JP3259387B2 - ビタビ復号器 - Google Patents

ビタビ復号器

Info

Publication number
JP3259387B2
JP3259387B2 JP34951692A JP34951692A JP3259387B2 JP 3259387 B2 JP3259387 B2 JP 3259387B2 JP 34951692 A JP34951692 A JP 34951692A JP 34951692 A JP34951692 A JP 34951692A JP 3259387 B2 JP3259387 B2 JP 3259387B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
state metric
circuit
gate
metric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP34951692A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06204897A (ja
Inventor
洋之 吉田
雅美 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP34951692A priority Critical patent/JP3259387B2/ja
Publication of JPH06204897A publication Critical patent/JPH06204897A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3259387B2 publication Critical patent/JP3259387B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Error Detection And Correction (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畳み込み符号の最尤復
号法に使用されるいわゆるビタビ復号器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ビタビ(Viterbi) 復号器は、畳み込み符
号の最尤復号法に使用されるものであり、既知の複数個
の符号系列のうち、入力符号系列に最も符号距離が近い
パスを最尤パスとして選択し、この選択されたパスに対
応して復号データを得るものであり、誤り訂正能力が高
いことから例えば衛星通信等の復号器として使用されて
いる。
【0003】ここで、従来のビタビ復号器は、例えば図
6に示すように、符号分配器としてのブランチメトリッ
ク計算部101と、複数のACS(Add Compare Selec
t) 回路からなるステートメトリック計算部102と、
パスメモリ回路103と、上記パスメモリ回路103の
出力に基づいて多数決を行って復号信号を得る多数決回
路(最尤判定回路)104とで構成されるものである。
【0004】すなわち、この図6において、上記符号分
配器としてのブランチメトリック計算部101には、入
力端子100I と100Q を介した直交変調の復号信号
I,Qが入力符号として供給されている。当該ブランチ
メトリック計算部101では、これら入力符号から各ノ
ード毎の4種類のブランチメトリック(ハミング距離)
BM00〜BM11を計算し、求めたブランチメトリックB
M00〜BM11を後段のステートメトリック計算部102
の各ACS回路に送る。
【0005】ステートメトリック計算部102では、拘
束長Kとすると、2K-1 状態分のステートメトリックが
計算されると共に、2K-1 本のパス選択信号が出力され
る。ここで、ステートメトリック計算部102は、拘束
長K=4とすると、例えば、図7に示すような複数のA
CS回路1020 〜1027 からなるものである。
【0006】この図7において、上記各ACS回路10
0 〜1027 では、端子11000〜11010を介して
入力されたブランチメトリックBM00〜BM11に1シン
ボル前のパスメトリックを加算して2つのパスに対応す
る新たなパスメトリックを計算し、これらのパスメトリ
ック値を比較器で比較して、パスメトリックの小さい方
を生き残りパスとして選択し、その選択したパスを示す
パス選択信号(後段のパスメモリでのパス選択信号)S
EL0〜SEL7を端子1110 〜1117 から出力す
ると共に、上記選択したパスメトリック(ステートメト
リックSM0〜SM7)を他のACS回路に送る。
【0007】また、このステートメトリック計算部10
2には、各ACS回路1020 〜1027 におけるステ
ートメトリックSM0〜SM7の算出の際のオーバーフ
ロウを防止するために、各ACS回路1020 〜102
7 で求めたステートメトリックSM0〜SM7の値に基
づいてオーバーフロウが発生するか否かを検出するオー
バーフロウ検出回路としての正規化検出回路113が設
けられている。当該正規化検出回路113では、各ステ
ートメトリックSM0〜SM7の値を見てオーバーフロ
ウが発生すると検出したときには、当該ステートメトリ
