JPH0124504Y2 - - Google Patents

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JPH0124504Y2
JPH0124504Y2 JP1981163045U JP16304581U JPH0124504Y2 JP H0124504 Y2 JPH0124504 Y2 JP H0124504Y2 JP 1981163045 U JP1981163045 U JP 1981163045U JP 16304581 U JP16304581 U JP 16304581U JP H0124504 Y2 JPH0124504 Y2 JP H0124504Y2
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reactor
compressor
propeller fan
protective cover
control device
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JP1981163045U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、空気調和機における圧縮機の運転制
御装置として組込まれるリアクターを有する空気
調和機の室外ユニツトに関する。
(従来技術) 一般に、従来の空気調和機の室外ユニツトは、
圧縮機の上部に圧縮機の運転制御装置を設置して
いる。
即ち、空気調和機の室外ユニツトにおいて、圧
縮機の上方には、圧縮機の運転制御装置が設けら
れており、この運転制御装置は、圧縮機とプロペ
ラフアンとを仕切る仕切板で支持されている。
(考案が解決しようとする課題) ところが上記圧縮機をインバータ等により制御
する圧縮機の運転制御装置においては、運転制御
装置に積層鉄心で構成されるリアクターを内蔵す
るため、このリアクター自体の重量が比較的に重
いことより、運転制御装置を収納する箱体および
この箱体を支持する上記仕切板が共に強度的に強
い構造部材で構成する必要がある。
本考案は、リアクターが圧縮機の運転制御装置
を構成する他の部品と比較し、重く、しかも、発
熱する部品であることに着目して、圧縮機の運転
制御装置からリアクターを分離し、かつ、プロペ
ラフアンの軸心方向であつて、プロペラフアンの
回転翼の投影部分の外側に設置された保護カバー
内にリアクターを設けることにより、プロペラフ
アンの冷風を利用してリアクターを有効に冷却す
るようにした空気調和機の室外ユニツトを提供す
ることを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段及び作用) 本考案は、基板上に設けられたプロペラフアン
及び圧縮機と、この圧縮機と上記プロペラフアン
とを仕切る仕切板と、この仕切板の近傍に設けら
れ上記プロペラフアンの送風通路側へ突出し、上
記プロペラフアンの軸心方向であつて、プロペラ
フアンの回転翼の投影部分の外側に設置された保
護カバーと、上記圧縮機の運転を制御するリアク
ターを有する圧縮機の運転制御装置と、この圧縮
機の運転制御装置から上記リアクターを分離し、
このリアクターを上記保護カバー内に設置して構
成部材の強度を強くすることなく、かつ、プロペ
ラフアンの軸心方向であつて、プロペラフアンの
回転翼の投影部分の外側に保護カバーを配置し、
このプロペラフアンの送風特性を損なうことな
く、リアクターを有効に冷却するようにしたもの
である。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明す
る。
第1図乃至第3図において、符号11は、空気
調和機における室外ユニツトであつて、この室外
ユニツト11内の基板12には、略L字形をなす
室外熱交換器13が設置されており、この室外熱
交換器13の内がわに位置する基板12には、放
熱用のプロペラフアン14が配設されている。
又、基板12の一側には、圧縮機15が設置され
ており、この圧縮機15の外側には、円弧状をな
す仕切板16が圧縮機15を囲い込むようにして
立設されている。さらに、この仕切板16の一部
には、保護カバー17が一体的に形成されてお
り、この保護カバー17内の内側壁には、リアク
ター1が取付けられている。
即ち、この仕切板16の近傍には、保護カバー
17が送風通路側へ突出して設けられており、こ
の保護カバー17は上記プロペラフアン14の軸
心方向Oであつて、このプロペラフアンの回転翼
の投影部分Aの外側に位置するように配設されて
いる。又、上記圧縮機15上には、運転制御装置
がこの圧縮機15の運転を制御するようにして
設けられており、この運転制御装置には、重量
体としてのリアクター1が分離して接続されてい
る。さらに、このリアクター1は上記保護カバー
