JPH0349428A - ブランチメトリック演算回路 - Google Patents

ブランチメトリック演算回路

Info

Publication number
JPH0349428A
JPH0349428A JP18638289A JP18638289A JPH0349428A JP H0349428 A JPH0349428 A JP H0349428A JP 18638289 A JP18638289 A JP 18638289A JP 18638289 A JP18638289 A JP 18638289A JP H0349428 A JPH0349428 A JP H0349428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metric
state
maximum likelihood
code
branch metric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18638289A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2757475B2 (ja
Inventor
Izumi Hatakeyama
泉 畠山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP18638289A priority Critical patent/JP2757475B2/ja
Priority to US07/533,106 priority patent/US5295142A/en
Priority to CA002019078A priority patent/CA2019078C/en
Priority to AU57629/90A priority patent/AU632137B2/en
Priority to DE69029542T priority patent/DE69029542T2/de
Priority to EP90113779A priority patent/EP0409205B1/en
Publication of JPH0349428A publication Critical patent/JPH0349428A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2757475B2 publication Critical patent/JP2757475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Error Detection And Correction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、畳込み符号を復号するヴイタビ復号器に用
いられるブランチメトリック演算回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、畳込み符号を復号するヴイタビ復号器に用
いられるブランチメトリック演算回路において、受信符
号の符号を多重化制御信号に基づいて制御する符号制御
器と、この符号制御器の出力をそれぞれ加算して各ブラ
ンチメトリックを求める加算器とを設けることにより、
ACS演算を時分割処理で行うヴイタビ復号器を構成す
る場合に、セレクタを用いずに出力ブランチメトリック
を制御でき、ハードウェアの簡単化がはかれるようにし
たものである。
〔従来の技術〕
ヴイタビ復号は、合流する2つのバスのうち、受信系列
から最小の距離にあるパスを選択していくことにより、
畳込み符号を用いた最尤復号を効率良く行うアルゴリズ
ムである。ヴイタビ復号は、通話路に生じるランダム誤
りに対する訂正能力が高く、軟判定復調方式と組み合わ
せると、特に大きな符号化利得を得ることができる。こ
のため、干渉波の影響を受は易く、電力制限の厳しい衛
星通信システムでは、誤り訂正符号として畳込み符号が
用いられており、その復号にヴイタビ復号器が用いられ
ている。
このヴイタビ復号アルゴリズムについて、節単に説明す
る。
例えば生成多項式が Gl  (D)=l+D” Gz  (D)=1+D+D” で与えられる符号化率R=1/2、拘束長に=3の畳込
み符号を考える。このような符号を発生する符号器は、
第7図に示すように、レジスタ151A及び151Bか
らなるシフトレジスタと、モジュロ2の加算器152A
、152B、152Cとにより構成できる。
このような符号器におけるシフトレジスタの状態(bz
  bz )としては、状態(00)、状態(01)、
状態(10)、状態(11)の4つの状態が採り得る。
そして、入力が与えられた時、遷移できる状態は常に2
通りである。
すなわち、状B、 (003の場合、入力が00ときに
は状態(00)に遷移し、入力が1のときには状!(0
