JPH0349429A - ヴィタビ復号器 - Google Patents

ヴィタビ復号器

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JPH0349429A
JPH0349429A JP18638389A JP18638389A JPH0349429A JP H0349429 A JPH0349429 A JP H0349429A JP 18638389 A JP18638389 A JP 18638389A JP 18638389 A JP18638389 A JP 18638389A JP H0349429 A JPH0349429 A JP H0349429A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、畳込み符号を復号するヴィタビ復号器に関
する。
〔発明の概要〕
この発明は、畳込み符号を復号するヴィタビ復号器にお
いて、ACS演算前の最尤のブランチメトリック対を検
出し、前回の最尤のステートメトリック対を検出し、A
CS演算前の最尤のブランチメトリック対と前回の最尤
のステートメトリック対とから今回のステートメトリッ
クの最尤値を検出し、検出された今回のステートメトリ
ックの最尤値を用いてメトリックを正規化するようにし
たヴィタビ復号器であって、ステートメトリック対を得
るための系がまとまるようにAC5演算を時分割処理で
行うようにすることにより、最尤ステートメトリック対
の検出を簡単に行なえるようにしたものである。
〔従来の技術〕
ヴィタビ復号は、合流する2つのバスのうち、受信系列
から最小の距離にあるパスを選択していくことにより、
畳込み符号を用いた最尤復号を効率良く行うアルゴリズ
ムである。ヴィタビ復号は、通話路に生じるランダム誤
りに対する訂正能力が高く、軟判定復調方式と組み合わ
せると、特に大きな符号化利得を得ることができる。こ
のため、干渉波の影響を受は易く、電力制限の厳しい衛
星通信システムでは、誤り訂正符号として畳込み符号が
用いられており、その復号にヴィタビ復号器が用いられ
ている。
このヴィタビ復号アルゴリズムについて、簡単に説明す
る。
例えば生成多項式が G+  (D)=1+D8 Gt  (D)−1+D+D富 で与えられる符号化率R−1/2、拘束長に=3の畳込
み符号を考える。このような符号を発生する符号器は、
第7図に示すように、レジスタ151A及び151Bか
らなるシフトレジスタと、モジュロ2の加算器152A
、152B、152Cとにより構成できる。
このような符号器におけるシフトレジスタの状態(bl
 b2)としては、状態(00,)、状態(01)、状
態(10)、状態(11)の4つの状態が採り得る。そ
して、入力が与えられた時、遷移できる状態は常に2通
りである。
すなわち、状態(00)の場合、入力が0のときには状
11.(00)に遷移し、入力が1のときには状態(0
1)に遷移する。状態(01)の場合、入力がOのとき
には状態(10)に遷移し、入力が1のときには状J!
!(11)に遷移する。状態(10)の場合、入力が0
0ときには状態(00)に遷移し、入力が1のときには
状態(01)に遷移する。状態(11)の場合、入力が
Oのときには状B (10)に遷移し、入力が1のとき
には状態(11)に遷移する。
このような状態遷移をトレリス線図で示すと、第8図に
示すようになる。第8図において、実線のブランチは入
力Oによる遷移を示し、破線のブランチは入力1による
遷移を示す、また、ブランチに沿って書いである数字は
、そのブランチの遷移が起きたときに出力される符号(
G+ Gz )である。
第8図かられかるように、各状態では必ず2つのバスが
合流する。ヴィタビ復号アルゴリズムは、各状態での2
つのバスのうち、最尤のバスを選択し、所定長まで生き
残りバスの選択を行ったら、各状態で選択したバスのう
ち、最尤のものを検出することで、受信符号を復号する
ものである。
このようなヴィタビアルゴリズムに基づいて畳込み符号
を復号するヴィタビ復号器は、基本的に、受信系列と各
ブランチとの間のメトリックを計算するブランチメトリ
ック演算手段と、生き残りバスを選択して生き残りバス
のステートメトリックを計算するACS(アダー・コン
パレータ・セレクタ)演算手段と、各ステートでのステ
ートメトリックの値をそれぞれ記憶するステートメトリ
