JPH0763907B2 - 自動パレット交換装置 - Google Patents

自動パレット交換装置

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JPH0763907B2
JPH0763907B2 JP2016340A JP1634090A JPH0763907B2 JP H0763907 B2 JPH0763907 B2 JP H0763907B2 JP 2016340 A JP2016340 A JP 2016340A JP 1634090 A JP1634090 A JP 1634090A JP H0763907 B2 JPH0763907 B2 JP H0763907B2
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fork
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、マシニングセンタ等工作機械の自動パレット
交換装置に関するものである。
従来の技術 従来、2個のパレットを交換させるのに際し、第6図の
ようにロータリテーブル101を設けて、パレット交換位
置に作業テーブル102を位置決めし、加工済のワーク用
パレット103Aを搬出後、新パレット103Bを割出してから
交換する方式のものが知られている。この方式のものは
構造が複雑なうえに交換速度が遅いという欠点を有して
いるため、第7図に示すようにパレット交換位置に作業
テーブル102を位置決めし、グリップアーム104を両パレ
ット103A,103Bに係合させたあと割出しを行って交換す
る二面旋回式が開発されている。
発明が解決しようとする課題 従来の技術で述べた2面旋回式自動パレット交換装置に
おいては、作業テーブルの102がパレット交換位置に位
置決めされたあと、グリップアームが作動してパレット
に係合されるので、それだけ交換時間が長くなるという
問題点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑み
なされたものであり、その目的とするところは、グリッ
プアームをパレットに係合させる時間が不用な自動パレ
ット交換装置を提供しようとするものである。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明における自動パレッ
ト交換装置は、パレットを円軌跡を描いて移動させるこ
とにより交換を行う二面旋回式自動交換パレット装置に
おいて、水平かつ平行な2本の案内を有する旋回及び上
下移動可能な旋回支軸と、前記それぞれの案内に沿って
単独に移動可能な2個のスライドフオークと、前記案内
支軸を介して該スライドフオークを上下移動させるリフ
トアップ部材と、前記スライドフオークを180°旋回割
出しする旋回駆動部材と、前記スライドフオークにより
持ち上げられて旋回移動されるとともに常時保持される
2個のパレットとを含んでなるものである。
作用 本機作業テーブル上のパレットが、X軸中央のパレット
交換位置に位置決めされ、同時にパレットが交換位置
(角度)に割出される。次いでリフトアップ部材により
スライドフオークが上昇して2個のパレットを同時に持
ち上げる。このとき係合部材により旋回部材がスライド
フオークに係合され、スライドフオークの水平移動が規
制されるとともに、旋回駆動部材によりスライドフオー
クが180°旋回されてパレットが入れ替わる。そして再
びリフトアップ部材によりスライドフオークが下げられ
て、本機テーブル上とワーク交換テーブル上にパレット
が載置され、本機作業テーブル上のパレットがクランプ
装置によりクランプされ、加工プログラムに従って切削
加工が開始され、ワーク着脱テーブル上のパレットのワ
ークの取り替えが行われる。
実施例 実施例について第1図〜第5図を参照して説明する。
公知の横形マシニングセンタにおいて、図示しないベッ
ド上に削設されたX軸方向の案内上に、往復台1が移動
可能に載置され、往復台1上に作業テーブル2が旋回割
出可能に設けられている。作業テーブル2には上視形状
の円弧状のパレットクランプレール3が、上側のゆるめ
位置と下側のクランプ位置とに図示しない駆動装置によ
り移動可能に設けられている。