1)に遷移する。状態(01)の場合、入力が0のとき
には状態(10)に遷移し、入力が1のときには状態(
11)に遷移する。状態(10)の場合、入力が0のと
きには状態(00)に遷移し、入力が1のときには状態
(01)に遷移する。状態(11)の場合、入力が0の
ときには状態(10)に遷移し、入力が1のときには状
態(11)に遷移する。
このような状態遷移をトレリス線図で示すと、第8図に
示すようになる。第8図において、実線のブランチは人
力0による遷移を示し、破線のブランチは入力1による
遷移を示す。また、ブランチに沿って書いである数字は
、そのブランチの遷移が起きたときに出力される符号(
c+ G2 )である。
第8図かられかるように、各状態では必ず2つのバスが
合流する。ヴイタビ復号アルゴリズムは、各状態での2
つのバスのうち、最尤のバスを選択し、所定長まで生き
残りバスの選択を行ったら、各状態で選択したバスのう
ち、最尤のものを検出することで、受信符号を復号する
ものである。
このようなヴイタビアルゴリズムに基づいて畳込み符号
を復号するヴイタビ復号器は、基本的に、受信系列と各
ブランチとの間のメトリックを計算するブランチメトリ
ック演算手段と、生き残りバスを選択して生き残りバス
のステートメトリックを計算するAC3(アダー・コン
パレータ・セレクタ)演算手段と、各ステートでのステ
ートメトリックの値をそれぞれ記憶するステートメトリ
ック記憶手段と、選択したバスの推定出力を記憶するバ
スメモリと、最尤のステートメトリックのアドレスを検
出し、パスメモリの制御を行う最尤判定手段とから構成
される。
このようなヴイタビ復号器では、ステートメトリック記
憶手段に、選択されたバスのメトリックの累計が記憶さ
れることになる。このため、ステートメトリック記憶手
段がオーバーフローする可能性がある。このようなステ
ートメトリック記憶手段のオーバーフローを防止するた
めに、メトリックの正規化が行われる。
つまり、第9図は、従来のヴイタビ復号器の一例である
。第9図において、入力端子101に例えば8値に軟判
定された受信符号が供給される。
この受信符号が入力端子101からブランチメトリック
演算手段102に供給される。
ブランチメトリック演算手段102で、受信系列と各ブ
ランチとの間の4つのブランチメトリックが求められる
。この4つのブランチメトリックは、受信符号と符号(
00)、符号(01)、符号(10)、符号(11)の
それぞれとの確からしさに対応している。
ブランチメトリック演算手段102の出力がAC3演算
手段103に供給される。AC5演算手段103には、
ステートメトリック記憶手段104から前回までに求め
られたステートメトリックが与えられる。
AC5演算手段103で、ステートメトリック・トラン
ジション・ダイアグラムに従って、各ステートでの生き
残りバスが選択され、この生き残りバスのステートメト
リックが計算される。このステートメトリック・トラン
ジョン・ダイアグラムは、トレリス線図を基にして作ら
れる。
AC5演算手段103の出力が正規化手段105に供給
されるとともに、最尤値検出手段106に供給される。
正規化手段105の出力がステートメトリック記憶手段
104に供給される。また、AC3演算手段103から
選択したバスに関する情報信号が出力され、この情報信
号がバスメモリ107に送られる。
最尤値検出手段106は、AC3演算手段103から出
力される今回の各ステートメトリックの中で最尤のステ
ートメトリックを検出するものである。
この最尤のステートメトリックが正規化手段105に供
給される。正規化手段105で、各ステートメトリック
からこの最尤のステートメトリックが減算される。これ
により、ステートメトリックの正規化がなされ、ステー
トメトリック記憶手段104がオーバーフローすること
が防止される。
最尤値検出手段106の出力が最尤判定手段108に供
給される。所定長の生き残りバスが選択された後、最尤
判定手段108で各ステートの中で最尤のバスが検出さ
れる。この最尤判定手段108の出力によりバスメモリ
107が制御され、受信符号の復号がなされる。
このような構成とした場合、最尤値検出手段106で検
出された今回の最尤のステートメトリックを用いて正規
化が行われるので、正規化後の最尤のステートメトリッ
クの値を必ず所定値(例えば0)にすることができる。
ところが、上述のように構成される従来のヴイタビ復号
器では、最尤値検出手段106で今回の最尤のステート
メトリックを検出し、これを用いてステートメトリック
の正規化を行ない、この処理を待って、ステートメトリ
ック記憶手段104にステートメトリックを記憶させる
処理を行わなければならない。このため、演算時間が長
く必要になる。
そこで、前回の最尤のステートメトリックを使ってメト
リックの正規化を行うようにしたヴイタビ復号器が提案
されている。前回の最尤のステートメトリックを用いれ
ば、今回の最尤のステートメトリックの検出処理を待た
