JPH0349426A - ヴィタビ復号器 - Google Patents

ヴィタビ復号器

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JPH0349426A
JPH0349426A JP18638089A JP18638089A JPH0349426A JP H0349426 A JPH0349426 A JP H0349426A JP 18638089 A JP18638089 A JP 18638089A JP 18638089 A JP18638089 A JP 18638089A JP H0349426 A JPH0349426 A JP H0349426A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、畳込み符号を復号するヴィタビ復号器に関
する。
〔発明の概要〕
この発明は、畳込み符号を復号するヴィタビ復号器にお
いて、AC5演算前の最尤のブランチメトリック対を検
出し、前回の最尤のステートメトリック対を検出し、こ
のブランチメトリック対と前回のステートメトリック対
から今回のステートメトリックの最尤値を検出し、これ
を用いてACS演算後のメトリックを正規化することに
より、処理速度の向上と、回路規模の縮小をはかれるよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
ヴィタビ復号は、合流する2つのバスのうち、受信系列
から最小の距離にあるパスを選択してい(ことにより、
畳込み符号を用いた最尤復号を効率良く行うアルゴリズ
ムである。ヴィタビ復号は、通話路に生じるランダム誤
りに対する訂正能力が高く、軟判定復調方式と組み合わ
せると、特に大きな符号化利得を得ることができる。こ
のため、干渉波の影響を受は易く、電力制限の厳しい衛
星通信システムでは、誤り訂正符号として畳込み符号が
用いられており、その復号にヴィタビ復号器が用いられ
ている。
このヴィタビ復号アルゴリズムについて、簡単に説明す
る。
例えば生成多項式が Gr  (D)=1 +D” Gz  (D)=1+D+D” で与えられる符号化率R=1/2、拘束長に=3の畳込
み符号を考える。このような符号を発生する符号器は、
第4図に示すように、レジスタ151A及び151Bか
らなるシフトレジスタと、モジュロ2の加算器152A
、152B、152Cとにより構成できる。
このような符号器におけるシフトレジスタの状態(b+
  bz )としては、状態(00)、状態(01)、
状態(10)、状1!(11)の4つの状態が採り得る
。そして、入力が与えられた時、遷移できる状態は常に
2通りである。
すなわち、状態(00)の場合、入力が0のときには状
態(OO)に遷移し、入力が1のときには状態(Ol)
に遷移する。状態(01)の場合、入力がOのときには
状態(10)に遷移し、入力が1のときには状態(11
)に遷移する。状態(10)の場合、入力が00ときに
は状態(00)に遷移し、入力が1のときには状態(0
1)に遷移する。状1ti (11)の場合、入力が0
のときには状態(10)に遷移し、入力が1のときには
状態(11)に遷移する。
このような状態遷移をトレリス線図で示すと、第5図に
示すようになる。第5図において、実線のブランチは人
力0による遷移を示し、破線のブランチは入力1による
遷移を示す。また、ブランチに沿って書いである数字は
、そのブランチの遷移が起きたときに出力される符号(
G、Gz)である。
第5図かられかるように、各状態では必ず2つのパスが
合流する。ヴィタビ復号アルゴリズムは、各状態での2
つのパスのうち、最尤のパスを選択し、所定長まで生き
残りパスの選択を行ったら、各状態で選択したパスのう
ち、最尤のものを検出することで、受信符号を復号する
ものである。
このようなヴィタビアルゴリズムに基づいて畳込み符号
を復号するヴィタビ復号器は、基本的に、受信系列と各
ブランチとの間のメトリックを計算するブランチメトリ
ック演算手段と、生き残りパスを選択して生き残りパス
のステートメトリックを計算するACS(アダー・コン
パレータ・セレクタ)演算手段と、各ステートでのステ
ートメトリックの値をそれぞれ記憶するステートメトリ