ックSM0〜SM7の値に対するオーバーフロウの補正
値(例えば減算値、すなわちステートメトリックの正規
化情報)を求めて、この補正値(減算値)を各ACS回
路102 0 〜1027 に送る。このとき、各ACS回路
1020 〜1027 では、上記ステートメトリックSM
0〜SM7の値に上記補正値を加算(すなわちステート
メトリック値の減算、言い換えればステートメトリック
の正規化)が行われるようになる。
【0008】ここで、各々のACS回路1020 〜10
7 は、具体的には例えば図8に示すように、加算器(A
dder) 122,123と、比較器(Comparator)126
と、セレクタ(Selector)127とを主要構成要素とする
ものである。
【0009】この図8において、1つのACS回路の端
子120と121には1組のブランチメトリックBMが
供給され、端子124と125には他のACS回路から
の上記選択された1組のパスメトリック(ステートメト
リックSM)が供給される。これらブランチメトリック
BMとステートメトリックSMとがそれぞれ対応する加
算器122,123にて加算され、これら加算器12
2,123からの出力(2つのパスに対応する新たなパ
スメトリック)が上記比較器126に送られる。当該比
較器126では上記生き残りパスが選択され、そのパス
がパス選択信号(バス選択信号)SELとして端子12
9から出力される。また、上記加算器122,123か
らのパスメトリックは上記セレクタ127にも送られ、
当該セレクタ127では上記比較器126からのパス選
択信号SELに基づいて上記2つのパスメトリックを選
択する。
【0010】上記セレクタ127で選択されたパスメト
リックはステートメトリックSMとして加算器116に
送られると共に、端子114を介して上記オーバーフロ
ウ防止のための正規化検出回路113にも送られる。当
該正規化検出回路113では上記オーバーフロウが発生
するか否かを検出して、オーバーフロウが発生すると検
出した時には、上記ステートメトリックSMの値に基づ
いた上記補正値としての減算値を出力し、この減算値が
ACS回路の端子115を介して上記加算器116に送
られる。すなわち、当該加算器116では、上記正規化
検出回路113でオーバーフロウが発生すると検出され
たときの上記減算値と、上記セレクタ127からのステ
ートメトリックSMの値との加算(減算すなわち正規
化)が行われる。この加算器116の出力がフリップフ
ロップ(レジスタ)117を介して、他のACS回路へ
のステートメトリックSMとして端子128から出力さ
れる。
【0011】上記図8及び図7に示した各ACS回路か
らなる上記図6のステートメトリック計算部102から
のパス選択信号(図7の各ACS回路からのパス選択信
号)SEL0〜SEL7は、パスメモリ回路103に送
られる。当該パスメモリ回路103は、上記ステートメ
トリック計算部102からのパス選択信号SEL0〜S
EL7が加えられて、生き残りパスの経歴が記憶される
ものである。具体的構成の図示は省略するが、当該パス
メモリ回路103は、複数段構成の複数のパスメモリセ
ルからなるものであり、上記各ACS回路1020 〜1
027 からのパス選択信号SEL0〜SEL7が、当該
パスメモリ回路103の対応する各パスメモリセルに送
られる。ここで、各段のパスメモリセルでは、入力デー
タ(初段のパスメモリセルには初期値)が、クロックC
LKと上記パス選択信号SEL0〜SEL7に基づいて
順次内部状態を遷移させるようにシフトされる。すなわ
ち、復号サイクル毎にACS回路1020 〜1027
生き残りパスと判定した側のパスメモリセルの内容をパ
ス選択信号を用いて後段のパスメモリセルに転送する。
なお、拘束長Kの場合には、パスメモリセルが、状態数
K-1 ×拘束長(K×5)個程度組み合わされてパスメ
モリ回路全体が構成される。
【0012】これらパスメモリセルからの出力が、図6
の上記多数決回路(最尤判定回路)104に送られる。
当該多数決回路104で判定された上記ステートメトリ
ックSMが最小となる経歴のパスメモリ回路103の内
容が“0”又は“1”の復号信号として出力端子105
から出力される。
【0013】なお、従来のビタビ復号器については、特
開昭59−160349号公報や、特開昭60−111
533号公報等に記載されているものを挙げることがで
きる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記ビタビ
復号器のステートメトリック計算部の上述したような通
常のACS回路においては、図7及び図8に示したよう
に全てのACS回路1020 〜1027 のセレクタ12
7の出力を正規化検出回路113に送り、当該正規化検
出回路113でオーバーフロウを補正するための補正値
を算出し、この補正値を各ACS回路1020 〜102
7 の加算器116に送って上記セレクタ127の出力値
から減算して、新たなステートメトリックSMの値とし
てフリップフロップ117に記憶するようにしている。
【0015】ここで、当該オーバーフロウの補正値検出
(正規化検出)の動作は、1タイムスロット中で行われ
ている。このようなことから、ステートメトリックSM
の値に基づく補正値のフィードバックループが速度的に
