JP5232604B2 - 荷掛けフックの取付構造 - Google Patents

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    • B60R7/10Disposition of racks, clips, holders, containers or the like for supporting specific articles for supporting hats, clothes or clothes hangers

Description

本発明は、車両の車室内に荷掛けフックを取り付ける構造に関する。
自動車の乗員が買い物に行き、いわゆるレジ袋のような手提げの荷物を自動車の車室内に持ち込んだ場合、座席に荷物を置くと乗車できる人数が減り、床に荷物を置くと汚れる虞がある。しかし、フックに掛けるとそのようなことがなく、中身が袋からこぼれにくいため、その荷物をフックに掛けたいということが多い。従来、車両用ドアに設けられる荷掛けフックは、ドア用ライニングの表面に、すなわち、車室側の面にボルトによって取り付けられていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−113302号公報
しかし、このような取付構造では、荷物の荷重がフックをドア用ライニングから引き離す方向に作用する。したがって、重い荷物をフックに掛けて悪路走行等を行うと、ボルトが抜け出してフックと共に荷物が落下する虞がある。そこで本発明は、重い荷物をフックに掛けて悪路走行等を行っても荷掛けフックが外れない取付構造を提供することを目的とする。
本発明にかかる荷掛けフックの取付構造は、車両の車室内に設けられるフックの取付構造であって、車室の内装用の、開口(21a)を有するライニング(20)と、前記ライニングの裏面(22)に固定される取付ベース部(32)及び該取付ベース部(32)から延設されて先端側が前記開口(21a)から車室側に突出する荷掛け部(31)が一体成形された荷掛けフック(30)とを備えたことを特徴とする。
特に、前記ライニング(20)は車室側に凹部(21)を有し、前記開口(21a)は前記凹部(21)内に設けられるとよい。さらに、前記荷掛けフック(30)には、前記凹部の裏面の左右両側部(21b)に対峙または当接する左右一対のウイング部(33)が形成されたり、前記ライニング(20)には、前記荷掛け部(31)の基端側を構成する取付基部(31a)を下方から支持する突起(24)が裏面に形成されたりするとよい。さらに、ライニングはドア用ライニング(20)であり、荷掛けフック(30)はドア用ライニング(20)に設置されるドアインナーハンドル(40)の下方と左方と右方とのいずれか一方に取り付けられるとよい。
本発明にかかる荷掛けフックの取付構造によると、荷掛けフックをライニングの裏面に固定したため、荷物による荷重が荷掛けフックをライニングの裏面に押し付ける方向に作用し、フックが外れる虞が無い。
なお、ライニングに凹部を設けた場合には、凹部の開口からフックの荷掛け部を突出させることにより、荷掛け部が凹部に収まるか、少なくとも凹部の深さだけ荷掛け部の車室内への突出を小さくすることができ、衣服がフックに引っかかりにくい。
なおまた、荷掛けフックに凹部裏面側部に対峙または当接するウイング部が形成され、ライニングに荷掛けフックを下方から支持する突起が形成された場合には、仮に荷掛けフックとライニングとの固定具(ねじ等)が外れたとしても、ウイング部が荷掛けフックが左右にずれることを制限し、突起が下方から荷物の荷重の一部を支持し、荷物の荷重が荷掛けフックをライニングに押し付ける方向に作用するので、荷掛けフックは外れずに安定する。ウイング部または突起のいずれか一方のみが形成された場合であっても、一定の安定性が得られる。
なおまた、ドア用ライニングにフックを取り付ける場合であって、ドアインナーハンドルの下方と左方と右方とのいずれか一方にフックを取り付けた場合には、荷掛けフックに掛けられた荷物がドアインナーハンドルに接触することがないため、不用意にドアが開くことを防止できる。
以下、図面を参照して本発明にかかる実施形態を説明する。図1は、本発明にかかる荷掛けフック(以下、単にフックという)30の取付構造を有する車両用の左側ドア10の正面図である。なお、本説明において、ドア10の車室側を正面または前面という。図2は、フック30の斜視図である。図3は、図1のIII-III断面におけるフック30周辺の断面図である。図4は、図1のIV-IV断面におけるフック30周辺の断面図である。図5は、ドア用ライニング(ライニング)20の背面から見たフック30の取り付け状態を示す斜視図である。
図1に示すように、ドア10は車室側の面にドア用ライニング20を備えており、このドア用ライニング20には、フック30、ドアインナーハンドル40、アームレスト50等が設けられている。本実施形態の場合、フック30は、ドアインナーハンドル40の下方に設けられている。
図3および図4に示すように、ドア用ライニング20は、樹脂を素材とする射出成形品であり、車室側に長方形を呈する凹部21が設けられるとともに、凹部21内の下側には開口21aが設けられている。
ドア用ライニング20の車外側の面(ドア用ライニング裏面22)には凹部21を挟んで上下2箇所に取付突起(上側取付突起23、下側取付突起24)が設けられており、取付突起23、24はドア用ライニング裏面22から突設されている。取付突起23、24の先端には、孔23a、24aが設けられている。また、開口21aの直下に位置する下側取付突起上面24bは、平坦な略水平面となっている。
