JPH076437U - 自動車用バックドアのロック装置 - Google Patents

自動車用バックドアのロック装置

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JPH076437U
JPH076437U JP3595593U JP3595593U JPH076437U JP H076437 U JPH076437 U JP H076437U JP 3595593 U JP3595593 U JP 3595593U JP 3595593 U JP3595593 U JP 3595593U JP H076437 U JPH076437 U JP H076437U
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JP
Japan
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housing
support base
back door
striker
engaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP3595593U
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English (en)
Inventor
卓見 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH076437U publication Critical patent/JPH076437U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数および組付工数を削減して、コスト
を低減する。 【構成】 ハウジング30の上面部31に形成された舌
片形状の係止部32を、バックドア10側の下孔15に
係止し、ハウジング30の上面部31を略中心にしてハ
ウジング30の下部が支持ベース21に当接した当接位
置と支持ベース21から離れた離間位置とに揺動可能に
支持した後に、ハウジング30の側壁部35に形成され
た係合突起36を、支持ベース21側の嵌合孔25に弾
撥的に係止して、ハウジング30を揺動不能に当接位置
に拘束するようにしたので、簡単な作業で、ビス等の部
品を使用しないで、ハウジング30を支持ベース21に
取り付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドア開口の周縁部にストライカが固設されており、バックドアの周 縁部に設けられ、前記ストライカに係脱するラッチ部材を有し、ラッチ部材をス トライカに係合した状態に拘束してバックドアを開扉不能にした自動車用バック ドアのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用バックドアのロック装置としては、例えば、図4に示すような ものがある。
【0003】 すなわち、ロック装置1のラッチ部材2を図外のストライカから外すためのロ ック解除機構3が設けられており、ロック解除機構3の機能部材はハウジング4 内に収容され、バックドア閉扉時にロック解除機構3が脱落しないように、ハウ ジング4はロック装置1の支持ベース5にビス6で止着されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動車用バックドアのロック装置では、ビス 6を用いて、ハウジング4を支持ベース5に止着しているため、部品点数が増加 するとともに、組付工数が増加して、コストが嵩むという問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、部品点数およ び組付工数を削減して、コストを低減することができる自動車用バックドアのロ ック装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本考案の要旨とするところは、 ドア開口の周縁部にストライカが固設されており、バックドア(10)の周縁 部に設けられ、ストライカに係脱するラッチ部材(22)を有し、ラッチ部材( 22)をストライカに係合した状態に拘束してバックドア(10)を開扉不能に した自動車用バックドアのロック装置であって、ラッチ部材(22)がストライ カに係合した状態を拘束解除するためのロック解除機構(30a)を備えたもの において、 前記バックドア(10)の周縁部に固設される支持ベース(21)と、 前記ロック解除機構(30a)の機能部材を収容するハウジング(30)とを 有し、 前記ハウジング(30)の上面部(31)に、バックドア(10)側の下孔( 15)に係止して前記上面部(31)を略中心にしてハウジング(30)の下部 を支持ベース(21)に当接した当接位置と支持ベース(21)から離れた離間 位置とに揺動可能に支持する舌片形状の係止部(32)を形成し、 前記ハウジング(30)の側壁部(35)または支持ベース(21)の一方に 嵌合孔(25)を穿設する一方、前記ハウジング(30)の側壁部(35)また は支持ベース(21)の他方に、前記ハウジング(30)がその上面部(31) を略中心にして揺動した際に前記嵌合孔(25)に弾撥的に係止して、前記ハウ ジング(30)を揺動不能に当接位置に拘束する係合突起(36)を形成したこ とを特徴とする自動車用バックドアのロック装置に存する。
【0007】
【作用】
ハウジング(30)をロック装置の支持ベース(21)に取り付けるには、ハ ウジング(30)の上面部(31)に形成された舌片形状の係止部(32)を、 バックドア(10)側の下孔(15)に係止する。それにより、ハウジング(3 0)の上面部(31)を略中心にしてハウジング(30)の下部が支持ベース( 21)に当接した当接位置と支持ベース(21)から離れた離間位置とに揺動可 能に支持される。
【0008】 次に、ハウジング(30)の側壁部(35)または支持ベース(21)の一方 に形成された係合突起(36)を、ハウジング(30)の側壁部(35)または 支持ベース(21)の他方側の嵌合孔(25)に弾撥的に係止する。それにより 、ハウジング(30)が揺動不能に当接位置に拘束されて、ハウジング(30) が支持ベース(21)に取り付けられる。
【0009】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。 図1〜図3は本考案の一実施例を示している。 図1に示すように、バックドア10の本体はアウタパネル11とインナパネル 12とからなり、インナパネル12の下縁部中央13にはロック装置20が設け られている。 ロック装置20は、支持ベース21と、ドア開口の周縁部に固設したストライ カ(図示省略)に係脱するラッチ部材22と、ラッチ部材22をストライカに係 合した状態に拘束してバックドア10を開扉不能にするロッキングプレート23 とを有している。支持ベース21は締着ボルト15でインナパネル12に固着さ れている。支持ベース21には、一対の案内フランジ部24が切り曲げして形成 されている。
【0010】 図1から図3に示すように、インナパネル12には、ラッチ部材22をストラ イカに係合した状態を拘束解除するためのロック解除機構30aが設けられてい る。ロック解除機構30aはその機能部材を収容するハウジング30を備えてい る。
【0011】 ハウジング30の上面部31には、インナパネル12側の下孔15に係止して 、その上面部31を略中心にしてハウジング30の下部を支持ベース21に当接 した当接位置と支持ベース21から離れた離間位置とに揺動可能に支持する舌片 形状の係止部32が形成されている。係止部32はクランク形の断面形状に形成 されている。係止部32の上方に突出した先端部32aは下孔15を通ってイン ナパネル12の内面側に弾撥的に当接している。係止部32の先端部と基端部と の中間部32bはハウジング30の上下方向のガタつきを防止すべく、下孔15 の孔縁に堅く嵌合している。
【0012】 ハウジング30の側壁部35には、揺動した際に支持ベース21側の嵌合孔2 5に弾撥的に係止して、前記ハウジング30を揺動不能に当接位置に拘束する係 合突起36が形成されている。 ハウジング30の両方の側壁部35の間隔は、ハウジング30の両側方向への ガタつきを防止すべく、支持ベース21の一対の案内フランジ部24の間の間隔 と一致するように設定されている。 ハウジング30の側壁部35に嵌合孔を穿設するとともに、支持ベース21に 係合突起を形成してもよい。
【0013】 次に、作用を説明する。 ロック装置の支持ベース21がインナパネル12の下縁部中央に下孔15で固 設されている。 ハウジング30をロック装置の支持ベース21に取り付けるには、ハウジング 30の上面部31に形成された舌片形状の係止部32を、バックドア10側の下 孔15に係止する。それにより、ハウジング30の上面部31を略中心にしてハ ウジング30の下部が支持ベース21に当接した当接位置と支持ベース21から 離れた離間位置とに揺動可能に支持される。
【0014】 次に、ハウジング30をその係止部32を中心にして揺動していくと、ハウジ ング30の両方の側壁部35が支持ベース21の一対の案内フランジ部24の間 に嵌り込むようになり、やがて、ハウジング30が当接位置に揺動する。前後し て、ハウジング30の側壁部35に形成された係合突起36が、支持ベース21 の案内フランジ部24の嵌合孔25に弾撥的に係止する。それにより、ハウジン グ30が揺動不能に当接位置に拘束されて、ハウジング30が支持ベース21に 取り付けられる。
【0015】
【考案の効果】 本考案にかかる自動車用バックドアのロック装置によれば、ハウジングの上面 部に形成された舌片形状の係止部を、バックドア側の下孔に係止し、ハウジング の上面部を略中心にしてハウジングの下部が支持ベースに当接した当接位置と支 持ベースから離れた離間位置とに揺動可能に支持した後に、ハウジングを揺動し て、係合突起を嵌合孔に弾撥的に係止して、ハウジングを揺動不能に当接位置に 拘束するようにしたので、簡単な作業で、ビス等の部品を使用しないで、ハウジ ングを支持ベースに取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すバックドアのロック装
置の斜視図である。
【図2】図1のI-I 線断面図である。
【図3】図1のII-II 線断面図である。
【図4】従来例を示すバックドアのロック装置の斜視図
である。
【符号の説明】
10…バックドア 15…下孔 20…ロック装置 21…支持ベース 25…嵌合孔 30a…ロック解除機構 30…ハウジング 32…係止部 35…側壁部 36…係合突起