ずにステートメトリックの正規化が行え、処理速度の向
上が図れる。
また、第10図に示すように、前回の最尤のステートメ
トリックを求め、これを最大値記憶手段120を介して
AC3演算前に設けられた正規化手段105に与え、正
規化処理を行うようにしたものが提案されている(例え
ば特開昭59−19454号公報)。
ところが、このように前回の最尤のステートメトリック
を使ってステートメトリックの正規化処理を行うと、正
規化後の最尤のステートメトリックの値が一定値(例え
ば0)にならない、最尤のステートメトリックの値が常
に一定値(例えば0)になっていれば、その値のステー
トメトリックを探せばステートメトリックのアドレスが
検出できるので、最尤ステートメトリックのアドレス検
出は非常に簡単である。ところが、最尤のステートメト
リックの値が一定値になっていない場合には、各ステー
トメトリックを比較して最尤のステートメトツクを検出
するような処理が必要になる。
そこで、本願発明者は、最尤のブランチメトリック対と
、前回の最尤のステートメトリック対と゛を検出してメ
トリックを正規化するようにしたヴイタビ復号器を提案
している。
つまり、トランジションには、前回のステートメトリッ
クとブランチメトリックBMOO又はBMllとを演算
する系列のものと、前回のステートメトリックとブラン
チメトリックBMO1又はBMIOとを演算する系列の
ものがある。
今回のステートメトリックの最尤値は、前回のステート
メトリックとブランチメトリックBMOO又はBMII
とを演算する系列の中で最尤の前回のステートメトリッ
クと今回のブランチメトリックBMOOとBMIIのう
ち最尤のブランチメトリックとを加算した値か、前回の
ステートメトリックとブランチメトリックBMO1又は
BMIOとを演算する系列の中で最尤の前回のステート
メトリックと今回のブランチメトリックBMO1とBM
IOのうち最尤のブランチメトリックとを加算した値の
いずれかである。
したがって、前回の最尤のステートメトリック対を求め
、今回の最尤のブランチメトリック対を求め、前回の最
尤のステートメトリック対と今回の最尤のブランチメト
リック対とをそれぞれ加算した値を比較すれば、今回の
ステートメトリックの最尤値が得られる。
ところで、ヴイタビ復号器では、AC3演算手段103
として、状態数分のAC3回路が必要である。状態数は
拘束長に依存して指数関数的に増加し、例えば拘束長が
7の場合には、状態数が64にもなる。したがって、A
C3演算手段103を状態数分のAC3回路から構成す
ると、回路規模が非常に増大する。
そこで、従来より、時分割処理を行って、AC3演算手
段103の回路規模の縮小を図ることがなされている。
例えば16多重化処理を行えば、状態数が64の場合、
1つのAC3回路で16ステツプ分のAC3演算が行え
、状態数が64のAC8演算手段103が4つのAC3
回路で構成できる。
二のようにAC3演算を時分割処理で行う場合、AC3
演算手段を構成する各AC3回路に与えるブランチメト
リックがステップ毎に異なってくる。
このため、AC3演算を時分割処理で行う場合、従来で
は、第11図に示すように、ブランチメトリック演算手
段130の後段に、求められたブランチメトリックを処
理に応じて選択するセレクタ137〜140を配設する
ようにしている。
つまり、第11図は、AC3演算を時分割処理で行う場
合の従来のブランチメトリック演算手段の一例である。
第11図において、入力端子131及び132に、例え
ば8値軟判定された受信符号G、及びG2が供給される
。入力端子131及び132からの符号GI及びGtは
、インバータ137及び138に供給される。インバー
タI37及び138は、符号Gl及びG2をそれぞれ反
転させるものである。インバータ137がらは、符号で
、が出力される。インバータ138からは、符号でtが
出力される。
なお、軟判定データの最大値をNとすると、■r  =
N  Cz v!−N−am である。
加算器133には、符号G、及び符号G!が供給され、
加算器23でブランチメトリックBMOBMOO−GI
+Gz が求められる。加算器133の出力がセレクタ137及
びセレクタ140に供給される。
加算器134には、符号Gi及び符号で、が供給され、
加算器24でブランチメトリックBMOI BMOI−Gl +百2 が求められる。加算器134の出力がセレクタ138及
びセレクタ139に供給される。
加算器135には、符号で、及び符号G8が供給され、
加算器135でブランチメトリックBM0 BMIO−丁、十Gよ が求められる。加算器135の出力がセレクタ138及
び139に供給される。
加算器136には、符号U、及び符号■2が供給され、
加算器136でブランチメトリックBll BMII−てl +U!が求められる。加算器136の
出力がセレクタ137及びセレクタ140に供給される
ブランチメトリックBMOOlBMOl、BMlo、B
