JPH0240694Y2 - - Google Patents

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JPH0240694Y2
JPH0240694Y2 JP1983106135U JP10613583U JPH0240694Y2 JP H0240694 Y2 JPH0240694 Y2 JP H0240694Y2 JP 1983106135 U JP1983106135 U JP 1983106135U JP 10613583 U JP10613583 U JP 10613583U JP H0240694 Y2 JPH0240694 Y2 JP H0240694Y2
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JP
Japan
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plate
shaft
lock
passive
passive plate
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JP1983106135U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はケース用錠に関するものであつて、
さらに詳細には常時は数字ダイヤルを合わせるこ
とにより解錠し、夜間又は暗所等においてはクリ
ツクアクシヨンによる感度を感知し解錠するケー
ス用錠に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、ケース用錠は数字ダイヤル合せの錠を使
用する場合が多かつた。しかしこの錠は夜間ある
いは暗所等では数字が読み難いので、錠をあける
のに懐中電灯が必要となつたりして不便であつ
た。また、錠の取付け孔のみ設けられてありこの
種の錠をぶらさげておくことは美観上好まれず、
又取扱いが煩らわしく近頃では把手のないスマー
トなケースも使用される傾向にあるが、錠付きの
場合は合鍵又は専用の錠を持ち歩かねばならなか
つた。
〔考案の目的〕
本考案は、上記の点に鑑みなされたもので、数
字ダイヤル合せと共に、クリツクアクシヨンの感
覚合せにより夜間又は暗所においても解錠でき、
ケースに内蔵して取付け、ダイヤルノブを操作し
ワンタツチで容易に開施錠できる美観のすぐれた
ケース用錠を提供するにある。
〔考案の構成〕
前記の目的を達成するため、本考案においては
数字目盛をつけた数字ダイヤルノブに前後方向移
動可能に嵌挿された軸の錠凾内に外周を数等分し
た位置に凹窪部を設け該凹窪部の一つに夫々切込
溝を設けた作動板と受動板を間隔を保ち配置し、
軸に固定された作動板と軸に遊嵌された受動板の
対向する面に突起を回転中に当接するように設け
るとともに、受動板に錠凾の後部壁から前方に突
設する係止軸と遊嵌する係止孔を穿設し、かつ軸
にばねを捲装してこのばねを受動板と錠凾の後部
壁との間に配置して、常時は作動板と受動板を軸
とともに前方に付勢保持し、数字ダイヤルノブの
押動時は前記ばね力に抗して作動板を受動板を軸
とともに後方に移動して受動板の係止孔を前記係
止溝に遊嵌可能とし、さらに作動板と受動板の凹
窪部に当接する板ばねを設けたことを特徴とす
る。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例を説明す
る。第1図乃至第3図は本考案のケース用錠を郵
便箱に取付けた状態を示す説明図で、郵便箱1は
ヒンジ2により開閉する扉3の内部に止ねじ5,
5により錠4を固定し外部に数字ダイヤルノブ6
を設けたもので郵便箱1と扉3との合せ部の郵便
箱1のフランジ部7に錠4の開閉板8が当接し、
扉は施錠された状態にある。なお、7aはフラン
ジの角部である。
次に本考案に係るケース用錠について説明する
と、第4図は本考案のケース用錠の構造を示す説
明図で、数字ダイヤルノブ6の中心線の錠凾9内
に軸10を延設し、軸10に円板状の作動板11
を前方に受動板12を後方に夫々取付け作動板1
1及び受動板12の外周を八等分した位置に凹窪
部11a,12aを形成する。作動板11は軸1
0に固定され、受動板12は軸10に対し自由で
ある。作動板11の裏面には突起11bが、受動
板の表面には突起12bが設けられている。錠凾
9の後部壁には軸10に隣接して受動板12を係
止するための係止軸13を前方に突出して設け、
受動板12にはこれと対向する係止孔12dが穿
設されている。常時は受動板12と錠凾9の後部
壁との間に軸10に捲挿されたばね14により作
動板11及び受動板12は軸10と共に前方に押
圧され、カラー15,16によつて適宜の間隔を
保ち錠凾9の蓋17の内面に圧接している。蓋1
7は軸10の軸受の役目を果し、軸10は錠凾9
の裏側にネジ18によりワツシヤ19を介して固
