JPH0766735A - ビタビ復号装置およびステートメトリック正規化方法 - Google Patents

ビタビ復号装置およびステートメトリック正規化方法

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JPH0766735A
JPH0766735A JP21061693A JP21061693A JPH0766735A JP H0766735 A JPH0766735 A JP H0766735A JP 21061693 A JP21061693 A JP 21061693A JP 21061693 A JP21061693 A JP 21061693A JP H0766735 A JPH0766735 A JP H0766735A
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circuit
state
circuits
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JP21061693A
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Tamotsu Ikeda
保 池田
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さい回路規模で有効にステートメトリック
のオーバーフロー等の不具合を防止することが可能なビ
タビ復号装置およびステートメトリック正規化方法を提
供することを目的とする。 【構成】 ACS回路11a、11bは、受信信号の各
状態に対応するステートメトリックSMiを算出する。
減算回路12a、12bは、ACS回路11a、11b
ステートメトリックの最小値を減算して正規化する。ス
テートメトリック記憶回路15a、15bは、減算回路
12a、12bから出力されるステートメトリックを記
憶する。減算値制御回路27は、ステートメトリック記
憶回路15a、15bに記憶されるステートメトリック
の最小値を検出する。出力制御装置28は、所定の周期
で減算回路12a、12bに減算値制御回路27で算出
されたステートメトリックの最小値、または、数値0を
供給する。以上の構成により、正規化処理のためのステ
ートメトリックの最小値の検出演算、および、その減算
を間引して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は衛星放送等の信号の復調
に使用されるビタビ復号装置およびステートメトリック
正規化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星通信システムにおいては、受信信号
のS/N比の改善が他の通信システム、例えば有線通信
システム等に比較して困難である。従って、衛星通信シ
ステムの設計においては、伝送路上での各種妨害によっ
て発生するエラーを訂正する誤り訂正が重視される。誤
り訂正を行うための誤り訂正方式は、従来から種々の方
式が提案されているが、特に注目されているものにたた
み込み符号化方式(ビタビ復号方式)がある。ビタビ復
号方式は、符号系列(パス)の拘束長が短いため情報効
率が高い。あるいは、最尤復号方式である上、軟判定を
組み合わせることができるため高い訂正能力を有すると
いう特徴を有する。
【0003】たたみ込み符号は、ブロック符号に比べ簡
単な装置により誤り訂正能力を高くすることができる。
ビタビ復号方式は、符号化装置として拘束長の短いたた
み込み符号化装置、および、復号化装置としてビタビ復
号装置を組み合わせた誤り訂正方式であり、たたみ込み
符号を使用する誤り訂正方式の中で最も強力な訂正能力
を有する。
【0004】ビタビ復号装置は、一定長の受信符号系列
(パス)とのユークリッド距離が最も小さい送信符号系
列を、存在しうる全ての送信符号系列の中から選択し、
それに対応する情報シンボルを決定することにより復号
を行う。送信符号系列の選択は、存在し得るすべての一
定長の送信符号系列の中から、ステートメトリックが最
小となるような送信符号系列を選ぶことにより行われ
る。ここで、ステートメトリックとは、ビタビ復号装置
の各内部状態へ到達する符号系列に対応するブランチメ
トリックの和である。また、ブランチメトリックとは、
1個の受信シンボル、および、仮定し得るすべてのシン
ボルとのユークリッド距離の平方の最小値である。
【0005】以下、一般的なビタビ復号装置を説明す
る。図5は、一般的なビタビ復号装置6の構成を示す図
である。ビタビ復号装置6は、ある符号系列に対応する