非常に困難となっている。
【0016】また、ビタビ復号器においては、符号の拘
束長Kを大きくする程、誤り訂正能力が大きくなること
から、当該誤り訂正能力を高めようとして拘束長Kを大
きくしようとすると、拘束長Kのとき各ACS回路は2
K-1 個必要となる。したがって、各ACS回路に対して
オーバーフロウ防止のための構成(図8の加算器116
等)を付加することは回路規模が大規模となり、好まし
くない。
【0017】そこで、本発明は、上述のような実情に鑑
みて提案されたものであり、構成の大型化を防止でき、
速度的に問題なくオーバーフロウの防止ができ、さらに
高速化も可能で、IC化も容易なステートメトリック計
算部を有するビタビ復号器を提供することを目的とする
ものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明に係るビタビ復号
器は、上述の課題を解決するために提案されたものであ
り、入力符号に基づいてブランチメトリックを計算する
ブランチメトリック計算部と、ブランチメトリックに基
づいてパス選択信号を出力する複数のACS回路からな
るステートメトリック計算部と、上記パス選択信号が供
給される複数のパスメモリセルからなるパスメモリ回路
と、上記パスメモリ回路の出力に対して最尤判定を行う
最尤判定手段とを有するビタビ復号器において、上記ス
テートメトリック計算部は、各ACS回路で求めたそれ
ぞれのステートメトリック値の最上位ビットが全て
“1”のときステートメトリック値の正規化を行うこと
を決定し、上記各ステートメトリック値の最上位ビット
を全て“0”にするようにしている。
【0019】また、上記ステートメトリック計算部は、
時刻tのステートメトリック値に基づいてステートメト
リック値の正規化(オーバーフロウに対する補正)を行
うか否かを決定し、正規化すると決定したときには時刻
t+1のステートメトリック値に対して正規化を行う。
【0020】
【0021】なお、上記ステートメトリック値の正規化
を行うか否かを決定する具体的手段(正規化検出手段)
としては、各ステートメトリック値のMSBが各入力端
子に供給されるAND(論理積)ゲートを例に挙げるこ
とができる。すなわち、当該正規化検出手段としてのA
NDゲートの各入力端子に供給される各ステートメトリ
ックのMSBが全て“1”となったときには、オーバー
フロウが発生する虞れがある。したがって、当該AND
ゲートの各入力端子への上記ステートメトリックのMS
Bが全て“1”となったときの当該ANDゲートの出力
端子からの“1”の出力を、オーバーフロウの補正値
(検出値)として各ACS回路に送る。
【0022】ここで、上記ステートメトリック計算部の
各ACS回路は、ブランチメトリックとステートメトリ
ックとを加算する2つの加算器と、当該2つの加算器か
らの出力を比較する比較器と、上記2つの加算器の出力
を上記比較器の出力に基づいて選択するセレクタとを有
してなる。
【0023】上記加算器にはブランチメトリックとステ
ートメトリックの加算時のオーバーフロウを防止するオ
ーバーフロウ防止手段を設けることができる。また、当
該加算器及び/又はセレクタには負論理のゲート回路を
用いることができる。
【0024】
【作用】本発明のビタビ復号器によれば、正規化を行う
タイミングが、正規化決定時の1タイムスロット後に実
施されるため、フィードバックループの外で並列処理で
き、高速動作が可能となる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
【0026】本発明の実施例のビタビ復号器は、例えば
前述した図6のように、入力符号に基づいてブランチメ
トリックBMを計算するブランチメトリック計算部と、
ブランチメトリックBMに基づいてパス選択信号(バス
選択信号)SELを出力する複数のACS回路からなる
ステートメトリック計算部と、上記パス選択信号SEL
が供給される複数のパスメモリセルからなるパスメモリ
回路と、上記パスメモリ回路の出力に対して最尤判定を
行う最尤判定手段としての多数決回路とを有するビタビ
復号器であって、上記ステートメトリック計算部は、図
1に示すように、各ACS回路1800 〜1807 で求
めた時刻tの全ステートメトリックSM0〜SM7の値
の最上位ビット(MSB)に基づいて、ステートメトリ
ック値の正規化(オーバーフロウに対する補正)を行う
か否かを決定する正規化検出回路170を設け、当該正
規化検出回路170で正規化を行うと決定したときには
時刻t+1のステートメトリックSM0〜SM7の最上
位ビット(MSB)を“0”にすることで正規化を行う
ようにしたものである。
【0027】なお、この図1には、拘束長K=4の場合
を例に挙げている。また、図1と前述の図7とで対応す
る部分には同一の指示符号を付している。
【0028】すなわち、この図1において、上記各AC
S回路1800 〜1807 では、端子11000〜110
10を介して入力されたブランチメトリックBM00〜BM
11に1シンボル前のパスメトリックを加算して2つのパ
スに対応する新たなパスメトリックを計算し、これらの
パスメトリック値を比較器で比較して、パスメトリック
の小さい方を生き残りパスとして選択し、その選択した