MIIは、それぞれ、受信符号が(00)、(01)、
(10)、(11)である確からしさを示している。こ
の値が小さいほど、尤度が高い。
セレクタ137〜140には、端子141から選択信号
が供給される。この選択信号により、セレクタ137〜
138が時分割処理のステップに応じて切り換えられる
セレクタ137で、ブランチメトリックBMOOとBM
IIとが選択され、ブランチメトリックBMOO又はB
MIIが出力端子142から選択的に出力される。
セレクタ138で、ブランチメトリックBMO1とBM
IOとが選択され、ブランチメトリックBMO1又はB
MIOが出力端子143から選択的に出力される。
セレクタ139で、ブランチメトリックBMIOとBM
O1とが選択され、ブランチメトリックBMIO又はB
MO1が出力端子144から選択的に出力される。
セレクタ140で、ブランチメトリックBMIlとBM
OOとが選択され、ブランチメトリックBMII又はB
MOOが出力端子145から選択的に出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように、AC3演算を時分割処理で行う場合、従来
では、ブランチメトリック演算手段の後段に、求められ
たブランチメトリックを処理に応じて選択するセレクタ
137〜140を配設する必要がある。このため、ハー
ドウェア規模が大きくなるという問題が生じる。
したがって、この発明の目的は、AC3演算を時分割処
理で行う場合に回路規模の縮小がはかれるブランチメト
リック演算回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、受信符号の符号を多重化制御信号に基づい
て制御する符号制御器41及び42と、この符号制御器
41及び42の出力をそれぞれ加算して各ブランチメト
リックを求める加算器35〜38とからなるブランチメ
トリック演算回路である。
〔作用〕
ブランチメトリック演算手段2の前段に受信符号の符号
を多重化制御信号に基づいて制御する符号制御器41及
び42が設けられる。このため、AC3演算を時分割処
理する場合に、ブランチメトリックを選択するセレクタ
が必要なくなる。これにより、回路規模の縮小がはかれ
る。
〔実施例〕
この発明の実施例について、以下の順序で説明する。
a、ステートメトリックの最尤値検出 す、ヴイタビ復号器の一例 C6他の実施例 d0時分割多重化処理 a、ステートメトリックの最尤値検出 この発明は、最尤のブランチメトリック対と、前回の最
尤ステートメトリック対とを検出してメトリックを正規
化するようにしたヴイタビ復号器に適用できる。このよ
うに、最尤のブランチメトリック対と、前回の最尤のス
テートメトリック対とを検出してメトリックの正規化が
行なえることについて説明する。
トランジョンには、前回のステートメトリックとブラン
チメトリックBMOO又はBMIIとを演算する系列の
ものと、前回のステートメトリックとブランチメトリッ
クBMO1又はBMIOとを演算する系列のものとがあ
る。
例えば、第2図A〜第2図Eは、生成多項式がG1冨1
+D+D露十D3+D’ Gt ””1+D” 十D’ +D’ 十D’で示され
る拘束長7、符号化率1/2の符号を用いた場合のステ
ートメトリック・トランジション・ダイアグラムである
。第2図A〜第2図Eにおいて、左側が前ステートメト
リック、右側が現ステートメトリックであり、ビットの
右側がLSB、左側がMSBである。各ステートメトリ
ックは、16進数と2進数とで示される。第2図A〜第
2図Eに示すように、トランジション(1)、(3)、
(5)・・・は、前回のステートメトリックとブランチ
メトリックBMOO又はBMIIとを演算する系列に属
し、トランジション(2)、(4)、(6)・・・は、
前回のステートメトリックとブランチメトリックBMO
1又はBMIOとを演算する系列に属している。
前回のステートメトリックとブランチメトリッりBMO
O又はBMIIとを演算する系列に属する前回のステー
トメトリックSMO025M20.5MO2,3M22
・・・の最尤値と、今回のブランチメトリックBMOO
とBMIIのうちの最尤値とを加算すれば、この系列か
ら得られる今回のステートメトリックの最尤値が得られ
る。
また、前回のステートメトリックとブランチメトリック
BMO1又はBMIOとを演算する系列に属する前回の
ステートメトリックSMOl、3M2 L 5MO3,
5M23・・・の最尤値と、今回のブランチメトリック
BMO1とBMIOのうちの最尤値とを加算すれば、こ
の系列から得られる今回のステートメトリックの最尤値
が得られる。
今回のステートメトリックの最尤値は、2つの系での最
尤値のいずれかである。したがって、最尤のブランチメ
トリック対と、前回の最尤ステートメトリック対とを検
出すれば、メトリックの正規化が行なえる。
b、ヴイタビ復号器の一例 第3図は、このように前回の最尤のステートメトリック