ブランチメトリックとステートメトリックとの加算、こ
の加算結果の最小値の検出、および、加算結果の最小値
の選択を行ういわゆるACS(Add Compare
Select)回路63、ステートメトリックを記憶
するステートメトリック記憶回路64、および、加算回
路61、62から構成される。また図5において、信号
BM1および信号SM1は、所定の符号系列(パス)の
この時点の状態におけるブランチメトリック(BM)、
および、ステートメトリック(SM)を表し、信号BM
2および信号SM2は、別の符号系列のこの時点におけ
るブランチメトリック、および、ステートメトリックを
表す。また、上記各部の接続を示す線に付されたSxx
の符号は、対応する各部分の入出力信号を示す(以下同
様)。
【0006】以下、ビタビ復号装置6の動作を説明す
る。ビタビ復号装置6に入力される各符号系列のブラン
チメトリックおよびステートメトリック(BM1、BM
2、SM1、SM2)は、それぞれ図中に示すように、
加算回路61、62で加算される。ACS回路63は、
加算回路61、62の加算結果S61、S62を比較
し、これらの内の小さい方を選択して出力する。ACS
回路63において選択された最小ステートメトリックS
63は、次の時点における状態に対応するステートメト
リックとなる。ステートメトリック記憶回路64は、最
小ステートメトリックS63を記憶しする。ステートメ
トリック記憶回路64から出力され、各符号系列に対応
するその時点の状態のステートメトリックは、次の時点
における、ビタビ復号装置6への入力信号SM1、SM
2となる。
【0007】ステートメトリック記憶回路64の記憶容
量、あるいは、1ワードのビット数は有限である。従っ
て、ステートメトリック記憶回路64に記憶されるステ
ートメトリックへ、各時点で算出されるブランチメトリ
ックを加算することにより生じるオーバフローを防ぐた
め何らかの処理が必要となる。以下、ステートメトリッ
クのデータ量がステートメトリック記憶回路64といっ
たステートメトリックを記憶する回路の容量、あるい
は、ワードのビット数をオーバーフローする事態を防止
する処理を正規化と呼ぶ。
【0008】以下、一般的なステートメトリックの正規
化処理を説明する。一般的なビタビ復号装置における正
規化処理は、受信信号1シンボル分の処理を行うごと
に、各符号系列に対応するステートメトリックの最小値
を求め、その最小値を各符号系列に対応するステートメ
トリックそれぞれから減算することにより行われる。図
6は、一般的なステートメトリックの正規化回路7の構
成を示す図である。ACS回路71、72は、それぞれ
対応する符号系列のステートメトリックを算出する。減
算回路73、74は、ACS回路71、72で算出され
たステートメトリックS71、S72から、最小値演算
回路77によって算出された最小値S77を減算して正
規化する。ステートメトリック記憶回路75、76は、
送受信回路73、74によって正規化されたステートメ
トリックS73、S74を記憶する。最小値演算回路7
7は、ステートメトリック記憶回路75、76に記憶さ
れたステートメトリックS75、76の中から最小値を
検出する。
【0009】ビタビ復号装置6における正規化の処理
は、次式で示される。
【0010】
【数1】 SMi(t)=SMj(t−1)+BMji(t) −min{SM(t−1)} …(1) ただし、SMi(t)は時点tにおける状態iのステー
トメトリックの値、BMji(t)は、時点tにおい
て、状態jから状態iへ遷移するパスに対するブランチ
メトリック、min{SM(t)}は時点tにおける全
てのパスに対応するステートメトリックの内の最小値を
示す。
【0011】以下、ステートメトリックの最小値を求め
る方法の例を説明する。以下に述べる方法は、あるステ
ートメトリックが最小か否かを判断する方法である。図
7は、あるステートメトリックが最小か否かを判断する
演算回路20の例を示す図である。図7において、比較
回路201〜206は、それぞれ入力端子a、bに入力
される異なる状態に対応するステートメトリックSM1
〜SM4の内の任意の組み合わせの内のいずれが小さい
かを判断し、それぞれの入力aに入力される値が入力b
に入力される値よりも小さい場合に論理値0を出力し、
その逆の場合に論理値1を出力する。最小値選択回路2
07は、否定論理回路と論理積回路からなる論理演算回
路であって、比較回路201〜206の比較結果に基づ
いて演算を行う。つまり最小値選択回路207は、ステ
ートメトリックSM1が最小である場合には信号S20
7aを論理値1にしてその他の信号を論理値0に、ステ