ック記憶手段と、選択したバスの推定出力を記憶するバ
スメモリと、最尤のステートメトリックのアドレスを検
出し、バスメモリの制御を行う最尤判定手段とから構成
される。
このようなヴィタビ復号器では、ステートメトリック記
憶手段に、選択されたバスのメトリックの累計が記憶さ
れることになる。このため、ステートメトリック記憶手
段がオーバーフローする可能性がある。このようなステ
ートメトリック記憶手段のオーバーフローを防止するた
めに、メトリックの正規化が行われる。
つまり、第9図は、従来のヴィタビ復号器の一例である
。第9図において、入力端子101に例えば8値に軟判
定された受信符号が供給される。
この受信符号が入力端子101からブランチメトリック
演算手段102に供給される。
ブランチメトリック演算手段102で、受信系列と各ブ
ランチとの間の4つのブランチメトリックが求められる
。この4つのブランチメトリックは、受信符号と符号(
00)、符号(01)、符号(10)、符号(11)の
それぞれとの確からしさに対応している。
ブランチメトリック演算手段102の出力がACS演算
手段103に供給される。ACS演算手段103には、
ステートメトリック記憶手段104から前回までに求め
られたステートメトリックが与えられる。
ACS演算手段103で、ステートメトリック・トラン
ジション・ダイアグラムに従って、各ステートでの生き
残りパスが選択され、この生き残りパスのステートメト
リックが計算される。このステートメトリック・トラン
ジョン・ダイアグラムは、トレリス線図を基にして作ら
れる。
ACS演算手段103の出力が正規化手段lO5に供給
されるとともに、最尤値検出手段106に供給される。
正規化手段105の出力がステートメトリック記憶手段
104に供給される。また、ACS演算手段103から
選択したパスに関する情報信号が出力され、この情報信
号がパスメモリ107に送られる。
最尤値検出手段106は、ACS演算手段103から出
力される今回の各ステートメトリックの中で最尤のステ
ートメトリックを検出するものである。
この最尤のステートメトリックが正規化手段105に供
給される。正規化手段105で、各ステートメトリック
からこの最尤のステートメトリックが減算される。これ
により、ステートメトリックの正規化がなされ、ステー
トメトリック記憶手段104がオーバーフローすること
が防止される。
最尤値検出手段106の出力が最尤判定手段108に供
給される。所定長の生き残りパスが選択された後、最尤
判定手段108で各ステートの中で最尤のパスが検出さ
れる。この最尤判定手段108の出力によりバスメモリ
107が制御され、受信符号の復号がなされる。
このような構成とした場合、最尤値検出手段lO6で検
出された今回の最尤・のステートメトリックを用いて正
規化が行われるので、正規化後の最尤のステートメトリ
ックの値を必ず所定値(例えば0)にすることができる
ところが、上述のように構成される従来のヴィタビ復号
器では、最尤値検出手段106で今回の最尤のステート
メトリックを検出し、これを用いてステートメトリック
の正規化を行ない、この処理を待って、ステートメトリ
ック記憶手段104にステートメトリックを記憶させる
処理を行わなければならない。このため、演算時間が長
く必要になる。
そこで、前回の最尤のステートメトリックを使ってメト
リックの正規化を行うようにしたヴィタビ復号器が提案
されている。前回の最尤のステートメトリックを用いれ
ば、今回の最尤のステートメトリックの検出処理を待た
ずにステートメトリックの正規化が行え、処理速度の向
上が図れる。
また、第10図に示すように、前回の最尤のステートメ
トリックを求め、これを最尤値検出手段120を介して
ACS演算前に設けられた正規化手段105に与え、正
規化処理を行うようにしたものが提案されている(例え
ば特開昭59−19454号公報)。
ところが、このように前回の最尤のステートメトリック
を使ってステートメトリックの正規化処理を行うと、正
規化後の最尤のステートメトリックの値が一定値(例え
ばO)にならない。最尤のステートメトリックの値が常
に一定値(例えば0)になっていれば、その値のステー
トメトリックを探せばステートメトリックのアドレスが
検出できるので、最尤ステートメトリックのアドレス検
出は非常に簡単である。ところが、最尤のステートメト