パスを示すパス選択信号SEL0〜SEL7を端子11
0 〜1117 から出力すると共に、上記選択したパス
メトリック(ステートメトリックSM0〜SM7)を他
のACS回路に送る。
【0029】また、本実施例のこのステートメトリック
計算部には、各ACS回路1800〜1807 における
ステートメトリックSM0〜SM7の算出の際のオーバ
ーフロウを防止するために、上記オーバーフロウ検出回
路としての正規化検出回路170が設けられている。当
該正規化検出回路170では、上述したように、時刻t
の全ステートメトリックSM0〜SM7の値のMSBに
基づいて上記正規化を行うか否かを決定し、正規化を行
うと決定したときには時刻t+1のステートメトリック
SM0〜SM7のMSBを“0”にする正規化を行うた
めの正規化検出出力(補正値、減算値)を各ACS回路
1800 〜1807 に送る。
【0030】ここで、各々のACS回路1800 〜18
7 は、具体的には例えば図2に示すように、加算器(A
dder) 220,230と、比較器(Comparator)126
と、セレクタ(Selector)200とを主要構成要素とする
ものである。なお、この図2においても、前述した図8
と同様の部分には同一の指示符号を付している。
【0031】この図2において、1つのACS回路の端
子120と121にはブランチメトリック計算部からの
1組のブランチメトリックBMが供給され、端子124
と125には他のACS回路からの上記選択された1組
のパスメトリックが供給される。これらブランチメトリ
ックBMとステートメトリックSMとがそれぞれ対応す
る加算器220,230にて加算される。
【0032】例えば、上記ステートメトリックSMが7
ビット長(sm0〜sm6の7ビット)で構成され、上
記ブランチメトリックBMが4ビット長(bm0〜bm
3の4ビット)で構成されとすると、上記加算器22
0,230は、例えば図3に示すように、加算演算の主
要構成要素として、1個の4ビット全加算器22403
3個の半加算器2244 〜2246 とを有してなるもの
である。
【0033】この図3において、端子221には上記ス
テートメトリックSMの各ビットsm0〜sm6が供給
され、当該各ビットsm0〜sm6のうちの下位側4ビ
ットsm0〜sm3は上記4ビット全加算器22403
対応する入力端子A0〜A3に送られる。また、ステー
トメトリックSMの上位側3ビットsm4〜sm6はそ
れぞれ対応する半加算器2244 〜2246 の入力端子
A0に送られる。また、端子222には上記ブランチメ
トリックBMの各ビットbm0〜bm3が供給され、上
記4ビット全加算器22403の対応する入力端子B0〜
B3に送られる。
【0034】上記4ビット全加算器22403では、上記
ステートメトリックSMの下位側4ビットsm0〜sm
3とブランチメトリックの各ビットbm0〜bm3との
加算を行い、各出力端子S0〜S3から加算結果が出力
され、桁上げがある場合にはキャリアウト端子COから
桁上げ信号(キャリアウト信号)が出力される。
【0035】上記4ビット全加算器22403のキャリア
ウト端子COは、上記半加算器2244 の入力端子B0
と接続されている。また、当該半加算器2244 のキャ
リアウト端子COは半加算器2245 の入力端子B0と
接続され、さらに当該半加算器2245 のキャリアウト
端子COは半加算器2246 の入力端子B0と接続され
ている。これら半加算器2244 〜2246 における加
算結果は、各々の出力端子Sから出力される。
【0036】すなわち、この図3の加算器においては、
上記全加算器22403及び半加算器2244 〜2246
によって、全体でステートメトリックSMとブランチメ
トリックBMの加算を実現している。
【0037】また、当該図3に示す加算器には、ステー
トメトリックSMとブランチメトリックBMとの上記加
算結果がオーバーフロウしないようにするためのオーバ
ーフロウ防止手段としての1個の4入力ANDゲート2
23及び7個の2入力NORゲート2250 〜2256
を設けている。すなわち、ステートメトリックSMが7
ビット長でブランチメトリックBM wビット長の場合
においては、7ビット+4ビット=8ビットとなる場合
があるため、上記加算結果が7ビット長を越えないよう
に(端子226からの出力q0〜q6が7ビット長を越
えないように)するために、上記ANDゲート223及
びNORゲート2250 〜2256 を設けている。上記
ANDゲート223の4つの入力端子には、上記4ビッ
ト全加算器22403のキャリアウト信号と上記上位側3
ビットのステートメトリックsm4,sm5,sm6の
各ビットが供給されるようになっている。また、上記7
つのNORゲート2250 〜2256 のうちのゲート2
250 〜2253 のそれぞれ一方の入力端子には上記4
ビット全加算器22403の対応する各出力端子S0〜S
3から加算結果が供給され、ゲート2254 〜2256
のそれぞれ一方の入力端子には対応する半加算器224
4 〜2246 の各出力端子Sから加算結果が供給される
ようになっている。
【0038】ここで、図3に示した構成において、7ビ
ット長のステートメトリックSMと4ビット長のブラン
チメトリックBMとを加算した結果が8ビット長になる
