JP4015969B2 - 車両用ドアハンドル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ドアハンドル装置に係り、詳しくは操作性の向上等を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車等の車両には、車外からドアを開けるために、種々の形式のドアハンドル装置(アウタハンドル装置)が採用されている。ドアハンドル装置は、通常、ドアキャッチ装置を解除する機能と、ドアを引き開ける際の引き手の機能とを有しており、フラップ式のハンドル本体を上方に引き起こすもの(例えば、特許文献1参照)や、同じくフラップ式のハンドル本体を右方向あるいは左方向に引き起こすもの(例えば、特許文献2参照)、グリップ式のドアハンドルを握って手前に引くもの(例えば、特許文献3参照)等が一般に採用されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−200669号公報(段落0003〜0004、図4)
【特許文献2】
特開平8−093278号公報(請求項1、段落0002〜0003、図1)
【特許文献3】
特開2003−041811号公報(請求項1、段落0013〜0014、図3)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
運転者等がハンドル本体を操作する際、特許文献1や特許文献2のドアハンドル装置では手をハンドル本体の下方あるいは側方に差し込み、特許文献3のドアハンドル装置では上下から握ることになる。ところが、街中での買い物等、コミュータ的に使われる自動車では、ハンドル本体が買い物袋等を抱えた主婦により操作されることが多く、前記した従来品ではその操作が行い難いことがあった。例えば、乳幼児等を両手で抱えた主婦の場合、ドアハンドルに片手の指先を上方向あるいは横方向からしか差し込めない状況や、斜め方向からしか差し込めない状況があり、特許文献1〜3のドアハンドル装置が装着された乗用車では、ドアを開放する際に乳幼児等を持ち替えることを余儀なくされることがあった。
【0005】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、操作性の向上等を図った車両用ドアハンドル装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、車両のドアの外面に配設され、当該ドアを開ける際に引き起こして操作されるハンドル本体を備えた車両用ドアハンドル装置であって、前記ハンドル本体は、上下左右の4方向のうち、少なくとも3つの方向にわたって連続した指掛け部および該指掛け部に連続した基部を有し、指掛け空間をもって前記ドアに形成されたハンドル収納凹部に収納されており、更に、前記ハンドル本体には、前記指掛け部の裏面に、当該指掛け部の輪郭に倣うかたちで略U字断面形状の化粧カバーが前記ドアの外面へ向けて立設されているとともに、前記ハンドル本体の周縁が内側に屈曲しており、前記指掛け部と前記化粧カバーとの間に補強リブが設けられており、前記補強リブは、前記指掛け部の輪郭と前記基部の輪郭との境部分から前記化粧カバーの外面にかけて立設されていることを特徴とする。
この構成によれば、運転者等は、比較的自由な方向からハンドル本体に指先を差し込むことができるため、ドアを開ける際に乳幼児や荷物を持ち替えなければならなくなる頻度等が減少する。
【0007】
また、前記ハンドル本体が、指掛け空間をもって前記ドアに形成されたハンドル収納凹部に収納されているので、ドアの表面からのハンドル本体の突出量が小さくなり、フラッシュサーフェス化等が実現される。
また、前記ハンドル本体には、前記指掛け部の輪郭に倣うかたちで化粧カバーが形成されているので、指掛け操作に支障無く、ハンドル本体の剛性を向上させられる。そのため、指掛け部に過大な操作力が加えられても、ハンドル本体の変形が更に効果的に防止される。また、剛性を確保しながらハンドル本体を薄く形成できるため、ドア内にインナハンドルが存在してハンドル収納部が深くできない場合においても、外側へのハンドル本体の車体外側への突出を抑制することが可能となる。
