JPH0764923B2 - 無毒性ポリエステル製造用触媒 - Google Patents
無毒性ポリエステル製造用触媒Info
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- JPH0764923B2 JPH0764923B2 JP2242823A JP24282390A JPH0764923B2 JP H0764923 B2 JPH0764923 B2 JP H0764923B2 JP 2242823 A JP2242823 A JP 2242823A JP 24282390 A JP24282390 A JP 24282390A JP H0764923 B2 JPH0764923 B2 JP H0764923B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、無毒性ポリエステル製造用触媒に関する。
より特定的には、この発明は、食品、飲料、薬剤及び医
療器具用途に用いるのに適した無毒性ポリエステルを製
造するための無毒性触媒に関する。
より特定的には、この発明は、食品、飲料、薬剤及び医
療器具用途に用いるのに適した無毒性ポリエステルを製
造するための無毒性触媒に関する。
[従来の技術] 有機錫オキシド、ヒドロキシド、アルコキシド及びカル
ボキシレートを含む有機錫組成物がポリエステル樹脂及
びポリエステル含有組成物の製造における触媒として有
効であることはよく知られている。ポリエステルを製造
するためのエステル化における錫触媒の使用は、米国特
許第2,720,507号{コールドウェル(Caldwell)ら}、
米国特許第3,345,339号{パーカー(Parker)ら}及び
米国特許第4,554,344号{ジャクソン(Jackson)ら}に
開示されている。有機錫触媒は、エステル化又はエステ
ル交換を完了させ且つ完全な反応を実施するのに必要な
時間を短縮する。
ボキシレートを含む有機錫組成物がポリエステル樹脂及
びポリエステル含有組成物の製造における触媒として有
効であることはよく知られている。ポリエステルを製造
するためのエステル化における錫触媒の使用は、米国特
許第2,720,507号{コールドウェル(Caldwell)ら}、
米国特許第3,345,339号{パーカー(Parker)ら}及び
米国特許第4,554,344号{ジャクソン(Jackson)ら}に
開示されている。有機錫触媒は、エステル化又はエステ
ル交換を完了させ且つ完全な反応を実施するのに必要な
時間を短縮する。
[発明が解決しようとする課題] ポリエステル樹脂及び組成物は織物、被覆材、包装材料
及び成形品の製造に有用である。主要な利用分野は、食
品、飲料及び薬剤の貯蔵及び取扱い用の被覆及びパッケ
ージの製造並びに医療器具の部品にある。このような用
途に用いられる場合、ポリエステル組成物及びそれから
作られる製品は無毒性であること、即ち使用者が予定の
目的に用いるのに対して安全であることが必要である。
この組成物及びその成分は一般的に、米国食品医薬品局
(USFDA)のような適切な衛生取締機関の認可を必要と
する。このような認可を得るために、使用予定者は大抵
の場合広範な試験を実施しなければならず、これは時間
がかかり且つ経費がかかる。
及び成形品の製造に有用である。主要な利用分野は、食
品、飲料及び薬剤の貯蔵及び取扱い用の被覆及びパッケ
ージの製造並びに医療器具の部品にある。このような用
途に用いられる場合、ポリエステル組成物及びそれから
作られる製品は無毒性であること、即ち使用者が予定の
目的に用いるのに対して安全であることが必要である。
この組成物及びその成分は一般的に、米国食品医薬品局
(USFDA)のような適切な衛生取締機関の認可を必要と
する。このような認可を得るために、使用予定者は大抵
の場合広範な試験を実施しなければならず、これは時間
がかかり且つ経費がかかる。
ここで用いられるタイプの有機錫触媒はまだ、食品、飲
料及び薬剤の取扱い及び包装、又は体液と接触する医療
器具のような規定された『食品等級』(USFDAによって
定義されたようなもの)の使用のためのポリエステルの
製造に使用することについてUSFDAによって公的に認可
されていない。従って、規定された食品等級ポリエステ