場合すなわちオーバーフロウするのは、必ず、上記4ビ
ット全加算器22403のキャリアウト信号と、上記上位
側3ビットのステートメトリックsm4,sm5,sm
6の各ビットとが“1”となる場合のみである。
【0039】このため、本実施例では、上記4入力AN
Dゲート223で上記4ビット全加算器22403のキャ
リアウト信号と上記上位側3ビットのステートメトリッ
クsm4,sm5,sm6の各ビットの論理積(AN
D)を取るようにし、上記4ビット全加算器22403
キャリアウト信号と上記上位側3ビットのステートメト
リックsm4〜sm6が全て“1”となった場合の当該
4入力ANDゲート223の出力(すなわち“1”)
を、上記7個のNORゲート2250 〜2256 のそれ
ぞれ他方の入力端子に送るようにしている。これによ
り、上記4入力ANDゲート223の出力が“1”の場
合(すなわちオーバーフロウする場合)には、各NOR
ゲート2250 〜2256 から“0”が出力されるよう
になりオーバーフロウが防止されるようになる。なお、
オーバーフロウがない場合すなわち4入力ANDゲート
223の出力が“0”の場合は、上記全加算器22403
及び半加算器2244 〜2246 の加算出力が全て反転
出力となって、端子226から出力(7ビット出力q0
〜q6)されるようになる。
【0040】このように、本実施例の図3の加算器にお
いては、上記半加算器2244 〜2246 における3ビ
ット分の加算を行う前に、オーバーフロウを行うか否か
が判定できるので、処理の高速化が可能となる。
【0041】また、本実施例の図3の加算器において、
各NORゲート2250 〜2256はORゲートとする
ことも可能であるが、負論理構成とするとゲート数を削
減することができると共にその分処理も高速化できるの
で、本実施例では負論理の上記NORゲート2250
2256 を用いるようにしている。
【0042】図2に戻って、上述したような図3の構成
の加算器220,230からのパスメトリックが上記比
較器126に送られる。当該比較器126では生き残り
パスが選択され、そのパスがパス選択信号(バス選択信
号)SELとして端子129から出力される。また、上
記加算器122,123からのパスメトリックは上記セ
レクタ200にも送られ、当該セレクタ200では上記
比較器126からのパス選択信号SELに基づいて上記
2つのパスメトリックを選択する。
【0043】上記セレクタ200で選択されたパスメト
リックはステートメトリックSMとしてフリップフロッ
プ177に送られ記憶される。このフリップフロップ1
77からの1タイムクロック前のステートメトリックS
Mは、端子128から出力されて他のACS回路に送ら
れると共に、当該1タイムクロック前の全ステートメト
リックSMのMSBのみが上記正規化検出回路170に
送られる。
【0044】当該正規化検出回路170は、具体的には
図4及び図1に示すように、n入力(拘束長Kの場合は
n=2K-1 で、本実施例では拘束長K=4であるため7
入力)のANDゲート172からなるものである。
【0045】図4において、当該正規化検出回路170
の端子1740 〜174n (本実施例では端子1740
〜1747 )には、上記ステートメトリックSM0〜S
M7のMSBが供給され、ANDゲート172に送られ
る。当該ANDゲート172ではn個(7個)のステー
トメトリックSM0〜SM7のMSBの全ての論理積を
取り、その出力を正規化検出出力norとして端子17
3から出力する。すなわち、当該正規化検出回路170
においては、n個(7個)のステートメトリックSM0
〜SM7のMSBビットが全て“1”となった時に
“1”となる正規化検出出力norを、端子173を介
して各ACS回路1800 〜1807 に対して送る。言
い換えれば、当該正規化検出回路170のANDゲート
172の各入力端子に供給される各ステートメトリック
SMのMSBが全て“1”となったときには、オーバー
フロウが発生する虞れがあるので、当該ANDゲート1
72の各入力端子への上記ステートメトリックSMのM
SBが全て“1”となったときの当該ANDゲート17
2の出力端子からの“1”の出力を、オーバーフロウの
補正値として各ACS回路1800 〜1807 に送り、
これらACS回路180 0 〜1807 で正規化を行うよ
うさせる。なお、オーバーフロウしない時すなわち正規
化を行わない時には上記正規化検出出力norは“0”
である。
【0046】ここで、上記正規化検出出力norは、図
2に示すように、各ACS回路1800 〜1807 の端
子171を介して、セレクタ200に送られるようにな
っている。
【0047】当該セレクタ200は、具体的には図5に
示すように構成されるものである。この図5において、
上記ステートメトリックSMを7ビット長とした場合、
当該セレクタ200の端子202には、前述した図2の
加算器220,230の何れか一方からの7ビットの加
算出力a0〜a7が供給され、端子203には他方の加
算器からの7ビットの加算出力b0〜b7が供給され
る。また、端子201には上記正規化検出出力norが
供給されるようになっており、端子204にはパス選択
信号SELが供給される。
【0048】上記加算出力a0〜a7のうちのa0はA
