JPH076398Y2 - ドアの操作装置 - Google Patents
ドアの操作装置Info
- Publication number
- JPH076398Y2 JPH076398Y2 JP1987197517U JP19751787U JPH076398Y2 JP H076398 Y2 JPH076398 Y2 JP H076398Y2 JP 1987197517 U JP1987197517 U JP 1987197517U JP 19751787 U JP19751787 U JP 19751787U JP H076398 Y2 JPH076398 Y2 JP H076398Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spindle
- handle
- lever handle
- rose
- door
- Prior art date
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- Mechanically-Actuated Valves (AREA)
- Lock And Its Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、室内側からの施錠並びに施錠状態を室外側に
表示する機構をハンドル内部に設けた型式のドアの操作
装置に関するものであり、詳しくは、ハンドルの材質を
合成樹脂材とすることのできるドアの操作装置に関する
ものである。
表示する機構をハンドル内部に設けた型式のドアの操作
装置に関するものであり、詳しくは、ハンドルの材質を
合成樹脂材とすることのできるドアの操作装置に関する
ものである。
浴室やトイレなどの扉のドア操作装置には、室内側から
の施錠並びに施錠状態を表示する機構をハンドル内部に
設けたものがある。
の施錠並びに施錠状態を表示する機構をハンドル内部に
設けたものがある。
第8図の縦断面図は、従来におけるレバーハンドル型式
のドアの操作装置を示すものである。
のドアの操作装置を示すものである。
同図において、扉Dの室内側の面にはインサイドローズ
1が着設され、室外側の面にはアウトサイドローズ2が
着設される。
1が着設され、室外側の面にはアウトサイドローズ2が
着設される。
インサイドローズ1及びアウトサイドローズ2にはそれ
ぞれレバーハンドル挿入孔1a及び2aが設けられ、レバー
ハンドル挿入孔1a及び2aにはそれぞれインサイドレバー
ハンドル3及びアウトサイドレバーハンドル4の軸部3a
及び4aが回動可能に嵌挿される。
ぞれレバーハンドル挿入孔1a及び2aが設けられ、レバー
ハンドル挿入孔1a及び2aにはそれぞれインサイドレバー
ハンドル3及びアウトサイドレバーハンドル4の軸部3a
及び4aが回動可能に嵌挿される。
軸部3a及び4aの内部にはそれぞれ円筒状のインサイドス
ピンドル5及びアウトサイドスピンドル6が挿入され、
インサイドスピンドル5に設けられた孔5aに軸部3aが塑
性変形により係入し、インサイドレバーハンドル3とイ
ンサイドスピンドル5が一体的に組付けられる(第9図
の部分拡大図参照)。
ピンドル5及びアウトサイドスピンドル6が挿入され、
インサイドスピンドル5に設けられた孔5aに軸部3aが塑
性変形により係入し、インサイドレバーハンドル3とイ
ンサイドスピンドル5が一体的に組付けられる(第9図
の部分拡大図参照)。
同様に、アウトサイドスピンドル6に設けられた孔6aに
軸部4aが塑性変形により係入し、アウトサイドレバーハ
ンドル4とアウトサイドスピンドル6が一体的に組付け
られる。
軸部4aが塑性変形により係入し、アウトサイドレバーハ
ンドル4とアウトサイドスピンドル6が一体的に組付け
られる。
インサイドスピンドル5の左側の端面には、第10図に示
すように、4個の突起5bが設けられ、突起5bはインサイ
ドノブストッパー7に設けられた同形状の孔7aに挿入さ
れる。
すように、4個の突起5bが設けられ、突起5bはインサイ
ドノブストッパー7に設けられた同形状の孔7aに挿入さ
れる。
インサイドノブストッパー7は中央に角孔7bが設けら
れ、角孔7bには四角柱状のジョイントスピンドル8が挿
入される(第10図参照)。
れ、角孔7bには四角柱状のジョイントスピンドル8が挿
入される(第10図参照)。
ジョイントスピンドル8は、第11図及び第12図に示すよ
うに、端面8aに孔8bが設けられ、端面8aの反対側にフラ