ートメトリックSM2が最小である場合には信号S20
7bを論理値1にしてその他の信号を論理値0に、ステ
ートメトリックSM3が最小である場合には信号S20
7cを論理値1にしてその他の信号を論理値0に、ステ
ートメトリックSM4が最小である場合には信号S20
7dを論理値1にしてその他の信号を論理値0にする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のステートメトリ
ックの正規化方法においては、取り扱う状態数の増加に
伴ってステートメトリックの最小値を求めることが時間
的、回路構成等の面で困難になるという問題がある。以
下、例を挙げてこの問題を説明する。例えば、トーナメ
ント方式と呼ばれるステートメトリックの最小値を求め
る方法がある。トーナメント方式においては、それぞれ
入力される2つの符号系列に対応するステートメトリッ
クの内から値の小さい方を選択して出力する比較回路を
多段構成して、ステートメトリックの最小値を演算(検
出)する方法である。このトーナメント方式による最小
値の演算においては、NOSをビタビ復号装置の状態数
とすると、(log2 NOS)段の比較回路が必要とな
り、演算時間は(比較回路1段の遅延時間×比較回路の
段数)となる。
【0013】従ってトーナメント方式においては、後述
する方法よりも回路規模が小さくなる反面、符号系列の
数(状態数)が増加した場合、最小値の検出が終わらな
い内に次の受信信号が正規化回路に入力される可能性が
生じる。つまり、受信信号1シンボルの時間内に最小値
を求める演算が終わらず、あるいは、演算が遅延するこ
とによって、最小値の値によっては正規化の結果アンダ
ーフローとなり正しい復号が行われなくなってしまうと
いう問題がある。
【0014】また例えば、上述したあるステートメトリ
ックが最小か否かを判断する方法においては、複数の比
較回路の出力が演算回路に並列に入力される2段構成と
なる。従って、この方法による演算遅延時間は、(比較
回路1段の遅延時間+論理回路の遅延時間)となり、演
算時間の問題からは上述のトーナメント方式よりも有利
となる。しかし、必要な比較回路の数は(NOS×(N
OS−1)/2)に、つまり状態数の2乗に比例するこ
とになり、状態数の増加とともにトーナメント方式に比
べて回路規模が増大してしまうという問題がある。
【0015】本発明は上述した従来技術の問題点に鑑み
てなされたものであり、ビタビ復号装置のステートメト
リック正規化回路を改良して、回路規模が小さいにもか
かわらずステートメトリックのオーバーフロー、あるい
は、アンダーフローといった問題の発生を防止すること
が可能なビタビ復号装置およびステートメトリック正規
化方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明のビタビ復号装置は、ビタビ復号を行う装
置であって、連続した時系列の受信信号の有する複数の
状態にそれぞれ対応したステートメトリックの最小値
を、実質的に所定の間隔を隔てた該受信信号のシンボル
おきに順次求め、該最小値に基づいて該ステートメトリ
ックそれぞれを正規化する正規化手段を有し、前記正規
化手段は、前記受信信号のシンボルごとに前記最小値を
出力し、その他のシンボルにおいては数値0を出力する
減算値制御手段と前記減算値制御手段から出力される数
値を、前記各ステートメトリックから減算して正規化す
る減算手段とを有することを特徴とする。また好適に
は、前記所定の間隔は、少なくとも前記最小値を求める
演算に要する時間間隔であることを特徴とする。また好
適には、前記所定の間隔は、前記受信信号の状態数に対
応して変更されることを特徴とする。本発明のステート
メトリック正規化方法は、ビタビ復号処理におけるステ
ートメトリックを正規化する方法であって、連続した時
系列の受信信号の有する複数の状態にそれぞれ対応した
ステートメトリックの最小値を、少なくとも該最小値を
求める演算に要する時間を隔てた該受信信号のシンボル
ごとに前記各ステートメトリックから減算して正規化す
ることを特徴とする。
【0017】
【作用】ステートメトリック記憶の容量を所定の値以上
とし、受信信号の所定のシンボルおきに正規化しない場
合のオーバーフローを防止する。ステートメトリックの
最小値の算出を、受信信号の所定のシンボルごとに行う
ことにより、ステートメトリックの算出を行う回路に比
較的動作速度が低速の回路を使用することを可能とす
る。該最小値が算出された場合にのみ、各ステートメト
リックから該最小値を減算し、その他の場合には数値0
を減算することにより、ステートメトリックのアンダー