また、前記ハンドル本体は、その周縁が内側に屈曲しているので、指掛け部から指が滑り難くなると同時に、ハンドル本体の剛性が向上して変形し難くなる。
【0008】
また、請求項の発明は、請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記ハンドル本体の指掛け部は、その輪郭が円弧で形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、上下左右方向のみならず、任意の斜め方向からもハンドル本体に手指を差し込みやすくなる。
【0009】
また、請求項の発明は、請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記ハンドル本体の指掛け部は、その輪郭が多角形で形成されたことを特徴とする。
この構成によれば、角張った意匠の車両にマッチしたハンドル本体が得られると同時に、上下方向あるいは左右方向からハンドル本体に確実に手指を差し込むことができるようになる。
【0010】
また、請求項の発明は、請求項1から請求項のいずれか一項に記載の車両用ドアハンドル装置において、前記ハンドル本体を支持するハンドルベースと、前記ハンドル本体の裏面から突設され、当該ハンドルベースに揺動自在に軸支された支持アームとを更に備え、当該ハンドル本体と当該支持アームとの間に補強用リブが設けられたことを特徴とする。
この構成によれば、指掛け部に過大な操作力が加えられても、ハンドル本体と支持アームとの間に変形や割れ等が生じ難くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るドアハンドル装置を自動車(軽乗用車)に適用した一実施形態について、図面に基づき詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る自動車の斜視図であり、図2は図1中のA部拡大分解斜視図であり、図3は図1中の拡大B矢視図であり、図4はドアパネルを断面にした状態での図3中のC矢視図であり、図5は図3中のD−D断面図であり、図6は図3中のE−E断面図であり、図7はハンドル本体の裏面から見た斜視図であり、図8は図6中のF−F断面図であり、図9は図6中のG−G断面図であり、図10は図6中のH−H階段断面図である。尚、図中の部材の説明にあたっては、図1,図3中の左方を後とし、図3中の上方を上とする。
【0014】
図1に示したように、自動車1の側面には前部ドア2と後部ドア3とが備えられ、各ドア2,3の後部にはドアハンドル装置4がそれぞれ取り付けられている。図2および図4に示したように、前部ドア2を構成するドアパネル10には、プレス成形により皿状断面のハンドル収納凹部11が形成されており、このハンドル収納凹部11内にドアハンドル装置4が収納されている。図2中、符号12はドアパネル10の裏面に取り付けられる鋼鈑プレス成形品の支持ブラケットを示し、符号13はドアハンドル装置4の取付ボルトを示し、符号14は図示しないドアロック装置の施解錠に供されるシリンダ錠を示している。
【0015】
図2に示したように、ドアパネル10のハンドル収納凹部11には、ドアハンドル装置4の前部が嵌入される略矩形の取付孔15と、ドアハンドル装置4の固定に供される支持座面16および係合凹部17とが形成されている。支持座面16にはボルト孔18とこのボルト孔18を挟むかたちで上下一対の位置決め孔19とが穿設されている。
【0016】
図2および図5に示したように、ドアハンドル装置4は、合成樹脂射出成形品のハンドルベース21と、このハンドルベース21の前端部22を上下に貫通する鋼あるいは合成樹脂等を素材とする支持シャフト23と、支持シャフト23を介してハンドルベース21に揺動自在に支持された合成樹脂射出成形品のハンドル本体24とを主要構成部材としている。
【0017】
図2および図5に示したように、支持ブラケット12は、その後部がドアパネル10におけるハンドル収納凹部11の裏面に密着すると共に、取付孔15に対応する位置にハンドルベース21が遊嵌する略矩形の保持孔27を有している。また、支持ブラケット12は、前端に略Z字形状に屈曲された上下一対の保持片28、29を有し、その後端にボルト孔30とこのボルト孔30を挟むかたちで上下一対の位置決め長孔31とが穿設されている。更に、支持ブラケット12には、ドアパネル10の内面に当接する上下一対の当接部33が延設され、これら当接部33の表裏面には不織布33が貼り付けられている。尚、この不織布は、当接部33とドアパネル10の内面との当接時における異音(衝突音)を防止するものである。