17内に設置されている。
従つて、本考案は、圧縮機15の運転制御装置
とリアクター1とを分離して配設すると共に、
このリアクター1を保護カバー17内に収納し、
かつ、保護カバー17はプロペラフアン14の軸
心方向Oであつて、プロペラフアン14の回転翼
の投影部分Aの外側に位置するから、プロペラフ
アン14の送風特性をそれ程損なうことなく、か
つ、発熱性の上記リアクター1や圧縮機15から
の熱を有効適切に除去して、これらの冷却効果を
上げることもできるようになり、さらに、構成部
材の強度も強くする必要もなくなり、小型軽量化
を図ることができるものである。
なお、上記空気調和機の室外ユニツトに組込ま
れる圧縮機の運転制御装置は、第3図の電気回路
図に示されるように構成されている。
即ち、第3図において、符号は、交流電源、
は、運転制御装置、は、圧縮機の誘導電動機
を示しており、上記運転制御装置は、リアクタ
ー1、制御P.C板2に接続したカレントランス
3、ノイズフイルタ4、整流ダイオードによる整
流回路5、平滑ダイオード6、ツエナーダイオー
ド7、インバータ8及びその制御回路としてのベ
ースドライブP.C板9と制御P.C板10等によつ
て構成されている。
なお、上記インバータ8は、各種主トランジス
タ8a及び帰還ダイオード8bにより構成されて
いる。
従つて、上述した圧縮機の運転制御装置は、上
記ベースドライブP.C板9からの信号によつて、
誘導電動機を運転制御し、変化する室内温度に
応じて、その出力周波数を調整することにより、
これによつて、上記誘導電動機の回転数を連続
制御して空気調和機としての温度制御を行うよう
になつている。
次に、第4図乃至第6図に示されている実施例
は、本考案の他の実施例である。
即ち、第4図乃至第6図において、符号11
は、空気調和機における室外ユニツトであつて、
この室外ユニツト11内の基板12には、略L字
形をなす室外熱交換器13が設置されており、こ
の室外熱交換器13の内がわに位置する基板12
には、放熱用のプロペラフアン14が配設されて
いる。又、基板12の一側には、圧縮機15が設
置されており、この圧縮機15の外側には、円弧
状をなす仕切板16が圧縮機15を囲い込むよう
にして立設されている。さらに、この仕切板16
には、合成樹脂材による保護カバー17が外方へ
突出して、しかも、一体的に形成されており、こ
の保護カバー17の両側壁17a,17bには、
高さを異にした各通気口18,19が基板12の
上位に位置して設けられている。
即ち、上記仕切板16の近傍には、保護カバー
17が送風通路側へ突出して設けられており、こ
の保護カバー17は上記プロペラフアン14の軸
心方向Oであつて、プロペラフアン14の回転翼
の投影部分Aの外側に位置するように配設されて
いる。又、リアクター1は基板12上に載置して
あり、しかも上記保護カバー17内に設置されて
いる。
さらに、上記両通気口18,19は通気孔18
a,19aとこれを覆うように形成した庇部18
b,19bとで構成されている。さらに又、保護
カバー17内に位置する基板12には、リアクタ
ー1が上記圧縮機15の運転制御装置から分離
して設置されている。そして、このリアクター1
によつて漏れ磁束が生じても、リアクター1によ
る磁励振動は上記仕切板16や保護カバー17に
対して伝わらないようになつている。
又、上記リアクター1は、冷暖房による空気調
和時、室外熱交換器13の放熱用のプロペラフア
ン14による冷風によつて強制的に冷却するよう
になつている。
即ち、上記保護カバー17はプロペラフアン1
4の送風通路側へ突出するように設置されている
ため、リアクター1は保護カバー17を介して冷
却されると共に、プロペラフアン14による一部
の冷風は、一方の側壁17aの通気口18から保
護カバー17内に流入し、この保護カバー17内
のリアクター1を強制的に冷却し、しかる後、他
方の側壁17bの通気口19を通して機外へ放出
されるようになつている。
なお、上記リアクター1は、圧縮機15の運転
制御装置を構成する他の部品と比較し重く、しか
も、発熱する部品でもあるため、重量及び冷却の
面から、リアクター1を圧縮機の運転制御装置
から分離し、しかも、冷却効果のある送風通路内
に通気口18,19の冷却通路としての上記保護
カバー17に突出するように設けられている。
又、上記リアクター1は、雨水等を避ける面から
保護カバー17内に設置したものである。
従つて、本考案の他の実施例も、前述した具体
例と同じように、圧縮機15の運転制御装置と
リアクター1とを分離して配設すると共に、この
リアクター1を保護カバー17内に収納し、か
つ、保護カバー17はプロペラフアン14の軸心
方向Oであつてプロペラフアン14の回転翼の投
影部分Aの外側に位置するから、上記プロペラフ
アン14の送風特性をそれ程損なうことなく、発