定されているが、軸方向に若干の作動を許容され
ている。
作動板11及び受動板12の凹窪部11a,1
2aには、クリツクアクシヨンをする板バネ2
0,21の先端がそれぞれ当接し、板バネ20,
21の他端は錠凾9の上部側壁に止着されてい
る。また八等分された凹窪部11a,12a中の
1つに円板中心方向に長手の切込溝11c,12
cが切込まれている。錠凾9の底面にクランク状
に折曲された開閉板8に形成した長孔8aに支持
軸22を通して開閉板8を摺動可能に支持する。
開閉板8はまた、支持軸22を中心に前後方向に
回動可能となし、バネ23によつて作動後もとの
位置にもどる。開閉板8の先端部8bにはテーパ
部8cが形成されており錠凾9の側壁を貫いて突
出し、側壁中央部から錠凾9の裏板に至る間に穿
設された切溝に沿つて支持軸22を中心に弧状に
回動する。
錠凾9の裏板に抑止板24を該抑止板24に形
成した長孔24aを通して支持軸25により裏板
面に摺動自在に支持し、抑止板24の先端には切
込み溝11c,12cに遊嵌する突片24bを設
けると共に更に抑止板24に開閉板8の回動にと
もなつて当接するもう一つの突片24cを設け、
抑止板24はバネ26により元の位置にもどる。
数字ダイヤルノブ6を取付ける軸10の先端は
多角形状となつており、数字ダイヤルノブの嵌合
穴も多角形状としてあるので、取付け位置を変換
することができる。なお、27,27は蓋17を
錠凾9に取付けるねじである。
次に、本考案の操作について述べる。今錠が施
錠されている場合は、抑止板24の突片24bが
軸10に取付けられた作動板11及び受動板12
の円周端部の凹窪部11a,12aに当つて開閉
板8の作動を不能にしている。そして解錠する場
合は数字ダイヤルノブ6を右側に1回転以上回し
てから決められた数字に合わせる。例えば、決め
られた数字が7,3であれば、右側に回して7に
合わせ、次いで左側に回して3に合わせればよ
い。
次に夜間又は暗所で解錠する操作手順を第5図
乃至第10図について説明すると任意の位置(第
5図)から数字ダイヤルノブ6を押し込んで右に
廻わすと、作動板11が廻わり、作動板11に設
けられた突起11bが、受動板12に設けられた
突起12bに当接し(第6図)、作動板11につ
れて受動板12も廻るようになる。さらに作動板
11を廻すと受動板12の係止孔12dが係止軸
13にはまり込み押圧された状態で停止する(第
7図)。この場所が起点となる。この場所を起点
としてダイヤルノブ6の押した力を緩め(第8
図)、右へ何回(第9図)、左へ何回(第10図)
と決められたクリツクアクシヨン数を8分の1毎
の板バネ20,21の受動板と作動板の小さな凹
窪部に出入りする感度を感知して解錠する位置す
なわち、受動板と作動板の切込み溝11c,12
cを抑止板の突起24bのところに合わせること
ができる。例えば、起点より右側に3回、左側に
2回といつた具合である。
第11図は解錠の状態を示す説明図で、解錠状
態になると、開閉板8は支持軸22を中心に回動
することができる。すなわち、作動板11と受動
板12の切り溝11c,12cが、抑止板の突起
24bを遊嵌できる位置にきている。ダイヤルノ
ブ6を引くと、開閉板8が相互的に回動し、フラ
ンジ7から外れて扉3が開く。
また、施錠は第12図に示す如くダイヤルノブ
6を任意の位置にもどして、扉をとじるだけでよ
い。すなわち、開閉板8は常時面上に沿つて摺動
可能となしているから、フランジ7の角部7aが
開閉板のテーパ部8cを押し込んで、施錠をする
ことができる。
尚、この実施例では数字ダイヤルノブと嵌挿さ
れた軸に固定された作動板及び遊嵌された受動板
の凹窪部は八等分割であるが更にこの分割を増す
ことにより、数字ダイヤル合せとクリツクアクシ
ヨンの感覚合せの種別を容易に増加することが出
来る。
〔考案の効果〕
本考案は数字ダイヤル合せだけでなく、クリツ
クアクシヨンによる感覚合せにより解錠すること
ができるので、夜間及び暗所において使用するこ
とができると共に目の不自由な人にも簡単な操作
で解錠することができる効果がある。そして特
に、錠凾の後部壁から前方に突設する係止軸と遊
嵌する係止孔を穿設し、かつ軸にばねを捲装して
このばねを受動板と錠凾の後部壁との間に配置し
て、常時は作動板と受動板を軸とともに前方に付
勢保持し、数字ダイヤルノブの押動時は前記ばね
力に抗して作動板と受動板を軸とともに後方に移
動して受動板の係止孔を前記係止軸に遊嵌可能と
し、さらに作動板と受動板の凹窪部に当接する板
ばねを設けたから、クリツクアクシヨンによる感
覚合せで解錠するときは、任意の位置から数字ダ
イヤルノブを押し込みながら廻して、作動板およ
び受動板を廻せば、受動板の係止孔が係止軸には
め込まれた位置で確実に停止するため、この場所
を起点とすれば、起点を正確かつ確実に設定する
ことができ、後はダイヤルノブの押した力を緩め
