JPS5912376B2 - 板金製ポリvプ−リの製造方法 - Google Patents

板金製ポリvプ−リの製造方法

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JPS5912376B2
JPS5912376B2 JP18916280A JP18916280A JPS5912376B2 JP S5912376 B2 JPS5912376 B2 JP S5912376B2 JP 18916280 A JP18916280 A JP 18916280A JP 18916280 A JP18916280 A JP 18916280A JP S5912376 B2 JPS5912376 B2 JP S5912376B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は周壁部に所定ピッチで並ぶ複数のり溝を有する
板金製ポリVプーリの製造方法に関する。
。近時、Vヘルドに代わるポリVベルト(ベルトの内面
に、ヘルドの走行方向に沿いかつポリVプーリのV溝に
係合する複数の凸条を形成したもの)が開発されておわ
、このポリりベルト用のポリりプーリが種々開発されて
いる。このポリVプーリを製造する方法として、米国特
許第3、977、264号明細書には、板金製のカップ
状素材の周壁部を外面側に複数の谷部を有する断面波形
状に予備成形した後、当該周壁部を軸心方向に圧縮加工
し、しかる後当該周壁部外面の各谷部に仕上げ成形ロー
ラを押圧する転造加工5 によつて所定のり溝に仕上げ
成形するものが開示されている。
ところで、このような製造技術にあつては、特に周壁部
の圧縮加工が問題になわ、この圧縮によつて周壁部を整
列されたジグザグ状に折り畳むこ10とが難しい。
すなわち、周壁部は予め予備成形において断面波形状に
成形されているわけであるが、その山部および谷部が上
、下押圧型による圧縮に対して一様に折れ曲ることはま
れであつて、殆んどの場合不均一に、いわゆるくずれた
形に折れ曲5 る。したがつて、周壁部外面側の谷部の
ピッチが不均一になわ、後の転造加工を困難にする。ま
た、くずれた形に折れ曲ることによつて周壁部の内、外
面を囲む内、外型に不均一なくい込みが生じ、型抜きを
困難にすることがある。フ0 本発明はよ述した実情に
鑑みなされたもので、その目的とするところは、特に周
壁部の圧縮加工が改良された板金製ポリりプーリの製造
方法を提供しようとするものである。
以下、本発明を図面を参照して説明する。
ノ5 第1図ないし第10図には本発明の一実施例が示
されており、この実施例で説明すると、まず、板金素材
からプレス加工等によつて、第1図に示すカップ状素材
1を成形する。
このカップ状素材1は小径なカップ部2に段部3を介し
て大径な周f0壁部4を連設した形をなしている。しか
して、このカップ状素材1の周壁部4に予備成形ローラ
12による予備成形を施し、その周壁部4を第2図に示
すように外面側に複数たとえば4条の谷部6・・・を有
する断面波形状に成形する。
マ5 次いで、波形状に形成された周壁部を軸心方向に
圧縮成形し、換言すれば、波形状の周壁部4を、第3図
に示すようにジグザグ状に折畳んだ状態にハ1−成形す
る。
そうして、最後に、折畳まれた周壁部4の各谷部6・・
・を仕上げ成形ローラ33による転造加工で所定のV溝
7・・・に成形し、第4図に示す所望の板金製ポリVプ
ーリ5を得ている。
なお、上述のようにして所定のポリ溝7・・・を成形し
たポリVプーリ5には、第4図に示すようにベルトの内
面にベルトの走行方向に沿う4条の凸状9・・・を形成
したポリvベルト8がその各凸条9・・・を各v溝7・
・・に係合させて巻装される。
ここで、前述の各成形工程について詳細に説明すると、
カツプ状素材1の周壁部4に対する予備成形は、第5図
および第6図に示すように、当該カツブ状素材1を上、
下一対の回転支持型10,11で支持して軸心回りに回
転させながら、当該カツプ状素材1の周壁部4の内、外
周面を内、外一対の断面波形0予備成形用ロール面11
a,12aで加圧することによつて行う。つまり、下部
回転支持型11を、その外周面を内部予備成形用ロール