ック記憶手段と、選択したパスの推定出力を記憶するパ
スメモリと、最尤のステートメトリックのアドレスを検
出し、バスメモリの制御を行う最尤判定手段とから構成
される。
このようなヴィタビ復号器では、ステートメトリック記
憶手段に、選択されたパスのメトリックの累計が記憶さ
れることになる。このため、ステートメトリック記憶手
段がオーバーフローする可能性がある。このようなステ
ートメトリック記憶手段のオーバーフローを防止するた
めに、例えば特開昭59−19450号公報に示される
ように、メトリックの正規化が行われる。
つまり、第6図は、従来のヴィタビ復号器の一例である
。第6図において、入力端子101に例えば8値に軟判
定された受信符号が供給される。
この受信符号が入力端子101からブランチメトリック
演算手段102に供給される。
ブランチメトリック演算手段102で、受信系列と各ブ
ランチとの間の4つのブランチメトリックが求められる
。この4つのブランチメトリックは、受信符号と符号(
00)、符号(01)、符号(10)、符号(11)の
それぞれとの確からしさに対応している。
ブランチメトリック演算手段102の出力がACS演算
手段103に供給される。ACS演算手段103には、
ステートメトリック記憶手段104から前回までに求め
られたステートメトリックが与えられる。
AC5演算手段103で、ステートメトリック・トラン
ジシゴン・ダイアダラムに従って、各ステートでの生き
残りパスが選択され、この生き残りパスのステートメト
リックが計算される。このステートメトリック・トラン
ジョン・ダイアグラムは、トレリス線図を基にして作ら
れる。
第5図に示すようなトラリス線図で示される符号が用い
られている場合には、第7図A及び第7図Bに示される
ようなステートメトリック・トランジション・ダイアグ
ラムとなる。
すなわち、例えば第5図に示すトラリス線図の場合、状
態(00)で合流するのは、状態(00)から符号(0
0)を出力して生じるパスと、状態(10)から符号(
11)を生じるパスの2通りである。したがって、今回
のステートメトリックS M 00 (new)は、 SMOO(new)=SMOO+BMOO又はSMI 
O+BM11 となる。また、状態(01)で合流するのは、状態(0
0)から符号(11)を生じるパスと、状態(10)か
ら符号(00)を生じるパスの2通りである。したがっ
て、今回のステートメトリックS M 01 Cnew
)は、 SMO1(new)  =SMOO+BM1 1又はS
MI O+BMOO となる。
状態(10)で合流するのは、状態(01)から符号(
01)を出力して生じるパスと、状態(11)から符号
(10)を生じるパスの2通りである。したがって、今
回のステートメトリックS M 10 (neti)は
、 SMI O(new)=SMO1+BM01又はSMI
 1+BM10 となる。また、状態(11)で合流するのは、状態(0
1)から符号(10)を生じるパスと、状態(11)か
ら符号(01)を生じるパスの2通りである。したがっ
て、今回のステートメトリックS M 11 (new
)は、 SM 11 (new) =SM01 +8M 10又
はSMI 1 +BMO1 となる。このことに基づいて、第7図A及び第7図Bに
示すように、ステートメトリック・トランジション・ダ
イアグラムを作ることができる。
第6図において、AC5演算手段103の出力が正規化
手段105に供給されるとともに、最尤値検出手段10
6に供給される。正規化手段105の出力がステートメ
トリック記憶手段104に供給される。また、ACS演
算手段103から選択したパスに関する情報信号が出力
され、この情報信号がパスメモリ107に送られる。
最尤値検出手段106は、ACS演算手段103から出
力される今回の各ステートメトリックの中で最尤のステ
ートメトリックを検出するものである。
この最尤のステートメトリックが正規化手段105に供
給される。正規化手段105で、各ステートメトリック
からこの最尤のステートメトリックが減算される。これ
により、ステートメトリックの正規化がなされ、ステー
トメトリック記憶手段104がオーバーフローすること
が防止される。