ル樹脂及びポリエステル含有組成物の製造業者並びにそ
れらから規定された物品を二次加工する業者は、より有
効性の低い触媒に頼るか又は触媒を全く用いないかのい
ずれかである。しかしながら、より有効性の低い触媒を
使用したり触媒を全く使用しないような場合には反応時
間が長くなり、経費及びエネルギー消費が増大すること
になる。
料及び薬剤の取扱い及び包装、又は体液と接触する医療
器具のような規定された『食品等級』(USFDAによって
定義されたようなもの)の使用のためのポリエステルの
製造に使用することについてUSFDAによって公的に認可
されていない。従って、規定された食品等級ポリエステ
ル樹脂及びポリエステル含有組成物の製造業者並びにそ
れらから規定された物品を二次加工する業者は、より有
効性の低い触媒に頼るか又は触媒を全く用いないかのい
ずれかである。しかしながら、より有効性の低い触媒を
使用したり触媒を全く使用しないような場合には反応時
間が長くなり、経費及びエネルギー消費が増大すること
になる。
一部の使用者は、接触表面から食品、飲料、薬剤及び体
液中への触媒の抽出がゼロであるという想定並びに従っ
て触媒は(USFDAによって定義されたような)『食品添
加物』ではなく、取締り認可を必要としないという想定
に頼っている。しかしながらこれは支持できない見解で
ある。さらに試験することなくこのようなポリエステル
物品からの触媒の抽出がゼロであるという想定に頼るこ
とは誤りである。何故ならば、ポリエステル物品から接
触することのある広範な食品、飲料、薬剤及び液体中へ
のこのような触媒の抽出性は知られておらず、特に反復
使用される物品については知られていないからである。
液中への触媒の抽出がゼロであるという想定並びに従っ
て触媒は(USFDAによって定義されたような)『食品添
加物』ではなく、取締り認可を必要としないという想定
に頼っている。しかしながらこれは支持できない見解で
ある。さらに試験することなくこのようなポリエステル
物品からの触媒の抽出がゼロであるという想定に頼るこ
とは誤りである。何故ならば、ポリエステル物品から接
触することのある広範な食品、飲料、薬剤及び液体中へ
のこのような触媒の抽出性は知られておらず、特に反復
使用される物品については知られていないからである。
より望ましい状態は、化学、重合及び毒物学の経験豊か
な科学者が触媒の毒性及び抽出性を充分に調査・観察し
て科学的な判断を為し且つ公衆による一般的使用に対し
て適切な取締機関が規定を公表することができるように
した状態である。このような規定は、触媒物質の組成、
触媒の純度、触媒を用いることのできるポリエステル樹
脂及び組成物、触媒の許容使用レベル、抽出試験方法並
びに抽出限度を示し得る。触媒が異例に毒性が低く且つ
最終製品の代表的使用条件下でごく小量抽出され得るの
みであるということを取締機関に提出された証拠が明白
に示した場合に、取締機関、例えばUSFDAは、ポリエス
テル製造業者及び物品二次加工業者のような特定の使用
者による追加的な抽出試験を必要とすることなくこの触
媒物質をその所期の技術効果について使用することがで
きると決定することができる。
な科学者が触媒の毒性及び抽出性を充分に調査・観察し
て科学的な判断を為し且つ公衆による一般的使用に対し
て適切な取締機関が規定を公表することができるように
した状態である。このような規定は、触媒物質の組成、
触媒の純度、触媒を用いることのできるポリエステル樹
脂及び組成物、触媒の許容使用レベル、抽出試験方法並
びに抽出限度を示し得る。触媒が異例に毒性が低く且つ
最終製品の代表的使用条件下でごく小量抽出され得るの
みであるということを取締機関に提出された証拠が明白
に示した場合に、取締機関、例えばUSFDAは、ポリエス
テル製造業者及び物品二次加工業者のような特定の使用
者による追加的な抽出試験を必要とすることなくこの触
媒物質をその所期の技術効果について使用することがで
きると決定することができる。
[発明の概要] 本発明は、無毒性ポリエステルを製造するための無毒性
有機錫触媒を提供するものである。本発明の特定種類の
無毒性有機錫触媒を用いることによって、無毒性ポリエ
ステルを製造することが可能になる。より詳細には、本
発明は、1種以上の多官能価カルボン酸、酸無水物又は