対と、今回の最尤のブランチメトリック対とを検出して
メトリックの正規化を行うようにしたヴイタビ復号器の
一例である。第3図において、入力端子1から例えば8
値軟判定された受信符号が供給される。この受信符号が
ブランチメトリック演算手段2に供給される。ブランチ
メトリック演算手段2でブランチメトリックが求められ
る。
ブランチメトリック演算手段2で求められたブランチメ
トリックがAC3演算手段3に供給されるとともに、ブ
ランチメトリック対最尤検出手段10に供給される。
AC3演算手段3は、時分割多重化処理を行う構成とさ
れている。例えば、拘束長Kが7の符号の場合には、状
態数が64となる。AC5演算手段3は、例えば16分
分割型化処理を行い、64の状態のAC3演算を4つの
AC3回路で行う構成とされている。各AC3回路は、
加算器と、コンパレータと、セレクタとから構成される
AC3演算手段3には、ブランチメトリック演算手段2
から今回のブランチメトリックが供給されるとともに、
ステートメトリック記憶手段4から前回までのステート
メトリックが供給される。
AC3演算手段3で、ステートメトリック・トランジシ
ョン・ダイアダラムに従って、AC3演算がなされる。
これにより、各ステートでの生き残りパスが選択され、
この生き残りパスの今回のステートメトリックが計算さ
れる。
AC3演算手段3の出力が正規化手段5に供給される。
正規化手段5の出力がステートメトリック記憶手段4に
供給されるとともに、最尤判定手段8に供給される。ま
た、正規化手段5の出力がステートメトリック対最尤検
出手段12に供給される。ステートメトリック対最尤検
出手段12で、前回の最尤ステートメトリック対が求め
られる。
この最尤ステートメトリック対がステートメトリック記
憶手段13を介して最尤値検出手段11に供給される。
正規化手段5には、最尤値検出手段11の出力が供給さ
れる。最尤値検出手段11では、前述したように、ステ
ートメトリック対最尤検出手段12から出力される前回
の最尤ステートメトリック対とブランチメトリック対最
尤検出手段IOから出力される今回の最尤ブランチメト
リック対とから、今回の最尤ステートメトリックが求め
られる。
正規化手段5で、AC3演算手段3から出力される各ス
テートメトリックから最尤値検出手段11の出力が減算
される。これにより、ステートメトリックの正規化がな
される。
また、AC3演算手段3から選択したパスに関する情報
信号が出力され、この選択したパスに関する情報信号が
パスメモリ7に供給される。
所定長の生き残りパスが選択された後、最尤判定手段8
で各ステートの中で最尤のパスが検出される。この最尤
判定手段日の出力によりバスメモリ7が制御され、受信
符号の復号がなされる。
C0他の実施例 第4TgJは、この発明が適用できるヴイタビ復号器の
他の例である。前述の例では、最尤値検出手段11で求
められた今回のステートメトリックの最尤値を、AC3
演算手段3の後段の正規化手段5に供給するようにして
いるが、この例では、第4図に示すように、最尤値検出
手段11で求められた今回のステートメトリックの最尤
値を、AC3演算手段3の前段の正規化手段5に供給す
るようにしている。
d1時分割多重化処理 AC3演算手段3は、例えば16分分割型化処理を行う
構成とされる。そして、各AC3回路から出力される演
算結果は、各系列毎にまとまるようにしている。このよ
うにすると、最尤ステートメトリック対の検出処理が容
易である。
第1図は、この発明が適用されたヴイタビ復号器のブラ
ンチメトリック演算手段2及びAC3演算手段3の構成
を示すものである。
ブランチメトリック演算手段2は、4つの加算器35〜
38を有しており、ブランチメトリック演算手段2の前
段には、符号制御器41及び42が設けられる。この符
号制御器41及び42により、AC3演算の多重化処理
及びパンクチャド符号化に対応して、受信符号が制御さ
れる。符号制御器41からは、受信符号G1の入力端子
51が導出される。符号制御器42からは、受信符号G
2の入力端子52が導出される。また、多重化制御信号
の入力端子53及びメトリック計算禁止信号の入力端子
54が設けられる。
符号制御器41は、EX−ORゲート43及び44と、
EX−NORゲート45とから構成される。符号制御器
42は、EX−ORゲート46及び47と、EX−NO
Rゲート48とから構成される。
入力端子53からの多重化制御信号により、EX−OR
ゲート43及び44から出力される受信符号G、の符号
と、EX−ORゲート46及び47から出力される受信
符号G2の符号が制御される。
つまり、メトリック計算禁止信号がローレベルで、多重
化制御信号がローレベルの時には、EX−ORゲート4
3から符号G、、EX、−ORゲート44から符号′C
ヨが出力され、EX−ORゲート46から符号Gよ、E
X−ORゲート47から符号■2が出力される。メトリ