NDゲート2050 の一方の入力端子に送られ、上記加
算出力b0〜b7のうちのb0はANDゲート2060
の一方の入力端子に送られる。以下同様に、加算出力a
1はANDゲート2051 の一方の入力端子に、上記加
算出力b1はANDゲート2061 の一方の入力端子
に、加算出力a2はANDゲート2052 の一方の入力
端子に、上記加算出力b2はANDゲート2062 の一
方の入力端子に、加算出力a3はANDゲート2053
の一方の入力端子に、上記加算出力b3はANDゲート
2063 の一方の入力端子に、加算出力a4はANDゲ
ート2054 の一方の入力端子に、上記加算出力b4は
ANDゲート2064 の一方の入力端子に、加算出力a
5はANDゲート2055 の一方の入力端子に、上記加
算出力b5はANDゲート2065の一方の入力端子
に、加算出力a6はANDゲート2056 の一方の入力
端子に、上記加算出力b6はANDゲート2066 の一
方の入力端子に送られる。
【0049】また、これら各ANDゲート2050 〜2
056 のそれぞれ他方の入力端子には上記パス選択信号
SELが供給され、各ANDゲート2060 〜2066
のそれぞれ他方の入力端子にはインバータ209を介し
て反転されたパス選択信号SELが供給されるようにな
っている。
【0050】さらに、これら各ANDゲート2050
2056 及び2060 〜2066 の各出力は、それぞれ
対応するNORゲート2070 〜2076 の入力端子に
送られる。すなわち、ANDゲート2050 の出力はN
ORゲート2070 の一方の入力端子に、ANDゲート
2060 の出力はNORゲート2070 の他方の入力端
子に送られる。以下同様に、ANDゲート2051 の出
力はNORゲート2071 の一方の入力端子に、AND
ゲート2061 の出力はNORゲート2071の他方の
入力端子に、ANDゲート2052 の出力はNORゲー
ト2072 の一方の入力端子に、ANDゲート2062
の出力はNORゲート2072 の他方の入力端子に、A
NDゲート2053 の出力はNORゲート2073 の一
方の入力端子に、ANDゲート2063 の出力はNOR
ゲート2073 の他方の入力端子に、ANDゲート20
4 の出力はNORゲート2074 の一方の入力端子
に、ANDゲート2064 の出力はNORゲート207
4 の他方の入力端子に、ANDゲート2055 の出力は
NORゲート2075 の一方の入力端子に、ANDゲー
ト2065 の出力はNORゲート2075 の他方の入力
端子に、ANDゲート2056 の出力はNORゲート2
076 の一方の入力端子に、ANDゲート2066 の出
力はNORゲート2076 の他方の入力端子に送られ
る。
【0051】したがって、これら各ANDゲート205
0 〜2056 と2060 〜2066及びNORゲート2
070 〜2076 においては、上記パス選択信号SEL
及びその反転信号に応じてそれぞれ上記加算出力a0〜
a7とb0〜b7の選択がなされる。例えば、上記パス
選択信号SELが“0”の時は上記加算出力b0〜b6
が選択され、上記パス選択信号SELが“1”の時は上
記加算出力a0〜a6が選択される。
【0052】ところで、この図5に示すセレクタにおい
て、上記NORゲート2076 は3入力となっており、
当該NORゲート2076 の3番目の入力端子には上記
端子201を介する上記正規化検出出力norが供給さ
れるようになっている。
【0053】すなわち、この図5に示す本実施例のセレ
クタにおいては、上記加算出力a0〜a7とb0〜b7
の最上位ビットに対応する上記NORゲート2076
対して上記正規化検出出力norを送ることで、選択と
同時に正規化すなわちオーバーフロウの補正を可能とし
ている。
【0054】具体的に言うと、上記正規化検出出力no
rが“1”となる場合(オーバーフロウする場合)に
は、MSBビット(図5の場合は第6ビット)を除く
(第0〜第5ビット)については通常通り選択出力され
るが、MSBビットは上記正規化検出出力norが供給
される上記NORゲート2076 におけるNOR論理に
より、出力Q6は“0”になる。ここで、当該正規化検
出出力norは、全ACS回路(図1のACS回路18
0 〜1807 )に接続されているため、全ステートメ
トリックSM0〜SM7のMSBビットは“0”にな
り、これにより正規化が可能となる。
【0055】なお、本実施例の図5のセレクタにおいて
も、各NORゲート2070 〜2076 はORゲートと
することも可能であるが、負論理構成とするとゲート数
を削減することができると共にその分処理も高速化でき
るので、本実施例では負論理の上記NORゲート207
0 〜2076 を用いるようにしている。また、本実施例
では、前述した図3のように、加算器で負論理構成を用
いているので、当該セレクタでも負論理構成とすること
で、当該セレクタの出力は正論理に直すことができる。
【0056】上述した各ACS回路1800 〜1807
の図5に示したセレクタ200の出力Q0〜Q6(ステ
ートメトリックSM)は、出力端子210から出力さ
れ、図2のフリップフロップ177に送られる。
【0057】上述したように、本実施例においては、全