【0018】
図5に示したように、ハンドルベース21は、その前方部分がドアパネル10の取付孔15と支持ブラケット12の保持孔27とを外側から車内側に貫通し、図3に示したように、その前端部22が支持ブラケット12の前縁部34と保持片28,29とにより狭持されている。また、図8に示したように、ハンドルベース21は、その後端に金属製のナット35を一体的に保持すると共に、このナット35を挟むかたちで上下に2本の位置決め突起36とを有し、更に図6に示したようにハンドル収納凹部11の係合凹部17に対応する部位に係合突起37を有している。尚、ナット35は、ハンドルベース21の射出成形時に埋封することで固着させるようにしてもよいし、射出成形後のハンドルベース21に嵌挿させながら接着する等してもよい。
【0019】
図8に示したように、ハンドルベース21の一対の位置決め突起36は、ドアパネル10側の位置決め孔19と、支持ブラケット12側の位置決め長孔31とを貫通することにより、ハンドルベース21の後端側をドアパネル10に位置決めする。また、図5,図6に示したように、ハンドルベース21の係合突起37は、ハンドル収納凹部11の係合凹部17に係合することにより、ハンドルベース21の前部をドアパネル10に位置決めする。そして、図8に示したように、取付ボルト13は、ドアパネル10側のボルト孔18と支持ブラケット12側のボルト孔30とを貫通し、ナット35に締め付けられることで、支持ブラケット12およびハンドルベース21をドアパネル10に固定する。
【0020】
図3,図6,図7に示したように、ハンドル本体24は、その周縁が内側に屈曲した円板状の指掛け部40と、この指掛け部40に連続する略矩形の基部41とから構成されており、基部41の裏面には平面視略L字形状の支持アーム42が一体的に突設されている。また、図6,図7に示したように、指掛け部40の裏面には、先端に係合突起43が突設された連結アーム44と、略U字断面形状の化粧カバー部48とが立設されている。本実施形態の場合、ハンドル本体24の基部41と支持アーム42の側面との間には、図5,図6に示したように、上下に各一枚の補強用リブ45,46が設けられている。また、図1〜図4等に示したように、ハンドル本体24の指掛け部40と化粧カバー部48との間にも、上下一対の補強リブ47(図4,図7参照),補強リブ49(図参照)が設けられている。
【0021】
図5,図9に示したように、ハンドルベース21には、鋼あるいは合成樹脂等を素材とするピン50により、側面視略三角形状のコネクティングレバー51が揺動自在に支持されている。コネクティングレバー51の図5,図6中上端側(車室内側)に形成されたロッド保持部(本実施形態における、出力部)57には図示しないドアキャッチ装置のロッド52の一端が連結されており、コネクティングレバー51が反時計周りに回動してロッド52が図5,図6中左方に駆動されると、ドアキャッチ装置がドアを開放することになる。図5,図9中に符号53で示した部材はコネクティングレバー51に巻き掛けられた捻りコイルばねであり、コネクティングレバー51を図5中で時計回りに付勢している
【0022】
コネクティングレバー51は、図5,図6中下端側からU字状に延設された係合部54を有している。係合部54は、図6に示したように、その先端に弾性体や低摩擦材等からなるカバー55が被せられており、このカバー55を介してハンドル本体24の連結アーム44の係合突起43に係合している。また、図5に示したように、ハンドルベース21側にストッパ部60が形成される一方、ハンドル本体24側に係止部61が形成されており、ストッパ部60と係止部61とが当接することでハンドルベース21に対するハンドル本体24の揺動量が規制される。
【0023】
以下、本実施形態の作用を述べる。
本実施形態の自動車1に乗車する際、運転者は、前部ドア2の後方に立ってハンドル本体24を引き起こす。すると、ハンドル本体24の連結アーム44に係合したコネクティングレバー51が図6中で反時計回りに回動し、ドアキャッチ装置のロッド52が同図中左方に駆動される。これにより、前部ドア2がドアキャッチ装置からリリースされ、運転者がハンドル本体24を更に引くことにより前部ドア2は開放される。