フローを防止する。
【0018】
【実施例】まず、本発明のビタビ復号装置およびステー
トメトリック正規化方法の原理を説明する。本発明のビ
タビ復号装置においては、受信信号1シンボルの復号処
理を行うたびにステートメトリックの正規化を行う場合
であって、このステートメトリックの正規化の際に必須
な最小値の検出演算が受信信号1シンボル分の時間内に
完了しない場合を前提とする。本発明のビタビ復号装置
は上記の場合に対処するために、各状態に対するステー
トメトリックからステートメトリックの最小値を減算し
て正規化するタイミングを、ステートメトリックの最小
値の検出演算に要する時間、例えば受信信号数シンボル
分の時間だけ遅延する。受信信号1シンボル分の遅延を
与えた場合の復号装置の各部の信号は、次式で表され
る。
【0019】
【数2】 SMi(t)=SMj(t−1)+BMji(t) −min{SM(t−2)} …(2) ただし、i,j,tは、整数であり、SMi(t)は、
時点tにおける状態iに対応する正規化されたステート
メトリック(SM)、SMj(t−1)は、時点t−1
における状態jに対応するステートメトリック、BMj
i(t)は、時点tにおいて、状態jから状態iに遷移
するパスに対応するブランチメトリック(BM)、mi
n{SM(t−2)}は、時点t−2におけるステート
メトリックの最小値を示す。
【0020】式2から分かるように、式2中のSMj
(t−1)は、次式のように展開することができる。
【0021】
【数3】 SMi(t)=SMk(t−2)+ BMkj(t−1) −min{SM(t−3)} +BMji(t)−min{SM(t−2)} …(3)
【0022】さらに、式3を次式のように並びかえる。
【0023】
【数4】 SMi(t)=BMkj(t−1)+BMji(t) +SMk(t−2)−min{SM(t−2)} −min{SM(t−3)} …(4)
【0024】式4に示したような演算(正規化)を行っ
た場合、式4の第5項〔min{SM(t−3)}〕の
値によっては計算結果SMi(t)が負の値となり、ス
テートメトリックの値にアンダーフローが起こってしま
う。このアンダーフローを防止するため、式4の第5項
〔min{SM(t−3)}〕を省略して次式の正規化
を行う。
【0025】
【数5】 SMi(t)=BMkj(t−1)+BMji(t) +SMk(t−2)−min{SM(t−2)} …(5)
【0026】ここで、式5において次式のΔSMk(t
−2)は負の数にならない。
【0027】
【数6】 △SMk(t−2)=SMk(t−2)−min{SM(t−2)} …(6)
【0028】従って、式5に示した正規化によってステ
ートメトリックのアンダーフローは起こらない。また、
一般的にビタビ復号装置の状態遷移ダイヤグラム(トレ
リス)上においては、受信信号の4〜5シンボル分の区
間で各状態へのパスが収束する。従って、式6の△SM
k(t−2)の値は、通常高々ブランチメトリックの4
〜5倍程度となる。逆に、各状態へのパスが収束しない
場合は、生き残りパス上のステートメトリックの差が小
さいことを意味する。従って、この場合においても式6
の△SMk(t−2)は上限を有する。
【0029】以上のことから、所定の定数SMmaxを
用いて次のことが導ける。
【0030】
【数7】 0≦SMi(t)≦SMmax …(7)
【0031】式7より、ステートメトリックの記憶装置
の容量、あるいは、1ワードが、SMmaxの値を記憶
した場合にオーバーフローを生じなければ、オーバフロ
ー、および、アンダフローを起こすことなく正規化が可
能であることを示している。
【0032】以上、ステートメトリックの最小値を求め
る演算が受信信号1シンボル分の時間を要する場合につ
いて説明した。同様に、上述の正規化方法は、ステート
メトリックの最小値を求める演算が、受信信号の任意の
nシンボル分の時間を要する場合についても拡張可能で
ある。受信信号nシンボル分の時間を要する場合の正規
化方法は、一般的に次式で表される。
【0033】
【数8】 SMi(t)=SMi1 (t−n) +BMi1 2 (t−n) +BMi2 3 (t−(n−1)) ・ ・ ・ +BMi(n-1) n (t−1) −min{SM(t−n)} …(8)
【0034】式8に示した正規化は、同一時点に2時点
以上にまたがるブランチメトリックを加算しているた
め、ハードウエアによりビタビ復号装置を構成した場
合、遅延回路と加算回路が必要となる。そこで、受信信
号1シンボルの期間内で加算するブランチメトリックを
1つとする代わりに、ステートメトリックの正規化のた