熱性の上記リアクター1からの熱を有効適切に除
去して、これらの冷却効果を上げることもできる
ようになり、さらに、構造部材の強度も強くする
必要もなくなり、小型軽量化を図ることができる
ものである。
さらに又、第7図及び第8図に示される本考案
の他の実施例は、仕切板16の一部に形成された
切欠部に合成樹脂材で成形された保護カバー1
7′を装着して固定したものであり、これによつ
て、リアクター1の磁励振動による共振作用を収
振するようにしたものであり、上述した具体例と
同じ内容をなすものである。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案は、圧縮機の運転を制
御するリアクターを有する圧縮機の運転制御装置
からリアクターを分離して設けたので、従来のよ
うに圧縮機の運転を制御する運転制御装置を収納
する箱体及び箱体を支持する仕切板が共に強度的
に強い構造部材で構成する必要もない。又、本考
案は、保護カバーを仕切板の近傍に設け、プロペ
ラフアンの送風通路側へ突出し、しかも、プロペ
ラフアンの軸心方向であつて、プロペラフアンの
回転翼の投影部分の外側に設置してあるため、プ
ロペラフアンの送風特性をそれ程損なうことな
く、しかも、上記リアクターの冷却効果を上げる
ことができる。更に本考案は、送風通路の保護カ
バー内にリアクターを設置しているため、保護カ
バーを介してリアクターを冷却すると共に雨水等
からリアクターを保護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の空気調和機の室外ユニツト
の平面図、第2図は、同上要部の斜視図、第3図
は、空気調和機に組込まれる冷凍圧縮機の運転制
御装置の電気回路図、第4図は、本考案による空
気調和機の室外ユニツトの他の実施例の平面図、
第5図は、同上要部の斜視図、第6図は第5図中
の鎖線A−Aに沿う拡大断面図、第7図及び第8
図は、本考案のさらに他の実施例を示す各図であ
る。 1……リアクター、11……室外ユニツト、1
2……基板、13……室外熱交換器、14……プ
ロペラフアン、15……圧縮機、16……仕切
板、17……保護カバー、18,19……通気
口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基板上に設けられたプロペラフアン及び圧縮機
    と、この圧縮機と上記プロペラフアンとを仕切る
    仕切板と、この仕切板の近傍に設けられ上記プロ
    ペラフアンの送風通路へ突出し、上記プロペラフ
    アンの軸心方向であつて、上記プロペラフアンの
    回転翼の投影部分の外側に設置された保護カバー
    と、上記圧縮機の運転を制御するリアクターを有
    する圧縮機の運転制御装置と、この圧縮機の運転
    制御装置から上記リアクターを分離し、このリア
    クターを上記保護カバー内に設置したことを特徴
    とする空気調和機の室外ユニツト。
JP16304581U 1981-10-31 1981-10-31 空気調和機の室外ユニット Granted JPS5867291U (ja)

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JP16304581U JPS5867291U (ja) 1981-10-31 1981-10-31 空気調和機の室外ユニット

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JP16304581U JPS5867291U (ja) 1981-10-31 1981-10-31 空気調和機の室外ユニット

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Publication Number Publication Date
JPS5867291U JPS5867291U (ja) 1983-05-07
JPH0124504Y2 true JPH0124504Y2 (ja) 1989-07-25

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ID=29955349

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JP16304581U Granted JPS5867291U (ja) 1981-10-31 1981-10-31 空気調和機の室外ユニット

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JPS5867291U (ja) 1983-05-07

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