エステルと1種以上の多価アルコールとを重縮合させる
ことによるポリエステルの製造において無毒性のポリエ
ステルを得るための、特定種類の無毒性有機錫触媒に関
するものである。本発明の有機錫触媒は一般的に、得ら
れるポリエステルに対して0.01〜1重量%の量で用いら
れる。
有機錫触媒を提供するものである。本発明の特定種類の
無毒性有機錫触媒を用いることによって、無毒性ポリエ
ステルを製造することが可能になる。より詳細には、本
発明は、1種以上の多官能価カルボン酸、酸無水物又は
エステルと1種以上の多価アルコールとを重縮合させる
ことによるポリエステルの製造において無毒性のポリエ
ステルを得るための、特定種類の無毒性有機錫触媒に関
するものである。本発明の有機錫触媒は一般的に、得ら
れるポリエステルに対して0.01〜1重量%の量で用いら
れる。
本発明において用いられる無毒性の有機錫触媒は、モノ
アルキル錫トリス(カルボキシレート)(ここで、アル
キルは1〜6個の炭素原子を有することができ、各カル
ボキシレート部分は2〜12個の炭素原子を有することが
できる)から選択される1種以上の有機錫化合物から成
り、 ・約5重量%より小さいトリオルガノ錫含有率 及び ・約200ppmより小さい重金属含有率 を有することを特徴とする。
アルキル錫トリス(カルボキシレート)(ここで、アル
キルは1〜6個の炭素原子を有することができ、各カル
ボキシレート部分は2〜12個の炭素原子を有することが
できる)から選択される1種以上の有機錫化合物から成
り、 ・約5重量%より小さいトリオルガノ錫含有率 及び ・約200ppmより小さい重金属含有率 を有することを特徴とする。
好ましくは、本発明の無毒性有機錫触媒は、ラットに対
して少なくとも約0.75g/kgのLD50値を有するものであ
る。
して少なくとも約0.75g/kgのLD50値を有するものであ
る。
LD50とは、毒性に関して当技術分野において通常用いら
れるパラメータであり、50%致死量、即ち、被検動物群
に被検物質を投与した(摂取させた)時に被検動物群の
50%を死に至らしめるのに要する被検物質の量を言う。
れるパラメータであり、50%致死量、即ち、被検動物群
に被検物質を投与した(摂取させた)時に被検動物群の
50%を死に至らしめるのに要する被検物質の量を言う。
さらに、錫触媒が2種以上の有機錫化合物から成る場
合、各有機錫化合物成分のそれぞれが少なくとも約90%
の純度を持つのが好ましい。
合、各有機錫化合物成分のそれぞれが少なくとも約90%
の純度を持つのが好ましい。
本発明の無毒性有機錫触媒を用いることによって得られ
るポリエステルは、米国連邦取締規約(U.S.Code of Fe
deral Regulations)の第21章に教示された方法を用い
た水、トウモロコシ油又はヘプタンからの錫触媒の抽出
性が200ppb以下であるという利点を有する。
るポリエステルは、米国連邦取締規約(U.S.Code of Fe
deral Regulations)の第21章に教示された方法を用い
た水、トウモロコシ油又はヘプタンからの錫触媒の抽出
性が200ppb以下であるという利点を有する。
従って、本発明の無毒性有機錫触媒は、食品、飲料及び
薬剤と接触させるための無毒性ポリエステル樹脂並びに
医療器具における無毒性ポリエステル樹脂の製造に適し
ている。この有機錫触媒は、充分に低い毒性、低い抽出
性及び高い純度を持つので、使用者がさらに抽出試験す
ることなくこのようなポリエステルに使用することがで
きる。
薬剤と接触させるための無毒性ポリエステル樹脂並びに
医療器具における無毒性ポリエステル樹脂の製造に適し
ている。この有機錫触媒は、充分に低い毒性、低い抽出
性及び高い純度を持つので、使用者がさらに抽出試験す
ることなくこのようなポリエステルに使用することがで
きる。
本発明の無毒性有機錫触媒を用いることによって得られ
る無毒性ポリエステルは、食品、飲料及び薬剤の包装及
び取扱いのため並びに医療器具に用いるための、被覆、
瓶、パッケージ、管、成形製品、織物並びにフィルム及
びシートの形の無毒性製品に加工することができる。こ
のポリエステル製品は、さらなる抽出試験に訴えること
なく取締機関に受入れられる程度、典型的には200ppb以
下の残留触媒抽出性を特徴とする。