リックの値が一定値になっていない場合には、各ステー
トメトリックを比較して最尤のステートメトツクを検出
するような処理が必要になる。
そこで、本願発明者は、最尤のブランチメトリック対と
、前回の最尤のステートメトリック対とを検出してメト
リックを正規化するようにしたヴィタビ復号器を提案し
ている。
つまり、トランジションには、前回のステートメトリッ
クとブランチメトリックBMOO又はBMllとを演算
する系列のものと、前回のステートメトリックとブラン
チメトリックBMO1又はBMIOとを演算する系列の
ものがある。
今回のステートメトリックの最尤値は、前回のステート
メトリックとブランチメトリックBMOO又はBMII
とを演算する系列の中で最尤の前回のステートメトリッ
クと今回のブランチメトリックBMOOとBMIIのう
ち最尤のブランチメトリックとを加算した値か、前回の
ステートメトリックとブランチメトリックBMO1又は
BMIOとを演算する系列の中で最尤の前回のステート
メトリックと今回のブランチメトリックBMO1、BM
IOのうち最尤のブランチメトリックとを加算した値の
いずれかである。
したがって、前回の最尤のステートメトリック対を求め
、今回の最尤のブランチメトリック対を求め、前回の最
尤のステートメトリック対と今回の最尤のブランチメト
リック対とをそれぞれ加算した値を比較すれば、今回の
ステートメトリックの最尤値が得られる。
ところで、ヴィタビ復号器では、ACS演算手段103
として、状態数分のACS回路が必要である。状態数は
拘束長に依存して指数関数的に増加し、例えば拘束長が
7の場合には、状態数が64にもなる。したがって、A
CS演算手段103を状態数分のACS回路から構成す
ると、回路規模が非常に増大する。
そこで、従来より、時分割処理を行って、ACS演算手
段103の回路規模の縮小を図ることがなされている。
例えば16多重化処理を行えば、状態数が64の場合、
1つのACS回路で16ステツプ分のACS演算が行え
、状態数が64のACS演算手段103が4つのACS
回路で構成できる。
このようにACS演算を時分割処理で行う場合、従来で
は、ステートメトリック・トランジション・ダイアグラ
ムの順番に従って、時分割処理を行うようにされている
〔発明が解決しようとする課題〕
最尤のブランチメトリック対と、前回の最尤のステート
メトリック対とを検出してメトリックを正規化すること
により、処理速度の向上と回路規模の削減を図るととも
に、ACS回路を時分割処理して回路規模の縮小を図る
ようにしたヴィタビ復号器を構成することが考えられる
従来では、前述したように、例えばステートメトリック
・トランクシヨン・ダイアグラムの順番に従って、時分
割処理を行うようにされている。
このようにした場合、ACS演算手段103の各ACS
回路から出力されるステートメトリックの系列は定まっ
ていない。このため、ACS演算手段で求められたステ
ートメトリックを各系列毎に並べ替えて、ステートメト
リック対の最尤検出を行わなければならない、このため
、処理が複雑化し、回路規模が増大する。
したがって、この発明の目的は、処理時間の短縮と回路
規模の縮小がはかれるヴィタビ復号器を提供することあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、ACS演算前の最尤のブランチメトリック
対を検出し、前回の最尤のステートメトリック対を検出
し、ACS演算前の最尤のブランチメトリック対と前回
の最尤のステートメトリック対とから今回のステートメ
トリックの最尤値を検出し、検出された今回のステート
メトリックの最尤値を用いてメトリックを正規化するよ
うにしたヴィタビ復号器であって、ステートメトリック
対がまとまるように、ACS演算を時分割処理で行うよ
うにしたことを特徴とするヴィタビ復号器である。
〔作用〕
系列毎にまとまるようにACS演算が時分割処理で行わ
れる。このため、最尤ステートメトリック対の検出処理
が容易に行なえる。
〔実施例〕
この発明の実施例について、以下の順序で説明する。
a、ステートメトリックの最尤値検出 す、ヴィタビ復号器の一例 C1他の実施例 d0時分割多重化処理 a、ステートメトリックの最尤値検出 この発明は、最尤ブランチメトリック対と、前回の最尤
ステートメトリック対とを検出してメトリックを正規化
するようにしたダイタビ復号器に適用される。このよう