ンジ8cが設けられる。
うに、端面8aに孔8bが設けられ、端面8aの反対側にフラ
ンジ8cが設けられる。
フランジ8cは外周面に切欠部8dが形成され切欠部8dにス
ピンドルホルダー9の端部9aが挿入され、端部9aの一部
を内側に屈折してフランジ8cにスピンドルホルダー9が
組付けられる。
ピンドルホルダー9の端部9aが挿入され、端部9aの一部
を内側に屈折してフランジ8cにスピンドルホルダー9が
組付けられる。
フランジ8cとスピンドルホルダー9との間に形成される
空間部にはばね10が挿入される。
空間部にはばね10が挿入される。
このばね10はインサイドレバーハンドル3及びアウトサ
イドレバーハンドル4を水平状態に復帰せしめるもので
ある。
イドレバーハンドル4を水平状態に復帰せしめるもので
ある。
スピンドルホルダー9は中央部に孔9bを有し、孔9bと外
周縁部との間に複数の孔9cを有する(第10図参照)。
周縁部との間に複数の孔9cを有する(第10図参照)。
この孔9cにアウトサイドスピンドル6の端部に設けられ
た突起6bが挿入されることはインサイドスピンドル5と
同様である(第8図参照)。
た突起6bが挿入されることはインサイドスピンドル5と
同様である(第8図参照)。
又、インサイドレバーハンドル3の端部よりサムターン
11が回転可能に嵌挿され、インサイドスピンドル5より
内側に切起して設けられた支持部5cに支承される。
11が回転可能に嵌挿され、インサイドスピンドル5より
内側に切起して設けられた支持部5cに支承される。
サムターン11の左端側には溝11aが刻設され、溝11aに平
板状のロックジョイント12の一端が挿入される。
板状のロックジョイント12の一端が挿入される。
ロックジョイント12はジョイントスピンドル8の孔8b及
びスピンドルホルダー9の孔9bを貫通し、他端は、アウ
トサイドレバーハンドル4の内部に回動可能に嵌挿され
たサインプレート13の端面に設けられた溝13aに挿入さ
れる。
びスピンドルホルダー9の孔9bを貫通し、他端は、アウ
トサイドレバーハンドル4の内部に回動可能に嵌挿され
たサインプレート13の端面に設けられた溝13aに挿入さ
れる。
なお、符号14及び15はそれぞれインサイドローズ1及び
アイトサイドローズ2の内側に着設されるローズプレー
トである。
アイトサイドローズ2の内側に着設されるローズプレー
トである。
以上のような構成により、水平状態にあるインサイドレ
バーハンドル3を下方に倒して軸部3aを回動すると、軸
部3aと共にインサイドスピンドル5が回動し、突起5bに
係合するインサイドノブストッパー7及びインサイドノ
ブストッパー7の角孔7bに嵌挿されたジョイントスピン
ドル8が回動し、更に、ジョイントスピンドル8と共に
回動するスピンドルホルダー9に係合するアウトサイド
スピンドル6が回動し、アウトサイドレバーハンドル4
が回動する。
バーハンドル3を下方に倒して軸部3aを回動すると、軸
部3aと共にインサイドスピンドル5が回動し、突起5bに
係合するインサイドノブストッパー7及びインサイドノ
ブストッパー7の角孔7bに嵌挿されたジョイントスピン
ドル8が回動し、更に、ジョイントスピンドル8と共に
回動するスピンドルホルダー9に係合するアウトサイド
スピンドル6が回動し、アウトサイドレバーハンドル4
が回動する。
同様にして、アウトサイドレバーハンドル4を回動すれ
ば、インサイドレバーハンドル3が回動する。
ば、インサイドレバーハンドル3が回動する。
ジョイントスピンドル8の回動によりジョイントスピン
ドル8に連動したラッチボルト(図示しない)或は施錠
装置(図示しない)が動作する。
ドル8に連動したラッチボルト(図示しない)或は施錠
装置(図示しない)が動作する。
インサイトレバーハンドル3又はアウトサイドレバーハ
ンドル4に加えられた回動力が解放されると、ばね10の
弾性力によりインサイドレバーハンドル3及びアウトサ
イドレバーハンドル4がもとの状態に復帰する。
ンドル4に加えられた回動力が解放されると、ばね10の
弾性力によりインサイドレバーハンドル3及びアウトサ
イドレバーハンドル4がもとの状態に復帰する。
サムターン11を回動するとロックジョイント12を介して
サインプレート13が回動し、サインプレート13の室外側
表面が使用中或は不使用中の表示をするようになってい
る。
サインプレート13が回動し、サインプレート13の室外側
表面が使用中或は不使用中の表示をするようになってい