る無毒性ポリエステルは、食品、飲料及び薬剤の包装及
び取扱いのため並びに医療器具に用いるための、被覆、
瓶、パッケージ、管、成形製品、織物並びにフィルム及
びシートの形の無毒性製品に加工することができる。こ
のポリエステル製品は、さらなる抽出試験に訴えること
なく取締機関に受入れられる程度、典型的には200ppb以
下の残留触媒抽出性を特徴とする。
本発明の無毒性有機錫触媒は、ポリエステル製造のため
のエステル化又はエステル交換において用いることがで
き、ポリエステル製品中の残留触媒はそのままにしてお
くことができる。
のエステル化又はエステル交換において用いることがで
き、ポリエステル製品中の残留触媒はそのままにしてお
くことができる。
[発明の具体的な説明] 本発明に従う無毒性ポリエステル樹脂製造用有機錫触媒
は、ポリエステル樹脂の重量を基として約0.01〜1.0重
量%の濃度で用いられる。本明細書において全ての百分
率は特に記載がない限り重量百分率とする。このような
触媒の混合物を有利に用いることができる。従って、本
明細書において本発明に従う『触媒』と言った場合、前
記の有機錫化合物の1種を意味することもあり、2種以
上を意味することもあるものとする。
は、ポリエステル樹脂の重量を基として約0.01〜1.0重
量%の濃度で用いられる。本明細書において全ての百分
率は特に記載がない限り重量百分率とする。このような
触媒の混合物を有利に用いることができる。従って、本
明細書において本発明に従う『触媒』と言った場合、前
記の有機錫化合物の1種を意味することもあり、2種以
上を意味することもあるものとする。
好ましくは、本発明の無毒性有機錫触媒は、ラットに対
して少なくとも0.75g/kgのLD50を有すること、並びに米
国連邦取締規約の第21章に教示された方法を用いたポリ
エステル及びポリエステル含有組成物及び物品からの抽
出性が200ppb以下であることを特徴とする。このような
試験の好適な実施方法は後に記載する。
して少なくとも0.75g/kgのLD50を有すること、並びに米
国連邦取締規約の第21章に教示された方法を用いたポリ
エステル及びポリエステル含有組成物及び物品からの抽
出性が200ppb以下であることを特徴とする。このような
試験の好適な実施方法は後に記載する。
本発明の触媒のトリオルガノ錫含有率は約5%より小さ
いべきである。トリオルガノ錫化合物(例えば、前記し
た本発明のモノオルガノ錫トリス(カルボキシレート)
に対応するトリオルガノ錫モノカルボキシレート)は、
他の有機錫化合物の製造の際に望ましくない副生成物と
なることがしばしばある。トリオルガノ錫化合物は一般
的に毒性であると考えられるので、触媒中のその含有率
は最小にすべきである。重金属もまた望ましくない不純
物であり、従って触媒中の重金属含有率は約200ppmより
小さいのが望ましい。
いべきである。トリオルガノ錫化合物(例えば、前記し
た本発明のモノオルガノ錫トリス(カルボキシレート)
に対応するトリオルガノ錫モノカルボキシレート)は、
他の有機錫化合物の製造の際に望ましくない副生成物と
なることがしばしばある。トリオルガノ錫化合物は一般
的に毒性であると考えられるので、触媒中のその含有率
は最小にすべきである。重金属もまた望ましくない不純
物であり、従って触媒中の重金属含有率は約200ppmより
小さいのが望ましい。
本発明の有機錫触媒は前記のモノオルガノ錫トリス(カ
ルボキシレート)から選択される2種以上の有機錫化合
物を含んでいてもよい。しかしながら、各有機錫化合物
成分は少なくとも約90%の純度を持つのが好ましい。
ルボキシレート)から選択される2種以上の有機錫化合
物を含んでいてもよい。しかしながら、各有機錫化合物
成分は少なくとも約90%の純度を持つのが好ましい。
本発明の無毒性有機錫触媒として用いられるモノオルガ
ノ錫トリス(カルボキシレート)の例としては、次の化
合物を挙げることができる。
ノ錫トリス(カルボキシレート)の例としては、次の化
合物を挙げることができる。
・メチル錫トリラウレート ・メチル錫トリアセテート ・メチル錫トリス(2−エチルヘキソエート) ・ブチル錫トリラウレート ・ブチル錫トリアセテート ・ブチル錫トリス(2−エチルヘキソエート)。
これら有機錫触媒の驚異的に低い抽出性に特定の理論を