に、最尤ブランチメトリック対と、前回の最尤ステート
メトリック対とを検出してメトリックの正規化が行なえ
ることについて説明する。
トランジョンには、前回のステートメトリックとブラン
チメトリッ′りBMOO又はBMIIとを演算する系列
のものと、前回のステートメトリックとブランチメトリ
ックBMO1又はBMIOとを演算する系列のものとが
ある。
例えば、第2図A〜第2図Eは、生成多項式がG+−=
1+D+D” +I)’ +I)’Gt =1+D” 
+D! +D’ +D’で示される拘束長7、符号化率
1/2の符号を用いた場合のステートメトリック・トラ
ンジション・ダイアグラムである。第2図A〜第2図已
において、左側が前ステートメトリック、右側が現ステ
ートメトリックであり、ビットの右側がLSB。
左側がMSBである。各ステートメトリックのアドレス
は、16進数と2進数とで示されている。
第2図A〜第2図已に示すように、トランジション(1
)、(3)、(5)・・・は、前回のステートメトリッ
クとブランチメトリックBMOO又はBMllとを演算
する系列に属し、トランジション(2)、(4)、(6
)・・・は、前回のステートメトリックとブランチメト
リックBMO1又はBMloとを演算する系列に属して
いる。
前回のステートメトリックとブランチメトリックBMO
O又はBMIIとを演算する系列に属する前回のステー
トメトリックSMO015M20.5MO2,5M22
・・・の最尤値と、今回のブランチメトリックBMOO
とBMIIのうちの最尤値とを加算すれば、この系列か
ら得られる今回のステートメトリックの最尤値が得られ
る。
また、前回のステートメトリックとブランチメトリック
BMOl又はBMIOとを演算する系列に属する前回の
ステートメトリックSMO1,5M21.5MO3,5
M23・・・の最尤値と、今回のブランチメトリックB
MO1とBM、10のうちの最尤値とを加算すれば、こ
の系列から得られる今回のステートメトリックの最尤値
が得られる。
今回のステートメトリックの最尤値は、2つの系での最
尤値のいずれかである。したがって、最尤のブランチメ
トリック対と、前回の最尤ステートメトリック対とを検
出すれば、メトリックの正規化が行なえる。
b、ダイタビ復号器の一例 第3図は、このように前回の最尤ステートメトリック対
と、今回の最尤ブランチメトリック対とを検出してメト
リックの正規化を行うようにしたダイタビ復号器の一例
である。第3図において、入力端子1から例えば8値軟
判定された受信符号が供給される。この受信符号がブラ
ンチメトリック演算手段2に供給される。ブランチメト
リック演算手段2でブランチメトリックが求められる。
ブランチメトリック演算手段2で求められたブランチメ
トリックがACS演算手段3に供給されるとともに、ブ
ランチメトリック対最尤検出手段10に供給される。
ACS演算手段3は、時分割多重化処理を行う構成とさ
れている0例えば、拘束長Kが7の符号の場合には、状
態数が64となる。ACS演算手段3は、例えば16分
分割型化処理を行い、64の状態のACS演算を4つの
ACS回路で行う構成とされている。各ACS回路は、
加算器と、コンパレータと、セレクタとから構成される
ACS演算手段3には、ブランチメトリック演算手段2
から今回のブランチメトリックが供給されるとともに、
ステートメトリック記憶手段4がら前回までのステート
メトリックが供給される。
ACS演算手段3で、ステートメトリック・トランジシ
ョン・ダイアグラムに従って、ACS演算がなされる。
これにより、各ステートでの生き残りバスが選択され、
この生き残りバスの今回のステートメトリックが計算さ
れる。
ACS演算手段3の出力が正規化手段5に供給される、
正規化手段5の出力がステートメトリック記憶手段4に
供給されるとともに、最尤判定手段8に供給される。ま
な、正規化手段5の出力がステートメトリック対最尤検
出手段12に供給される。ステートメトリック対最尤検
出手段12で、前回の最尤ステートメトリック対が求め
られる。
この最尤ステートメトリック対がステートメトリック記
憶手段13を介して最尤値検出手段11に供給される。
正規化手段5には、最尤値検出手段11の出力が供給さ
れる。最尤値検出手段11では、前述したように、ステ
ートメトリック対最尤検出手段12から出力される前回