最尤値検出手段106の出力が最尤判定手段108に供
給される。所定長の生き残りパスが選択された後、最尤
判定手段108で各ステートの中で最尤のパスが検出さ
れる。この最尤判定手段108の出力によりパスメモリ
107が制御され、受信符号の復号がなされる。  、 このような構成とした場合、最尤値検出手段106で検
出された今回の最尤のステートメトリックを用いて正規
化が行われるので、正規化後の最尤のステートメトリッ
クの値を必ず所定値(例えば0)にすることができる。
ところが、上述のように構成される従来のヴィタビ復号
器では、最尤値検出手段106で今回の最尤のステート
メトリックを検出し、これを用いてステートメトリック
の正規化を行ない、この処理を待って、ステートメトリ
ック記憶手段104にステートメトリックを記憶させる
処理を行わなければならない。このため、演算時間が長
く必要になる。
そこで、前回の最尤のステートメトリックを使ってメト
リックの正規化を行うようにしたヴィタビ復号器が提案
されている。前回の最尤のステートメトリックを用いれ
ば、今回の最尤のステートメトリックの検出処理を待た
ずにステートメトリックの正規化が行え、処理速度の向
上が図れる。
また、第8図に示すように、前回の最尤のステートメト
リックを求め、これをACS演算前に設けられた正規化
手段125に与え、正規化処理を行うようにしたものが
提案されている(例えば特開昭59−19454号公報
)。
すなわち、第8図において、入力端子121から受信符
号が供給され、ブランチメトリック演算手段122でブ
ランチメトリックが求められる。
このブランチメトリックが正規化手段125に供給され
る。正規化手段125には、最尤値記憶手段129から
前回のステートメトリックの最尤値が供給される。
正規化手段125で、ブランチメトリックから前回のス
テートメトリックの最尤値が減算される。
この正規化手段125の出力がACS演算手段123に
供給される。ACS演算手段123には、ステートメト
リック記憶手段124の出力が供給される。ACS演算
手段123で、ステートメトリック・トランジョン・ダ
イアダラムに従って各ステートでの生き残りバスが選択
され、この生き残りパスのステートメトリックが計算さ
れる。
ACS演算手段123の出力がステートメトリック記憶
手段124に供給されるとともに、最尤値検出手段12
6に供給される。また、ACS演算手段123の出力が
パスメモリ127に与えられる。
最尤値検出手段126で、ステートメトリックの最尤値
が求められる。このステートメトリックが最尤値記憶手
段129に供給されるとともに、最尤判定手段128に
供給される。最尤値記憶手段129の出力が正規化手段
125に供給される。
正規化手段125で、最尤値記憶手段129に蓄えられ
ている前回のステートメトリックの最尤値を用いて、メ
トリックの正規化が行われる。
ところが、このように前回の最尤のステートメトリック
を使ってステートメトリックの正規化処理を行うと、正
規化後の最尤のステートメトリックの値が一定値(例え
ば0)にならない、最尤のステートメトリックの値が常
に一定値(、例えば0)になっていれば、その値のステ
ートメトリックを探せばステートメトリックのアドレス
が検出できるので、最尤ステートメトリックのアドレス
検出は非常に簡単である。ところが、最尤のステートメ
トリックの値が一定値になっていない場合には、各ステ
ートメトリックを比較して最尤のステートメトツクを検
出するような処理が必要になる。
(発明が解決しようとする課題〕 上述のように、ACS演算後の出力から今回の最尤ステ
ートメトリックを求め、これを使ってステートメトリッ
クの正規化を行うようにすると、処理時間が長くかかる
という問題が生じる。
また、前回のステートメトリックの最尤値を使って正規
化を行うと、最尤値が所定の値とならないので、最尤の
ステートメトリック及びそのアドレスを検出する処理が
複雑になり、回路規模が増大するという問題が生じる。
したがって、この発明の目的は、処理時間の向上がはか
れるヴイダビ復号器を提供することにある。
この発明の他の目的は、回路規模の縮小がはかれるヴィ