めの最小値の減算を間引くことを考える。この間引き
は、次式の各時点において以下のように表すことができ
る。
【0035】
【数9】 t=n・k+0:SMi(t)=SMj(t−1)+BMji(t) t=n・k+1:SMi(t)=SMj(t−1)+BMji(t) ・ ・ t=n・k+n−1:SMi(t)=SMj(t−1)+BMji(t) − min{SM(t−n)} …(9) ただし、nはステートメトリックの最小値を求める演算
に要する時間に対応する受信シンボルの数、kは整数で
あり、時点tはそれぞれ受信信号のシンボルに対応す
る。
【0036】式9によれば、受信信号nシンボル分の期
間に1回だけ、受信信号nシンボル分前のステートメト
リックの最小値の減算を行えばよいことになる。従って
他の期間は、正規化のために減算する値を、ステートメ
トリックの最小値min{SM(t−n)}の代わりに
数値0とする。式9を実現するためのビタビ復号装置の
ステートメトリック正規化回路は、従来の技術として示
した正規化回路において、正規化のために減算する値を
制御するだけで実現でき、ハードウエアによる実現が容
易に可能である。
【0037】以下、本発明のビタビ復号装置およびステ
ートメトリック正規化方法の実施例を説明する。本発明
のビタビ復号装置1は、例えば受信信号のS/N比の改
善が困難な衛星通信等に使用される装置であって、上述
した受信信号の状態数2の場合における式9に基づいて
構成されたものである。図1は、ビタビ復号装置1の構
成を示す図である。図1において、メトリック計算回路
10は、連続して時系列に入力される受信信号(入力デ
ータ)に基づいて、受信信号のシンボル、および、n個
の状態ごとにブランチメトリックBMi(1≦i≦n)
を順次算出する。ACS回路11は、メトリック計算回
路10で算出されたブランチメトリックBMiに基づい
て、ある状態に合流するそれぞれのパスに対し、受信信
号のシンボルとそれらのパスとのユークリッド距離(ブ
ランチメトリック)を順次算出し、また、それまでのブ
ランチメトリックの累積和(ステートメトリック)を順
次算出する。上記ユークリッド距離の算出、および、ス
テートメトリックの算出の後、これらの値を比較し、最
も尤度の高いパス、つまり、最もステートメトリックの
値の小さいパスを順次選択して、このパスに対応するス
テートメトリックの値を正規化回路2に順次入力する。
なおACS回路11は、後述のように、n個の状態それ
ぞれに対応して設けられ、それぞれ状態に対応するステ
ートメトリックSMiを算出するACS回路11a、1
1bの各部分から構成される。
【0038】正規化回路2は、ACS回路11から入力
されるステートメトリックを正規化してステートメトリ
ック記憶回路15に入力して記憶させる。ステートメト
リック記憶回路15は、上述のステートメトリックのオ
ーバーフローを防止可能な程度の所定の容量を有し、A
CS回路11から入力される正規化されたステートメト
リックを記憶し、これらの値を正規化回路2およびAC
S回路11における処理のために提供する。なおステー
トメトリック記憶回路15は、後述するようにステート
メトリック記憶回路15a、15bの各部分から較正さ
れる。パスメモリ18は、各パスの情報を記憶し、この
情報を最尤復号判定回路17の処理のために提供する。
最尤復号判定回路17は、ステートメトリック記憶回路
15に記憶される各ステートメトリック、および、パス
メモリ18に記憶される各パスの情報に基づいて最尤パ
スを判定し、復号データを生成して出力する。なお各図
において、各部分間の接続に付されたSxxは、対応す
る部分の入出力信号を示す。
【0039】図2は、図1に示したビタビ復号装置1の
内、ステートメトリックの正規化に関する部分の構成を
示す図である。正規化回路2は、それぞれ状態1、2に
対応する減算回路12a、12b、減算値制御回路2
7、および、出力制御装置28から構成される。ACS
回路11a、11bは、受信信号の各状態に対応するス
テートメトリックSMiを算出して、それぞれ減算回路
12a、12bに入力する。減算回路12a、12b
は、ACS回路11a、11bから入力される信号から
減算値制御回路27に含まれる最小値検出回路16aで
検出されるステートメトリックの最小値を減算して正規
化する。ステートメトリック記憶回路15a、15b
は、それぞれ図1に示したステートメトリック記憶回路
15を構成するメモリであって、減算回路12a、12
bから出力されるステートメトリックを記憶する。減算
値制御回路27は、図4に示して後述する、比較的処理
速度の遅い最小値検出回路16aによりステートメトリ
ック記憶回路15a、15bに記憶されるステートメト
リックの最小値を受信信号のnシンボルごとに検出し、
この最小値を出力制御装置28に入力する。出力制御装
置28は、図3を参照して後述するように同期式リセッ
ト付きDフリップフロップから構成され、所定の周期で
減算回路12a、12bに減算値制御回路27で算出さ
れたステートメトリックの最小値、または、数値0を供
給する。
【0040】図3は、図2に示した減算値制御回路27
の構成および動作のタイミングを示す図である。図3に
おいて、(A)は減算値制御回路27の構成、(B)は
減算値制御回路27の動作を説明するタイミングチャー
トである。出力制御装置28は、図3(A)に示すよう
に、受信信号のシンボルに同期したクロック信号CKに
同期して減算値制御回路27から出力される信号S27
(ステートメトリックの最小値)をラッチし、リセット
信号RSTによりリセットされる信号S27のビット幅
mを有するDフリップフロップから構成される。また出
力制御装置28は、図3(B)に示すように、クロック
信号CKに同期して受信信号のn−1シンボル、例えば
1シンボルおきに(n=2)、減算値制御回路27から
入力される信号S27(ステートメトリックの最小値)
をラッチして出力する。またこの場合、リセット信号R
STは、図3(B)に示すようにクロック信号CKを2
分周した信号となり、出力制御装置28は、このリセッ
ト信号RSTが論理値1の場合にリセットされ、出力信
号S28として数値0を減算回路12a、12bに入力
し、それ以外の場合にはラッチした信号S27の値を出
力信号S28として減算回路12a、12bに入力す
る。以上述べた各部分は、それぞれハードウェア的に構
成されるか、あるいは、同等の機能が計算機上にソフト
ウェア的に実現されるかを問わない。また、受信信号の
状態数、あるいは、ステートメトリックの算出を行う受
信信号のシンボルの周期は2に限らず、状態数に対応す
る回路の増加より任意の状態数に、あるいは、出力制御
装置28へのリセット信号RSTの変更により任意の周
期に対応可能である。
【0041】以下、図1〜図3、および、式9を参照し
てビタビ復号装置1の動作を説明する。メトリック計算
回路10は受信信号(入力データ)に基づいて、n個の
状態ごとにブランチメトリックBMを順次算出してAC
S回路11に入力する。ここで、ACS回路11に入力
されるブランチメトリックBMは、式9のBMji
(t)に相当し、ステートメトリックSMは、式5のS
Mj(t−1)に相当する。ACS回路11に含まれる
ACS回路11a、11bは、それぞれ対応する状態i
に対応するステートメトリックSMiおよびブランチメ
トリックBMiを算出して、それぞれ信号S11a、S
11bとして減算回路12a、12bに入力する。この
場合、信号S11a、11bは、式9の各時点tのSM
j(t−1)+BMji(t)に相当する。
【0042】減算回路12a、12bにおいて、信号S
11a、S11bは、上述した出力制御装置28の制御
により、所定の周期(n=2)で減算値制御回路27で
算出されたステートメトリックの最小値が減算され、そ
の他の場合は数値0が減算されて正規化される。つま
り、式9において、時点t=n・k−0〜t=n・k−
2の場合には数値0が減算回路12a、12bにおいて
減算され、時点t=n・k−1の場合にのみステートメ
トリックの最小値min{SM(t−n)}が減算され
ることになる。すなわち、正規化処理のためのステート
メトリックの最小値の検出演算、および、その減算が間
引きされたかたちになる。減算回路12a、12bにお
いて正規化されたステートメトリック(S12a、S1
2b)は、それぞれステートメトリック記憶回路15
a、15bに記憶され、ACS回路11、および、最尤
復号判定回路17等における処理に使用される。以上の
各動作により、図2に示した各部分はステートメトリッ
クの正規化を行う。
【0043】以下、減算値制御回路27に含まれてステ
ートメトリックの最小値を検出する最小値検出回路16
の構成を説明する。図4は、減算値制御回路27に含ま
れてステートメトリックの最小値を検出する最小値検出
回路16の構成例を示す図である。図4において、
(A)は図2に示した受信信号の状態数2に対応する場
合の最小値検出回路16aの構成を示し、(B)は状態
数8(n=8)の場合を例とした、いわゆるトーナメン
ト方式による最小値検出回路16bの構成を示す。図4
(A)において、最小値検出回路16aは、単一の比較
回路160から構成され、入力される2つのステートメ
トリックの値SM1、SM2から値の小さい方を選択し
て信号S16として出力する。この信号S16は、減算
回路12a、12bに入力される。
【0044】受信信号の状態数が2の場合は、図4
(A)に示した簡単な回路で最小値検出回路16aを構
成可能である。しかし、受信信号の状態数が、例えば8
に増加した場合には、図4(A)に示した最小値検出回
路16aを多段構成した、図4(B)に示す最小値検出
回路16bが使用される。
【0045】図4(B)において、比較回路161〜1
67は、それぞれ入力される2つのステートメトリック
の値の内、いずれか小さい方を選択して出力する。以
下、最小値検出回路16bの動作を説明する。比較回路
161〜163は、それぞれ入力されるステートメトリ
ックSM1とSM2、SM3とSM4、SM5とSM
6、SM7とSM8を比較して値の小さい方を出力す
る。比較回路165は、比較回路161、162から入
力されるSM1とSM2の内のいずれか値の小さい方、
および、SM3とSM4の内のいずれか値の小さい方を
比較回路167に入力する。比較回路166は、比較回
路165、166から入力されるSM4とSM5の内の
いずれか値の小さい方、および、SM7とSM8の内の
いずれか値の小さい方を比較回路167に入力する。比
較回路167は、比較回路165、166から入力され
るステートメトリックの内、いずれか小さい方を選択し
てS167として出力する。この信号S167は、図2
の減算回路12a、12bに入力される。
【0046】トーナメント方式の最小値検出回路16b
は、図5に示した演算回路20と比較して、状態数の増
加に対して相対的に回路規模が小さくなる長所を有する
一方、演算に要する時間が長いという短所がある。しか
し、受信信号の状態数が増加して、例えば最小値検出回
路16bをビタビ復号装置1に適用した場合において
も、ビタビ復号装置1は、その構成により、最小値検出
回路16の演算時間が受信信号1シンボルを超える場合
も正常に受信信号の復号を行うことが可能である。
【0047】本発明のビタビ復号装置1の復号に要する
状態数は、ビタビ復号装置1の用途、例えば適用される
伝送路の状態等により変更してもよく、この状態数の変
更に応じて最小値検出回路16a、16bの段数も異な
ることになる。従って、ビタビ復号装置1の用途によ
り、最小値検出回路16a、16bの段数を加減し、こ
の段数に応じて正規化のためにステートメトリックの最
小値を減算する時間間隔を変更するように構成してもよ
い。
【0048】以上説明したように、本発明のビタビ復号
装置1によれば、ステートメトリックの正規化を所定の
間隔をおいて(間引いて)行うので、ステートメトリッ
クの最小値の検出演算に受信信号1シンボル分以上の遅
延を許容することが可能である。従って、ステートメト
リックの最小値の演算に、例えば最小値検出回路16b
のような演算時間の大きいものを使用可能である。よっ
て、従来の技術として示した演算回路20に比較して、
受信信号の状態数が大幅に増加した場合に回路規模の大
幅な縮小が可能である。また、従来のビタビ復号装置の
設計においては、ステートメトリックの最小値の演算時
間が重大な問題であったが、この演算時間の条件が緩和
されるので設計の自由度が増す。従って、ステートメト
リックの最小値を演算する処理速度に他の処理速度が拘
束されることがない。よって、ステートメトリックの最
小値の演算速度に関係なくビタビ復号装置のその他の回
路の高速化が可能になる。
【0049】また、該演算を行う回路に高速動作可能な
特殊部品を用いる必要がないので、ビタビ復号装置の製
造コストを低減することができる。また、本発明のビタ
ビ復号装置は、従来のビタビ復号装置の正規化回路に、
ごく簡単な回路から構成される出力制御装置28を付加
するだけで実現可能である。よって、ビタビ復号装置の
開発コストをも低減することができる。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように本発明のビタビ復号装
置によれば、ステートメトリックの正規化処理におい
て、ステートメトリックの最小値の検出演算に、例えば
トーナメント方式といった演算時間が大きいものを使用
可能である。従って、この部分の回路を他の方式、例え
ば並列に全てのステートメトリックの組合せに対して比
較を行う方式で行う場合に比べて、受信信号の状態数が
増加した場合にも、回路規模の増加を格段に小さくする
ことができる。従って、安価な低速の汎用比較器を用い
て、高速動作が可能なステートメトリック正規化回路を
構成することができる。また、本発明のステートメトリ