ック計算禁止信号がローレベルで、多重化制御信号かハ
イレベルの時には、EX−ORゲート43から符号πl
、EX−、ORゲート44から符号G!が出力され、E
X−ORゲート46から符号π、 、EX−ORゲート
47から符号G、が出力される。
パンクチャド符号化の際にメトリック計算禁止を行う場
合には、入力端子54からのメトリック計算禁止信号が
ハイレベルとされる。
加算器35には、EX−ORゲート43の出力G、又は
■、と、EX−ORゲート46の出力G、2又はて、が
供給される。加算器35で、(G++Gt)又は(で、
十τよ)が求められ、ブランチメトリックBMOO又は
BMIIが求められる。
加算器36には、EX−ORゲート43の出力Gl又は
否、ト、EX−ORゲ−)47(7)出力−C−2又は
G2が供給される。加算器36で、(G。
+で2)又は(Kl +G2 )求められ、ブランチメ
トリックBMO1又はBMIOが求められる。
加算器37には、EX−ORゲート44の出力で、又は
いと、EX−ORゲート46の出力G2又はU、が供給
される。加算器37で、(で。
+02)又は(G、十で2)求められ、ブランチメトリ
ックBMIO又はBMO1が求められる。
加算器3日には、EX−ORゲート44の出力■1又は
G、と、Ex−oRゲ−1−47(7)出力て8又はG
2が供給される。加算器38で、OL十てよ)又は(G
++Gt)求められ、ブランチメトリックBMII又は
BMOOが求められる。
なお、ブランチメトリックBMOOlBMOLBMIO
lBMIIは、それぞれ、受信符号が符号(OOL符号
(01)、符号(10)、符号(11)である確からし
さを示している。
第2図A〜第2図Cに示すステートメトリック・トラン
ジョン・ダイアグラムかられかるように、トランジショ
ンには、ブランチメトリックBMOO又はBMIIとで
AC3演算を行い、その結果が前回のステートメトリッ
クとブランチメトリックBMOO又はBMIIとを演算
する系列となる演算系列(BMOO/1 i→BMOO
/11系列)と、ブランチメトリックBMO1又はBM
IOとでAC3演算を行い、その結果が前回のステート
メトリックとブランチメトリックBMOO又はBMII
とを演算する系列となる演算系列(BMOl/] O→
BMOO/11系列)と、ブランチメトリックBMO1
又はBMIOとでAC3演算を行い、その結果が前回の
ステートメトリックとブランチメトリックBMO1又は
BMIOとを演算する系列となる演算系列(BMO1/
l O→BMOI/1.0系列)と、ブランチメトリッ
クBMOO又はBMIIとでAC3演算を行い、その結
果が前回のステートメトリックとブランチメトリックB
MO1又はBMIOとを演算する系列となる演算系列(
BMOO/11−BMO1/10系列)とがある。
AC3回路31は、(BMOO/11→BMOO/11
系列)のA、 CS演算を行うものである。
すなわち、AC3演算回路31は、ブランチメトリック
BMOO又はBMIIとでAC3演算を行い、その結果
が前回のステー・トメトリックとブランチメトリックB
MOO又はBMl、1とを演算する系列に属するステー
トメトリックを出力する。
AC3回路32は、(BMO1/10→BMOO/11
系列)のAC3演算を行うものである。
すなわち、AC3回路32は、ブランチメトリックBM
O1又はBMIOとでAC3演算を行い、その結果、前
回のステートメトリックとブランチメトリックBMOO
又はBMIIとを演算する系列に属するステート・メト
リックを出力する。
AC3回路33は、(BMO1/10→BMO1/10
系列)のAC3演算を行うものである。
すなわち、AC3回路33は、ブランチメトリックBM
OI又はBMIOとでA、 CS演算を行い、その結果
、前回のステートメトリックとブランチメトリックBM
O1又はBMl、Oとを演算する系列に属するステート
メトリックを出力する。
AC3回路34は、(BMOO/11−48M01/1
0系列)のAC3演算を行うものである。
すなわち、AC3回路34は、ブランチメトリックBM
OO又はBMIIとでAC3演算を行い、その結果、前
回のステートメトリックとブランチメトリックBMOI
又はBMIOとを演算する系列に属するステートメトリ
ックを出力する。
第5図A〜第5図りは、各AC3回路31〜34で行う
AC3演算順序の一例である。
第5図Aは、AC3回路31の動作を示し、第5図Bは
AC3回路32の動作を示し、第5図CはAC3回路3
3の動作を示し、第5図りはAC5回路34の動作を示
している。この例では、状態数が64のAC3演算が4
つのAC5回路31〜34を用いて16ステツプで行わ
れる。第5図A〜第5図りは、入力ブランチノドリック
と入力ステートメトリックと、出力ステートメトリック
とを示している。
第5図Aに示すように、AC3回路31からは、ステー
トメトリックSM’ 0055M’ 04、SM′22