タビ復号器を提供することある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ACS演算前の最尤のブランチメトリック
対を検出するブランチメトリック対検出手段10と、 前回の最尤のステートメトリック対を検出するステート
メトリック対検出手段12と、ACS演算前の最尤のブ
ランチメトリック対と前回の最尤のブランチメトリック
対とから今回のステートメトリックの最尤値を検出する
最尤値検出手段11と を有し、最尤値検出手段11で得られる最尤値を用いて
ACS演算後のメトリックを正規化することを特徴とす
るヴィタビ復号器である。
〔作用〕 トランジションには、前回のステートメトリックとブラ
ンチメトリックBMOO又はBMIIとを演算する系列
のものと、前回のステートメトリックとブランチメトリ
ックBMO1又はBMIOとを演算する系列のものがあ
る。したがって、各系列から前回の最尤のステートメト
リック対を求め、これに、今回のブランチメトリックB
MOOとBMIIのうちの最尤値と、ブランチメトリッ
クBMO1とBMIOとの最尤値とからなるブランチメ
トリック対とを加算した値のどちらかが、今回のステー
トメトリックの最尤値となる。
例えば、ステートメトリック・トランジション・ダイア
ダラムが第7図A及び第7図Bに示されるようになって
いる場合には、第7図Aが前回のステートメトリックと
ブランチメトリックBMOO又はBMIIとを演算する
系列に属し、第7図Bが前回のステートメトリックとブ
ランチメトリックBMO1又はBMIOとを演算する系
列に属する。
したがって、この場合、ステートメトリック5M0Oと
ステートメトリックSM’IOのうちの最尤値が検出さ
れ、ステートメトリックSMOlとステートメトリック
SMIIのうちの最尤値が検出され、最尤ステートメト
リック対が検出される。
ブランチメトリックBMOOとブランチメトリックBM
LIのうちの最尤値が検出され、ブランチメトリックB
MO1とブランチメトリックBMIOのうちの最尤値が
検出されてブランメトリック対が検出される。
そして、ステートメトリックSMOOと5Ml0のうち
の最尤値と、ブランチメトリックBMOOとBMIIの
うちの最尤値とが加算される。ステートメトリックSM
O1とSMIIのうちの最尤値と、ブランチメトリック
BMO1とBMIOのうちの最尤値とが加算される。加
算された結果のうち、どちらかが、今回のステートメト
リックの最尤値となる。この最尤値を用いて、ACS演
算前のメトリックが正規化される。
この場合、ACS演算の結果を用いずにメトリックの正
規化が行なえるので、ACS演算手段で直ちに生き残り
バスの選択処理が行え、処理時間が長くならない。
また、今回の最尤ステートメトリックで正規化が行なえ
るので、ステートメトリックの最尤値が所定の値(例え
ばO)になり、最尤検出手段の構成を簡単化でき、回路
規模の縮小がはかれる。
〔実施例] この発明の実施例について、以下の順序で説明する。
a、一実施例の全体構成 り、他の実施例 C,ステートメトリックの最尤値検出 a、一実施例の全体構成 第1図は、この発明の一実施例を示すものである。第1
図において、入力端子1から例えば8値軟判定された受
信符号が供給される。この受信符号がブランチメトリッ
ク演算手段2に供給される。
ブランチメトリック演算手段2でブランチメトリックが
求められる。
ブランチメトリック演算手段2で求められたブランチメ
トリックがACS演算手段3に供給されるとともに、ブ
ランチメトリック対最尤検出手段lOに供給される。
ACS演算手段3は、状態数分のACS回路から構成さ
れる。各ACS回路は、加算器と、コンパレータと、セ
レクタとから構成される。拘束長Kが7の符号の場合に
は、状態数が64となる。
したがって、ACS演算手段3は、64個のACS演算
回路から構成される。なお、時分割処理を行うことで、
ACS演算手段3の構成を簡単化することができる。
ACS演算手段3.には、ブランチメトリック演算手段
2から今回のブランチメトリックが供給されるとともに
、ステートメトリック記憶手段4から前回までのステー
トメトリックが供給される。
ACS演算手段3で、ステートメトリック・トランジシ
ョン・ダイアグラムに従って、ACS演算がなされる。