る。
以上のように、錠機構及び施錠表示機構がドアの操作装
置のレバーハンドル又はノブ内にコンパクトに組込ま
れ、ローズを複雑化大型化することなく、しかも使用表
示及びその確認が容易である利点を有する反面、インサ
イド及びアウトサイドのレバーハンドルの軸部が薄肉と
なり強度上の理由からレバーハンドルの材質は鉄材など
の金属材料を使用しなければならなかった。
置のレバーハンドル又はノブ内にコンパクトに組込ま
れ、ローズを複雑化大型化することなく、しかも使用表
示及びその確認が容易である利点を有する反面、インサ
イド及びアウトサイドのレバーハンドルの軸部が薄肉と
なり強度上の理由からレバーハンドルの材質は鉄材など
の金属材料を使用しなければならなかった。
しかしながら、浴室内の湿度は極めて高く、又、濡れた
手でレバーハンドルを握る機会も多いのでレバーハンド
ルが錆び易い問題があった。
手でレバーハンドルを握る機会も多いのでレバーハンド
ルが錆び易い問題があった。
一方、浴室,トイレのデザイン上の理由からもレバーハ
ンドルに美感を与えるために合成樹脂材にすることが望
ましいが、レバーハンドルの軸部の強度上の理由から実
現できなかった。
ンドルに美感を与えるために合成樹脂材にすることが望
ましいが、レバーハンドルの軸部の強度上の理由から実
現できなかった。
本考案は以上の問題点を解決するためになされたもので
ある。
ある。
本考案の要旨は、ノブ又はレバー型式のハンドルのロー
ズ嵌合部の構造及びスピンドル係合部の構造を変更する
ことによりハンドルを合成樹脂とすることを可能とした
ものであり、扉の両面に着設されるローズにハンドル挿
入孔を設け、該両ハンドル挿入孔の扉側に大径部を設
け、合成樹脂材より成り、上記両ハンドル挿入孔にそれ
ぞれ挿入されるハンドルの先端に上記大径部に遊嵌する
鍔部と該鍔部を縦割りするスリットを設け、上記ハンド
ルの内部に設けたスピンドル挿入孔に、内面より突出す
る係合突起を一体に設け、上記両ハンドルのスピンドル
挿入孔にそれぞれ挿入され、ドアの施錠装置に係合する
ジョイントスピンドルにより相互に連結されるスピンド
ルに、上記係合突起に係合する係合部を設け、上記スピ
ンドルの外周面は、上記鍔部が大径部との係合を解除す
る方向に撓み変形するのを阻止する位置にあることを特
徴とするものである。
ズ嵌合部の構造及びスピンドル係合部の構造を変更する
ことによりハンドルを合成樹脂とすることを可能とした
ものであり、扉の両面に着設されるローズにハンドル挿
入孔を設け、該両ハンドル挿入孔の扉側に大径部を設
け、合成樹脂材より成り、上記両ハンドル挿入孔にそれ
ぞれ挿入されるハンドルの先端に上記大径部に遊嵌する
鍔部と該鍔部を縦割りするスリットを設け、上記ハンド
ルの内部に設けたスピンドル挿入孔に、内面より突出す
る係合突起を一体に設け、上記両ハンドルのスピンドル
挿入孔にそれぞれ挿入され、ドアの施錠装置に係合する
ジョイントスピンドルにより相互に連結されるスピンド
ルに、上記係合突起に係合する係合部を設け、上記スピ
ンドルの外周面は、上記鍔部が大径部との係合を解除す
る方向に撓み変形するのを阻止する位置にあることを特
徴とするものである。
ハンドルの先端の鍔部はスリットが設けられているため
可撓性を有し、鍔部の外径を縮小してローズのハンドル
挿入孔に挿入すると、鍔部がハンドル挿入孔の大径部で
原形に弾性復帰する。
可撓性を有し、鍔部の外径を縮小してローズのハンドル
挿入孔に挿入すると、鍔部がハンドル挿入孔の大径部で
原形に弾性復帰する。
かくして、ハンドルは幅方向の移動が規制され、且つ、
回動可能に嵌挿される。
回動可能に嵌挿される。
ハンドルのスピンドル挿入孔の内面に設けられた係合突
起に、ハンドルに挿入されるスピンドルの係合部が係合
するので、ハンドルと共にスピンドルが一体的に回動す
る。
起に、ハンドルに挿入されるスピンドルの係合部が係合
するので、ハンドルと共にスピンドルが一体的に回動す
る。
スピンドルの外周面は鍔部の内周面に近接しているの
で、鍔部が大径部との係合を解除する方向に撓み変形す
ることをスピンドルによって規制され、ハンドルがロー
ズより抜け出す虞はない。
で、鍔部が大径部との係合を解除する方向に撓み変形す
ることをスピンドルによって規制され、ハンドルがロー
ズより抜け出す虞はない。
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、実施例はレバーハンドル形式のドアの操作装置に