ベッドの前方床上にAPCフレーム4が設置されており、
フレーム4上後側にワーク着脱テーブル5が旋回可能に
設けられ、手動にて旋回及びパレット交換位置に割出さ
れる。ワーク着脱テーブル5にパレットクランプレール
3と同一形状のパレット案内レール6が取付けられてお
り、ワーク着脱テーブル5と交換位置に位置決めされた
作業テーブル2の中央に軸受7,8により旋回可能に軸付
ピニオン9が支持されている。そしてこのピニオン9の
中心穴に、角形断面形状の水平バー11aの中央に垂直旋
回軸11bが一体に形成されたT字形の旋回支軸11が、軸
方向移動及び旋回可能に嵌挿され、ピニオン9にはフレ
ーム4内に設けられた油圧シリンダ12のピストンと一体
のラック13が噛合されている。旋回軸11b下側の中心穴
に、スラスト軸受16を介して先端にカムフオロア14を有
するローラ軸15の上部が嵌挿され、ローラ軸15の下部は
フレーム4の穴に回り止めピン17により回転が規制され
ており、ローラ軸15は軸方向移動のみ可能とされてい
る。更にフレーム4に穿設された水平穴にカム軸18が回
転可能に嵌挿されており、カム軸18の先端に嵌着される
リフトカム19にカムフオロア14が当接している。そして
カム軸18の後端にピニオン21が嵌着されており、フレー
ム内に設けられた油圧シリンダ22のピストンと一体のラ
ック23がこのピニオン21と噛合されている。
旋回支軸11の水平バー11aの両側面にスライドガイド24
A,24Bが取付けられており、このスライドガイド24A,24B
に沿ってスライドフオーク25A,25Bがそれぞれ水平移動
可能に設けられている。このスライドフオーク25A,25B
は、先端面に開口する垂直方向の貫通穴25aを有し、こ
の穴25aの上面四隅に、後述のパレットの四隅部分が係
合する材25bが刻設されている。
一方作業テーブル2上に複数の丸座26を介してパレット
27Aが交換可能に載置されており、パレット27Aは作業テ
ーブル2上に固着の複数の位置決めピン28により位置決
めされ、クランプレール3により下に引込まれてクラン
プされている。ワーク着脱テーブル5上に複数の丸座29
を介してパレット27Bが交換可能に載置されており、位
置決めピン31により位置決めされている。この両テーブ
ル2,5上に載置されたパレット27A,27Bは、上視形状が角
形で四隅が大径円部27aと小径円部27bにより大きく面取
りされこの大径円部と小径穴とにより段差端面27cが形
成されている。そして小径円部27bがスライドフオーク2
5A,25Bの貫通穴25aに回転可能に嵌挿されるとともに、
スライドフオークがパレット持ち上げ位置に上昇された
とき座25bに段差端面27cが当接し大径円部27a及びこれ
に隣接する直線部27dが座25bの側面に当接してパレット
の旋回位置が規制されるようになっている。
更に旋回軸11bの上側大径部に、上端部外周両側に軸心
に対して対称に凸部32aを有するスライドカラー32が、
軸方向移動可能に嵌挿されており、スライドカラー32下
端面の円周上等間隔に植設された複数本のピン30が、ピ
ニオン9上端面に穿設された穴に嵌挿されており、スラ
イドフオーク25A,25Bの対応位置に凸部32aと係合する切
欠部25cが刻設されている。そしてスライドカラー32下
側鍔部上端面とスライドフオーク25A,25Bの下端面との
間にばね33が介装されており、スライドカラー32はこの
ばね33の力で常時下側に付勢されている。そしてスライ
ドフオーク25A,25Bが上側のパレット持上げ位置に移動
すると凸部32aと切欠部25cが係合し、スライドフオーク
の水平移動が規制されるとともに油圧シリンダ12により
パレット27A,27Bの旋回が行われるようになり、下側の
待機位置に移動すると凸部32aと切欠部25cの係合が外さ
れるようになっている。
続いて本実施例の作用について説明する。
マシニングセンタの作業テーブル2上に載置クランプさ
れたパレット27A上のワークに対する加工が終わって、
作業テーブル2,スライドフオーク25AがともにX軸方向
移動されて中央のワーク交換位置に位置決めされ、これ
と同時にパレット27Aが旋回して交換位置に割出され
る。次いで油圧シリンダ22の前室に圧油が送られて、ラ
ック23が後退しピニオン21,カム軸18を介してリフトカ