、SM’3F・・・が出力される。また、第5図Bに示
すよ5うに、AC3回路32からは、ステートメトリッ
クSM’02、SM’06、SM’ 20.SM’ 3
D・・・が出力される。これらAC3回路31及び32
から出力されるステートメトリックは、第2図A〜第2
図りがられかるように、前回のステートメトリックとブ
ランチメトリックBMOO又はBMIIとを演算する系
列に属する。
したがって、AC3回路31及びAC3回路32の出力
の最尤値から、一方の最尤対ステートメトリックが求め
られる。
第5図Cに示すように、AC3回路33からは、ステー
トメトリックSM’03、SM’07、SM′21、S
M’ 3G・・・が出力される。また、第5図りに示す
ように、AC3回路34からは、ステートメトリックS
M’OI、SM’05、SM′23、SM’3B・・・
が出力される。これらAC3回路33及び34から出力
されるステートメトリックは、第2図A〜第2図りから
れかるように、前回のステートメトリックとブランチメ
トリックBMO1又はBMIOとを演算する系列に属す
る。
したがって、AC3回路33及びAC3回路34の出力
の最尤値から、他方の最尤対ステートメトリックが求め
られる。
このように、系列毎にまとまるようにAC3演算を時分
割処理で行うようにすると、最尤ステートメトリック対
の検出処理を行う際に、並べ替えの処理を必要とせず、
最尤ステートメトリック対の検出処理が容易である。
つまり、第6図において、記憶器64には、最初に入力
端子62から初期値が与えられ、以後、これまでのステ
ートメトリックの最尤値が記憶される。
入力端子61から比較器65に、AC3回路31〜34
のそれぞれで求められたステートメトリックが供給され
る。記憶器64の出力が比較器65に供給される。比較
器65で、入力端子61からのステートメトリックと、
記憶器64に蓄えられていたこれまでのステートメトリ
ックの最尤値とが比較される。
記憶器64に蓄えられていたこれまでのステートメトリ
ックの最尤値の方が入力端子61からのステートメトリ
ックより尤度が高い場合には、記憶器64のステートメ
トリックがそのまま保持される。
入力端子61からのステートメトリックの方が記憶器6
4に蓄えられていたこれまでのステートメトリックの最
尤値より尤度が高い場合には、記憶器64のステートメ
トリックが入力端子61からのステートメトリックに改
められる。
このような処理を繰り返していくことにより、記憶器6
4には、最尤のステートメトリックが蓄えられることに
なる。
所定ステップが終了後、記憶器64に蓄えられていたス
テートメトリックが最尤値検出回路65に取り込まれる
。そして、出力端子67から、その系列の最尤ステート
メトリックが出力される。
e、変形例 上述の例では、16多重化処理としているが、4多重化
処理の場合や、8多重化処理を行う場合にも、系列毎に
まとまるようにAC3演算を時分割処理で行うことがで
きる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ブランチメトリック演算手段の・前
段に受信符号の符号を多重化制御信号に基づいて制御す
る符号制御器が設けられる。符号制御器は、簡単なゲー
ト回路で構成できる。このため、AC3演算を時分割処
理する場合に、ブランチメトリック演算手段の構成を簡
単化できる。
また、この符号制御器を利用すると、パンクチャド符号
化を行った場合に、メトリック計算禁止機能を持たせら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明におけるブランチメトリック演算手段
及びAC3演算手段の一例のブロック図。 第2図A〜第2図Eはこの発明の一実施例におけるステ
ートメトリック・トランジション・ダイアダラムを示す
路線図、第3図はこの発明が適用できるヴイタビ復号器
の一例のブロック図、第4図はこの発明が適用できるヴ
イタビ復号器の他の例のブロック図、第5図A〜第5図
りはこの発明の一実施例の説明に用いる路線図、第6図
はこの発明の一実施例における最尤値検出回路の一例の
ブロック図、第7図は畳込み符号の符号器の一例のブロ
ック図、第8図は従来のヴイタビ復号器の説明に用いる
トラリス線図、第9図は従来のヴイタビ復号器の一例の
ブロック図、第10は従来のヴイタビ復号器の他の例の
ブロック図、第11図は従来のヴイタビ復号器の一例の
ブロック図である。 図面における主要な符号の説明 2ニブランチメトリック演算手段。 3:AC3演算手段。 4ニステ一トメトリツク記憶手段。 5:正規化手段、8:最尤判定手段。 41゜ 42 :符号制御器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 受信符号の符号を多重化制御信号に基づいて制御する符
    号制御器と、 上記符号制御器の出力をそれぞれ加算して各ブランチメ
    トリックを求める加算器と からなるブランチメトリック演算回路。