体として、時刻tにおける全ステートメトリックSMか
ら正規化を検出し、時刻t+1に正規化を実施すること
により、また、正規化の判定は全ステートメトリックS
MのMSBビットに対して行い、この検出出力に基づい
て正規化を行うことによって、高速動作かつ小規模の回
路で実現できるようになった。
【0058】すなわち、本発明実施例のビタビ復号器に
よれば、正規化を行うタイミングが、正規化決定時の1
タイムスロット後に実施されるため、フィードバックル
ープの外で並列処理でき、高速動作が可能となる。した
がって、特に、拘束長Kが長い場合に適用すると、回路
規模の増大を抑えることができ、IC化する上で非常に
有利となる。
【0059】
【発明の効果】上述のように、本発明においては、ステ
ートメトリック計算部は、各ACS回路で求めた時刻t
の全ステートメトリックの値の最上位ビットに基づい
て、ステートメトリック値の正規化(オーバーフロウに
対する補正)を行うか否かを決定し、正規化を行うと決
定したときには時刻t+1のステートメトリックの最上
位ビットを“0”にすることで正規化を行うようにした
ことにより、正規化を行うタイミングが、正規化決定時
の1タイムスロット後に実施されるようになってフィー
ドバックループの外で並列処理でき高速動作が可能とな
り、速度的に問題なくオーバーフロウの防止ができるよ
うになる。また、ステートメトリック計算部のACS回
路の加算器及びセレクタを負論理構成とすることで、構
成の大型化を防止でき、さらに高速化も可能で、IC化
も容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の拘束長K=4のビタビ復号器
のステートメトリック計算部の概略構成を示すブロック
回路図である。
【図2】本実施例のステートメトリック計算部のACS
回路及び正規化検出回路の概略構成を示すブロック回路
図である。
【図3】本実施例のACS回路の加算器の具体的構成を
示す回路図である。
【図4】本実施例のステートメトリック計算部の正規化
検出回路の具体的構成を示す回路図である。
【図5】本実施例のACS回路のセレクタの具体的構成
を示す回路図である。
【図6】ビタビ復号器の全体構成を示すブロック回路図
である。
【図7】従来のステートメトリック計算部の概略構成を
示すブロック回路図である。
【図8】従来のステートメトリック計算部のACS回路
及び正規化検出回路の概略構成を示すブロック回路図で
ある。
【符号の説明】
101・・・・ブランチメトリック計算部 102・・・・ステートメトリック計算部 103・・・・パスメモリ回路 104・・・・多数決回路(最尤判定回路) 126・・・・比較器 170・・・・正規化検出回路 172,223,2050 〜2057 ,2060 〜20
7 ・ANDゲート 177・・・・フリップフロップ 1800 〜1807 ・・・・ACS回路 200・・・・セレクタ 2070 〜2076 ,2250 〜2256 ・・・NOR
ゲート 220,230・・・・・・加算器 2244 〜2246 ・・・・半加算器 22403・・・4ビット全加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H03M 13/00 H04L 25/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力符号に基づいてブランチメトリック
    を計算するブランチメトリック計算部と、ブランチメト
    リックに基づいてパス選択信号を出力する複数のACS
    回路からなるステートメトリック計算部と、上記パス選
    択信号が供給される複数のパスメモリセルからなるパス
    メモリ回路と、上記パスメモリ回路の出力に対して最尤
    判定を行う最尤判定手段とを有するビタビ復号器におい
    て、上記ステートメトリック計算部は、各ACS回路で
    求めたそれぞれのステートメトリック値の最上位ビット
    が全て“1”のときステートメトリック値の正規化を行
    ことを決定し、上記各ステートメトリック値の最上位
    ビットを全て“0”にすることを特徴とするビタビ復号
    器。
  2. 【請求項2】 上記ステートメトリック計算部は、時刻
    tのステートメトリック値に基づいてステートメトリッ
    ク値の正規化を行うか否かを決定し、正規化すると決定
    したときには時刻t+1のステートメトリック値に対し
    て正規化を行うことを特徴とする請求項1記載のビタビ
    復号器。
  3. 【請求項3】 上記ステートメトリック計算部の各AC
    S回路は、ブランチメトリックとステートメトリックと
    を加算する2つの加算器と、当該2つの加算器からの出
    力を比較する比較器と、上記2つの加算器の出力を上記
    比較器の出力に基づいて選択するセレクタとを有してな
    ると共に、上記加算器にはブランチメトリックとステー
    トメトリックの加算時のオーバーフロウを防止するオー
    バーフロウ防止手段を設けることを特徴とする請求項1
    記載のビタビ復号器。
  4. 【請求項4】 上記加算器は負論理構成とすることを特
    徴とする請求項記載のビタビ復号器。