これにより、各ステートでの生き残りパスが選択され、
この生き残りパスの今回のステートメトリックが計算さ
れる。
ACS演算手段3の出力が正規化手段5に供給される。
正規化手段5の出力がステートメトリック記憶手段4に
供給されるとともに、最尤判定手段8に供給される。
正規化手段5には、最尤値検出手段11の出力が供給さ
れる。最尤値検出手段11では、後に詳述するように、
ステートメトリック対最尤検出手段12から出力される
前回の最尤ステートメトリック対とブランチメトリック
対最尤検出手段10から出力される今回の最尤ブランチ
メトリック対とから、今回の最尤ステートメトリックが
求められる。
正規化手段5で、ACS演算手段3から出力される各ス
テートメトリックから最尤値検出手段11の出力が減算
される。これにより、ステートメトリックの正規化がな
される。
また、ACS演算手段3から選択したパスに関する情報
信号が出力され、この選択したパスに関する情報信号が
パスメモリ7に供給される。
ステートメトリック記憶手段4の出力がステートメトリ
ック対最尤検出手段12に供給される。
ステートメトリック対最尤検出手段12で、前回の最尤
ステートメトリック対が求められる。この最尤ステート
メトリック対がステートメトリック記憶手段13を介し
て最尤値検出手段11に供給される。
所定長の生き残りパスが選択された後、最尤判定手段8
で各ステートの中で最尤のパスが検出される。この最尤
判定手段8の出力によりパスメモ+77が制御され、受
信符号の復号がなされる。
この発明の一実施例では、今回のステートメトリックで
メトリックの正規化が行われているので、最尤ステート
メトリックが常に0になる。したがって、最尤判別手段
8で容易に最尤ステートメトリックのアドレスが検出で
きる。
b、他の実施例 上述の一実施例では、ステートメトリック対記憶手段4
の出力から前回の最尤ステートメトリック対を求めるよ
うにしているが、第2図に示すように、正規化手段5を
介されたステートメトリックをステートメトリック対検
出手段12に供給し、ステートメトリック対最尤検出手
段12で、前回の最尤ステートメトリック対を求めるよ
うにしても良い。
C,ステートメトリックの最尤値検出 最尤値検出手段11で、今回の最尤ブランチメトリック
対と前回の最尤ステートメトリック対とから、今回の最
尤ステートメトリックが求められることついて説明する
トランジッンには、前回のステートメトリックとブラン
チメトリックBMOO又はBMIIとを演算する系列の
ものと、前回のステートメトリックとブランチメトリッ
クBMO1又はBMIOとを演算する系列のものとがあ
る。
例えば、第3図A〜第3図Eは、生成多項式がGl=1
+D+D” +03+D’ Gz =1 +D” +D” +D’ +D’で示され
る拘束長7、符号化率1/2の符号を用いた場合のステ
ートメトリック・トランジション・ダイアグラムである
。第3図A〜第3図已において、左側が前ステートメト
リック、右側が現ステートメトリックであり、ビットの
右側がLSB、左側がMSBである。各ステートメトリ
ックアドレスは、16進数と2進数とで示されている。
第3図A〜第3図Eに示すように、トランジション(1
)、(3)、(5)・・・は、前回のステートメトリッ
クとブランチメトリックBMOO又はBMllとを演算
する系列に属し、トランジション(2)、(4)、(6
)・・・は、前回のステートメトリックとブランチメト
リックBMO1又はBMloとを演算する系列に属して
いる。
前回のステートメトリックとブランチメトリックBMO
O又はBMIIとを演算する系列に属する前回のステー
トメトリック5M0O,5M20、5MO2,5M22
・・・の最尤値と、今回のブランチメトリックBMOO
とBMIIのうちの最尤値とを加算すれば、この系列か
ら得られる今回のステートメトリックの最尤値が得られ
る。
また、前回のステートメトリックとブランチメトリック
BMO1又はBMIOとを演算する系列に属する前回の
ステートメトリックSMO1,5M21.5MO3,5
M23・・・の最尤値と、今回のブランチメトリックB
MO1とBMIOのうちの最尤値とを加算すれば、この
系列から得られる今回のステートメトリックの最尤値が
得られる。