て右へ、左へと決められたクリツクアクシヨン数
だけ板バネの受動板と作動板の凹窪部に出入りす
る感度を感知して解錠する位置、すなわち受動板
と作動板の切込溝のところに合わせればよいか
ら、クリツクアクシヨンによる感覚合せでの解錠
が確実、かつ容易にできる。すなわち、本考案
は、クリツクアクシヨンによる感覚合せでの解錠
に際し、単なる数字ダイヤル合せとは異なり、数
字ダイヤルノブを押し込みながら廻すという動作
によつて、受動板の係止孔を係止軸にはめ込んで
確実に停止させ、起点を正確かつ確実に出せるた
め、ケース用錠としての信頼性を著しく高めるこ
とができる。又、本ケース用錠は扉に内蔵して取
付けるので、美観上体裁もよい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案のケース用錠を郵便
箱に取付けた状態を示す説明図、第4図は本考案
のケース用錠の構造を示す説明図、第5図乃至第
10図はクリツクアクシヨンの操作手順を説明す
るもので、各Aは切断平面図、各Bは要部の切断
正面図、第11図は解錠の状態を第12図は施錠
の状態を夫々説明するもので、各Aは切断平面
図、各B,Cは要部の切断正面図である。 6は数字ダイヤルノブ、8は開閉板、10は
軸、11は作動板、12は受動板、11a,12
aは凹部、11b,12bは突起、11c,12
cは切込溝、12dは係止孔、13は係止軸、2
0,21は板バネ、24は抑止板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 数字目盛をつけた数字ダイヤルノブ6に前後方
    向移動可能に嵌挿された軸10の錠凾9内に外周
    を数等分した位置に凹窪部11a,12aを設け
    該凹窪部一つに夫々切込溝11c,12cを設け
    た作動板11と受動板12を間隔を保ち配置し、
    軸10に固定された作動板11と軸10に遊嵌さ
    れた受動板12の対向する面に突起11b,12
    bを回転中に当接するように設けるとともに、受
    動板12に錠凾9の後部壁から前方に突設する係
    止軸13と遊嵌する係止孔12dを穿設し、かつ
    軸10にばね14を捲装してこのばね14を受動
    板12と錠凾9の後部壁との間に配置して、常時
    は作動板11と受動板12を軸10とともに前方
    に付勢保持し、数字ダイヤルノブ6の押動時は前
    記ばね力に抗して作動板11と受動板12を軸1
    0とともに後方に移動して受動板12の係止孔1
    2dを前記係止軸13に遊嵌可能とし、さらに作
    動板11と受動板12の凹窪部11a,12aに
    当接する板ばね20,21を設けたことを特徴と
    するケース用錠。
JP10613583U 1983-07-08 1983-07-08 ケ−ス用錠 Granted JPS6014069U (ja)

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JP10613583U JPS6014069U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 ケ−ス用錠

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JP10613583U JPS6014069U (ja) 1983-07-08 1983-07-08 ケ−ス用錠

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Publication Number Publication Date
JPS6014069U JPS6014069U (ja) 1985-01-30
JPH0240694Y2 true JPH0240694Y2 (ja) 1990-10-30

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ID=30248495

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6327776U (ja) * 1986-08-06 1988-02-23

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4218776Y1 (ja) * 1966-04-23 1967-10-30
JPS5422298A (en) * 1977-07-18 1979-02-20 Sato Jiyoumae Kk Lock
JPH0611448U (ja) * 1991-08-28 1994-02-15 渡辺泰株式会社 支柱と横材との組付具

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