ついて述べる。
ついて述べる。
第1図の縦断面図において、扉Dの室内側の面にインサ
イドローズ16が着設され、室外側の面にはアウトサイド
ローズ17が着設される。
イドローズ16が着設され、室外側の面にはアウトサイド
ローズ17が着設される。
此のインサイド及びアウトサイドのローズ16及び17には
それぞれレバーハンドル挿入孔16a及び17aが設けられ、
レバーハンドル挿入孔16a及び17aには扉側に大径部16b
及び17bが設けられる。
それぞれレバーハンドル挿入孔16a及び17aが設けられ、
レバーハンドル挿入孔16a及び17aには扉側に大径部16b
及び17bが設けられる。
インサイドローズ16及びアウトサイドローズ17は厚肉で
あるため、金属材よりも機械的強度の低い合成樹脂材と
することができる。
あるため、金属材よりも機械的強度の低い合成樹脂材と
することができる。
インサイドローズ16に挿入されるインサイドレバーハン
ドル18を第4図及び第5図に基いて説明する。
ドル18を第4図及び第5図に基いて説明する。
なお、アウトサイドローズ17に挿入されるアウトサイド
レバーハンドル19はインサイドレバーハンドル18と同形
状であるため、インサイドレバーハンドル18についての
み説明する。
レバーハンドル19はインサイドレバーハンドル18と同形
状であるため、インサイドレバーハンドル18についての
み説明する。
インサイドレバーハンドル18の軸部18aにはレバーハン
ドル挿入孔16aに挿入される軸頸部18bが設けられ、軸頸
部18の先端には鍔部18cと鍔部18cを縦割りする6個のス
リット18dが設けられる。
ドル挿入孔16aに挿入される軸頸部18bが設けられ、軸頸
部18の先端には鍔部18cと鍔部18cを縦割りする6個のス
リット18dが設けられる。
スリット18dの深さは軸頸部19bに達する。
インサイドレバーハンドル18には軸部18aの軸心にスピ
ンドル挿入孔18eが設けられる。
ンドル挿入孔18eが設けられる。
スピンドル挿入孔18eは鍔部18cの反対側に底壁18fを有
する有底の孔で、底壁18fの中心部にサムターン挿入用
の孔18gが設けられ、アウトサイドレバーハンドル19に
はサインプレート挿入用の孔19gが設けられる。
する有底の孔で、底壁18fの中心部にサムターン挿入用
の孔18gが設けられ、アウトサイドレバーハンドル19に
はサインプレート挿入用の孔19gが設けられる。
スピンドル挿入孔18eの底壁18f側には、内周面に突出す
る係合突起18hが2箇所に相対して設けられる。
る係合突起18hが2箇所に相対して設けられる。
スピンドル挿入孔18eに挿入されるインサイドスピンド
ル20は、アウトサイドレバーハンドル19のスピンドル挿
入孔19eに挿入されるアウトサイドスピンドル21と比較
して、以下に述べる主要部において同形状であるので、
インサイドスピンドル20についてのみ述べる。
ル20は、アウトサイドレバーハンドル19のスピンドル挿
入孔19eに挿入されるアウトサイドスピンドル21と比較
して、以下に述べる主要部において同形状であるので、
インサイドスピンドル20についてのみ述べる。
インサイドスピンドル20は、第6図の平面図及び第7図
の正面図に示すように、金属製の筒状体で、スピンドル
挿入孔18eに挿入されたときには、インサイドスピンド
ル20の外周面が、鍔部18cの内周面に近接しているの
で、鍔部18cの撓みが規制され、インサイドレバーハン
ドル18に外力が加わってもインサイドレバーハンドル18
がインサイドローズ16から抜け出す虞はない。
の正面図に示すように、金属製の筒状体で、スピンドル
挿入孔18eに挿入されたときには、インサイドスピンド
ル20の外周面が、鍔部18cの内周面に近接しているの
で、鍔部18cの撓みが規制され、インサイドレバーハン
ドル18に外力が加わってもインサイドレバーハンドル18
がインサイドローズ16から抜け出す虞はない。
挿入方向の先端となる右端側には凹部状の係合部20aが
2箇所に相対して設けられ、係合部20aには係合突起18h
が挿入され、相互に側壁面が係合する。
2箇所に相対して設けられ、係合部20aには係合突起18h
が挿入され、相互に側壁面が係合する。
係合突起18hの長さl1及び係合部20aの長さl2は略等し
く、且つ、大であるため、接触する受圧面積が大とな
り、インサイドレバーハンドル18の回動トルクに対して
充分に耐える強度を有する。