図2、図3に示すように、フック30は、樹脂を素材とする射出成形品であり、荷物が掛けられる荷掛け部31と、荷掛け部31を固定する取付ベース部32と、ドア用ライニング20の凹部裏面側部21bに対向するように設けられた左右一対のウイング部33とが一体に形成されている。また、取付ベース部32にはフック30をドア用ライニング20に固定するための貫通孔34が設けられている。
取付ベース部32は板状を呈している。荷掛け部31の取付基部31aは、取付ベース部32の左右方向略中央下側から延設されている。取付状態で、取付基部底面31bは平坦かつ略水平となる。また、取付状態で、荷掛け部31のうち凹部21の開口21aに対応する部位の表面が凹部21の表面と滑らかに連続する。そのため、荷物を掛けたり、取り外したりする場合に凹部21と荷掛け部31の境で荷物が引っかかることない。荷掛け部31は、上方に向けて延設されており、凹部21内に収まるように、荷掛け部31の長さは凹部21よりも小さく設定されている。荷掛け部31の上面は、荷物が掛けられるように側面視でJ字型を呈している。
左右一対のウイング部33は、板状を呈しており、取付ベース部32の上下方向略中央の左右両側面から左右のウイング部33の間の距離が先端に行くほど広がるように前方に突設される。取付状態で、ウイング部33は、ドア用ライニング20の凹部裏面側部21bにわずかな隙間をあけて対峙している。なお、ウイング部33が凹部裏面側部21bに当接するようにフック30を成形してもよい。
貫通孔34は、取付ベース部32の左右方向中央の上下2箇所に設けられ、取付状態でドア用ライニング20の孔23aに整合する。貫通孔34周辺は、ドア用ライニング20の取付突起23の突端が嵌合する形状としてもよい。また、取付ベース部32およびウイング部33の背面には補強のためにリブ32a、33aを設けてもよい。
次に、フック30をドア用ライニング20に取り付ける手順について説明する(図3〜図5参照)。組立作業者は、フック30の荷掛け部31をドア用ライニング20の開口21aに裏側から挿入する。このとき、取付基部底面31bと下側取付突起上面24bとが接し、フック30は下側取付突起24に下方から支持される一方、孔23a、24aと貫通孔34とが上下それぞれで整合している。この状態で、タッピングねじ60を上下の貫通孔34および孔23a,24aに締め込み、フック30をドア用ライニング20に固定する。
次に、実施形態の機能について説明する。フック30をドア用ライニング裏面22から取り付けたため、フック30に掛けた荷物の荷重は、フック30をドア用ライニング裏面22に押し付ける方向に作用する。従って、フック30が外れて荷物が落下する虞が無い。仮に、タッピングねじ60が抜けた場合であっても、下側の取付突起24がフック30を下方から支持し、ウイング部33がフック30の左右方向のずれを制限し、荷物の荷重がフック30をドア用ライニング裏面22に押し付けるため、フック30は脱落せず略安定する。
また、ドア用ライニング20の凹部21にフック30を設置したため、フック30を略凹部21内に収めることができる。従って、フック30が車室内に大きく突出せず、衣服を引っ掛けたりしない。また、ドアインナーハンドル40より下方にフック30を取り付けたため、フック30に掛けた荷物がドアインナーハンドル40に当たって不用意にドア10を開くことを防止することができ、安全性が向上し、また、荷物を掛けた状態でもドア10の開閉が容易になる。
以上で本発明にかかる実施形態の説明を終えるが、本発明は幅広く変形実施が可能である。例えば、フックを2ドア車の後部座席側の側面ライニングの裏側に固定したり、ウイング部を取付ベース部の上下に形成したりすることもできる。
左側の車両用ドアの正面図である。 荷掛けフックの斜視図である。 図1のIII-III断面における荷掛けフック周辺の断面図である。 図1のIV-IV断面における荷掛けフック周辺の断面図である。 ドア用ライニング背面から見た荷掛けフックの取付状態を示す斜視図である。
符号の説明
10 ドア
20 ドア用ライニング(ライニング)
21 凹部
21a 開口
22 ドア用ライニング裏面
24 下側取付突起
30 フック
31 荷掛け部
32 取付ベース部
33 ウイング部
40 ドアインナーハンドル

Claims (4)

  1. 車両の車室内に設けられる荷掛けフックの取付構造であって、
    車室の内装用の、開口を有するライニングと、
    前記ライニングの裏面に固定される取付ベース部と該取付ベース部から延設されて先端側が前記開口から車室側に突出する荷掛け部とが一体成形された荷掛けフックと
    を備え
    前記荷掛け部の基端側を構成する取付基部が、前記ライニングの裏面に形成された突起に下方から支持されることを特徴とする荷掛けフックの取付構造。
  2. 前記ライニングは車室側に凹部を有し、
    前記開口は前記凹部内に設けられたことを特徴とする、請求項1に記載にされた荷掛けフックの取付構造。
  3. 前記荷掛けフックは、前記凹部の裏面の左右両側部に対峙または当接する左右一対のウイング部が形成されたことを特徴とする、請求項2に記載された荷掛けフックの取り付け構造。
  4. 前記ライニングはドア用ライニングであり、
    前記荷掛けフックが、前記ドア用ライニングに設置されたドアインナーハンドルの下方と左方と右方とのいずれか一方に取り付けられることを特徴とする、請求項1〜請求項のいずれか一項に記載された荷掛けフックの取付構造。
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