ム19が180°旋回され、カムフオロア14,ローラ軸15,ス
ラスト軸受16を介して旋回支軸11,スライドフオーク25
A,25Bがパレット持上げ位置に上昇される。そしてこの
上昇によりスライドカラー32の凸部32aとスライドフオ
ークの切欠部25cが係合する。このスライドフオーク25
A,25Bの上昇と同期して作業テーブル2のクランプレー
ル3がゆるめ位置に上昇されてクランプが解除され、ス
ライドフオークによりパレット27A,27Bが持ち上げられ
る。次いで油圧シリンダ12の後室に圧油が送られてラッ
ク13が前進し、ピニオン9,スライドカラー32を介してス
ライドフオーク25A,25Bが時計回りに180°旋回され、新
ワークが取付けられたパレット27Bが作業テーブル2上
に、また加工済ワークが取付けられているパレット27A
が、ワーク着脱テーブル5上に割出される。次いで油圧
シリンダ22の後室に圧油が送られてラック23が前進し、
リフトカム19が180°旋回されて、スライドフオーク25
A,25Bが待機位置に下降され、同時にクランプレール3
が下側のクランプ位置に移動してパレット27Bが作業テ
ーブル2上に丸座26を介して載置クランプされ、同時に
パレット27Aが丸座29を介してワーク着脱テーブル5上
に載置される。そしてスライドカラー32の凸部32aとス
ライドフオークの切欠き部25cの係合が外れて、スライ
ドフオークの水平移動が可能となり、パレット四隅の段
差端面27cがスライドフオークの座25bから離れてパレッ
トの旋回が自由となる。そして油圧シリンダ12の前室に
圧油が送られてラック13が後退され、ピニオン9,スライ
ドリング32が180°逆回転されて前の姿勢に戻る。
次いで作業テーブル2上のパレット27Bに取付けられて
いる新しいワークに対する切削加工が開始されて、作業
テーブル2がX軸方向に移動されると、スライドフオー
ク25Bもパレット27Bに追従して水平移動する。またワー
ク着脱テーブル上のパレット27Aは作業者によって位置
決めが解除されて旋回可能となり、ワークの着脱が行わ
れる。
発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。
それぞれに水平移動可能な2個スライドフオークにより
常時パレットを保持し、切削加工中のパレットを保持す
るスライドフオークを追従移動するようになしたので、
自動パレット交換時にパレットグリップアームの開閉又
は旋回動作がなくなりサイクルタイムを短縮することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の自動パレット交換装置の断面図、第
2図は第1図の要部拡大図、第3図は第1図の上視図、
第4図は第1図の部分図、第5図は本実施例の自動パレ
ット交換装置の斜視機構図、第6図は従来のロータリテ
ーブル付自動パレット交換装置の上視図、第7図は従来
の2面旋回式自動パレット交換装置の上視図である。 9,21……ピニオン、11……旋回支軸 12,22……油圧シリンダ、13……ラック 18……カム軸、19……リフトカム 23……ラック 24A,24B……スライドガイド 25A,25B……スライドフオーク 27A,27B……パレット、30……ピン 32……スライドカラー、33……ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パレットを円軌跡を描いて移動させること
    により交換を行う二面旋回式自動交換パレット装置にお
    いて、水平かつ平行な複数の案内を有する旋回及び上下
    移動可能な旋回支軸と、前記それぞれの案内に沿って単
    独に移動可能な2個のスライドフオークと、前記旋回支
    軸を介して該スライドフオークを上下移動させるリフト
    アップ部材と、前記スライドフオークを180°旋回割出
    しする旋回駆動部材と、前記スライドフオークにより持
    ち上げられて旋回移動されるとともに常時保持される2
    個のパレットとを含んでなり、加工中のパレットにスラ
    イドフオークが追従して移動することを特徴とする自動
    パレット交換装置。
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