【0024】
運転者は、乳幼児や買い物袋等を抱えていた場合、ドアハンドルに片手の指先を上方向あるいは横方向からしか差し込めない状況や、斜め方向からしか差し込めない状況がある。ところが、本実施形態では、ハンドル本体24が円板状の指掛け部40を有しているため、図11に示したように、運転者は指先70をハンドル本体24の上下および後の連続した3つの方向から差し込むことができ、その差し込み可能角度θも約250°と非常に大きくなっている。したがって、運転者は、乳幼児や買い物袋等を持ち替えることなく、前部ドア2を開放できるのである。尚、本実施形態では、指掛け部40の周縁が内側に屈曲しているため、指が滑り難く、確実な操作が可能となる。
【0025】
一方、運転者等がハンドル本体24を力任せに引き開けた場合、ストッパ部60と係止部61とが当接した後、比較的脆弱な支持アーム42の基部41への取付部位に応力が集中する。ところが、本実施形態では、支持アーム42の基部41からの立ち上がり部位に2枚の補強用リブ45,46が取り付けられているため、基部41と支持アーム42との間に変形等が生じ難い。
【0026】
一方、本実施形態では、指掛け部40と化粧カバー部48との間に上下一対の補強リブ47,49が設けられているため、ハンドル本体24が十分な剛性を有している。そのため、指掛け部40の周縁が内側に屈曲していることも相俟って、指掛け部40に過大な操作力が加えられても、ハンドル本体24の変形が効果的に防止される。また、剛性を確保しながらハンドル本体24を薄く形成できるため、ドア内にインナハンドルが存在してハンドル収納凹部11が深くできない場合においても、ハンドル本体24の車体外側への突出を抑制することが可能となる。
【0027】
以上で詳細な実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限られるものではない。例えば、前記実施形態は、本発明を自動車の前後ドアに設けられるドアハンドル装置に適用したものであるが、テールゲート等に設けられるドアハンドル装置に適用してもよいし、自動車以外の車両に設けられるドアハンドル装置に適用してもよい。
【0028】
また、前記実施形態では、ハンドル本体24を円板状の指掛け部40と略矩形の基部41とから構成するようにしたが、図12に示したように、正方形の指掛け部40と基部41とから構成するようにしてもよいし(第1変形例)、図13に示したように、正八角形の指掛け部40と基部41とから構成するようにしてもよい(第2変形例)。これらの変形例の場合、指掛け部40に指を差し込む角度によっては、ハンドル本体の操作感が向上する等の効果がある。
【0029】
また、図14(a),図14(b)(図14(a)中のI−I断面図)に示したように、指掛け部40の表面の外周側に環状溝71を形成するようにしてもよい(第3変形例)。この変形例の場合、指掛け部40に掛けた指が滑り難くなる等の効果がある。また、図15(a),図15(b)(図15(a)中のJ−J断面図)に示したように、厚肉の指掛け部40の表面に矩形溝72を形成するようにしてもよい(第4変形例)。この変形例の場合、軽量化と共に意匠的な面白さが得られる等の効果がある。また、図16に示したように、ハンドル本体24を円盤状(あるいは、多角形)の指掛け部40のみとし、360°全ての方向から指先を差し込むことができるようにしてもよい(第5変形例)。この変形例の場合、ハンドル本体24へのアクセスが更に容易になる等の効果がある。
【0030】
一方、前記実施形態では、基部41と支持アーム42との間に板状の補強用リブ45,46を2枚設けるようにしたが、例えば、図17(a),図17(b)(図17(a)中のK矢視図)に示したように、円筒状部73と板状部74とを組み合わせた補強用リブ75を設けるようにしてもよいし(第6変形例)、図18(a),図18(b)(図18(a)中のL矢視図)に示したように、薄肉の放射状部76と厚肉の棒状部77とを組み合わせた補強用リブ78を設けるようにしてもよい(第7変形例)。これら変形例の場合、基部41と支持アーム42とが非常に強固に接合されることになるため、接合部の変形等が更に生じ難くなる等の効果がある。