JP34951692A 1992-12-28 1992-12-28 ビタビ復号器 Expired - Fee Related JP3259387B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34951692A JP3259387B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ビタビ復号器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34951692A JP3259387B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ビタビ復号器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06204897A JPH06204897A (ja) 1994-07-22
JP3259387B2 true JP3259387B2 (ja) 2002-02-25

Family

ID=18404268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34951692A Expired - Fee Related JP3259387B2 (ja) 1992-12-28 1992-12-28 ビタビ復号器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3259387B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998018209A1 (fr) * 1996-10-24 1998-04-30 Sony Corporation Dispositif et appareil de decodage de viterbi
US6189126B1 (en) 1998-11-05 2001-02-13 Qualcomm Incorporated Efficient trellis state metric normalization
JP2000201138A (ja) 1999-01-07 2000-07-18 Sony Corp 誤り率推定装置および方法、並びに提供媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06204897A (ja) 1994-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5715470A (en) Arithmetic apparatus for carrying out viterbi decoding at a high speed
CA1248236A (en) Viterbi decoder with the pipeline processing function
JPH05327524A (ja) ビット・シリアル・ヴィタービ(viterbi)デコーダの加算/比較/選択アレイ
US5440504A (en) Arithmetic apparatus for digital signal processor
US6070263A (en) Circuit for use in a Viterbi decoder
JPH10150369A (ja) ビタビデコーダのトレースバック
US7131055B2 (en) Fast bit-parallel Viterbi decoder add-compare-select circuit
JP3259387B2 (ja) ビタビ復号器
KR100387089B1 (ko) 브랜치 메트릭 계산 처리에서 감소된 비트수를 갖는비터비 디코더
JPH10107785A (ja) 既知パタン検出装置
JP2917577B2 (ja) 演算装置
JP3191442B2 (ja) ビタビ復号用演算装置
JP3237267B2 (ja) 演算装置
JP3419680B2 (ja) ビタビ復号装置
JP3546581B2 (ja) Acs演算装置
JP2591332B2 (ja) 誤り訂正復号装置
JPH07245567A (ja) ビタビ復号演算装置
JPH0349426A (ja) ヴィタビ復号器
JPH0766735A (ja) ビタビ復号装置およびステートメトリック正規化方法
JPH0349427A (ja) ヴィタビ復号器
JP3281439B2 (ja) 復号器及び復号方法
JP3250363B2 (ja) 演算装置
JPH06303153A (ja) ビタビ復号器
JPH0766736A (ja) ビタビ復号装置
JP3344360B2 (ja) ビタビ復号装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071214

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081214

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091214

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees