JP3047810B2 - 電装品集約ボード構造 - Google Patents

電装品集約ボード構造

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JP3047810B2
JP3047810B2 JP8098798A JP9879896A JP3047810B2 JP 3047810 B2 JP3047810 B2 JP 3047810B2 JP 8098798 A JP8098798 A JP 8098798A JP 9879896 A JP9879896 A JP 9879896A JP 3047810 B2 JP3047810 B2 JP 3047810B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、電装品集約ボー
ド構造に関し、さらに詳しくは電装品集約ボードにおけ
る温度検出器の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、空気調和機用室外機におけるケ
ーシング内は、水がかかっても支障のない熱交換器およ
びファンを配設する熱交換室と水がかかると支障を来す
各種電気部品等を配設する部品収納室とにケーシングの
前後方向に延びる仕切部材を介して区画されており(例
えば、実開平1ー116331号公報参照)、電気部品
等は、スイッチボックスと称する箱体内に収納配置され
ていた。
【0003】ところで、近年、圧縮機の運転を周波数制
御(換言すれば、インバータ制御)することにより性能
を向上させる技術が多用されるようになってきている
が、この場合、作動時に高温発熱するインバータ制御素
子(例えば、パワートランジスタ、ダイオード等)が必
要となり、該インバータ制御素子を冷却してやる必要が
ある。
【0004】上記のような要求から、インバータ制御素
子を放熱フィンを有するヒートシンクに直付けしてケー
シング内の通風路に配置する一方、各種運転用制御素子
を有する制御基板をケーシングの部品収納室前面に配置
するというように、両者を離したレイアウトとすること
が考えられる。
【0005】ところが、上記したようにインバータ制御
素子と制御基板とを離したレイアウトとした場合、制御
基板が通風路から離れるため冷却性能が低下するという
問題があった。
【0006】そこで、図3に示すように、空気調和機用
室外機において、ケーシング1内を熱交換室2と部品収
納室3とに仕切る仕切部材4に、放熱フィン6を有する
ヒートシンク5と該ヒートシンク5に直付けされたイン
バータ制御素子7と該インバータ制御素子7の反ヒート
シンク側に配置された制御基板8とを備えた電装品集約
ボードAを取り付けて、装置のコンパクト化と冷却性能
の向上とを図るようにする試みがなされている。符号9
はファン、10は熱交換器、11は圧縮機、12は空気
吸込口、13は空気吹出口である。
【0007】ところで、上記のような構成の電装品集約
ボードAにおいては、ヒートシンク5の温度を検出し
て、インバータ制御素子7を異常加熱から保護するため
に、温度検出器が必要となる。
【0008】上記温度検出器の感温部(例えば、サーミ
スタ)は、ヒートシンクに取り付けるのが温度検出を良
好ならしめる上から好ましいが、上記したようにヒート
シンクが制御基板8に覆われた構造となっているため、
従来は、制御基板の下方を潜らせてヒートシンクに取り
付けるという取付方法が採用されていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような温度検出器感温部取付構造とした場合、温度検出
器感温部取付部位が制御基板に覆われているため、温度
検出器が異常となった場合等に交換をしようとする時、
制御基板を取り外さなければ、交換が行えないという不
具合があった。
【0010】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、温度検出器の交換を極めて容易に行い得るように
することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明の基本構成で
は、上記課題を解決するための手段として、放熱フィン
6を有するヒートシンク5と、該ヒートシンク5に直付
けされ且つ作動時に発熱するインバータ制御素子7と、
該インバータ制御素子7の反ヒートシンク側に配置され
且つ各種運転用制御素子を有する制御基板8とを備えた
電装品集約ボード構造において、前記制御基板8を貫通
する作業穴14を形成するとともに、前記ヒートシンク
5における前記作業穴14と対応する位置に、該ヒート
シンク5の温度を検出する温度検出器15の感温部15
aを取り付けて、温度検出器が異常になった場合には、
前記作業穴14を介して容易に感温部15aの交換が行
えるようにしている。
【0012】本願発明の基本構成において、前記温度検
出器感温部15aの取付位置を前記ヒートシンク5の略
中央部に設定した場合、温度検出が正確に行えるととも
に、交換作業が難しい位置にもかかわらず、容易に交換
できる点で好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
願発明の好適な実施の形態について詳述する。
【0014】この電装品集約ボードAも、例えば従来技
術の項において説明したと同様に空気調和機用室外機に
用いられるものであり、図1および図2に示すように、
放熱フィン6を有するヒートシンク5と、該ヒートシン
ク5に直付けされ且つ作動時に発熱するインバータ制御
素子7と、該インバータ制御素子7の反ヒートシンク側
に配置され且つ各種運転用制御素子を有する制御基板8
とを備えて構成されている。このように構成すれば、電
装品集約ボードAが極めてコンパクトなものとなる。こ
こで、ヒートシンク5は、インバータ制御素子7が作動
時に発生させる熱を放熱冷却する作用をなすものであ
る。
【0015】そして、前記制御基板8の中央部には、適
宜大きさの作業穴14が貫通形成されている。なお、該
作業穴14の形成位置は、制御基板8において配線等が
プリントされておらず且つインバータ制御素子7と対応
しない位置とされる。
【0016】前記ヒートシンク5における前記作業穴1
4と対応する位置(即ち、略中央部)には、該ヒートシ
ンク5の温度を検出する温度検出器15の感温部15a
がビス16により取り付けられている。該温度検出器1
5は、サーミスタを有する感温部15aと、該感温部1
5aをヒートシンク5に取り付けるための端子部15b
と、前記感温部15aから延設されるリード線部15c
と、該リード線部15cを制御基板8に取り付けるため
のコンタクト部15dとからなっており、前記感温部1
5aは、前記ヒートシンク5において作業穴14に対応
する位置に前記端子部15bをビス16を用いて固定す
ることにより取り付けられることとなっている。なお、
リード線部15cは、前記作業穴14から引き出され、
コンタクト部15dは、制御基板8上面の適所に固着さ
れる。
【0017】上記のように構成したことにより、温度検
出器15が異常になった場合には、前記作業穴14を介
してビス16を取り外せば容易に感温部15aの交換が
行える。
【0018】しかも、感温部15aは、ヒートシンク5
の略中央部に取り付けられているため、温度検出がより
正確に行えるとともに、側方等からは作業しにくい位置
となるが、作業穴14から容易に交換作業が行える。
【0019】なお、本願発明は、上記実施の形態におけ
る空気調和機用室外機に用いられているものに限定され
ることはなく、各種機器における電装品集約ボードに適
用できることは勿論である。
【0020】
【発明の効果】本願発明によれば、放熱フィン6を有す
るヒートシンク5と、該ヒートシンク5に直付けされ且
つ作動時に発熱するインバータ制御素子7と、該インバ
ータ制御素子7の反ヒートシンク側に配置され且つ各種
運転用制御素子を有する制御基板8とを備えた電装品集
約ボード構造において、前記制御基板8を貫通する作業
穴14を形成するとともに、前記ヒートシンク5におけ
る前記作業穴14と対応する位置に、該ヒートシンク5
の温度を検出する温度検出器15の感温部15aを取り
付けて、温度検出器が異常になった場合には、前記作業
穴14を介して容易に感温部15aの交換が行えるよう
にしたので、メンテナンス作業が容易となるという優れ
た効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態にかかる電装品集約ボー
ド構造を示す斜視図である。
【図2】本願発明の実施の形態にかかる電装品集約ボー
ド構造を示す平面図である。
【図3】一般の空気調和機用室外機を示すケーシング天
板を除いた平面図である。
【符号の説明】
5はヒートシンク、6は放熱フィン、7はインバータ制
御素子、8は制御基板、14は作業穴、15は温度検出
器、15aは感温部、16はビス、Aは電装品集約ボー
ド。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−116154(JP,A) 特開 昭55−98849(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 5/00 H05K 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放熱フィン(6)を有するヒートシンク
    (5)と、該ヒートシンク(5)に直付けされ且つ作動
    時に発熱するインバータ制御素子(7)と、該インバー
    タ制御素子(7)の反ヒートシンク側に配置され且つ各
    種運転用制御素子を有する制御基板(8)とを備えた電
    装品集約ボード構造であって、前記制御基板(8)を貫
    通する作業穴(14)を形成するとともに、前記ヒート
    シンク(5)における前記作業穴(14)と対応する位
    置には、該ヒートシンク(5)の温度を検出する温度検
    出器(15)の感温部(15a)を取り付けたことを特
    徴とする電装品集約ボード構造。
  2. 【請求項2】 前記温度検出器感温部(15a)の取付
    位置を前記ヒートシンク(5)の略中央部に設定したこ
    とを特徴とする前記請求項1記載の電装品集約ボード構
    造。
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JP2008232527A (ja) * 2007-03-20 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 空気調和機
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