面11aとして周壁部4の内径より小さい外径に形成し
かつカツブ状素材1に対して予備成形ローラ12側の偏
心位置で駆動回転させ、当該ロール面11aを周壁部4
の内周面に添接するようにしている。そして、外部予備
成形用ロール面12aを外周面に有する予備成形ローラ
12で、二周壁部4を外面側から押圧し、各ロール面1
1a,12aによる押圧力で周壁部4を谷部6・・・を
有する断面波形状に成形するものである。そして、下部
回転支持型11の、偏心方向とは反対側すなわち予備成
形ローラ12とは反対側の側面11bを、こ固定フレー
ム13に軸着した回転自在な押えローラ14で支持して
、下部回転支持型11が予備成形ローラ12による押圧
方向にたわみ変形するのを防止している。次に、周壁部
4に対する圧縮成形は、第7図1,3,1,に示すよう
に、前記カツブ状素材1の周壁部4に形成された各谷部
6・・・に、それぞれ軸心方向に移動可能でかつ回転方
向に沿つて巻回されるたとえばコイルばねよりなるばね
材15にて離間方向に弾圧付勢して対とした補助成形ロ
ーラ 416,16″の各外周縁部16c,16c″を
差込んだ状態で行う。
すなわち、周壁部4を上下両側から圧縮する上、下1対
の回転押圧型17,18と、当該周壁部4の内周側に上
下動可能に待機する受型19と、補助成形ローラ16,
16″をそれぞれ備えた補助成形ローラ装置20,20
とを用意している。上部回転押圧型17は、上下駆動可
能に設けられ、下動することによつてカツプ状素材1の
カツプ部2および段部3を全体的に外側から押圧するよ
うにしている。下部回転押圧型18は、固定配置される
とともに、上面が開口する略有底円筒状のもので、周壁
上端に全周にわたつて形成した止b部21に、カツプ状
素材1の周壁部4の開口端縁部4aを衝合するようにし
ている。すなわち、この止り部21は、第8図で詳細に
示すように、周壁部4の開口端縁部4aの傾斜面4a′
がこの圧縮成形中衝合するべく傾斜面4a″の形状に沿
う衝合段面21aを有するとともに、その傾斜面4a′
の垂下端4a′2がこの圧縮成形中衝合して端4a′の
止b作用とこの端4af′がこの圧縮成形中衝合して端
4a′の止b作用とこの端4a55の外側への反り返り
防止作ををする止り用衝合凹部21bを有して構成され
、この止り用衝合凹部21bの外側内面には上方にいく
につれて次第に外側にテーパする逃げ面21b′が形成
され、周壁部4の開口端縁部4aは、衝合段面21aに
沿つた形状でしかも止り用衝合凹部21bによつて外側
への反り返りを防止されて正しい形状に成形されるよう
にレまた逃げ面21b′によつて圧縮成形後におけるカ
ツプ状素材1の下部回転押圧型18からの取出しが容易
に行われるようにしている。また、受型19は、カツプ
状素材1のカツプ部2卦よび段部3の内側を全体的に受
けるように形成されかつカツプ状素材1の周壁部4にお
ける圧縮成形時に周壁部4を内周側から支持する円形頭
部19aを有するとともに、この円形頭部19aを上下
,駆動および回転駆動させる駆動軸19bを備えてなつ
ている。次に、補助成形ローラ装置20,20について
説明する。補助成形ローラ装置20,20は下部回転押
圧型18の左、右側方位置に相対向して設けられて}り
、各補助成形ローラ装置20は、上部卦よび下部回転押
圧型17,18と平行な支軸22に複数たとえば2個の
補助成形ローラ16,16′を上、下に並べて対としか
つ軸方向に移動自在に設ける。すなわち、支軸22は、
固定フレーム23に進退可能に支持させた保持部材24
の上部アーム部24aと下部アーム部24bとの間に保
持されていて、この支軸22は上部アーム部24a上に
突出する上端部にねじ部22aを形成し、このねじ部2
2aに螺合した押え板25を止ねじ26,26にて上部
アーム部24aに固定し、かつその押え板25上に突出
するねじ部22aにナツト27を螺装して支軸22を上
部アーム部24aに固定している。な訃、ナツト27を
ゆるめて支軸22を押え板25に対して回転操作するこ
とにより支軸22の上部アーム部24a卦よび下部アー
ム部24bに対する高さ位置が設定される。また、支軸
22にはフランジ部22bが突出形成され、支軸22の
フランジ部22bより下側の部分には上側補助成形ロー