の最尤ステートメトリック対とブランチメトリック対最
尤検出手段10から出力される今回の最尤ブランチメト
リック対とから、今回の最尤ステートメトリックが求め
られる。
正規化手段5で、ACS演算手段3から出力される各ス
テートメトリックから最尤値検出手段11の出力が減算
される。これにより、ステートメトリックの正規化がな
される。
また、ACS演算手段3から選択したバスに関する情報
信号が出力され、この選択したバスに関する情報信号が
バスメモリ7に供給される。
所定長の生き残りバスが選択された後、最尤判定手段8
で各ステートの中で最尤のバスが検出される。この最尤
判定手段8の出力によりバスメモI77が制御され、受
信符号の復号がなされる。
C0他の実施例 第4図は、この発明が適用できるダイタビ復号器の他の
例である。前述の例では、最尤値検出手段11で求めら
れた今回のステートメトリックの最尤値を、ACS演算
手段3の後段の正規化手段5に供給するようにしている
が、この例では、第4図に示すように、最尤値検出手段
11で求められた今回のステートメトリックの最尤値を
、ACS演算手段3の前段の正規化手段5に供給するよ
うにしている。
d0時分割多重化処理 ACS演算手段3は、例えば16分分割型化処理を行う
構成とされる。そして、各AC,S回路から出力される
演算結果は、各系列毎にまとまるようにしている。この
ようにすると、最尤ステートメトリック対の検出処理が
容易である。
第1図は、この発明が適用されたダイタビ復号器のブラ
ンチメトリック演算手段2及びACS演算手段3の構成
を示すものである。
ブランチメトリック演算手段2は、4つの加算器35〜
38を有しており、ブランチメトリック演算手段2の前
段には、符号制御器41及び42が設けられる。この符
号制御器41及び42により、ACS演算の多重化処理
及びパンクチャド符号化に対応して、受信符号が制御さ
れる。符号制御器41からは、受信符号G+の入力端子
51が導出される。符号制御器42からは、受信符号G
8の入力端子52が導出される。また、多重化制御信号
の入力端子53及びメトリック計算禁止信号の入力端子
54が設けられる。
符号制御器41は、EX−ORゲート43及び44と、
EX−NORゲート45とから構成される。符号制御器
42は、EX−ORゲート46及び47と、EX−NO
Rゲート48とから構成される。
入力端子53からの多重化制御信号により、EX−OR
ゲート43及び44から出力される受信符号G、の符号
と、EX−ORゲート46及び47から出力される受信
符号G2の符号が制御される。
つまり、メトリック計算禁止信号がローレベルで、多重
化制御信号がローレベルの時には、EX−ORゲート4
3から符号G、 、EX−ORゲート44から符号で、
が出力され、EX−ORゲート46から符号G、、EX
−ORゲート47から符号で2が出力される。メトリッ
ク計算禁止信号がローレベルで、多重化制御信号かハイ
レベルの時には、EX−ORゲート43から符号−C,
、EX−ORゲート44から符号G1が出力され、EX
−ORゲート46から符号て、 、EX−ORゲート4
7から符号G2が出力される。
パンクチャド符号化の際にメトリック計算禁止を行う場
合には、入力端子54からのメトリック計算禁止信号が
ハイレベルとされる。
加算器35には、EX−ORゲート43の出力G1又は
て、と、EX−ORゲート46の出力G2又は■2が供
給される。加算器35で、(G。
+G、)又は(U、十て、)が求められ、ブランチメト
リックBMOO又はBMIIが求められる。
加算器36には、EX−ORゲート43の出力G1又は
τ1 と、EX−ORゲート47の出力■2又はG!が
供給される。加算器36で、(c r+で2)又は(て
ヨ+Gt)求められ、ブランチメトリックBMO1又は
BMIOが求められる。
加算器37には、EX−ORゲート44の出力で、又は
G1と、EX−ORゲート46の出力G2又はて2が供
給される。加算器37で、(で。
十62)又は(G、+U、)求められ、ブランチメトリ
ックBMID又はBMO1が求められる。
加算器38には、EX−ORゲート44の出力で、又は
G、と、EX−ORゲート47の出力τ2又はG、が供
給される。加算器38で、(丁。
十で2)又は(G+ +Gz )求められ、ブランチメ
トリックBMII又はBMOOが求められる。
なお、ブランチメトリックBMOO1BMO1、BMI
