JPH0769062B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents

空気調和機の室外ユニット

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JPH0769062B2
JPH0769062B2 JP4332144A JP33214492A JPH0769062B2 JP H0769062 B2 JPH0769062 B2 JP H0769062B2 JP 4332144 A JP4332144 A JP 4332144A JP 33214492 A JP33214492 A JP 33214492A JP H0769062 B2 JPH0769062 B2 JP H0769062B2
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JP
Japan
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reactor
compressor
outdoor unit
air conditioner
protective cover
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JP4332144A
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JPH05240466A (ja
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輝久 深沢
康博 新間
明彦 杉山
洋悦 佐藤
昭二 須田
巧一 鮫島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機における圧
縮機の運転制御装置として組み込まれるリアクタ−を有
する空気調和機の室外ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、空気調和機における室外ユニッ
トには圧縮機の回転速度を可変制御するための運転制御
装置が設けられている。
【0003】この運転制御装置としては、最近、インバ
−タ装置が使用されるようになっており、このインバ−
タ装置によって圧縮機の起動、停止または室内温度の変
動に伴う、冷・暖房時の適正な室温を、常に設定温度に
保持するようになっている。
【0004】すなわち、上記空気調和機の室外ユニット
に組み込まれる圧縮機の運転制御装置は、図1の電気回
路図に示されるように構成されている。
【0005】つまり、符号I は交流電源、IIは制御装
置、III は圧縮機の誘導電動機を示しており、上記制御
装置IIは、リアクタ−1、制御P.C板2に接続したカ
レントトランス3、ノイズフィルタ4、整流ダイオ−ド
による整流回路5、平滑コンデンサ6、ツェナ−ダイオ
−ド7、インバ−タ8、及びその制御回路としてのベ−
スドライブP.C板9と制御P.C板10等によって構
成されている。なお、上記インバ−タ8は、各主トラン
ジスタ8a及び帰還ダイオ−ド8bにより構成されてい
る。
【0006】したがって、上述した圧縮機の運転制御装
置は、上記ベ−スドライブP.C板9からの信号によっ
て、誘導電動機III を運転制御し、変化する室内温度に
応じて、その出力周波数を調整することにより、これに
よって、上記誘導電動機IIIの回転数を連続制御して空
気調和機としての温度制御を行うようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した空
気調和機の室外ユニットでは、一般に運転制御用の電気
部品は圧縮機の上方に配設されている。したがって、イ
ンバ−タ装置を運転制御装置として使用した場合には圧
縮機の上方にリアクタ−1が位置することにより、リア
クタ−1自体が発熱部品であり、しかも圧縮機自体も発
熱するため、暖気が圧縮機の上方に滞留し、リアクタ−
1が熱的影響を受け性能劣化を生じる等の問題がある。
【0008】本発明は上述した事情に鑑みてなされたも
のであって、リアクタ−1が圧縮機の運転制御装置を構
成する他の電気部品と比較し、大きくかつ発熱する部品
であることに着目して、上述した問題点を解消した空気
調和機の室外ユニットを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板上に室外
熱交換器、圧縮機および送風機を設置すると共に、圧縮
機と送風機とを仕切る仕切板を立設し、この仕切板下部
に設けられ、圧縮機側から送風機の送風通路に突出する
保護カバ−によりリアクタ−収納室を形成し、このリア
クタ−収納室を仕切板の下部において圧縮機側に連通さ
せるとともに、そのリアクタ−収納室内に圧縮機速度制
御用のインバ−タ装置におけるリアクタ−を設置したこ
とを特徴とする空気調和機の室外ユニットである。
【0010】
【作用】本発明では、大きく発熱部品であるリアクタ−
が仕切板下部のリアクタ−収納室内に設置されるため、
空気調和機の室外ユニットを構成する電気部品をスペ−
ス効率良く室外ユニットに収納できる。また、リアクタ
−収納室が圧縮機側と連通しているため、リアクタ−と
インバ−タ装置の接続配線を圧縮機室内で行うことがで
き、雨風に配線がさらされることがない。さらに、リア
クタ−収納室内でリアクタにより熱せられた空気が圧縮
機室へと流れ、リアクタ−収納室内部が異常に温度上昇
することがない。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図示の一実施例について説明
する。
【0012】なお、以下の説明では上述した具体例と同
一構成部材には同じ符号を付して説明する。
【0013】図2において、符号11は空気調和機にお
ける室外ユニットであって、この室外ユニット11の基
板12には略L字形の室外熱交換器(凝縮器)13が設
置されており、この室外熱交換器13に内側に位置する
上記基板12には放熱用の送風機14が設けられてい
る。
【0014】さらに、この基板12の一側には、前記イ