ラ16の下方に突出するボス部16aが軸受28を介在
して上下の軸方向に移動自在にかつ軸回りに回転自在に
取付けられ、この上側の補助成形ローラ16のボス部1
6a外周面に下側補助成形ローラ16′のボス部16a
′が軸受28′を介在して上下の軸方向に移動自在にか
つ軸回りに回転自在に取付けられており、これら補助成
形ローラ16,16′の下端は、支軸22に遊嵌させた
鍔状部材29上に載置されるようにし、さらに、この鍔
状部材29と前記下部アーム部24bとの間にはコイル
ばね30が介装され、上側補助成形ローラ16のボス部
16aが支軸22のフランジ部22bの下面に衝止され
るようにする。また、補助成形ローラ16,16′の相
対向する内面には支軸22を囲うように環状溝16b,
16b′が形成されていて、これら環状溝16b,16
b′内に上下両端を保持させたばね材15が回転方向に
沿つて巻回して設けてあり、ばね材15によつて、対と
なる補助成形ローラ16,16′を離間方向に弾圧付勢
している。これら補助成形ローラ16,16′の外周縁
部16c,16c′を、最終の仕上げ成形時の溝7に近
似する先とがりの断面三角形状にしている。しかして、
圧縮成形時は、第7図に示すように、まず、受型19を
上昇状態にして、上、下部回転押圧型17,18間に、
予備成形したカツプ状素材1をセツトする。
この際、カツプ状素材1の周壁部4の開口端縁部4aを
、第8図に示すように下部回転押圧型18の止り部21
に衝合させておく、この状態で、カツプ状素材1の初期
位置が設定される。また、第7図1に示すように、補助
成形ローラ装置20,20に卦いて、それぞれ上側補助
成形ローラ16は、高さ位置を設定された支軸22のフ
ランジ部22bに衝止される位置にあり、またそれぞれ
の下側補助成形ローラ165は、上側補助成形ローラ1
6のボス部16a下端で高さ位置を設定された鍔状部材
29上にあつて、上側卦よび下側補助成形ローラ16,
16′における圧縮成形初期位置が設定される。この状
態から、第7図に示すように、上部回転押圧型17を下
降させて、カツプ状素材1のカツプ部2卦よび段部3を
上部回転押圧型17と受型19とで挟持するとともに、
上部卦よび下部回転押圧型17,18により周壁部4を
上下両側から圧縮させつつ、受型19を回転,駆動して
上部回転押圧型17とともにカツプ状素材1をその周壁
部4の周方向に回転させる。この操作は、補助成形ロー
ラ装置20,20に卦けるそれぞれの上側および下側補
助成形ローラ16,16′を前進移動させて、それら補
助成形ローラ16,16′の各外周縁部16c,16c
1を4条の各谷部6・・・の所定深さ位置にそれぞれあ
らかじめ差込んだ状態で行う。そうして、この圧縮作用
に伴つて受型19が下部回転押圧型18に対して次第に
降下してゆき、第7図に示すように、各谷部6・・・を
、その各々に差込んだ補助成形ローラ16,16′の外
周縁部16c,16e′に倣つた形状にして、周壁部4
をジグザグ状に折畳む。つまり、圧縮成形される各谷部
6・・・が補助成形ローラ16,16′の外周縁部16
c,16c′によつて余計な折曲変形を規制され、所定
ピツチで整然と並ぶ状態になる。なおこの場合、周壁部
4の内周面側を受型19の円形頭部19a外周面に当接
支持させて内周側への変形も規制し、周壁部4の内、外
周側とも所定の形状に形成する。また、この圧縮成形の
間中、カツプ状素材1の周壁部4の開口端縁部4aを下
部回転押圧型18の止り部21に衝合させて訃り、開口
端縁部4aの傾斜面4a″が止まり部21の衝合段面2
1aに衝合し、開口端縁部4aの端4a′5が止b部2
1の止り用衝合凹部21bに衝合することによつて、開
口端縁部4aは、止り部21の衝合段面21aに沿つた
形状でしかも止り部21の止り用衝合凹部21bによつ
て外側への反り返りを防止されて正しい形状に成形され
る。さらに、上述の圧縮成形に卦いて、各補助成形ロー
ラ装置20,20のそれぞれ対となる補助成形ローラ1
6,16′の間隔は、カツプ状素材1の周壁部4の圧縮
につれて次第に小さくなるが、これは前記ばね材15の
圧縮変形によつて吸収され、また、そのばね材15は各
補助成形ローラ16,16′の回転方向に沿つて巻回さ