く、且つ、大であるため、接触する受圧面積が大とな
り、インサイドレバーハンドル18の回動トルクに対して
充分に耐える強度を有する。
符号20bは、インサイドスピンドル20にのみ設けられる
もので、内側に向けて切り起して設けられた支持部であ
る。
もので、内側に向けて切り起して設けられた支持部であ
る。
支持部20bは従来例の支持部5cと同様にサムターン11を
支承する。
支承する。
外周面上に円周方向に沿って複数箇所に突出して設けら
れる突起20cは、鍔部18cの端面とインサイドローズ16に
着設されるローズプレート22の端面との間に突出しイン
サイドスピンドル20の軸方向の移動を阻止する。
れる突起20cは、鍔部18cの端面とインサイドローズ16に
着設されるローズプレート22の端面との間に突出しイン
サイドスピンドル20の軸方向の移動を阻止する。
インサイドスピンドル20の係合部20aの反対側の端面に
は突起20dが設けられ、突起20dは、第1図のX矢視図で
ある第2図に示すように、インサイドノブストッパー7
の孔7aに挿入され、突起20dの端部20eが屈曲され抜け止
めされる。
は突起20dが設けられ、突起20dは、第1図のX矢視図で
ある第2図に示すように、インサイドノブストッパー7
の孔7aに挿入され、突起20dの端部20eが屈曲され抜け止
めされる。
アウトサイドスピンドル21の突起21dは、スピンドルホ
ルダー9の孔9cに挿入され(第10図参照)、更に、第1
図のY矢視図である第3図に示すように、フランジ8cに
設けられた孔8eに挿入され、突起21dの端部21eが屈曲さ
れ抜け止めされる。
ルダー9の孔9cに挿入され(第10図参照)、更に、第1
図のY矢視図である第3図に示すように、フランジ8cに
設けられた孔8eに挿入され、突起21dの端部21eが屈曲さ
れ抜け止めされる。
インサイドノブストッパー7,ジョイントスピンドル8,ス
ピンドルホルダー9及びばね10に関しては従来例と同様
である。
ピンドルホルダー9及びばね10に関しては従来例と同様
である。
又、サムターン11,ロックジョイント12及びサインプレ
ートに関しても従来例と同様である。
ートに関しても従来例と同様である。
なお、符号23はアウトサイドローズ17に着設されるロー
ズプレートである。
ズプレートである。
次に、インサイドレバーハンドル18の組付並びに回動操
作について説明する。
作について説明する。
アウトサイドレバーハンドル19の組付及び回動操作はイ
ンサイドレバーハンドル18の場合と同様である。
ンサイドレバーハンドル18の場合と同様である。
インサイドレバーハンドル18はインサイドローズ16に挿
入し易くするため、鍔部18cの先端にテーパーが設けら
れている。
入し易くするため、鍔部18cの先端にテーパーが設けら
れている。
従って、鍔部18cをレバーハンドル挿入孔16aに押し付け
ると、軸頸部18b及び鍔部18cに撓みが生じレバーハンド
ル挿入孔16aに挿入され、鍔部18cが大径部16bに達した
ときに鍔部18cが弾性力により拡大復帰してインサイド
レバーハンドル18が抜け止めされると共に、レバーハン
ドル挿入孔16aに対して軸頸部18bが回動可能に嵌挿され
る。
ると、軸頸部18b及び鍔部18cに撓みが生じレバーハンド
ル挿入孔16aに挿入され、鍔部18cが大径部16bに達した
ときに鍔部18cが弾性力により拡大復帰してインサイド
レバーハンドル18が抜け止めされると共に、レバーハン
ドル挿入孔16aに対して軸頸部18bが回動可能に嵌挿され
る。
次に、インサイドレバーハンドル18のスピンドル挿入孔
18eにインサイドスピンドル20を挿入すると、係合部20a
が係合突起18hに係合する。
18eにインサイドスピンドル20を挿入すると、係合部20a
が係合突起18hに係合する。
ドアの操作装置が第1図の縦断面図に示すように組付け
られた後にインサイドレバーハンドル18を回動すると、
回動トルクは係合突起18hに接触する係合部20aを介して
インサイドスピンドル20に伝達され、インサイドノブス
トッパー7,ジョイントスピンドル8,スピンドルホルダー
9及びアウトサイドスピンドル21を経てアウトサイドレ
バーハンドル19に伝えられ、又、ジョイントスピンドル
8から扉のラッチボルト或は施解錠機構に伝えられる。
られた後にインサイドレバーハンドル18を回動すると、
回動トルクは係合突起18hに接触する係合部20aを介して
インサイドスピンドル20に伝達され、インサイドノブス