今回のステートメトリックの最尤値は、2つの系での最
尤値のいずれかである。
ブランチメトリック対最尤検出手段10で、ブランチメ
トリックBMOOとBMIIのうちの最尤値と、ブラン
チメトリックBMO1とBMIOのうちの最尤値とが検
出される。これにより、最尤ブランチメトリック対が得
られる。
ステートメトリック対最尤検出手段12で、前回のステ
ートメトリックとブランチメトリックBMOO又はBM
IIとを演算する系列に属する前回の最尤ステートメト
リックと、前回のステートメトリックとブランチメトリ
ックBMO1又はBMIOとを演算する系列に属する前
回の最尤ステートメトリックとが検出される。これによ
り、前回の最尤ステートメトリック対が得られる。
最尤値検出手段11で、今回の最尤ブランチメトリック
対と前回の最尤ステートメトリック対とから、今回のス
テートメトリックの最尤値が求められる。
すなわち、最尤値検出手段11で、前回のステートメト
リックとブランチメトリックBMOO又はBMIIとを
演算する系列に属する前回の最尤ステートメトリックと
ブランチメトリックBMOOとBMIIのうちの最尤ブ
ランチメトリックが加算される。また、前回のステート
メトリックとブランチメトリックBMO1又はBMIO
とを演算する系列に属する前回の最尤ステートメトリッ
クとブランチメトリックBMO1とBMIOのうちの最
尤のブランチメトリンクとが加算される。
そして、両者が比較される。これにより、今回のステー
トメトリックの最尤値が得られる。
このように、この発明の一実施例では、今回のステート
メトリックでメトリックの正規化が行われる。したがっ
て、正規化された最尤ステートメトリックを必ずOにす
ることができる。最尤ステートメトリックを0に正規化
できれば、最尤ステトメトリックのアドレス検出が非常
に容易になる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ACS演算の結果を用いずにメトリ
ックの正規化が行なえるので、ACS演算手段で直ちに
生き残りループの選択処理を行え、処理時間の短縮が図
れる。
また、今回の最尤ステートメトリックで正規化が行なえ
るので、ステートメトリックの最尤値がOになり、最尤
判定手段の構成を簡単化でき、回路規模の縮小がはかれ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の他の実施例のブロック図、第3図A〜第3図E
はこの発明の一実施例におけるステートメトリック・ト
ランジション・ダイアグラムを示す路線図、第4図は畳
込み符号の符号器の一例のブロック図、第5図は従来の
ヴィタビ復号器の説明に用いるトラリス線図、第6図は
従来のヴィタビ復号器の一例のブロック図、第7図は従
来のヴィタビ復号器の説明に用いるステートメトリック
・トランジション・ダイアグラムを示す略腺図、第8図
は従来のヴィタビ復号器の他の例のブロック図である。 図面における主要な符号の説明 2ニブランチメトリック演算手段。 3:ACS演算手段。 4ニステ一トメトリツク記憶手段 5:正規化手段、8:最尤判定手段。 10ニブランチメトリック対最尤検出手段。 1 :最尤値検出手段。 ニステートメトリック対最尤検出手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ACS演算前の最尤のブランチメトリック対を検出する
    ブランチメトリック対検出手段と、前回の最尤のステー
    トメトリック対を検出するステートメトリック対検出手
    段と、 上記ACS演算前の最尤のブランチメトリック対と上記
    前回の最尤のブランチメトリック対とから今回のステー
    トメトリックの最尤値を検出する最尤値検出手段と を有し、上記最尤値検出手段で得られる最尤値を用いて
    上記ACS演算後のメトリックを正規化することを特徴
    とするヴィタビ復号器。
JP18638089A 1989-07-18 1989-07-18 ヴィタビ復号器 Expired - Fee Related JP2757473B2 (ja)

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