【0031】
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、ドアハンドル装置の具体的構造やハンドル収納凹部や支持アーム等の具体的形状等を始め、各構成要素の素材やハンドル本体における指先の差し込み可能角度等についても、適宜変更可能である。
【0032】
【発明の効果】
発明によれば、ハンドル本体に、上下左右の4方向のうち、少なくとも3つの方向にわたって連続した指掛け部を有するものとしたため、運転者等が比較的自由な方向からハンドル本体に指先を差し込むことができ、ドアを開ける際に乳幼児や荷物を持ち替えなければならなくなる頻度が減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動車の斜視図である。
【図2】図1中のA部拡大分解斜視図である。
【図3】図1中の拡大B矢視図である。
【図4】ドアパネルを断面した状態での図3中のC矢視図である。
【図5】図3中のD−D断面図である。
【図6】図3中のE−E断面図である。
【図7】ハンドル本体の裏面から見た斜視図である。
【図8】図6中のF−F断面図である。
【図9】図6中のG−G断面図である。
【図10】図6中のH−H階段断面図である。
【図11】実施形態の作用を示す説明図である。
【図12】第1変形例を示す側面図である。
【図13】第2変形例を示す側面図である。
【図14】(a)は第3変形例を示す側面図である。
(b)は図14(a)中のI−I断面図である。
【図15】(a)は第4変形例を示す側面図である。
(b)は図15(a)中のJ−J断面図である。
【図16】第5変形例を示す側面図である。
【図17】(a)は第6変形例を示す側面図である。
(b)は図17(a)中のK矢視図である。
【図18】(a)は第7変形例を示す側面図である。
(b)は図18(a)中のL矢視図である。
【符号の説明】
1 … 自動車(車両)
2 … 前部ドア
4 … ドアハンドル装置
11 … ハンドル収納凹部
21 … ハンドルベース
23 … 支持シャフト
24 … ハンドル本体
40 … 指掛け部
41 … 基部
42 … 支持アーム
45,46 … 補強用リブ
48 … 化粧カバー
70 … 指先
75,78 … 補強用リブ

Claims (4)

  1. 車両のドアの外面に配設され、当該ドアを開ける際に引き起こして操作されるハンドル本体を備えた車両用ドアハンドル装置であって、
    前記ハンドル本体は、上下左右の4方向のうち、少なくとも3つの方向にわたって連続した指掛け部および該指掛け部に連続した基部を有し、指掛け空間をもって前記ドアに形成されたハンドル収納凹部に収納されており、
    更に、前記ハンドル本体には、前記指掛け部の裏面に、当該指掛け部の輪郭に倣うかたちで略U字断面形状の化粧カバーが前記ドアの外面へ向けて立設されているとともに、前記ハンドル本体の周縁が内側に屈曲しており、
    前記指掛け部と前記化粧カバーとの間に補強リブが設けられており、
    前記補強リブは、前記指掛け部の輪郭と前記基部の輪郭との境部分から前記化粧カバーの外面にかけて立設されていることを特徴とする、車両用ドアハンドル装置。
  2. 前記ハンドル本体の指掛け部は、その輪郭が円弧で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  3. 前記ハンドル本体の指掛け部は、その輪郭が多角形で形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の車両用ドアハンドル装置。
  4. 前記ハンドル本体を支持するハンドルベースと、
    前記ハンドル本体の裏面から突設され、当該ハンドルベースに揺動自在に軸支された支持アームとを更に備え、
    当該ハンドル本体と当該支持アームとの間に補強用リブが設けられたことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車両用ドアハンドル装置。
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