トッパー7,ジョイントスピンドル8,スピンドルホルダー
9及びアウトサイドスピンドル21を経てアウトサイドレ
バーハンドル19に伝えられ、又、ジョイントスピンドル
8から扉のラッチボルト或は施解錠機構に伝えられる。
このとき、係合突起18hと係合部20aの接触面積が大き
く、係合突起18hの耐圧縮強度や耐剪断強度が大となる
ため、インサイドレバーハンドル18の材質を合成樹脂材
とすることができる。
く、係合突起18hの耐圧縮強度や耐剪断強度が大となる
ため、インサイドレバーハンドル18の材質を合成樹脂材
とすることができる。
又、インサイドレバーハンドル18に外力が作用した場
合、インサイドスピンドル20の外周面が、鍔部18cの撓
みを阻止するので、インサイドレバーハンドル18がイン
サイドローズ16から抜け出すことはない。又、鍔部18c
がインサイドローズ16に全周囲にわたって当接するため
合成樹脂材で充分耐えられる。
合、インサイドスピンドル20の外周面が、鍔部18cの撓
みを阻止するので、インサイドレバーハンドル18がイン
サイドローズ16から抜け出すことはない。又、鍔部18c
がインサイドローズ16に全周囲にわたって当接するため
合成樹脂材で充分耐えられる。
インサイドレバーハンドル18と同形状のアウトサイドレ
バーハンドル19についても上記と同様である。
バーハンドル19についても上記と同様である。
本考案はドアの操作装置のハンドルの内部に錠機構及び
その施錠表示機構を内設した場合にもハンドルの材質を
合成樹脂材とすることが出来る。
その施錠表示機構を内設した場合にもハンドルの材質を
合成樹脂材とすることが出来る。
又、インサイド及びアウトサイドのローズも合成樹脂材
とすることが可能である。
とすることが可能である。
従って、ドアの操作装置の外観を美感を与え、浴室のよ
うに高湿な所に設置しても、或いは、濡れた手でハンド
ルを操作する機会が多い所に設置しても錆びる虞がない
利点がある。
うに高湿な所に設置しても、或いは、濡れた手でハンド
ルを操作する機会が多い所に設置しても錆びる虞がない
利点がある。
又、レバーハンドルに外力が加わってもレバーハンドル
が抜け出す虞はない。
が抜け出す虞はない。
第1図〜第7図は本考案の実施例を示し、 第1図はドアの操作装置の縦断面図、 第2図は第1図のX矢視図、 第3図は第1図のY矢視図、 第4図はレバーハンドルの一部破断正面図、 第5図はレバーハンドルの側面図、 第6図はスピンドルの正面図、 第7図はスピンドルの平面図、 第8図は従来例におけるレバーハンドル機構の縦断面
図、 第9図は第8図の部分拡大図、 第10図はインサイドノブストッパー及びその周辺の部品
の斜視図、 第11図はジョイントスピンドル及びスピンドルホルダー
などの部分組立を示す縦断面図、 第12図は第11図の側面図である。 D…扉、7…インサイドノブストッパー、8…ジョイン
トスピンドル、10…ばね、11…サムターン、12…ロック
ジョイント、13…サインプレート、16…インサイドロー
ズ、17…アウトサイドローズ、16a,17a…レバーハンド
ル挿入孔、16b,17b…大径部、18…インサイドレバーハ
ンドル、19…アウトサイドレバーハンドル、18b,19b…
軸頸部、18c,19c…鍔部、18d,19d…スリット、18e,19e
…スピンドル挿入孔、18h,19h…係合突起、20…インサ
イドスピンドル、21…アウトサイドスピンドル、20a,21
a…係合部。
図、 第9図は第8図の部分拡大図、 第10図はインサイドノブストッパー及びその周辺の部品
の斜視図、 第11図はジョイントスピンドル及びスピンドルホルダー
などの部分組立を示す縦断面図、 第12図は第11図の側面図である。 D…扉、7…インサイドノブストッパー、8…ジョイン
トスピンドル、10…ばね、11…サムターン、12…ロック
ジョイント、13…サインプレート、16…インサイドロー
ズ、17…アウトサイドローズ、16a,17a…レバーハンド
ル挿入孔、16b,17b…大径部、18…インサイドレバーハ
ンドル、19…アウトサイドレバーハンドル、18b,19b…
軸頸部、18c,19c…鍔部、18d,19d…スリット、18e,19e
…スピンドル挿入孔、18h,19h…係合突起、20…インサ
イドスピンドル、21…アウトサイドスピンドル、20a,21
a…係合部。
Claims (1)
- 【請求項1】扉の両面に着設されるローズにハンドル挿
入孔を設け、該両ハンドル挿入孔の扉側に大径部を設
け、 合成樹脂材より成り、上記両ハンドル挿入孔にそれぞれ
挿入されるハンドルの先端に上記大径部に遊嵌する鍔部
と該鍔部を縦割りするスリットを設け、上記ハンドルの
内部に設けたスピンドル挿入孔に、内面より突出する係
合突起を一体に設け、 上記両ハンドルのスピンドル挿入孔にそれぞれ挿入さ
れ、ドアの施錠装置に係合するジョイントスピンドルに
より相互に連結されるスピンドルに、上記係合突起に係
合する係合部を設け、 上記スピンドルの外周面は、上記鍔部が大径部との係合
を解除する方向に撓み変形するのを阻止する位置にある
ことを特徴とするドアの操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987197517U JPH076398Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | ドアの操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987197517U JPH076398Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | ドアの操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102361U JPH01102361U (ja) | 1989-07-11 |
JPH076398Y2 true JPH076398Y2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=31488064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987197517U Expired - Lifetime JPH076398Y2 (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | ドアの操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH076398Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008008029A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Sanwa Shutter Corp | シャッター錠の取付構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111155834B (zh) * | 2018-11-07 | 2021-08-27 | 派阁国际(香港)有限公司 | 一种执手锁具 |
Family Cites Families (4)
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---|---|---|---|---|
JPS5922211Y2 (ja) * | 1981-06-26 | 1984-07-03 | 株式会社 オ−シマ | 扉錠におけるノブ取付装置 |
JPS5860748U (ja) * | 1981-10-20 | 1983-04-23 | リョービ株式会社 | 錠 |
JPS58142252U (ja) * | 1982-03-23 | 1983-09-26 | 株式会社西製作所 | ドア用の引手 |
JPS5922211U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-10 | 株式会社ダイフク | 回転ラツク装置 |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP1987197517U patent/JPH076398Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008008029A (ja) * | 2006-06-29 | 2008-01-17 | Sanwa Shutter Corp | シャッター錠の取付構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102361U (ja) | 1989-07-11 |
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