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドア開口の周縁部にストライカが固設され
    ており、バックドアの周縁部に設けられ、ストライカに
    係脱するラッチ部材を有し、ラッチ部材をストライカに
    係合した状態に拘束してバックドアを開扉不能にした自
    動車用バックドアのロック装置であって、ラッチ部材が
    ストライカに係合した状態を拘束解除するためのロック
    解除機構を備えたものにおいて、 前記バックドアの周縁部に固設される支持ベースと、 前記ロック解除機構の機能部材を収容するハウジングと
    を有し、 前記ハウジングの上面部に、バックドア側の下孔に係止
    して前記上面部を略中心にしてハウジングの下部を支持
    ベースに当接した当接位置と支持ベースから離れた離間
    位置とに揺動可能に支持する舌片形状の係止部を形成
    し、 前記ハウジングの側壁部または支持ベースの一方に嵌合
    孔を穿設する一方、前記ハウジングの側壁部または支持
    ベースの他方に、前記ハウジングがその上面部を略中心
    にして揺動した際に前記嵌合孔に弾撥的に係止して、前
    記ハウジングを揺動不能に当接位置に拘束する係合突起
    を形成したことを特徴とする自動車用バックドアのロッ
    ク装置。
JP3595593U 1993-06-30 1993-06-30 自動車用バックドアのロック装置 Pending JPH076437U (ja)

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JPH076437U true JPH076437U (ja) 1995-01-31

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018104923A (ja) * 2016-12-22 2018-07-05 アイシン精機株式会社 車両用リッドロック装置
JP2018178414A (ja) * 2017-04-05 2018-11-15 三井金属アクト株式会社 自動車用ドアラッチ装置及び自動車用ドアラッチの組付装置

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