ック正規化方法によれば、ステートメトリックの最小値
の演算量を相対的に少なくすることが可能である。従っ
て、ビタビ復号の他の処理に多くの時間を当てることが
できるので、ビタビ復号装置をさらに高速にすることが
可能である。さらに、簡単な構成の出力制御装置を従来
の正規化回路に付加するのみで本発明を実現可能なの
で、新たに設計するビタビ復号装置においても容易に本
発明のビタビ復号装置およびステートメトリック正規化
方法を採用でき、開発コストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビタビ復号装置の構成を示す図であ
る。
【図2】図1に示した本発明のビタビ復号装置の内、ス
テートメトリックの正規化に関する部分の構成を示す図
である。
【図3】図2に示した減算値制御回路の構成および動作
のタイミングを示す図であって、(A)は減算値制御回
路の構成、(B)は減算値制御回路の動作を説明するタ
イミングチャートである。
【図4】図2に示した減算値制御回路に含まれてステー
トメトリックの最小値を検出する最小値検出回路の構成
例を示す図であって、(A)は図2に示した受信信号の
状態数2に対応する場合の最小値検出回路の構成を示
し、(B)は状態数8(n=8)の場合を例とした、い
わゆるトーナメント方式による最小値検出回路の構成を
示す。
【図5】一般的なビタビ復号装置の構成を示す図であ
る。
【図6】一般的なステートメトリックの正規化回路の構
成を示す図である。
【図7】あるステートメトリックが最小か否かを判断す
る演算回路の例を示す図である。
【符号の説明】
1・・・ビタビ復号装置、10・・・メトリック計算回
路、2・・・正規化回路、11,11a,11b・・・
ACS回路、12a,12b・・・減算回路、15,1
5a,15b・・・ステートメトリック記憶回路、27
・・・減算値制御回路、28・・・減算値制御回路、1
6a,16b・・・最小値検出回路、160〜167・
・・比較回路、17・・・最尤復号判定回路、18・・
・パスメモリ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビタビ復号を行う装置であって、 連続した時系列の受信信号の有する複数の状態にそれぞ
    れ対応したステートメトリックの最小値を、実質的に所
    定の間隔を隔てた該受信信号のシンボルおきに順次求
    め、該最小値に基づいて該ステートメトリックそれぞれ
    を正規化する正規化手段を有し、 前記正規化手段は、前記受信信号のシンボルごとに前記
    最小値を出力し、その他のシンボルにおいては数値0を
    出力する減算値制御手段と前記減算値制御手段から出力
    される数値を、前記各ステートメトリックから減算して
    正規化する減算手段とを有することを特徴とするビタビ
    復号装置。
  2. 【請求項2】前記所定の間隔は、少なくとも前記最小値
    を求める演算に要する時間間隔であることを特徴とする
    請求項1に記載のビタビ復号装置。
  3. 【請求項3】前記所定の間隔は、前記受信信号の状態数
    に対応して変更されることを特徴とする請求項2に記載
    のビタビ復号装置。
  4. 【請求項4】ビタビ復号処理におけるステートメトリッ
    クを正規化する方法であって、 連続した時系列の受信信号の有する複数の状態にそれぞ
    れ対応したステートメトリックの最小値を、少なくとも
    該最小値を求める演算に要する時間を隔てた該受信信号
    のシンボルごとに前記各ステートメトリックから減算し
    て正規化することを特徴とするステートメトリック正規
    化方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR970071300A (ko) * 1996-04-04 1997-11-07 윌리엄 비. 켐플러 비터비 검출기에서 사용하기 위한 메트릭 회로 및 방법
KR100318912B1 (ko) * 1999-04-28 2002-01-04 윤종용 이동통신시스템에서 구성복호기의 상태값 정규화 장치 및 방법

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KR970071300A (ko) * 1996-04-04 1997-11-07 윌리엄 비. 켐플러 비터비 검출기에서 사용하기 위한 메트릭 회로 및 방법
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