OlBMIIは、それぞれ、受信符号が符号(00)、
符号(01)、符号(10)、符号(11)である確か
らしさを示している。
第2図A〜第2図Cに示すステートメトリック・トラン
ジョン・ダイアグラムかられかるように、トランジショ
ンには、ブランチメトリックBMOO又はBMIIとで
ACS演算を行い、その結果が前回のステートメトリッ
クとブランチメトリックBMOO又はBMIIとを演算
する系列となる演算系列(BMOO/11→BMOO/
11系列)と、ブランチメトリックBMO1又はBMI
OとでACS演算を行い、その結果が前回のステートメ
トリックとブランチメトリックBMOO又はBMIIと
を演算する系列となる演算系列(BMO1/10→BM
OO/11系列)と、ブランチメトリックBMO1又は
BMIOとでACS演算を行い、その結果が前回のステ
ートメトリックとブランチメトリックBMO1又はB、
MIOとを演算する系列となる演算系列(BMO1/L
O→BMO1/10系列)と、ブランチメトリックBM
OO又はBMIIとでACS演算を行い、その結果が前
回のステートメトリックとブランチメトリックBMO1
又はBMIOとを演算する系列となる演算系列(BMO
O/11→BMO1/10系列)とがある。
ACS回路31は、(BMOO/11−BMOO/11
系列)のACS演算を行うものである。
すなわち、ACS回路31は、ブランチメトリックBM
OO又はBMIIとでACS演算を行い、その結果が前
回のステートメトリックとブランチメトリックBMOO
又はBMIIとを演算する系列に属するステートメトリ
ックを出力する。
ACS回路32は、(BMO1/10−BMOO/11
系列)のACS演算を行うものである。
すなわち、ブランチメトリックBMO1又はBMloと
でACS演算を行い、その結果、前回のステートメトリ
ックとブランチメトリックBMOO又はBMIIとを演
算する系列に属するステートメトリックを出力する。
ACS回路33は、(BM 10101→BMO1/1
0系列)のACS演算を行うものである。
すなわち、ACS回路33は、ブランチメトリックBM
OO又はBMIIとでACS演算を行い、その結果、前
回のステートメトリックとブランチメトリックBMO1
又はBMIOとを演算する系列に属するステートメトリ
ックを出力する。
ACS回路34は、(BMOO/11→BMO1/10
系列)のACS演算を行うものである。
すなわち、ACS回路34は、ブランチメトリックBM
OO又はBMIIとでACS演算を行い、その結果、前
回のステートメトリックとブランチメトリックBMO1
又はBMIOとを演算する系列に属するステートメトリ
ックを出力する。
第5図A〜第5図りは、各ACS回路31〜34で行う
ACS演算順序の一例である。
第5図Aは、ACS回路31の動作を示し、第5図Bは
ACS回路32の動作を示し、第5図CはACS回路3
3の動作を示し、第5図りはACS回路34の動作を示
している。この例では、状態数が64のACS演算が4
つのACS回路31〜34を用いて16ステツプで行わ
れる。第5図A〜第5図りは、入力ブランチメトリック
と入力ステートメトリックと、出力ステートメトリック
とを示している。
第5図Aに示すように、ACS回路31からは、ステー
トメトリックSM’00、SM’Q4、SM′22、S
M’3F・・・が出力される。また、第5図Bに示すよ
うに、ACS回路32からは、ステートメトリックSM
’02、SM’06、SM′20、SM’ 3D・・・
が出力される。これらACS回路31及び32から出力
されるステートメトリックは、第2図A〜第2図りから
れかるように、前回のステートメトリックとブランチメ
トリックBMOO又はBMIIとを演算する系列に属す
る。
したがって、ACS回路31及びACS回路32の出力
の最尤値から、一方の最尤対ステートメトリンクが求め
られる。
第5図Cに示すように、ACS回路33からは、ステー
トメトリックSM’03、SM’07、SM′21、S
M’3C・・・が出力される。また、第5図りに示すよ
うに、ACS回路34からは、ステートメトリックSM
’01、SM’05.5M23、SM’3E・・・が出
力される。これらAC8回路33及び34から出力され
るステートメトリックは、第2図A〜第2図りかられか
るように、前回のステートメトリックとブランチメトリ