れているので、各補助成形ローラ16,16′の回転に
原因するばね材15のたわみ変形を防止でき、ばね材1
5の各補助成形ローラ16,16′への弾圧作用を安定
できる。しかして、圧縮成形終了後、第7図に示すよう
に、補助成形ローラ装置20,20のそれぞれの補助成
形ローラ16,16′を後退移動させるとともに、受型
19を下降させ、下部回転押圧型18上からカツプ状素
材1を取出すものである。この際、下部回転押圧型18
の止り部21からカツプ状素材1の周壁部4の開口端部
4aが離脱されるが、止り部21の止り用衝合凹部21
bには逃げ面21b′が形成してあるので、カツプ状素
材1の下部回転押圧型18からの取出しが容易である。
そして、最終的な転造加工は、第9図および第10図に
示すように、カツプ状素材1を仕上げ用の上、下一対の
回転支持型31,32で支持して軸心回りに回転させな
がら、前工程でジグザグ状に折畳まれた周壁部4を、外
周面側からポリv溝仕上げ用ロール面33aで、また内
周面側から受けロール面32aで支持することによつて
、ポリv溝7・・・の仕上げ成形をする。
つまり、下部回転支持型32を、その外周面を受けロー
ル面32aとして周壁部4のの内径より小さい外径に形
成しかつカツブ状素材1に対して仕上げ成形ローラ33
側の偏心位置で駆動回転させ、当該ロール面32aを周
壁部4の内周面に添接するようにしている。そして、ポ
リV溝仕上げ用ロール面33aとしての規則的なピツチ
の突条33・・・・・・を外周面に有する仕上げ成形ロ
ーラ33の各突条33b・・・・・・を各谷部6・・・
・・・に合致させた犬態で、仕上げ成形ローラ33を周
壁部4に押圧する転造加工によつて所定のポリV溝7・
・・を成形する。そして、下部回転支持型32の、偏心
方向とは反対側すなわち仕上げ成形ローラ33とは反対
側の側面32bを、固定フレーム34に軸着した回転自
在な押えローラ35で支持して、下部回転支持型32が
仕上げ成形ローラ33による押圧方向にたわむのを防止
している。しかして、上述のように、カツプ状素材1の
周壁部4の各谷部6・・・にそれぞれ軸心方向に移動可
能な補助成形ローラ16,16′の各外周縁部16c,
16c′を差込んだ状態で圧縮成形が行われるので、補
助成形ローラ16,16′の外周縁部16c,16c′
によつて各谷部6・・・の余計な折曲変形が規制され、
周壁部4を正確にジグザグ状に折り畳むことができる。
したがつて、周壁部4の谷部6・・・のピツチを均一化
し、後の転造加工を容易にする。また、周壁部4がくず
れのない整然とした形状に折れ曲つて圧縮されるので、
この周壁部4の内、外を囲む型に不均一なくい込みを生
じることもなく、型抜きが容易にできる。また、第11
図ないし第13図には本発明の他の実施例が示されてい
る。この実施例のものは、カツプ状素材1の周壁部4の
両端縁部4a,4bをその山部36,36より高くする
とともに、それら、両端縁部4a,4bの相対向する側
面の前記山部36,36とほぼ等しい高さ位置に互に遠
ざかる方向に段状部37a,37bを形成する板金製ポ
リVプーリの製造に本発明を適用した例であり、第11
図は予備成形ローラ12による予備成形を示し、第12
図A,Bは補助成形ローラ16,16′を利用した圧縮
成形を示し、第13図は仕上げ成形ローラ33による転
造加工を示している。な卦、第11図ないし第13図に
おいて、上述の第1図ないし第10図に相当する部分に
はそれと同一符号を付してある。また、上記実施例にお
いては、圧縮成形で利用する補助成形ローラを上、下に
2個並べて対としたものについて述べたが、これは、上
、下に3個以上並べて対とした補助成形ローラを用い、
それら補助成形ローラ間にそれぞれ回転方向に沿つて巻
回されるばね材を介在させて、補助成形ローラを離間方
向に弾圧付勢するようにしても、本発明を実施できる。
なお、本発明方法で製造されるポリVプーリ5の周壁部
5の両端縁部の形状は、上記実施例以外に種々変形可能
である。
本発明は以上説明したように、カツブ状素材の周壁部を
、外面側に予備成形ローラを押圧して複数の谷部を有す
る断面波形状に予備成形した後、当該カツブ状素材の周
壁部を軸心方向に圧縮加工し、しかる後当該周壁部外面
の各谷部を、これら谷部に仕上げ成形ローラを押圧する
転造加工によつて所定の溝に成形するようにした板金製
ポリプ一りの製造方法に卦いて、前記圧縮成形は、前記
カツプ状素材の周壁部に形成された各谷部に、それぞれ
軸心方向に移動可能でかつ回転方向に沿 5つて巻回さ
れるばね材にて離間方向に弾圧付勢して対とした補助成
形ローラの各外周縁部を差込んだ状態で行うようにして
いるので、補助成形ローラの外周縁部によつてカツプ状
素材の周壁部の各谷部の余計な折曲変形が規制され、カ
ツプ状素材1の周壁部を正確にジグザグ状に折り畳むこ
とができ、したがつて、その周壁部の谷部のピツチを均
一化し、後の転造加工を容易にし、また、その周壁部が
くずれのない整然とした形状に折れ曲つて圧縮されるの
で、この周壁部の内、外を囲む型に不均一なくい込みを
生じることなく、型抜きが容易にできるとともに、この
圧縮成形に卦いて、対となる補助成形ローラの間隔は、
カツブ状素材1の周壁部4の圧縮につれて次第に小さく
なるが、これは前記ばね材の圧縮変形によつて吸収され
、 :また、そのばね材は各補助成形ローラの回転方向
に沿つて巻回されているので、各補助成形ローラの回転
に原因するばね材のたわみ変形を防止でき、ばね材の各
補助成形ローラへの弾圧作用を安定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第10図は本発明の一実施例を示すもので
、第1図はカツプ状素材の全体形状を示す断面図、第2
図は予備成形後のカツプ状素材の周壁部を示す部分断面
図、第3図は圧縮成形後のカツプ状素材の周壁部を示す
部分断面図、第4図は転造加工後の板金製ポリプーリの
周壁部を示す部分断面図、第5図卦よび第6図は予備成
形工程を示し、第5図は一部断面にて示す正面図、第6
図は同平面図、第7図1,,1,は圧縮成形工程をその
工程順序で示す正断面図、第8図は同圧縮工程を拡大し
て示す部分断面図、第9図卦よび第10図は転造加工工
程を示し、第9図は−部断面にて示す正面図、第10図
は同平面図、第11図ないし第13図は本発明の他の実
施例を示すもので、第11図は予備成形工程を示す部分
断面図、第12図A,Bはそれぞれ圧縮成形工程を示す
部分断面図、第13図は転造加程を示す部分断面図であ
る。 1・・・・・・カツプ状素材、4・・・・・・カツプ状
素材の周壁部、5・・・・・・本発明方法で製造された
板金製ポリプ一り、6・・・・・・谷部、7・・・・・
・ポリプ一りの所定のV溝、8・・・・・・ポリベルト
、12・・・・・・予備成形ローラ、15・・・・・・
ばね材、16,16・・・・・・対となる補助成形ロー
ラ、16a,16a′・・・・・・補助成形ローラの外
周縁部、33・・・・・・仕上げ成形ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 カップ状素材の周壁部を、外面側に予備成形ローラ
    を押圧して複数の谷部を有する断面波形状に予備成形し
    た後、当該カップ状素材の周壁部を軸心方向に圧縮加工
    し、しかる後当該周壁部外面の各谷部を、これら谷部に
    仕上げ成形ローラを押圧する転造加工によつて所定のV
    溝に成形するようにした板金製ポリVプーリの製造方法
    において、前記圧縮成形は、前記カップ状素材の周壁部
    に形成された各谷部に、それぞれ軸心方向に移動可能で
    かつ回転方向に沿つて巻回されるばね材にて離間方向に
    弾圧付勢して対とした補助成形ローラの各外周縁部を差
    込んだ状態で行うようにしていることを特徴とする板金
    製ポリVプーリの製造方法。
JP18916280A 1980-12-27 1980-12-27 板金製ポリvプ−リの製造方法 Expired JPS5912376B2 (ja)

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JPH076437U (ja) * 1993-06-30 1995-01-31 株式会社大井製作所 自動車用バックドアのロック装置

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