ンバ−タ8を組込んだ制御装置IIを備えた圧縮機15が
固定されており、この圧縮機の外側には、円弧状をなす
仕切板16が上記圧縮機15を囲い込むようにして立設
されている。上記仕切板16の下部には、図4に示すよ
うに、切欠き16aの内周縁部に、リアクタ収納室を形
成する合成樹脂製からなる箱状の保護カバ−17の一側
外周部が嵌合固定されている。すなわち、上記保護カバ
−17は一側面が開放した箱状を呈しており、その開放
側端縁部に形成されたフランジ部が前記仕切板16の切
欠き16aの内周縁部に嵌合され、その箱状の保護カバ
−17の大部分が仕切板16の送風機14側すなわち送
風通路内に突出するようにしてある。そして、上記保護
カバ−17内に圧縮機の速度制御用のインバ−タ装置か
ら分離されたリアクタ−1が配設されている。
【0015】上記保護カバ−17によって形成されたリ
アクタ収納室は前記開放部すなわち仕切板16の切欠き
16aを介して圧縮機15を収納している部分と連通し
ており、この開放部を介して上記リアクタ−1と別位置
に配設されているインバ−タ装置とが接続配線(図示せ
ず)によって接続されている。
【0016】また、上記保護カバ−17の両側壁17
a,17bには図3、図4に示すように互いに高さを異
にした通気口18、19が開設されており、この各通気
口18、19にはその開口部から離間してこれを覆う庇
部18a,19aが設けられている。
【0017】しかして、冷暖房による空気調和時におい
ては、室外熱交換器13の放熱用の送風機14による冷
風によってリアクタ−1は強制的に冷却される。すなわ
ち、上記リアクタ−1が収納されている保護カバ−17
が送風機14の送風通路に突出するように設置されてい
るので、リアクタ−1は保護カバ−17を介して冷却さ
れるとともに、送風機14による一部の冷風は、一方の
通気口18から保護ジャバ−17内に流入し、この保護
カバ−17内のリアクタ−1を強制的に冷却し、しかる
後、他方の通気口19を通して機外へ放出される。
【0018】一方、上記リアクタ−収納室内には切欠き
6aを経て圧縮機収納部の下部からも冷気が流入し、リ
アクタ−1の冷却が一層確実に行われるとともに、保護
カバ−内で熱せられた空気が圧縮機室へと流れ、保護カ
バ−内部に熱気が溜まることが防止される。
【0019】なお、上記実施例においては保護カバ−を
合成樹脂により形成したものを示したが、金属によって
形成しても良い。また上述のように保護カバ−を合成樹
脂により成形した場合には、リアクタ−によって漏れ磁
束が生じても、保護カバ−の励磁振動による異常音の発
生を防止することができる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、保
護カバ−をスペ−ス的に余裕がある送風通路に突出して
設け、その中に圧縮機の速度制御装置にうち他の電気部
品と比較して大きくかつ発熱する部品であるリアクタ−
を上記保護カバ−内に設けたので、空気調和機の室外ユ
ニットを構成する電気部品をスペ−ス効率よく室外ユニ
ットに収納することができるとともに、送風通路内の保
護カバ−を介してリアクタを冷却することができ、しか
もリアクタ−が設置されている保護カバ−内部が圧縮機
側に開放しているので、リアクタ−とインバ−タ装置の
接続配線を圧縮機室内で行うことができ、雨風に配線が
さらされることがなく、寿命を長くすることができる。
さらに、リアクタ−収納室内でリアクタ−により熱せら
れた空気が圧縮機室へと流れ、リアクタ−収納室内部に
熱気が溜まることを防止でき、リアクタ−収納室内部の
温度上昇をより確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】空気調和機に組込まれる圧縮機の運転制御装置
の電気回路図である。
【図2】本発明の空気調和機の室外ユニットの平面図で
ある。
【図3】本発明におけるリアクタ−収納室部分の斜視図
である。
【図4】本発明におけるリアクタ−収納室部分の縱断面
図である。
【符号の説明】
1…リアクタ−、11…室外ユニット、12…基板、1
3…室外熱交換器、14…送風機、15…圧縮機、16
…仕切板、17…保護カバ−、18,19…通気口。
フロントページの続き (72)発明者 佐藤 洋悦 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 (72)発明者 須田 昭二 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内 (72)発明者 鮫島 巧一 静岡県富士市蓼原336番地 株式会社東芝 富士工場内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に室外熱交換器、圧縮機および送風
    機を設置すると共に、上記圧縮機と上記送風機とを仕切
    る仕切板を立設し、この仕切板下部に設けられ、上記圧
    縮機側から上記送風機の送風通路に突出する保護カバ−
    によりリアクタ−収納室を形成し、このリアクタ−収納
    室を上記仕切板の下部において圧縮機側に連通させると
    ともに、そのリアクタ−収納室内に圧縮機速度制御用の
    インバ−タ装置におけるリアクタ−を設置したことを特
    徴とする空気調和機の室外ユニット。
JP4332144A 1992-11-19 1992-11-19 空気調和機の室外ユニット Expired - Lifetime JPH0769062B2 (ja)

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JP30594392A Division JPH0672709B2 (ja) 1992-10-21 1992-10-21 空気調和機の室外ユニット

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JPH05240466A JPH05240466A (ja) 1993-09-17
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