結びつけることは望まないが、200ppb又はそれより小さ
い抽出量は少なくとも1個の炭素−錫結合を有するこれ
ら有機錫触媒がポリエステルが製造される高温において
無機錫化合物へ転化することによるものであろうと思わ
れる。また、少なくとも1個の炭素−錫結合を有するこ
れら有機錫触媒は化学的又は物理的にポリエステルマト
リックスに強く結合するということも考えられる。どの
ような機構によるにせよ、油、水及びヘプタンによる小
さい抽出性のために、これら触媒は規定された食品、飲
料、薬剤及び医療器具用途に用いるための無毒性ポリエ
ステル含有組成物に使用するのに好適になる。
結びつけることは望まないが、200ppb又はそれより小さ
い抽出量は少なくとも1個の炭素−錫結合を有するこれ
ら有機錫触媒がポリエステルが製造される高温において
無機錫化合物へ転化することによるものであろうと思わ
れる。また、少なくとも1個の炭素−錫結合を有するこ
れら有機錫触媒は化学的又は物理的にポリエステルマト
リックスに強く結合するということも考えられる。どの
ような機構によるにせよ、油、水及びヘプタンによる小
さい抽出性のために、これら触媒は規定された食品、飲
料、薬剤及び医療器具用途に用いるための無毒性ポリエ
ステル含有組成物に使用するのに好適になる。
ポリエステル定義 本発明の無毒性組成物に用いられるポリエステルは1種
以上の多官能価カルボン酸、酸無水物又はエステルと1
種以上の多価アルコールとの重縮合生成物である。さら
に、一官能価酸及びアルコール末端基があってもよい。
以上の多官能価カルボン酸、酸無水物又はエステルと1
種以上の多価アルコールとの重縮合生成物である。さら
に、一官能価酸及びアルコール末端基があってもよい。
線状ポリエステルは、ジカルボン酸とグリコールとの重
縮合から製造される。アルコール又は酸成分の一部が2
より大きい官能価を有する場合、その構造は架橋され得
る。
縮合から製造される。アルコール又は酸成分の一部が2
より大きい官能価を有する場合、その構造は架橋され得
る。
酸及びアルコール成分は芳香族、脂肪族又は芳香族と脂
肪族との混合物であってよい。許容できる成分には、米
国連邦取締規約(CFR)の第21章中の種々のUSFDA規定に
挙げられたもの(21 CFR 177.2420(a)(1)、21 CF
R 175.300(b)(3)(vii)(a)及び(b)、21 C
FR 175.320(b)(3)、21 CFR 176.170(a)(5)
及び(b)(2)、21CFR 177.1590(a)、21 CFR 17
7.1660(a)、並びに21 CFR 177.1680(a)(2)を
含む)がある。さらに、21 CFR 175.300(b)(3)
(vii)(b)に挙げられた一塩基酸を連鎖停止剤とし
て用いることができる。
肪族との混合物であってよい。許容できる成分には、米
国連邦取締規約(CFR)の第21章中の種々のUSFDA規定に
挙げられたもの(21 CFR 177.2420(a)(1)、21 CF
R 175.300(b)(3)(vii)(a)及び(b)、21 C
FR 175.320(b)(3)、21 CFR 176.170(a)(5)
及び(b)(2)、21CFR 177.1590(a)、21 CFR 17
7.1660(a)、並びに21 CFR 177.1680(a)(2)を
含む)がある。さらに、21 CFR 175.300(b)(3)
(vii)(b)に挙げられた一塩基酸を連鎖停止剤とし
て用いることができる。
さらに、このポリエステルは21 CFR 177.1240及び21 CF
R 177.1315に記載されたものであってもよい。
R 177.1315に記載されたものであってもよい。
ヒドロキシル基の酸基に対するモル比は理論的に1:1で
ある。しかしながら、ポリエステルの最終用途に応じて
過剰のヒドロキシル又は酸基を用いることもできる。
ある。しかしながら、ポリエステルの最終用途に応じて
過剰のヒドロキシル又は酸基を用いることもできる。
本発明の錫触媒は、ポリエステル樹脂の製造の際のエス
テル化反応に用いられる。これら樹脂は熱成形によって
直接用いることもでき、錫を含有する又は含有しない適
宜な触媒を用いた架橋剤による反応によって硬化させる
こともできる。