ックBMO1又はBMIOとを演算する系列に属する。
したがって、ACS回路33及びACS回路34の出力
の最尤値から、他方の最尤対ステートメトリックが求め
られる。
このように、系列毎にまとまるようにACS演算を時分
割処理で行うようにすると、最尤ステートメトリック対
の検出処理を行う際に、並べ替えの処理を必要とせず、
最尤ステートメトリック対の検出処理が容易である。
つまり、第6図において、記憶器64には、最初に入力
端子62から初期値が与えられ、以後、これまでのステ
ートメトリックの最尤値が記憶される。
入力端子61から比較器65に、ACS回路31〜34
のそれぞれで求められたステートメトリックが供給され
る。記憶器64の出力が比較器65に供給される。比較
器65で、入力端子61からのステートメトリックと、
記憶器64に蓄えられていたこれまでのステートメトリ
ックの最尤値とが比較される。
記憶器64に蓄えられていたこれまでのステートメトリ
ックの最尤値の方が入力端子61からのステートメトリ
ックより尤度が高い場合には、記憶器64のステートメ
トリックがそのまま保持される。
入力端子61からのステートメトリックの方が記憶器6
4に蓄えられていたこれまでのステートメトリックの最
尤値より尤度が高い場合には、記憶器64のステートメ
トリックが入力端子61からのステートメトリックに改
められる。
このような処理を繰り返していくことにより、記憶器6
4には、最尤のステートメトリックが蓄えられることに
なる。
所定ステップが終了後、記憶器64に蓄えられていたス
テートメトリックが最尤値記憶回路65に取り込まれる
。そして、出力端子67から、その系列の最尤ステート
メトリックが出力される。
e、変形例 上述の例では、16多重化処理としているが、4多重化
処理の場合や、8多重化処理を行う場合にも、系列毎に
まとまるようにACS演算を時分割処理で行うことがで
きる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、系列毎にまとまるようにACS演算
が時分割処理で行われる。このため、最尤ステートメト
リック対の検出処理が容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用されたダイタビ復号器における
ブランチメトリック演算手段及びACS演算手段の一例
のブロック図、第2図A〜第2図Eはこの発明の一実施
例におけるステートメトリック・トランジション・ダイ
アダラムを示す路線図、第3図はこの発明が適用された
ダイタビ復号器の一例のブロック図、第4図はこの発明
が適用されたダイタビ復号器の他の例のブロック図、第
5図A〜第5図りはこの発明の一実施例の説明に用いる
路線図、第6図はこの発明の一実施例の説明に用いるブ
ロック図、第7図は畳込み符号の符号器の一例のブロッ
ク図、第8図は従来のダイタビ復号器の説明に用いるト
ラリス線図、第9図は従来のダイタビ復号器の一例のブ
ロック図、第1O図は従来のダイタビ復号器の他の例の
ブロック図である。 3:ACS演算手段。 4ニステ一トメトリツク記憶手段。 5:正規化手段、8:最尤判定手段。 10ニブランチメトリック対最尤検出手段。 11:最尤値検出手段。 12ニステ一トメトリツク対最尤検出手段。 31〜34:AC8回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ACS演算前の最尤のブランチメトリック対を検出し、
    前回の最尤のステートメトリック対を検出し、上記AC
    S演算前の最尤のブランチメトリック対と上記前回の最
    尤のステートメトリック対とから今回のステートメトリ
    ックの最尤値を検出し、検出された今回のステートメト
    リックの最尤値を用いてメトリックを正規化するように
    したヴィタビ復号器であって、 上記ステートメトリック対がまとまるように、上記AC
    S演算を時分割処理で行うようにしたことを特徴とする
    ヴィタビ復号器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429938B1 (ko) * 1996-01-30 2005-10-21 소니 가부시끼 가이샤 데이타디코딩장치

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