬送される。
【0030】続いて、上記原稿枚数指示キー1bによっ
て指示された枚数分の複写が完了したかどうかがカウン
タ3bのカウント値に基づいて判別され(ステップS
6)、複写すべき原稿Sが未だ残っている場合には(ス
テップS6でNO)、未複写の原稿Sの枚数に応じてエ
アー吸引部128の制御量を設定すべく、原稿Sの枚数
(カウント値)がデクリメントされた後(ステップS
7)、ステップS2に戻り、上記原稿枚数指示キー1b
によって指示された枚数分の原稿Sの複写が完了するま
で、ステップS2〜ステップS7の処理が繰り返され、
原稿Sの搬送によって原稿台11上の積載原稿Sの重量
が小さくなるに従って、エアーノズル13から吹き出さ
れるエアーの風量が減少するようにエアー吸引部128
が制御される。そして、上記指示された枚数分の複写が
完了すると(ステップS6でYES)、本フローチャー
トの処理が終了する。
【0031】なお、このフローチャートでは、原稿Sの
サイズと枚数とから原稿台11の積載原稿Sの重量を求
め、この積載原稿Sの重量に基づいてエアー吸引部12
8の制御量を設定するようにしたが、積載原稿Sの重量
に対するエアー吸引部128の制御量をマップ(図6)
として予めメモリ3aに記憶し、原稿サイズセンサ2に
よって検出された原稿Sのサイズと、原稿枚数指示キー
1bによって指示された原稿Sの枚数とに基づいて上記
マップを参照してエアー吸引部128の制御量を設定す
るようにしてもよい。
【0032】このように、エアーノズル13から吹き出
されるエアーの風量が原稿台11の原稿Sのサイズと枚
数とに基づいて求められた積載原稿Sの重量に応じて制
御され、この積載原稿Sの重量が大きいときには、その
重量に応じてエアーノズル13から吹き出されるエアー
の風量を多くして、最下位から2枚目以降の原稿Sの用
紙を適正に浮揚させることができるので、いかなるサイ
ズの原稿Sであっても最下位の原稿S1を確実に分離さ
せることができ、原稿Sの重送を確実に防止することが
できる。また、積載原稿Sの重量が小さいときには、そ
の重量に応じてエアーノズル13から吹き出されるエア
ーの風量を少なくするので、エアーノズル13からのエ
アーの風量が多過ぎて最下位の原稿S1までも浮揚させ
てミスフィードが発生することを確実に防止することが
できる。
【0033】なお、再送手段Gのエアーノズル55のエ
アーの風量の制御としては、複写部数指示キー1cによ
って指示された複写部数及び転写紙サイズ指示キー1d
によって指示された(あるいは原稿のサイズ(並びに設
定倍率等)から自動的に選択された)転写紙サイズから
用紙台50上の積載転写紙の重量を求め、この積載転写
紙の重量からエアーノズル55からのエアーの吹き出し
を行なわせるエアー吸引部(不図示)の制御量を設定
し、且つ、再給紙される毎に積載転写紙の重量に応じて
順次制御量が調整されるようになっている。
【0034】また、上記実施例では、原稿の反転が可能
な自動原稿送り装置(RADF)10について説明した
が、自動原稿送り装置としては原稿台からコンタクトガ
ラスK上に搬送され、光学系Lによって走査された原稿
を再び原稿台に循環させる自動原稿送り装置(RDH)
であってもよい。このRDHの場合にあっては、原稿枚
数指示キー1bによる原稿枚数のマニュアル指示に代え
て原稿を1度循環させて原稿の枚数を自動的にカウント
し、このカウント値と原稿サイズとから原稿台上の積載
原稿の重量を求めることが可能になる。
【0035】
【発明の効果】本発明は、用紙台上の積載用紙の重量を
検出し、この積載用紙の重量に応じて用紙台上の用紙に
吹き付けられるエアーの風量を制御するので、最下位以
外の用紙が適正に浮揚され、最下位の用紙が最下位以外
の用紙から適正に分離されて最下位の用紙から1枚ずつ
搬送することができ、いかなるサイズの原稿であっても
用紙の重送及びミスフィードを確実に防止することがで
きる。
【0036】また、用紙のサイズと枚数とから用紙台上
の積載用紙の重量を検出するので、用紙の重量を正確に
検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る用紙送り装置の制御系を示すブロ
ック構成図である。
【図2】本発明に係る用紙送り装置が備えられた画像形
成装置の一実施例を示す全体構成図である。
【図3】用紙送り装置を示す平面図である。
【図4】用紙送り装置を示す図3のIV−IV断面図であ
る。
【図5】本発明に係る用紙送り装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図6】原稿サイズと原稿枚数とをパラメータとするフ
ァンの制御量を示すマップ図である。
【符号の説明】
1 操作部 2 原稿サイズセンサ 3 制御部 10 自動原稿送り装置(RADF) 11 原稿台 12,54 吸引ベルト 13,55 エアーノズル 50 用紙台 111 用紙後端揃え 112,113 用紙側端揃え 1a スタートキー 1b 原稿枚数指示キー 1c 複写部数指示キー 1d 転写紙サイズ指示キー 3a メモリ 3b カウンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚の用紙を積載する用紙台と、この
    用紙台に積載された用紙の内、最下位の用紙を吸引して
    下流への搬送を順次行なう吸引搬送手段と、上記用紙台
    上の最下位用紙の先端に向けて下流側からエアーを吹き
    付けるエアー吹付手段とを有する用紙送り装置におい
    て、上記用紙台上の積載用紙の重量を検出する重量検出
    手段と、この重量検出手段の検出結果に応じて上記エア
    ー吹付手段の風量を制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする用紙送り装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の用紙送り装置において、
    上記重量検出手段は、上記積載用紙のサイズと枚数とか
    ら重量を求めるように構成されたことを特徴とする用紙
    送り装置。
JP22023193A 1993-09-03 1993-09-03 用紙送り装置 Pending JPH0769489A (ja)

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JP22023193A JPH0769489A (ja) 1993-09-03 1993-09-03 用紙送り装置

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