テル化反応に用いられる。これら樹脂は熱成形によって
直接用いることもでき、錫を含有する又は含有しない適
宜な触媒を用いた架橋剤による反応によって硬化させる
こともできる。
本発明に従う錫触媒によって無毒性組成物を形成させる
ための好ましいポリエステルには、 ・イソフタレート−プロピレングリコール−マレエート
コポリマーであってスチレン及び過酸化物を主体とした
触媒との反応によって硬化させたもの、 ・ポリブチレンテレフタレート、 ・ポリエチレンテレフタレート、 並びに ・2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、トリメ
チロールプロパン、イソフタル酸及びアジピン酸の反応
生成物であって架橋剤によって硬化させたもの が包含される。
ための好ましいポリエステルには、 ・イソフタレート−プロピレングリコール−マレエート
コポリマーであってスチレン及び過酸化物を主体とした
触媒との反応によって硬化させたもの、 ・ポリブチレンテレフタレート、 ・ポリエチレンテレフタレート、 並びに ・2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール、トリメ
チロールプロパン、イソフタル酸及びアジピン酸の反応
生成物であって架橋剤によって硬化させたもの が包含される。
[実施例] 毒性研究: LD50試験方法は次の通りである: ラットのアルビノに被検物質を経口挿管によって投与し
た。投与に続き、このラットを食料及び水を備えた室内
に入れた。第1日目から14日間毎日、周期的に観察し
た。その結果、ブチル錫トリス(2−エチルヘキソエー
ト)のLD50値は3200mg/kg未満だった。
た。投与に続き、このラットを食料及び水を備えた室内
に入れた。第1日目から14日間毎日、周期的に観察し
た。その結果、ブチル錫トリス(2−エチルヘキソエー
ト)のLD50値は3200mg/kg未満だった。
抽出研究: 錫触媒を用いて又は用いずに、イソフタル酸、無水マレ
イン酸、プロピレングリコール及びジプロピレングリコ
ールを反応させることによってポリエステル樹脂を調製
した。エステル化反応の終了時に樹脂をスチレンで希釈
した。これら樹脂からマレエートの不飽和とスチレンと
の反応を触媒するためにペルオキシドを転化することに
よってポリエステルプラックを調製した。トウモロコシ
油、水及びヘプタンを抽出剤として用いて抽出研究を実
施した。
イン酸、プロピレングリコール及びジプロピレングリコ
ールを反応させることによってポリエステル樹脂を調製
した。エステル化反応の終了時に樹脂をスチレンで希釈
した。これら樹脂からマレエートの不飽和とスチレンと
の反応を触媒するためにペルオキシドを転化することに
よってポリエステルプラックを調製した。トウモロコシ
油、水及びヘプタンを抽出剤として用いて抽出研究を実
施した。
トウモロコシ油抽出研究は、プラックを−18℃〜190℃
の温度において45分間トウモロコシ油にさらすことによ
って実施した。油抽出物中の有機物質を酸温浸によって
破壊し、抽出錫量を原子吸収分光分析によって測定し
た。
の温度において45分間トウモロコシ油にさらすことによ
って実施した。油抽出物中の有機物質を酸温浸によって
破壊し、抽出錫量を原子吸収分光分析によって測定し
た。
水抽出研究は、硬化されたプラックを密閉ガラス瓶中の
水に190℃において3日間及び160℃において10日間さら
すことによって実施した。次いで水抽出物を原子吸収分
光分析によって錫について分析した。
水に190℃において3日間及び160℃において10日間さら
すことによって実施した。次いで水抽出物を原子吸収分
光分析によって錫について分析した。
ヘプタン抽出研究は、硬化されたプラックをヘプタンに
130℃において2時間さらすことによって実施した。次
いでヘプタン抽出物を原子吸収分光分析によって錫につ
いて分析した。
130℃において2時間さらすことによって実施した。次
いでヘプタン抽出物を原子吸収分光分析によって錫につ
いて分析した。
抽出研究の結果を下記の表1、2及び3に示す。なお、
ここで使用した触媒は、モノブチル錫トリス(2−エチ
ルヘキソエート)である。
ここで使用した触媒は、モノブチル錫トリス(2−エチ
ルヘキソエート)である。