JP18638289A 1989-07-18 1989-07-18 ブランチメトリック演算回路 Expired - Fee Related JP2757475B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18638289A JP2757475B2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 ブランチメトリック演算回路
US07/533,106 US5295142A (en) 1989-07-18 1990-06-04 Viterbi decoder
CA002019078A CA2019078C (en) 1989-07-18 1990-06-15 Viterbi decoder
AU57629/90A AU632137B2 (en) 1989-07-18 1990-06-19 Viterbi decoder
DE69029542T DE69029542T2 (de) 1989-07-18 1990-07-18 Viterbidekodierer
EP90113779A EP0409205B1 (en) 1989-07-18 1990-07-18 Viterbi decoder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18638289A JP2757475B2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 ブランチメトリック演算回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0349428A true JPH0349428A (ja) 1991-03-04
JP2757475B2 JP2757475B2 (ja) 1998-05-25

Family

ID=16187414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18638289A Expired - Fee Related JP2757475B2 (ja) 1989-07-18 1989-07-18 ブランチメトリック演算回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2757475B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2757475B2 (ja) 1998-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6148431A (en) Add compare select circuit and method implementing a viterbi algorithm
JPH06334697A (ja) 誤り検出方法
KR100387089B1 (ko) 브랜치 메트릭 계산 처리에서 감소된 비트수를 갖는비터비 디코더
US20070201586A1 (en) Multi-rate viterbi decoder
JP2010130271A (ja) 復号器および復号方法
JPH0349428A (ja) ブランチメトリック演算回路
JP2757473B2 (ja) ヴィタビ復号器
KR101134806B1 (ko) 부호 복호 방법
US20050138535A1 (en) Method and system for branch metric calculation in a viterbi decoder
JPH0349429A (ja) ヴィタビ復号器
JP3236979B2 (ja) ビタビ復号装置
JP2591332B2 (ja) 誤り訂正復号装置
JP3203941B2 (ja) ビタビ復号装置
JP3235333B2 (ja) ビタビ復号方法およびビタビ復号化装置
JP3337950B2 (ja) 誤り訂正復号化方法及び誤り訂正復号化装置
JP3342424B2 (ja) ブランチメトリック演算装置及びビタビ復号装置
KR100531840B1 (ko) 비터비 디코더의 가지 메트릭 계산 방법 및 그 회로
JP2002198827A (ja) 最尤復号方法及び最尤復号器
JP4372298B2 (ja) ビタビ復号器
JPH06204897A (ja) ビタビ復号器
JP2757474B2 (ja) ヴィタビ復号器
JPH06303153A (ja) ビタビ復号器
JPH08279765A (ja) 畳込み符号ならびにトレリス符号用の復号アルゴリズムとそれを用いる受信装置
JP2003258650A (ja) 最尤復号器
JP3351414B2 (ja) ビタビ復号装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees