JPS60235529A - ヴイタビ復号装置 - Google Patents

ヴイタビ復号装置

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JPS60235529A
JPS60235529A JP9013484A JP9013484A JPS60235529A JP S60235529 A JPS60235529 A JP S60235529A JP 9013484 A JP9013484 A JP 9013484A JP 9013484 A JP9013484 A JP 9013484A JP S60235529 A JPS60235529 A JP S60235529A
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Kaneyasu Shimoda
下田 金保
Atsushi Yamashita
敦 山下
Tadayoshi Kato
加藤 忠義
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はヴイタビ復号装置(Viterbi Deco
der)に関するものであり、特にヴイタビ復号装置内
のパスメモリの段数を削減し回路規模を縮少するヴイタ
ビ復号装置に関する。
本発明のヴイタビ復号装置は、通信網における通信情報
を確実に伝送するため、たたみ込み符号装置f (Co
nvolutional Encoder)と共に用い
られ通信情報の誤り訂正を行うのに用いられる。特にヴ
イタビ復号装置は、伝搬遅延時間の存在、送信電力の制
限条件の下で受信側で一方的に通信情報の誤り訂正復号
を行う衛生通信等に用いられる。
従来の技術 たたみ込み符号の最尤復号法を適用したヴイタビ復号装
置はすでに知られている(例えば、「復号装置」 (特
願昭58−247701号、特願昭58−247707
号)、[パイプライン処理ヴイタビ復号器(昭和59年
2月20日出願)等)。
ヴイタビ復号装置について述べるに先立って、たたみ込
み符号装置の一例を第2図に示す。第2図は、拘束長に
=3とした場合のたたみ込み符号を生成させるためのヴ
イタビ符号装置の機能ブロック図である。第3図におい
て、ディジタル入力データDinが3段のシフトレジス
タ10に印加され、該シフトレジスタの各ビットが排他
的論理和回路11に印加されると共に、第1段及び第3
段ビットが排他的論理和回路12に印加される。これら
排他的論理和回路11又は12の出力、すなわちD I
 oとDQOがセレクタ13によりP/S変換され出力
される。すなわち、情報系列の1ビ・ノドがシフトレジ
スタ10に印加されると、それ以前に入力されたシフト
レジスタ10内の2ビツトが回路11 、12の出力に
影響を与える。符号装置に入力される情報系列のビット
数をb、出力される符号系列のビット数をnとした場合
、R=b/nを符号化率゛と呼ぶ。第2図に図示の符号
装置は、b=1.n=2であるから、符号化率Rは1/
2である。
第2図の符号装置の格子状表現による内部状態遷移説明
図を第3図に示す。第3図中、白矢印は入力ビットが「
0」、黒矢印は人力ビットが「1」の場合の遷移方向を
示す。入力ビソ)Dinがシフトレジスタ10の第1段
目に入力された時、第2段と第3段目には前に入力され
た情報系列の2ビツトが残っている。この残存している
2ビツトにより、rooJ 、 rlOJ 、 rol
l 、 rillの4種類の内部状態が表わされる。こ
の内部状態を各ノードを示す丸の中の数字で示している
。また各ノードのかっこ内の数字は、人力ビットが「1
」か「0」により出力される2ビツトの符号出力を示す
例えば、内部状態が「00]のノードaにおいて人力ビ
ットが「l」であると、符号出力は「11」となり内部
状態は「00」から「01」のノードbに遷移する。次
の人力ビットが「0」であると符号出力は「10」とな
り内部状態は「01」から「1旧のノードCに遷移する
。さらGご人力ビットが「0」であると符号出力は「1
1」となり、内部状態は「01」から「00」のノ、−
ドdに遷手多する。
また人力ビットが連続して「0」である場合にはノード
aの符号出力はroojとなり、内部状態はノードa、
e、f、dと遷移する。
このような符号系列で送信された通信情報を受信して復
号するヴイタビ復号装置のプロ・ツク図を第4図に示す
。第4図に図示のヴイタビ復号装置は、例えばTDMA
地上局に用いられるもので、復調器のシリアル出力信号
をパラレル信号に変換する変換回路(S/P C0NV
) 2、受信情報系列に対する全ての符号系列とハミン
グ距離を計算するメトリック計算回路(MCC) 3、
それぞれが加算器、比較器及びセレクタから構成され、
バスメトリック値計算、バスメトリンク値の大小比較、
パスメトリック値最小パスの選択、及びメトリック値の
記憶を行うn個の演算回路(AC3: Adder−C
omparater−5ellector) 4、各状
態のパスに対応する情報、経歴を記憶するパスメモリ(
PM) 5、及びパスセレクタ(PS) 6から構成さ
れている。パスセレクタ6は正しいと選択されたパスメ
モリ5の値を選択して出力するものである。すなわち、
演算回路4は、前述の符号装置の内部状態のrooJ 
、 rlOJ 。
roIJ 、 rllJに対応するもので、第3図に図
示の内部状態遷移径路(これをパスという)に対応して
相互に接続されている。パスの受信符号系列と送信符号
系列とのハミング距離をパスメトリンクと称するが、前
述の符号系列には実際には雑音がのり雑音がのった受信
符号系列に対し、通信した符号系列に最も近似するバス
を生き残りバスとして選択し、この生き残りバスの選択
情報をパスメモリ5に記憶させる。各演算回路4が選択
した生き残りバスのうち最も受信符号系列に近いもの、
換言すればバスメトリック値が最小のパスがパスセレク
タ6により選択されて出力され、復号出力が得られる。
このようにして、最も確からしい情報系列を選択するこ
とができる。復号信号の訂正能力を向上するには、拘束
長Kを大きくする。
発明が解決しようとする問題点 本発明は特に上述のパスメモリに関するものであり、拘
束長に=3とした上述のヴイタビ復号装置における従来
のパスメモリを第5図に示す。すなわち第5図に図示の
パスメモリ5は、セレクタ(SEL)とDフリップフロ
ップ(D −FF)を1つのセルとして図示の如く接続
されており、これらの各セルには、演算回路へC5o 
、 AC5+ 、 AC32、AC33からの出力S。
、 S、 、 S、 、 S3がそれぞれ図示の如く印
加されている。セレクタには2つの入力が印加されてお
り、入力「0」又は「1]に応じてその入力を選択して
Dフリップフロップに出力し、Dフリップフロップで1
シンボルの選択出力を記憶する。
ここで第5図のパスメモリは、拘束長に=3であるから
、1人力ビットに対し2シンボル前の状態が影響を与え
るという観点の下で、復号原理をそのま\実現している
。すなわち、第1段のセルC11についてみると、入力
が「0」であるからDフリップフロップの出力は「0」
である。同じく第1段のセルC1□は入力がrlJで出
力が「1」、セルC++は入力が「0」で出力が「0」
、セルCI4は入力が「1」で出力が「1」である。次
に第2段のセルC21〜canについてみると、図示の
如くそれぞれセルCIl〜C14の出力が接続され、上
述のセル出力が印加されるから、例えばセルCZIにつ
いてみると人力はいずれも「0」、よって出力はrOJ
となるように、セル02□〜C24の出力はそれぞれr
OJ 、rlJ 、rlJとなる。
このセルの出力が第3段のセルC,,−C3,に印加さ
れる。
この説明から明らかなように、拘束長に=3とした場合
、初段及び2段目のセルC0〜C14及びC2l〜Cz
aの出力は、演算回路^CS、〜^C3jからのパスセ
レクト信号30〜S、に無関係に、一義的に定まるもの
である。
一般に拘束長をKとした場合、初段から(K−1)段ま
でのパスメモリの値はパスセレクト信号に無関係である
。パスメモリの構成単位を上述の如く、1セルが1個の
セレクタと1個のDフリップフロップで構成されている
とした場合、演算回路の数は2に−1であるから、[2
x−’ ・(K−1)]個のセルが、パスセレクト信号
に無関係であることが判明した。すなわち、[2に−1
・(K−1) ]個のセルは復号にはパスセレクト信号
に直接影響を受けず、一定義的に定まるのである。しか
しながら、従来はヴイタビ復号の原理に従って、本来無
関係である部分のセルについてもパスメモリとして形成
されてきた。
一方、グイタビ復号法による誤り訂正能力を向上させる
には拘束長を大きく採るが、必然的にパスメモリの回路
の規模が大きくなる。グイタビ復号法の難点の1つは、
回路規模が大きく高価になることが指摘されている。こ
のような観点からも、上述した無関係なセルをパスメモ
リに設けておくことは好ましくない。
問題点を解決するための手段 本発明は、上述した従来のパスメモリには原理的には必
要であるが実質的には無関係なセルが設けられているこ
とに鑑み、実質的に無関係なセルを除去しようとするも
のである。すなわち、従来、拘束長Kに対し、一般に、
Kの複数倍nKの段数のセルがパスメモリとして形成さ
れていたが、初期状態として一義的に定まる(K−1)
段のセルを除去し、K−nK段数のセルによりパスメモ
リを構成するものである。
実施例 本発明の一実施例について第1図を参照して下記に述べ
る。
第1図に図示のパスメモリ5′は、拘束長に=3、符号
化率R=1/2のパスメモリの回路構成を示したもので
あり、第3段目のセルC31〜C3い第4段目のセルC
4,〜C44、及び第5段目のセルCSI〜C55を示
す。各セルを構成するセレクタ(SEL)及びDフリッ
プフロップ(D −FF)は第5図に関連づけて説明し
た前述のものと同じである。
第1図に図示のパスメモリ5′は、第5図に図示のパス
メモリ5から、第1段目のセルC0〜C14及び第2段
目のセルC2t〜C24を除去している。一方第1図の
第3段目のセルC3I〜C34の入力状態と第5図の3
段目のセルC,,C3,の入力状態は同じである。すな
わち、セルCff1のセレクタの一方の入力は「0」、
他方の人力は「1」、他のセル03□〜C34も同様に
一方の入力が「0」、下方の入力が11」となるように
接続されている。
従って、パスセレクト信号S。−53に無関係な第1段
及び第2段のセルを取り除いた第1図に図示のパスメモ
リ5′は、機能的には第5図に図示のパスメモリ5と同
じである。
このように、第1段及び第2段のセル、計8個を除去し
ても、本発明に基づく第1図に図示のパスメモリ5゛は
従来のパスメモリ5と同じ働きをする。通常パスメモリ
の段数は拘束長にの4〜5倍にしている。従ってに=3
の場合、2/(3x5)−〇、13、すなわち13%の
セルが削減できたことになる。
セルの削減率rは、拘束長K、パスメモリの段数をnK
とした場合、 nK n として表わされる。拘束長が大きくなった場合(n−5
>、削減率rは約0.2になる。すなわち回路規模縮少
の割合は、はぼ20%となる。
発明の効果 以上に述べたように、本発明によれば、ヴイタビ復号装
置の復号性能を低下させることなく、且つ何ら高度の回
路技術を導入することなく、ヴイタビ復号装置内のパス
メモリの回路を縮少することができ、ひいてはヴイタビ
復号装置の縮少化、低価格化、消費電力の低減を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例としてのヴイタビ復号装置内
のパスメモリの構成図、 第2図は一般的なたたみ込み符号装置の機能ブロック図
、 第3図は第2図のたたみ込み符号装置により発生される
符号系列の内部状態遷移を示す図、第4図はヴイタビ符
号装置により誤り訂正処理が施された信号を受信して最
尤の信号を選択する一般的なヴイタビ復号装置のブロッ
ク図、第5図は第4図の復号装置内のパスメモリの従来
の構成図、である。 (符号の説明) 2・・・S/P変換回路、3・・・メトリック計算回路
、4・・・演算回路、 5,5′・・・パスメモリ、6
・・・バスセレクタ、 C11〜C54・・・セル、S
EL・・・セレクタ、D −FF・・・Dフリップフロ
ップ。 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、所定の誤り訂正符号化されて送信された情報系列を
    受信し、最尤の復号情報を得るため、パスメトリンク値
    の演算を行う演算回路と、該演算回路で最小のパスメト
    リック値のパスを選択したパス選択情報を記憶するため
    のパスメモリを有する拘束長にのヴイタビ復号装置にお
    いて、前記パスメモリの初段から(K−1)段までの部
    分を削減し、実質パスメモリかに段目から始まることを
    特徴とするヴイタビ復号装置。
JP9013484A 1984-05-08 1984-05-08 ヴイタビ復号装置 Granted JPS60235529A (ja)

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JP9013484A JPS60235529A (ja) 1984-05-08 1984-05-08 ヴイタビ復号装置

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JP9013484A JPS60235529A (ja) 1984-05-08 1984-05-08 ヴイタビ復号装置

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JPS60235529A true JPS60235529A (ja) 1985-11-22
JPH0118608B2 JPH0118608B2 (ja) 1989-04-06

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ID=13990032

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JP (1) JPS60235529A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02170725A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ビタビ復号回路
JPH02196525A (ja) * 1989-01-26 1990-08-03 Japan Radio Co Ltd ビタビ復号器におけるパスメモリ入力方法
FR2664111A1 (fr) * 1990-06-28 1992-01-03 Alcatel Transmission Circuit de decodage de codes convolutionnels pour l'execution de l'etape de stockage et d'exploration inverse des chemins survivants d'un algorithme de viterbi.

Cited By (3)

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JPH02170725A (ja) * 1988-12-23 1990-07-02 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> ビタビ復号回路
JPH02196525A (ja) * 1989-01-26 1990-08-03 Japan Radio Co Ltd ビタビ復号器におけるパスメモリ入力方法
FR2664111A1 (fr) * 1990-06-28 1992-01-03 Alcatel Transmission Circuit de decodage de codes convolutionnels pour l'execution de l'etape de stockage et d'exploration inverse des chemins survivants d'un algorithme de viterbi.

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JPH0118608B2 (ja) 1989-04-06

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