樹脂合成における触媒使用例: 反応時間の短縮における触媒の使用の重要性が以下の例
によって実証される。
によって実証される。
N2導入管、空気攪拌機、ポット型温度計、部分的に蒸気
で加熱された凝縮器、及び全体凝縮器付き受器を備えた
2の三つ口反応フラスコ内に下記の試薬を装入した: プロピレングリコール 4.4モル(334g) イソフタル酸 2.0モル(332g)。
で加熱された凝縮器、及び全体凝縮器付き受器を備えた
2の三つ口反応フラスコ内に下記の試薬を装入した: プロピレングリコール 4.4モル(334g) イソフタル酸 2.0モル(332g)。
この反応混合物を約200℃の最大温度に加熱し、反応水
を除去した。アルコール性KOHでの滴定によって測定し
た酸価が試料1g当たりにKOH約10mg(即ち10mgKOH/g試
料)に達した時に反応塊を約160℃まで冷却し、無水マ
レイン酸2.0モル(196g)を添加した。
を除去した。アルコール性KOHでの滴定によって測定し
た酸価が試料1g当たりにKOH約10mg(即ち10mgKOH/g試
料)に達した時に反応塊を約160℃まで冷却し、無水マ
レイン酸2.0モル(196g)を添加した。
この反応塊を再び約220℃に加熱し、水を除去しながら
酸価が25mgKOH/g試料に達するまで反応を続けた。
酸価が25mgKOH/g試料に達するまで反応を続けた。
モノブチル錫トリス(2−エチルヘキソエート)を初期
装入物の0.20モル%の量で初めに添加したことを除いて
同様の方法で2回目の反応を実施した。
装入物の0.20モル%の量で初めに添加したことを除いて
同様の方法で2回目の反応を実施した。
2つの方法の反応時間を以下に示す。
この結果は、このような錫触媒を使用することによって
反応時間を大いに短縮することができるということを示
す。
反応時間を大いに短縮することができるということを示
す。
有機錫化合物の合成: ブチル錫トリス(2−エチルヘキソエート)は、純度95
%の水性モノブチル錫トリクロリドと2−エチルヘキサ
ン酸ナトリウム塩との反応によって製造される。液状生
成物を分離し、真空ストリッピングし、冷却し、過す
る。98%の収率が期待される。純度は代表的には少なく
とも95%であり、不純物にはジ−及びトリブチル錫(2
−エチルヘキソエート)、2−エチルヘキサン酸並びに
200ppm未満の重金属が包含される。
%の水性モノブチル錫トリクロリドと2−エチルヘキサ
ン酸ナトリウム塩との反応によって製造される。液状生
成物を分離し、真空ストリッピングし、冷却し、過す
る。98%の収率が期待される。純度は代表的には少なく
とも95%であり、不純物にはジ−及びトリブチル錫(2
−エチルヘキソエート)、2−エチルヘキサン酸並びに
200ppm未満の重金属が包含される。
用いられている用語及び表現は限定としてではなくて説
明として用いられているものであり、このような用語及
び表現を使用するに当たっては、示され記載された特徴
又はそれらの部分と均等のものを排除することは何ら意
図しない。むしろ、本発明の範囲内で種々の変更が可能
であることが認められる。
明として用いられているものであり、このような用語及
び表現を使用するに当たっては、示され記載された特徴
又はそれらの部分と均等のものを排除することは何ら意
図しない。むしろ、本発明の範囲内で種々の変更が可能
であることが認められる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−135522(JP,A) 特公 昭57−46449(JP,B2) 特公 昭56−32330(JP,B2) 特公 昭55−5536(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】モノアルキル錫トリス(カルボキシレー
ト)(ここで、アルキルは1〜6個の炭素原子を有する
ことができ、各カルボキシレート部分は2〜12個の炭素
原子を有することができる)から選択される1種以上の
有機錫化合物から成り、且つ、5重量%より小さいトリ
オルガノ錫含有率及び200ppmより小さい重金属含有率を
有することを特徴とする、無毒性ポリエステル製造用無
毒性有機錫触媒。
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